JPH09105301A - 斜板形アキシャルピストン機械 - Google Patents
斜板形アキシャルピストン機械Info
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- JPH09105301A JPH09105301A JP8198052A JP19805296A JPH09105301A JP H09105301 A JPH09105301 A JP H09105301A JP 8198052 A JP8198052 A JP 8198052A JP 19805296 A JP19805296 A JP 19805296A JP H09105301 A JPH09105301 A JP H09105301A
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- Japan
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- piston
- axial piston
- piston machine
- swash plate
- guide surface
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/14—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B1/141—Details or component parts
- F04B1/146—Swash plates; Actuating elements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01B—MACHINES OR ENGINES, IN GENERAL OR OF POSITIVE-DISPLACEMENT TYPE, e.g. STEAM ENGINES
- F01B3/00—Reciprocating-piston machines or engines with cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F01B3/02—Reciprocating-piston machines or engines with cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis with wobble-plate
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H23/00—Wobble-plate gearings; Oblique-crank gearings
- F16H23/04—Wobble-plate gearings; Oblique-crank gearings with non-rotary wobble-members
- F16H23/06—Wobble-plate gearings; Oblique-crank gearings with non-rotary wobble-members with sliding members hinged to reciprocating members
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/18—Mechanical movements
- Y10T74/18056—Rotary to or from reciprocating or oscillating
- Y10T74/18296—Cam and slide
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Electromagnetic Pumps, Or The Like (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ピストンの自軸線を中心とする回動を簡単か
つ効果的に防止する手段を備えた斜板形アキシャルピス
トン機械を提供する。 【解決手段】 ブリッジ区分７が周方向で有効な案内面
