JPH09103288A - 細胞培養のためのプレートアセンブリ - Google Patents
細胞培養のためのプレートアセンブリInfo
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- JPH09103288A JPH09103288A JP8192271A JP19227196A JPH09103288A JP H09103288 A JPH09103288 A JP H09103288A JP 8192271 A JP8192271 A JP 8192271A JP 19227196 A JP19227196 A JP 19227196A JP H09103288 A JPH09103288 A JP H09103288A
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/508—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
- B01L3/5085—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above for multiple samples, e.g. microtitration plates
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L2300/00—Additional constructional details
- B01L2300/04—Closures and closing means
- B01L2300/041—Connecting closures to device or container
- B01L2300/043—Hinged closures
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/12—Well or multiwell plates
Abstract
(57)【要約】
【課題】アッセイ及び細胞培養のための蓋付きの複数ウ
エルプレートの提供。 【解決手段】本発明による研究所規模での細胞培養及び
診断試験に有用なウエルプレートアセンブリ１０は、少
なくとも１つのウエル１６を備え且つ頂面１４を有する
ほぼ平らなベース１２を含んでいる。アセンブリの一部
としてのヒンジ２２によってベースに蓋２０が結合され
ている。このヒンジは、蓋が頂面を覆う閉塞位置と、頂
面が露呈される複数の開放位置との間を移動するのを可
能にする。このアセンブリは、蓋を閉塞位置と複数の開
放位置とに解除自在に保持するための構造をも含んでい
る。
エルプレートの提供。 【解決手段】本発明による研究所規模での細胞培養及び
診断試験に有用なウエルプレートアセンブリ１０は、少
なくとも１つのウエル１６を備え且つ頂面１４を有する
ほぼ平らなベース１２を含んでいる。アセンブリの一部
としてのヒンジ２２によってベースに蓋２０が結合され
ている。このヒンジは、蓋が頂面を覆う閉塞位置と、頂
面が露呈される複数の開放位置との間を移動するのを可
能にする。このアセンブリは、蓋を閉塞位置と複数の開
放位置とに解除自在に保持するための構造をも含んでい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、微生物の研究過程
及び細胞の培養に有用なアセンブリに関し、更に特定す
ると、種々のアッセイ及び細胞培養のための蓋付きの複
数ウエルのプレートに関する。
及び細胞の培養に有用なアセンブリに関し、更に特定す
ると、種々のアッセイ及び細胞培養のための蓋付きの複
数ウエルのプレートに関する。
【０００２】
【従来の技術】ウエルによるアッセイプレートは、多く
の微生物及び分子の生物学的過程において広く使用され
る。ウエルプレートが使用される代表的な過程として
は、組織培養、酵素検定法（イムノアッセイ）、酵素結
合免疫吸着検定法（ＥＬＩＳＡ）及び酵素免疫検定法
（ＥＩＡ）等がある。
の微生物及び分子の生物学的過程において広く使用され
る。ウエルプレートが使用される代表的な過程として
は、組織培養、酵素検定法（イムノアッセイ）、酵素結
合免疫吸着検定法（ＥＬＩＳＡ）及び酵素免疫検定法
（ＥＩＡ）等がある。
【０００３】これらの過程のほとんどにおいて使用され
るプレートは、１つ以上のウエルを備えている。６，１
２，２４及び９６個のウエルを備えたプレートが、イリ
ノイ州、ナイルにあるコールパーマー・インストルメン
ツ（Ｃｏｌｅ−ＰａｒｍｅｒＩｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓ）
及びニュージャージ州スウェズボロ（Ｓｗｅｄｅｓｂｏ
ｒｏ）にあるトーマス・サイエンティフィック（Ｔｈｏ
ｍａｓ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ）のような供給元によっ
て市販されている。数ミリリットルから約０．５ミリリ
ットルの範囲の容積を有する平らな底面、円錐形（尖っ
た）底面又は湾曲した底面を有するウエルを備えたウエ
ルプレートが市販されている。平らな底面を備えたプレ
ートは、プレートの表面より下方のウエル内の内容物の
器具による又は顕微鏡的な試験が過程の一部として含ま
れているものとして特定されることが多い。
るプレートは、１つ以上のウエルを備えている。６，１
２，２４及び９６個のウエルを備えたプレートが、イリ
ノイ州、ナイルにあるコールパーマー・インストルメン
ツ（Ｃｏｌｅ−ＰａｒｍｅｒＩｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓ）
及びニュージャージ州スウェズボロ（Ｓｗｅｄｅｓｂｏ
ｒｏ）にあるトーマス・サイエンティフィック（Ｔｈｏ
ｍａｓ Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃ）のような供給元によっ
て市販されている。数ミリリットルから約０．５ミリリ
