JPH09107520A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH09107520A
JPH09107520A JP7263179A JP26317995A JPH09107520A JP H09107520 A JPH09107520 A JP H09107520A JP 7263179 A JP7263179 A JP 7263179A JP 26317995 A JP26317995 A JP 26317995A JP H09107520 A JPH09107520 A JP H09107520A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 垂直解像度を改善した撮像装置を得る。 【解決手段】 CCD1から全画素をノンインターレー
スで読み出された1フレームの撮像信号はカメラプロセ
ス部3において、同一フィールドで互い違いにインター
レースする第1、第2のビデオ信号SV1、SV2を生
成する。モード設定スイッチ5が第1のモードを設定し
たときは、奇数、偶数フィールドの信号SV1を記録プ
ロセス部4を介してメモリ6に記憶し、第2、第3のモ
ードを設定したときは、奇数又は偶数フィールドの信号
SV1、SV2をメモリ6に記憶する。そして第1、第
2のモードでは、テープ8への記録に適した順序でメモ
リ6を読み出して記録を行い、第3のモードでは、イン
ターレースラスタスキャンが行われるように読み出して
モニタ出力とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を用いて
撮像したビデオ信号を、ディジタルフォーマットでテー
プに記録するビデオカメラ等に用いて好適な撮像装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル信号処理技術の進歩に
伴い、撮像部とディジタル記録方式の録画、再生部を有
するビデオカメラ等の撮像装置が、多く提案されてい
る。これらは、CCD等の固体撮像素子を用いた撮像部
で標準ビデオ信号を生成し、そのビデオ信号を離散コサ
イン変換(DCT)及び量子化を用いてデータ圧縮し、
その圧縮されたデータをディジタルテープ記録に適した
フォーマットに符号化した後、ヘッドによりテープに記
録するようにしている。また再生時には、ヘッドにより
取り出した再生信号をエラー訂正し、その後は記録と反
対に復号化、伸張して再生ビデオ信号として出力するよ
うにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような欠点が有った。固体撮像素子にお
いては標準テレビジョン方式に準じてインタレース読み
出しを行っているが、このために1画面全体(1フレー
ム分)の画像を取り出した際に、時間の異なる2つのフ
ィールドで画面が構成される。これは通常の動画をテレ
ビジョンで見る場合には問題にならないが、例えば再生
を一時停止して、スチル画として見る場合は、1フレー
ム分の画像を表示すると、動いている部分がギザギザに
なってしまう。これを除くために、1フィールドのみの
画像を表示すると、垂直方向の解像度が低くなってしま
う。さらに、この画像をビデオプリンタなどで印刷する
場合、あるいはコンピュータの入力画像として利用する
場合にも同じ問題が生じてしまう。
【0004】特に、コンピュータで扱う場合は、各画素
を正方形の画素として扱っているので、上述のように1
フィールドのみの画像を用いると、画素の形がかなり縦
長の長方形になってしまう。このためコンピュータで扱
う前に変換作業を必要とし、また、得られた画像の画質
も劣化の大きいものになってしまう。
【0005】また、前述の固体撮像素子は、インタレー
ス読み出しをする際、垂直方向に2画素づつ電荷の加算
をするので、垂直方向の解像度が劣化してしまう。この
画像をビデオプリンタなどで印刷すると、水平、垂直方
向で解像度が大きく異なるため、各画素が縦長にぼやけ
て違和感の有る画質になってしまう。
【0006】そこで本発明は、垂直方向の解像度を改善
して高画質の画像を得ることのできる撮像装置を得るこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、撮像面における全画素情報をノンフレーム期間に1
インタレースにより順次に読み出す撮像手段と、上記撮
像手段から得られる1フレーム期間の撮像信号から1フ
ィールド期間にインタレースする第1のビデオ信号と、
この第1のビデオ信号と同じフィールド期間において上
記第1のビデオ信号が走査しない水平ラインをインタレ
ースする第2のビデオ信号とを生成する信号処理手段
と、第1、第2のモードを選択的に設定するモード設定
手段と、上記モード設定手段が上記第1のモードを設定
したときは第1、第2のフィールド期間における上記第
1のビデオ信号を記憶し、上記モード設定手段が上記第
