JPH09102337A - 電線とフラットケーブルの接続コネクタ及びその製造方法 - Google Patents

電線とフラットケーブルの接続コネクタ及びその製造方法

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JPH09102337A
JPH09102337A JP8146024A JP14602496A JPH09102337A JP H09102337 A JPH09102337 A JP H09102337A JP 8146024 A JP8146024 A JP 8146024A JP 14602496 A JP14602496 A JP 14602496A JP H09102337 A JPH09102337 A JP H09102337A
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Hiroyuki Ashiya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の向上した製品を安定的に得ること。 【解決手段】 導体露出部5A,6Aを有する電線5及
びフラットケーブル6を取付板21の板面に沿って保持
すると共に、導体露出部5A,6Aを相互に接合し、且
つ取付板21の少なくとも一部と導体露出部5A,6A
の接合部分とを共に覆うように合成樹脂材70でインサ
ート成形した接続コネクタにおいて、取付板21に窓部
25を形成すると共に、窓部25に表裏面を露出させた
複数のブスバー30をフラットケーブル6の導体ピッチ
に対応させて配設する。各ブスバー30の一方の面にフ
ラットケーブル6の導体露出部6Aと電線5の導体露出
部5Aを順次重ねて、その状態でブスバー30と両導体
露出部5A,6Aを接合し、ブスバー30を含めてイン
サート成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両のステ
アリング機構におけるステアリングホイールに連結する
回転体と、ステアリングコラムに連結する固定体との間
で電気信号の受渡しを行なう、回転体と固定体との電気
的接続装置に用いられる、電線とフラットケーブルの接
続コネクタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の接続コネクタを適用した電気的
接続装置として、特開平7−69219号公報に開示さ
れたものかある。
【0003】この電気的接続装置は、図7に示すよう
に、ステアリングホイールの軸(図示せず)が挿入され
る筒状の回転体1と、この回転体1を回転可能に支持し
て図示しないステアリングコラム側に固定されるハウジ
ング2を構成するアッパカバー3A及びアンダカバー3
Bとを有し、回転体1とハウジング2との間にある環状
の空間4には、回転体1とハウジング2とに両端が固定
され、環状の空間4の中で折り返される可撓性のフラッ
トケーブル6及びガイドローラ7が設けられている。
【0004】そして、フラットケーブル6は、反転部6
aを境にして内側が回転体1の外周面に巻付けられ、外
側がアンダカバー3Bの内周面に内側とは逆向きに巻付
けられ、且つその両端に設けたコネクタ8及び9をそれ
ぞれ回転体1及びハウジング2に固定して収容されてい
る。
【0005】このフラットケーブル6の両端は、コネク
タ8及び9内でそれぞれ電線5及び10と接続してお
り、例えばフラットケーブル6の内端が電線5を介して
ステアリングホイール側の各種スイッチ(図示せず)に
接続し、その外端が電線l0を介してステアリングコラ
ム側の制御回路(図示せず)に接続するように構成され
ている。
【0006】このときの電線とフラットケーブルの接続
コネクタ8(9)は、図8及び図9に示すように、取付
板11の一側面に形成した溝部l2内に圧入して電線5
を仮止めすると共に、取付板11の他側面に形成したブ
リッジ13内を通過させてフラットケーブル6を仮止め
し〔図8(a)参照〕、且つ取付板11から同―方向に
食み出した電線5及びフラットケーブル6の導体露出部
5A及び6A同士を超音波接合し〔図8(b)参照〕、
その後、取付板11を導体露出部5A、6A同士の接合
部を含めて、合成樹脂材14で覆うように(図9参照)
インサート成形して構成されている。
【0007】このように構成されたコネクタ8(9)
は、インサート成形により被覆された合成樹脂材14に
より、導体露出部5A、6A同士の接合部分が保護され
ると共に、電線5及びフラットケーブル6の引張り強度
を共に確保することができるようになっている。
【0008】このコネクタ8(9)に関する類似技術
は、実開平4−76257号公報及び特開平5−627
54号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電線とフラットケーブルの接続コネクタ8(9)は、イ
