JPH09106775A - X線管装置のノイズ及び震動の低減 - Google Patents

X線管装置のノイズ及び震動の低減

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JPH09106775A
JPH09106775A JP8188052A JP18805296A JPH09106775A JP H09106775 A JPH09106775 A JP H09106775A JP 8188052 A JP8188052 A JP 8188052A JP 18805296 A JP18805296 A JP 18805296A JP H09106775 A JPH09106775 A JP H09106775A
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vacuum envelope
ray tube
tube device
housing
assembly
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Paul G Christean
ポール・ジー・クリスティーン
Dennis H Runnoe
デニス・エイチ・ルノエ
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
    • H01J35/08Anodes; Anti cathodes
    • H01J35/10Rotary anodes; Arrangements for rotating anodes; Cooling rotary anodes
    • H01J35/101Arrangements for rotating anodes, e.g. supporting means, means for greasing, means for sealing the axle or means for shielding or protecting the driving
    • H01J35/1017Bearings for rotating anodes

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  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転陽極X線管装置の回転陽極組立体から真
空外囲器及びハウジングへの震動エネルギーの伝達を抑
制及び防止する。 【解決手段】 X線管装置の回転陽極組立体から真空外
囲器及びハウジングへの震動エネルギーの伝達を抑制及
び防止する絶縁構造を使用することによって音を伴うノ
イズ及び震動を低減する回転陽極X線管装置。この絶縁
構造は、陽極組立体の支持構造と真空外囲器との間に接
続され、真空外囲器を封止する少なくとも1個の可撓性
部材と、真空外囲器のネック部分及びヘッド部分とハウ
ジングとの間にそれぞれ配置される対称に配列した絶縁
部材とから成る。絶縁構造の可撓性部材は、真空外囲器
の壁に組み入れられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、X線管技術に関し、特
に、回転陽極X線管に用いるノイズ及び震動低減装置に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】在来の
診断用回転陽極X線管装置は、ハウジングと、ハウジン
グ内に配列された真空外囲器とから成る。陽極ターゲッ
トが、真空外囲器内で回転するシャフト組立体に取り付
けられている。この陽極ターゲットに近接して、真空外
囲器内部には、陰極組立体が配列されている。高電圧源
が陽極ターゲット及び陰極組立体に接続される。陰極か
ら放射された電子雲が高エネルギーに加速され、陽極タ
ーゲット上に集束されて衝突する。陽極ターゲットは、
入射電子に応答してX線を放射する。電子が陽極ターゲ
ットに衝突すると、そのエネルギーの一部だけがX線に
変換され、大部分のエネルギーは熱に変換され、これの
熱のため、動作中の陽極ターゲットの温度が上昇する。
陽極ターゲットを有するシャフト組立体は、約3000
から10000rpmで回転し、熱を分散する。このシ
ャフトは、ベアリングを介して真空外囲器に接続されて
いる。陽極構造の高速及び高加速回転がこの構造体を震
動し、この震動が真空外囲器に伝わる。真空外囲器の寸
法が比較的大きいことから、外囲器の震動が、外囲器周
辺のハウジングへと震動を伝達する主な原因となる。熱
放散及び誘電のために用いる外囲器とハウジングとの間
にオイルが充填されるが、このオイルは、ハウジングに
震動を伝達し、この震動によりノイズが発生する。これ
らの要因は、X線管装置の寿命を制限するばかりか、作
業の妨げとなる。
【0003】X線管装置のノイズ低減を達成するための
幾つかの技術が提言されてきた。このような技術は、タ
ーゲットの回転速度を低くしたり、陽極シャンク取付領
