JP3011305B2 - 長尺体の切断装置 - Google Patents
長尺体の切断装置Info
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- fixed blade
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- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/108—Used wire disposal devices
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D31/00—Shearing machines or shearing devices covered by none or more than one of the groups B23D15/00 - B23D29/00; Combinations of shearing machines
- B23D31/008—Cutting-up scrap
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
- B26D—CUTTING; DETAILS COMMON TO MACHINES FOR PERFORATING, PUNCHING, CUTTING-OUT, STAMPING-OUT OR SEVERING
- B26D1/00—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor
- B26D1/01—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work
- B26D1/12—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis
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- B26D1/38—Cutting through work characterised by the nature or movement of the cutting member or particular materials not otherwise provided for; Apparatus or machines therefor; Cutting members therefor involving a cutting member which does not travel with the work having a cutting member moving about an axis with a non-circular cutting member moving about an axis parallel to the line of cut and coacting with a fixed blade or other fixed member
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B26—HAND CUTTING TOOLS; CUTTING; SEVERING
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- B26D7/00—Details of apparatus for cutting, cutting-out, stamping-out, punching, perforating, or severing by means other than cutting
- B26D7/26—Means for mounting or adjusting the cutting member; Means for adjusting the stroke of the cutting member
- B26D7/2614—Means for mounting the cutting member
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/048—Crimping apparatus or processes
- H01R43/055—Crimping apparatus or processes with contact member feeding mechanism
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T83/00—Cutting
- Y10T83/465—Cutting motion of tool has component in direction of moving work
- Y10T83/4766—Orbital motion of cutting blade
- Y10T83/4795—Rotary tool
- Y10T83/4847—With cooperating stationary tool
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気回路に使用される
ワイヤハーネスの製造工程において複数の端子を連鎖状
に連結した端子キャリヤ、あるいはワイヤ電極放電加工
機に使用されるワイヤ、電線等のように可撓性を有する
長尺体を細片に切断するために用いる長尺体の切断装置
に関する。
ワイヤハーネスの製造工程において複数の端子を連鎖状
に連結した端子キャリヤ、あるいはワイヤ電極放電加工
機に使用されるワイヤ、電線等のように可撓性を有する