ットルの範囲の容積を有する平らな底面、円錐形（尖っ
た）底面又は湾曲した底面を有するウエルを備えたウエ
ルプレートが市販されている。平らな底面を備えたプレ
ートは、プレートの表面より下方のウエル内の内容物の
器具による又は顕微鏡的な試験が過程の一部として含ま
れているものとして特定されることが多い。
【０００４】複数ウエルプレートの使用の例としては、
Ｗｒｅｇｈｉｔｔ及びＭｏｒｇａｎ−Ｃａｐｎｅｒによ
って編集され且つロンドンのパブリック・ヘルス、ラボ
ラトリ・サ−ビス（Ｐｕｂｌｉｃ Ｈｅａｌｔｈ Ｓｅ
ｒｖｉｃｅ）によって発行された“ＥＬＩＳＡ ｉｎ
ｔｈｅ Ｃｌｉｎｉｃａｌ Ｍｉｃｒｏｂｉｏｌｏｇｙ
Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ”（１９９０）という参考文献
の第６〜２１頁に示されているいくつかのプロトコルが
ある。これらのプロトコルは、抗原及び抗体の検知のた
めの競合及び非競合ＥＬＩＳＡを記載している。執筆者
は、これらのアッセイには複数ウエルのマイクロタイタ
（ｍｉｃｒｏｔｉｔｅｒ）プレートが好ましいことを示
唆している。これらの過程の各々は、例えば、抗体、抗
原、特別試薬、酵素、酵素基材及び試料のようないくつ
かの水溶液を必要とする。そして、各添加過程毎に洗浄
過程が実施される。従って、１つの過程において６回以
上の添加及びマイクロタイタ・プレートの各ウエルから
少量の液体の除去が必要かもしれない。この著者は、更
に、オペレータが、ウエルが洗浄液で満たされているこ
と及び各洗浄サイクルの終わりにウエルが完全に空にな
っていることを確実にしなければならないことを忠告し
ている。試薬及び洗浄液の添加及び吸引のためにマイク
ロピペットが使用されるのが一般的である。更に、オペ
レータは、ウエルとプレートとの間の相互汚染を防止し
なければならないだけでなく、過程の各段階のために使
用されている試薬及び装置の行き先を確保しなければな
らない。
Ｗｒｅｇｈｉｔｔ及びＭｏｒｇａｎ−Ｃａｐｎｅｒによ
って編集され且つロンドンのパブリック・ヘルス、ラボ
ラトリ・サ−ビス（Ｐｕｂｌｉｃ Ｈｅａｌｔｈ Ｓｅ
ｒｖｉｃｅ）によって発行された“ＥＬＩＳＡ ｉｎ
ｔｈｅ Ｃｌｉｎｉｃａｌ Ｍｉｃｒｏｂｉｏｌｏｇｙ
Ｌａｂｏｒａｔｏｒｙ”（１９９０）という参考文献
の第６〜２１頁に示されているいくつかのプロトコルが
ある。これらのプロトコルは、抗原及び抗体の検知のた
めの競合及び非競合ＥＬＩＳＡを記載している。執筆者
は、これらのアッセイには複数ウエルのマイクロタイタ
（ｍｉｃｒｏｔｉｔｅｒ）プレートが好ましいことを示
唆している。これらの過程の各々は、例えば、抗体、抗
原、特別試薬、酵素、酵素基材及び試料のようないくつ
かの水溶液を必要とする。そして、各添加過程毎に洗浄
過程が実施される。従って、１つの過程において６回以
上の添加及びマイクロタイタ・プレートの各ウエルから
少量の液体の除去が必要かもしれない。この著者は、更
に、オペレータが、ウエルが洗浄液で満たされているこ
と及び各洗浄サイクルの終わりにウエルが完全に空にな
っていることを確実にしなければならないことを忠告し
ている。試薬及び洗浄液の添加及び吸引のためにマイク
ロピペットが使用されるのが一般的である。更に、オペ
レータは、ウエルとプレートとの間の相互汚染を防止し
なければならないだけでなく、過程の各段階のために使
用されている試薬及び装置の行き先を確保しなければな
らない。
【０００５】市販されているプレートは、マイクロタイ
タ・プレートのユーザーのニーズの多くに答えている。
いくつかの大きさのウエルを何個か備えたプレートが市
販されている。市販されているプレートのいくつかのた
めの別個の蓋も市販されている。市販されているプレー
トのほとんどは、一回だけ使用の使い捨てのものである
と考えられる。これらのプレートはまた、予め殺菌され
て個々のパッケージに入れられて供給される。研究所の
作業者は、一般的に、操作中及び液体の移動中に１つの
プレートの蓋が別のプレートの蓋と混同しないように注
意する必要がある。
タ・プレートのユーザーのニーズの多くに答えている。
いくつかの大きさのウエルを何個か備えたプレートが市
販されている。市販されているプレートのいくつかのた
めの別個の蓋も市販されている。市販されているプレー
トのほとんどは、一回だけ使用の使い捨てのものである
と考えられる。これらのプレートはまた、予め殺菌され
て個々のパッケージに入れられて供給される。研究所の
作業者は、一般的に、操作中及び液体の移動中に１つの
プレートの蓋が別のプレートの蓋と混同しないように注
意する必要がある。
【０００６】ウエルプレートが連続的な装置過程におい
て使用することを意図されている場合には、マイクロピ
ペットによって液体を取り出すのを容易にするために、
湾曲した又は円錐形の底部を有するウエルを備えたプレ
ートが一般的に使用される。湾曲した又は尖ったウエル
の底部によって、上記した例のような多段階過程の各段
階間で研究所の作業者がウエルから液体のほぼ全てを取
り出すのを容易にする。平らな底部を有するウエルの使
用が必要とされる装置の連続的な使用が意図されている
場合には、研究所の作業者は、ウエルからほぼ全ての液
体を取り出すのに困難性を有する。調整可能なマイクロ
プレートの傾斜スタンドは、メリーランド州フレデリッ
クにあるＰＧＣ サンエンティフィック・コーポレーシ
ョン（Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃｓ Ｃｏｒｐ．）によって
市販されており、このスタンドは、複数ウエルプレート
のユーザーがウエルに液体を添加し及び液体を取り出す
のを容易にするために水平作業面からある角度で傾斜さ
せてプレートを位置決めすることを可能にしている。複
数ウエルプレートを利用する多くの過程は、汚染を防止
するために層流フード内で行われるので、作業空間はし
ばしば高価である。市販されているプレート及び付属部
品は、研究所作業者が研究を行うことができるようにな
