JPH0910353A - トレーニング装置 - Google Patents

トレーニング装置

Info

Publication number
JPH0910353A
JPH0910353A JP7161298A JP16129895A JPH0910353A JP H0910353 A JPH0910353 A JP H0910353A JP 7161298 A JP7161298 A JP 7161298A JP 16129895 A JP16129895 A JP 16129895A JP H0910353 A JPH0910353 A JP H0910353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heart rate
load
training
weight
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7161298A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishiyama
高史 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7161298A priority Critical patent/JPH0910353A/ja
Publication of JPH0910353A publication Critical patent/JPH0910353A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】データ入力のような煩わしい作業を軽減し、目
的に合ったトレーニングを行うことができるトレーニン
グ装置を提供する。 【構成】トレーニング手段1は負荷調整手段8によって
ペダル13を漕ぐ重さが可変され、それによって体験者
にかかる負荷が調整される。また、体験者の身長を測定
するための身長測定手段3と、体重を測定するための体
重測定手段4とを備えており、従来のように体験者自身
が自己の身長、体重のデータを入力する煩わしい作業を
なくすことができる。また、演算手段7は身長、体重の
データから算出した肥満度に応じて総トレーニング時間
を決定し、心拍数測定手段5によって測定した体験者の
心拍数を予め設定された目標心拍数とするように総トレ
ーニング時間に応じた負荷の変化パターンで負荷調整手
段8を制御する。これにより、目的に合ったトレーニン
グを安全に行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレーニング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、筋力アップや肥満対策を目的
として、自転車のペダル漕ぎ運動やボートのオール漕ぎ
運動などを行わせるトレーニング装置が提案されてい
る。この種のトレーニング装置として、マイクロコンピ
ュータを有するコントローラを内蔵し、操作パネルなど
の入力手段からトレーニングを行う体験者の身長、体
重、性別、年齢等のデータをコントローラに入力すると
ともに、運動中の体験者の心拍数をセンサを使ってコン
トローラに取り込み、予め入力してある上記データとセ
ンサから逐次取り込む心拍数とを関連させてコントロー
ラが演算処理することにより、予め選択しておいた目的
(筋力アップあるいは肥満対策の減量)に最適な値にな
るように負荷の大きさを調節するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のトレーニング装置では、体験者自らが身長
や体重を計測し、その計測したデータを操作パネルから
入力し、コントローラに登録するという面倒な作業を必
要とするという問題があった。さらに、筋力アップある
いは肥満対策のための減量などのトレーニングの目的は
体験者自身が操作パネルにより選択していたため、本来
肥満対策のトレーニングを行うべき人が筋力アップのト
レーニングを行うような目的にそぐわないトレーニング
を行うと、本来の目的が達成できないだけでなく、却っ
て体験者の健康を害する場合もあるという問題があっ
た。また、この種のトレーニング装置ではトレーニング
中の体験者の心拍数が略一定となるようにコントローラ
で負荷の大きさを調整するのが一般的であるが、従来装
置ではトレーニングの開始初期から負荷の大きさを殆ど
一定にしているため、変化に乏しい単調な運動を続ける
ことで体験者が興味を失って途中でトレーニングを止め
てしまうという問題もある。
【0004】本発明は上記問題に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、データ入力のような煩わ
しい作業を軽減し、目的に合ったトレーニングを行うこ