長尺体を細片に切断するために用いる長尺体の切断装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】ワイヤーハーネスを製造するに際し、導
体と端子とを接続する工程においては、通常、図７に示
すように、帯状の金属板をプレス加工することにより、
複数の端子ａが所定の間隔を置いて端子キャリアｂに連
結された形態の連鎖端子ｃを形成し、導体との圧着工程
などに連鎖端子ｃを供給して連続的に各端子ａに導体を
接続した後、端子キャリアｂと端子ａとを切り離すと同
時に、切り離された端子キャリアｂを端子ａ一個分毎に
切断して排出している。
体と端子とを接続する工程においては、通常、図７に示
すように、帯状の金属板をプレス加工することにより、
複数の端子ａが所定の間隔を置いて端子キャリアｂに連
結された形態の連鎖端子ｃを形成し、導体との圧着工程
などに連鎖端子ｃを供給して連続的に各端子ａに導体を
接続した後、端子キャリアｂと端子ａとを切り離すと同
時に、切り離された端子キャリアｂを端子ａ一個分毎に
切断して排出している。
【０００３】上述の端子キャリアｂのような可撓性長尺
体を小片に切断するための装置としては、従来、切断さ
れた端子キャリアｂの飛散を防止するため、端子キャリ
アｂを導体との圧着時には個々の小片に切断せずに帯状
のまま取り出し、別場所において図８に示すような端子
キャリア切断装置Ｋを用いてチップ状の小片に切断する
と共に、その収集を行っている。
体を小片に切断するための装置としては、従来、切断さ
れた端子キャリアｂの飛散を防止するため、端子キャリ
アｂを導体との圧着時には個々の小片に切断せずに帯状
のまま取り出し、別場所において図８に示すような端子
キャリア切断装置Ｋを用いてチップ状の小片に切断する
と共に、その収集を行っている。
【０００４】端子キャリア切断装置Ｋは、ソレノイドま
たは油圧シリンダによって往復運動する摺動刃駆動部ｄ
と、摺動刃駆動部ｄに連結された摺動刃ｅと、コ字形の
固定刃ｆと、摺動ガイド板ｇとから成り、摺動ガイド板
ｇの下には切断された端子キャリアｂのチップ状の小片
を収集するためのチップ箱ｈを備えている。コ字形の固
定刃ｆと摺動刃ｅで形成される角孔ｉに端子キャリアｂ
を供給し、摺動刃駆動部ｄによって摺動刃ｅを矢印方向
に往復運動させ、端子キャリアｂの切断を行っている。
たは油圧シリンダによって往復運動する摺動刃駆動部ｄ
と、摺動刃駆動部ｄに連結された摺動刃ｅと、コ字形の
固定刃ｆと、摺動ガイド板ｇとから成り、摺動ガイド板
ｇの下には切断された端子キャリアｂのチップ状の小片
を収集するためのチップ箱ｈを備えている。コ字形の固
定刃ｆと摺動刃ｅで形成される角孔ｉに端子キャリアｂ
を供給し、摺動刃駆動部ｄによって摺動刃ｅを矢印方向
に往復運動させ、端子キャリアｂの切断を行っている。
【０００５】このような端子キャリア切断装置Ｋにおい
ては、摺動刃ｅを駆動する際、負荷と無負荷時の差が非
常に大きく、装置全体が移動するほどの振動や騒音が発
生する。また、ソレノイドを使用した場合は、電気回路
にタイマー、リレー等を必要とするだけでなく、周囲に
電気的ノイズによる悪影響を及ぼすこともあるなどの欠
点を有している。
ては、摺動刃ｅを駆動する際、負荷と無負荷時の差が非
常に大きく、装置全体が移動するほどの振動や騒音が発
生する。また、ソレノイドを使用した場合は、電気回路
にタイマー、リレー等を必要とするだけでなく、周囲に
電気的ノイズによる悪影響を及ぼすこともあるなどの欠
点を有している。
【０００６】そこで、本出願人は、図９に示すような端
子キャリア切断装置Ｌを提案した（特願平４−２３１９
１９号）。端子キャリア切断装置Ｌは、モータで駆動さ
れるカムｊの回転に従って動刃桿ｋが支持軸ｍを中心と
して揺動し、動刃桿ｋの縁部に設けた刃先（図示せず）
と固定刃ｎが離接して、動刃桿ｋの刃先と固定刃ｎの間
に供給された端子キャリアｂを断続的に切断するように
している。
子キャリア切断装置Ｌを提案した（特願平４−２３１９
１９号）。端子キャリア切断装置Ｌは、モータで駆動さ
れるカムｊの回転に従って動刃桿ｋが支持軸ｍを中心と
して揺動し、動刃桿ｋの縁部に設けた刃先（図示せず）
と固定刃ｎが離接して、動刃桿ｋの刃先と固定刃ｎの間
に供給された端子キャリアｂを断続的に切断するように
している。
【０００７】したがって、従来の摺動刃ｅの往復運動と
は異なり、振動や騒音が少なく構造も小型で簡素化され
る利点はあるが、動刃桿ｋの揺動によって切断を行うた
め切断速度の高速化および切断長さの短小化に限界があ
り、切断工程の生産性の向上並びに微細な切断ができな
いなどの問題点を有している。
は異なり、振動や騒音が少なく構造も小型で簡素化され
る利点はあるが、動刃桿ｋの揺動によって切断を行うた
め切断速度の高速化および切断長さの短小化に限界があ
り、切断工程の生産性の向上並びに微細な切断ができな
いなどの問題点を有している。
【０００８】また、可撓性を有する長尺体の切断装置と
して、ワイヤ電極放電加工機の電極として使用されたワ
イヤを細断する切断装置がある。
して、ワイヤ電極放電加工機の電極として使用されたワ
イヤを細断する切断装置がある。
【０００９】ワイヤ電極放電加工機は、送り出しリール
と巻き取りリールとによって電極としてのワイヤを常時
移動させ、そのワイヤと加工テーブル上に固定された成
形用金型との間に放電を発生させながら、加工テーブル
を微細に移動させることにより、金型に所定の形状の穴
を穿設するようにしている。電極として使用されるワイ
ヤ径は、通常０．１〜０．３ｍｍ程度のものが使用さ
れ、送り出しリールに巻かれた約５ｋｇのワイヤが８０
〜２５０ｍｍ／ｓｅｃの速度で連続的に供給される。
