JPH09106989A - ヘテロ接合バイポーラ半導体装置 - Google Patents
ヘテロ接合バイポーラ半導体装置Info
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- JPH09106989A JPH09106989A JP7265177A JP26517795A JPH09106989A JP H09106989 A JPH09106989 A JP H09106989A JP 7265177 A JP7265177 A JP 7265177A JP 26517795 A JP26517795 A JP 26517795A JP H09106989 A JPH09106989 A JP H09106989A
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- layer
- electrode
- contact layer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘテロ接合バイポーラ半導体装置に関し、ウ
エット・エッチング法を適用してT型エミッタ構造を形
成する場合、簡単な手段に依って、現れる結晶面に於け
る斜面の裾を切り立つような形状にしようとする。 【解決手段】 InGaPからなるエミッタ層5上に起
立するT型エミッタ構造の一部をなすGaAsからなる
第一のエミッタ・コンタクト層6に於けるエミッタ層5
側近傍に第一のエミッタ・コンタクト層6に比較して同
じ条件でエッチングした場合にエッチング・レートが高
いAlGaAsからなる薄いメサ形状制御層7が介挿さ
れているので、T型エミッタ構造に於けるメサ斜面の裾
は切り立ったような形状となり、先端がベース電極10
に接触することはなく、また、第一のエミッタ・コンタ
クト層6は厚く形成することができるので、エミッタ電
極9とベース電極10とが短絡する虞もない。
エット・エッチング法を適用してT型エミッタ構造を形
成する場合、簡単な手段に依って、現れる結晶面に於け
る斜面の裾を切り立つような形状にしようとする。 【解決手段】 InGaPからなるエミッタ層5上に起
立するT型エミッタ構造の一部をなすGaAsからなる
第一のエミッタ・コンタクト層6に於けるエミッタ層5
側近傍に第一のエミッタ・コンタクト層6に比較して同
じ条件でエッチングした場合にエッチング・レートが高
いAlGaAsからなる薄いメサ形状制御層7が介挿さ
れているので、T型エミッタ構造に於けるメサ斜面の裾
は切り立ったような形状となり、先端がベース電極10
に接触することはなく、また、第一のエミッタ・コンタ
クト層6は厚く形成することができるので、エミッタ電
極9とベース電極10とが短絡する虞もない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路化した場
合に高い製造歩留りを確保できる構造をもったヘテロ接
合バイポーラ半導体装置に関する。
合に高い製造歩留りを確保できる構造をもったヘテロ接
合バイポーラ半導体装置に関する。
【0002】ヘテロ接合バイポーラ・トランジスタ(h
eterojunction bipolar tra
nsistor:HBT)は、高速動作性、高電流駆動
能力に優れている為、近年、光通信用の高速動作電子デ
バイスとして盛んな開発が行われていて、特に、自己整
合型の構造をもつものは高速動作を要求される分野で期
待されている。
eterojunction bipolar tra
nsistor:HBT)は、高速動作性、高電流駆動
能力に優れている為、近年、光通信用の高速動作電子デ
バイスとして盛んな開発が行われていて、特に、自己整
合型の構造をもつものは高速動作を要求される分野で期
待されている。
【0003】然しながら、自己整合型の構造にした場
合、従来の技術では、良好な分離を行うことが困難で、
製造歩留りの低下が問題になっているが、本発明に依れ
ば、その問題を解消する一手段を提供することができ
る。
合、従来の技術では、良好な分離を行うことが困難で、
製造歩留りの低下が問題になっているが、本発明に依れ
ば、その問題を解消する一手段を提供することができ
る。
【0004】
【従来の技術】従来のHBTでは、エミッタ領域に対し
てベース電極を自己整合方式で作成する技術が多用され