域にマス(mass)を付加するというものであり、他の技
術もこれと同様のものである。
【0004】ターゲットの回転速度を低くすることによ
りターゲット寿命が短くなるが、このターゲット寿命を
短くせずにX線管装置のノイズを低減するための従来技
術の設計が、例えば、米国特許第4935948号「リ
ング状のマスを取り付けることによるX線管装置のノイ
ズ低減(X-ray Tube Noise Reduction by Mounting aRi
ng Mass)」や米国特許第5265147号に説明され
ている。米国特許第4935948号では、リング状の
マスが、回転ベアリングを真空管に物理的に接続するベ
アリングシュラウド(bearing shroud)上又はその付近
に取り付けられる。このようなリング状のマスは、X線
管装置の総重量を顕著に増大し、また、X線管装置内の
高電圧領域付近に配置され、これにより、電気的に不安
定となる。米国特許第5265147号では、X線管装
置のノイズが、固定子でガラス製真空外囲器のネック部
分を封止することによって低減されるか又は機械的な締
付デバイスで締付することによって低減されている。
【0005】X線管装置のノイズを低減する他の方法が
米国特許第5253284号「非ガラス製挿入物を使用
するX線管装置のノイズ低減(X-ray Tube Noise Reduc
tionUsing Non-Glass Inserts)」に説明され、ノイズ
は低減できるが、このようなX線管装置には問題点があ
る。よって、挿入物として使用する剛性リングがX線管
装置の設計に必要となり、真空外囲器を震動源から絶縁
することができない。
【0006】その他の在来のノイズ低減法に、X線管装
置外側に震動減衰手段を配置したものがある。この方法
の応用が米国特許第4433432号「X線管装置(X-
rayTube Apparatus)」に開示され、ここで、回転陽極
X線管装置の端部が弾力的に支持され、震動減衰手段を
具備している。この震動減衰手段は、陽極ターゲットの
ベアリングと係合されている。このような設計では、ガ
ラス製真空外囲器を回転陽極震動源から切り離すことが
できない。
【0007】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の目
的は、在来のX線管装置のノイズ低減技術に関する上述
の問題点を解消することである。
【0008】本発明の利点は、X線管装置設計において
絶縁構造を組み入れることで電気的特性を変化させな
い、ということである。
【0009】本発明の利点は、また、医療用として広く
応用されているX線管装置が、設計上の主要部分を変更
せずに、要求される技術に容易に適用できる、というこ
とである。
【0010】本発明の好適実施例において、ハウジング
と、このハウジング内に配列した真空外囲器とから成る
X線管装置が提供される。真空外囲器は、ヘッド部分と
ネック部分とを有する。陽極組立体が真空外囲器内に配
列され、陽極組立体は真空外囲器のヘッド部分及びネッ
ク部分を通じて伸張している。陽極組立体は、シャフト
に取り付けられた回転可能なターゲットから成る。シャ
フトは、所定の速度でX線管装置の軸線に関して陽極組
立体を回転させるための回転子に接続されている。陰極
組立体が、陽極組立体に近接して真空外囲器のヘッド部
分の内部に配列され、X線を発生させるために電子ビー
ムを生成してターゲット表面上に集束させる。可撓性絶
縁部材が、真空外囲器のネック部分と回転子の底部との
間に配列され、これらの間を封止し、これにより、陽極
組立体から真空外囲器への震動エネルギーの伝達を防止
する。可撓性絶縁部材は、X線管装置の主な震動源であ
る回転子に接続され、震動エネルギーを実質的に絶縁す
る。対称的に配列される絶縁部材の一方が、陽極取付組
立体とハウジングとの間に配置され、他方が、真空外囲
器のヘッド部分とハウジングとの間に配置され、これに
より、真空外囲器からハウジングへの震動エネルギーの
伝達を防止する。
【0011】本発明の他の実施例において、ハウジング
と、このハウジング内に配列した真空外囲器とから成る
X線管装置が提供される。真空外囲器は、ヘッド部分と
ネック部分とを有する。陽極組立体が真空外囲器内に配
列され、陽極組立体は真空外囲器のヘッド部分及びネッ
ク部分を通じて伸張している。真空外囲器は、ヘッド及
びネック部分によって画成され、ヘッド及びネック部分
の各々は円筒壁を有する。真空外囲器のヘッド及びネッ
ク部分の少なくとも一方の部分の円筒壁には可撓性部材
が組み入れられる。
【0012】本発明の主な利点は、追加的な絶縁部材が
真空外囲器の位置を固定し、ハウジング内の真空外囲器
の震動を抑制する一方、可撓性絶縁部材により、陽極組
立体及び真空外囲器が相互に相対的に独立して動くこと
ができるようになっている、ということである。特に、
回転する陽極組立体や真空外囲器のような震動源からの
震動エネルギーの上述のような抑制方法は、X線管装置
からの音を伴うノイズを除去することができる。