とができるトレーニング装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、トレーニングを行う体験者に負
荷をかけるトレーニング手段と、体験者の心拍数を測定
する心拍数測定手段と、体験者の身長を測定する身長測
定手段と、体験者の体重を測定する体重測定手段と、身
長測定手段により測定された身長及び体重測定手段によ
り測定された体重から体験者の肥満度を算出するととも
にこの肥満度に基づいて心拍数測定手段により測定され
た心拍数が予め設定された目標心拍数となるように負荷
の大きさ及び変化率を決定する演算手段と、演算手段出
力にてトレーニング手段の負荷の大きさを変化させる負
荷調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、体重測定手段により測定された体重に対する身長測
定手段により測定された身長の比として体験者の肥満度
を求めるとともにこの肥満度に応じて1回の連続した総
トレーニング時間を決定する上記演算手段を備えたこと
を特徴とする。請求項3の発明は、請求項2の発明にお
いて、総トレーニング時間に対応した負荷の変化パター
ンを予め記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された負
荷の変化パターンに応じた出力を負荷調整手段に与える
上記演算手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、トレーニング開始前の平静時の心拍数からそれより
も高い開始心拍数まで体験者の心拍数を所定の変化率に
て上昇させるように負荷の大きさを可変する第1の段階
と、体験者の心拍数が開始心拍数に到達した後開始心拍
数よりも高い目標心拍数に達するまで体験者の心拍数を
所定の変化率にて上昇させるように負荷の大きさを可変
する第2の段階と、体験者の心拍数が目標心拍数に到達
した後総トレーニング時間の経過まで体験者の心拍数を
目標心拍数に維持するように負荷の大きさを可変する第
3の段階とを有する負荷の変化パターンを記憶する上記
記憶手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1の発明の構成では、トレーニングを行
う体験者に負荷をかけるトレーニング手段と、体験者の
心拍数を測定する心拍数測定手段と、体験者の身長を測
定する身長測定手段と、体験者の体重を測定する体重測
定手段と、身長測定手段により測定された身長及び体重
測定手段により測定された体重から体験者の肥満度を算
出するとともにこの肥満度に基づいて心拍数測定手段に
より測定された心拍数が予め設定された目標心拍数とな
るように負荷の大きさ及び変化率を決定する演算手段
と、演算手段出力にてトレーニング手段の負荷の大きさ
を変化させる負荷調整手段とを備えたので、体験者自ら
が身長や体重などのデータを入力する作業を必要とせ
ず、また、自動的に測定された身長と体重から算出され
る体験者の肥満度に応じて心拍数を目標心拍数とするよ
うな負荷の大きさ及び変化率を決定しているから、目的
に合ったトレーニングを行うことができ、しかも、肥満
度の高い体験者に過度の運動を行わせて健康を害するこ
とを防ぐこともできる。
【0009】請求項2の発明の構成では、体重測定手段
により測定された体重に対する身長測定手段により測定
された身長の比として体験者の肥満度を求めるとともに
この肥満度に応じて1回の連続した総トレーニング時間
を決定する上記演算手段を備えたので、例えば肥満度の
値が小さい場合には総トレーニング時間を長くし、肥満
度の値が大きい場合には総トレーニング時間を短くする
というように肥満度に応じた適切な総トレーニング時間
を設定し、目的に合ったトレーニングを行うことができ
る。
【0010】請求項3の発明の構成では、総トレーニン
グ時間に対応した負荷の変化パターンを予め記憶する記
憶手段と、記憶手段に記憶された負荷の変化パターンに
応じた出力を負荷調整手段に与える上記演算手段とを備
えたので、総トレーニング時間から体験者に適した負荷
の変化パターンを選択することができ、しかも、このよ
うな変化パターンは記憶手段に記憶されているから変化
パターンを体験者自身がその都度入力したり設定したり
する手間を省くことができる。
【0011】請求項4の発明の構成では、トレーニング
開始前の平静時の心拍数からそれよりも高い開始心拍数
まで体験者の心拍数を所定の変化率にて上昇させるよう
に負荷の大きさを可変する第1の段階と、体験者の心拍
数が開始心拍数に到達した後開始心拍数よりも高い目標
心拍数に達するまで体験者の心拍数を所定の変化率にて
上昇させるように負荷の大きさを可変する第2の段階
と、体験者の心拍数が目標心拍数に到達した後総トレー
ニング時間の経過まで体験者の心拍数を目標心拍数に維
