JPH0910307A - 注射器用ホルダ− - Google Patents

注射器用ホルダ−

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Publication number
JPH0910307A
JPH0910307A JP7187754A JP18775495A JPH0910307A JP H0910307 A JPH0910307 A JP H0910307A JP 7187754 A JP7187754 A JP 7187754A JP 18775495 A JP18775495 A JP 18775495A JP H0910307 A JPH0910307 A JP H0910307A
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JP
Japan
Prior art keywords
injection syringe
syringe
rod
rod member
chuck
Prior art date
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Pending
Application number
JP7187754A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuma Noguchi
一真 野口
Hideyuki Usami
秀幸 宇佐美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
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Publication of JPH0910307A publication Critical patent/JPH0910307A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 筒状部材の中間部に壁部を形成し、その壁部
に注射針を固定した注射器であって、その注射器の筒状
部に、棒状部材を着脱自在に固定するとともに、その棒
状体に筒状部材を被覆した注射器用ホルダ−。 【効果】 注射器を小さくすることができ、そのため、
材料費や収納スペ−スを減少させることができる。ま
た、注射器を小さくしてもホルダ−を使用しているので
使い勝手が良いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用の注射器を保持
する注射器用ホルダ−に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示し説明する。軸本体の先端に複
数の注射針が固定された、所謂、医療用のBCG用の注
射器である。詳述すると、手に把持できる程度の長さを
有する軸本体101の下方には、その内面に壁部102
が形成されている。そして、その壁部102の下面に
は、複数本の注射針103が固定されている。次に使用
例について述べると、最初に注射針103に薬剤を塗布
し、一人の人間に対して1つの注射器を使用する。そし
て、使用後は捨ててしまうものである。他の人への病原
菌などの移動を防止するためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術においては、軸本体101を手で把持するために約4
cm〜5cmの長さを有している。そのため、注射器を
収納する容器もそれなりの大きさのものが必要であっ
た。そして、当然、数が多くなればかなりの設置スペ−
スが必要になってしまうものであり、極力小さい注射器
を求めるようになってきた。また、一人の人間に対して
1つの注射器を使用するため、非経済的であり、なるべ
く注射器を小さくし、また、小さくしても使い勝手の良
い注射器が望まれるようになってきた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状部材の中
間部に壁部を形成し、その壁部に注射針を固定した注射
器であって、その注射器の筒状部に、棒状部材を着脱自
在に固定するとともに、その棒状体に筒状部材を被覆し
たことを要旨とする。
【0005】
【作用】手で把持する部分であるホルダ−は再度使用
し、小さな注射器のみを捨てる。
【0006】
【実施例】第1例を図1、図2に示し説明する。基本構
造としては、ホルダ−部1とそのホルダ−1に着脱自在
に固定されるBCG用の注射器部2とより構成される。
先ず、ホルダ−部1について詳述する。筒状の軸本体3
の中間部から前方に向けて(図中、下方向を先端、ある
いは、前方という)、大径筒部4が形成されており、そ
の大径筒部4の内側に位置する軸本体3には、3つの長
手方向のスリット5が形成されている。つまり、軸本体
3の先端近傍は、開閉可能なチャック部6になってい
る。また、そのチャック部6の中間部には、円周状の溝
7が形成されており、その円周溝7には、チャック部6
を常に閉鎖方向に作用させるためのOリングなどの環状
弾性部材8が止着されている。
【0007】前記軸本体3の内側には、棒状部材9が摺
動自在に配置されている。その棒状部材9の先端近傍に
は、前記チャック部6の内側に当接しそのチャック部6
を拡開させる大径部10が形成されている。また、前記
棒状部材9の中間部には、鍔部11が形成されており、
その鍔部11と、後述する軸本体3の後端に圧入された
尾栓との間には、コイルスプリングなどの弾撥部材12
が張設されている。この弾撥部材12は、前記棒状部材
9を常にチャック6の方向に付勢しておくためのもので
あり、不使用時の棒状部材9の移動を防止しているもの
である。尚、前記棒状部材9の前進規制は、軸本体3の
内面に形成されている段部3aによってなされる。前記
軸本体3の後端には、棒状部材9の軸本体3からの脱落
を防止する尾栓13が圧入されている。そして、その尾
栓13には、切欠き部14が形成されており、その切欠
き部14から棒状部材9の後端が露出(露出部15)し
ている。
【0008】次に、注射器部2について説明する。筒状
部材16の内側の中間部には、壁部17が形成されてお
り、また、その外側には、鍔部18が形成されている。
前記壁部18には、複数の注射針19が固定されてお
り、その注射針19には薬剤が塗布されている。尚、そ
の注射針19の先端は、前記筒状部材16の先端より突
出しない位置に固定されている。また、ちなみに、本例
の注射器部2の長さは、約1cmになっている。従来技
術の注射器に対して約1/4〜1/5の長さになってい
る。
【0009】次に、使用例について説明する。使用する
前は、ホルダ−部1並びに注射器部2が収納用の容器に
収納されているが、その各々の数は同数ではなく、約、
ホルダ−部1が1本に対して注射器部2が40個程度収
納されている。そして、前記ホルダ−部1は、図2に示
すように内部の棒状部材9が弾撥部材12により、突出