１０を備えており、この案内面が、隣り合うピストン６
のブリッジ区分７の対応する案内面１０に当接するよう
に形成されている。
つ効果的に防止する手段を備えた斜板形アキシャルピス
トン機械を提供する。 【解決手段】 ブリッジ区分７が周方向で有効な案内面
１０を備えており、この案内面が、隣り合うピストン６
のブリッジ区分７の対応する案内面１０に当接するよう
に形成されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、斜板形アキシャル
ピストン機械であって、同心的に配置された第１群のシ
リンダ孔と、該シリンダ孔に対して軸方向で間隔をおい
て配置された第２群のシリンダ孔とが設けられており、
これらの両群のシリンダ孔の間に、アキシャルピストン
機械の機械軸に結合されていて回転軸線に対して傾斜し
て位置する又は位置することのできる行程板が配置され
ており、この行程板に、シリンダ孔内で長手方向運動可
能に案内されたピストンが支持されており、各ピストン
が、その両側で圧力媒体の押しのけを行うように又は圧
力媒体により負荷されるように形成されており、かつ軸
方向で離隔した２つのピストン区分から成っており、こ
れらのピストン区分が、行程板と協働するブリッジ区分
により互いに結合されおり、かつ互いに反対側に配置さ
れたシリンダ孔内に没入しており、かつ、ピストンの自
軸線を中心とする回動が防止されている形式のものに関
する。
ピストン機械であって、同心的に配置された第１群のシ
リンダ孔と、該シリンダ孔に対して軸方向で間隔をおい
て配置された第２群のシリンダ孔とが設けられており、
これらの両群のシリンダ孔の間に、アキシャルピストン
機械の機械軸に結合されていて回転軸線に対して傾斜し
て位置する又は位置することのできる行程板が配置され
ており、この行程板に、シリンダ孔内で長手方向運動可
能に案内されたピストンが支持されており、各ピストン
が、その両側で圧力媒体の押しのけを行うように又は圧
力媒体により負荷されるように形成されており、かつ軸
方向で離隔した２つのピストン区分から成っており、こ
れらのピストン区分が、行程板と協働するブリッジ区分
により互いに結合されおり、かつ互いに反対側に配置さ
れたシリンダ孔内に没入しており、かつ、ピストンの自
軸線を中心とする回動が防止されている形式のものに関
する。
【０００２】
【従来の技術】この種のアキシャルピストン機械はドイ
ツ連邦共和国特許第４１５４３２号明細書に記載されて
いる。ピストンの自軸線を中心とする回動を防止するた
めに、各ピストンは、ケーシングに固定されたロッドに
長手方向運動可能に案内されており、かつ機械ケーシン
グ内で回動不能に支持されている。回動不能の支持のた
めに、各ピストンは、アキシャルピストン機械の回転軸
線に関して半径方向外向きに延びる互いに離隔した２つ
のラグを備えており、両方のラグの間に、両側に平面部
を備えたロッドが配置されている。この場合、ピストン
の往復運動時に生じる速度が回動防止手段へも作用をお
よぼす。
ツ連邦共和国特許第４１５４３２号明細書に記載されて
いる。ピストンの自軸線を中心とする回動を防止するた
めに、各ピストンは、ケーシングに固定されたロッドに
長手方向運動可能に案内されており、かつ機械ケーシン
グ内で回動不能に支持されている。回動不能の支持のた
めに、各ピストンは、アキシャルピストン機械の回転軸
線に関して半径方向外向きに延びる互いに離隔した２つ
のラグを備えており、両方のラグの間に、両側に平面部
を備えたロッドが配置されている。この場合、ピストン
の往復運動時に生じる速度が回動防止手段へも作用をお
よぼす。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、冒頭に記載した形式の斜板形アキシャルピスト
ン機械を改良して、ピストンの自軸線を中心とする回動
を簡単かつ効果的に防止する手段を備えた斜板形アキシ
ャルピストン機械を提供することにある。
ころは、冒頭に記載した形式の斜板形アキシャルピスト
ン機械を改良して、ピストンの自軸線を中心とする回動
を簡単かつ効果的に防止する手段を備えた斜板形アキシ