2のモードを設定したときは上記第1のフィールド期間
における上記第1、第2のビデオ信号を記憶する記憶手
段とを設けている。
【0008】請求項2の発明においては、撮像面におけ
る全画素情報をノンフレーム期間に1インタレースによ
り順次に読み出す撮像手段と、上記撮像手段から得られ
る1フレーム期間の撮像信号を処理して1フィールド期
間にインタレースする第1のビデオ信号と、この第1の
ビデオ信号と同じフィールド期間において上記第1のビ
デオ信号が走査しない水平ラインをインタレースする第
2のビデオ信号とを生成する信号処理手段と、第1、第
2、第3のモードを選択的に設定するモード設定手段
と、上記モード設定手段が上記第1モードを設定したと
きは第1、第2のフィールド期間における上記第1のビ
デオ信号を記憶し、上記モード設定手段が上記第2、第
3のモードを設定したときは上記第1のフィールド期間
における上記第1、第2のビデオ信号を記憶する記憶手
段と、上記第1、第2のモードが設定されたときは記録
に必要な読み出し順序で上記記憶手段を読み出し、上記
第3のモードが設定されたときは、インタレースしたラ
スタースキャンに応じた順序で上記記憶手段を読み出す
読み出し制御手段とを設けている。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、信号処理手段は撮像
手段からの1フレーム分の撮像信号を処理してインタレ
ースする第1のビデオ信号と、この第1のビデオ信号と
同一フィールド期間で第1のビデオ信号がトレースしな
い水平ラインをインタレースする第2のビデオ信号とを
生成し、第1のモードでは、奇数及び偶数フィールドの
第1のビデオ信号を記憶手段に記憶し、第2のモードで
は、奇数又は偶数フィールドにおける第1、第2のビデ
オ信号を記憶手段に記憶する。
【0010】請求項2の発明によれば、上述に加えてさ
らに第3のモードを設定できるようにし、この第3のモ
ードでは、第1、第2のビデオ信号を記憶すると共に、
読み出し制御手段により、第1、第2のモードでは、テ
ープ等への記録に適したタイミングで記憶手段を読み出
し、第3のモードでは、インタレースによりラスタを形
成するように第1、第2のビデオ信号を読み出す。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明をビデオカメラに適
用した場合の第1の実施例を示すブロック図である。図
において、1は1回の読み出し動作で全ての画素情報を
インタレースしないで、プログレッシブスキャンあるい
は全画素読み出しと呼ばれる方式で読み出すCCD、2
はCCD1の出力信号をディジタル信号に変換するAD
コンバータ、3はADコンバータ2の出力信号をクラン
プ、ガンマ補正、ホワイトクリップ、ダーククリップな
どのプロセス処理をするカメラプロセス部、4は入力デ
ィジタルビデオ信号を圧縮、符号化してテープに記録す
るディジタル記録信号に変換する記録プロセス部、5は
記録プロセス部4の記録モードを切り換えるスイッチ、
6は記録プロセス部4の処理において、画像データの一
時記憶、圧縮されたデータ、符号化されたデータの一時
記憶に用いられるメモリ、7は記録再生ヘッド、8はテ
ープである。
【0012】9はテープ8に記録され、記録再生ヘッド
7で再生されたディジタル再生信号にエラー訂正、復号
化、伸張、ドロップアウト補正を行い、ディジタルビデ
オ信号を再生する再生プロセス部、10は再生プロセス
部9の処理において、エラー訂正されたデータ、復合化
されたデータ、伸張された画像データの一時記憶に用い
られるメモリ、11は出力信号を選択するスイッチ、1
2はスイッチ11により選択されたディジタルビデオ信
号をアナログビデオ信号に変換するDAコンバータ、1
3は電子ビューファインダ(以下EVF)、14はアナ
ログ出力端子、15はディジタル出力端子である。
【0013】次に動作について説明する。不図示の被写
体像は不図示の撮像光学系によりCCD1の撮像面に結
像される。CCD1では撮像面に結像された被写体像を
画像信号電荷に光電変換し、不図示の駆動系より発生さ
れる駆動パルスに応じて、この光電変換された画像信号
電荷を順次読み出し、電圧に変換し撮像信号SCCDと
して出力する。この際、前述したように、1回の読み出
し動作で全画素の電荷をインタレースせずに順次読み出
す。例えば、CCD1の総画素数を38万画素とする
と、通常の1フィールド期間、例えばNTSC方式の1
/60秒内に38万画素を画素加算したりインタレース
したりせずに全て読み出す。
【0014】このCCD1の出力撮像信号をADコンバ
ータ2でディジタル撮像信号SDCCDに変換し、その
ディジタル撮像信号SDCCDをカメラプロセス部3で
プロセス処理して、2つのディジタルビデオ信号SV1
とSV2を生成する。SV1は、標準ディジタルビデオ
信号、例えばSMPTE125Mに準拠したディジタル
ビデオ信号である。これは標準の信号であるから、標準