【0013】本発明のこれら及び他の特徴及び利点が、
図面を参照して説明される実施例の以下の詳細な説明か
ら明らかになるであろう。詳細な説明は本発明を図説す
るが、これに限定されることを意図としない。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に、ハウジング10と、ハウ
ジング10内に配列された真空外囲器11とを有する在
来の回転陽極X線管装置を概略を示す。陽極組立体は、
真空外囲器11の大径部分の内部に配列され、シャフト
13に一体に取り付けられたターゲット12から成る。
ベアリング組立体14が、ターゲット12の回転を容易
にする働きをする。陰極組立体が、陽極のターゲット1
2に対向して配置され、陰極ヘッド15と、適当な電力
源に接続したフィラメントとから成る。固定子組立体1
6が、真空外囲器11の壁を介して固定子に対向するシ
ャフト13に取り付けられた回転子に面する回転磁場を
生成し、所定の速度で陽極ターゲット12を回転する。
【0015】動作上、陰極及び陽極ターゲットは高電位
に維持され、陰極から焦点領域18への電子ビームを得
る。電子は、十分な運動エネルギーでこの焦点領域に衝
突し、診断用画像を得るために使用されるX線を生成す
る。
【0016】図2に示す本発明の好適実施例では、陽極
ターゲット12が、円筒状スリーブ部分を有する中空円
筒状の回転子19にシャフト13を介して接続されてい
る。固定子構造16が、真空外囲器11の外側の円筒状
の支持構造20に取り付けられている。これら構成要素
の組立体は、ベアリング及び支持構造21に取り付けら
れる。ベアリング及び支持構造21は、密閉部材23に
取り付けられ、陽極ターゲット12と反対側の真空外囲
器11のネック部分に配列されている。密閉部材23
は、陽極取付組立体に支持される。可撓性ベローズ25
が、ベアリング及び支持構造21と真空外囲器11との
間に配列され、その間で自由に移動できるようになって
いる。このベローズは、溶着、鑞付け又はX線管装置の
封止に使用できる他の方法によって、真空外囲器の壁及
び陽極組立体の構成要素に取り付けてもよい。ベローズ
をガラス又は金属材料に取り付けるためのこのような方
法は、従来技術では周知のものである。ベローズ材料
は、震動応力下で可撓であるために十分な弾性をもつ封
止材料であればよい。典型的に、この材料は、スチー
ル、ニッケル、モリブデン又はこのような材料の合金の
いずれを使用してもよい。
【0017】第1の絶縁部材26が、ハウジング10と
円筒状の支持構造20との間に取り付けられる。第2の
絶縁部材27が、真空外囲器11のヘッド部分とハウジ
ング10との間に取り付けられる。第1及び第2の絶縁
部分は、陽極組立体の回転に起因する真空外囲器の震動
を抑制し、X線管装置のハウジングに対して真空外囲器
を整列させて、ハウジングポート28を通じるX線の経
路を確実にする。第1及び第2の絶縁部材は、ネオプレ
ン又はゴムのような震動減衰材から成る。
【0018】陽極組立体からハウジングへの震動エネル
ギーの伝達を防止することにおいて、少なくとも1個の
可撓性部材が、真空外囲器の異なった部分に配置され
る。図3に示すように、ベローズ30が、真空外囲器の
ヘッド部分31の円筒壁を封止し、可撓性ベローズ32
が真空外囲器のネック部分33の円筒壁に組み入れられ
る。可撓性ベローズ32、33は、回転子の底部と真空
外囲器11のネック部分33との間に配列される可撓性
ベローズ25とともに使用されてもよく、また、ベロー
ズ25を配列せずに使用してもよい。図4に示す実施例
では、回転子の底部と真空外囲器11のネック部分33
との間に配列される可撓性ベローズ25と、ネック部分
33の円筒壁に組み入れられた可撓性ベローズ34とか
ら成る。
【0019】X線管挿入物構造の要素として、可撓性X
線管のように、陽極組立体と真空外囲器との間に自由な
移動を与えることができるように設計された可撓性ベロ
ーズや他の手段の使用により、陽極組立体及び真空外囲
器が相互に独立して動くことができるようになる。ま
た、陽極組立体及び真空外囲器の独立した動きが、第1
及び第2の絶縁部材によってそれぞれ独立して抑制され
る。
【0020】図5及び6のノイズヒストグラムが、18
0Hzの陽極組立体の回転(10000rpm)におけ
る、在来のX線管装置(図5)と本発明のX線管装置
(図6)の音圧レベルの低減を示す。一連の音響測定の
3分の1オクターブバンドが10バンドの可聴範囲を網
羅する。これらバンドの中心周波数がX軸に示される。
X線管装置から約61cmのところでの測定値に基づい
て、本発明のX線管装置の新規な設計が、24dB
(A)のノイズ低減を可能にする。このデータは、A−
重み音圧レベルアルゴリズムに関して計算される。
【0021】在来のX線管装置の平均ノイズは約58d
Bである。本発明のX線管装置の平均ノイズは約34d
Bである。同様のノイズ低減が他の回転速度で得られ
る。
【0022】本発明は、X線管装置の真空挿入物の回転
する構成要素から真空外囲器への震動エネルギーの伝達