ンサート成形時に合成樹脂材がフラットケーブル6の導
体露出部6Aに直接当って、そのときのインサート成形
機の射出圧及び合成樹脂材の流入方向によっては導体露
出部6Aに過大なストレスが加わる場合があり、この場
合導体が薄く形成されていて脆いため、断線する事態が
生じる虞れがあり、ひいては信頼性の低下を招くという
課題を有している。
【0010】すなわち、従来のコネクタ8(9)は、図
10に示すように、取付板11及び導体露出部5A、6
Aの接合部分を含めてキャビティC内にセットしてイン
サート成形して得ることができる。ごのインサート成形
時のゲートGからキャビティC内に流入した合成樹脂材
は大略取付板11のフラットケーブル6の保持面側の流
れR1と、取付板11の電線5の保持面側の流れR2と
に分かれてキャビティC内に充填される。このとき合成
樹脂材の流れR1及びR2の内、特に流れR1に沿つて
流れる合成樹脂材がフラットケーブル6の導体露出部6
Aに直接当り、導体露出部6Aの無支持部分である根元
部Aに過大なストレスを加え、この結果導体露出部6A
が根元部Aから断線する虞れがある。
【0011】また、フラットケーブル6の導体露出部6
Aと、電線5の導体露出部5Aを超音波溶接する際に、
直接フラットケーブル6側の導体露出部6Aに、溶接治
具であるホーンまたはアンビルが当たるため、薄く弱い
フラットケーブル6側の導体露出部6Aにストレスがか
かり、安定した接合ができなくなる虞れがある。
【0012】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は信頼性の向上した製品を安
定的に得ることのできる、電線とフラットケーブルの接
続コネクタ及びその製造方法を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、先端
に導体露出部を有する電線及びフラットケーブルを、取
付板の板面に沿って保持すると共に、前記導体露出部を
相互に接合し、且つ取付板の少なくとも一部と前記導体
露出部の接合部分とを共に覆うように合成樹脂材でイン
サート成形した、電線とフラットケーブルの接続コネク
タにおいて、前記取付板に窓部を形成すると共に、該窓
部に表裏面を露出させた複数のブスバーをフラットケー
ブルの導体ピッチに対応させて配設し、該各ブスバーの
一方の面にフラットケーブルの導体露出部と電線の導体
露出部を順次重ねて、その状態でブスバーと前記両導体
露出部を接合し、前記ブスバーを含めて前記インサート
成形したことを特徴としている。
【0014】このコネクタでは、ブスバーがフラットケ
ーブルの導体露出部を保護しているため、フラットケー
ブル側の導体露出部が剥き出しの状態にならず、インサ
ート成形樹脂の流れをブスバーで遮ることができる。ま
た、電線の導体露出部へ流れ込むインサート成形樹脂に
よって、フラットケーブルと電線の導体露出部がブスバ
ー側へ押されるが、その力をブスバーで受け止めること
ができ、フラットケーブル側の接合部の根元にストレス
がかかるのを防ぐことができる。また、ブスバーが介在
しているので、接合治具であるホーンやアンビルをフラ
ットケーブルの導体露出部に直接当てることがなくな
る。さらに、ブスバーは、フラットケーブルの導体露出
部を覆った状態で合成樹脂材中に存在するので、外部か
らの熱伝導をブスバーで遮断することができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1記載の電線と
フラットケーブルの接続コネクタであって、前記フラッ
トケーブルと電線が、共に導体露出部を同一方向に向け
て取付板の一方の板面に配され、且つ、取付板の一方の
板面に着脱自在に嵌着されたカバーによって取付板との
間に保持されていることを特徴としている。
【0016】このコネクタでは、カバーを取付板に嵌着
し、合成樹脂材をインサート成形することで、フラット
ケーブルと電線を確実に保持することができる。
【0017】請求項3の発明は、請求項2記載の電線と
フラットケーブルの接続コネクタであって、前記取付板
の一方の板面に、前記フラットケーブルを直線状に保持
するフラットケーブル保持面が形成され、前記カバーの
裏面に、前記電線の先端側をフラットケーブルと平行に
保持し且つ電線の基端側をフラットケーブルと垂直な方
向に向けて保持するL字形の電線収容部が形成されてい
ることを特徴としている。
【0018】このコネクタでは、フラットケーブルをフ
ラットケーブル保持面にセットすると共に、電線を電線
収容部にセットし、その状態でカバーを取付板に嵌着す
ることにより、フラットケーブルと電線を確実に保持す
ることができる。しかも、フラットケーブルと電線の引
出し方向を直交した関係に保つことができる。