と巻き取りリールとによって電極としてのワイヤを常時
移動させ、そのワイヤと加工テーブル上に固定された成
形用金型との間に放電を発生させながら、加工テーブル
を微細に移動させることにより、金型に所定の形状の穴
を穿設するようにしている。電極として使用されるワイ
ヤ径は、通常０．１〜０．３ｍｍ程度のものが使用さ
れ、送り出しリールに巻かれた約５ｋｇのワイヤが８０
〜２５０ｍｍ／ｓｅｃの速度で連続的に供給される。
【００１０】近年、ワイヤ電極放電加工機においては、
その排出ローラから繰り出された使用済みのワイヤは、
そのままでは再使用できないため、巻き取りリールに巻
き取らず、排出ローラから直接、ワイヤ受入れ容器へ順
次垂れ流し状に一旦収容し、まとめて溶解して再利用す
る方が有利であるとされている。なお、ワイヤの自動結
線機能を備えたワイヤ電極放電加工機の場合は、一般に
垂れ流し方式にせざるを得ない。
その排出ローラから繰り出された使用済みのワイヤは、
そのままでは再使用できないため、巻き取りリールに巻
き取らず、排出ローラから直接、ワイヤ受入れ容器へ順
次垂れ流し状に一旦収容し、まとめて溶解して再利用す
る方が有利であるとされている。なお、ワイヤの自動結
線機能を備えたワイヤ電極放電加工機の場合は、一般に
垂れ流し方式にせざるを得ない。
【００１１】かかる垂れ流し方式の場合、使用済みワイ
ヤを継続してワイヤ受入れ容器に収容すれば、そのワイ
ヤは嵩高く累積されて、ワイヤの見かけ比重は約３０分
の１程度となり、ワイヤの占める空間容積は極めて大き
く、短時間で容器からオーバーフローし、ワイヤの上昇
に伴ってワイヤ電極放電加工機の排出ローラにワイヤが
絡みつくことがある。
ヤを継続してワイヤ受入れ容器に収容すれば、そのワイ
ヤは嵩高く累積されて、ワイヤの見かけ比重は約３０分
の１程度となり、ワイヤの占める空間容積は極めて大き
く、短時間で容器からオーバーフローし、ワイヤの上昇
に伴ってワイヤ電極放電加工機の排出ローラにワイヤが
絡みつくことがある。
【００１２】したがって、運転中に作業者が頻繁に使用
済みワイヤの流れを監視する必要があり、その処理の作
業も煩雑で自動化を妨げる要因となっていた。そこで、
使用済みワイヤを細片に切断することが考えられ、たと
えば実開平２−３８１４１号公報には、図１０に示すよ
うな、放電加工機用ワイヤ切断装置Ｍが提案されてい
る。
済みワイヤの流れを監視する必要があり、その処理の作
業も煩雑で自動化を妨げる要因となっていた。そこで、
使用済みワイヤを細片に切断することが考えられ、たと
えば実開平２−３８１４１号公報には、図１０に示すよ
うな、放電加工機用ワイヤ切断装置Ｍが提案されてい
る。
【００１３】放電加工機用ワイヤ切断装置Ｍは、ワイヤ
電極放電加工機の端末に設置されるもので、ギヤードモ
ータで駆動される回転軸に取り付けられた回転刃ｐと、
回転刃ｐに対向して設けられた固定刃ｑとで、ワイヤ電
極放電加工機から繰り出されたワイヤｒを長さ６ｃｍの
チップ状に切断して別に用意された容器に収容しようと
するものである。
電極放電加工機の端末に設置されるもので、ギヤードモ
ータで駆動される回転軸に取り付けられた回転刃ｐと、
回転刃ｐに対向して設けられた固定刃ｑとで、ワイヤ電
極放電加工機から繰り出されたワイヤｒを長さ６ｃｍの
チップ状に切断して別に用意された容器に収容しようと
するものである。
【００１４】すなわち、ワイヤ電極放電加工機から繰り
出された使用済みワイヤｒは、ガイドチューブｓで案内
され、フィードローラｔに食い込まれる。フィードロー
ラｔに食い込まれたワイヤｒは、固定刃ｑの側面に沿っ
て流下し、回転刃ｐと固定刃ｑとで鋏み切りされてチッ
プ状に切断される。チップ状になったワイヤｒはガイド
板ｕに沿って落下し、別に設置された容器内に収容され
る。
出された使用済みワイヤｒは、ガイドチューブｓで案内
され、フィードローラｔに食い込まれる。フィードロー
ラｔに食い込まれたワイヤｒは、固定刃ｑの側面に沿っ
て流下し、回転刃ｐと固定刃ｑとで鋏み切りされてチッ
プ状に切断される。チップ状になったワイヤｒはガイド
板ｕに沿って落下し、別に設置された容器内に収容され
る。
【００１５】しかしながら、上記の放電加工機用ワイヤ
切断装置Ｍにおいては、ワイヤ電極放電加工機から繰り
出される使用済みワイヤｒと、ガイドチューブｓの内面
との接触による摩擦抵抗があるため、ガイドチューブｓ
を長くするとガイドチューブｓ内にワイヤｒが詰まって
運転が続行できなくなることがある。
切断装置Ｍにおいては、ワイヤ電極放電加工機から繰り
出される使用済みワイヤｒと、ガイドチューブｓの内面
との接触による摩擦抵抗があるため、ガイドチューブｓ
を長くするとガイドチューブｓ内にワイヤｒが詰まって
運転が続行できなくなることがある。
【００１６】したがって、この放電加工機用ワイヤ切断
装置Ｍは放電加工機のワイヤ排出口に極く近い部所に直
接付設しなければならない。そのため、切断刃の作動に
よる衝撃が放電加工機に伝達し加工精度に悪影響を及ぼ
す欠点がある。また、回転軸に取り付けられた１枚の回
転刃ｐで切断を行うようにしているため、回転軸１回転
で１回の切断が行われるので切断後のチップの長さが６
ｃｍと長く、排出後の空間容積はあまり減少せず処理の
ための作業性が改善されないなどの問題点を有してい
る。
装置Ｍは放電加工機のワイヤ排出口に極く近い部所に直
接付設しなければならない。そのため、切断刃の作動に
よる衝撃が放電加工機に伝達し加工精度に悪影響を及ぼ
す欠点がある。また、回転軸に取り付けられた１枚の回
転刃ｐで切断を行うようにしているため、回転軸１回転
で１回の切断が行われるので切断後のチップの長さが６
ｃｍと長く、排出後の空間容積はあまり減少せず処理の
