JPH09104468A - 任意の方向に引裂可能な積層フィルム及びこれで作った易開封性包装袋 - Google Patents

任意の方向に引裂可能な積層フィルム及びこれで作った易開封性包装袋

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JPH09104468A
JPH09104468A JP28917195A JP28917195A JPH09104468A JP H09104468 A JPH09104468 A JP H09104468A JP 28917195 A JP28917195 A JP 28917195A JP 28917195 A JP28917195 A JP 28917195A JP H09104468 A JPH09104468 A JP H09104468A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の方向に引裂可能な積層フィルム及びこ
れで作った易開封性包装袋を提供する。 【解決手段】 この積層フィルムは、延伸ポリアミドフ
ィルム層(A)、10〜25μmの二軸延伸ポリアミド
フィルム層(B)及び10〜100μmのポリオレフィ
ン系樹脂フィルムシーラント層(C)をA/B/Cの順
番に貼り合わせるか、さらに2〜10μmのポリオレフ
ィン系樹脂接着層(D)を加えてA/D/B/Cの順番
に貼り合わせてなる。これらのフィルムは易開封性包装
袋の製造に使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、任意の方向に引
裂可能な積層フィルム及びこれで作った易開封性包装袋
に関する。本発明の積層フィルムで作った包装袋は、漬
物、山菜水煮、こんにゃく、氷、ナチュラルウオータ
ー、ミネラルウオーター、清涼飲料、味噌、液体スー
プ、醤油、ラー油、そばつゆ、うどんつゆ、天ぷらつ
ゆ、ジャム、甘酒、酒け、マヨネーズ、ハンバーグ、ミ
ートボール、御飯、煮豆、雑炊、油揚げ、カレー、コー
ン、業務用スープ、中華類、ウインナー、ハム、サラ
ミ、チーズ、練製品、かつお節、牡蠣、さば、ワカメ、
あさり、精米、佃煮、惣菜類、コーヒー、羊羹、防虫
剤、化粧料、医薬品、ペットフード、機械分品、電子部
品、機械類等の包装用にに利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、ポリアミドフィルムは、柔軟性、
透明性、耐油耐薬品性、耐寒性、耐熱性、接着性、印刷
性、帯電防止剤、耐ピンホール性、ガスバリヤー性、耐
引裂性、機械的強度、袋にした場合のスタンディング性
等に優れているので、上記したような広範な産業分野に
おいて利用されている。ポリアミドフィルムは、無延伸
でも使用されるが、二軸延伸すると、引張強度、引張弾
性率、ガスバリヤー性、耐寒性、耐熱性が増大し、引裂
強度が減少するので、開封性に優れた包装袋として優れ
た包装資材となり、ポリオレフィン系樹脂と貼合され、
包装袋として利用されている。しかしながら、二軸延伸
ポリアミドフィルムは、引裂強度が減少し、容易に引き
裂くことができて、包装袋にしたときに易開封性がある
といっても、二軸延伸フィルムの製造の際に発生するボ
ーイング現象によって開封性は不十分であり、また引裂
方向は延伸方向に平行、即ち、包装袋の縦又は横方向で
あり、しかも不十分なものである。
【0003】また、近年、コーヒー、ミルク、ジュー
ス、ワイン、酒、天つゆ、たれ、飲料水、医薬品、マヨ
ネーズ、化学薬品等の流動性物体を入れるプラスチック
フィルム包装袋が広く使用されるようになってきたが、
本出願人は包装袋に流動性物体を充填し、消費者の手元
に渡ったときに消費者がはさみによって開封できると共
に、内容物を絞り出す通路をつけ、内容物を必要な量だ
け絞り出した後は、包装袋の内容物を圧迫しない限り、
内容物が流出しない構造の包装袋を開発し、製造販売し
ている。しかしながら、包装袋の開封にはさみを使用し
なければならないので、不便であり、しかも開封するた
めに切る方向が袋の上端コーナー部を斜めに切る方向で
あり、手で容易に斜めに切ることのできるプラスチック
フィルムはこれまでに提供されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、任意の方向
に引裂可能な積層フィルム及びこれで作った易開封性包
装袋を提供することを目的とする。即ち、本発明は、従
来の包装袋よりも容易に開封でき、開封方向が任意の方
向であっても容易に手により引裂開封できる包装袋を提
供することを目的とする。従来、任意の方向に容易に引
き裂くことができる包装袋のためのプラスチックフィル
ムは存在しなかったが、本発明はこのようなプラスチッ
クフィルムの提供について鋭意検討し、これを初めて提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、数多くのプ