テレビジョン方式に合わせてインタレースした信号にな
っている。ところが前述したように、CCD1はプログ
レッシブスキャンになっているので、このSV1のみで
は撮像信号SCCDの全ラインの信号を出力できない。
SV2はこれを補う信号で、撮像信号中で、SV1によ
り出力されていないラインの信号をSV2として出力す
る。
【0015】記録プロセス部4は、SV1、SV2の両
方の信号を入力し、これをスイッチ5により設定される
モードに応じて次のように記録する。第1のモードでは
SV1のみを用いてディジタル記録信号を生成すること
により、通常のインタレースしたビデオ信号を記録す
る。
【0016】第2のモードでは、SV1とSV2を始め
の1/60秒間(1フィールド)では両方を用い、次の
1/60秒間では両方を間引き、これを繰り返してディ
ジタ記録信号を生成する。これによって後述するよう
に、再生時に2フィールドの信号を用いて合成すること
により、1/30秒間(1フレーム)毎に1枚の静止画
を得ることが可能になる。
【0017】第3のモードでは、第2のモードと同様に
SV1とSV2を、始めの1/60秒間では両方を用
い、次の1/60秒間では両方を間引くことを繰り返す
が、その際、ディジタル記録信号を生成しないで、上述
の間引いた信号を1度メモリ6に記憶し、それをインタ
レース読み出してSV3とする。この信号SV3を再生
時と同様に合成することにより、記録再生をしなくても
1/30秒毎に1枚の静止画を得ることが可能になる。
【0018】これらの第1〜第3のモードに応じて記録
プロセス部4では、メモリ6を用いて入力ディジタルビ
デオ信号SV1、SV2を圧縮、符号化し、それにより
生成されたディジタル記録信号は記録再生ヘッド7によ
りテープ8に記録される。
【0019】再生時には、テープ8に記録されたデータ
を記録再生ヘッド7により再生し、再生プロセス部9で
は、メモリ10を用いて前述のようにエラー訂正、復
号、伸張、ドロップアウト補正を行い、再生ビデオ信号
SV4を生成する。
【0020】スイッチ11では、スイッチ5のモード選
択に応じて、記録時にはSV1を、上記第3のモード時
にはSV3を、再生時にはSV4を選択し、その出力を
ディジタル出力として、出力端子15に出力したり、D
Aコンバータ12でDA変換しEVF13に表示した
り、アナログ出力として出力端子14より出力する。
【0021】図2はCCD1の撮像面における画素配列
を示す。通常は水平640画素、垂直480画素程度の
構成であるが、説明の簡略のため、水平8画素、垂直8
画素の構成を示している。各々の画素にはP00からP
77までの記号を付している。
【0022】図3はCCD1の読み出し方法を示す。
(a)は、CCD1の出力撮像信号SCCDを示してい
る。前述したようにプログレッシブスキャン方式である
ため、インタレースや加算されること無しに全画素の信
号が順次読み出されている。(b)は、SV1の奇数フ
ィールドの出力を示している。SCCDの各画素の信号
の内、偶数ラインの信号のみが出力されている。(c)
は、SV1の偶数フィールドの出力を示している。SC
CDの各画素の信号の内、奇数ラインの信号のみが出力
されている。
【0023】(d)は、SV2の奇数フィールドの出力
を示している。SCCDの各画素の信号の内、SV1に
出力されていない奇数ラインの信号が出力されている。
(e)は、SV2の偶数フィールドの出力を示してい
る。SCCDの各画素の信号の内、SV1に出力されて
いない偶数ラインの信号が出力されている。
【0024】図4はSV1、SV2、SV3及びメモリ
への書き込み、読み出しの様子を示す。(a)は、図3
のSV1をフィールド単位で表したものである。前述の
ように奇数フィールドでは偶数ラインの信号が、偶数フ
ィールドでは奇数ラインの信号が出力されている。
(b)は、図3のSV2をフィールド単位で表したもの
である。前述のように奇数フィールドでは奇数ラインの
信号が、偶数フィールドでは偶数ラインの信号が出力さ
れている。
【0025】(c)(d)は上記第1のモードにおける
メモリ6の書き込み動作を示す。このモードにおいては
SV1のみが書き込まれている。(e)(f)は上記第
2、第3のモードにおけるメモリ6の書き込み動作を示
す。このモードにおいてはSV1とSV2が1/60秒
毎に書き込まれたり、間引かれたりしている。(g)は
第3のモードにおけるSV3を示している。メモリ6に
書き込まれた信号の内、奇数フィールドには偶数ライ
ン、偶数フィールドには奇数ラインを読み出している。
【0026】図5はCCD1をカラー化するための色分
解用モザイク色フィルタの例を示す。図示のように、奇
数ラインはR(赤色フィルタ)とG(緑色フィルタ)と
の交番、偶数ラインはGとB(青色フィルタ)との交番
である。
【0027】図6は図1のカメラプロセス部3の構成例
である。101、102、103、104は入力信号を
