JPH09103419A - Mr画像の形成方法および形成装置 - Google Patents
Mr画像の形成方法および形成装置Info
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- JPH09103419A JPH09103419A JP8210146A JP21014696A JPH09103419A JP H09103419 A JPH09103419 A JP H09103419A JP 8210146 A JP8210146 A JP 8210146A JP 21014696 A JP21014696 A JP 21014696A JP H09103419 A JPH09103419 A JP H09103419A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/483—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy
- G01R33/4833—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices
- G01R33/4835—NMR imaging systems with selection of signals or spectra from particular regions of the volume, e.g. in vivo spectroscopy using spatially selective excitation of the volume of interest, e.g. selecting non-orthogonal or inclined slices of multiple slices
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/4818—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space
- G01R33/482—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory
- G01R33/4822—MR characterised by data acquisition along a specific k-space trajectory or by the temporal order of k-space coverage, e.g. centric or segmented coverage of k-space using a Cartesian trajectory in three dimensions
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- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に適用することのできるMR画像形成方
法を提供する。 【解決手段】 a)所望の層(S1〜S5)に対して垂
直の概観撮影を作成し、 b)所望の層を概観撮影に基づいて、グラフィックに位
置決めし、 c)所定の層を含む3Dデータセットを測定し、 d)所望の層(S1〜S5)を3Dデータセットから再
現し、 e)所望の層(S1〜S5)を結像する。
法を提供する。 【解決手段】 a)所望の層(S1〜S5)に対して垂
直の概観撮影を作成し、 b)所望の層を概観撮影に基づいて、グラフィックに位
置決めし、 c)所定の層を含む3Dデータセットを測定し、 d)所望の層(S1〜S5)を3Dデータセットから再
現し、 e)所望の層(S1〜S5)を結像する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の断層からな
るMR画像の形成方法およびこの方法を実施するための
装置に関する。
るMR画像の形成方法およびこの方法を実施するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元MR画像再生では、被検対象物の
目的の層が励起され、この層から個々の画像が得られ
る。その際例えば、米国特許第4871966号明細書
から公知のように、1つの層でのパルスシーケンスの繰
り返し時間中に、すでに少なくとも1つの別の層が励起
される。これにより通常のように被検対象物の複数の層
を観察したい場合には、繰り返し時間TR内で励起され
る層の数に相応して検査時間が節約される。
目的の層が励起され、この層から個々の画像が得られ
る。その際例えば、米国特許第4871966号明細書
から公知のように、1つの層でのパルスシーケンスの繰
り返し時間中に、すでに少なくとも1つの別の層が励起