ャルピストン機械を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、ブリッジ区分が周方向で有効な案内面を備えてお
り、この案内面が、隣り合うピストンのブリッジ区分の
対応する案内面に当接するように形成されていることに
より解決される。
ば、ブリッジ区分が周方向で有効な案内面を備えてお
り、この案内面が、隣り合うピストンのブリッジ区分の
対応する案内面に当接するように形成されていることに
より解決される。
【０００５】
【発明の効果】本発明によれば、ピストンはそれぞれ隣
り合うピストンに支持される。その際、行程板の一方の
側に配置されていて高圧下にあるピストン区分のため
に、行程板の反対側に角１８０度ずらして配置されてい
て同様に高圧下にあるピストン区分の回動方向に対して
逆向きの回動方向が生じる。それゆえ、両方の回動力は
互いに逆向きに作用して相殺され、その結果、機械ケー
シングへの支持が不要となる。
り合うピストンに支持される。その際、行程板の一方の
側に配置されていて高圧下にあるピストン区分のため
に、行程板の反対側に角１８０度ずらして配置されてい
て同様に高圧下にあるピストン区分の回動方向に対して
逆向きの回動方向が生じる。それゆえ、両方の回動力は
互いに逆向きに作用して相殺され、その結果、機械ケー
シングへの支持が不要となる。
【０００６】その上、互いに隣り合うピストンのブリッ
ジ区分の間にはわずかな相対運動しか生じない。この相
対運動は互いに隣り合うピストンの運動の進みもしくは
運動の遅れにより生じるものであり、従って、本発明に
基づく回動防止手段は大きな耐摩耗性を有している。こ
れに対して、公知技術に基づくアキシャルピストン機械
では、回動防止手段に対し常にピストンのフルスピード
が作用し、このことはエネルギ損失をもたらすと共に極
めて早期に摩耗を招来する。
ジ区分の間にはわずかな相対運動しか生じない。この相
対運動は互いに隣り合うピストンの運動の進みもしくは
運動の遅れにより生じるものであり、従って、本発明に
基づく回動防止手段は大きな耐摩耗性を有している。こ
れに対して、公知技術に基づくアキシャルピストン機械
では、回動防止手段に対し常にピストンのフルスピード
が作用し、このことはエネルギ損失をもたらすと共に極
めて早期に摩耗を招来する。
【０００７】ブリッジ区分の、周方向で有効な案内面
が、アキシャルピストン機械の軸線方向で見て、円セク
タの側方限界として成形されていると製作技術的に好都
合である。
が、アキシャルピストン機械の軸線方向で見て、円セク
タの側方限界として成形されていると製作技術的に好都
合である。
【０００８】案内面が円セクタの半径方向外側領域内で
有効であり、かつブリッジ区分間に、半径方向内側領域
内で半径方向内向きに増大するくさび状の隙間が形成さ
れていると、正確に規定された着力点が生ぜしめられる
と共に、ピストンの自軸線を中心とする回動運動に対し
て逆向きに作用する力が最大のてこ腕に作用する。
有効であり、かつブリッジ区分間に、半径方向内側領域
内で半径方向内向きに増大するくさび状の隙間が形成さ
れていると、正確に規定された着力点が生ぜしめられる
と共に、ピストンの自軸線を中心とする回動運動に対し
て逆向きに作用する力が最大のてこ腕に作用する。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に図面につき本発明の実施の形
態を詳細に説明する。
態を詳細に説明する。
【００１０】本発明に基づく斜板形アキシャルピストン
機械は機械ケーシング１と、この機械ケーシング１内に
回転可能に支承された機械軸２とを備えており、この機
械軸２には行程板３が結合されている。行程板３の傾斜
角は本実施例では機械軸２の回転軸線Ｄに対して垂直な
平面に対して不変である。
機械は機械ケーシング１と、この機械ケーシング１内に
回転可能に支承された機械軸２とを備えており、この機
械軸２には行程板３が結合されている。行程板３の傾斜
角は本実施例では機械軸２の回転軸線Ｄに対して垂直な
平面に対して不変である。
【００１１】機械ケーシング１内には、同心的に配置さ
れた第１群のシリンダ孔４が設けられており、このシリ
ンダ孔４に対して平行に間隔をおいて第２群の同心的な
