JPH09104044A - 表面に凹部を有する成形品の射出成形方法 - Google Patents
表面に凹部を有する成形品の射出成形方法Info
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- JPH09104044A JPH09104044A JP20593596A JP20593596A JPH09104044A JP H09104044 A JPH09104044 A JP H09104044A JP 20593596 A JP20593596 A JP 20593596A JP 20593596 A JP20593596 A JP 20593596A JP H09104044 A JPH09104044 A JP H09104044A
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カード等の板状物の射出成形品の表面に、筋
目状のウェルダー部を伴わない凹部を容易に形成するに
ある。 【構成】 表面に凹部を有する成形品の射出成形方法
は、キャビティとコアとで形成される射出成形型に対し
て、射出された溶融樹脂が型面側に薄い被膜を生じた後
において、コア側の型面と同一面にあったコア入子を射
出樹脂内に突出し、その後においても溶融樹脂の射出を
続けるという手段をとっている。
目状のウェルダー部を伴わない凹部を容易に形成するに
ある。 【構成】 表面に凹部を有する成形品の射出成形方法
は、キャビティとコアとで形成される射出成形型に対し
て、射出された溶融樹脂が型面側に薄い被膜を生じた後
において、コア側の型面と同一面にあったコア入子を射
出樹脂内に突出し、その後においても溶融樹脂の射出を
続けるという手段をとっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面に凹部を有する成
形品の射出成形方法に関するものである。
形品の射出成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形品、例えばカード等の板
状物にあって、その成形表面に凹部を設けたものは、し
ばしば利用されるが、このような成形品の射出成形に当
たっては、キャビティとコアとから形成される射出成形
型は、成形表面の凹部の成形に必要な突部が、予めコア
側の型面より内方に突設されているものであった。
状物にあって、その成形表面に凹部を設けたものは、し
ばしば利用されるが、このような成形品の射出成形に当
たっては、キャビティとコアとから形成される射出成形
型は、成形表面の凹部の成形に必要な突部が、予めコア
側の型面より内方に突設されているものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上記のような従来の
射出成形にあっては、射出成形型内に、成形品の凹部を
形成するための突部が予め突設されているので、このよ
うな射出成形型内に溶融樹脂を射出すると、射出樹脂
は、型内において、型面側の表面に薄い被膜を生ずるも
のであるが、この薄い被膜は、型内の突部において両側
に分かれた後、突部を越えて再び一緒になる際、その合
わせ目は、元のような一様な膜とはならず、筋目状のウ
エルド部が形成され、成形型内の空気は、この部分に残
留する。
射出成形にあっては、射出成形型内に、成形品の凹部を
形成するための突部が予め突設されているので、このよ
うな射出成形型内に溶融樹脂を射出すると、射出樹脂
は、型内において、型面側の表面に薄い被膜を生ずるも
のであるが、この薄い被膜は、型内の突部において両側
に分かれた後、突部を越えて再び一緒になる際、その合
わせ目は、元のような一様な膜とはならず、筋目状のウ
エルド部が形成され、成形型内の空気は、この部分に残
留する。
【0004】したがって、成形品にも、板面の凹部に続
いて、筋目状のウエルド部が残る。(第6図) このような成形品の板面に筋目状のウエルド部が残るこ
とは、例えば成形品の板面に絵付きフィルムを埋め込む
ような場合において、絵付きフィルムと成形樹脂間にあ
るウエルド部の残留空気のため、絵付きフィルムは剥離
するおそれがあった。また筋目状のウエルド部のために
曲げ強度の低下とともに、外観的な見栄もよいものでは
なかった。
いて、筋目状のウエルド部が残る。(第6図) このような成形品の板面に筋目状のウエルド部が残るこ
とは、例えば成形品の板面に絵付きフィルムを埋め込む
ような場合において、絵付きフィルムと成形樹脂間にあ
るウエルド部の残留空気のため、絵付きフィルムは剥離
するおそれがあった。また筋目状のウエルド部のために