される。これにより通常のように被検対象物の複数の層
を観察したい場合には、繰り返し時間TR内で励起され
る層の数に相応して検査時間が節約される。
【0003】MR画像再生を頻繁に適用するのは、椎間
板を横方向層で検査する場合である。ここで腰脊椎領域
を検査する場合には、それぞれの層を脊椎の湾曲に相応
して相互に傾斜させなければならない。したがって冒頭
に述べた米国特許明細書では、繰り返し時間TR中に励
起された層を相互に傾斜させることが提案されている。
その際に、種々の層の位置および傾斜を測定前に、矢状
方向の概観撮影に基づき設定しておく。この概観撮影は
例えば腰脊椎の縦断面を表す。このことは、矢状断面の
画像表示においてカーソルによりラインを指示し、この
ラインが順次測定すべき層を定めるようにして行う。カ
ーソルは典型的にはマウスにより制御される。
板を横方向層で検査する場合である。ここで腰脊椎領域
を検査する場合には、それぞれの層を脊椎の湾曲に相応
して相互に傾斜させなければならない。したがって冒頭
に述べた米国特許明細書では、繰り返し時間TR中に励
起された層を相互に傾斜させることが提案されている。
その際に、種々の層の位置および傾斜を測定前に、矢状
方向の概観撮影に基づき設定しておく。この概観撮影は
例えば腰脊椎の縦断面を表す。このことは、矢状断面の
画像表示においてカーソルによりラインを指示し、この
ラインが順次測定すべき層を定めるようにして行う。カ
ーソルは典型的にはマウスにより制御される。
【0004】この方法により、特に腰脊椎領域で比較的
迅速に横方向断層画像を得ることができる。この方法は
臨床ルーチンでも容易に実施することができる。なぜな
ら、層を描写的に表すことができ、概観画像と測定した
層でのライン間の幾何関係が得られるからである。しか
し複数の層を測定するこの形式は一連の制限を受ける。
例えば患者が概観撮影の作成と後続の断層測定との間で
運動すると、測定された断層位置がもはや設定に相応し
なくなる。その場合は測定全体を新たに実施しなければ
ならなくなる。この危険性は重大である。なぜなら、医
師は概観撮影の分析の後に、個々の層の数、位置および
傾斜を熟考し、最後にグラフィカルな断層選択を実行し
なければならないからである。したがって、概観撮影と
個々の断層の測定との間で、患者が場合によっては完全
に静止していない時間が経過する。さらに医師が測定後
に、層選択が最適でないことを気付くこともある。この
場合も測定全体を繰り返さなければならず、医師がその
ような欠陥を見つけたときには患者は場合によってはす
でに検査室にいない場合もある。
迅速に横方向断層画像を得ることができる。この方法は
臨床ルーチンでも容易に実施することができる。なぜな
ら、層を描写的に表すことができ、概観画像と測定した
層でのライン間の幾何関係が得られるからである。しか
し複数の層を測定するこの形式は一連の制限を受ける。
例えば患者が概観撮影の作成と後続の断層測定との間で
運動すると、測定された断層位置がもはや設定に相応し
なくなる。その場合は測定全体を新たに実施しなければ
ならなくなる。この危険性は重大である。なぜなら、医
師は概観撮影の分析の後に、個々の層の数、位置および
傾斜を熟考し、最後にグラフィカルな断層選択を実行し
なければならないからである。したがって、概観撮影と
個々の断層の測定との間で、患者が場合によっては完全
に静止していない時間が経過する。さらに医師が測定後
に、層選択が最適でないことを気付くこともある。この
場合も測定全体を繰り返さなければならず、医師がその
ような欠陥を見つけたときには患者は場合によってはす
でに検査室にいない場合もある。
【0005】例えば米国特許第4431968号明細書
から、磁気共鳴を用いて3次元画像データセットを得る
ことが公知である。この場合通常は、対象空間全体を検
出するのではなく、まずディスク平面を選択し、その中
で3次元分解を行うのである。このような3次元データ
セットが検出されると直ちに、画像再現法の大規模な畳
込みが開始される。このようにして公知の後処理アルゴ
リズムによって3次元信号表示が形成されるか、または
表面分析が行われる。検出されたデータセット内で任意
の層を選択することができる。ここで特に重要なこと
は、この後処理すべてにおいて患者はもはや検査空間に
いる必要がないことである。一度得られた3次元データ
セットは任意の時点で、かつ固有の核スピントモグラフ
装置に依存しないで画像コンソールで評価することがで
きる。
から、磁気共鳴を用いて3次元画像データセットを得る
ことが公知である。この場合通常は、対象空間全体を検
出するのではなく、まずディスク平面を選択し、その中
で3次元分解を行うのである。このような3次元データ
セットが検出されると直ちに、画像再現法の大規模な畳