ラスチックフィルムを積層し、引裂試験を行ったとこ
ろ、特定のポリアミドフィルムとポリオレフィン系フィ
ルムとを貼り合せた場合に、任意の方向に容易に引き裂
くことができ、しかも包装袋にしたときに優れた包装適
性を持っていることを見出し、本発明を完成した。
【0006】発明の概要 即ち、本発明の主題は、(1)10〜25μmの二軸延
伸ポリアミドフィルム層(A)、10〜25μmの二軸
延伸ポリアミドフィルム層(B)及び10〜100μm
のポリオレフィン系樹脂フィルムシーラント層(C)が
A/B/Cの順番に貼り合わされている任意の方向に引
裂可能な包装用積層フィルム;及び(2)10〜25μ
mの二軸延伸ポリアミドフィルム層(A)、10〜25
μmの二軸延伸ポリアミドフィルム層(B)、10〜1
00μmのポリオレフィン系樹脂フィルムシーラント層
(C)及び2〜10μmのポリオレフィン系樹脂接着層
(D)がA/D/B/Cの順番に貼り合わされている任
意の方向に引裂可能な包装用積層フィルムにある。
【0007】さらに、本発明の主題は、(3)前記のよ
うな積層フィルムをそのシーラント層を内側にして重合
し、フィルムの周辺を開口部を残して溶着してなる包装
袋;(4)前記のような積層フィルムをそのシーラント
層を内側にして重合し、長方形状とし、長方形の周辺を
開口部を残して溶着して流動性物体を入れる袋を形成
し、上側の溶着部の左側部分又は右側部分に非溶着部の
流動性物体の流出通路をその基端を袋内に連通すると共
にその閉鎖先端を隅角部に配置して形成したことを特徴
とする、流出通路付き易開封性包装袋;(5)前記の包
装袋において、流出通路の形状が屈曲形状になっている
流出通路付き易開封性包装袋;及び(6)前記の包装袋
において、隅角部に流出通路の閉鎖先端を横断する切断
線を表示した流出通路付き易開封性包装袋にある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明において、ポリアミドと
は、主にアミド結合よりなる主鎖を有する樹脂をいい、
ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12、ナイロン4
6のような脂肪族ナイロン、MX−ナイロンのような芳
香族環を含有する脂肪族ナイロン、芳香族ナイロン等又
はこれらの共重合ナイロン、又はこれらの樹脂の混合物
をいう。上記のポリアミドの原料の具体的な例として
は、ω−カプロラクタム、エナントラクタム、ラウリル
ラクタム、α−ピロリドン、α−ピペリドンのようなラ
クタム類、6−アミノカプロン酸、7−アミノヘプタン
酸、9−アミノノナン酸、11−アミノウンデカン酸の
ようなω−アミノ酸類、又は二塩基酸とジアミンとのナ
イロン塩が使用される。
【0009】上記の二塩基酸としては、マロン酸、こは
く酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデ
カン二酸、ヘキサデカン二酸、ヘキサデセン二酸、オク
タデカン二酸、オクタデセン二酸、エイコサン二酸、エ
イコセン二酸、オクタデセン二酸、ドコサン二酸、2,
2,4−トリアジピン酸のような脂肪族ジカルボン酸、
1,4−シクロヘキサンジカルボン酸のような脂環式ジ
カルボン酸、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸の
ような芳香族ジカルボン酸、きしり連ジカルボン酸のよ
うな芳香族環を含有する脂肪族ジカルボン酸等が挙げら
れる。
【0010】ジアミンとしては、エチレンジアミン、ト
リメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタ
メチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメ
チレンジアミン、オクタメチレンジアミン、ノナメチレ
ンジアミン、デカメチレンジアミン、ウンデカメチレン
ジアミン、ドデカメチレンジアミン、トリデカメチレン
ジアミン、ヘキサデカメチレンジアミン、オクタデカメ
チレン、2,2,4(又は2,4,4)−トリメチルヘ
キサメチレンジアミンのような脂肪族ジアミン、シクロ
ヘキサンジアミン、メチルシクロヘキサンジアミン、ビ
ス(4,4' −アミノシクロヘキシル)メタンのような
脂環式ジアミン、キシリレンジアミンのような芳香族環
を含有する脂肪族ジアミンが挙げられる。
【0011】本発明に使用されるポリアミドには、これ
と相溶性である他の樹脂をポリアミドの物性を損なわな
い範囲で配合してもよい。樹脂の種類によって配合限度
量は異なるが、30重量%まで、好ましくは20重量%
までである。
【0012】本発明に使用されるポリアミドには、滑
剤、帯電防止剤、酸化防止剤、ブロッキング防止剤、安
定剤、染料、顔料、無機質微粒子等を配合してもよい。
【0013】本発明に使用する二軸延伸ポリアミドフィ
ルムは、まず未延伸ポリアミドフィルムをインフレーシ
