JPH09108727A - 乾式潤滑された金属線条のための線条延伸機 - Google Patents

乾式潤滑された金属線条のための線条延伸機

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JPH09108727A
JPH09108727A JP8074423A JP7442396A JPH09108727A JP H09108727 A JPH09108727 A JP H09108727A JP 8074423 A JP8074423 A JP 8074423A JP 7442396 A JP7442396 A JP 7442396A JP H09108727 A JPH09108727 A JP H09108727A
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JP
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tubular body
support
drawing machine
filament
die
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JP8074423A
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Giulio Lisciani
ギウリオ リスチアニ
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R LISCIANI TRAFILERIE E DIVISIONE DYN AUTOM IND SNC
R RISUCHIANI TORAFUIRURII I DEIBUIJIONE DEIN OOTOMACHIONE IND SNC
RISUCHIANI TORAFUIRURII I DEIB
Original Assignee
R LISCIANI TRAFILERIE E DIVISIONE DYN AUTOM IND SNC
R RISUCHIANI TORAFUIRURII I DEIBUIJIONE DEIN OOTOMACHIONE IND SNC
RISUCHIANI TORAFUIRURII I DEIB
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21CMANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
    • B21C3/00Profiling tools for metal drawing; Combinations of dies and mandrels
    • B21C3/02Dies; Selection of material therefor; Cleaning thereof
    • B21C3/12Die holders; Rotating dies
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    • B21C9/00Cooling, heating or lubricating drawing material
    • B21C9/005Cold application of the lubricant

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 簡単な構成を有しかつ低価格で小型で、良好
な延伸効率を有してなる線条延伸機を得る。 【解決手段】 ダイス3を包含しかつこのダイスを固定
するための、管状体内部で金属線条2のための導入端か
ら導出端まで延長されている空洞部7を有する管状体4
と、管状体に連結された作動手段の操作において前記管
状体が回転することができるように、管状体がこの支持
体に回転可能に同軸的に装着されており、そしてダイス
のための冷却流体チャンバ11を備えてなる支持体8およ
び支持体の上方に配され、そして、線条回りに回転する
ように管状体と接続されてなる粉状潤滑剤のための容器
であって、粉状潤滑剤にダイスに向う螺旋運動を付与
し、これによって金属線条がダイスへと導入される前に
金属線条を潤滑する容器10を備えてなる工具搭載装置を
有してなる金属線状のための乾式潤滑型線条延伸機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の要約】管状体であって、ダイスを包含しかつこ
のダイスを固定するために、当該管状体内部で金属線条
のための導入端から導出端まで延長されている空洞部を
有する管状体;前記管状体の支持体であって、前記管状
体に連結された作動手段の操作において前記管状体が回
転することができるように、前記管状体がこの支持体に
回転可能に同軸的に装着されており、そして前記ダイス