【0019】請求項4の発明は、請求項3記載の電線と
フラットケーブルの接続コネクタであって、前記L字形
の電線収容部が、各電線の先端側をそれぞれ嵌め込むこ
とで電線の先端側をフラットケーブルの導体ピッチでフ
ラットケーブルと平行に保持する複数の電線保持溝と、
先端側から基端側へ向けL字形に屈曲した全電線の屈曲
部を一緒に収容する屈曲部収容部とを備えていることを
特徴としている。
【0020】このコネクタでは、電線の先端側を電線保
持溝に嵌め込み、屈曲部を屈曲部収容部に収容すること
で、電線を保持することができる。その場合、屈曲部は
全電線一緒に収容するが、先端側はそれぞれに電線保持
溝で保持するので、無理なく電線を保持することができ
ると共に、電線の先端側をフラットケーブルと平行に且
つフラットケーブルの導体ピッチに合わせて保持するこ
とができる。また、このコネクタでは、電線の屈曲部を
保持する部分(屈曲部収容部)があるので、電線の基端
側をフラットケーブルと直交する方向に引出すことがで
きる。
【0021】請求項5の発明は、請求項4記載の電線と
フラットケーブルの接続コネクタであって、前記カバー
の板面に、外部から充填されるインサート成形樹脂を前
記電線保持溝に導く、貫通した樹脂導入孔が形成されて
いることを特徴としている。
【0022】このコネクタでは、インサート成形樹脂が
樹脂導入孔から電線保持溝内に入り込むので、電線の周
囲の隙間及びフラットケーブルの周囲の隙間を確実に樹
脂で埋めることができる。
【0023】請求項6の発明は、請求項4または5記載
の電線とフラットケーブルの接続コネクタであって、前
記カバーに、外部から充填されるインサート成形樹脂を
前記屈曲部収容部に導く樹脂導入通路が設けられている
ことを特徴としている。
【0024】このコネクタでは、インサート成形樹脂が
樹脂導入通路から電線の屈曲部収容部内に入り込むの
で、電線の周囲の隙間及びフラットケーブルの周囲の隙
間を確実に樹脂で埋めることができる。
【0025】請求項7の発明は、請求項3〜6のいずれ
かに記載の電線とフラットケーブルの接続コネクタであ
って、前記取付板に、フラットケーブルと垂直な方向に
延びる電線を案内保持する電線引出部が設けられ、該電
線引出部に、電線引出部との間に電線を押さえる電線押
え片が着脱可能に嵌着されていることを特徴としてい
る。
【0026】このコネクタでは、電線引出部に電線押え
片を嵌着することで、電線を確実に保持することがで
き、電線の引張り強度を高めることができる。
【0027】請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれ
かに記載の電線とフラットケーブルの接続コネクタであ
って、前記取付板に、フラットケーブルの先端の耳部を
引っ掛ける係止爪が設けられていることを特徴としてい
る。
【0028】このコネクタでは、フラットケーブルを取
付板にセットする際に、フラットケーブルの先端に残し
た絶縁体の非除去部である耳部を、係止爪に引っ掛けな
がらセットする。そうすると、先端の耳部が引っ張られ
ることにより、柔らかく曲りやすい導体露出部を、ブス
バーに沿って真っ直ぐに保持することができる。従っ
て、安定した状態でブスバーと導体露出部を超音波接合
することができる。
【0029】請求項9の発明は、請求項1〜8のいずれ
かに記載の電線とフラットケーブルの接続コネクタであ
って、前記取付板の、ブスバーを設けた部分の周囲に、
インサート成形樹脂の充填用の凹所が形成されているこ
とを特徴としている。
【0030】このコネクタでは、ブスバーを設けた部分
の周囲にインサート成形樹脂の充填される凹所があるの
で、ブスバーの周囲、つまり導体露出部の接合部分が樹
脂で確実に固められ、保護される。
【0031】請求項10の発明は、請求項1〜9のいず
れかに記載の電線とフラットケーブルの接続コネクタで
あって、前記ブスバーは、前記取付板内に埋設される両
端支持部と、前記取付板の窓部に露出させて設けられ前
記フラットケーブル及び電線の両導体露出部を接合する
接合面を有する中央接合部とを、伝熱面積の小さい連結
部を介して一体に連結して形成されていることを特徴と
している。
【0032】このコネクタでは、ブスバーの中央接合部
へのフラットケーブル及び電線の両導体露出部の接合時
の接合エネルギーを、連結部により前記中央接合部以外
に逃がすことが阻止できる。このため前記接合がより小
さな接合エネルギーでより短時間で高効率で行なうこと
ができる。しかも連結部により両端支持部への伝熱が阻
止されるので、前記支持部の放熱による樹脂の溶解も阻
止され、これによりブスバーの支持状態が安定すると共
に安定した接合状態が確保できる。
【0033】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の電線とフラットケーブルの接続コネクタ