曲げ強度の低下とともに、外観的な見栄もよいものでは
なかった。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、このような
表面に凹部を有する成形品において、この凹部に続いて
生ずる筋目状のウエルド部を除去するために、次のよう
な射出成形方法にて問題点の解決を図っている。すなわ
ち、本発明の表面に凹部を有する成形品の射出成形方法
としては、キャビティとコアとで形成される射出成形型
に対して、射出された溶融樹脂が型面側に薄い被膜を生
じた後において、コア側の型面と同一面にあったコア入
子を射出樹脂内に突出し、その後においても溶融樹脂の
射出を続けるという構成をとっている。また、前記射出
成形型が形成される前に、前記型面に予め絵付きフィル
ムを貼着しておき、この型内に射出された溶融樹脂が型
面側に薄い被膜を生じた後において、コア側の型面と同
一面にあったコア入子を射出樹脂内に突出し、その後に
おいても、溶融樹脂の射出を続けるという構成をとって
いる。
表面に凹部を有する成形品において、この凹部に続いて
生ずる筋目状のウエルド部を除去するために、次のよう
な射出成形方法にて問題点の解決を図っている。すなわ
ち、本発明の表面に凹部を有する成形品の射出成形方法
としては、キャビティとコアとで形成される射出成形型
に対して、射出された溶融樹脂が型面側に薄い被膜を生
じた後において、コア側の型面と同一面にあったコア入
子を射出樹脂内に突出し、その後においても溶融樹脂の
射出を続けるという構成をとっている。また、前記射出
成形型が形成される前に、前記型面に予め絵付きフィル
ムを貼着しておき、この型内に射出された溶融樹脂が型
面側に薄い被膜を生じた後において、コア側の型面と同
一面にあったコア入子を射出樹脂内に突出し、その後に
おいても、溶融樹脂の射出を続けるという構成をとって
いる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の方法を実施するための装置を
図面に基づいて説明する。本発明の方法は、図5(イ)
及び(ロ)に示すような板状体の成形品(p)及び
(p')において、その板面(1)に凹部(2)が形成さ
れているようなものを射出成形するためのものである。
図5において、(3)は射出ゲートであり、(4)は絵
付きフィルムである。図6に示すものは、従来の装置に
よって射出成形された成形品(p")であって、板面
(1')の凹部(2')に続いて射出ゲート(3')側と反対
側にウエルド部(w)が形成されている。
図面に基づいて説明する。本発明の方法は、図5(イ)
及び(ロ)に示すような板状体の成形品(p)及び
(p')において、その板面(1)に凹部(2)が形成さ
れているようなものを射出成形するためのものである。
図5において、(3)は射出ゲートであり、(4)は絵
付きフィルムである。図6に示すものは、従来の装置に
よって射出成形された成形品(p")であって、板面
(1')の凹部(2')に続いて射出ゲート(3')側と反対
側にウエルド部(w)が形成されている。
【0007】先ず、本発明の方法を実施するための装置
について説明すると、この装置は射出成形機に装着され
るもので、キャビティ(a)とコア(b)とによって射
出成形型(s)が形成される。コア(b)側には射出成
形型(s)内に突出自在なコア入子(c)が設けられて
おり、このコア入子(c)は、コア(b)側に付設され
た油圧装置(d)の圧油室(5)内を油圧にて摺動する
鍔部(6)に連結されている。コア入子(c)の端面
(7)は、図1に示すように射出成形時に射出成形型
(s)のコア(b)側の型面(8)と一致するような平
面をなしており、コア入子(c)は、油圧装置(d)の
圧油室(5)内において、鍔部(6)の左右に交互に圧
油が導入されることにより、引込んだり、突出したりす
るようになっている。また、コア(b)には、キャビテ
ィ(a)に対しての接合面に、溶融樹脂を射出成形型
(s)内に射出するためのランナー(9)が穿設されて
いる。
について説明すると、この装置は射出成形機に装着され
るもので、キャビティ(a)とコア(b)とによって射
出成形型(s)が形成される。コア(b)側には射出成
形型(s)内に突出自在なコア入子(c)が設けられて
おり、このコア入子(c)は、コア(b)側に付設され
た油圧装置(d)の圧油室(5)内を油圧にて摺動する
鍔部(6)に連結されている。コア入子(c)の端面
(7)は、図1に示すように射出成形時に射出成形型
(s)のコア(b)側の型面(8)と一致するような平
面をなしており、コア入子(c)は、油圧装置(d)の