を顕著に低減する一方、真空外囲器を取り囲む絶縁部材
がハウジングへの震動伝達を防ぐ。
【0023】本発明が好適実施例及び他の実施例により
開示されたが、当然に、その変更物及び変形物が添付の
特許請求の範囲に定義されるような本発明の精神及び範
囲を逸脱せずになされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、在来のX線管装置の断面図である。
【図2】図2は、本発明の好適実施例を組み入れたX線
管装置の断面図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例を組み入れたX線
管装置の断面図である。
【図4】図4は、本発明の他の実施例を組み入れたX線
管装置の断面図である。
【図5】図5は、陽極組立体の回転速度が180Hzの
ときの、在来のX線管装置のノイズヒストグラムであ
る。
【図6】図6は、陽極組立体の回転速度が180Hzの
ときの、本発明のX線管装置のノイズヒストグラムであ
る。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管装置であって、 (a) ハウジング; (b) 前記ハウジングの内部に配列され、ヘッド部分
    とネック部分とから成る真空外囲器; (c) 前記ヘッド部分及び前記ネック部分を通じて伸
    張し、前記真空外囲器の内部に配列された陽極組立体で
    あって、 前記陽極組立体が、 回転可能なターゲットと、 当該X線管の軸線に沿って内部へと伸張し、前記ターゲ
    ットに取り付けたシャフトと、 所定の速度で前記軸線に関して前記陽極組立体を回転さ
    せるための、前記シャフトに取り付けた回転子とから成
    る、陽極組立体; (d) 前記陽極組立体に取り付けたベアリング及び支
    持構造; (e) 前記陽極組立体に近接して前記ヘッド部分の内
    部に配列され、電子のビームを生成して前記ターゲット
    に集束させ、前記ターゲットでX線を発生させる、陰極
    組立体; (f) 回転する前記陽極組立体と前記陰極組立体との
    間の電位を維持するための高電圧源;及び (g) 前記軸線に沿って前記真空外囲器の前記ネック
    部分と前記ベアリング及び支持構造との間に配列され
    た、前記真空外囲器と一体の可撓性絶縁部材であって、 前記可撓性絶縁部材が、前記陽極組立体から前記真空外
    囲器への震動エネルギーの伝達を防止する、可撓性絶縁
    部材、から成るX線管装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のX線管装置であって、 前記可撓性絶縁部材がベローズである、ところのX線管
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のX線管装置であって、 さらに、 前記真空外囲器から前記ハウジングへの震動エネルギー
    の伝達を防止するための第1及び第2の絶縁部材から成
    り、 前記第1の絶縁部材が、前記ハウジングと前記真空外囲
    器の前記ネック部分との間に配列され、 前記第2の絶縁部材が、前記ハウジングと前記真空外囲
    器の前記ヘッド部分との間に配列される、ところのX線
    管装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のX線管装置であって、 前記第1及び第2の絶縁部材が、震動減衰材から成る、
    ところのX線管装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のX線管装置であって、 前記震動減衰材が、ネオプレンである、ところのX線管
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のX線管装置であって、 前記震動減衰材が、ゴムである、ところのX線管装置。
  7. 【請求項7】 X線管装置であって、 (a) ハウジング; (b) 前記ハウジングの内部に配列される真空外囲器
    であって、 前記真空外囲器が、前記真空外囲器と同軸に配列された
    少なくとも1個の可撓性部材を有し、前記可撓性部材が
    前記真空外囲器と一体である、ところの真空外囲器; (c) 前記真空外囲器の内部に配列される第1及び第
    2の電極構造であって、前記第1の電極構造が、ターゲ
    ットと、前記ターゲットに回転可能に取り付けたシャフ
    ト組立体とから成る陽極を形成し、 前記第2の電極が、前記陽極と空間をあけ、前記陽極と
    対向して配列された陰極を形成する、ところの第1及び
    第2の電極構造; (d) 当該X線管装置の軸線に関して前記陽極を回転
    させるための回転子組立体であって、 前記回転子組立体が前記シャフト組立体に同軸に配列さ
    れる、ところの回転子組立体;及び (e) 前記真空外囲器と前記ハウジングとの間に配置