の製造方法であって、前記ブスバーを有する取付板をイ
ンサート成形した後、先端に導体露出部を有する電線及
びフラットケーブルを、前記取付板の板面に沿って保持
すると共に、前記各ブスバーの一方の面にフラットケー
ブルの導体露出部と電線の導体露出部を順次重ね、その
状態でブスバーと前記両導体露出部を接合し、その後、
ブスバー、導体露出部の接合部分、及び取付板の一部を
含めて合成樹脂材で覆うようにインサート成形すること
を特徴としている。
【0034】この製造方法によれば、ブスバーの一方の
面に電線とフラットケーブルの両導体露出部を重ねて接
合した状態でインサート成形するようにしたので、イン
サート成形時の射出圧および合成樹脂材のキャビティ内
への流入方向の如何によらず、インサート成形時に導体
露出部に加わる過大なストレスを回避することができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0036】図1は本発明の一実施形態の接続コネクタ
の骨格部分(合成樹脂材でインサート成形する前の状
態)を示す分解斜視図、図2は同骨格部分の組立状態を
示す斜視図、図3(a)は図1のIIIa−IIIa矢
視断面図、図3(b)は図2のIIIb−IIIb矢視
断面図である。なお、図2、図3(b)中二点鎖線で示
すものが、図2の骨格部分をインサート成形してできる
樹脂成形品の輪郭である。ここでは、この部分をインサ
ート成形樹脂70として述べる。
【0037】この接続コネクタは、先端に導体露出部5
A、6Aを有する電線5とフラットケーブル6を、十分
な強度を持って接続するものであり、コネクタハウジン
グを構成する要素して、主体となるホルダ20と、ホル
ダ20に嵌着されるカバー40と、電線押え片60とを
備えている。これらは全部樹脂の成形品よりなる。
【0038】ホルダ20は、図6に示すような電気的接
続装置のハウジングの内周面に沿って配設できるよう、
円弧状に湾曲した一定幅(上下幅)の取付板21を有し
ている。取付板21の幅方向両端には、縁壁22が内方
に突出して設けられおり、両縁壁22で挟まれた取付板
21の内面が、フラットケーブル6を直線状に沿わせて
保持するためのフラットケーブル保持面21aとなって
いる。
【0039】また、ホルダ20は、取付板21の幅方向
一側に突出して設けられた樋形の電線引出部23を有し
ている。電線引出部23は、取付板21の長さ方向中央
に配されており、電線引出部23を設けた位置の縁壁2
2が切欠かれ、それによりフラットケーブル保持面21
aから電線引出部23までの間が、連続した凹所として
形成されている。
【0040】また、取付板21の長手方向一端には窓部
25が設けられている。この窓部25は、取付板21の
長手方向と平行に配された仕切壁24によって、接続電
線の数、ここでは3つに仕切られており、各窓部25に
は、図3及び図4に示すように、それぞれ分離した銅板
(他の金属板でもよい)よりなるブスバー30が嵌め込
まれている。ブスバー30は、ホルダ20にインサート
成形され、取付板21の長手方向に沿って、フラットケ
ーブル6の導体ピッチと同じピッチで、平行に3枚並ん
でいる。そして、表裏面が取付板21の内周面側および
外周面側に露出している。
【0041】また、取付板21の窓部25を形成した部
分の縁壁22には、後から合成樹脂材でインサート成形
する際の樹脂の流れや充填性あるいは連結性を良くする
ための凹所26が設けられている。また、窓部25を仕
切っている仕切壁24の先端には、図4に詳細を示すよ
うに、係止爪27が設けられている。この係止爪27
は、フラットケーブル6の先端に設けた耳部6B(フラ
ットケーブル6の絶縁体を除去して導体を露出させる
際、先端のみに残すことで形成した絶縁体非除去部分)
を、矢印のように引っ掛けるための部分である。
【0042】また、図1、図2に示すように、電線引出
部23には、電線保持溝31に隣接して、電線押え片6
0を電線引出部23に嵌着した際に、電線押え片60側
の係合部61とロックするロック部28があり、取付板
21の縁壁22には、カバー40を取付板21に対して
嵌着した際に、カバー40側の係合部47とロックする
ロック部29がある。
【0043】カバー40は、図5に示すように、取付板
21に沿った円弧状の板として構成されており、取付板
21側の面(裏面)に、L字形の電線収容部41を有し
ている。L字形の電線収容部41は、電線5を屈曲した
形で保持する機能を有する部分であり、各電線5の先端
側をそれぞれ嵌め込む電線保持溝42と、先端側から基
端側へ向けL字形に屈曲した全電線5の屈曲部を一緒に
収容する屈曲部収容部43とからなる。この屈曲部収容
部43は、電線5の基端側をフラットケーブル6と垂直