ための作業性が改善されないなどの問題点を有してい
る。
【００１７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、振動や騒音が少なく、切
断工程の高速化および微細な切断ができる長尺体の切断
装置を提供することを課題とする。
点に着目してなされたもので、振動や騒音が少なく、切
断工程の高速化および微細な切断ができる長尺体の切断
装置を提供することを課題とする。
【００１８】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明の長尺体の切断装置は、フレームと、前記フ
レーム上に対向して配置された側壁と、該側壁の上端か
ら横断してのびる固定刃取付板とを有する回転刃支持台
と、前記固定刃取付板に固定された固定刃と、外周に複
数の刃先を有し、回転の際該刃先が連続的に前記固定刃
とほぼ接触するように前記回転刃支持台の対向する側壁
間に回転可能に軸支された回転刃と、長尺体を前記刃先
と回転刃の間の切断位置に供給するために前記固定刃取
付板を貫通して導入口を形成する手段と、前記固定刃と
協働して前記固定刃と回転刃との間に供給された長尺体
を切断するために前記回転刃を回転駆動させる手段とを
備えることを特徴とする。
め、本発明の長尺体の切断装置は、フレームと、前記フ
レーム上に対向して配置された側壁と、該側壁の上端か
ら横断してのびる固定刃取付板とを有する回転刃支持台
と、前記固定刃取付板に固定された固定刃と、外周に複
数の刃先を有し、回転の際該刃先が連続的に前記固定刃
とほぼ接触するように前記回転刃支持台の対向する側壁
間に回転可能に軸支された回転刃と、長尺体を前記刃先
と回転刃の間の切断位置に供給するために前記固定刃取
付板を貫通して導入口を形成する手段と、前記固定刃と
協働して前記固定刃と回転刃との間に供給された長尺体
を切断するために前記回転刃を回転駆動させる手段とを
備えることを特徴とする。
【００１９】回転刃の刃先は、回転中心に対して螺旋状
に形成されていることが効果的である（請求項２）。
に形成されていることが効果的である（請求項２）。
【００２０】前記固定刃が直線状の刃先を有し、前記固
定刃取付板の側面に沿って取付けられ、さらに固定刃位
置決め板が固定刃取付板と接触して固定され、前記固定
刃取付板の側面と協働して長尺体を供給するための導入
口を画成しているのが好ましい（請求項３）。
定刃取付板の側面に沿って取付けられ、さらに固定刃位
置決め板が固定刃取付板と接触して固定され、前記固定
刃取付板の側面と協働して長尺体を供給するための導入
口を画成しているのが好ましい（請求項３）。
【００２１】前記導入口は複数の端子を連鎖状に結合す
る端子キャリアを通す大きさに設けるか、またはワイヤ
電極放電加工機に使用するワイヤを通す大きさに設ける
のが好ましい（請求項４，５）。
る端子キャリアを通す大きさに設けるか、またはワイヤ
電極放電加工機に使用するワイヤを通す大きさに設ける
のが好ましい（請求項４，５）。
【００２２】請求項６の発明は、フレームと、前記フレ
ームに固定された固定刃と、外周に複数の刃先を有し、
該刃先が連続的に前記固定刃とほぼ接触するように前記
フレームに回転可能に軸支された回転刃と、前記固定刃
と協働して前記固定刃と回転刃との間に供給された長尺
体を切断するために前記回転刃を回転駆動させる手段と
を備え、前記フレームには長尺体を通すための導入口が
形成されており、前記固定刃の刃先は前記導入口に形成
された細孔の周縁として形成され、さらに前記固定刃は
回転体の形状を有して前記フレームの軸に対して回転可
能に装着され、前記フレームに対して任意の回転位置に
着脱自在に固定されていることを特徴とする。
ームに固定された固定刃と、外周に複数の刃先を有し、
該刃先が連続的に前記固定刃とほぼ接触するように前記
フレームに回転可能に軸支された回転刃と、前記固定刃
と協働して前記固定刃と回転刃との間に供給された長尺
体を切断するために前記回転刃を回転駆動させる手段と
を備え、前記フレームには長尺体を通すための導入口が
形成されており、前記固定刃の刃先は前記導入口に形成
された細孔の周縁として形成され、さらに前記固定刃は
回転体の形状を有して前記フレームの軸に対して回転可
能に装着され、前記フレームに対して任意の回転位置に
着脱自在に固定されていることを特徴とする。
【００２３】
【作用】本発明によれば、固定刃と回転刃の刃先の間に
長尺体を供給すると共に、回転刃の刃先を固定刃に接触
させて回転することにより、長尺体を連続的に切断する
ことができる。したがって、従来の摺動刃の往復運動や
揺動とは異なり振動や騒音が激減すると共に、多数の刃
先を付設することと回転刃の高速回転が容易となり、切
断工程の高速化と微細な切断が可能となる（請求項
１）。回転刃の刃先を回転中心に対して螺旋状に形成す
ることにより、切断時の作動を円滑にすることができ、
振動や騒音の防止と切断工程の生産性が一段と向上する
（請求項２）。
長尺体を供給すると共に、回転刃の刃先を固定刃に接触
させて回転することにより、長尺体を連続的に切断する
ことができる。したがって、従来の摺動刃の往復運動や
揺動とは異なり振動や騒音が激減すると共に、多数の刃
先を付設することと回転刃の高速回転が容易となり、切
断工程の高速化と微細な切断が可能となる（請求項
１）。回転刃の刃先を回転中心に対して螺旋状に形成す
ることにより、切断時の作動を円滑にすることができ、
振動や騒音の防止と切断工程の生産性が一段と向上する
（請求項２）。
【００２４】また、長尺体を供給するための導入口を画
成する固定刃位置決め板を前記固定刃取付板の側面に沿
って一度取付けておくことにより、爾後の固定刃取付板