1水平期間(1H)遅らせる1Hディレーライン、10
5は入力される0Hから4H間で遅れた撮像信号S1H
〜S4Hを、不図示のタイミング発生回路から発生され
るタイミング信号によりRGB原色信号に分離する色分
離回路、106、107、108はローパスフィルタで
ある。ローパスフィルタ106は広帯域、ローパスフィ
ルタ107、108はローパスフィルタ106の約半分
の帯域を持つ。109、110、111クランプ、ガン
マ補正、ホワイトクリップ、ダーククリップのプロセス
処理を行うそれぞれGプロセス回路、Rプロセス回路、
bプロセス回路である。
【0028】112はハイパスフィルタ、113はロー
パスフィルタである。ローパスフィルタ113はローパ
スフィルタ107、108とほぼ同一特性である。ハイ
パスフィルタ112はローパスフィルタ113と相補的
な特性、つまり、同一のカットオフ周波数を有する。1
14はマトリクス回路で入力RGB信号をマトリクス演
算して、輝度信号YL、色差信号R−Y、B−Yを生成
する。115は加算器である。
【0029】116は時分割回路で、入力されたY、R
−Y、B−Yを、不図示のタイミング発生回路により発
生される切り換えパルスにより切り換え、時分割された
ビデオ信号を生成する。例えば、通常用いられる4−2
−2フォーマットでは、Yの2画素につきR−Y、B−
Yをそれぞれ1画素ずつ選択し、Y、R−Y、Y、Y−
Bという順番に時分割する。この際、切り換えパルスの
1クロック分はY信号のサンプリングレートの2倍にな
る。
【0030】117、118、120、121は1Hデ
ィレーライン、119、122、123、124、12
5、126はスイッチ回路である。
【0031】次に動作について説明する。入力されたデ
ィジタル撮像信号SDCCDはまず1Hディレーライン
101、102、103、104によりそれぞれ順次1
Hづつ遅延される。それぞれにより遅延された信号SH
1〜SH4及び入力信号SDCCDは色分離回路105
において、不図示のタイミング発生回路よりのタイミン
グ信号に応じて各入力信号からRGB原色信号を分離す
る。分離された各原色信号はそれぞれローパスフィルタ
106、107、108により低域成分が取り出され
る。この際、図5に示すように、Gフィルタは各行にあ
るため、色分離回路105内で補完されて、CCD1の
サンプリングクロックのナイキスト周波数の帯域を有す
るので、ローパスフィルタ106の通過帯域はCCD1
のサンプリング周波数のナイキスト周波数とほぼ同じに
なる。またRおよびBフィルタは2行に1つしかないた
め、半分の帯域のみを有する。従って、ローパスフィル
タ107、108の通過帯域はCCD1のサンプリング
ロックのナイキスト周波数の約半分になる。
【0032】ローパスフィルタ106、107、108
の出力はGプロセス回路109、Rプロセス回路11
0、Bプロセス回路111により、それぞれクランプ、
ガンマ補正、ホワイトクリップ、ダーククリップのプロ
セス処理を施される。その出力の内、G信号はローパス
フィルタ113により低域成分が取り出された後、R、
B信号はそのままマトリクス回路114に入力される。
マトリクス回路114では、標準テレビジョン信号の規
格に応じた比率で各原色信号から輝度信号YL、色差信
号R−Y、B−Yをマトリクス演算により生成する。
【0033】例えば、NTSC方式においては、 YL=0.3R+0.59G+0.11B Y−R=0.7R−0.59G−0.11B B−Y=0.3R−0.59G+0.89B である。
【0034】この出力のうちYLは、Gプロセス回路1
09の出力をハイパスフィルタ112に通じて得られる
高域成分GHと加算器115において加算されることに
より輝度信号Yを生成する。こうして得られたY、R−
Y、B−Yは、時分割回路116において、前述のよう
にYのサンプリングクロックの2倍の周波数のクロック
で切り換えられて、時分割されたビデオ信号になる。
【0035】この時分割されたビデオ信号は、1Hディ
レーライン117、118、120、121により遅延
されるが、この時各ディレーラインの動作クロックは不
図示のタイミング発生回路からのタイミングパルスPS
W1に応じて、図3におけるCCD1の水平期間1Hの
2倍の期間毎に、時分割されたビデオ信号のサンプリン
グクロックCLK1と、その半分の周波数を有する出力
クロックCLK2とに切り換えられる。切り換える順番
としては、まず初めの2H期間はディレーライン11
7、118がCLK1、ディレーライン120、121
がCLK2、また次の2H期間はディレーライン11
7、118がCLK2、ディレーライン、120、12
1がCLK1となる。
【0036】スイッチ回路123、124では出力クロ
ックCLK2が加えられているディレーラインの出力を
選択し、またスイッチ回路125、126では、これを
不図示のタイミング発生回路より発生された2フィール