込みが開始される。このようにして公知の後処理アルゴ
リズムによって3次元信号表示が形成されるか、または
表面分析が行われる。検出されたデータセット内で任意
の層を選択することができる。ここで特に重要なこと
は、この後処理すべてにおいて患者はもはや検査空間に
いる必要がないことである。一度得られた3次元データ
セットは任意の時点で、かつ固有の核スピントモグラフ
装置に依存しないで画像コンソールで評価することがで
きる。
【0006】3Dデータセットは個々の2Dデータセッ
トと比較して格段に多数の測定を必要とするから、測定
時間全体は多層法に対してさらに長くなる。とりわけ欠
点は、高速画像再生技術、例えばEPI(Echo Planar
Imaging)、FLASHおよびターボスピンエコーによ
って相対化する。3Dデータセットの手段の数が不均衡
に多いため、臨床ルーチンでの簡単な適用のための使用
は錯綜している。
トと比較して格段に多数の測定を必要とするから、測定
時間全体は多層法に対してさらに長くなる。とりわけ欠
点は、高速画像再生技術、例えばEPI(Echo Planar
Imaging)、FLASHおよびターボスピンエコーによ
って相対化する。3Dデータセットの手段の数が不均衡
に多いため、臨床ルーチンでの簡単な適用のための使用
は錯綜している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、簡単
に適用するために前記2つの方法を相互に結合した方法
と、この方法を実施するための装置を提供することであ
る。
に適用するために前記2つの方法を相互に結合した方法
と、この方法を実施するための装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1に
記載された本発明の方法により、a)所望の層に対して
垂直の概観撮影を作成し、 b)所望の層を概観撮影に基づいて、グラフィックに位
置決めし、 c)所定の層を含む3Dデータセットを測定し、 d)所望の層を3Dデータセットから再現し、 e)所望の層を結像するように構成して解決される。
記載された本発明の方法により、a)所望の層に対して
垂直の概観撮影を作成し、 b)所望の層を概観撮影に基づいて、グラフィックに位
置決めし、 c)所定の層を含む3Dデータセットを測定し、 d)所望の層を3Dデータセットから再現し、 e)所望の層を結像するように構成して解決される。
【0009】また本発明の装置は、概観撮影を形成およ
び表示するための手段と、概観撮影上でラインを表示す
ることのできる入力ユニットと、3D画像データセット
を得るための手段と、断層画像を3D画像データセット
から、入力ユニットにより設定されたラインに相応して
再現するための再現手段とを有するように構成される。
び表示するための手段と、概観撮影上でラインを表示す
ることのできる入力ユニットと、3D画像データセット
を得るための手段と、断層画像を3D画像データセット
から、入力ユニットにより設定されたラインに相応して
再現するための再現手段とを有するように構成される。
【0010】
【発明の実施の形態】従来のパルスシーケンスでは、高
周波パルスRF(図1)が層選択勾配GS(図5)の作
用の下で照射される。引き続き層方向でリフェージング
が行われ、フェーズコーディング勾配GP(図4)によ
りフェーズコーディングが行われ、読み出し勾配GR
(図3)方向でプリフェージングが行われる。読み出し
勾配GRの正の部分パルスの下で、信号S(図2)が読
み出される。このシーケンスは、異なるフェーズコーデ
ィング勾配を有する繰り返し時間TRにより繰り返され
る。ここでその数は周波数繰り返しに相応し、ひいては
フェーズコーディング勾配GPの方向での空間的分解能
のフェーズコーディングステップに相当する。
周波パルスRF(図1)が層選択勾配GS(図5)の作
用の下で照射される。引き続き層方向でリフェージング
が行われ、フェーズコーディング勾配GP(図4)によ
りフェーズコーディングが行われ、読み出し勾配GR
(図3)方向でプリフェージングが行われる。読み出し
勾配GRの正の部分パルスの下で、信号S(図2)が読
み出される。このシーケンスは、異なるフェーズコーデ
ィング勾配を有する繰り返し時間TRにより繰り返され
る。ここでその数は周波数繰り返しに相応し、ひいては
フェーズコーディング勾配GPの方向での空間的分解能
のフェーズコーディングステップに相当する。
【0011】多くの場合、検査では空間的に分離された
複数の層が検査される。ここで公知のように、検査時間
を次のようにして節約することができる。すなわち、繰
り返し時間TRの間にすでに第2の高周波パルスRF2
によって第2の層選択勾配GS2の下で別の層の励起を