な方向、つまり電線引出部23側に導けるようになって
いる。
【0044】一方、電線保持溝42は、フラットケーブ
ル6の導体ピッチと同じピッチで平行に並んでおり、電
線5の先端側を、フラットケーブル6の導体ピッチと同
じピッチで平行に保持できるようになっている。電線保
持溝42には、嵌め込んだ電線5を抜けないように保持
する突起42a、42bが設けられている。また、電線
保持溝42の先端は、カバー40の端壁に開口してい
る。
【0045】また、図1及び図2に示すように、カバー
40の電線保持溝42の位置には、外部から充填される
インサート成形樹脂70を電線保持溝42に導くための
貫通した樹脂導入孔44が設けられている。さらに、屈
曲部収容部43の端部の位置には、同インサート成形樹
脂70を屈曲部収容部43に導く樹脂導入通路45が設
けられている(図5参照)。
【0046】このコネクタを製造するには、まず上述の
ブスバー30を有したホルダ20、カバー40、電線押
え片60を用意する。また、図1に示すように、接続す
べき電線5及びフラットケーブル6を用意し、電線5の
先端に導体露出部5Aを形成し、フラットケーブル6の
先端に導体露出部6Aを形成する。この際、フラットケ
ーブル6の先端には耳部6Bを残し、導体露出部6Aが
変形しないようにしておく。そして、ホルダ20のフラ
ットケーブル保持面21aに、耳部6Bをホルダ20の
先端の係止爪27に引っ掛けた状態で、フラットケーブ
ル6をセットする。
【0047】次に、電線5をカバー40の裏面の電線保
持溝42に嵌め込み、屈曲させた部分を屈曲部収容部4
3に収容した状態で、カバー40をホルダ20に嵌着
し、係合部47とロック部29で外れないように固定す
る。これにより、電線5とフラットケーブル6を、共に
導体露出部6A、5Aを同一方向に向けた状態で、カバ
ー40と取付板21の間に確実に保持することができ
る。
【0048】その際、フラットケーブル6の先端の導体
露出部6Aと、電線5の先端の導体露出部5Aを、図3
に示すように、ホルダ20の窓部25に配設したブスバ
ー30の表面に、この順に重なるように位置決めしてお
く。実際には、フラットケーブル6は、先端の耳部6B
を係止爪27に引っ掛けながらセットするだけで、簡単
に、ブスバー30に対して位置決めすることができる。
また、電線5は、電線保持溝42に嵌め込んだ状態でカ
バー40をホルダ20に固定するだけで、簡単に、ブス
バー30に対して位置決めすることができる。
【0049】また、カバー40をホルダ20に嵌着した
状態で、フラットケーブル6の基端側は、取付板21の
一方の端から外部に引き出され、電線5の基端側は、電
線引出部23に沿って、フラットケーブル6と垂直な方
向へ引き出される(図2参照)。ここで、電線押え片6
0を電線引出部23に嵌着させることで、電線5の基端
側を確実に押え付けることができる。
【0050】次に、超音波溶接機のホーンとアンビル間
に、ブスバー30と、フラットケーブル6の導体露出部
6Aと、電線5の導体露出部5Aの重ね合わせ部分を挟
み込み、超音波溶接により3者を接合する。この接合の
際、ブスバー30を間に介在させることで、溶接治具が
フラットケーブル6の導体露出部6Aに直接当たらなく
なるから、接合時の導体露出部6Aに働くストレスを軽
減でき、接合状態を良好にすることができる。
【0051】接合が終り、図2に示すような組立体を作
ったら、次にこれを金型内に挿入して、合成樹脂材でイ
ンサート成形し、インサート成形樹脂70によって、ブ
スバー30と導体露出部5A、6Aの接合部を含む窓部
25や、その他の凹所26等を樹脂で充填固化させ、実
施形態の接続コネクタを得る。
【0052】このとき、複数の導体露出部5A及び6B
は、窓部25に設けた仕切壁24で個々に仕切られてい
るので、対応する導体露出部5A、6A同士が、隣接す
る他の導体露出部5A、6Aと干渉することなく正確に
接合される。
【0053】また、インサート成形の際に、フラットケ
ーブル6の導体露出部6Aがブスバー30で保護され、
導体露出部6Aが剥き出し状態とならないから、図3
(b)の矢印S1で示すような樹脂の流れが遮断され、
フラットケーブル6の導体露出部6Aに過大なストレス
が作用することがなくなる。また、図3(b)中矢印S
2で示すような電線の導体露出部5A側への樹脂の流れ
によって、フラットケーブル6と電線5の導体露出部6
A、5Aがブスバー30側へ押されるが、その力はブス
バー30で確実に受け止められるので、フラットケーブ
ル6の導体露出部6Aに余分なストレスが加わらなくな
る。従って、溶接時やインサート成形時の断線を防止す
ることができる。
【0054】また、インサート成形樹脂70は、カバー
40に設けた樹脂導入孔44や樹脂導入通路45からカ
バー40内に入るので、電線5の周囲の隙間やフラット