ドの周期を有する切り換えパルスPSW2により切り換
えることにより、図3のSV1、SV2を生成する。た
だし、図3においては、輝度信号成分のみを示している
が、この実施例の出力のSV1、SV2は、実際には2
倍のサンプリング周波数でY、R−Y、B−Yが前述の
ように時分割多重された信号となる。
【0037】この実施例によれば、CCD1に原色の色
フィルタを用いているので、色の再現性が高く、また、
輝度信号Yの高域成分をG信号のみで生成しているた
め、彩色被写体を撮影した場合や、色温度が変化した場
合においても、各色成分の比率の変化によるモアレの発
生の無い高画質などビデオ信号が得られる。また垂直方
向に5水平ライン分と広範囲の信号を用いて色分離を行
っているので、局所的な輝度変化による偽色信号の発生
が軽減される。
【0038】また、色分離の際、垂直方向に周波数成分
制限するが、その周波数特性を急峻に設定することによ
り、偽信号が少く、解像度の高いビデオ信号を得られ
る。さらに、通常の単板撮像方式で用いている輝度信号
と、色信号を別々にガンマ補正する方式と異り、原色信
号RGBで各々ガンマ補正した信号を用いて輝度信号を
マトリクス合成しているので、中間色における彩度低
下、色相変化などの色再現性の劣化が少い。
【0039】図7は本発明の第2の実施例を示すもの
で、図1におけるCCD1、ADコンバータ2、カメラ
プロセス部3の別の構成である。図において、201は
第1の実施例で用いたCCD1と同様にプログレッシブ
スキャン方式のCCDであるが、後述するように読み出
し部分の構成が異っている。202は撮像面で、受光画
像を撮像電荷に光電変換する。203、204水平シフ
トレジスタで、CCD1と異なり2本有る。205、2
06は電荷電圧変換アンプ、207、208は入力撮像
信号SCCD1、SCCD2をディジタル撮像信号SD
CCD1、SDCCD2に変換するADコンバータ、2
09、210、211、212は水平ディレーライン、
213は色分離回路で、入力された6つの信号を、不図
示のタイミング発生器からのタイミングパルスに応じて
原色RGBを分離する。この時、色分離回路213で
は、2水平ライン分の原色信号を分離し時分割多重して
出力させる。
【0040】214、215、216はローパスフィル
タである。ローパスフィルタ214は広帯域、ローパス
フィルタ215、216はローパスフィルタ214の約
半分の帯域を持つ。この時、それぞれの入力信号R、
G、Bは前述のように2水平ライン分の信号が時分割多
重されているため、同じラインの信号のみを処理するよ
うに構成されている。例えば、ローパスフィルタ214
をDFFによるタップディレーと加算器によるFIRフ
ィルタとで構成した場合、加算器の入力を偶数番目のタ
ップのみ(又は奇数番目のタップのみ)から取り出すよ
うに構成すればよい。
【0041】217、218、219はクランプ、ガン
マ補正、ホワイトクリップ、ダーククリップのプロセス
処理を行うそれぞれGプロセス回路、Rプロセス回路、
Bプロセス回路である。これらのプロセス回路も、前述
のローパスフィルタ214等と同様に時分割多重の信号
を扱えるように構成されている。例えば、クランプ回路
で黒基準信号を検出する際、奇数番目と偶数番目のオプ
ティカルブラックの積分器を別々に設け、それぞれの出
力を奇数番目、偶数番目画素から別々に減算するように
構成される。
【0042】220はハイパスフィルタ、221はロー
パスフィルタである。ローパスフィルタ221はローパ
スフィルタ215、216とほぼ同一特性であり、また
同様に時分割多重された信号を扱うように構成されてい
る。ハイパスフィルタ220はローパスフィルタ221
と相補的な特性、つまり同一のカットオフ周波数を有
し、かつ同様に時分割多重された信号を扱うように構成
されている。222はマトリクス回路で、入力のRGB
信号をマトリクス演算して、輝度信号YL、色差信号R
−Y、B−Yを生成する。223は加算器である。
【0043】224は時分割回路で、入力されたY、R
−Y、B−Yを不図示のタイミング発生回路により発生
される切り換えパルスにより切り換え、第1の実施例に
おける時分割回路116と同様に時分割されたビデオ信
号を生成する。その際、時分割回路224の入力はもと
もと時分割多重されているため、サンプリングクロック
の周波数は入力出力で同じになる。225、226はス
イッチ回路である。
【0044】次に動作について説明する。不図示の被写
体像は不図示の撮像光学系によりCCD201の撮像面
202に結像される。CCD201では撮像面202に
結像された被写体像を画像信号電荷に光電変換し、不図
示の駆動系より発生される駆動パルスに応じてこの光電
変換された画像信号電荷の内、まず、水平シフトレジス
タ203に奇数ラインの電荷を、水平レジスタ204に
偶数ラインの電荷をそれぞれ転送し、次にそれぞれのシ
フトレジスタを水平転送して順次読み出し、電荷電圧変