実行するのである。別の層からの信号S2は、第1の層
からの信号S1とは時間的に別個に出てくるので、これ
らを問題なしに分離することができる。ここでは1つの
繰り返し時間TR内で1つ以上の別の層を励起すること
ができる。この方法はマルチレイヤー法と称される。
複数の層が検査される。ここで公知のように、検査時間
を次のようにして節約することができる。すなわち、繰
り返し時間TRの間にすでに第2の高周波パルスRF2
によって第2の層選択勾配GS2の下で別の層の励起を
実行するのである。別の層からの信号S2は、第1の層
からの信号S1とは時間的に別個に出てくるので、これ
らを問題なしに分離することができる。ここでは1つの
繰り返し時間TR内で1つ以上の別の層を励起すること
ができる。この方法はマルチレイヤー法と称される。
【0012】すでに冒頭に述べた米国特許第48719
66号明細書から、個々の層をマルチレイヤー法におい
て相互に傾斜させることが公知である。このためには勾
配GR,GP,GSの方向を相応に変化しなければなら
ない。このことは前記の特許明細書に記載されているよ
うに、複数の勾配を設定した座標系内で重ねることによ
り問題なく可能である。
66号明細書から、個々の層をマルチレイヤー法におい
て相互に傾斜させることが公知である。このためには勾
配GR,GP,GSの方向を相応に変化しなければなら
ない。このことは前記の特許明細書に記載されているよ
うに、複数の勾配を設定した座標系内で重ねることによ
り問題なく可能である。
【0013】典型的な適用事例に対する経過が図6に示
されている。これは、比較的強く湾曲した腰脊椎での例
である。まず、脊椎1の相応の領域を通る矢状断面が得
られ、モニタに表示される。例えば帯ディスク1aから
1eが横方向断面に表示すべき場合には、モニタにライ
ンL1からL5が並べられる。これらのラインはこの帯
ディスクと対角方向にできるだけ予測力のあるように交
差する。ラインL1からL5は画像コンピュータに対す
る入力要素、典型的にはマウスにより設定され、例えは
2点間をクリックすることによりライン位置が設定され
る。
されている。これは、比較的強く湾曲した腰脊椎での例
である。まず、脊椎1の相応の領域を通る矢状断面が得
られ、モニタに表示される。例えば帯ディスク1aから
1eが横方向断面に表示すべき場合には、モニタにライ
ンL1からL5が並べられる。これらのラインはこの帯
ディスクと対角方向にできるだけ予測力のあるように交
差する。ラインL1からL5は画像コンピュータに対す
る入力要素、典型的にはマウスにより設定され、例えは
2点間をクリックすることによりライン位置が設定され
る。
【0014】公知のマルチレイヤー法では、グラフィッ
ク設定情報が次のように変換される。すなわち、位置が
ラインL1〜L5により定められる層が測定されるよう
に変換される。
ク設定情報が次のように変換される。すなわち、位置が
ラインL1〜L5により定められる層が測定されるよう
に変換される。
【0015】以下に述べる本発明の実施例は使用者に対
して同形式に示されている。図12のブロック回路図に
相応して、まず同じように概観撮影が作成される。すな
わち、矢状断面の形態で2Dデータセットに基づいて作
成される。続いて、カーソルにより画像面で結合すべき
層が定められる。しかし公知の方法とは異なり、3次元
データセットが作成される。有利にはこの3次元データ
セットは対象領域全体には伸長せず、結像すべき層1a
〜1eだけに広がる。この対象領域は図6に破線で示さ
れている。この領域の方向はシフト可能なグラフィック
マークにより画面に使用者によって手動で例えば縦方向
に設定することができる。しかしアルゴリズムを使用す
ることもできる。このアルゴリズムは設定したラインL
1〜L5に基づいて自動的に、どの対象領域を検出すべ
きか識別する。ここでは検出すべき対象領域が関連して
いる必要はない。例えば層1b,1c,1eおよび1f
だけを検出したい場合には、両方の破線で示された対象
領域O1とO2を検出することもできる。このことも手
動または自動で設定することができる。
して同形式に示されている。図12のブロック回路図に
相応して、まず同じように概観撮影が作成される。すな
わち、矢状断面の形態で2Dデータセットに基づいて作
成される。続いて、カーソルにより画像面で結合すべき
層が定められる。しかし公知の方法とは異なり、3次元
データセットが作成される。有利にはこの3次元データ
セットは対象領域全体には伸長せず、結像すべき層1a
〜1eだけに広がる。この対象領域は図6に破線で示さ
れている。この領域の方向はシフト可能なグラフィック
マークにより画面に使用者によって手動で例えば縦方向
に設定することができる。しかしアルゴリズムを使用す
ることもできる。このアルゴリズムは設定したラインL