ケーブル6の周囲の隙間を確実に樹脂で埋めることがで
き、電線5及びフラットケーブル6の保持力を高めるこ
とができる。
【0055】さらに、実際の使用時には、ブスバー30
がフラットケーブル6の導体露出部6Aを覆った状態で
合成樹脂材中に存在しているので、外部からの熱伝導を
ブスバー30で遮断することができ、導体露出部6Aを
使用状態における熱ストレスからも保護することができ
る。
【0056】図6は他の実施形態に用いられるブスバー
80(図6(a))、及びその組付け状態(図6
(b))を示す。この他の実施形態は異なる形状のブス
バー80を用いた点が相違するだけで他の構成は前述し
た一実施形態と同様に構成されている。このため同一構
成要素は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0057】ブスバー80は、取付板21内に埋設され
る両端支持部81,81と、取付板21の窓部25に露
出させて設けられる、フラットケーブル6及び電線5の
両導体露出部6A,5Aを接合する接合面82a(図上
斜線で示す)を有する中央接合部82とを、伝熱面積の
小さい連結部83を介して一体に連結して形成されてい
る。すなわち、ブスバー80は、ホルダ20の成形時
に、両端の連結部83及び支持部81を取付板21内に
埋設させ、かつ中央接合部82の表,裏面を窓部25に
露出させてインサート成形される。このとき取付板21
の内周面側に位置する中央接合部82の表面が接合面8
2aとなっている。
【0058】このブスバー80を有する本実施形態にお
いては、フラットケーブル6及び電線5の両導体露出部
6A及び5Aの接合面82aへの接合時の接合エネルギ
ーを、連結部83により中央接合部82以外に逃がすこ
とが阻止できるので、前記接合がより小さな接合エネル
ギーで、より短時間で高効率で行なうことができる。そ
の上、連結部83により両端支持部81への伝熱が阻止
されて支持部81の過加熱が阻止されるので、支持部8
1を埋設する取付板21を構成する樹脂の溶解が阻止さ
れ、この結果ブスバー80の支持状態が安定すると共
に、安定した接合状態が得られる。
【0059】さらに本実施形態における製造ラインのタ
クトタイムが、前述した短い接合時間により短縮でき、
これによりコスト低減化をも図ることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、フラットケーブルの導体露出部をブスバーで保
護した状態でインサート成形しているから、フラットケ
ーブルの導体露出部に過大なストレスが加わるのを回避
して、導体のインサート成形時の断線を防止することが
できる。その結果、信頼性の向上した製品を安定的に得
ることができる。また、その上、ブスバーがフラットケ
ーブルの導体露出部を覆った状態で合成樹脂材中に存在
しているので、外部からの熱伝導をブスバーで遮断し、
導体露出部を、使用状態における熱ストレスからも保護
することができ、耐久性の向上も図れる。
【0061】請求項2の発明によれば、カバーを取付板
に嵌着し、合成樹脂材をインサート成形しているので、
フラットケーブルと電線を確実に保持することができ、
電線とフラットケーブルの引張り強度を高めることがで
きる。
【0062】請求項3の発明によれば、さらに確実にフ
ラットケーブルと電線を保持することができる。しか
も、フラットケーブルと電線の引出し方向を直交した関
係に保つことができる。
【0063】請求項4の発明によれば、屈曲部は全電線
一緒に収容するが、先端側はそれぞれに電線保持溝で保
持するので、無理なく電線を保持することができる。特
に電線の先端側をフラットケーブルに合わせて保持する
ことができるので、接合しやすくなる。
【0064】請求項5の発明によれば、インサート成形
樹脂により電線の周囲の隙間及びフラットケーブルの周
囲の隙間を確実に埋めることができるので、電線及びフ
ラットケーブルの保持力を高め、引張り強度を向上させ
ることができる。
【0065】請求項6の発明によれば、インサート成形
樹脂により特に電線の屈曲部収容部の隙間を埋めること
ができるので、電線及びフラットケーブルの保持力を高
め、引張り強度を向上させることができる。
【0066】請求項7の発明によれば、電線引出部に電
線押え片を嵌着したので、電線を確実に保持することが
でき、電線の引張り強度を高めることができる。
【0067】請求項8の発明によれば、フラットケーブ
ルの先端の耳部を引っ掛ける係止爪を設けたので、柔ら
かく曲りやすいフラットケーブルの導体露出部を、ブス
バーに沿って真っ直ぐに保持することができる。従っ
て、安定状態でブスバーと導体露出部を超音波接合する
ことができ、接合の信頼性を高めることができる。
【0068】請求項9の発明によれば、ブスバーの周囲