ていて、そのエミッタ領域とベース電極との分離を確実
にする為、T型エミッタ構造、即ち、エミッタ電極の下
方に在るエミッタ領域であるエミッタ・メサ部分はエミ
ッタ電極に比較してサイド・エッチングされた状態、換
言すると、エミッタ電極がエミッタ・メサよりも横に張
り出した形状をもつ構造が利用されている。
てベース電極を自己整合方式で作成する技術が多用され
ていて、そのエミッタ領域とベース電極との分離を確実
にする為、T型エミッタ構造、即ち、エミッタ電極の下
方に在るエミッタ領域であるエミッタ・メサ部分はエミ
ッタ電極に比較してサイド・エッチングされた状態、換
言すると、エミッタ電極がエミッタ・メサよりも横に張
り出した形状をもつ構造が利用されている。
【0005】例えば、AlGaAs/GaAs系のHB
Tでは、このT型エミッタ構造を実現する為、通常のエ
ッチャントに依るウエット・エッチング法を利用する手
段、或いは、GaAsとAlGaAsとを選択的にエッ
チング可能なガスに依るドライ・エッチング法を利用す
る手段などが知られている。
Tでは、このT型エミッタ構造を実現する為、通常のエ
ッチャントに依るウエット・エッチング法を利用する手
段、或いは、GaAsとAlGaAsとを選択的にエッ
チング可能なガスに依るドライ・エッチング法を利用す
る手段などが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】T型エミッタ構造をウ
エット・エッチング法に依って作成する場合、半導体の
エッチング面にはエッチング液に固有の結晶面が現れ、
しかも、その結晶面は傾斜面になる為、切り立った垂直
な面をもつT型エミッタ構造は得られない
エット・エッチング法に依って作成する場合、半導体の
エッチング面にはエッチング液に固有の結晶面が現れ、
しかも、その結晶面は傾斜面になる為、切り立った垂直
な面をもつT型エミッタ構造は得られない
【0007】図3は従来のT型エミッタ構造の問題点を
説明する為のHBTを表す要部切断側面図であり、
(A)及び(B)は、それぞれ異なった例である。
説明する為のHBTを表す要部切断側面図であり、
(A)及び(B)は、それぞれ異なった例である。
【0008】図に於いて、21はベース層、22はエミ
ッタ層、23は第一のエミッタ・コンタクト層、24は
第二のエミッタ・コンタクト層、25はエミッタ電極、
26はベース電極をそれぞれ示している。
ッタ層、23は第一のエミッタ・コンタクト層、24は
第二のエミッタ・コンタクト層、25はエミッタ電極、
26はベース電極をそれぞれ示している。
【0009】前記各部分の材料を例示すると次の通りで
ある。即ち、 ベース層21:p−GaAs エミッタ層22:InGaP 第一のエミッタ・コンタクト層23:GaAs 第二のエミッタ・コンタクト層24:InGaAs エミッタ電極25:WSix ベース電極26:AuZn/Au(或いはPd/Zn/
Pt/Au)
ある。即ち、 ベース層21:p−GaAs エミッタ層22:InGaP 第一のエミッタ・コンタクト層23:GaAs 第二のエミッタ・コンタクト層24:InGaAs エミッタ電極25:WSix ベース電極26:AuZn/Au(或いはPd/Zn/
Pt/Au)
【0010】尚、図では、ベース電極26がエミッタ層
22上に形成されて接触した構造になっているが、実際
には、合金化処理に依って、エミッタ層22を突き抜け
てベース層21とコンタクトしている。
22上に形成されて接触した構造になっているが、実際
には、合金化処理に依って、エミッタ層22を突き抜け
てベース層21とコンタクトしている。
【0011】(A)では、エミッタ電極25とベース電
極26とが接触しないように、第一のエミッタ・コンタ
クト層23を厚く形成してあるが、そのようにすると、
T型エミッタ構造に於ける「くびれ」を大きくすること
ができず、従って、斜面の裾が外側に延び出た状態にな
るので、裾の先端がベース電極26と接触してリーク電
流の増大を招来し易く、HBTの特性は劣化する。
極26とが接触しないように、第一のエミッタ・コンタ
クト層23を厚く形成してあるが、そのようにすると、
T型エミッタ構造に於ける「くびれ」を大きくすること
ができず、従って、斜面の裾が外側に延び出た状態にな
るので、裾の先端がベース電極26と接触してリーク電