のための冷却流体チャンバを備えてなる支持体;および
前記管状体用支持体の上方に配され、そして、前記線条
回りに回転するように前記管状体と接続されてなる粉状
潤滑剤のための容器であって、前記粉状潤滑剤に前記ダ
イスに向う螺旋運動を付与し、これによって金属線条が
ダイスへと導入される前に金属線条を潤滑する容器;を
備えてなる工具搭載装置を有してなることを特徴とす
る、金属線状のための乾式潤滑型線条延伸機。
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、管状体であって、
少なくとも1つのダイスを包含しかつこのダイスを固定
するための、当該管状体内部で金属線条のための導入端
から導出端まで延長されている空洞部を有する管状体;
前記管状体の支持体であって、金属線条によって引起さ
れる前記ダイスの摩耗を均一なものとなすために、前記
ダイスの回転が生じるように、管状体に連結された作動
手段の操作において前記管状体が回転することができる
ように、前記管状体がこの支持体に回転可能に装着され
ており、そして前記ダイスのための冷却流体チャンバを
備えてなる支持体;粉状潤滑剤のための容器であって、
金属線条の前記ダイスへの導入前に金属線条を潤滑する
ように、管状体用支持体と連結された容器;を備えてな
る回転する工具搭載装置を有してなる、金属線状のため
の乾式潤滑型線条延伸機に関するものである。
【0003】上記したような形式の線条延伸装置は公知
であり、このうちの1つは同一出願人によってイタリア
に出願された先行する特許出願において説明されてい
る。公知のように、線条延伸機は、一列に配された一連
の延伸部を有しており、これを通って線条はその断面を
段階的に減じていく。
【0004】これらの各線条延伸機は、粉状潤滑剤用容
器と組合された1ないしそれ以上の工具搭載装置を備え
ている。この容器は、該線条延伸機の構成に静止固定さ
れ、そして前記ワイヤはワイヤに潤滑剤が付着するよう
にここを通過する。通常この容器は、完全に密閉されて
おり、また、主として水平に延長された実質的に平行六
面体形状を有しており、さらに、水平配列において線条
延伸機に沿った線条の移動方向において該容器の下流側
に、該容器に装着されたダイス支持体を有している。
【0005】前記容器は、内部に機械的撹拌機を備えて
いる。この撹拌機の目的は、潤滑剤中に撹拌流をもたら
すこと(なお潤滑剤それ自身の高い揮発性によっても助
長される。)であり、これによって、ダイスにおける操
作に既に使用された潤滑剤が、容器中において多量の未
使用の潤滑剤と連続的に再混合されることが可能とな
る。このことは、前記潤滑剤がダイスの入口部で絶えず
残った場合にも起るであろう、延伸効率の低下をなくす
ことができる。
【0006】このような工具搭載装置は、大きな総寸法
および顕著な構造的複雑さを有しており、このことは、
半完成出発製品と比較した最終製品の寸法減少の大きな
割合で特徴づけられる高出力線条延伸機の場合にのみ、
その使用が適当であるものとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、簡
単な構成を有し、かつ低価格で小型であり、その結果、
公知の工具搭載装置で得られるものに匹敵する延伸効率
を有して、経済的により有利な構造的解決を得ることの
出来る線条延伸機、特に、最終製品より若干大きな寸法
を有する半完成製品から得られる細い線条の製造に必要
とされるような低出力延伸に用いられる線条延伸機を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的のため、本発明
に係る線条延伸機は、ダイス支持体内部に含まれる管状
体で束縛されそして線条回りに回転運動を与えるような
条件において、ダイス支持体上方に潤滑剤容器を支持し
てなる工具搭載装置を備えている。この組合された配列
の結果として、粉状潤滑剤は、下方に位置するダイスに
向って、重力によって、そしてまた潤滑剤それ自体へと
埋入された静止した攪拌子と組合せによって、下降し、
同時に、旋転する容器によってこれに与えられる同伴運
動(entraining movement)による回転運動を得る。これ
は、潤滑剤それ自身の十分かつ定常的な再混合をもたら
すことを意図する、ダイスに向う粉状潤滑剤の全体的な
螺旋運動をもたらすものである。
【0009】前記容器は、好ましくは、前記線条に関し
て対称に形成され、また容易に取外し可能なように、さ
らにダイスを検査および/または交換するためにダイス
に対して最大限に接近容易とすることと、線条がたまた
ま切断されそしてダイスに再度線条を通さなければなら
ない操作を最大限容易なものとすることの双方を可能と
するように、前記管状体へと挿入され得る。
【0010】前記容器はさらに、ダイスの内部に線条が
挿入された状態であっても、容易に取外し、ないしスリ