した状態で収納されている。勿論、棒状部材9が前進し
大径部10がチャック部6より離脱しているため、チャ
ック部6は環状部材8により閉鎖せしめられている。こ
の状態にあるホルダ−部1を手で把持し、前記注射器部
2(筒状部材16)の上方からチャック部6が挿入する
ように押し込む。この押し込み動作により、前記棒状部
材9が上昇するとともに、大径部10でチャック部6を
拡開させ、やがて、環状部材8が注射器部2の内面に接
触、圧接し、注射器部2の保持が完了する。尚、このと
き、前記弾撥部材12により棒状部材9は付勢される
が、前記チャック部6と注射器部2との保持力よりも弱
い弾撥力なので、弾撥部材12の作用により注射器部2
が押し出されることがない。ここで、使用されるが、そ
の使用後は前記棒状部材9の後端部15を把持している
手の親指などで押圧することにより、注射器部2を押し
出すことができる。そして、ホルダ−部1は図2に示し
た状態に復帰する。
【0010】図3〜図6は変形例を示すものである。主
に、費用の低減を図ったものであり、各部品などを一体
化することなどによりなしたものである。図3は、前記
棒状部材9を付勢する弾撥部材をなくしたものであり、
注射器部2を棒状部材9のチャック部6より押し出す
際、前例に比し、若干押圧力を必要とし、また、棒状部
材9の突出時において、棒状体9が動いてしまいカタカ
タと音を立ててしまうこともあるが、使用するには差し
支えないものである。図4は、図3の例に加え、Oリン
グである環状部材もなくしたものである。そして、Oリ
ングに変え、チャック部6の外周に環状の突部20を形
成するとともに、棒状部材9を成形する際にチャック部
6が若干内側(閉鎖方向)に作用するように成形したも
のである。前例と同様に、棒状部材9が突出位置にある
時には、チャック部6が縮径しており、注射器部2に挿
入しやすくなっている。
【0011】図5は、前記第1例の尾栓13の長さを短
く形成し、切欠き部14を形成しなくしたものである。
切欠き部14の形成をなくすることにより、尾栓13を
切削で形成するならば、その切削の工程を省くことがで
き、また、成形品であるならば、その成形する金型の製
作費用を低減することができる。図6は、前記図5の例
に加え、尾栓をなくし、その尾栓に変え、軸本体3の内
面に環状の溝部21を形成したものである。そして、こ
の環状の溝部21に前記棒状部材9の鍔部11を圧入過
程を経て遊嵌させたのである。尚、その圧入過程を容易
となすために、前記軸本体1の後端内面と、棒状部材9
の鍔部11の前端面には面取り加工が施されている。ま
た、本例においては、チャック部6には、スリットも形
成しなくした。棒状部材9の大径部10によって、チャ
ック部6の全体を拡開したものである。拡開と云って
も、ほんの少し拡開すれば注射器部2を保持できるので
ある。
【0012】
【発明の効果】本発明は、筒状部材の中間部に壁部を形
成し、その壁部に注射針を固定した注射器であって、そ
の注射器の筒状部に、棒状部材を着脱自在に固定すると
ともに、その棒状体に筒状部材を被覆したので、注射器
を小さくすることができ、そのため、材料費や収納スペ
−スを減少させることができる。また、注射器を小さく
してもホルダ−を使用しているので使い勝手が良いもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1に相当するホルダ−部のみの外観図。
【図3】図1に相当する変形例を示す縦断面図。
【図4】図1に相当する、更に他の変形例を示す縦断面
図。
【図5】図1に相当する、更に他の変形例を示すホルダ
−部のみの外観面図。
【図6】図1に相当する、更に他の変形例を示す縦断面
図。
【図7】従来の技術を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 ホルダ−部 2 注射器部 3 軸本体 3a 段部 4 大径筒部 5 スリット 6 チャック部 7 溝部 8 環状弾性体 9 棒状部材 10 大径部 11 鍔部 12 弾撥部材 13 尾栓 14 切欠き部 15 後端 16 筒状部材 17 壁部 18 鍔部 19 注射針 20 突部 21 溝部 101 軸本体 102 壁部 103 注射針

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状部材の中間部に壁部を形成し、その
    壁部に注射針を固定した注射器であって、その注射器の
    筒状部に、棒状部材を着脱自在に固定するとともに、そ
    の棒状体に筒状部材を被覆したことを特徴とする注射器
    用ホルダ−。
JP7187754A 1995-06-30 1995-06-30 注射器用ホルダ− Pending JPH0910307A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7187754A JPH0910307A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 注射器用ホルダ−

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JP7187754A JPH0910307A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 注射器用ホルダ−

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JPH0910307A true JPH0910307A (ja) 1997-01-14

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JP7187754A Pending JPH0910307A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 注射器用ホルダ−

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5768093A (en) * 1995-12-12 1998-06-16 Dell U.S.A., L.P. Technique for minimizing the height of a portable computer
JP2003534065A (ja) * 2000-05-22 2003-11-18 ベクトン ディキンソン アンド カンパニー 皮膚への塗布物質を塗被した擦過面付きアプリケータ
US8593105B2 (en) 2006-09-29 2013-11-26 Access Business Group International Llc System and method for inductively charging a battery

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