持するように負荷の大きさを可変する第3の段階とを有
する負荷の変化パターンを記憶する上記記憶手段を備え
たので、トレーニングが単調になるのを防ぎ、体験者が
興味を損なうことなくトレーニングできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は本実施例を示すブロック図であ
り、固定式自転車10から成るトレーニング手段1と、
体験者の性別、年齢などのデータを入力するための操作
パネル27を具備した入力手段2と、体験者の身長を測
定する身長測定手段3と、体験者の体重を測定する体重
測定手段4と、体験者の心拍数を測定する心拍数測定手
段5と、少なくとも後述するようなトレーニングのため
のプログラムなどを記憶する記憶手段6と、このプログ
ラムを実行するマイクロコンピュータを具備して各種の
演算を行う演算手段7と、演算手段7により制御されて
トレーニング手段1の負荷の大きさを変化させる負荷調
整手段8と、体験者へのメッセージなどを表示するディ
スプレイ装置などから成る表示手段9とを備え、肥満の
予防や肥満解消のための減量などの肥満対策に適したト
レーニングを行うものである。なお、トレーニング手段
1は本実施例の固定式自転車に限定する主旨ではなく、
他に固定式ボートなどであってもよい。
【0013】図2に示すように、固定式自転車10には
ハンドル11と、サドル12と、ペダル13とが設けら
れ、実際の自転車のように体験者Aがサドル12に跨が
り、ペダル13を漕ぐことができるようになっている。
すなわち、ペダル13を漕ぐ際の重さが負荷として体験
者Aにかけられるのである。なお、ペダル13は固定式
自転車10の内部に設けた電気的に駆動される適宜な負
荷調整手段8(図1参照)により重さが可変されるよう
になっている。
【0014】身長測定手段3は、図2に示すように固定
式自転車10の台座部14に取り付けられた超音波セン
サ20及びサドル12の下面側に超音波センサ20に対
向配置されて超音波センサ20の発する超音波を反射す
る反射板21とを備えている。つまり、超音波センサ2
0から発せらて反射板21により反射される超音波を超
音波センサ20で検出することにより体験者Aがサドル
12に腰掛けた状態での台座部14からサドル12まで
の高さを測定し、この測定値を適宜補正することで体験
者Aの股下長さを求め、身長=股下長さ×2.1の推定
式から体験者Aの身長を推定する。
【0015】また、体重測定手段4は、ロードセル(歪
ゲージ)22、アンプ23、加算器24及びA/D変換
器25などを備え、固定式自転車10の台座部14の荷
重のかかる部分3箇所にロードセル22を配設し、体験
者Aがサドル12に腰掛けてペダル13に足を載せた状
態における各ロードセル22のアンプ23で増幅された
出力(電気信号)を加算器24において加算し、加算さ
れた合計の信号をA/D変換部25にてA/D変換し、
ロードセル22により検出された台座部14への荷重か
ら周知の適宜な方法により体験者Aの体重を推定するよ
うになっている。
【0016】心拍数測定手段5は体験者Aの例えば耳た
ぶに貼着される心拍センサ26を具備し、この心拍セン
サ26にて拾われた心拍音を高感度で低雑音である増幅
器(図示せず)を介して増幅することにより心拍数の測
定を行う。また、固定式自転車10のハンドル11には
操作パネル27が取り付けられており、体験者Aはこの
操作パネル27を使って自己の年齢や性別などのデータ
を入力できるようになっている。
【0017】そして、上記の身長測定手段3により測定
される身長のデータ、体重測定手段4により測定される
体重のデータ、心拍数測定手段5により測定される心拍
数のデータ及び操作パネル27により入力される年齢や
性別などのデータは全て演算手段7に入力され、演算手
段7では記憶手段6から読み出したプログラムに従って
上記各データを演算処理することで体験者Aの心拍数が
目標とする心拍数になるように負荷の大きさ及び負荷の
時間的な変化率を決定し、その決定に応じた負荷の大き
さを可変するための制御出力を負荷調整手段8に与える
ようになっている。
【0018】次に、演算手段7における演算処理を中心
に本実施例の動作について説明する。まず、体験者Aが
固定式自転車10のサドル12に腰掛けて本実施例トレ
ーニング装置を起動し、操作パネル27から自己の年齢
や性別などのデータを入力する。このとき、演算手段7
は上記データの入力を体験者Aに促すようなメッセージ
を表示手段9に表示させてもよい。一方、身長測定手段
3及び体重測定手段4にて体験者Aの身長、体重を測定
し、そのデータが演算手段7に入力される。
【0019】演算手段7は入力されたデータに基づいて
体験者Aの体重に対する身長の比を肥満度(=身長〔c
m〕/体重〔kg〕)として算出する。ここで、記憶手
段6には、図3に示すような「肥満度から総トレーニン