されているが、多くの研究過程の効率は、スタンドのよ
うな付加的な装置を必要とすることなく研究所の作業台
に対してある角度でプレートを支持するために使用する
ことができる蓋が取り付けられたウエルプレートによっ
て更に改良されるであろう。
て使用することを意図されている場合には、マイクロピ
ペットによって液体を取り出すのを容易にするために、
湾曲した又は円錐形の底部を有するウエルを備えたプレ
ートが一般的に使用される。湾曲した又は尖ったウエル
の底部によって、上記した例のような多段階過程の各段
階間で研究所の作業者がウエルから液体のほぼ全てを取
り出すのを容易にする。平らな底部を有するウエルの使
用が必要とされる装置の連続的な使用が意図されている
場合には、研究所の作業者は、ウエルからほぼ全ての液
体を取り出すのに困難性を有する。調整可能なマイクロ
プレートの傾斜スタンドは、メリーランド州フレデリッ
クにあるＰＧＣ サンエンティフィック・コーポレーシ
ョン（Ｓｃｉｅｎｔｉｆｉｃｓ Ｃｏｒｐ．）によって
市販されており、このスタンドは、複数ウエルプレート
のユーザーがウエルに液体を添加し及び液体を取り出す
のを容易にするために水平作業面からある角度で傾斜さ
せてプレートを位置決めすることを可能にしている。複
数ウエルプレートを利用する多くの過程は、汚染を防止
するために層流フード内で行われるので、作業空間はし
ばしば高価である。市販されているプレート及び付属部
品は、研究所作業者が研究を行うことができるようにな
されているが、多くの研究過程の効率は、スタンドのよ
うな付加的な装置を必要とすることなく研究所の作業台
に対してある角度でプレートを支持するために使用する
ことができる蓋が取り付けられたウエルプレートによっ
て更に改良されるであろう。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な必要性を満たしたプレートアセンブリを提供すること
を目的とする。
な必要性を満たしたプレートアセンブリを提供すること
を目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】研究所規模の細胞培養及
び診断試験に有用な本発明のウエルプレートアセンブリ
は、少なくとも１つのウエルと頂面とを有するほぼ平ら
なベースを含む。蓋がアセンブリの一部としてヒンジに
よってベースに結合されている。このヒンジは、蓋が頂
面を覆う閉塞位置と、頂面を覆わない複数の開放位置と
の間を動くのを可能にしている。蓋を閉塞位置と開放位
置とに解除自在に保持するための構造をも含んでいる。
び診断試験に有用な本発明のウエルプレートアセンブリ
は、少なくとも１つのウエルと頂面とを有するほぼ平ら
なベースを含む。蓋がアセンブリの一部としてヒンジに
よってベースに結合されている。このヒンジは、蓋が頂
面を覆う閉塞位置と、頂面を覆わない複数の開放位置と
の間を動くのを可能にしている。蓋を閉塞位置と開放位
置とに解除自在に保持するための構造をも含んでいる。
【０００９】本発明のアセンブリの蓋は、ベースの頂面
の面より下方の位置まで開放し且つその位置に解除自在
に保持することができる。従って、研究所の作業者は、
頂面の面より下方へと開いたときに、この蓋を使用して
ベースを作業面に対して鋭角に支持して、移し替えピペ
ットを使用して、ウエルからほぼ全ての液体を容易に抜
き取ることができる。この支持構造は、作業場所又は既
に混雑している層流フードにおけるプレートスタンドの
必要性を排除し、内容物を抜き取るときに片手でプレー
トを保持して傾ける必要がなくなる。この支持構造は、
平坦な底部を備えた複数のウエルを有するプレートアセ
ンブリに特に有用である。本発明のアセンブリは、蓋を
開けて蓋を混同することによって生じる相互汚染又は試
料の誤認という問題を実質的に排除するためにベースに
取り付けられた蓋を有することによって、研究所の作業
者の効率を更に高めることができる。
の面より下方の位置まで開放し且つその位置に解除自在
に保持することができる。従って、研究所の作業者は、
頂面の面より下方へと開いたときに、この蓋を使用して
ベースを作業面に対して鋭角に支持して、移し替えピペ
ットを使用して、ウエルからほぼ全ての液体を容易に抜
き取ることができる。この支持構造は、作業場所又は既
に混雑している層流フードにおけるプレートスタンドの
必要性を排除し、内容物を抜き取るときに片手でプレー
トを保持して傾ける必要がなくなる。この支持構造は、
平坦な底部を備えた複数のウエルを有するプレートアセ
ンブリに特に有用である。本発明のアセンブリは、蓋を
開けて蓋を混同することによって生じる相互汚染又は試
料の誤認という問題を実質的に排除するためにベースに
取り付けられた蓋を有することによって、研究所の作業
者の効率を更に高めることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明は種々の異なった実施形態
によって実現することができるけれども、ここでは、本
発明のいくつかの実施形態を図示し且つ詳細に説明す
る。しかしながら、本開示は、本発明の原理の説明であ
り且つ本発明の範囲を図示した実施形態に限定すること
を意図したものではないことは理解されるべきである。
本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物によっ
て判断される。
によって実現することができるけれども、ここでは、本
発明のいくつかの実施形態を図示し且つ詳細に説明す
る。しかしながら、本開示は、本発明の原理の説明であ
り且つ本発明の範囲を図示した実施形態に限定すること
を意図したものではないことは理解されるべきである。
本発明の範囲は、特許請求の範囲及びその等価物によっ
て判断される。
【００１１】図１〜４を参照すると、本発明のプレート
アセンブリ１０は、ほぼ平坦なベース１２を含み、この
ベース１２は、少なくとも１つのウエル１６を備えた頂
面１４を有する。この明細書においては、便宜のために
ベース１２は１２個のウエルを有する。本発明はベース