圧油室(5)内において、鍔部(6)の左右に交互に圧
油が導入されることにより、引込んだり、突出したりす
るようになっている。また、コア(b)には、キャビテ
ィ(a)に対しての接合面に、溶融樹脂を射出成形型
(s)内に射出するためのランナー(9)が穿設されて
いる。
【0008】次に、本発明の方法を実施するための装置
を使用しての図5に示す射出成形品(p)及び(p')の
成形について説明する。 図1に示すように、油圧装置(d)の圧油室(5)
内の鍔部(6)の左側に圧油を導入して、コア入子
(c)をその端面(7)が、射出成形型(s)のコア
(b)側の型面(8)と同一面になるように引込ませ
る。 溶融樹脂を、そのランナー(9)より射出成形型
(s)内に射出する。このとき溶融樹脂は、成形型
(s)の型面にそって流れ、その型面側の表面に薄い被
膜を生ずる。 この薄い被膜が生じたところで、圧油室(5)の鍔
部(6)の右側に圧油を導入して、コア入子(c)を成
形型(s)内に突出させ(図2)、溶融樹脂の射出を続
ける。この場合、溶融樹脂は、表面の薄膜に影響を与え
ることなく成形型(s)内に射出充填される。 射出成形が終わり一定時間後に、コア入子(c)を
その端面(7)が成形型(s)の型面(8)に一致する
位置まで後退させるとともに、コア(b)を油圧装置
(d)と共にキャビティ(a)面より引き離して、射出
成形品(p)を取出す。 この場合の射出成形品(p)は、凹部(2)に続いて射
出ゲート(3)と反対側に、図6に示すような筋目状の
ウエルド部を生ずることはない。
を使用しての図5に示す射出成形品(p)及び(p')の
成形について説明する。 図1に示すように、油圧装置(d)の圧油室(5)
内の鍔部(6)の左側に圧油を導入して、コア入子
(c)をその端面(7)が、射出成形型(s)のコア
(b)側の型面(8)と同一面になるように引込ませ
る。 溶融樹脂を、そのランナー(9)より射出成形型
(s)内に射出する。このとき溶融樹脂は、成形型
(s)の型面にそって流れ、その型面側の表面に薄い被
膜を生ずる。 この薄い被膜が生じたところで、圧油室(5)の鍔
部(6)の右側に圧油を導入して、コア入子(c)を成
形型(s)内に突出させ(図2)、溶融樹脂の射出を続
ける。この場合、溶融樹脂は、表面の薄膜に影響を与え
ることなく成形型(s)内に射出充填される。 射出成形が終わり一定時間後に、コア入子(c)を
その端面(7)が成形型(s)の型面(8)に一致する
位置まで後退させるとともに、コア(b)を油圧装置
(d)と共にキャビティ(a)面より引き離して、射出
成形品(p)を取出す。 この場合の射出成形品(p)は、凹部(2)に続いて射
出ゲート(3)と反対側に、図6に示すような筋目状の
ウエルド部を生ずることはない。
【0009】図3及び図4は、図5(ロ)に示すよう
な、板面一体化に凹部(2)と共に絵付きフィルム
(4)を埋め込んだ射出成形品(p')を成形する場合の
使用状態を示すもので、油圧装置(d)と一体のコア
(b)をキャビティ(a) 側に押接して成形型(s)を
形成する前に、コア(b)側の型面(8)に予め絵付き
フィルム(4)を貼着しておき、その後の射出成形にお
いては、前記の図1及び図2ロの場合となんら変わると
ころはない。この場合、成形型(s)の型面(8)に貼
着した絵付きフィルム(4)は薄いものであるから、溶
融樹脂の射出時においても、筋目状のウエルド部を形成
する等のなんらの影響を与えることはなく、成形型
(s)内の空気は、成形型(s)の周囲に逃れるから、
残留空気によって絵付きフィルム(4)を剥離するよう
なおそれはない。
な、板面一体化に凹部(2)と共に絵付きフィルム
(4)を埋め込んだ射出成形品(p')を成形する場合の
使用状態を示すもので、油圧装置(d)と一体のコア
(b)をキャビティ(a) 側に押接して成形型(s)を
形成する前に、コア(b)側の型面(8)に予め絵付き
フィルム(4)を貼着しておき、その後の射出成形にお
いては、前記の図1及び図2ロの場合となんら変わると
ころはない。この場合、成形型(s)の型面(8)に貼
着した絵付きフィルム(4)は薄いものであるから、溶
融樹脂の射出時においても、筋目状のウエルド部を形成
する等のなんらの影響を与えることはなく、成形型
(s)内の空気は、成形型(s)の周囲に逃れるから、
残留空気によって絵付きフィルム(4)を剥離するよう
なおそれはない。
【0010】これに対し、従来のように凹部(2')を成
形するための突部が、予め成形型(s)内に突設されて
いるものであるならば、射出成形樹脂の流れは、この突
部において両側に分かれるため、型面側の表面に形成さ