つまり導体露出部の接合部分を樹脂で確実に固めること
ができ、接合部分を一層確実に保護できる。
【0069】請求項10の発明によれば、フラットケー
ブル及び電線の両導体露出部のブスバーの接合面への接
合時の接合エネルギーを、連結部により中央接合部以外
に逃がすことが阻止できるので、前記接合がより小さな
接合エネルギーで、より短時間で高効率で行なうことが
できると共に、製造ラインのタクトタイムの短縮により
コスト低減化をも図ることができる。しかも接合時にお
けるブスバーの支持部の過加熱防止により前記支持部周
囲の樹脂が溶解することなく、前記支持部を強固に固定
するので、ブスバーの支持状態が安定すると共に、安定
した接合状態が得られる。
【0070】請求項11の発明によれば、ブスバーの一
方の面に電線とフラットケーブルの両導体露出部を重ね
た状態でインサート成形するようにしたので、インサー
ト成形時の射出圧および合成樹脂材のキャビティ内への
流入方向の如何によらず、インサート成形時に導体露出
部に加わる過大なストレスを回避して導体の断線を防止
することができる。また、導体露出部同士の接合時に、
ブスバーを介在させた状態で接合するので、溶接治具等
がフラットケーブルの導体露出部に直接当たるのを回避
でき、接合の信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の骨格部分を示す分解斜視
図である。
【図2】本発明の一実施形態の骨格部分の組立状態を示
す斜視図である。
【図3】(a)は図1のIIIa−IIIa矢視断面
図、(b)は図2のIIIb−IIIbの矢視断面図で
ある。
【図4】図1のIV部の背面図である。
【図5】図1の内面カバーの背面図である。
【図6】(a)は本発明の他の実施態様に用いられるブ
スバーの斜視図であり、(b)はこのブスバーを組付け
た図2のIIIb−IIIb矢視に相当する断面図であ
る。
【図7】従来の電線とフラットケーブルの接続コネクタ
を適用した電気的接続装置の―部切欠いた斜視図であ
る。
【図8】図7の接続コネクタの骨格部分を示し、(a)
はその分解斜視図、(b)はその組付状態の斜視図であ
る。
【図9】図8の骨格部分を組込んだ従来の電線とフラッ
トケーブルの接続コネクタの斜視図である。
【図10】図9の接続コネクタのインサート成形時の合
成樹脂材の流れの説明図である。
【符号の説明】
5 電線 5A 導体露出部 6 フラットケーブル 6A 導体露出部 6B 耳部 21 取付板 21a フラットケーブル保持面 23 電線引出部 26 凹所 25 窓部 27 係止爪 30,80 ブスバー 40 カバー 41 電線収容部 42 電線保持溝 43 屈曲部収容部 44 樹脂導入孔 45 樹脂導入通路 60 電線押え片 70 合成樹脂材(インサート成形樹脂) 81 支持部(ブスバーの) 82 中央接合部(ブスバーの) 83 連結部(ブスバーの)
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 雅孝 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内 (72)発明者 芦屋 弘之 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に導体露出部を有する電線及びフラ
    ットケーブルを、取付板の板面に沿って保持すると共
    に、前記導体露出部を相互に接合し、且つ取付板の少な
    くとも一部と前記導体露出部の接合部分とを共に覆うよ
    うに合成樹脂材でインサート成形した、電線とフラット
    ケーブルの接続コネクタにおいて、前記取付板に窓部を
    形成すると共に、該窓部に表裏面を露出させた複数のブ
    スバーをフラットケーブルの導体ピッチに対応させて配
    設し、各ブスバーの一方の面にフラットケーブルの導体
    露出部と電線の導体露出部を順次重ねて、その状態でブ
    スバーと前記両導体露出部を接合し、前記ブスバーを含
    めて前記インサート成形したことを特徴とする電線とフ
    ラットケーブルの接続コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電線とフラットケーブル
    の接続コネクタであって、前記フラットケーブルと電線
    が、共に導体露出部を同一方向に向けて取付板の一方の
    板面に配され、且つ、取付板の一方の板面に着脱自在に
    嵌着されたカバーによって取付板との間に保持されてい
    ることを特徴とする電線とフラットケーブルの接続コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電線とフラットケーブル
    の接続コネクタであって、前記取付板の一方の板面に、