内のウエルの数に依存しない。特別な用途のためには、
ベース１２は、１つのウエル又は必要とされるだけのウ
エルを含んでもよい。ウエル１６は、培養及びその他の
研究用途のために細胞を受け入れるのに有用である。ウ
エル１６は閉塞された底部１７を有し、この底部は、湾
曲しているか又は円錐形（尖っている）であってもよい
が、平坦で頂面にほぼ平行であるのが好ましい。アセン
ブリ１０は更に、頂面１４を覆うための蓋２０を有す
る。蓋２０は、ベース１２に結合されており、ベース１
２は、蓋２０を、図２に示された頂面１４が覆われる閉
塞位置と、図１，３及び４に示された頂面１４が露呈さ
れる複数の開放位置との間を移動できるようにするヒン
ジピン２３を有している。好ましくは、蓋２０が閉じら
れアセンブリが研究所の仕事台（ｌａｂ ｂｅｎｃｈ）
のようなほぼ平らな作業面３１上に位置決めされると、
頂面１４はほぼ平らで且つ平坦な作業面に平行となる。
アセンブリ１０は、ほぼ平坦なベース１２を含み、この
ベース１２は、少なくとも１つのウエル１６を備えた頂
面１４を有する。この明細書においては、便宜のために
ベース１２は１２個のウエルを有する。本発明はベース
内のウエルの数に依存しない。特別な用途のためには、
ベース１２は、１つのウエル又は必要とされるだけのウ
エルを含んでもよい。ウエル１６は、培養及びその他の
研究用途のために細胞を受け入れるのに有用である。ウ
エル１６は閉塞された底部１７を有し、この底部は、湾
曲しているか又は円錐形（尖っている）であってもよい
が、平坦で頂面にほぼ平行であるのが好ましい。アセン
ブリ１０は更に、頂面１４を覆うための蓋２０を有す
る。蓋２０は、ベース１２に結合されており、ベース１
２は、蓋２０を、図２に示された頂面１４が覆われる閉
塞位置と、図１，３及び４に示された頂面１４が露呈さ
れる複数の開放位置との間を移動できるようにするヒン
ジピン２３を有している。好ましくは、蓋２０が閉じら
れアセンブリが研究所の仕事台（ｌａｂ ｂｅｎｃｈ）
のようなほぼ平らな作業面３１上に位置決めされると、
頂面１４はほぼ平らで且つ平坦な作業面に平行となる。
【００１２】好ましいベース１２は、前方部分２４及び
後方部分２６を有する。蓋２０は、好ましくは、第１の
端縁２８と第２の端縁３０とを有し、好ましくは、ヒン
ジ２２が第２の端縁３０をベースの後方部分２６に結合
して、蓋２０が図２に示された閉塞位置にあるときに、
第１の端縁２８がベース１２の前方部分２４とほぼ整合
するようになされている。好ましいアセンブリにおいて
は、ベース１２はまた、蓋と共に移動するヒンジの一部
分２５上の蓋２０と組合わされた突出部３２及び複数の
凹部３４をも含んでいる。突出部３２は、蓋２０の各々
の位置において１つの凹部３４と係合するようにベース
１２上において凹部３４に関して配置されている。好ま
しくは、突出部３２が凹部３４の１つと係合すると、突
出部３２は、解除自在の戻り止めとしての役目を果たし
て蓋２０をベース１２に対して選択された位置に保持す
る。
後方部分２６を有する。蓋２０は、好ましくは、第１の
端縁２８と第２の端縁３０とを有し、好ましくは、ヒン
ジ２２が第２の端縁３０をベースの後方部分２６に結合
して、蓋２０が図２に示された閉塞位置にあるときに、
第１の端縁２８がベース１２の前方部分２４とほぼ整合
するようになされている。好ましいアセンブリにおいて
は、ベース１２はまた、蓋と共に移動するヒンジの一部
分２５上の蓋２０と組合わされた突出部３２及び複数の
凹部３４をも含んでいる。突出部３２は、蓋２０の各々
の位置において１つの凹部３４と係合するようにベース
１２上において凹部３４に関して配置されている。好ま
しくは、突出部３２が凹部３４の１つと係合すると、突
出部３２は、解除自在の戻り止めとしての役目を果たし
て蓋２０をベース１２に対して選択された位置に保持す
る。
【００１３】アセンブリ１０はまた、図４に示すような
蓋２０が頂面１４の面より下方にヒンジ２２を中心とし
て枢動した少なくとも１つの開放位置を含むのが好まし
い。突出部３２は、この位置において、凹部３４のうち
の一つと係合し且つ蓋２０を解除自在に保持するのが好
ましい。蓋２０が図４に示す開放位置にあるとき、頂面
１４は、蓋２０との間に鋭角Φを形成する。好ましいア
センブリがこの開放位置にあり且つ作業面３１上に配置
されてベースの前方部分の底部２７及び蓋の第１の端縁
２８のみが作業面と接触すると、このアセンブリは、ベ
ース１２が作業面との間に鋭角Θを形成するように支持
される。好ましいアセンブリ１０がこの位置にあると、
研究所作業者は、ピペットをウエル内に配置する必要な
くピペットによってウエル１６からほぼ全ての液体を抜
き取ることが容易にできる。これによって、作業者は、
頂面にほぼ平行なほぼ平らな底部１７を備えた好ましい
ウエルから、液体のほぼ全てを取り出すことができる。
ピペットをウエル内に再配置することによってウエルの
表面上の成長を中断させるかもしれない。更に、作業者
は、付属のスタンド上にプレートを寄り掛からせる必要
なく又はプレートを傾けるために同プレートを持ち上げ
る必要なく、添加されつつあるか又は抜き取られつつあ
る液体のメニスカスと隣接しているウエル内のメニスカ
スとを比較することによって、１つのウエルに添加され
つつある洗浄溶液又は試薬の量をより容易に判断でき
る。
蓋２０が頂面１４の面より下方にヒンジ２２を中心とし
て枢動した少なくとも１つの開放位置を含むのが好まし
い。突出部３２は、この位置において、凹部３４のうち
の一つと係合し且つ蓋２０を解除自在に保持するのが好
ましい。蓋２０が図４に示す開放位置にあるとき、頂面
１４は、蓋２０との間に鋭角Φを形成する。好ましいア
センブリがこの開放位置にあり且つ作業面３１上に配置
されてベースの前方部分の底部２７及び蓋の第１の端縁
２８のみが作業面と接触すると、このアセンブリは、ベ
ース１２が作業面との間に鋭角Θを形成するように支持
される。好ましいアセンブリ１０がこの位置にあると、
研究所作業者は、ピペットをウエル内に配置する必要な