れた薄い被膜は、その後流れが一緒になっても、薄膜の
合わせ目は、一様な元の状態に戻らず、筋目状のウエル
ド部を形成することから、この部分に成形型(s)内の
空気が集中して残留し、貼着された絵付きフィルム
(4)上をウエルド部が通ることになるから、残留空気
のため、成形後において、埋め込まれた絵付きフィルム
(4)は剥離するおそれがある。
形するための突部が、予め成形型(s)内に突設されて
いるものであるならば、射出成形樹脂の流れは、この突
部において両側に分かれるため、型面側の表面に形成さ
れた薄い被膜は、その後流れが一緒になっても、薄膜の
合わせ目は、一様な元の状態に戻らず、筋目状のウエル
ド部を形成することから、この部分に成形型(s)内の
空気が集中して残留し、貼着された絵付きフィルム
(4)上をウエルド部が通ることになるから、残留空気
のため、成形後において、埋め込まれた絵付きフィルム
(4)は剥離するおそれがある。
【0011】
【発明の効果】本発明の方法は、表面に凹部を有する射
出成形品の成形に当たり、成形型内に溶融樹脂を射出
し、その型面側の表面に薄い被膜が形成された後におい
て、この成形型内に、成形品の凹部を成形するためのコ
ア入子を突出させるだけで、その後の連続した射出にお
いても、従来の射出成形型内に突部のあるものに射出す
る時のように、突部による筋目状のウエルド部を形成す
ることなく、形成された薄い被膜面に影響を与えること
がないから、その表面が滑らかで外観的の見栄もよく、
しかも曲げに対しても強い成形品を得ることができる。
また、成形品面に絵付きフィルムを埋め込むような場合
にあっても、絵付きフィルムと射出成形樹脂との間に、
ウエルド部に集中する空気の残留ということがないか
ら、成形後において、この絵付きフィルムが剥離すると
いうおそれはない。
出成形品の成形に当たり、成形型内に溶融樹脂を射出
し、その型面側の表面に薄い被膜が形成された後におい
て、この成形型内に、成形品の凹部を成形するためのコ
ア入子を突出させるだけで、その後の連続した射出にお
いても、従来の射出成形型内に突部のあるものに射出す
る時のように、突部による筋目状のウエルド部を形成す
ることなく、形成された薄い被膜面に影響を与えること
がないから、その表面が滑らかで外観的の見栄もよく、
しかも曲げに対しても強い成形品を得ることができる。
また、成形品面に絵付きフィルムを埋め込むような場合
にあっても、絵付きフィルムと射出成形樹脂との間に、
ウエルド部に集中する空気の残留ということがないか
ら、成形後において、この絵付きフィルムが剥離すると
いうおそれはない。
【0012】このような成形品を成形する方法を実施す
るための装置は、キャビティとコアとで形成する射出成
形型に対し、コア側より成形品の凹部を形成するための
コア入子を突出自在に設けるだけであるから、構成とし
ては簡単であるが、前記した方法にしたがって使用する
ことにより、立派な射出成形品を成形することができ
る。
るための装置は、キャビティとコアとで形成する射出成
形型に対し、コア側より成形品の凹部を形成するための
コア入子を突出自在に設けるだけであるから、構成とし
ては簡単であるが、前記した方法にしたがって使用する
ことにより、立派な射出成形品を成形することができ
る。
【図1】本発明の方法を実施するための装置による1つ
の成形品の製造工程を示す断面図である。
の成形品の製造工程を示す断面図である。
【図2】図1と同様にして製造工程の進んだ状態の断面
図である。
図である。
【図3】他の成形品に対する図1と同じ状態の断面図で
ある。
ある。
【図4】他の成形品に対する図2と同じ状態の断面図で
ある。
ある。
【図5】(イ)、(ロ)は本発明の方法により成形され
た成形品の斜視図である。
た成形品の斜視図である。
【図6】従来の方法により成形された成形品の斜視図で
ある。
ある。
a キャビティ b コ ア c コア入子 d 油圧装置 p、p’、p” 射出成形品 s 射出成形型 w ウエルド部 1 板 面 2 凹 部 3 ゲート 4 絵付きフィルム 5 圧油室 6 鍔 部 7 端 面 8 型 面 9 ランナー
Claims (2)
- 【請求項1】 キャビティとコアとで形成される射出成
形型に対して、射出された溶融樹脂が型面側に薄い被膜
を生じた後において、コア側の型面と同一面にあったコ
ア入子を射出樹脂内に突出し、その後においても溶融樹
脂の射出を続けることを特徴とする表面に凹部を有する
成形品の射出成形方法 - 【請求項2】 前記射出成形型が形成される前に、前記
型面に絵付きフィルムを貼着しておくことを特徴とする
請求項1に記載の表面に凹部を有する成形品の射出成形