流の増大を招来し易く、HBTの特性は劣化する。
【0012】(B)では、T型エミッタ構造に於ける
「くびれ」を大きくする為、第二のエミッタ・コンタク
ト層24を薄くしてあるので、T型エミッタ構造に於け
る斜面の裾が延び出ることは少ないが、段差が小さくな
る為、エミッタに対してベース電極を自己整合方式で作
成する場合の短絡が増加し、HBTの製造歩留りを低下
させる。
「くびれ」を大きくする為、第二のエミッタ・コンタク
ト層24を薄くしてあるので、T型エミッタ構造に於け
る斜面の裾が延び出ることは少ないが、段差が小さくな
る為、エミッタに対してベース電極を自己整合方式で作
成する場合の短絡が増加し、HBTの製造歩留りを低下
させる。
【0013】T型エミッタ構造をドライ・エッチング法
に依って作成する場合、ウエット・エッチング法に比較
し、良好なT型エミッタ構造を作成することができるの
であるが、ウエハ面内に於けるエッチングの不均一性及
びエッチングに依って生ずるダメージが問題である。
に依って作成する場合、ウエット・エッチング法に比較
し、良好なT型エミッタ構造を作成することができるの
であるが、ウエハ面内に於けるエッチングの不均一性及
びエッチングに依って生ずるダメージが問題である。
【0014】本発明は、ウエット・エッチング法を適用
してT型エミッタ構造を形成する場合、簡単な手段に依
って、現れる結晶面に於ける斜面の裾を切り立つような
形状にしようとする。
してT型エミッタ構造を形成する場合、簡単な手段に依
って、現れる結晶面に於ける斜面の裾を切り立つような
形状にしようとする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を解
説する為のHBTを表す要部切断側面図である。
説する為のHBTを表す要部切断側面図である。
【0016】図に於いて、31は基板、32はサブ・コ
レクタ層、33はコレクタ層、34はベース層、35は
エミッタ層、36は第一のエミッタ・コンタクト層、3
7はメサ形状制御層、38は第二のエミッタ・コンタク
ト層、39はエミッタ電極、40はベース電極、41は
コレクタ電極をそれぞれ示している。
レクタ層、33はコレクタ層、34はベース層、35は
エミッタ層、36は第一のエミッタ・コンタクト層、3
7はメサ形状制御層、38は第二のエミッタ・コンタク
ト層、39はエミッタ電極、40はベース電極、41は
コレクタ電極をそれぞれ示している。
【0017】図示のHBTに於いては、第一のエミッタ
・コンタクト層36の下方、即ち、エミッタ層35に近
い側にメサ形状制御層37を介挿してあり、このメサ形
状制御層37の材料は、第一のエミッタ・コンタクト層
36の材料に比較し、所定のエッチング液をエッチャン
トとしてウエット・エッチングした場合、エッチング・
レートが高いものを用いてある。
・コンタクト層36の下方、即ち、エミッタ層35に近
い側にメサ形状制御層37を介挿してあり、このメサ形
状制御層37の材料は、第一のエミッタ・コンタクト層
36の材料に比較し、所定のエッチング液をエッチャン
トとしてウエット・エッチングした場合、エッチング・
レートが高いものを用いてある。
【0018】このような半導体層構成に於いて、T型エ
ミッタ構造に於ける「くびれ」を生成させる為の第一の
エッチング・コンタクト層36として例えばGaAs
を、そして、メサ形状制御層37として例えばAlGa
Asを用い、また、エッチャントとして例えばNH4 O
H:H2 O2 :H2 Oからなるエッチング液を用いてT
型エミッタ構造を形成した場合、AlGaAsはGaA
sに比較して速くエッチングされるので、図示のよう
に、メサの斜面の裾は切り立った形状になる。
ミッタ構造に於ける「くびれ」を生成させる為の第一の
エッチング・コンタクト層36として例えばGaAs
を、そして、メサ形状制御層37として例えばAlGa
Asを用い、また、エッチャントとして例えばNH4 O
H:H2 O2 :H2 Oからなるエッチング液を用いてT
型エミッタ構造を形成した場合、AlGaAsはGaA
sに比較して速くエッチングされるので、図示のよう
に、メサの斜面の裾は切り立った形状になる。
【0019】前記したところから、本発明に依るHBT
では、エミッタ層(例えばInGaPからなるエミッタ
層5)上に起立するT型エミッタ構造の一部をなす第一
の半導体層(例えばGaAsからなる第一のエミッタ・