    前記フラットケーブルを直線状に保持するフラットケー
    ブル保持面が形成され、前記カバーの裏面に、前記電線
    の先端側をフラットケーブルと平行に保持し且つ電線の
    基端側をフラットケーブルと垂直な方向に向けて保持す
    るL字形の電線収容部が形成されていることを特徴とす
    る電線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電線とフラットケーブル
    の接続コネクタであって、前記L字形の電線収容部は、
    各電線の先端側をそれぞれ嵌め込むことで、電線の先端
    側をフラットケーブルの導体ピッチでフラットケーブル
    と平行に保持する複数の電線保持溝と、先端側から基端
    側へ向けL字形に屈曲した全電線の屈曲部を一緒に収容
    する屈曲部収容部とを備えていることを特徴とする電線
    とフラットケーブルの接続コネクタ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電線とフラットケーブル
    の接続コネクタであって、前記カバーの板面に、外部か
    ら充填されるインサート成形樹脂を前記電線保持溝に導
    く、貫通した樹脂導入孔が形成されていることを特徴と
    する電線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載の電線とフラット
    ケーブルの接続コネクタであって、前記カバーに、外部
    から充填されるインサート成形樹脂を前記屈曲部収容部
    に導く樹脂導入通路が設けられていることを特徴とする
    電線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  7. 【請求項7】 請求項3〜6のいずれかに記載の電線と
    フラットケーブルの接続コネクタであって、前記取付板
    に、フラットケーブルと垂直な方向に延びる電線を案内
    保持する電線引出部が設けられ、該電線引出部に、電線
    引出部との間に電線を押さえる電線押え片が着脱可能に
    嵌着されていることを特徴とする電線とフラットケーブ
    ルの接続コネクタ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の電線と
    フラットケーブルの接続コネクタであって、前記取付板
    に、フラットケーブルの先端の耳部を引っ掛ける係止爪
    が設けられていることを特徴とする電線とフラットケー
    ブルの接続コネクタ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の電線と
    フラットケーブルの接続コネクタであって、前記取付板
    の、ブスバーを設けた部分の周囲に、インサート成形樹
    脂の充填用の凹所が形成されていることを特徴とする電
    線とフラットケーブルの接続コネクタ。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の電線
    とフラットケーブルの接続コネクタであって、前記ブス
    バーは、前記取付板内に埋設される両端支持部と、前記
    取付板の窓部に露出させて設けられ前記フラットケーブ
    ル及び電線の両導体露出部を接合する接合面を有する中
    央接合部とを、伝熱面積の小さい連結部を介して一体に
    連結して形成されていることを特徴とする電線とフラッ
    トケーブルの接続コネクタ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の電
    線とフラットケーブルの接続コネクタの製造方法であっ
    て、前記ブスバーを有する取付板をインサート成形した
    後、先端に導体露出部を有する電線及びフラットケーブ
    ルを、前記取付板の板面に沿って保持すると共に、前記
    各ブスバーの一方の面にフラットケーブルの導体露出部
    と電線の導体露出部を順次重ね、その状態でブスバーと
    前記両導体露出部を接合し、その後、ブスバー、導体露
    出部の接合部分、及び取付板の一部を含めて合成樹脂材
    で覆うようにインサート成形することを特徴とする電線
    とフラットケーブルの接続コネクタの製造方法。
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US6247977B1 (en) 1998-04-27 2001-06-19 Yazaki Corporation Connector for flat cable

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