換アンプ205、206でそれぞれ電圧に変換して、撮
像信号SCCD1、SCCD2として出力する。つま
り、1水平期間に2水平ラインの信号を同時に出力す
る。従って、図1のように単一の出力端子から出力する
場合に対して、サンプリングクロック周波数は1/2に
なる。
【0045】次にこの2つの撮像信号SCCD1、SC
CD2はADコンバータ207、208によりそれぞれ
AD変換され、ディジタル撮像信号SDCCD1、SD
CCD2になる。このディジタル撮像信号のサンプリン
グクロック周波数も、CCD201の出力と同様に図1
のADコンバータ2のサンプリングクロック周波数の1
/2である。AD変換された2つのディジタル撮像信号
SDCCD1、SDCCD2は、まず1Hディレーライ
ン209、211によりそれぞれ1Hづつ遅延される。
それぞれの出力はさらに1Hディレーライン210、2
12によりそれぞれ遅延される。各々のディレーライン
により遅延された信号及び入力信号は、色分離回路21
3において、不図示のタイミング発生回路よりのタイミ
ング信号に応じて各入力信号からRGB原色信号を分離
する。この時、色分離回路213では、前述のように2
水平ライン分の原色信号を分離し時分割多重して出力す
る。
【0046】分離された各原色信号はそれぞれローパス
フィルタ214、215、216により低域成分が取り
出される。この時各ローパスフィルタでは、時分割され
た2水平ライン分の入力信号のそれぞれのラインの信号
に対して、それぞれ独立に低域成分を取り出し、時分割
信号として出力する。ローパスフィルタ214の通過帯
域はCCD201のサンプリング周波数のナイキスト周
波数とほぼ同じになり、ローパスフィルタ215、21
6の通過帯域はCCD201のサンプリングクロックの
ナイキスト周波数の約半分になる。
【0047】ローパスフィルタ214、215、216
の出力はGプロセス回路217、Rプロセス回路21
8、Bプロセス回路219によりそれぞれクランプ、ガ
ンマ補正、ホワイトクリップ、ダーククリップのプロセ
ス処理を施される。この際も、前述したようにそれぞれ
のプロセス回路が、時分割信号を扱えるように構成され
ている。その出力の内、G信号はローパスフィルタ22
1により低域成分が取り出された後、R、B信号はその
ままマトリクス回路222に入力される。マトリクス回
路222では標準テレビジョン信号の規格に応じた比率
で各原色信号から輝度信号YL、色差信号R−Y、B−
Yをマトリクス演算により生成する。この出力のうちY
Lは、Gプロセス回路217の出力をハイパスフィルタ
220に通じて得られる高域成分GHと加算器223に
おいて加算されることにより、輝度信号Yを生成する。
【0048】こうして得られたY、R−Y、B−Yは、
時分割回路224において前述のように不図示のタイミ
ング発生回路からの信号に応じて切り換えられて、時分
割されたビデオ信号になる。この時分割されたビデオ信
号は、スイッチ回路225、226において、不図示の
タイミング発生回路より発生された2フィールドの周期
を有する切り換えパルスPSW2により切り換えること
により、図3のSV1、SV2を生成する。
【0049】この実施例によれば、CCD201の水平
シフトレジスタ203、204、電荷電圧変換アンプ2
05、206、ADコンバータ207、208、1Hデ
ィレーラインの動作クロック周波数が、第1の実施例に
比較して半分で良いため、消費電力の少い、簡易な回路
を用いて実施できる。また使用する1Hディレーライン
の数が4個で良いので、回路規模を小さく、消費電力を
少くすることができる。
【0050】図8は第2の実施例の動作説明図である。
(a)、(b)はCCD201の出力信号SCCD1及
びSCCD2である。図2に示す画素配列中の各画素の
電荷は、この図8に示すように偶数列の画素の電荷はS
CCD1に、奇数列の画素の電荷はSCCD2に読み出
される。次に垂直期間においてもこの組み合わせは同一
である。この時のサンプリングクロックは前述のよう
に、図3(a)のSCCDのサンプリングクロックの1
/2である。
【0051】(c)は、色分離回路213の出力のG信
号を示している。前述のように2水平ライン分の信号が
G00、G10、G01、G11という順に時分割にな
っている。
【0052】(d)(e)は、スイッチ回路225、2
26の出力のSV1、SV2である。SV1は輝度信号
Yと色差信号R−Y、B−Yとが時分割多重されてお
り、各々サンプリングクロック周波数は2:1:1にな
っている。さらに、ある垂直期間では偶数ラインの信号
のみが出力され、その次の垂直期間では奇数ラインの信
号のみが出力されるインタレース形式になっている。S
V2はSV1で出力されなかったラインの信号を出力す
る。従って、SV1が偶数ラインの出力時は奇数ライン
の信号を出力し、SV1が奇数ラインの出力時は偶数ラ
インの信号を出力する。
【0053】図9は図1において、第1、第2の実施例