    される少なくとも一対の対称に配列した絶縁部材、から
    成るX線管装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のX線管装置であって、 前記真空外囲器が、さらに、円筒壁を有するヘッド部分
    から成り、 前記可撓性部材が、前記ヘッド部分の前記円筒壁に組み
    入れられる、ところのX線管装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載のX線管装置であって、 前記真空外囲器が、さらに、円筒壁を有するネック部分
    から成り、 前記可撓性部材が、前記ネック部分の前記円筒壁に組み
    入れられる、ところのX線管装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載のX線管装置であって、 前記可撓性部材が、ベローズである、ところのX線管装
    置。
  11. 【請求項11】 X線管装置であって、 (a) ハウジング; (b) 前記ハウジングの内部に配列される真空外囲器
    であって、 前記真空外囲器が、ネック部分とヘッド部分とを有し、
    前記ネック及びヘッド部分の各々が、それぞれ円筒壁を
    有し、前記ネック部分及び前記ヘッド部分の少なくとも
    一方の前記円筒壁にベローズを組み入れた、ところの真
    空外囲器; (c) 陽極組立体であって、 前記陽極組立体が、ターゲットと、前記ターゲットに回
    転可能に取り付けたシャフト組立体とから成る、ところ
    の陽極組立体; (d) 前記陽極組立体から空間をあけ、前記陽極組立
    体に対向して配列された陰極組立体;及び (e) 当該X線管装置の軸線に関して前記ターゲット
    を回転させるための回転子組立体であって、 前記回転子組立体が、前記シャフト組立体と同軸に配列
    される、ところの回転子組立体、から成る、X線管装
    置。
  12. 【請求項12】 陽極組立体の回転によって生成され、
    X線管装置のハウジングの内部に配列された真空外囲器
    に前記陽極組立体のベアリング及び支持構造を介して伝
    達されるX線管装置の震動エネルギーを低減するための
    絶縁装置であって、(a) 前記陽極組立体の前記ベア
    リング及び支持構造と前記真空外囲器との間に配列さ
    れ、前記陽極組立体からの前記震動エネルギーを抑制す
    る、少なくとも1個の可撓性部材;及び(b) 前記X
    線管装置の前記ハウジングと前記真空外囲器との間に配
    列され、前記真空外囲器の位置を固定し且つ前記真空外
    囲器からの前記震動エネルギーを抑制する、一対の取付
    手段、から成る絶縁装置。
  13. 【請求項13】 X線管装置のハウジングの内部に配列
    された真空外囲器の内部の回転陽極組立体によって生成
    されるX線管装置の震動エネルギーを低減するための方
    法であって、 (a) 前記真空外囲器のネック部分と前記回転陽極組
    立体の支持構造との間に可撓性絶縁部材を同軸に配置す
    る行程; (b) 前記可撓性絶縁部材を前記真空外囲器及び前記
    支持構造に封止する行程;及び (c) 前記真空外囲器と前記X線管装置のハウジング
    との間に一対の絶縁部材を位置させる行程、から成る方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の方法であって、 前記可撓性絶縁部材が、金属製ベローズである、ところ
    の方法。
  15. 【請求項15】 それぞれ円筒壁を有するネック部分及
    びヘッド部分を有し、X線管装置のハウジングの内部に
    配列される真空外囲器の内部に配列された回転陽極組立
    体によって生成されるX線管装置の震動エネルギーを低
    減するための方法であって、(a) 前記真空外囲器の
    前記ネック部分及び前記ヘッド部分の少なくとも一方の
    前記円筒壁に少なくとも1個の可撓性部材を組み入れる
    行程;及び(b)前記円筒壁と前記可撓性部材との間に
    封止部を形成する行程、から成る方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の方法であって、 さらに、 前記真空外囲器の前記ヘッド部分と前記ネック部分との
    間に第1及び第2の絶縁部材をそれぞれ配置する行程、
    から成る方法。
  17. 【請求項17】請求項16記載の方法であって、 さらに、 前記真空外囲器の前記ネック部分と前記回転陽極組立体
    の支持構造との間に追加的可撓性絶縁部材を配置する行
    程、から成る方法。
JP8188052A 1995-07-17 1996-07-01 X線管装置のノイズ及び震動の低減 Pending JPH09106775A (ja)

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