シリンダ孔５が設けられている。
れた第１群のシリンダ孔４が設けられており、このシリ
ンダ孔４に対して平行に間隔をおいて第２群の同心的な
シリンダ孔５が設けられている。
【００１２】行程板３は複数のピストン６と協働してお
り、各ピストン６は第１のピストン区分６ａと、これに
対して軸方向に間隔をおいて配置された第２のピストン
区分６ｂとを備えている。両方のピストン区分６ａ，６
ｂは本実施例では、互いに同軸的であり、かつ同一直径
を備えている。ブリッジ区分７が両方のピストン区分６
ａ，６ｂを互いに結合せしめている。両方のピストン区
分６ａ，６ｂは、互いに向き合う第１群及び第２群のシ
リンダ孔４，５内で長手方向運動可能である。
り、各ピストン６は第１のピストン区分６ａと、これに
対して軸方向に間隔をおいて配置された第２のピストン
区分６ｂとを備えている。両方のピストン区分６ａ，６
ｂは本実施例では、互いに同軸的であり、かつ同一直径
を備えている。ブリッジ区分７が両方のピストン区分６
ａ，６ｂを互いに結合せしめている。両方のピストン区
分６ａ，６ｂは、互いに向き合う第１群及び第２群のシ
リンダ孔４，５内で長手方向運動可能である。
【００１３】ピストン端部は本実施例では機械の使用形
式に応じて、圧力媒体により負荷される（液圧モータと
しての運転）ことができ、又は圧力媒体を押しのける
（ポンプとしての運転）ことができる。
式に応じて、圧力媒体により負荷される（液圧モータと
しての運転）ことができ、又は圧力媒体を押しのける
（ポンプとしての運転）ことができる。
【００１４】運転中、公知形式通り、ピストン６の中心
軸線（自軸線）に対しては垂直方向の、かつ行程板３に
対しては接線方向の相対速度が生じる。
軸線（自軸線）に対しては垂直方向の、かつ行程板３に
対しては接線方向の相対速度が生じる。
【００１５】ピストン６のブリッジ区分７には、互いに
同軸的な中央垂線Ｓ１，Ｓ２を有する球セグメントとし
て形成された２つの支持体８，９が配置されており、こ
れら両方の支持体８，９の間に行程板３が位置してお
り、かつ本実施例では両方の支持体８，９は両者あいま
って共通の１つの包絡球を有している。この包絡球の中
心点Ｍは有利には、両方の支持体８，９の間に配置され
た行程板３の中央平面Ｅ上に位置している。本実施例で
は包絡球の中心点Ｍは、ピストン６の中心軸線Ａ上に位
置している。
同軸的な中央垂線Ｓ１，Ｓ２を有する球セグメントとし
て形成された２つの支持体８，９が配置されており、こ
れら両方の支持体８，９の間に行程板３が位置してお
り、かつ本実施例では両方の支持体８，９は両者あいま
って共通の１つの包絡球を有している。この包絡球の中
心点Ｍは有利には、両方の支持体８，９の間に配置され
た行程板３の中央平面Ｅ上に位置している。本実施例で
は包絡球の中心点Ｍは、ピストン６の中心軸線Ａ上に位
置している。
【００１６】アキシャルピストン機械の図示の構成によ
り、従来公知の構成と比較して、行程板３の極めて大き
な傾斜角が可能であり、このことは著しい効率増大を可
能ならしめる。
り、従来公知の構成と比較して、行程板３の極めて大き
な傾斜角が可能であり、このことは著しい効率増大を可
能ならしめる。
【００１７】中心軸線Ａを中心とするピストン６の回転
を防止するために、中心軸線Ａを中心とする回動を防止
する手段が設けられている。この目的のために、本発明
によれば、ブリッジ区分７が、周方向で有効な案内面１
０を備えている。この案内面は、隣り合うピストン６の
ブリッジ区分７の互いに協働する案内面１０に当接する
ように形成されている（図２参照）。
を防止するために、中心軸線Ａを中心とする回動を防止
する手段が設けられている。この目的のために、本発明
によれば、ブリッジ区分７が、周方向で有効な案内面１
０を備えている。この案内面は、隣り合うピストン６の
ブリッジ区分７の互いに協働する案内面１０に当接する
ように形成されている（図２参照）。
【００１８】それゆえ、ピストン６はそれぞれ隣り合う
ピストン６に支持される。その際、行程板３の一方の側
に配置されていて高圧により負荷されたピストン区分に
回動方向Ｖ１が生じる。この回動方向Ｖ１は、行程板３