ーブ上に再組付けできるように、相互に組付け可能な部
品群によって構成されている。この工具搭載装置のさら
なる利点は、容器内部での潤滑剤の移動の優れた均一性
によって、潤滑剤を容器内部に容易に検査および充填す
ることを可能とする定常的に解放された装填部を提供す
ることが可能となるように容器の構成を単純化できると
いう事実によって提供される。
【0011】さらにまた、ダイス支持体上方の前記容器
の位置によって、平面図において小さな寸法を有する垂
直的に延長された支持体構造を提供することが、特に数
回の延伸段階を有する線条延伸機の場合において、可能
となる。なお、この構造においては、各容器および支持
体の整合をもって、複数の装置が他のものの上部に装着
される。
【0012】ダイス保持体にさらに接近することを容易
とするために、特に垂直構造を有する線条延伸機におい
て、本発明に係る線条延伸機は、工具搭載装置を線条延
伸機の構造に脱着可能に固定できる迅速固定・解放手段
を備えた特別な固定用ブラケットを設けられている。こ
のことは、完全な工具搭載装置が線条延伸機から取外さ
れることを可能とし、そしてこれによって、線条を再度
通す必要がある場合に、線条延伸機の操作を検査する責
を負う人員に対しての最大限の容易さをもって、前記ダ
イスに容易に接近できる。前記支持体はまた、ダイスに
対する冷却流体を供給するダクトを備えており、その取
付部は、ダイス冷却チャンバへのこの流体を供給するダ
クトの接続が、前記工具積載装置が支持体上における作
動位置に装着されることを可能とするものと同一の単回
操作によって、自動的に行なわれるような位置に設けら
れている。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のさらなる利点および特徴
は、本発明を何ら限定するものではない純粋に一例とし
ての本発明の一実施形態を示す添付図面を参照した、以
下の詳細な記述によってより明らかなものとなるであろ
う。
【0014】図1は本発明に係る線条延伸機の全体的な
前方斜視図であり、図2は図1の線条延伸機の全体的な
後方斜視図であり、図3は一部の部品を除き他の部品が
より明確に見ることができるようにした、本発明の細部
の、より拡大された全体的な平面図であり、図4は図3
のIV-IV線に沿って断面された、拡大された図3に示す
細部の拡大断面図であり、また図5は本発明の別の細部
の平面図である。
【0015】図1を参照することによって、本発明が、
実質的に、金属線条(2)のための乾式潤滑を伴なう線
条延伸機(29)におけるものであることが着目でき
る。この線条延伸機(29)は、垂直に配列された延伸
部(30)群を有しており、そしてこれらを通して、該
線条延伸機(29)の頂部(32)から供給される金属
線条(2)が、その底部(33)の領域において該線条
延伸機(29)から脱出するまでの間、その断面の段階
的な減縮を受ける。
【0016】より詳細には、各延伸部(30)は、一般
的にモータ駆動されるキャプスタン(capstan)(31)
を有しており、そしてこれにおいて、金属線条(2)
は、該キャプスタン(31)それ自身から次の延伸部
(30)のキャプスタンへと通過する際に、交互に接線
的に脱捲および再捲される。
【0017】キャプスタン(31)の各対の間で、線条
延伸機(29)は工具搭載装置(1)を備えている。こ
の工具搭載装置(1)は、管状体用支持体(8)に同軸
的に装着された管状体(4)と、粉状潤滑剤のための容
器(10)とから実質的に構成され、そして該管状体と
該容器は垂直に配列されている(図4)。
【0018】管状体(4)は、金属線条(2)に対し
て、導入端(5)から導出端(6)へと延長された空洞
(7)を有しており、金属線条(2)に沿って整列され
かつ一方が他方の延長として配列された好ましくは2つ
のダイス(3)を包含しかつ固定するのに適したものと
されている。
【0019】管状体(4)に対する前記支持体(8)
は、管状体(4)それ自体を回転可能に支持している。
これによって、連結された作動手段(9)の操作におい
て管状体(4)が回転することを可能とし、ダイス
(3)の旋転が生じるようにして、操作時において金属
線条(2)の摩擦によってもたらされる磨耗を均一なも
のとなしている。
【0020】前記作動手段(9)は、周知の形式のいず
れかのものであるが、好ましくは、1対の歯車(33,
34)を有し、これらのうちの被動歯車(33)は管状
体(4)へと機械的に接続され、一方、駆動歯車(3
4)は、モータ駆動されるシャフト(36)によって駆
動されるフレキシブルベルト伝達器(35)からの運動
を受取る。
【0021】図4から理解できるように、管状体(4)
のための支持体(8)は、管状体(4)を囲繞する冷却
流体チャンバ(11)を備えており、これによって管状
体(4)に収納されているダイス(3)を冷却すること
ができる。粉状潤滑剤のための容器(10)は、管状体