すなわち固定刃の交換が極めて簡単にできる（請求項
３）。 さらに、前記導入口を複数の端子を連鎖状に結合
する端子キャリアを通す大きさまたはワイヤ電極放電加
工機に使用するワイヤを通す大きさに設けておくことに
より、端子キャリアやワイヤ電極放電加工用ワイヤなど
の切断に使用することができる（請求項４，５）。
成する固定刃位置決め板を前記固定刃取付板の側面に沿
って一度取付けておくことにより、爾後の固定刃取付板
すなわち固定刃の交換が極めて簡単にできる（請求項
３）。 さらに、前記導入口を複数の端子を連鎖状に結合
する端子キャリアを通す大きさまたはワイヤ電極放電加
工機に使用するワイヤを通す大きさに設けておくことに
より、端子キャリアやワイヤ電極放電加工用ワイヤなど
の切断に使用することができる（請求項４，５）。
【００２５】請求項６の発明によれば、固定刃の刃先を
フレームにおける導入口に設けた細孔の周縁に形成する
ことにより、刃先が磨耗した場合は、固定刃を該フレー
ムに対して若干回転して再度固定することにより、刃先
の新しい部分が回転刃の刃先と接触するようになるの
で、固定刃を交換せずに刃先の全周が利用できる。した
がって、固定刃の寿命がのびると共に、固定刃の交換の
ため装置の運転を休止する時間が少なくなるので切断装
置の稼働率が向上する。
フレームにおける導入口に設けた細孔の周縁に形成する
ことにより、刃先が磨耗した場合は、固定刃を該フレー
ムに対して若干回転して再度固定することにより、刃先
の新しい部分が回転刃の刃先と接触するようになるの
で、固定刃を交換せずに刃先の全周が利用できる。した
がって、固定刃の寿命がのびると共に、固定刃の交換の
ため装置の運転を休止する時間が少なくなるので切断装
置の稼働率が向上する。
【００２６】
【実施例】以下本発明の具体的な例を挙げて説明する。
図１は、長尺体として主に端子キャリアを切断する端子
キャリア切断装置Ａの斜視図である。端子キャリア切断
装置Ａは、フレーム１上に設けた回転刃支持台２、固定
刃取付板３、固定刃位置決め板４、およびモータ５によ
って回転する駆動歯車６と噛み合う従動歯車７の軸７ａ
に取付けられた回転刃８（図２、図３参照）等から成
る。１０は切断された端子キャリアの小片を収容するチ
ップ箱である。なお、図示を省略したがフレーム１は、
基盤９に固定されている。
図１は、長尺体として主に端子キャリアを切断する端子
キャリア切断装置Ａの斜視図である。端子キャリア切断
装置Ａは、フレーム１上に設けた回転刃支持台２、固定
刃取付板３、固定刃位置決め板４、およびモータ５によ
って回転する駆動歯車６と噛み合う従動歯車７の軸７ａ
に取付けられた回転刃８（図２、図３参照）等から成
る。１０は切断された端子キャリアの小片を収容するチ
ップ箱である。なお、図示を省略したがフレーム１は、
基盤９に固定されている。
【００２７】回転刃支持台２は、図３に示すように、長
方形の枠型に形成され、相対向して直立する側壁２ａ、
２ａ′に設けた軸受け１１、１１′によって従動歯車７
の軸７ａを回転自在に支持している。従動歯車７の軸７
ａには、外周部に４本の刃先８ａを有する超硬合金製の
回転刃８がキー１２によって固定されている。
方形の枠型に形成され、相対向して直立する側壁２ａ、
２ａ′に設けた軸受け１１、１１′によって従動歯車７
の軸７ａを回転自在に支持している。従動歯車７の軸７
ａには、外周部に４本の刃先８ａを有する超硬合金製の
回転刃８がキー１２によって固定されている。
【００２８】回転刃８の刃先８ａは、円筒状の外周部
に、等間隔で直線状に形成してもよいが、回転刃８の回
転中心８ｂ（従動歯車７の軸７ａの中心）に対して螺旋
状に形成することが好ましい。
に、等間隔で直線状に形成してもよいが、回転刃８の回
転中心８ｂ（従動歯車７の軸７ａの中心）に対して螺旋
状に形成することが好ましい。
【００２９】固定刃取付板３は、回転刃支持台２上の一
側に取り付けるようにしてあり、軸７ａ上に位置する端
部３ａの下縁に、超硬合金製又はセラミックス材等の固
定刃１３を嵌め込んでいる。
側に取り付けるようにしてあり、軸７ａ上に位置する端
部３ａの下縁に、超硬合金製又はセラミックス材等の固
定刃１３を嵌め込んでいる。
【００３０】固定刃位置決め板４は、回転刃支持台２上
の他側に取り付けるようにしてあり、固定刃取付板３側
の端部４ａのほぼ中央部には端子キャリア導入口４ｂを
切欠いて形成している。固定刃取付板３および固定刃位
置決め板４を回転刃支持台２上に取付けるには、固定刃
取付板３の端部３ａと固定刃位置決め板４の端部４ａと
を当接した状態で、回転刃８の刃先８ａが固定刃１３に
対し的確に接して回転できる位置に両者を配置し、先ず
固定刃位置決め板４を回転刃支持台２上にネジ止めなど
で固定し、次いで固定刃取付板３を回転刃支持台２上に
ネジ止めなどで固定する。ここで、刃先８ａが固定刃１
３に対し的確に接して回転できる位置とは、回転刃８が
回転する際に刃先８ａがほぼ固定刃１３に接する程度に
接近した位置、換言すれば刃先８ａと固定刃１３が微小
のクリアランスをおいて対峙し、刃先８ａが円滑に回転
できる位置を指す。
の他側に取り付けるようにしてあり、固定刃取付板３側
の端部４ａのほぼ中央部には端子キャリア導入口４ｂを
切欠いて形成している。固定刃取付板３および固定刃位
置決め板４を回転刃支持台２上に取付けるには、固定刃
取付板３の端部３ａと固定刃位置決め板４の端部４ａと
を当接した状態で、回転刃８の刃先８ａが固定刃１３に
対し的確に接して回転できる位置に両者を配置し、先ず
固定刃位置決め板４を回転刃支持台２上にネジ止めなど
で固定し、次いで固定刃取付板３を回転刃支持台２上に
ネジ止めなどで固定する。ここで、刃先８ａが固定刃１