の反対側に角１８０度ずらされて配置されていて同様に
高圧により負荷されたピストン区分の回動方向Ｖ２とは
逆向きである。従って、回動力は互いに逆向きに作用し
て相殺される。
ピストン６に支持される。その際、行程板３の一方の側
に配置されていて高圧により負荷されたピストン区分に
回動方向Ｖ１が生じる。この回動方向Ｖ１は、行程板３
の反対側に角１８０度ずらされて配置されていて同様に
高圧により負荷されたピストン区分の回動方向Ｖ２とは
逆向きである。従って、回動力は互いに逆向きに作用し
て相殺される。
【００１９】本発明に基づく回動防止手段のさらに利点
とするところは、互いに隣り合うピストンのブリッジ区
分の間にわずかな相対速度しか生ぜず、従ってこの回動
防止手段は大きな耐摩耗性を有している。これに対して
公知技術に基づくアキシャルピストン機械では、回動防
止手段に常にピストンのフルスピードが作用し、このこ
とが摩耗を極めて早期に招来する。
とするところは、互いに隣り合うピストンのブリッジ区
分の間にわずかな相対速度しか生ぜず、従ってこの回動
防止手段は大きな耐摩耗性を有している。これに対して
公知技術に基づくアキシャルピストン機械では、回動防
止手段に常にピストンのフルスピードが作用し、このこ
とが摩耗を極めて早期に招来する。
【００２０】ブリッジ区分７の案内面１０は−アキシャ
ルピストン機械の軸線方向で見て−円セクタの側方限界
として成形される。正確に規定された着力点を得るため
に、案内面１０は円セクタの半径方向外側領域内でのみ
有効である。円セクタの内側領域内には、くさび状の隙
間１１がブリッジ区分７の間に形成され、この隙間１１
のギップ幅は円セクタの半径方向内向きに増大してい
る。この構成によればさらに、ピストンの中心軸線Ａを
中心とするピストン６の回動に対して逆向きに作用する
力が最大のてこ腕に作用する。
ルピストン機械の軸線方向で見て−円セクタの側方限界
として成形される。正確に規定された着力点を得るため
に、案内面１０は円セクタの半径方向外側領域内でのみ
有効である。円セクタの内側領域内には、くさび状の隙
間１１がブリッジ区分７の間に形成され、この隙間１１
のギップ幅は円セクタの半径方向内向きに増大してい
る。この構成によればさらに、ピストンの中心軸線Ａを
中心とするピストン６の回動に対して逆向きに作用する
力が最大のてこ腕に作用する。
【００２１】ケーシングに固定された第１の開口面１２
が、機械軸２の回転軸線Ｄに対して垂直に配置されてお
り、この開口面１２内で、第１群のシリンダ孔４に接続
された供給通路１３が開口している。ケーシングに固定
された第２の開口面１４が、第１の開口面１２に対して
間隔をおいて、かつこれに対して平行に設けられてお
り、この開口面１４内では、第２群のシリンダ孔５に接
続された供給通路１５が開口している。各開口面１２，
１４には、機械軸２に配置されていて回転する制御面１
６，１７が設けられている。制御面１６内には、シリン
ダ孔４に圧力媒体を周期的に供給するための制御ポート
１６ａ，１６ｂが配置されている。これと同様に、制御
面１７内には、シリンダ孔５に圧力媒体を周期的に供給
するための制御ポート１７ａ，１７ｂが配置されてい
る。これらの制御ポート１６ａ，１６ｂ，１７ａ，１７
ｂは本実施例では機械軸２に直に加工成形されている。
が、機械軸２の回転軸線Ｄに対して垂直に配置されてお
り、この開口面１２内で、第１群のシリンダ孔４に接続
された供給通路１３が開口している。ケーシングに固定
された第２の開口面１４が、第１の開口面１２に対して
間隔をおいて、かつこれに対して平行に設けられてお
り、この開口面１４内では、第２群のシリンダ孔５に接
続された供給通路１５が開口している。各開口面１２，
１４には、機械軸２に配置されていて回転する制御面１
６，１７が設けられている。制御面１６内には、シリン
ダ孔４に圧力媒体を周期的に供給するための制御ポート
１６ａ，１６ｂが配置されている。これと同様に、制御
面１７内には、シリンダ孔５に圧力媒体を周期的に供給
するための制御ポート１７ａ，１７ｂが配置されてい
る。これらの制御ポート１６ａ，１６ｂ，１７ａ，１７
ｂは本実施例では機械軸２に直に加工成形されている。