くピペットによってウエル１６からほぼ全ての液体を抜
き取ることが容易にできる。これによって、作業者は、
頂面にほぼ平行なほぼ平らな底部１７を備えた好ましい
ウエルから、液体のほぼ全てを取り出すことができる。
ピペットをウエル内に再配置することによってウエルの
表面上の成長を中断させるかもしれない。更に、作業者
は、付属のスタンド上にプレートを寄り掛からせる必要
なく又はプレートを傾けるために同プレートを持ち上げ
る必要なく、添加されつつあるか又は抜き取られつつあ
る液体のメニスカスと隣接しているウエル内のメニスカ
スとを比較することによって、１つのウエルに添加され
つつある洗浄溶液又は試薬の量をより容易に判断でき
る。
【００１４】多くの過程の場合と同様に、液体の添加と
抜き取りとの間に必要とされる培養時間が存在する場合
には、作業者は、単に蓋を閉じ且つアセンブリを傍らに
置くだけでよい。本発明は、作業者が、正しい蓋を見つ
ける必要がなく又は蓋をベースと正しく整合させること
に関し悩む必要なく蓋を閉じることを可能にする。この
ことにより、過程を行うための時間を減らすことができ
且つ蓋を誤って配置するか又は誤った蓋を使用すること
による相互汚染又は試料の誤認の機会を排除することが
できる。
抜き取りとの間に必要とされる培養時間が存在する場合
には、作業者は、単に蓋を閉じ且つアセンブリを傍らに
置くだけでよい。本発明は、作業者が、正しい蓋を見つ
ける必要がなく又は蓋をベースと正しく整合させること
に関し悩む必要なく蓋を閉じることを可能にする。この
ことにより、過程を行うための時間を減らすことができ
且つ蓋を誤って配置するか又は誤った蓋を使用すること
による相互汚染又は試料の誤認の機会を排除することが
できる。
【００１５】図５は、突出部３２及び凹部３４を備えた
好ましい単一のストリップ・ヒンジ（帯状のヒンジ）を
より詳細に示している、好ましい実施形態のヒンジ領域
の拡大図である。好ましくは、突出部３２はベース１２
上に設けられ、凹部３４は、蓋２０がベース１２に対し
て１つの位置から別の位置へと移動されるときにヒンジ
２２の一部分２５上にある。突出部３２が凹部３４と係
合すると、この係合によって、蓋２０がベース１２に関
して定位置に実質的に保持される。この好ましい実施形
態の代替例（図示せず）は、ベース１２上の凹部と係合
する複数の突出部を部分２５上に有する。その機能は、
好ましい実施形態とほぼ類似している。
好ましい単一のストリップ・ヒンジ（帯状のヒンジ）を
より詳細に示している、好ましい実施形態のヒンジ領域
の拡大図である。好ましくは、突出部３２はベース１２
上に設けられ、凹部３４は、蓋２０がベース１２に対し
て１つの位置から別の位置へと移動されるときにヒンジ
２２の一部分２５上にある。突出部３２が凹部３４と係
合すると、この係合によって、蓋２０がベース１２に関
して定位置に実質的に保持される。この好ましい実施形
態の代替例（図示せず）は、ベース１２上の凹部と係合
する複数の突出部を部分２５上に有する。その機能は、
好ましい実施形態とほぼ類似している。
【００１６】図６〜９を参照すると、本発明のアセンブ
リの別の実施形態が示されている。これらの代替的な実
施形態におけるアセンブリの構造は、図１〜５のアセン
ブリとほぼ類似している。従って、この実施形態におけ
るほぼ類似の構成要素は、添字が付されている以外は、
図１〜４の実施形態のものと同じ番号が付されている。
図６〜８は、図５に示された領域に類似のアセンブリの
ヒンジ領域の一部分の分解拡大図である。
リの別の実施形態が示されている。これらの代替的な実
施形態におけるアセンブリの構造は、図１〜５のアセン
ブリとほぼ類似している。従って、この実施形態におけ
るほぼ類似の構成要素は、添字が付されている以外は、
図１〜４の実施形態のものと同じ番号が付されている。
図６〜８は、図５に示された領域に類似のアセンブリの
ヒンジ領域の一部分の分解拡大図である。
【００１７】図６において、ベース１２ａは、ヒンジ２
２ａの一部として第１の接触面４０を有する。この分解
図においては、ヒンジ・ピン２３ａもまた示されてい
る。蓋２０ａ上のヒンジ２２ａの一部分２５ａは、第２
の接触面４２を有している。この実施形態においては、
面４０及び４２は、各々、ベース１２ａ及び蓋２０ａと
一体に形成されている。面４０及び４２は、蓋２０ａが
ベース１２ａに関して動かされたときに互いに摩擦接触
状態で回転可能であるように配設されている。この摩擦
接触によって、ベースに関する蓋２０ａの開放及び閉塞
動作に対する抵抗力が提供され且つ蓋を動かすためにオ
ペーレータによって付与される力がこの抵抗力に打ち勝
つまで蓋２０ａが定位置に保持される。
２ａの一部として第１の接触面４０を有する。この分解
図においては、ヒンジ・ピン２３ａもまた示されてい
る。蓋２０ａ上のヒンジ２２ａの一部分２５ａは、第２
の接触面４２を有している。この実施形態においては、
面４０及び４２は、各々、ベース１２ａ及び蓋２０ａと
一体に形成されている。面４０及び４２は、蓋２０ａが
ベース１２ａに関して動かされたときに互いに摩擦接触
状態で回転可能であるように配設されている。この摩擦
接触によって、ベースに関する蓋２０ａの開放及び閉塞
動作に対する抵抗力が提供され且つ蓋を動かすためにオ
ペーレータによって付与される力がこの抵抗力に打ち勝
つまで蓋２０ａが定位置に保持される。
【００１８】図７に示す別の実施形態においては、第１
の接触面４０ｂと第２の接触面４２ｂとは、各々、複数
の径方向において結合する波形部分４１及び４３を有す
る。これらの接触面は、蓋２０ｂがヒンジ２２ｂを中心
としてベース１２ｂに関して動かされたときに、波形部
分４１と４３とが係合し位相が合うか又は位相がずれる
ように配置されている。この波形部分は、蓋を動かすた
めにオペーレータによって付与される力が打ち勝つまで
蓋２０ｂを定位置に保持するための複数の解除可能な戻
り止め位置を提供する。
の接触面４０ｂと第２の接触面４２ｂとは、各々、複数
の径方向において結合する波形部分４１及び４３を有す