コンタクト層6)に於ける該エミッタ層側近傍に該第一
の半導体層に比較して同じ条件でエッチングした場合に
エッチング・レートが高い第二の半導体薄層(例えばA
lGaAsからなるメサ形状制御層7)が介挿されてな
ることを特徴とする。
では、エミッタ層(例えばInGaPからなるエミッタ
層5)上に起立するT型エミッタ構造の一部をなす第一
の半導体層(例えばGaAsからなる第一のエミッタ・
コンタクト層6)に於ける該エミッタ層側近傍に該第一
の半導体層に比較して同じ条件でエッチングした場合に
エッチング・レートが高い第二の半導体薄層(例えばA
lGaAsからなるメサ形状制御層7)が介挿されてな
ることを特徴とする。
【0020】前記手段を採ることに依り、T型エミッタ
構造に於ける「くびれ」を生成させる為の半導体層を厚
く形成しても、メサ斜面の裾の先端は切り立った形状に
なって、長く延び出ることはないから、裾の先端がベー
ス電極と接触してリーク電流が増大する虞はない。
構造に於ける「くびれ」を生成させる為の半導体層を厚
く形成しても、メサ斜面の裾の先端は切り立った形状に
なって、長く延び出ることはないから、裾の先端がベー
ス電極と接触してリーク電流が増大する虞はない。
【0021】また、T型エミッタ構造に於ける「くび
れ」を生成させる為の半導体層が充分に厚いので、エミ
ッタ電極とベース電極とは充分な距離を維持することが
可能であって、短絡する虞は皆無である。
れ」を生成させる為の半導体層が充分に厚いので、エミ
ッタ電極とベース電極とは充分な距離を維持することが
可能であって、短絡する虞は皆無である。
【0022】更にまた、ドライ・エッチングとは異な
り、ウエハ面内に於けるエッチングの不均一や、エッチ
ングに起因するダメージは起こらない。
り、ウエハ面内に於けるエッチングの不均一や、エッチ
ングに起因するダメージは起こらない。
【0023】しかも、本発明は前記した種々の優れた特
徴をもっているにも拘わらず、T型エミッタ構造に於け
る「くびれ」を生成させる為の半導体層内に一層の薄い
半導体層を介挿するのみで足りるので、容易に実施する
ことが可能であると共に工程数の増加もない。
徴をもっているにも拘わらず、T型エミッタ構造に於け
る「くびれ」を生成させる為の半導体層内に一層の薄い
半導体層を介挿するのみで足りるので、容易に実施する
ことが可能であると共に工程数の増加もない。
【0024】
【発明の実施の形態】図2は本発明に於ける一実施の形
態を説明する為のHBTを表す要部切断側面図である。
態を説明する為のHBTを表す要部切断側面図である。
【0025】図に於いて、1は基板、2はサブ・コレク
タ層、3はコレクタ層、4はベース層、5はエミッタ
層、6はT型エミッタ構造に於ける「くびれ」を生成さ
せる為の第一のエミッタ・コンタクト層、7はメサ形状
制御層、8は第二のエミッタ・コンタクト層、9はエミ
ッタ電極、10はベース電極、11はコレクタ電極をそ
れぞれ示している。
タ層、3はコレクタ層、4はベース層、5はエミッタ
層、6はT型エミッタ構造に於ける「くびれ」を生成さ
せる為の第一のエミッタ・コンタクト層、7はメサ形状
制御層、8は第二のエミッタ・コンタクト層、9はエミ
ッタ電極、10はベース電極、11はコレクタ電極をそ
れぞれ示している。
【0026】前記の基板1をはじめとする各部分に関す
る主要なデータを例示すると次の通りである。 (1) 基板1について 材料:半絶縁性GaAs
る主要なデータを例示すると次の通りである。 (1) 基板1について 材料:半絶縁性GaAs
【0027】(2) サブ・コレクタ層2について 材料:n−GaAs 不純物濃度:5×1018〔cm-3〕 厚さ:500〔nm〕
【0028】(3) コレクタ層3について 材料:i−GaAs 厚さ:500〔nm〕
【0029】(4) ベース層4について 材料:p−GaAs 不純物濃度:4×1019〔cm-3〕 厚さ:70〔nm〕
【0030】(5) エミッタ層5について 材料:n−InGaP 不純物濃度:3×1017〔cm-3〕 厚さ:30〔nm〕
【0031】(6) 第一のエミッタ・コンタクト層6
について 材料:n−GaAs メサ形状制御層7の下に在る部分の厚さ:10〔nm〕 メサ形状制御層7の上に在る部分の厚さ:300〔n
m〕