(4)のための支持体(8)に連結されており、これに
よってダイス(3)へと金属線条(2)が導入される前
に金属線条(3)に潤滑付与することができる。
【0022】より詳しく述べると、前記潤滑剤容器(1
0)は、前記線条延伸機(29)へ固定されそして潤滑
剤中へと埋入された静止した攪拌子(60)を有してい
る。前記容器(10)はさらにまた、管状体(4)のた
めの支持体(8)の上部に配されており、そして管状体
へと接続され、金属線条(2)回りに管状体と共に回転
することができるようにされている。これによって、容
器中に含まれる粉状潤滑剤に対して、攪拌子(60)と
共働して、ダイス(3)へと向う螺旋流れを付与する。
好ましくは容器(10)は、円錐台形状のカップからな
る、金属線条(2)に関して対称である回転立体の形態
を有する。さらに好ましくは、容器は前記管状体(4)
と取外し可能に連結され、この目的のために、相補的手
法において成型された、管状体(4)の相応する空洞
(14)内に係合するための成型された端部(13)を
有する。最も好ましくは、容器は2つの同等な構成部品
(12a,12b)によって形成され、これらは1つと
なって最終的なカップ形状の容器(10)を形成するよ
うに互いに組付けられることができるようにされてい
る。これによって、金属線条(2)がダイス(3)に挿
入されている場合でも管状体(4)と便宜良く連結され
ることができる。
【0023】前記容器(10)は、その上部において、
解放されそして頂部に位置する、潤滑剤を装填するため
の部位(15)を有しており、潤滑剤が容易に検査さ
れ、必要とされる際に迅速に補充することができるよう
にされている。図3および4から理解されるように、詳
述した工具搭載装置は、好ましくは線条延伸機(29)
の垂直構造部(16)に取外し可能なように取付けられ
ている。この目的のために、線条延伸機(29)は、実
際には、管状体(4)用支持体(8)の脱着自在な取付
けのための座部(18)を有する固定用ブラケット(1
7)を備えている。
【0024】このブラケット(17)はさらに、迅速固
定・解除手段(19)を備えており、これによって、ダ
イス(3)が操作状態にある際に、前記管状体(4)用
支持体(8)が前記座部(18)に安定に固定されるこ
とができるが、非操作状態においては線条延伸機(2
9)から取外すことができるようにしている。
【0025】さらにまた、ブラケット(17)は、管状
体(4)の支持体(8)を冷却するためにチャンバ(1
1)に供給することを意図された流体を搬送するための
ダクト(21)を備えている。図4から理解できるよう
に、前記座部(18)は、ダイス支持体(8)がスライ
ド的に装着される水平ガイド(20)を有しており、金
属線条(2)を横断して、非操作位置から、管状体
(4)用支持体(8)が固定用ブラケット(17)の当
該座部(18)と連結される操作位置へと、管状体用支
持体が移動可能なようにされている。
【0026】このガイド(20)は、ブラケット(1
7)上へとダイス支持体(8)を係合し挿入するための
第1の開放端(24)と、これと反対側の第2の閉塞端
(25)を有している。閉塞端(25)において、前記
座部(18)は、支持体(8)を冷却するチャンバ(1
1)に流体を供給する流体ダクト(21)の取付部(2
2)を有している。
【0027】前記座部(18)におけるこの取付部(2
2)の位置は、管状体(4)用支持体(8)が座部(1
8)に装着された際、支持体(8)に設けられた取付部
とこの座部(18)における取付部との間の流体接続が
自動的に可能となるような位置である。
【0028】前記固定・解除手段(19)は、ガイド
(20)の解放端(24)においてブラケット(17)
にヒンジ接合された構成部品(26)を有する。このヒ
ンジ構成部品(26)は、管状体(4)用支持体(8)
がガイド(20)の内部へと自由に移動できる一終点か
ら、管状体(4)用支持体(8)がガイド(20)の閉
塞端(25)へと押圧されるもう一つの終点へと移動可
能である。
【0029】ダクト(21)の取付部(22)の領域に
おける液密性をさらにより効果的なものとなすために、
ブラケット(17)はさらに、管状体(4)用支持体
(8)と係合することのできる、前記ヒンジ部材(2
6)で支持された押付部材(27)を有しており、これ
によって第2の閉塞端へと支持体(8)を押圧し、ここ
において前記取付部(22)のシールされた接続を形成
することができる。
【0030】図3から理解できるように、押付部材(2
7)の単純な構成は、管状体(4)用支持体(8)上に
係合可能な有効端(35)と、押付け部材(27)の操
作のためのノブ(37)を備えてなる反対端(36)と
を有する、前記ヒンジ部材(26)と螺着されたねじ付
ロッド(34)からなるものとすることができる。
【0031】上記した固定用ブラケット(17)は、完
全な工具搭載装置(1)が線条延伸機(1)から取外さ