る。これらの接触面は、蓋２０ｂがヒンジ２２ｂを中心
としてベース１２ｂに関して動かされたときに、波形部
分４１と４３とが係合し位相が合うか又は位相がずれる
ように配置されている。この波形部分は、蓋を動かすた
めにオペーレータによって付与される力が打ち勝つまで
蓋２０ｂを定位置に保持するための複数の解除可能な戻
り止め位置を提供する。
【００１９】図８は、本発明の別の実施形態を示してお
り、この実施形態においては、第１のヒンジ面４０ｃが
ベース１２ｃの一部分であり、第２のヒンジ面４２ｃに
抗して作用するためのばね４６によって付勢された可動
のストッパ４４を含んでいる。ストッパ４４は、スライ
ドボタン４８を動かすことによって、オペーレータによ
るストッパ４４を解除する力がこの付勢力に打ち勝つま
で、蓋２０ｃがベースに対して動くのを実質的に防止す
る。
り、この実施形態においては、第１のヒンジ面４０ｃが
ベース１２ｃの一部分であり、第２のヒンジ面４２ｃに
抗して作用するためのばね４６によって付勢された可動
のストッパ４４を含んでいる。ストッパ４４は、スライ
ドボタン４８を動かすことによって、オペーレータによ
るストッパ４４を解除する力がこの付勢力に打ち勝つま
で、蓋２０ｃがベースに対して動くのを実質的に防止す
る。
【００２０】図９を参照すると、ベース１２ｄは、枢支
軸５２を備えた側壁５０を有する。枢支軸５２を中心と
して動くためのアーム５４が取り付けられている。アー
ム５４は、少なくとも１つの凹部５７を備えた係合部分
５６を含んでいる。いくつかの用途のためには、部分５
６が突出部５８と係合するための１以上の凹部５７を含
むのが望ましく、これによって、１以上の解除自在の保
持された開放位置を提供する。蓋２０ｄはアーム５４と
係合するための突出部５８を含んでいる。枢支軸５２と
突出部５８とが、蓋２０ｄが頂面１４ｄの面より下方の
開放位置にあるときに、アーム５４が、係合部分５６が
自由な１つの位置から図９に示された係合部分５６の凹
部５７が突出部５８と係合する別の位置へと移動できる
ように配設されている。この開放位置においては、係合
したアームは、蓋２０ｄを開放位置に解除自在に保持す
る。蓋２０ｄがこの開放位置にあり、アセンブリ１０ｄ
が作業面３１ｄ上に配置されると、ベースの前方底部２
７ｄ及び蓋の第１の端縁２８ｄのみがアセンブリを支持
している面３１ｄと接触してベース１２ｄが面と鋭角Θ
を形成する。
軸５２を備えた側壁５０を有する。枢支軸５２を中心と
して動くためのアーム５４が取り付けられている。アー
ム５４は、少なくとも１つの凹部５７を備えた係合部分
５６を含んでいる。いくつかの用途のためには、部分５
６が突出部５８と係合するための１以上の凹部５７を含
むのが望ましく、これによって、１以上の解除自在の保
持された開放位置を提供する。蓋２０ｄはアーム５４と
係合するための突出部５８を含んでいる。枢支軸５２と
突出部５８とが、蓋２０ｄが頂面１４ｄの面より下方の
開放位置にあるときに、アーム５４が、係合部分５６が
自由な１つの位置から図９に示された係合部分５６の凹
部５７が突出部５８と係合する別の位置へと移動できる
ように配設されている。この開放位置においては、係合
したアームは、蓋２０ｄを開放位置に解除自在に保持す
る。蓋２０ｄがこの開放位置にあり、アセンブリ１０ｄ
が作業面３１ｄ上に配置されると、ベースの前方底部２
７ｄ及び蓋の第１の端縁２８ｄのみがアセンブリを支持
している面３１ｄと接触してベース１２ｄが面と鋭角Θ
を形成する。
【００２１】蓋２０をベース１２に結合するための適当
なヒンジ２２としては、限定的ではないが、ピンを備え
た単一のストリップ・ヒンジのような枢支軸、各々が１
つの部品にソケットを有し、他方の部品にソケット内に
嵌合する大きさのボールのような突出部を有する一対の
ヒンジ、連結ピンとスリーブとから形成されたヒンジ等
がある。好ましいヒンジは、図１，３，４及び５に示さ
れたような、ピン２３を備えたストリップ・ヒンジであ
る。ヒンジの特定の形状は、本発明にとって重要ではな
く、ヒンジは、蓋をベースに結合する役目を果たせばよ
い。上記したものとは別の他の形式のヒンジでもよく、
これらも本発明の範囲に含まれる。更に、特定の用途の
ためには、本発明の範囲は、蓋をベースから分離するこ
とを可能にするヒンジをも含む。
なヒンジ２２としては、限定的ではないが、ピンを備え
た単一のストリップ・ヒンジのような枢支軸、各々が１
つの部品にソケットを有し、他方の部品にソケット内に
嵌合する大きさのボールのような突出部を有する一対の
ヒンジ、連結ピンとスリーブとから形成されたヒンジ等
がある。好ましいヒンジは、図１，３，４及び５に示さ
れたような、ピン２３を備えたストリップ・ヒンジであ
る。ヒンジの特定の形状は、本発明にとって重要ではな
く、ヒンジは、蓋をベースに結合する役目を果たせばよ
い。上記したものとは別の他の形式のヒンジでもよく、
これらも本発明の範囲に含まれる。更に、特定の用途の
ためには、本発明の範囲は、蓋をベースから分離するこ
とを可能にするヒンジをも含む。
【００２２】本発明のアセンブリ１０は、真空成形、シ
ート成形、射出成形又はその他の類似の技術によって、
熱可塑性材料によって作ることができる。適当な熱可塑
性材料としては、限定的ではないが、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレート等がある。好ましくは、アセンブリ１０は、射
出成形によってポリスチレンによって作られる。ピン２
３は、図１，３，４及び５に示すように、直接ベース内
に成形してもよく、又は好ましくは同じ材料若しくは別
の材料によって別個の部品として形成して組立の際にヒ
ンジ内に位置決めしてもよい。
ート成形、射出成形又はその他の類似の技術によって、
熱可塑性材料によって作ることができる。適当な熱可塑
性材料としては、限定的ではないが、ポリスチレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフ
タレート等がある。好ましくは、アセンブリ１０は、射
