JPH091039A - 粉体散布装置 - Google Patents

粉体散布装置

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Publication number
JPH091039A
JPH091039A JP16926295A JP16926295A JPH091039A JP H091039 A JPH091039 A JP H091039A JP 16926295 A JP16926295 A JP 16926295A JP 16926295 A JP16926295 A JP 16926295A JP H091039 A JPH091039 A JP H091039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
roller
suppressing plate
scattered
storage tank
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Pending
Application number
JP16926295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Igarashi
仁志 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikka KK
Original Assignee
Nikka KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikka KK filed Critical Nikka KK
Priority to JP16926295A priority Critical patent/JPH091039A/ja
Publication of JPH091039A publication Critical patent/JPH091039A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C19/00Apparatus specially adapted for applying particulate materials to surfaces
    • B05C19/04Apparatus specially adapted for applying particulate materials to surfaces the particulate material being projected, poured or allowed to flow onto the surface of the work

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉体の飛散量を低減する。 【構成】 回転ローラ20の被散布体32の進入側に
は、矢印30のように移動する被散布体32に随伴する
空気36を遮り、ローラ20の下方における気流の発生
を抑制する気流抑制板34が配置してある。一方、粉体
貯留槽12内の粉体10は、駆動モータ26によって矢
印24のように回転する回転ローラ20の表面に付着し
て下方に運ばれる。この粉体10は、ワイパ28に印加
された交流高電圧によって帯電してローラ20から遊離
し、飛散することなく下方を移動する被散布体32の上
面に落下する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻き取ったプラスチッ
クフィルムやゴムシート等の相互間における付着(ブロ
ッキング)を防止するため、および後工程でのすべり性
向上のために、プラスチックフィルムやゴムシート等の
表面に粉体を散布する粉体散布装置に関する。
【0002】
【従来の技術】巻き取った薄いプラスチックフィルムや
ゴムシートなどは、そのままにしておくとしばしば相互
に付着し、印刷などの後の工程において不都合を生ず
る。このため、一般にプラスチックフィルムやゴムシー
トを巻き取る際に、これらの表面に微細な粉体を散布し
てブロッキング現象の発生を防止している。そして、従
来の粉体散布装置としては、散布する粉体を貯留した粉
体貯留槽の下部開口に回転するローラを配設し、このロ
ーラを回転させてローラに粉体貯留槽内の粉体を付着さ
せるとともに、付着した粉体をコロナ放電などによって
ローラから遊離させ、ローラの下方を通過するプラスチ
ックフィルムやゴムシートなどの被散布体に散布するも
のが広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のブロ
ッキング現象を防止するために使用される粉体は、一般
に澱粉等が使用され、粒径が約15〜25μmと極めて
小さくて飛散しやすい。このため、プラスチックフィル
ムやゴムシートがローラの下方を通過する際に、これら
の移動によって周囲の空気がこれらに随伴して気流が発
生し、この気流がローラから落下する粉体を周囲に飛散
させて散布効果が低減させるばかりでなく、周囲を汚損
する問題がある。
【0004】本発明は、前記従来技術の欠点を解消する
ためになされたもので、粉体の飛散量を低減することが
できる粉体散布装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る粉体散布装置は、粉体貯留槽の下部
に配設したローラを回転させ、ローラに付着した前記粉
体貯留槽内の粉体を、前記ローラの下方を通過する被散
布体に散布する粉体散布装置において、前記ローラの被
散布体進入側に、前記被散布体に随伴する空気を遮る気