で共通に用いられる記録プロセス部4、メモリ6の構成
例を示す。301はスイッチ回路、302はゲート回
路、303はモード制御回路、304は分周器、305
はスイッチ回路、306は書き込み制御回路、307は
読み出し制御回路、308は反転器、309はスイッチ
回路、310は離散コサイン変換と量子化とを用いた圧
縮回路、311は圧縮されたデータを保持するメモリ、
312はテープ記録に適した符号に変換する符号化回
路、313はヘッドアンプである。6a、6bはメモリ
6を2つに分割して記している。
【0054】次に動作について説明する。入力信号SV
1、SV2は、まずスイッチ回路301に入力される。
図1のモード設定スイッチ5が前述の第1のモードに設
定されている時は、モード制御回路303はゲート回路
302をオフにしてスイッチ回路301がSV1を選択
した状態を保持している。また、第2のモード及び第3
のモードに設定されている時は、モード制御回路303
はゲート回路302をオンにして、スイッチ回路301
に分周器304の出力を供給し、入力信号SV1、SV
2を交互に切り換えることにより、SV1、SV2を時
分割する。このスイッチ回路301の出力はメモリ6
a、6bの書き込みデータWDに入力される。
【0055】メモリ6a、6bの書き込みクロックWC
Kにはスイッチ回路305で選択されたクロックが供給
されるが、第1のモードにおいては、モード制御回路3
03は、スイッチ回路305を分周器304により1/
2に分周されたクロック側を選択し、この分周されたク
ロックがメモリの書き込みクロックとして供給される。
また、このスイッチ回路305の出力は書き込み制御回
路306にも供給され、書き込み制御回路306ではこ
の第1のモードにおいては分周されたクロックを元に書
き込みアドレスを発生し、メモリ6a、6bに供給す
る。
【0056】第2のモード及び第3のモードにおいて
は、モード制御回路303は、スイッチ回路305を分
周器304により分周されていないクロック側を選択
し、この分周されていないクロックがメモリの書き込み
クロックとして供給される。さらに書き込み制御回路3
06では、この第2、第3のモードにおいては分周され
ないクロックを元に書き込みアドレスを発生し、メモリ
6a、6bに供給する。
【0057】メモリ6a、6bの書き込み、読み出し制
御WR/RDには、不図示のタイミング発生回路から発
生される2フレーム周期の書き込み読み出し信号WR/
RDがメモリ6aにはそのまま、メモリ6bには反転器
308を通して供給されている。これにより、1フレー
ム毎に書き込むメモリ、読み出すメモリが交互に切替わ
る。また、メモリ6a、6bの読み出しクロックRDに
は、モードによらず常に分周器304で分周されたクロ
ックが供給される。
【0058】メモリ6a、6bの読み出しアドレスRA
Dには、読み出し制御回路307で発生されたアドレス
信号が供給される。モード制御回路303は第1、第2
のモードにおいては、読み出し制御回路307を、分周
器304により1/2分周されたクロックを元にテープ
記録に必要なように、ブロック単位で定められた順番に
よって画面内をシャッフル読み出しする動作を行うよう
に制御し、それによって発生されたアドレスを用いてメ
モリ6a、6bのうち読み出し動作になっているメモリ
からデータを読み出す。また、第3のモードにおいて
は、読み出し制御回路307を、分周器304により1
/2分周されたクロックを元に、通常のインタレースし
たラスタースキャンを行うアドレスを発生する動作を行
うように制御し、上述と同様にメモリからデータを読み
出す。
【0059】メモリ6a、6bから読み出されたデータ
はスイッチ回路309により、メモリ6a、6bのうち
読み出し動作になっているメモリからのデータを選択
し、SV3として図1のスイッチ回路11に出力する。
これと共に圧縮回路310により離散コサイン変換、量
子化を行ってデータ圧縮しメモリ311で一時保持した
後、符号化回路312でテープ記録に適した符号に変換
され、ヘッドアンプ313でヘッド7を駆動できる振幅
に増幅し、記録信号SRECとしてヘッド7へ供給す
る。
【0060】この実施例によれば、書き込み読み出し信
号WR/RDを制御して、例えば操作者により外部でス
イッチが押された際に、2フレーム周期での反転を停止
して、読み出しをするメモリをメモリ6a、6bのどち
らかに固定することにより、画像を一時停止するいわゆ
るスチル動作を行うことができる。また、この時メモリ
311の書き込み動作を同時に停止し、読み出し制御回
路307の動作を第3のモードと同じくインタレースし
たラスタースキャンを行うアドレスを発生する動作を行
うように制御することで、一時停止した画像をSV3と
してモニタしながら、同時に記録することが可能であ
る。
【0061】尚、この実施例においては、メモリ6a、
6b、311を3つ使用するように構成しているが、こ