グ時間を決定するグラフ」が予め記憶されており、演算
手段7はこのグラフを参照し算出した肥満度から1回に
行うべき総トレーニング時間を、肥満度が小さいほど長
く、反対に肥満度が大きいほど短くなるように決定す
る。
【0020】また、記憶手段6には総トレーニング時間
及び心拍数に対応した負荷の変化パターン(実際には上
記変化パターンで負荷の大きさを変化させるためのプロ
グラム)が記憶されており、演算手段7はこの変化パタ
ーン(プログラム)を記憶手段6から読み出して実行す
る。すなわち、演算手段7は操作パネル27から入力さ
れた体験者Aの年齢のデータ及びトレーニング開始前に
測定された体験者Aの安静時の心拍数に基づいて、後述
する開始心拍数及び目標心拍数を決定し、トレーニング
中に心拍数測定手段5により測定された心拍数が上記目
標心拍数となるように、現在の心拍数と上記変化パター
ンとから逐次体験者Aにかけるべき負荷の大きさ及び時
間的な変化率を決定し、それに従って実際の負荷の値を
可変する制御出力を負荷調整手段8に与えている。
【0021】ここでは、体験者Aの肥満度が3.0であ
って図3により総トレーニング時間を30分と決定した
場合を例に説明する。図4は総トレーニング時間を30
分とした場合の心拍数に応じた負荷の変化パターンを示
す図であり、安静時の心拍数×1.5〔拍/分〕(以
下、「開始心拍数」と呼ぶ。)よりかなり低い値に相当
する負荷値(図4の場合には30W(単位時間当たりの
仕事量)としている)から始め、徐々に開始心拍数に相
当する負荷値まで上げていき(ウォームアップステー
ジ)、次に体験者Aの心拍数が目標心拍数まで上がるよ
うに負荷値を徐々に上昇させて(目標到達ステージ)、
その後目標心拍数を維持するように負荷値を調整する
(目標維持ステージ)ような変化パターンである。ここ
で、目標心拍数は入力された体験者Aの年齢を150か
ら減算した値としている。また、開始心拍数について
は、上記の安静時の心拍数と、入力された体験者Aの年
齢を150から減算した値と、120との中で最も低い
値を選択している。
【0022】さらに、上記動作を図5のフローチャート
にそって詳細に説明すると、まず、非常に低い負荷(3
0W)からトレーニングをスタートし(S1)、心拍数
測定手段5によってある時間間隔における体験者Aの心
拍数(例えば10秒間の移動平均)を求め(S2)、演
算手段7において求めた心拍数が開始心拍数以下か否か
を調べる(S3)。その結果、体験者Aの心拍数が開始
心拍数以下であれば、演算手段7は負荷調整手段8を制
御してその時点から10秒後に負荷の大きさを5W上げ
る(S4)。以後、体験者Aの心拍数が開始心拍数に達
するまで上記の処理(S2〜S4)を継続する(ウォー
ムアップステージ)。
【0023】ここで、上記のように「10秒後に負荷の
大きさを5W上げる」ような負荷の変化率(傾き)は、
全体の総トレーニング時間に依存して決定されるもので
あり、上記の変化率は総トレーニング時間が30分の場
合の値である。したがって、総トレーニング時間が30
分から10分長く(あるいは短く)なれば変化率(傾
き)の値を40%下げる(あるいは上げる)というよう
に変更する。
【0024】一方、現在の心拍数が開始心拍数より大き
い場合、現在の負荷の大きさを1分間縦続し(S5)、
再び心拍数を測定してその測定した心拍数が180以上
か否かを演算手段7が判別する(S6、S7)。このと
き、体験者Aの心拍数が180以上であれば体験者Aの
健康上危険な状態と判断され、演算手段7はプログラム
の実行を中断し負荷を充分小さくしてトレーニングを中
止する(S8)。
【0025】また、上記心拍数が180を越えない場合
には開始心拍数以下かどうかを調べ(S9)、開始心拍
数以下であれば再び開始心拍数にもどるように負荷の大
きさを5秒後に5W上げる(S10)。反対に、体験者
Aの心拍数が開始心拍数を越えている場合、今度は目標
心拍数との比較を行い(S11)、心拍数が目標心拍数
よりも小さい場合は、体験者Aの心拍数が目標心拍数に
なるように、演算手段7が負荷調整手段8を制御して負
荷の大きさをその時点から30秒後に10W上げる(S
12)。以後、体験者Aの心拍数が目標心拍数に達する
まで上記の処理(S5〜S12)を継続する(目標到達
ステージ)。
【0026】ここで、上記のように「30秒後に負荷の
大きさを10W上げる」ような負荷の変化率(傾き)も
全体の総トレーニング時間に依存して決定されるもので
あり、総トレーニング時間が30分から10分長く(あ
るいは短く)なるごとに変化率(傾き)の値を40%ず
つ下げる(あるいは上げる)というように変更する。一
方、現在の体験者Aの心拍数が目標心拍数より大きい場
合は、演算手段7が心拍数と目標心拍数との差が5以上
か否かを調べ(S13)、その差が5以上である場合に