３に対し的確に接して回転できる位置とは、回転刃８が
回転する際に刃先８ａがほぼ固定刃１３に接する程度に
接近した位置、換言すれば刃先８ａと固定刃１３が微小
のクリアランスをおいて対峙し、刃先８ａが円滑に回転
できる位置を指す。
【００３１】予め回転刃支持台２上に固定刃位置決め板
４を固定しておくことにより、固定刃１３の交換、研磨
を行う際、一旦取り外した固定刃取付板３を再度取り付
ける位置決め作業が簡単かつ正確に実施できる利点があ
る。
４を固定しておくことにより、固定刃１３の交換、研磨
を行う際、一旦取り外した固定刃取付板３を再度取り付
ける位置決め作業が簡単かつ正確に実施できる利点があ
る。
【００３２】上記の端子キャリア切断装置Ａを用いて端
子キャリアの切断を行うには、端子キャリア導入口４ｂ
に端子キャリアを挿入してモータ５を回転させる。モー
タ５の回転は、駆動歯車６および従動歯車７によって回
転刃８に伝達され、回転する回転刃８の刃先８ａと固定
刃１３との間において端子キャリアが切断され、切断さ
れた端子キャリアの細片は落下してチップ箱１０内に収
容される。
子キャリアの切断を行うには、端子キャリア導入口４ｂ
に端子キャリアを挿入してモータ５を回転させる。モー
タ５の回転は、駆動歯車６および従動歯車７によって回
転刃８に伝達され、回転する回転刃８の刃先８ａと固定
刃１３との間において端子キャリアが切断され、切断さ
れた端子キャリアの細片は落下してチップ箱１０内に収
容される。
【００３３】なお、端子キャリア切断装置Ａは、端子キ
ャリアに限らず電線や、放電加工機のワイヤ等の可撓性
を有する長尺体の切断に用いることができる。
ャリアに限らず電線や、放電加工機のワイヤ等の可撓性
を有する長尺体の切断に用いることができる。
【００３４】図４は、本発明の他の実施例を示す長尺体
の切断装置Ｂの斜視図である。可撓性長尺体の切断装置
Ｂは、フレーム１４上に固定された小型モータ１５、回
転刃支持台１６、固定刃取付板１７、および回転刃支持
台１６の直下に配置されたチップ箱１８等で構成されて
いる。
の切断装置Ｂの斜視図である。可撓性長尺体の切断装置
Ｂは、フレーム１４上に固定された小型モータ１５、回
転刃支持台１６、固定刃取付板１７、および回転刃支持
台１６の直下に配置されたチップ箱１８等で構成されて
いる。
【００３５】回転刃支持台１６の側面１６ａには、図５
および図６に示すように、外周部に複数の螺旋状の刃先
１９ａを設けた回転刃１９の回転軸１９ｂを支持する軸
受け２０が設けられ、回転軸１９ｂはカップリング２１
を介して小型モータ１５に連結されている。
および図６に示すように、外周部に複数の螺旋状の刃先
１９ａを設けた回転刃１９の回転軸１９ｂを支持する軸
受け２０が設けられ、回転軸１９ｂはカップリング２１
を介して小型モータ１５に連結されている。
【００３６】同転刃支持台１６の上部の固定刃取付板１
７には、外周部を円柱状に形成した超硬鋼製の固定刃２
２が固定用ネジ２３によって回転可能に取付けられてい
る。固定刃２２は、上下方向に貫通した漏斗状の導入口
２２ａを有し、導入口２２ａは、上部を広く開口して可
撓性を有する長尺体（ワイヤなど）２４の導入を容易に
し、下端部は細径に絞って切断面２２ｃに開口する細孔
２２ｄを設け、その細孔２２ｄの周縁に刃先２２ｂを形
成している。
７には、外周部を円柱状に形成した超硬鋼製の固定刃２
２が固定用ネジ２３によって回転可能に取付けられてい
る。固定刃２２は、上下方向に貫通した漏斗状の導入口
２２ａを有し、導入口２２ａは、上部を広く開口して可
撓性を有する長尺体（ワイヤなど）２４の導入を容易に
し、下端部は細径に絞って切断面２２ｃに開口する細孔
２２ｄを設け、その細孔２２ｄの周縁に刃先２２ｂを形
成している。
【００３７】長尺体２４は、固定刃２２の漏斗状の導入
口２２ａから刃先２２ｂへ導入され、回転刃１９の矢印
方向の回転によって回転刃１９の刃先１９ａと固定刃２
２の刃先２２ｂとの間で切断され、チップ状となってチ
ップ箱１８内に落下し収容される。
口２２ａから刃先２２ｂへ導入され、回転刃１９の矢印
方向の回転によって回転刃１９の刃先１９ａと固定刃２
２の刃先２２ｂとの間で切断され、チップ状となってチ
ップ箱１８内に落下し収容される。
【００３８】固定刃２２の刃先２２ｂは、細孔２２ｄの
周縁に形成されているため、回転刃１９の刃先１９ａお
よび長尺体２４に接触して磨耗する部分はその一部であ
り、磨耗した場合は、固定用ネジ２３を緩めて固定刃２
２を若干回転して再度固定することにより、刃先２２ｂ
の新しい部分が回転刃１９の刃先１９ａとほぼ接触する
ようになるので、固定刃２２を交換せずに刃先２２ｂの
全周が利用できる。したがって、固定刃２２の寿命がの
びると共に、固定刃の交換のため装置の運転を休止する
時間が少なくて済むので切断装置の稼働率が向上する。
周縁に形成されているため、回転刃１９の刃先１９ａお
よび長尺体２４に接触して磨耗する部分はその一部であ
り、磨耗した場合は、固定用ネジ２３を緩めて固定刃２
２を若干回転して再度固定することにより、刃先２２ｂ
の新しい部分が回転刃１９の刃先１９ａとほぼ接触する
ようになるので、固定刃２２を交換せずに刃先２２ｂの
全周が利用できる。したがって、固定刃２２の寿命がの
びると共に、固定刃の交換のため装置の運転を休止する
時間が少なくて済むので切断装置の稼働率が向上する。
【００３９】切断された長尺体２４のチップの長さは、
長尺体２４の供給速度と回転刃１９の回転速度で決めら
れるが、チップの長さが長くなると嵩高さが減少ぜす収
容空間が大きくなるが、本装置は、最大でも５ｍｍ程度
の切断長さになるためチップの収容空間が小さくなる利
点がある。
長尺体２４の供給速度と回転刃１９の回転速度で決めら