流抑制板を設けた構成にしてある。気流抑制板は、超音
波振動子を有する振動器または電磁式振動器、エア式振
動器またはカム式振動器などに接続して振動させるとよ
い。また、気流抑制板に帯電防止剤を塗布するとよい。
さらに、気流抑制板の下部には、被散布体に対面してギ
ャップを設けることができる。このギャップは、複数設
けてよい。
【0006】
【作用】上記のごとく構成した本発明は、ローラの被散
布体の進入側に気流抑制板を設け、移動する被散布体に
随伴する空気の流れを遮るようにしたため、ローラの下
方における空気の流れが極めて小さくなり、ローラから
落下する粉体の飛散量を大幅に少なくすることができ
る。従って、被散布体への粉体の散布効率が向上して粉
体のロスを低減することができるとともに、粉体の飛散
による周囲環境の汚損を低減することができる。また、
気流抑制板を振動器に接続して振動させると、気流抑制
板に付着した粉体を振動によって振るい落とすことがで
き、気流抑制板に付着した粉体が塊となって落下する、
いわゆるボタ落ちの発生を防ぐことができる。そして、
気流抑制板に帯電防止剤を塗布すると、気流抑制板に帯
電した粉体が付着しにくくなり、ボタ落ちを防止するこ
とができる。そして、被散布体に対面して気流抑制板に
ギャップを形成すると、被散布体に随伴して気流抑制板
の下方を通過する空気がギャップによって拡散、減速す
るため、粉体の飛散量をさらに少なくすることができ
る。
【0007】
【実施例】本発明に係る粉体散布装置の好ましい実施例
を、添付図面に従って詳細に説明する。図1は、本発明
の実施例に係る粉体散布装置の断面図である。
【0008】図1において、粉体散布装置は、澱粉など
の粉体10を収容できる樋状の粉体貯留槽12を有して
いる。この粉体貯留槽12は、適宜の間隔をもって配置
した一対の側板14と、これらの側板14の下部外側面
に押え板16、17によって取り付けた一対のドクター
ブレード18と、これらのドクターブレード18の下端
部と接触している回転ローラ20と、この回転ローラ2
0の両端部に配置され、ローラ20を回転自在に支持し
ている一対の端板22とから構成してある。そして、粉
体10は、例えば本願出願人の出願に係る実公昭53−
6232号公報に記載した粉体自動供給装置などによ
り、図示しない粉体供給槽から粉体貯留槽12に供給さ
れる。
【0009】回転ローラ20は、内部が空洞の円筒状に
形成してあるとともに、外周面に微細な凹凸(図示せ
ず)が設けてあって、回転ローラ20が矢印24のよう
に回転することにより、微細な凹凸に進入した貯留槽内
の粉体10をローラ20の下部に運ぶようになってい
る。そして、回転ローラ20の一端側には、回転ローラ
20を回転させるためのギヤモータなどの駆動モータ2
6が接続してある。
【0010】回転ローラ20の下部には、ワイパ28が
配置してある。このワイパ28は、ローラ両端に設けた
端板22に支持されており、回転ローラ20の周面に近
接させて配置してある。そして、ワイパ28は、回転ロ
ーラ20とともに周知の静電スプレーヤを構成し、図示
しない高電圧交流電源に接続してあって、回転ローラ2
0によって下部に運ばれてきた粉体10を帯電させて回
転ローラ20から遊離させ、矢印30のように回転ロー
ラ20の下方を通過するプラスチックフィルムやゴムシ
ートなどの被散布体32の上面に粉体10を散布する。
【0011】回転ローラ20の被散布体32の進入側、
すなわち図1の左側には、気流抑制板34が設けてあ
る。この気流抑制板34は、被散布体32との間に数m
m程度の小さな間隙dを有するように配置され、被散布
体32を傷つけないようにしてあるとともに、被散布体
32が矢印30のように移動することに伴って被散布体
32に随伴する空気36を遮断するようにしてある。そ
して、気流抑制板34は、例えばアルミニウムなどの導
電性の金属から構成され、接地してある。また、気流抑
制板34には、電磁式や超音波振動子を有する振動器3
8が接続してあり、気流抑制板34に付着した粉体10
を振るい落とすことができるようになっている。
【0012】上記のごとく構成した実施例においては、
駆動モータ26によって回転ローラ24が矢印24のよ
うに回転すると、粉体貯留槽12内の粉体10がドクタ
ーブレード18の作用によって回転ローラ20の表面に
均一に付着し、回転ローラ20の下部に運ばれる。回転
ローラ20に付着した粉体20は、ワイパ28に印加さ
れる交流高電圧によってプラスとマイナスとに交互に帯
電し、ローラ20から遊離するとともに、同じ極性の電
荷に帯電した粉体10同士が反発して分散し、矢印30
のように移動する被散布体32の上面に落下する。
【0013】一方、矢印30のように移動する被散布体
32に随伴してきた空気36は、回転ローラ20の被散
布体32の進入側に配置した気流抑制板34によってロ
ーラ20の下方への進入が阻止される。このため、回転
ローラ20の下方においてはほとんど空気の流れがな
く、回転ローラ20から遊離した粉体10は、周囲にほ
とんど飛散することなく被散布体32に自然落下し、散
布される。従って、粉体10の散布効率を高めることが
できて粉体10のロスを少なくできるとともに、粉体1
0の飛散による周囲の汚損を低減することができる。ま
た、気流抑制板34側に飛散した粉体10は、気流抑制
板34が振動器38によって振動させられているため、
気流抑制板34に接触しても付着することがなく被散布
体32の上に落下する。このため、粉体10が気流抑制
板36に付着してボタ落ちするようなことがなく、粉体
10を被散布体32に均一に散布することができる。