は目標心拍数を大きくオーバーしていると解釈し、その
直後に、体験者Aの心拍数を減少させるべく、負荷の大
きさを10W下げるように負荷調整手段8を制御する
(S14)。また、上記両者の差が5以上になっていな
ければ、演算手段7において現在の心拍数が目標付近に
あると解釈され、トレーニングのスタート時点からの経
過時間が総トレーニング時間に達しているかどうか、あ
るいは現在時刻が総トレーニング時間により決まる終了
時刻に至っているかどうかが判断される(S15)。そ
して、総トレーニング時間に達していない(終了時刻を
過ぎていない)場合には、1分間現在の負荷の大きさを
維持する(S16)。これによって、体験者Aの心拍数
が目標心拍数付近に維持された状祝でトレーニングが継
続される(目標維持ステージ)。もし、総トレーニング
時間に達していた(現在時刻が終了時刻に至っていた)
場合には、演算手段7におけるトレーニングプログラム
の実行は終了し、トレーニングが終わる(S17)。
【0027】上記構成では、従来体験者自身が操作パネ
ルなどを使って入力していた自己の身長及び体重のデー
タを、身長測定手段3及び体重測定手段4を用いて自動
的に測定するようにしたため、従来のような身長及び体
重のデータを入力する作業が不要となる。また、測定し
た体験者の身長及び体重のデータから体験者の肥満度
(例えば、身長と体重の比)を算出し、その肥満度に応
じた総トレーニング時間(1回のトレーニングの所要時
間)が決定され、肥満の予防や肥満解消のための減量を
目的とするトレーニングを行うことができる。また、上
記総トレーニング時間に応じた負荷の大きさの変化パタ
ーンに従って負荷調整手段8を制御するためのプログラ
ムがトレーニングプログラムとして予め記憶手段6に記
憶されており、演算手段7がトレーニングプログラムを
読み出して実行するのであるが、その変化パターンは非
常に軽い負荷から開始心拍数に導く段階(ウォームアッ
プステージ)、開始心拍数から目標心拍数に導くよう徐
々に負荷の大きさを上げる段階(目標到達ステージ)、
さらに目標心拍数を維持するよう負荷の大きさをほぼ一
定に保つように調整する段階(目標維持ステージ)のよ
うに複数の段階を有しており、従来のような単調なトレ
ーニングとは異なり、負荷の大きさが変化に富むものゆ
え、体験者がトレーニングの途中で飽きることがなく、
しかも目的に合ったトレーニングを安全に行うことがで
きる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、トレーニングを行う
体験者に負荷をかけるトレーニング手段と、体験者の心
拍数を測定する心拍数測定手段と、体験者の身長を測定
する身長測定手段と、体験者の体重を測定する体重測定
手段と、身長測定手段により測定された身長及び体重測
定手段により測定された体重から体験者の肥満度を算出
するとともにこの肥満度に基づいて心拍数測定手段によ
り測定された心拍数が予め設定された目標心拍数となる
ように負荷の大きさ及び変化率を決定する演算手段と、
演算手段出力にてトレーニング手段の負荷の大きさを変
化させる負荷調整手段とを備えたので、体験者自らが身
長や体重などのデータを入力する作業を必要とせず、ま
た、自動的に測定された身長と体重から算出される体験
者の肥満度に応じて心拍数を目標心拍数とするような負
荷の大きさ及び変化率を決定しているから、目的に合っ
たトレーニングを行うことができ、しかも、肥満度の高
い体験者に過度の運動を行わせて健康を害することを防
ぐこともできるという効果がある。
【0029】請求項2の発明は、体重測定手段により測
定された体重に対する身長測定手段により測定された身
長の比として体験者の肥満度を求めるとともにこの肥満
度に応じて1回の連続した総トレーニング時間を決定す
る上記演算手段を備えたので、例えば肥満度の値が小さ
い場合には総トレーニング時間を長くし、肥満度の値が
大きい場合には総トレーニング時間を短くするというよ
うに肥満度に応じた適切な総トレーニング時間を設定
し、目的に合ったトレーニングを行うことができるとい
う効果がある。
【0030】請求項3の発明は、総トレーニング時間に
対応した負荷の変化パターンを予め記憶する記憶手段
と、記憶手段に記憶された負荷の変化パターンに応じた
出力を負荷調整手段に与える上記演算手段とを備えたの
で、総トレーニング時間から体験者に適した負荷の変化
パターンを選択することができ、しかも、このような変
化パターンは記憶手段に記憶されているから変化パター
ンを体験者自身がその都度入力したり設定したりする手
間を省くことができ、使い勝手を向上させることができ
るという効果がある。
【0031】請求項4の発明は、トレーニング開始前の
平静時の心拍数からそれよりも高い開始心拍数まで体験
者の心拍数を所定の変化率にて上昇させるように負荷の