れることを便宜良く可能とするものであるため、線条延
伸機(29)の操作を検査する際に、オペレーターは極
めて容易にそのすべての部品に接近することができる、
あるいはまた作動部(30)群のいくつかのみを用いて
伸線操作を完全に行なうことができるような場合におい
て、1ないしそれい以上の作動部(30)を線条延伸機
から取外すことができることとなる。しかしながら、こ
のような操作の実行は、ブラケット(17)のダクト
(21)からの冷却流体の漏洩の可能性をもたらす。こ
の欠点を解消するために、ブラケット(17)は、冷却
流体を遮断する手段(23)を備えている。この遮断手
段(23)の1つの単純な構造形式は、図5に示される
ように、前記した管状体(4)用支持体(8)と同一形
状に成型された鋼製ストッパ(28)に形成されるもの
であり、管状体(4)用支持体(8)に代わり、これと
同様にしてブラケット(17)の座部(18)をこのス
トッパ(28)で補うことで、工具搭載装置(1)が非
操作状態にある、すなわち取外された場合における冷却
流体供給ダクト(21)を遮断するすることができる。
なお、この遮断手段は、上記のものと機能的に等価な多
くの方法において形成することが可能である。
【0032】以上のように考慮してきた本発明は、数多
くの変更ないし改造が可能であるが、これらのすべては
本発明の発想の範囲内に含まれるものである。さらに、
すべての細部が、技術的に等価な要素によって置換可能
である。実際に、上記した特許請求の範囲の記載の範囲
内において、改造および/または改良が明らかに可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明に係る線条延伸機の全体的な前
方斜視図である。
【図2】 図2は図1の線条延伸機の全体的な後方斜視
図である。
【図3】 図3は本発明の線条延伸機の細部のより拡大
された全体的な平面図である。
【図4】 図4は図3のIV-IV線に沿って断面された、
拡大された図3に示す細部の拡大断面図である。
【図5】 図5は本発明の別の細部の平面図である。
【符号の説明】
1…工具搭載装置 2…金属線条 3…ダイス 4…管状体 60…攪拌子 7…空洞 8…管状体用支持体 10…粉状潤滑剤のための容器 11…冷却流体チャンバ 17…ブラケット 29…線条延伸機 30…延伸部 31…キャプスタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596047160 Via G. Pascoli N. 42, 63013 GROTTAMMARE ITALY (72)発明者 リスチアニ ギウリオ イタリア国、63013 グロッタムメール、 ヴィア ナポリ エヌ.18.

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状体であって、少なくとも1つのダイ
    スを包含しかつこのダイスを固定するための、当該管状
    体内部で金属線条に対する導入端から導出端まで延長さ
    れている空洞部を有する管状体;前記管状体のための支
    持体であって、金属線条によって引起される前記ダイス
    の摩耗を均一なものとなすために、前記ダイスの回転が
    生じるように、前記管状体に連結された作動手段の操作
    において前記管状体が回転することができるように、前
    記管状体がこの支持体に回転可能に装着されており、そ
    して前記ダイスのための冷却流体チャンバを備えてなる
    支持体;および金属線条の前記ダイスへの導入前に金属
    線条を潤滑することができるように、前記管状体用支持
    体と関連させてなる、粉状潤滑剤のための容器であっ
    て、前記潤滑剤容器は、前記管状体用支持体の上方に配
    され、そして、線条回りに前記管状体と共に回転するよ
    うに前記管状体と接続されてなり、その内部に収容され
    た粉状潤滑剤に前記ダイスに向う螺旋運動を付与する容
    器;を備えてなる工具搭載装置を少なくとも1つ有して
    なることを特徴とする、金属線状のための乾式潤滑型線
    条延伸機。
  2. 【請求項2】 前記潤滑剤容器が、潤滑剤それ自体の中
    へと埋入される攪拌子を含むものである請求項1に記載
    の線条延伸機。
  3. 【請求項3】 前記容器と前記管状体とが、一方に対し
    て取外し可能とできるように形成されているものである
    請求項1に記載の線条延伸機。
  4. 【請求項4】 前記容器は、金属線条に関して対称的な
    回転立体の形態を有するものである請求項1に記載の線
    条延伸機。
  5. 【請求項5】 前記容器は、前記ダイスの内部に線条が
    挿入された状態においても前記管状体と連結可能な該容
    器を1つに集って形成するように、互いに組付け可能な