出成形によってポリスチレンによって作られる。ピン２
３は、図１，３，４及び５に示すように、直接ベース内
に成形してもよく、又は好ましくは同じ材料若しくは別
の材料によって別個の部品として形成して組立の際にヒ
ンジ内に位置決めしてもよい。
【００２３】好ましくは、アセンブリ１０は、図２に想
像線で示されたパッケージ６０内にシールされる。この
パッケージは、微生物を通過させず且つ次いでこのアセ
ンブリ上に存在するいかなる微生物も実質的に生存不可
能にするガンマ線又はエチレンオキサイドの雰囲気に晒
された材料によって作られている。従って、このアセン
ブリは、パッケージが開かれるまで無菌状態であると考
えられる。パッケージ６０のための適当な材料として
は、限定的ではないが、紙、ポリマーシートによって形
成された不織布、ポリマーフィルム及びこれらの組み合
わせがある。
像線で示されたパッケージ６０内にシールされる。この
パッケージは、微生物を通過させず且つ次いでこのアセ
ンブリ上に存在するいかなる微生物も実質的に生存不可
能にするガンマ線又はエチレンオキサイドの雰囲気に晒
された材料によって作られている。従って、このアセン
ブリは、パッケージが開かれるまで無菌状態であると考
えられる。パッケージ６０のための適当な材料として
は、限定的ではないが、紙、ポリマーシートによって形
成された不織布、ポリマーフィルム及びこれらの組み合
わせがある。
【００２４】
【発明の効果】本発明のアセンブリは、研究所作業者
に、小規模の培養及び診断試験のための使用が容易なプ
レートを提供する。このアセンブリは、既に混み合って
いる作業面上に更に装置を置く必要なく、特に平らな底
面を備えたプレートのウエルへ液体を添加し及びウエル
から液体を抜き取ることが容易にできる。
に、小規模の培養及び診断試験のための使用が容易なプ
レートを提供する。このアセンブリは、既に混み合って
いる作業面上に更に装置を置く必要なく、特に平らな底
面を備えたプレートのウエルへ液体を添加し及びウエル
から液体を抜き取ることが容易にできる。
【図１】本発明の好ましい実施形態によるアセンブリの
斜視図であり、蓋が一つの開放位置にある状態が示され
ている。
斜視図であり、蓋が一つの開放位置にある状態が示され
ている。
【図２】図１のアセンブリの斜視図であり、蓋が閉塞位
置にある状態が示されている。
置にある状態が示されている。
【図３】図１のアセンブリの斜視図であり、蓋が別の開
放位置にある状態が示されている。
放位置にある状態が示されている。
【図４】図１のアセンブリの斜視図であり、蓋が更に別
の開放位置にある状態が示されている。
の開放位置にある状態が示されている。
【図５】図１のアセンブリのヒンジ領域の拡大詳細図で
ある。
ある。
【図６】図５と類似の、図１のアセンブリの一部分の別
の実施形態の分解拡大図である。
の実施形態の分解拡大図である。
【図７】図５と類似の、図１のアセンブリの一部分の更
に別の実施形態の分解拡大図である。
に別の実施形態の分解拡大図である。
【図８】図５と類似の、図１のアセンブリの一部分の更
に別の実施形態の分解拡大図である。
に別の実施形態の分解拡大図である。
【図９】図４と類似の本発明のアセンブリの別の実施形
態の斜視図である。
態の斜視図である。
１０ アセンブリ、 １２ ベース、 １４ 頂
面、 １６ ウエル、１７ ウエルの底部、 ２０
蓋、 ２２ ヒンジ、２３ ヒンジピン、 ２４
ベースの前方部分、２６ ベースの後方部分、 ２
７ ベースの底部、２８ 蓋の第１の端縁、 ３０
蓋の第２の端縁、 ３２ 突出部、３４ 凹部
面、 １６ ウエル、１７ ウエルの底部、 ２０
蓋、 ２２ ヒンジ、２３ ヒンジピン、 ２４
ベースの前方部分、２６ ベースの後方部分、 ２
７ ベースの底部、２８ 蓋の第１の端縁、 ３０
蓋の第２の端縁、 ３２ 突出部、３４ 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ラリー・エイ・フランチアー アメリカ合衆国ニュージャージー州07871, スパータ，セネカ・レイク・ロード 67
Claims (10)
- 【請求項１】 細胞培養に有用なプレートアセンブリで
あって、 頂面を有し且つ培養のための細胞を受け入れるための少
なくとも１つのウエルを内部に有するほぼ平らなベース
と、 前記頂面を覆うための蓋と、 前記蓋を前記ベースに結合するヒンジであって、前記頂
面が覆われた閉塞位置と、前記頂面が露呈される複数の
開放位置との間を前記蓋が動くのを可能にするヒンジ
と、 前記蓋を前記各位置に解除自在に保持するための保持手
段と、 を含むプレートアセンブリ。 - 【請求項２】 請求項１に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記ベースが、底部を有する前方部分と、後方部分とを
更に含み、前記蓋が、第１の端縁と第２の端縁とを有
し、前記ヒンジが前記蓋の前記第２の端縁を前記ベース
の前記後方部分に結合させて、前記蓋が前記閉塞位置に
あるときに、前記蓋の前記第１の端縁が前記ベースの前
記前方部分とほぼ整合するようになされた、プレートア
センブリ。 - 【請求項３】 請求項２に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記複数の開放位置のうちの少なくとも一つの位置にお
いては、前記蓋が前記頂面の面より下方の位置まで開く
ようになされた、プレートアセンブリ。 - 【請求項４】 請求項３に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記蓋が前記頂面の面より下方の前記開放位置にあると
きに、同蓋が前記ベースに対して鋭角を形成する、プレ
ートアセンブリ。 - 【請求項５】 請求項１に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記ヒンジが、貫通したピンを有する単一のストリップ
・ヒンジと、各々がソケットと同ソケット内に嵌合する
突出部とを含む一対のヒンジと、連結ピン及びスリーブ