大きさを可変する第1の段階と、体験者の心拍数が開始
心拍数に到達した後開始心拍数よりも高い目標心拍数に
達するまで体験者の心拍数を所定の変化率にて上昇させ
るように負荷の大きさを可変する第2の段階と、体験者
の心拍数が目標心拍数に到達した後総トレーニング時間
の経過まで体験者の心拍数を目標心拍数に維持するよう
に負荷の大きさを可変する第3の段階とを有する負荷の
変化パターンを記憶する上記記憶手段を備えたので、ト
レーニングが単調になるのを防ぎ、体験者が興味を損な
うことなくトレーニングできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】同上の概略構成図である。
【図3】同上の動作を説明するための説明図である。
【図4】同上の動作を説明するための説明図である。
【図5】同上の動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 トレーニング手段 2 入力手段 3 身長測定手段 4 体重測定手段 5 心拍数測定手段 6 記憶手段 7 演算手段 8 負荷調整手段 9 表示手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーニングを行う体験者に負荷をかけ
    るトレーニング手段と、体験者の心拍数を測定する心拍
    数測定手段と、体験者の身長を測定する身長測定手段
    と、体験者の体重を測定する体重測定手段と、身長測定
    手段により測定された身長及び体重測定手段により測定
    された体重から体験者の肥満度を算出するとともにこの
    肥満度に基づいて心拍数測定手段により測定された心拍
    数が予め設定された目標心拍数となるように負荷の大き
    さ及び変化率を決定する演算手段と、演算手段出力にて
    トレーニング手段の負荷の大きさを変化させる負荷調整
    手段とを備えたことを特徴とするトレーニング装置。
  2. 【請求項2】 体重測定手段により測定された体重に対
    する身長測定手段により測定された身長の比として体験
    者の肥満度を求めるとともにこの肥満度に応じて1回の
    連続した総トレーニング時間を決定する上記演算手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のトレーニング装
    置。
  3. 【請求項3】 総トレーニング時間に対応した負荷の変
    化パターンを予め記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶
    された負荷の変化パターンに応じた出力を負荷調整手段
    に与える上記演算手段とを備えたことを特徴とする請求
    項2記載のトレーニング装置。
  4. 【請求項4】 トレーニング開始前の平静時の心拍数か
    らそれよりも高い開始心拍数まで体験者の心拍数を所定
    の変化率にて上昇させるように負荷の大きさを可変する
    第1の段階と、体験者の心拍数が開始心拍数に到達した
    後開始心拍数よりも高い目標心拍数に達するまで体験者
    の心拍数を所定の変化率にて上昇させるように負荷の大
    きさを可変する第2の段階と、体験者の心拍数が目標心
    拍数に到達した後総トレーニング時間の経過まで体験者
    の心拍数を目標心拍数に維持するように負荷の大きさを
    可変する第3の段階とを有する負荷の変化パターンを記
    憶する上記記憶手段を備えたことを特徴とする請求項3
    記載のトレーニング装置。
JP7161298A 1995-06-27 1995-06-27 トレーニング装置 Withdrawn JPH0910353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7161298A JPH0910353A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 トレーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7161298A JPH0910353A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 トレーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0910353A true JPH0910353A (ja) 1997-01-14

Family