1〜L5に基づいて自動的に、どの対象領域を検出すべ
きか識別する。ここでは検出すべき対象領域が関連して
いる必要はない。例えば層1b,1c,1eおよび1f
だけを検出したい場合には、両方の破線で示された対象
領域O1とO2を検出することもできる。このことも手
動または自動で設定することができる。
【0016】この過程の後、3次元データセットが作成
される。ここでは例えば図7から図11に示されたパル
スシーケンスを使用することもできる。その際、高周波
パルスRF(図7)が層選択勾配GS(図11)の下で
照射される。公知のように、励起されたディスクのプロ
フィールは高周波パルスRFの周波数スペクトルによ
り、層選択勾配GSの振幅と関連して定められる。通常
の層選択とは異なり、ここでは周波数スペクトルが格段
に広い。そのため、薄い層だけでなく、所定の拡がりを
有する容積体も層選択方向で励起することができる。
される。ここでは例えば図7から図11に示されたパル
スシーケンスを使用することもできる。その際、高周波
パルスRF(図7)が層選択勾配GS(図11)の下で
照射される。公知のように、励起されたディスクのプロ
フィールは高周波パルスRFの周波数スペクトルによ
り、層選択勾配GSの振幅と関連して定められる。通常
の層選択とは異なり、ここでは周波数スペクトルが格段
に広い。そのため、薄い層だけでなく、所定の拡がりを
有する容積体も層選択方向で励起することができる。
【0017】選択された容積ないしディスク平面内の位
置分解は、励起後にフェーズコーディング勾配GPSが
層選択方向で続くようにして行う。さらに同時にフェー
ズコーディング勾配GP(図10)とプリフェージング
勾配GR−(図9)が照射される。これらの勾配はそれ
ぞれ相互に垂直である。読み出し勾配GR+の下で核共
鳴信号S(図8)が読み出される。この信号は引き続き
サンプリングされ、デジタル化され、ローデータマトリ
クスの列にプロットされる。このパルスシーケンスは、
被検領域の完全な3次元ローデータセットが得られるま
で、フェーズコーディング勾配GPとフェーズコーディ
ング勾配GPSの種々異なる値結合によって層選択方向
で繰り返される。この3次元のローデータセットから、
従来のように3次元フーリエ変換によって3次元画像デ
ータセットが得られる。この画像データセットは図13
に概略的に示されている。
置分解は、励起後にフェーズコーディング勾配GPSが
層選択方向で続くようにして行う。さらに同時にフェー
ズコーディング勾配GP(図10)とプリフェージング
勾配GR−(図9)が照射される。これらの勾配はそれ
ぞれ相互に垂直である。読み出し勾配GR+の下で核共
鳴信号S(図8)が読み出される。この信号は引き続き
サンプリングされ、デジタル化され、ローデータマトリ
クスの列にプロットされる。このパルスシーケンスは、
被検領域の完全な3次元ローデータセットが得られるま
で、フェーズコーディング勾配GPとフェーズコーディ
ング勾配GPSの種々異なる値結合によって層選択方向
で繰り返される。この3次元のローデータセットから、
従来のように3次元フーリエ変換によって3次元画像デ
ータセットが得られる。この画像データセットは図13
に概略的に示されている。
【0018】画像データは対象容積体全体に対して使用
されるので、このようにして湾曲した層も選択すること
ができる。この場合、カーソルは簡単に、画面の所望の
(湾曲していても)ラインに沿って移動することがで
き、表示された層がこのラインに相応して湾曲する。
されるので、このようにして湾曲した層も選択すること
ができる。この場合、カーソルは簡単に、画面の所望の
(湾曲していても)ラインに沿って移動することがで
き、表示された層がこのラインに相応して湾曲する。
【0019】形成された画像の観察中に、例えば患者が
層選択と測定との間の運動したため層位置が正しくない
ことが判明した場合、層位置を後から問題なく変更する
ことができる。なぜなら、選択された対象容積体内に必
要な画像データがすべて含まれるからである。同じこと
は、検査中に層が正しく選択されていないことが判明し
た場合や、別の層を検査する方が有利であると判明した
場合にも当てはまる。所要の画像データは一般的に選択
された対象容積体内にあるから、そのために測定を繰り
返す必要はない。患者は核スピントモグラフ装置から離
れてもよく、再現は核スピントモグラフとは関係なく画
像コンソールで行うことができる。
層選択と測定との間の運動したため層位置が正しくない
ことが判明した場合、層位置を後から問題なく変更する
ことができる。なぜなら、選択された対象容積体内に必
要な画像データがすべて含まれるからである。同じこと
は、検査中に層が正しく選択されていないことが判明し
た場合や、別の層を検査する方が有利であると判明した