について 材料:n−GaAs メサ形状制御層7の下に在る部分の厚さ:10〔nm〕 メサ形状制御層7の上に在る部分の厚さ:300〔n
m〕
【0032】(7) メサ形状制御層7について 材料:n−AlGaAs 厚さ:5〔nm〕
【0033】(8) 第二のエミッタ・コンタクト層8
について 材料:n−InGaAs 不純物濃度:3×1019〔cm-3〕 厚さ:100〔nm〕
について 材料:n−InGaAs 不純物濃度:3×1019〔cm-3〕 厚さ:100〔nm〕
【0034】(9) エミッタ電極9について 材料:Ti/Pt/Au(又はWSix ) 厚さ:10〔nm〕/50〔nm〕/350〔nm〕 (WSix の場合、400〔nm〕)
【0035】(10) ベース電極10について 材料:AuZn/Au(又はPd/Zn/Au)
【0036】(11) コレクタ電極11について 材料:AuGe/Ni/Au
【0037】次に、図2に見られるHBTを製造するプ
ロセスについて説明する。 (1)有機金属化学気相堆積(metalorgani
c chemical vapour deposit
ion:MOCVD)法を適用することに依り、基板1
上にサブ・コレクタ層2、コレクタ層3、ベース層4、
エミッタ層5、第一のエミッタ・コンタクト層、メサ形
状制御層7、第二のエミッタ・コンタクト層8を成長さ
せる。
ロセスについて説明する。 (1)有機金属化学気相堆積(metalorgani
c chemical vapour deposit
ion:MOCVD)法を適用することに依り、基板1
上にサブ・コレクタ層2、コレクタ層3、ベース層4、
エミッタ層5、第一のエミッタ・コンタクト層、メサ形
状制御層7、第二のエミッタ・コンタクト層8を成長さ
せる。
【0038】(2)リソグラフィ技術に於けるレジスト
・プロセスを適用することに依り、エミッタ電極形成予
定部分に開口をもつレジスト膜を形成する。
・プロセスを適用することに依り、エミッタ電極形成予
定部分に開口をもつレジスト膜を形成する。
【0039】(3)真空蒸着法を適用することに依り、
全面にTi/Pt/Au膜を形成する。
全面にTi/Pt/Au膜を形成する。
【0040】(4)前記工程(2)で形成したレジスト
膜を融解・剥離するリフト・オフ法を適用することに依
り、前記工程(3)で形成したTi/Pt/Au膜をパ
ターン化してエミッタ電極9を形成する。
膜を融解・剥離するリフト・オフ法を適用することに依
り、前記工程(3)で形成したTi/Pt/Au膜をパ
ターン化してエミッタ電極9を形成する。
【0041】(5)エッチャントをH3 PO4 +H2 O
2 +H2 O混合液とするウエット・エッチング法を適用
することに依り、エミッタ電極9をマスクとして、第二
のエミッタ・コンタクト層8の表面からメサ形状制御層
7の上側に在る第一のエミッタ・コンタクト層6の部分
に入り込む程度までエッチングする。
2 +H2 O混合液とするウエット・エッチング法を適用
することに依り、エミッタ電極9をマスクとして、第二
のエミッタ・コンタクト層8の表面からメサ形状制御層
7の上側に在る第一のエミッタ・コンタクト層6の部分
に入り込む程度までエッチングする。
【0042】(6)エッチャントをNH4 OH+H2 O
2 +H2 O混合液とするウエット・エッチング法を適用
することに依り、第一のエミッタ・コンタクト層6のメ
サ形状制御層7の上に在る部分、メサ形状制御層7、第
一のエミッタ・コンタクト層6のメサ形状制御層7の下
に在る部分のエッチングを行う。
2 +H2 O混合液とするウエット・エッチング法を適用
することに依り、第一のエミッタ・コンタクト層6のメ
サ形状制御層7の上に在る部分、メサ形状制御層7、第
一のエミッタ・コンタクト層6のメサ形状制御層7の下
に在る部分のエッチングを行う。
【0043】このエッチングで用いているNH4 OH+
H2 O2 +H2 O混合液では、InGaAs及びInG
aPはエッチングされない為、第二のエミッタ・コンタ
クト層8及びエミッタ層5はエッチングされることはな
く、従って、図示のようなT型エミッタ構造が得られ
る。
H2 O2 +H2 O混合液では、InGaAs及びInG
aPはエッチングされない為、第二のエミッタ・コンタ
クト層8及びエミッタ層5はエッチングされることはな
く、従って、図示のようなT型エミッタ構造が得られ
る。