れるが、チップの長さが長くなると嵩高さが減少ぜす収
容空間が大きくなるが、本装置は、最大でも５ｍｍ程度
の切断長さになるためチップの収容空間が小さくなる利
点がある。
【００４０】
【発明の効果】本発明に係る可撓性長尺体の切断装置
は、従来の摺動刃の往復運動や揺動とは異なり振動や騒
音が激減すると共に、多数の刃先を付設することと回転
刃の高速回転が容易となり、切断工程の高速化と微細な
切断が可能となる（請求項１）。回転刃の刃先を回転中
心に対して螺旋状に形成することにより、切断時の作動
を円滑にすることができ、振動や騒音の防止と切断工程
の生産性が一段と向上する（請求項２）。また、導入口
を画成する固定刃位置決め板を前記固定刃取付板の側面
に沿って一度取付けておくことにより、爾後の固定刃取
付板すなわち固定刃の交換が極めて簡単にできる（請求
項３）。 さらに、前記導入口を複数の端子を連鎖状に結
合する端子キャリアを通す大きさまたはワイヤ電極放電
加工機に使用するワイヤを通す大きさに設けておくこと
により、端子キャリアやワイヤ電極放電加工用ワイヤな
どの切断に使用することができる（請求項４，５）。固
定刃の刃先を導入口に設けた細孔の周縁に形成すること
により、固定刃を交換せずに刃先の全周が利用できる。
したがって、固定刃の寿命がのびると共に、固定刃の交
換のため装置の運転を休止する時間が少なくなるので切
断装置の稼働率が向上するなどの多大な利点がある（請
求項６）。
は、従来の摺動刃の往復運動や揺動とは異なり振動や騒
音が激減すると共に、多数の刃先を付設することと回転
刃の高速回転が容易となり、切断工程の高速化と微細な
切断が可能となる（請求項１）。回転刃の刃先を回転中
心に対して螺旋状に形成することにより、切断時の作動
を円滑にすることができ、振動や騒音の防止と切断工程
の生産性が一段と向上する（請求項２）。また、導入口
を画成する固定刃位置決め板を前記固定刃取付板の側面
に沿って一度取付けておくことにより、爾後の固定刃取
付板すなわち固定刃の交換が極めて簡単にできる（請求
項３）。 さらに、前記導入口を複数の端子を連鎖状に結
合する端子キャリアを通す大きさまたはワイヤ電極放電
加工機に使用するワイヤを通す大きさに設けておくこと
により、端子キャリアやワイヤ電極放電加工用ワイヤな
どの切断に使用することができる（請求項４，５）。固
定刃の刃先を導入口に設けた細孔の周縁に形成すること
により、固定刃を交換せずに刃先の全周が利用できる。
したがって、固定刃の寿命がのびると共に、固定刃の交
換のため装置の運転を休止する時間が少なくなるので切
断装置の稼働率が向上するなどの多大な利点がある（請
求項６）。
【図１】本発明の実施例を示す端子キャリア切断装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１のＸ−Ｘ線断面図である。
【図３】図１の回転刃支持台および回転刃の平面図であ
る。
る。
【図４】本発明の他の実施例を示す長尺体の切断装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図５】図４の回転刃固定台の内部を示す平面図であ
る。
る。
【図６】図４の固定刃と回転刃による切断機構示す側面
図である。
図である。
【図７】端子キャリアの平面図である。
【図８】従来の端子キャリア切断装置の斜視図である。
【図９】従来の他の端子キャリア切断装置の斜視図であ
る。
る。
【図１０】従来の放電加工機のワイヤ切断装置の側面図
である。
である。
Ａ 端子キャリア切断装置 Ｂ 長尺体の切断装置 １ フレーム ８ 回転刃 ８ａ 刃先 ８ｂ 回転中心 １３ 固定刃 １４ フレーム １９ 回転刃 １９ａ 刃先 ２２ 固定刃 ２２ａ 導入口 ２２ｂ 刃先 ２２ｄ 細孔 ２４ 長尺体
Claims (6)
- 【請求項１】 フレームと、前記フレーム上に対向して
配置された側壁と、該側壁の上端から横断してのびる固
定刃取付板とを有する回転刃支持台と、前記固定刃取付
板に固定された固定刃と、外周に複数の刃先を有し、回
転の際該刃先が連続的に前記固定刃とほぼ接触するよう
に前記回転刃支持台の対向する側壁間に回転可能に軸支
された回転刃と、長尺体を前記刃先と回転刃の間の切断
位置に供給するために前記固定刃取付板を貫通して導入
口を形成する手段と、前記固定刃と協働して前記固定刃
と回転刃との間に供給された長尺体を切断するために前
記回転刃を回転駆動させる手段とを備えることを特徴と
する長尺体の切断装置。 - 【請求項２】 前記回転刃の刃先が回転中心に対して螺
旋状に形成されている請求項１記載の長尺体の切断装
置。 - 【請求項３】 前記固定刃が直線状の刃先を有し、前記
固定刃取付板の側面に沿って取付けられ、さらに固定刃
位置決め板が固定刃取付板と接触して固定され、前記固
定刃取付板の側面と協働して長尺体を供給するための導
入口を画成している請求項１記載の長尺体の切断装置。 - 【請求項４】 前記導入口が複数の端子を連鎖状に結合
する端子キャリアを通す大きさに設けられている請求項
１記載の長尺体の切断装置。 - 【請求項５】 前記導入口がワイヤ電極放電加工機に使
用するワイヤを通す大きさに設けられている請求項１記
載の長尺体の切断装置。 - 【請求項６】 フレームと、前記フレームに固定された
固定刃と、外周に複数の刃先を有し、該刃先が連続的に
前記固定刃とほほ接触するように前記フレームに回転可
能に軸支された回転刃と、前記固定刃と協働して前記固
定刃と回転刃との間に供給された長尺体を切断するため
に前記回転刃を回転駆動させる手段とを備え、前記フレ
ームには長尺体を通すための導入口が形成されており、
前記固定刃の刃先は前記導入口に形成された細孔の周縁