場合にも当てはまる。所要の画像データは一般的に選択
された対象容積体内にあるから、そのために測定を繰り
返す必要はない。患者は核スピントモグラフ装置から離
れてもよく、再現は核スピントモグラフとは関係なく画
像コンソールで行うことができる。
【図1】従来技術のマルチレイヤー法に対するパルスシ
ーメンスを説明するための線図である。
ーメンスを説明するための線図である。
【図2】従来技術のマルチレイヤー法に対するパルスシ
ーメンスを説明するための線図である。
ーメンスを説明するための線図である。
【図3】従来技術のマルチレイヤー法に対するパルスシ
ーメンスを説明するための線図である。
ーメンスを説明するための線図である。
【図4】従来技術のマルチレイヤー法に対するパルスシ
ーメンスを説明するための線図である。
ーメンスを説明するための線図である。
【図5】従来技術のマルチレイヤー法に対するパルスシ
ーメンスを説明するための線図である。
ーメンスを説明するための線図である。
【図6】選択された層の概観撮影を示す図である。
【図7】3次元データセットを得るためのパルスシーケ
ンスに対する例を示す線図である。
ンスに対する例を示す線図である。
【図8】3次元データセットを得るためのパルスシーケ
ンスに対する例を示す線図である。
ンスに対する例を示す線図である。
【図9】3次元データセットを得るためのパルスシーケ
ンスに対する例を示す線図である。
ンスに対する例を示す線図である。
【図10】3次元データセットを得るためのパルスシー
ケンスに対する例を示す線図である。
ケンスに対する例を示す線図である。
【図11】3次元データセットを得るためのパルスシー
ケンスに対する例を示す線図である。
ケンスに対する例を示す線図である。
【図12】本発明の方法のフローチャートである。
【図13】3次元画像データセットの概略図である。
1 検査装置 2 画像計算機 3 マウス
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の層からMR画像を形成する方法に
おいて、 a)所望の層(S1〜S5)に対して垂直の概観撮影を
作成し、 b)所望の層を概観撮影に基づいて、グラフィックに位
置決めし、 c)所定の層を含む3Dデータセットを測定し、 d)所望の層(S1〜S5)を3Dデータセットから再
現し、 e)所望の層(S1〜S5)を結像する、ことを特徴と
する形成方法。 - 【請求項2】 ステップb)で、任意に湾曲した層を許
容する、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 入力手段が設けられており、該入力手段
は層位置を再現時の測定に従って変更する、請求項1ま
たは2記載の方法。 - 【請求項4】 3Dデータセットが対象容積体から得ら
れ、該対象容積体の位置および厚さは自動的に、これが
所望の層をすべて含むように調整される、請求項1から
3までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項5】 複数の3Dデータセットを検出し、これ
らデータセットがそれぞれ所望の層の一部を含むように
する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 請求項1から3までのいずれか1項記載
の方法を実施するための装置において、 概観撮影を形成および表示するための手段(1)と、 概観撮影上でラインを表示することのできる入力ユニッ
ト(3)と、 3D画像データセット(2)を得るための手段と、 断層画像を3D画像データセットから、入力ユニット
(3)により設定されたラインに相応して再現するため
の再現手段(2)とを有することを特徴とする形成装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19529636A DE19529636C2 (de) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | Verfahren zur MR-Bildgebung von mehreren Schichten und Anordnung zur Durchführung des Verfahrens |
DE19529636.2 | 1995-08-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09103419A true JPH09103419A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=7769304
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