【0044】また、前記エッチャントに依った場合、A
lGaAsのエッチング速度がGaAsに比較して約
1.5倍程度も速い為、メサ形状制御層7の部分で「く
びれ」を生じ、メサの斜面に於ける裾は切り立ったよう
な形状になって、不所望に延び出ることは無くなる。 (7)リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセスを
適用することに依り、ベース電極形成予定部分に開口を
もつレジスト膜を形成する。
lGaAsのエッチング速度がGaAsに比較して約
1.5倍程度も速い為、メサ形状制御層7の部分で「く
びれ」を生じ、メサの斜面に於ける裾は切り立ったよう
な形状になって、不所望に延び出ることは無くなる。 (7)リソグラフィ技術に於けるレジスト・プロセスを
適用することに依り、ベース電極形成予定部分に開口を
もつレジスト膜を形成する。
【0045】(8)真空蒸着法を適用することに依り、
全面にAuZn/Auからなる電極材料膜を形成する。
尚、この電極材料膜としては、前記のものの他に、例え
ば、Pd/Zn/Pt/Auなど、アロイ系電極メタル
を用いることができる。
全面にAuZn/Auからなる電極材料膜を形成する。
尚、この電極材料膜としては、前記のものの他に、例え
ば、Pd/Zn/Pt/Auなど、アロイ系電極メタル
を用いることができる。
【0046】(9)前記工程(7)で形成したレジスト
膜を融解・剥離するリフト・オフ法を適用することに依
り、前記工程(8)で形成したAuZn/Au膜をパタ
ーン化してベース電極10をエミッタに対して自己整合
的に形成し、熱処理を行ってエミッタ層5及びベース層
4と合金化させる。
膜を融解・剥離するリフト・オフ法を適用することに依
り、前記工程(8)で形成したAuZn/Au膜をパタ
ーン化してベース電極10をエミッタに対して自己整合
的に形成し、熱処理を行ってエミッタ層5及びベース層
4と合金化させる。
【0047】(10)エッチャントをHCl或いはHC
l+H3 PO4 混合液(InGaP用)並びにH3 PO
4 +H2 O2 +H2 O混合液(GaAs用)とするウエ
ット・エッチング法を適用することに依り、エミッタ層
5の表面からサブ・コレクタ層2の表面に達するメサ・
エッチングを行って、所謂、ベース・メサを形成し、サ
ブ・コレクタ層2の一部を選択的に表出させる。
l+H3 PO4 混合液(InGaP用)並びにH3 PO
4 +H2 O2 +H2 O混合液(GaAs用)とするウエ
ット・エッチング法を適用することに依り、エミッタ層
5の表面からサブ・コレクタ層2の表面に達するメサ・
エッチングを行って、所謂、ベース・メサを形成し、サ
ブ・コレクタ層2の一部を選択的に表出させる。
【0048】(11)リソグラフィ技術に於けるレジス
ト・プロセスを適用することに依り、サブ・コレクタ層
2上に於けるコレクタ電極形成予定部分に開口をもつレ
ジスト膜を形成する。
ト・プロセスを適用することに依り、サブ・コレクタ層
2上に於けるコレクタ電極形成予定部分に開口をもつレ
ジスト膜を形成する。
【0049】(12)真空蒸着法を適用することに依
り、全面に例えばAuGe/Ni/Auからなる電極材
料膜を形成する。
り、全面に例えばAuGe/Ni/Auからなる電極材
料膜を形成する。
【0050】(13)前記工程(11)で形成したレジ
スト膜を融解・剥離するリフト・オフ法を適用すること
に依り、前記工程(12)で形成したAuGe/Ni/
Au膜をパターン化してコレクタ電極12をエミッタに
対して自己整合的に形成し、熱処理を行ってサブ・コレ
クタ層2と合金化させる。
スト膜を融解・剥離するリフト・オフ法を適用すること
に依り、前記工程(12)で形成したAuGe/Ni/
Au膜をパターン化してコレクタ電極12をエミッタに
対して自己整合的に形成し、熱処理を行ってサブ・コレ
クタ層2と合金化させる。
【0051】前記のようにして作成されたHBTのT型
エミッタ構造に於けるメサ斜面の裾は切り立っていて、
ベース電極と接触する虞は皆無である。
エミッタ構造に於けるメサ斜面の裾は切り立っていて、
ベース電極と接触する虞は皆無である。
【0052】本発明では、前記実施の形態に限られるこ
となく、他に多くの改変を実現することが可能であり、
例えば、エミッタ電極の材料には、Ti/Pt/Auの
みでなく、例えばWSix を用いることもできるが、そ