【００２２】開口面１２と制御面１６との間には、力の
分配を良好にするために、かつ耐摩耗性を増大させるた
めに、ケーシングに固定的に分配リング１８が配置され
ており、この分配リング１８は供給通路１３に対して同
軸的な孔１８ａを備えている。これと同様に、開口面１
４と制御面１７との間には、ケーシングに固定的に分配
リング１９が配置されており、この分配リング１９は供
給通路１５に対して同軸的な孔１９ａを備えている。
分配を良好にするために、かつ耐摩耗性を増大させるた
めに、ケーシングに固定的に分配リング１８が配置され
ており、この分配リング１８は供給通路１３に対して同
軸的な孔１８ａを備えている。これと同様に、開口面１
４と制御面１７との間には、ケーシングに固定的に分配
リング１９が配置されており、この分配リング１９は供
給通路１５に対して同軸的な孔１９ａを備えている。
【００２３】制御ポート１６ａ，１７ｂは接続通路２０
に、かつ制御ポート１６ｂ，１７ａは接続通路２１に互
いにクロスして接続されている。両方の接続通路２０，
２１は、ケーシングに固定されていて機械軸２の回転軸
線Ｄに対して垂直な接続面２２内で互いに並んで開口し
ている。接続面２２内では、第１の接続通路２３と、こ
れに対して半径方向に間隔をおいて位置する第２の接続
通路２４とが、それぞれの接続通路２０，２１に対応し
て接続されている。
に、かつ制御ポート１６ｂ，１７ａは接続通路２１に互
いにクロスして接続されている。両方の接続通路２０，
２１は、ケーシングに固定されていて機械軸２の回転軸
線Ｄに対して垂直な接続面２２内で互いに並んで開口し
ている。接続面２２内では、第１の接続通路２３と、こ
れに対して半径方向に間隔をおいて位置する第２の接続
通路２４とが、それぞれの接続通路２０，２１に対応し
て接続されている。
【００２４】技術的に避け得ない誤差にもかかわらず漏
れ損失をわずかにするために、かつその上、摩耗に由来
する漏れ損失の増大を防止する制御の自発的な調整を生
ぜしめるために、供給通路１３，１５の開口部にそれぞ
れ軸方向運動可能な杯状のブッシュ２５が設けられてお
り、このブッシュ２５は制御面１２，１４へ向かってば
ね力と圧力媒体の圧力とにより負荷される。従って、こ
のブッシュ２５は常に分配リング１８もしくは分配リン
グ１９に接触しており、これにより、自発的な調整によ
るシール作用が得られる。
れ損失をわずかにするために、かつその上、摩耗に由来
する漏れ損失の増大を防止する制御の自発的な調整を生
ぜしめるために、供給通路１３，１５の開口部にそれぞ
れ軸方向運動可能な杯状のブッシュ２５が設けられてお
り、このブッシュ２５は制御面１２，１４へ向かってば
ね力と圧力媒体の圧力とにより負荷される。従って、こ
のブッシュ２５は常に分配リング１８もしくは分配リン
グ１９に接触しており、これにより、自発的な調整によ
るシール作用が得られる。
【００２５】さらに、接続面２２内における、中央に配
置された第２の接続通路２４の開口部内には、ばね力と
圧力媒体の圧力とにより機械軸２の方向で負荷される軸
方向運動可能なブッシュ２６が配置されている。第１の
接続通路２３と接続通路２１とが偏心的に配置されてい
るために、第１の接続通路２３は接続面２２内の開口領
域内に環状溝２７を備えている。シールのためにこの環
状溝２７内には、ばね力と圧力媒体の圧力とにより機械
軸２の方向で負荷される環状ブッシュ２８が配置されて
いる。
置された第２の接続通路２４の開口部内には、ばね力と
圧力媒体の圧力とにより機械軸２の方向で負荷される軸
方向運動可能なブッシュ２６が配置されている。第１の
接続通路２３と接続通路２１とが偏心的に配置されてい
るために、第１の接続通路２３は接続面２２内の開口領
域内に環状溝２７を備えている。シールのためにこの環
状溝２７内には、ばね力と圧力媒体の圧力とにより機械
軸２の方向で負荷される環状ブッシュ２８が配置されて
いる。
【図１】本発明によるアキシャルピストン機械の縦断面
図である。
図である。
【図２】図１に示すアキシャルピストン機械の横断面図
である。
である。
１ 機械ケーシング、 ２ 機械軸、 ３ 行程板、
４，５ シリンダ孔、６ ピストン、 ６ａ，６ｂ ピ