として形成され、さらに前記固定刃は回転体の形状を有
して前記フレームの軸に対して回転可能に装着され、前
記フレームに対して任意の回転位置に着脱自在に固定さ
れていることを特徴とする長尺体の切断装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14365593A JP3011305B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-06-15 | 長尺体の切断装置 |
| DE19944404455 DE4404455C2 (de) | 1993-02-12 | 1994-02-11 | Schneidevorrichtung für einen langgestreckten Gegenstand |
| CH00421/94A CH689226A5 (de) | 1993-02-12 | 1994-02-14 | Vorrichtung zum Zerschneiden eines laenglichen Gegenstandes. |
| US08/195,711 US5454523A (en) | 1993-02-12 | 1994-02-14 | Elongate object cutting apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-24249 | 1993-02-12 | ||
| JP2424993 | 1993-02-12 | ||
| JP14365593A JP3011305B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-06-15 | 長尺体の切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297230A JPH06297230A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3011305B2 true JP3011305B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=26361742
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14365593A Expired - Lifetime JP3011305B2 (ja) | 1993-02-12 | 1993-06-15 | 長尺体の切断装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5454523A (ja) |
| JP (1) | JP3011305B2 (ja) |
| CH (1) | CH689226A5 (ja) |
| DE (1) | DE4404455C2 (ja) |
Cited By (1)
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| USRE44800E1 (en) | 1998-07-17 | 2014-03-11 | Astrazeneca Ab | Dental implant |
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| JP3347599B2 (ja) | 1996-09-12 | 2002-11-20 | 矢崎総業株式会社 | 長尺体の切断方法および切断装置 |
| JP3395550B2 (ja) * | 1996-11-22 | 2003-04-14 | 矢崎総業株式会社 | 圧接装置及びハーネス製造方法 |
| JPH10277844A (ja) | 1997-03-31 | 1998-10-20 | K H S:Kk | ワイヤカット放電加工装置のワイヤ電極処理方法と装置及びワイヤカット放電加工装置 |
| DE19751435B4 (de) * | 1997-11-20 | 2007-10-18 | Volkswagen Ag | Vorrichtung zum Vereinzeln von elektrischen Kontaktelementen |
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| CN107309370B (zh) * | 2017-08-16 | 2018-11-09 | 扬州市新天河绳业有限公司 | 一种电力电缆装置 |
| CN107584047A (zh) * | 2017-08-30 | 2018-01-16 | 张家港华翊电工有限公司 | 一种电缆切割装置 |
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| CN112264553A (zh) * | 2020-09-11 | 2021-01-26 | 谭建华 | 一种铁网切割设备 |
| CN113593784A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-11-02 | 吴江天鸿复合材料有限公司 | 一种可提高生产效率和质量的改进式漆包线生产工艺 |
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| US3799020A (en) * | 1972-05-22 | 1974-03-26 | Tool Steel Gear & Pinion Co | Scrap chopper |
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