    少なくとも2つの部材から構成されるものである請求項
    3に記載の線条延伸機。
  6. 【請求項6】 前記容器は、前記管状体の相応する空洞
    に係合するための成型された端部を有するものである請
    求項3に記載の線条延伸機。
  7. 【請求項7】 前記容器がカップ形状である請求項4に
    記載の線条延伸機。
  8. 【請求項8】 前記容器が、頂部において開放された、
    潤滑剤を装填するための部位を有するものである請求項
    7に記載の線条延伸機。
  9. 【請求項9】 少なくとも2つの前記工具搭載装置を、
    それぞれの有する容器と、それぞれの有するこれに連結
    されてなる管状体用支持体とを垂直に整合させ、一方の
    前記搭載装置の上部に他方の搭載装置が位置するよう
    に、装着してなる垂直構造部を有するものである請求項
    1に記載の線条延伸機。
  10. 【請求項10】 前記工具搭載装置が取外し可能なもの
    として前記垂直構造部に装着されているものである請求
    項9に記載の線条延伸機。
  11. 【請求項11】 前記線条延伸機が、前記管状体用支持
    体を脱着自在に装着するための座部を有する、前記工具
    搭載装置を垂直構造部に固定するためのブラケットを備
    えてなり、また該ブラケットが、前記ダイスが操作状態
    にある際には前記管状体用支持体を前記座部の内側で該
    ブラケットに安定に固定する一方で、非操作状態におい
    てはこれを取外し可能なものとする迅速固定・解除手段
    を有することを特徴とする請求項9に記載の線条延伸
    機。
  12. 【請求項12】 前記固定用ブラケットが、前記管状体
    用支持体へ冷却流体を供給するためのダクトを備えてな
    り、該ダクトが前記管状体用支持体を脱着自在に装着す
    るための前記座部における取付部位に設けられ、前記管
    状体用支持体が前記座部に装着された際に、該ダクト
    が、前記管状体用支持体に設けらえた相応する取付部と
    連結できるものとされていることを特徴とする請求項1
    1に記載の線条延伸機。
  13. 【請求項13】 前記管状体用支持体を脱着自在に装着
    するための前記座部が、前記管状体用支持体を、前記金
    属線条を横切って、非操作位置から前記管状体用支持体
    が固定用ブラケットの当該座部と連結される操作位置へ
    と移動させるように、スライド的に装着する水平ガイド
    を有するものである請求項11に記載の線条延伸機。
  14. 【請求項14】 前記線条延伸機が、前記管状体用支持
    体の非操作状態において機能することのできる冷却流体
    遮蔽手段を有するものである請求項12に記載の線条延
    伸機。
  15. 【請求項15】 前記ガイドが、前記固定用ブラケット
    に前記管状体用支持体を係合するための第1の開放端
    と、該管状体用支持体の取付部位を備えた第2の閉塞端
    とを有し、また前記固定・解除手段が、前記ガイドの開
    放端において固定用ブラケットにヒンジ接合された少な
    くとも1つの構成部品を有し、そしてこのヒンジ構成部
    品は、前記管状体用支持体がガイドの内部へと自由に移
    動できる一終点から、前記管状体用支持体がガイドの閉
    塞端へと押圧されるもう一つの終点へと移動可能とされ
    ていることを特徴とする請求項13に記載の線条延伸
    機。
  16. 【請求項16】 前記固定用ブラケットが、前記ヒンジ
    構成部品で支持された、前記管状体用支持体と係合する
    ことのできる押付部材を有しており、これによって第2
    の閉塞端へと前記支持体を押圧し、ここにおいて前記取
    付部のシールされた接続を形成することができるものと
    されていることを特徴とする請求項15に記載の線条延
    伸機。
  17. 【請求項17】 前記冷却流体遮断手段が、前記固定用
    ブラッケットのダクトが冷却流体を供給することを遮断
    するように、前記管状体用支持体に代えて前記固定用ブ
    ラケットの座部に連結することのできるストッパを有す
    るものである請求項14に記載の線条延伸機。
  18. 【請求項18】 前記押付部材が、管状体用支持体上に
    係合可能な有効端と当該押付部材の操作のためのノブを
    備えてなる反対端とを有する、前記ヒンジ構成部品と螺
    着されたねじ付ロッドからなるものである請求項16に
    記載の線条延伸機。
JP8074423A 1995-03-28 1996-03-28 乾式潤滑された金属線条のための線条延伸機 Pending JPH09108727A (ja)

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