とから構成される群から選択された枢支軸を含む、プレ
ートアセンブリ。 - 【請求項６】 請求項１に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記保持手段が、前記ベース上に設けられた突出部と、
同突出部に解除自在に係合するように前記蓋上に配設さ
れた複数の凹部とを含み、前記蓋が前記ベースに関して
前記各位置のうちの一つから前記各位置の別の一つの位
置へと移動したときに、前記突出部が前記凹部のうちの
一つから脱係合し且つ前記凹部のうちの別の凹部と結合
し、それによって、前記蓋が前記ベースに関して所定位
置に保持される、プレートアセンブリ。 - 【請求項７】 請求項１に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記保持手段が、前記ベース上に設けられた第１の面
と、前記蓋上に設けられた第２の面とを含み、これらの
面は、互いに回転可能な摩擦接触状態に配置され、それ
によって、前記ヒンジを中心として前記蓋が前記ベース
に関して開放及び閉塞する動きに対する抵抗力が付与さ
れ、前記蓋を動かすために付与される力がこの抵抗力に
打ち勝つまで前記蓋が所定の位置に保持される、プレー
トアセンブリ。 - 【請求項８】 請求項７に記載のプレートアセンブリで
あって、 前記第１の面及び第２の面が、各々、複数の互いに係合
する波形部分を含み、前記蓋が前記ベースに関して動く
ことによって同波形部分が互いに位相が合うように又は
位相がずれるように移動せしめられ、それによって、前
記蓋の開放及び閉塞動作のための複数の解除自在の戻り
止め位置が提供される、プレートアセンブリ。 - 【請求項９】 請求項１に記載のプレートアセンブリで
あって、前記保持手段が、前記ベースと関連付けられた
第１のヒンジ面と、前記蓋と関連付けられた第２のヒン
ジ面と、同第２のヒンジ面に対して押し付けられるよう
に付勢された前記第１のヒンジ面上に設けられた可動の
ストッパであって、前記付勢力に打ち勝って前記ストッ
パが解除されるまで前記蓋が前記ベースに対して動かな
いように保持して前記蓋を前記ベースに対して所定の位
置に保持するようになされた前記ストッパと、を含むプ
レートアセンブリ。 - 【請求項１０】 請求項１に記載のプレートアセンブリ
であって、前記ベースが枢支軸を有する側壁を更に含
み、 前記枢支軸を中心に動くように取り付けられ且つ係合部
分を有するアームを含み、 前記蓋が、突出部を備えた側壁を有し、 前記蓋が前記頂面の面より下方の開放位置にあるとき
に、前記アームが、前記係合部分が自由な状態である開
放位置から、同係合部分が前記蓋上の前記突出部と係合
する別の位置へと移動可能であって、それによって前記
蓋が前記開放位置に解除自在に保持されるように、前記
枢支軸と前記突出部とが配設されている、プレートアセ
ンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US504885 | 1995-07-20 | ||
| US08/504,885 US5681743A (en) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | Plate assembly useful for microbiological laboratory procedures |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09103288A true JPH09103288A (ja) | 1997-04-22 |
| JP2768930B2 JP2768930B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=24008127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8192271A Expired - Fee Related JP2768930B2 (ja) | 1995-07-20 | 1996-07-22 | 細胞培養のためのプレートアセンブリ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5681743A (ja) |
| EP (1) | EP0754496A1 (ja) |
| JP (1) | JP2768930B2 (ja) |
| CA (1) | CA2181414A1 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP2003518435A (ja) * | 1999-12-09 | 2003-06-10 | マトリックス・テクノロジーズ・コーポレーション | 管ラック |
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-
1995
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1996
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Cited By (2)
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|---|---|---|---|---|
| JP2003518435A (ja) * | 1999-12-09 | 2003-06-10 | マトリックス・テクノロジーズ・コーポレーション | 管ラック |
| JP4767467B2 (ja) * | 1999-12-09 | 2011-09-07 | マトリックス・テクノロジーズ・コーポレーション | 管ラック |
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|---|---|
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