ID=15732459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7161298A Withdrawn JPH0910353A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 トレーニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0910353A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010103355A (ko) * 2000-05-09 2001-11-23 김영귀 개인 운동량 조절 시스템
JP2006255028A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 運動支援システム及び運動支援方法
JP2011193976A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nippon Koden Corp 目標心拍数到達時間予測装置および目標心拍数到達時間予測方法
CN103638648A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 青岛蓝图文化传播有限公司市南分公司 一种跑步机
KR101657277B1 (ko) * 2015-04-29 2016-09-13 차유리 동작관찰을 통한 보행운동 대상자 맞춤형 실시간 되먹임 보행운동 장치

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010103355A (ko) * 2000-05-09 2001-11-23 김영귀 개인 운동량 조절 시스템
JP2006255028A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 運動支援システム及び運動支援方法
JP2011193976A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Nippon Koden Corp 目標心拍数到達時間予測装置および目標心拍数到達時間予測方法
CN103638648A (zh) * 2013-11-28 2014-03-19 青岛蓝图文化传播有限公司市南分公司 一种跑步机
KR101657277B1 (ko) * 2015-04-29 2016-09-13 차유리 동작관찰을 통한 보행운동 대상자 맞춤형 실시간 되먹임 보행운동 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4790528A (en) Training device for rehabilitation
US5318487A (en) Exercise system and method for managing physiological intensity of exercise
MXPA99009210A (es) Control del ritmo cardiaco en intervalos, para elentrenamiento cardiopulmonar en intervalos.
JP2003204945A (ja) 振幅増加指数算出装置および動脈硬化検査装置
JPH0910353A (ja) トレーニング装置
JPH0142694B2 (ja)
EP0399828B1 (en) Electronic blood pressure meter
JP4321052B2 (ja) サイクル型エルゴメータ
JP3713743B2 (ja) トレーニング装置
GB2187554A (en) An exercise machine
JP3480593B2 (ja) 連続血圧監視装置
JPH0245465B2 (ja)
JPH0654093U (ja) 自動演奏装置
JPH0636839Y2 (ja) 体内インピ−ダンス測定可能なエアロビック運動器具
JPH10201806A (ja) 椅子式電動マッサージ機
JP3899588B2 (ja) 運動負荷装置の制御装置
JPH04367647A (ja) 自動血圧測定装置
JPH06142086A (ja) 運動モニタ装置
JP2547887B2 (ja) 最大酸素摂取量推定方法ならびに最大酸素摂取量推定装置
JP3855823B2 (ja) サイクル型エルゴメータの筋力測定方法及びその装置
JPH0634781B2 (ja) 電子血圧計
JP3681836B2 (ja) 運動負荷装置の制御装置
JPH0884706A (ja) 脈拍一定運動の歩行ピッチ決定方法及びピッチ発生型歩数計
JP3924816B2 (ja) 運動負荷装置の制御装置
JPH06154355A (ja) 最適運動負荷の決定方法とこれを利用した運動負荷装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020903