【0014】なお、前記実施例においては、気流抑制板
36を振動器38によって振動させる場合について説明
したが、気流抑制板34に帯電防止剤を塗布して帯電し
た粉体10が付着しないようにしてもよい。また、気流
抑制板34に帯電防止剤を塗布するとともに、気流抑制
板36を振動器38に接続してもよい。そして、前記実
施例においては、被散布体32がプラスチックフィルム
やゴムいシートである場合について説明したが、印刷物
であってもよい。
【0015】図2は、気流抑制板の他の実施例を示した
ものである。本実施例の気流抑制板40は、本体板42
の下部前面側に補助板44が設けてある。そして、本体
板42と補助板44との下端は、ほぼ同じ高さとなって
いるとともに、両者間にスペーサ46を配置してギャッ
プdが形成されている。このように構成した気流抑制板
40においては、被散布体32に随伴してきた空気が補
助板44の下方を通過した場合、ギャップdにおいて拡
散、減速する。従って、本体板42の下部を通過する空
気の流速をより小さくすることが可能となり、粉体10
の飛散量をさらに少なくすることができる。なお、複数
のギャップdを形成してもよいことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、粉体を散布するローラの被散布体の進入側に気流抑
制板を配置したことにより、ローラ周辺に気流が発生す
るのを防止することができ、粉体の飛散が防止されて散
布効率を高めることができるとともに、飛散する粉体に
よる周囲の汚損を低減することができる。そして、気流
抑制板に振動器を接続して気流抑制板を振動させたり、
気流抑制板に帯電防止剤を塗布すれば、気流抑制板に粉
体が付着してボタ落ちするような現象を防ぐことができ
る。また、被散布体に対面して気流抑制板にギャップを
形成すると、被散布体に随伴して気流抑制板の下方を通
過する空気がギャップによって拡散、減速するため、粉
体の飛散量をさらに少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る粉体散布装置の断面図で
ある。
【図2】気流抑制板の他の実施例の断面図である
【符号の説明】
10 粉体 12 粉体貯留槽 20 回転ローラ 26 駆動モータ 28 ワイパ 32 被散布体 34、40 気流抑制板 36 空気 38 振動器 42 本体板 44 補助板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体貯留槽の下部に配設したローラを回
    転させ、ローラに付着した前記粉体貯留槽内の粉体を、
    前記ローラの下方を通過する被散布体に散布する粉体散
    布装置において、前記ローラの被散布体進入側に、前記
    被散布体に随伴する空気を遮る気流抑制板を設けたこと
    を特徴とする粉体散布装置。
  2. 【請求項2】 前記気流抑制板は、この気流抑制板を振
    動させる振動手段に接続してあることを特徴とする請求
    項1に記載の粉体散布装置。
  3. 【請求項3】 前記気流抑制板は、帯電防止剤が塗布し
    てあることを特徴とする請求項1または2に記載の粉体
    散布装置。
  4. 【請求項4】 前記気流抑制板は、前記被散布体に対面
    してギャップを有していることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれか1に記載の粉体散布装置。
JP16926295A 1995-06-12 1995-06-12 粉体散布装置 Pending JPH091039A (ja)

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JP16926295A JPH091039A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 粉体散布装置

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JP16926295A JPH091039A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 粉体散布装置

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JPH091039A true JPH091039A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15883256

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16926295A Pending JPH091039A (ja) 1995-06-12 1995-06-12 粉体散布装置

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JP (1) JPH091039A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023119377A1 (ja) * 2021-12-20 2023-06-29 ニッカ株式会社 粉体散布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023119377A1 (ja) * 2021-12-20 2023-06-29 ニッカ株式会社 粉体散布装置

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