の場合、現用技術では、リフト・オフが困難である為、
例えば、次のような手段を採ると良い。
となく、他に多くの改変を実現することが可能であり、
例えば、エミッタ電極の材料には、Ti/Pt/Auの
みでなく、例えばWSix を用いることもできるが、そ
の場合、現用技術では、リフト・オフが困難である為、
例えば、次のような手段を採ると良い。
【0053】(1)前記した通り、MOCVD法を適用
して基板上に各半導体層を積層形成してから、スパッタ
リング法を適用して第二のエミッタ・コンタクト層上に
厚さ例えば400〔nm〕程度のWSix 膜を形成す
る。
して基板上に各半導体層を積層形成してから、スパッタ
リング法を適用して第二のエミッタ・コンタクト層上に
厚さ例えば400〔nm〕程度のWSix 膜を形成す
る。
【0054】(2)リソグラフィ技術に於けるレジスト
・プロセスを適用することに依り、前記工程(2)で形
成したWSix 膜上にエミッタ電極パターンのレジスト
膜を形成する。
・プロセスを適用することに依り、前記工程(2)で形
成したWSix 膜上にエミッタ電極パターンのレジスト
膜を形成する。
【0055】(3)エッチング・ガスをCF4 +O2 混
合ガスとするRIE(reactiveion etc
hing)法を適用することに依って、前記工程(1)
で形成したWSix 膜を前記工程(2)で形成したレジ
スト膜をマスクとしてエッチングし、エミッタ電極を形
成する。
合ガスとするRIE(reactiveion etc
hing)法を適用することに依って、前記工程(1)
で形成したWSix 膜を前記工程(2)で形成したレジ
スト膜をマスクとしてエッチングし、エミッタ電極を形
成する。
【0056】前記工程に於いて、エッチング・マスクと
してレジスト膜のみでは選択比がとれない場合、CVD
法を適用してWSix 膜上にSiON膜を形成し、その
SiON膜にレジスト膜のパターンを転写してエッチン
グ・マスクにすると良い。
してレジスト膜のみでは選択比がとれない場合、CVD
法を適用してWSix 膜上にSiON膜を形成し、その
SiON膜にレジスト膜のパターンを転写してエッチン
グ・マスクにすると良い。
【0057】
【発明の効果】本発明に依るヘテロ接合バイポーラ半導
体装置に於いては、エミッタ層上に起立するT型エミッ
タ構造の一部をなす第一の半導体層に於けるエミッタ層
側近傍に第一の半導体層に比較して同じ条件でエッチン
グした場合にエッチング・レートが高い第二の半導体薄
層が介挿されている。
体装置に於いては、エミッタ層上に起立するT型エミッ
タ構造の一部をなす第一の半導体層に於けるエミッタ層
側近傍に第一の半導体層に比較して同じ条件でエッチン
グした場合にエッチング・レートが高い第二の半導体薄
層が介挿されている。
【0058】前記構成を採ることに依り、T型エミッタ
構造に於ける「くびれ」を生成させる為の半導体層を厚
く形成しても、メサ斜面の裾の先端は切り立った形状に
なって、長く延び出ることはないから、裾の先端がベー
ス電極と接触してリーク電流が増大する虞はない。
構造に於ける「くびれ」を生成させる為の半導体層を厚
く形成しても、メサ斜面の裾の先端は切り立った形状に
なって、長く延び出ることはないから、裾の先端がベー
ス電極と接触してリーク電流が増大する虞はない。
【0059】また、T型エミッタ構造に於ける「くび
れ」を生成させる為の半導体層を充分に厚くすることが
できるので、エミッタ電極とベース電極とは充分な距離
を維持することが可能であって、短絡する虞は皆無であ
る。
れ」を生成させる為の半導体層を充分に厚くすることが
できるので、エミッタ電極とベース電極とは充分な距離
を維持することが可能であって、短絡する虞は皆無であ
る。
【0060】更にまた、ドライ・エッチングとは異な
り、ウエハ面内に於けるエッチングの不均一や、エッチ
ングに起因するダメージは起こらない。
り、ウエハ面内に於けるエッチングの不均一や、エッチ
ングに起因するダメージは起こらない。
【0061】しかも、本発明は前記した種々の優れた特
徴をもっているにも拘わらず、T型エミッタ構造に於け
る「くびれ」を生成させる為の半導体層内に一層の薄い
半導体層を介挿するのみで足りるので、容易に実施する
ことが可能であると共に工程数の増加もない。
徴をもっているにも拘わらず、T型エミッタ構造に於け