れらを単一の大容量メモリとして、アドレス等の制御線
を時分割で切り換えることも可能である。これにより、
使用する半導体メモリの個数を減少し、装置を小型化す
ることができる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、動画像をテレビジョンで見る場合には、第1の
モードに設定することにより、通常のインタレースした
画像を撮像し、その撮像した信号を記録、再生すること
ができる。また、再生画をスチル画として用いたり、あ
るいはビデオプリンタで印刷したり、コンピュータの入
力画像として用いる場合は、第2のモードに設定するこ
とにより、1フレーム毎の静止画像を撮像して記録再生
することができる。この際得られた画像は、撮像素子上
で垂直画素加算していないため、高い垂直解像度が得ら
れる。このためビデオプリンタやコンピュータの入力画
像としたときに、画素の形を大きく変換したりする必要
がなく、さらに得られる画像も垂直、水平共にほぼ同じ
解像度の高画質な画像が得られる。
【0063】また、請求項2の発明によれば、上述の効
果に加えて撮像信号を記録再生することなしに、撮影と
同時に1フレーム毎の静止画像を出力することができ
る。このため撮影前の画像確認やあるいはテープを用い
ないで、直接撮影画像をビデオプリンタで印刷したり、
コンピュータへ取り込む際にも1フレーム毎に静止した
高い垂直解像度の高画質な画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】CCDの画素配列を示す構成図である。
【図3】第1の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図4】第1の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図5】モザイク色フィルタの配列を示す構成図であ
る。
【図6】図1のカメラプロセス部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図8】第2の実施例の動作を示すタイミングチャート
である。
【図9】第1、第2の実施例で用いられる記録プロセス
部、メモリの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 CCD 3 カメラプロセス部 4 記録プロセス部 5 モード設定スイッチ 6 メモリ 307 読み出し制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像面における全画素情報を1フレーム
    期間にノンインタレースにより順次に読み出す撮像手段
    と、 上記撮像手段から得られる1フレーム期間の撮像信号か
    ら1フィールド期間にインタレースする第1のビデオ信
    号と、この第1のビデオ信号と同じフィールド期間にお
    いて上記第1のビデオ信号が走査しない水平ラインをイ
    ンタレースする第2のビデオ信号とを生成する信号処理
    手段と、 第1、第2のモードを選択的に設定するモード設定手段
    と、 上記モード設定手段が上記第1のモードを設定したとき
    は第1、第2のフィールド期間における上記第1のビデ
    オ信号を記憶し、上記モード設定手段が上記第2のモー
    ドを設定したときは上記第1のフィールド期間における
    上記第1、第2のビデオ信号を記憶する記憶手段とを備
    えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 撮像面における全画素情報を1フレーム
    期間にノンインタレースにより順次に読み出す撮像手段
    と、 上記撮像手段から得られる1フレーム期間の撮像信号を
    処理して1フィールド期間にインタレースする第1のビ
    デオ信号と、この第1のビデオ信号と同じフィールド期
    間において上記第1のビデオ信号が走査しない水平ライ
    ンをインタレースする第2のビデオ信号とを生成する信
    号処理手段と、 第1、第2、第3のモードを選択的に設定するモード設
    定手段と、 上記モード設定手段が上記第1のモードを設定したとき
    は第1、第2のフィールド期間における上記第1のビデ
    オ信号を記憶し、上記モード設定手段が上記第2、第3
    のモードを設定したときは上記第1のフィールド期間に
    おける上記第1、第2のビデオ信号を記憶する記憶手段
    と、 上記第1、第2のモードが設定されたときは記録に必要
    な読み出し順序で上記記憶手段を読み出し、上記第3の
    モードが設定されたときは、インタレースしたラスター
    スキャンに応じた順序で上記記憶手段を読み出す読み出
    し制御手段を備えた撮像装置。
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