ョン法又はキャスト法により作り、次いで同時二軸延伸
又は逐次二軸延伸によって作られる。チュブラー法によ
り二軸延伸フィルムを作ってもよい。二軸延伸の延伸倍
率は各軸方向にそれぞれ2〜6倍、好ましくは3〜5倍
である。延伸倍率が2倍未満であると、延伸の効果を発
現せず、任意の方向に引き裂くことができない。また、
6倍を越えると、延伸中にフィルムが破断することが多
く成り、望ましくない。
【0014】本発明において、ポリオレフィン系樹脂と
は、高圧法低密度ポリエチレン、直鎖状低密度エチレン
−α−オレフィン共重合体、直鎖状超低密度エチレン−
α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、アイオノ
マー樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−
メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレー
ト共重合体、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−プロピレン−ブテン三元共重合体及
びこれらの酸変性物である。
【0015】本発明の積層フィルムは、ドライラミネー
ト法、ノンソルベトラミネート法、押出ラミネーション
法、ニーラムラミネーション法、ウエットラミネーショ
ン法、ホットメルトラミネーション法などにより、或い
はこれらの方法を組合せてそれぞれの層を積層すること
により製造することができる。積層のための接着剤とし
ては、ウレタン系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリ
ブタジエン系接着剤及び前記のようなポリオレフィン系
樹脂が使用される。
【0016】本発明において、二軸延伸ポリアミドフィ
ルム層(A)と(B)及びポリオレフィン系樹脂フィル
ムシーラント層(C)からなるA/B/Cの構成の積層
フィルムの場合に、層(A)及び(B)の厚さはそれぞ
れ10〜25μmである。10μm未満であると、包装
袋としての強度が不足し、望ましくなく、一方25μm
を越えるとフィルムが硬くなり、フィルム全体の厚さが
厚くなり、軟包装用の用途には適さなくなり、望ましく
ない。層(C)の厚さは10〜100μmであり、10
μm未満であるとシーラント層としての機能が発現せ
ず、100μmを越えると積層フィルムを手で引き裂い
た場合に切れたところが線状にならず、かぎぎれ状とな
り、望ましくない。
【0017】本発明において、層(A)、(B)、
(C)及び2〜10μmのポリオレフィン系樹脂接着層
(D)がA/D/B/Cの構成の積層フィルムの場合
に、層(A)、(B)及び(C)は上記のA/B/Cの
構成の場合と同じでるが、層(D)の厚みは2〜10μ
mである。2μm未満であると、接着剤層としての機能
を発現せず、10μmを越えると、任意の方向への引裂
性が発現しなくなり、望ましくない。
【0018】次に、本発明の包装用積層フィルムを使用
して包装袋を作る方法は、公知の方法でよく、例えば、
合掌貼り合わせ、三方シール、封筒貼り合わせ等が挙げ
られる。。特に、添付の図1に示す形状の包装袋の場合
には、本発明の任意の方向に引裂可能な積層フィルム
は、流出通路を開放にするために斜めに積層フィルムを
手で引き裂くことができるので、便利である。図1に示
すような包装袋は、本出願人により製造販売されてお
り、その製造方法は本出願人に係る特開平7−6863
5号に詳細に説明されている。図1において、1は積層
フィルム、2は上端の左側部分、3は開口部、4は流出
通路、5は斜めの引裂線、6は溶着部、7は流動性物体
収納部を示す。
【0019】
【実施例】以下の実施例は本発明を例示するために示す
ものであり、本発明を何ら制限するものではない。
【0020】実施例1 ナイロン6を水冷インフレーション法によりチュブラー
フィルムにした。このフィルムを使用して同時二軸延伸
を行い、二軸延伸ナイロン6フィルムを得た。延伸倍率
はMD方向3.0、TD方向3.2であり、フィルムの
厚さは15μmであった。この二軸延伸ナイロン6フィ
ルム2枚と直鎖状低密度エチレン−ヘキセン−1共重合
体フィルム(MI=2.0、密度=0.923、厚さ=
50μm)1枚を、ポリウレタン系接着剤(商品名:ア
ドコートAD308A/B)、東洋モートン製)をアン
カーコート剤として使用し、ドライラミネーション法に
より積層して、合計厚さが80μmである積層フィルム
を得た。この積層フィルムは、手で引き裂いてみると任
意の方向に容易に引き裂くことができた。また、この積
層フィルムをポリオレフィン層を内側にして2枚重合
し、縦20cm、横15cmの長方形に切断し、フィル
ムの周辺を幅5mmでヒートシールし、包装袋にした。
この包装袋の左上端を斜めに手で引き裂いたとおころ、
容易に引き裂くことができた。
【0021】比較例1 実施例1において、二軸延伸フィルムを2枚使用しない