る「くびれ」を生成させる為の半導体層内に一層の薄い
半導体層を介挿するのみで足りるので、容易に実施する
ことが可能であると共に工程数の増加もない。
【図1】本発明の原理を解説する為のHBTを表す要部
切断側面図である。
切断側面図である。
【図2】本発明に於ける一実施の形態を説明する為のH
BTを表す要部切断側面図である。
BTを表す要部切断側面図である。
【図3】従来のT型エミッタ構造の問題点を説明する為
のHBTを表す要部切断側面図である。
のHBTを表す要部切断側面図である。
1 基板 2 サブ・コレクタ層 3 コレクタ層 4 ベース層 5 エミッタ層 6 第一のエミッタ・コンタクト層 7 メサ形状制御層 8 第二のエミッタ・コンタクト層 9 エミッタ電極 10 ベース電極 11 コレクタ電極
Claims (1)
- 【請求項1】エミッタ層上に起立するT型エミッタ構造
の一部をなす第一の半導体層に於ける該エミッタ層側近
傍に該第一の半導体層に比較して同じ条件でエッチング
した場合にエッチング・レートが高い第二の半導体薄層
が介挿されてなることを特徴とするヘテロ接合バイポー
ラ半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265177A JPH09106989A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ヘテロ接合バイポーラ半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7265177A JPH09106989A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ヘテロ接合バイポーラ半導体装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09106989A true JPH09106989A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17413654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7265177A Withdrawn JPH09106989A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | ヘテロ接合バイポーラ半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09106989A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100127352A1 (en) * | 2006-12-01 | 2010-05-27 | National Semiconductor Corporation | Self-aligned bipolar transistor structure |
| JP2012099666A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP7265177A patent/JPH09106989A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100127352A1 (en) * | 2006-12-01 | 2010-05-27 | National Semiconductor Corporation | Self-aligned bipolar transistor structure |
| US8148799B2 (en) * | 2006-12-01 | 2012-04-03 | National Semiconductor Corporation | Self-aligned bipolar transistor structure |
| JP2012099666A (ja) * | 2010-11-02 | 2012-05-24 | Fujitsu Ltd | 化合物半導体装置及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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