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8205935A JP2779347B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 表面に凹部及び絵付きフィルムを有する成形品の射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8205935A JP2779347B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 表面に凹部及び絵付きフィルムを有する成形品の射出成形方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61167545A Division JPH0763983B2 (ja) | 1986-07-16 | 1986-07-16 | 表面に凹部を有する成形品の射出成形方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09104044A true JPH09104044A (ja) | 1997-04-22 |
JP2779347B2 JP2779347B2 (ja) | 1998-07-23 |
Family
ID=16515173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8205935A Expired - Lifetime JP2779347B2 (ja) | 1996-08-05 | 1996-08-05 | 表面に凹部及び絵付きフィルムを有する成形品の射出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2779347B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1440782A1 (de) * | 2002-08-21 | 2004-07-28 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von aus Kunststoff bestehenden Gegenständen (Kunststoffbauteilen) mittels Fliessbremsen in Spritzgusswerkzeugen und deren Verwendung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0763983A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-10 | Seikosha Co Ltd | カメラ用測距装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2578719A (en) | 1944-06-14 | 1951-12-18 | Autograf Brush & Plastics Co I | Injection molding apparatus |
-
1996
- 1996-08-05 JP JP8205935A patent/JP2779347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0763983A (ja) * | 1993-08-26 | 1995-03-10 | Seikosha Co Ltd | カメラ用測距装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1440782A1 (de) * | 2002-08-21 | 2004-07-28 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung und Verfahren zur Herstellung von aus Kunststoff bestehenden Gegenständen (Kunststoffbauteilen) mittels Fliessbremsen in Spritzgusswerkzeugen und deren Verwendung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2779347B2 (ja) | 1998-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980407 |