で、1枚のみを使用した以外は、実施例1と同様な実験
を行った。得られた積層フィルムは手で斜め方向に引き
裂こうとしたが、困難であった。
【0022】実施例2 MX−ナイロンをTダイより押出し、キャストロールに
密着させて急冷し、未延伸フィルムを得た。これを逐次
二軸延伸方法で延伸倍率をMD方向4.0、TD方向
4.3として延伸し、フィルム厚さ25μmの二軸延伸
ナイロンフィルムを得た。このフィルム2枚の間にアイ
オノマー樹脂を入れ、一方の表面に高圧法低密度ポリエ
チレン(MI=2.5、密度=0.918)をドライラ
ミネーション法により貼合せ、A/D/B/C型の積層
フィルムを得た。それぞれの厚さは25μm/8μm/
25μm/30μmであり、合計厚みは88μmであっ
た。この積層フィルムを高圧法低密度ポリエチレン層を
内側にして重合し、長方形状(15cm×10cm)と
して、図1に示すような流出通路付き流動性物体包装袋
を製造した。この包装袋にコーヒー溶液を充填し、左上
端部を斜めに手で引き裂いたが、容易に切断することが
でき、コーヒー溶液を流出通路から袋を圧迫することに
より流出させることができた。圧迫を止めると、コーヒ
ー溶液は流出することはなかった。
【0023】比較例2 実施例2において、二軸延伸フィルムを2枚使用しない
で、1枚のみを使用した以外は、実施例2と同様な実験
を行った。得られた積層フィルムは手で斜め方向に引き
裂こうとしたが、困難であった。
【0024】
【発明の効果】本発明においては、二軸延伸ポリアミド
フィルムの2枚とポリオレフィン系フィルムを重合して
積層フィルムとしているので、この積層フィルムで作っ
た包装袋は任意の方向に手で引き裂くことができ、包装
袋を容易に開封することができるという効果がある。特
に、包装袋を斜め方向に手で引裂き開口させることがで
きるので、流動性物体を包装でき、流出通路を持つ包装
袋を容易に開口できる効果がある。このような包装袋は
これまでになかったので、商業的な成功は著しく大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う積層フィルムを使用して作られる
包装袋の一例を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 10〜25μmの二軸延伸ポリアミドフ
    ィルム層(A)、10〜25μmの二軸延伸ポリアミド
    フィルム層(B)及び10〜100μmのポリオレフィ
    ン系樹脂フィルムシーラント層(C)がA/B/Cの順
    番に貼り合わされている任意の方向に引裂可能な包装用
    積層フィルム。
  2. 【請求項2】 10〜25μmの二軸延伸ポリアミドフ
    ィルム層(A)、10〜25μmの二軸延伸ポリアミド
    フィルム層(B)、10〜100μmのポリオレフィン
    系樹脂フィルムシーラント層(C)及び2〜10μmの
    ポリオレフィン系樹脂接着層(D)がA/D/B/Cの
    順番に貼り合わされている任意の方向に引裂可能な包装
    用積層フィルム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の積層フィルムをそ
    のシーラント層を内側にして重合し、フィルムの周辺を
    開口部を残して溶着してなる包装袋。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の積層フィルムをそ
    のシーラント層を内側にして重合し、長方形状とし、長
    方形の周辺を開口部を残して溶着して流動性物体を入れ
    る袋を形成し、上側の溶着部の左側部分又は右側部分に
    非溶着部の流動性物体の流出通路をその基端を袋内に連
    通すると共にその閉鎖先端を隅角部に配置して形成した
    ことを特徴とする、流出通路付き易開封性包装袋。
  5. 【請求項5】 流出通路の形状が屈曲形状になっている
    請求項4記載の流出通路付き易開封性包装袋。
  6. 【請求項6】 隅角部に流出通路の閉鎖先端を横断する
    切断線を表示した請求項4記載の流出通路付き易開封性
    包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011504539A (ja) * 2007-11-26 2011-02-10 コグニス・アイピー・マネージメント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 長鎖ジカルボン酸から製造されるポリアミドおよび該ポリアミドの製造方法
WO2022149423A1 (ja) * 2021-01-06 2022-07-14 株式会社プライムポリマー シーラントフィルムおよびその用途

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