ストン区分、 ７ ブリッジ区分、 ８，９支持体、
１０ 案内面、 １１ 隙間、 １２ 開口面、 １３
供給通路、 １４ 開口面、 １５ 供給通路、 １
６ 制御面、 １６ａ，１６ｂ 制御ポート、 １７
制御面、 １７ａ，１７ｂ 制御ポート、 １８，１９
分配リング、 ２０，２１ 接続通路、 ２２ 接続
面、 ２３，２４ 接続通路、 ２５，２６ ブッシ
ュ、 ２７ 環状溝、 ２８ 環状ブッシュ
４，５ シリンダ孔、６ ピストン、 ６ａ，６ｂ ピ
ストン区分、 ７ ブリッジ区分、 ８，９支持体、
１０ 案内面、 １１ 隙間、 １２ 開口面、 １３
供給通路、 １４ 開口面、 １５ 供給通路、 １
６ 制御面、 １６ａ，１６ｂ 制御ポート、 １７
制御面、 １７ａ，１７ｂ 制御ポート、 １８，１９
分配リング、 ２０，２１ 接続通路、 ２２ 接続
面、 ２３，２４ 接続通路、 ２５，２６ ブッシ
ュ、 ２７ 環状溝、 ２８ 環状ブッシュ
Claims (3)
- 【請求項１】 斜板形アキシャルピストン機械であっ
て、同心的に配置された第１群のシリンダ孔と、該シリ
ンダ孔に対して軸方向で間隔をおいて配置された第２群
のシリンダ孔とが設けられており、これらの両群のシリ
ンダ孔の間に、アキシャルピストン機械の機械軸に結合
されていて回転軸線に対して傾斜して位置する又は位置
することのできる行程板が配置されており、この行程板
に、シリンダ孔内で長手方向運動可能に案内されたピス
トンが支持されており、各ピストンが、その両側で圧力
媒体の押しのけを行うように又は圧力媒体により負荷さ
れるように形成されており、かつ軸方向で離隔した２つ
のピストン区分から成っており、これらのピストン区分
が、行程板と協働するブリッジ区分により互いに結合さ
れおり、かつ互いに反対側に配置されたシリンダ孔内に
没入しており、かつ、ピストンの自軸線を中心とする回
動が防止されている形式のものにおいて、 ブリッジ区分（７）が周方向で有効な案内面（１０）を
備えており、この案内面が、隣り合うピストン（６）の
ブリッジ区分（７）の対応する案内面（１０）に当接す
るように形成されていることを特徴とする斜板形アキシ
ャルピストン機械。 - 【請求項２】 ブリッジ区分（７）の、アキシャルピス
トン機械の軸線方向で見て周方向で有効な案内面（１
０）が円セクタの側方限界として成形されている、請求
項１記載の斜板形アキシャルピストン機械。 - 【請求項３】 案内面（１０）が円セクタの半径方向外
側領域内で有効であり、かつ、ブリッジ区分（７）間に
は、半径方向内向きに増大するくさび状の隙間（11）が
形成されている、請求項２記載の斜板形アキシャルピス
トン機械。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| DE19527645.0 | 1995-07-28 | ||
| DE19527645A DE19527645B4 (de) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | Axialkolbenmaschine in Taumelscheibenbauweise |
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|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP8198052A Pending JPH09105301A (ja) | 1995-07-28 | 1996-07-26 | 斜板形アキシャルピストン機械 |
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|---|---|
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| JP (1) | JPH09105301A (ja) |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060203 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060712 |