JPH09101460A - 共焦点走査光学顕微鏡 - Google Patents

共焦点走査光学顕微鏡

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JPH09101460A
JPH09101460A JP7284323A JP28432395A JPH09101460A JP H09101460 A JPH09101460 A JP H09101460A JP 7284323 A JP7284323 A JP 7284323A JP 28432395 A JP28432395 A JP 28432395A JP H09101460 A JPH09101460 A JP H09101460A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波長可変の光源を用いることで、測定可能な
対象の拡大及び測定範囲の拡大を可能とした。 【構成】 波長可変レーザー101から出力されるコヒ
ーレント光をビームスプリッタ/コンバイナ105で参
照光と試料照射光に分岐し、試料照射光を試料上のピン
スポットに集光する。試料上の該ピンスポットからの反
射光と前記参照光をビームスプリッタ/コンバイナ10
5で合波干渉し、該干渉光を光検出器に導く。前記ピン
スポットを試料上2次元的に走査するに際して、制御部
112は前記干渉光の強度が極大値を保つよう波長可変
レーザー101の波長を制御すると同時に、該波長をデ
ータとして取得保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は共焦点光学系を有する走
査光学顕微鏡の内、共焦点光学系に干渉計を組み合わせ
たタイプの共焦点走査光学顕微鏡に関するものである。
【0002】さらに言えば、光源の出力光を試料照射前
に試料照射光と参照光に分岐する機構を有する送光光学
系を持ち、試料からの反射光または試料透過光と、該参
照光とを合波干渉し、干渉光を共役焦点位置に配置した
光検出器へ導く受光光学系を持つ共焦点走査光学顕微鏡
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】この種の顕微鏡は主に以下に示す2つの
タイプに大別される。 1)試料からの反射光を測定に用いるもの 2)試料を透過した光を測定に用いるもの 1)は主に試料表面の形状を測定するもので、2)は主
として試料内部における屈折率等の光学定数の分布を測
定する場合に用いられる
【0004】従来法の装置の主な構成要素は、コヒーレ
ント光源、共焦点光学系、試料照射光と参照光を分岐ま
たは合波するためのビームスプリッタ/コンバイナ、共
役焦点位置に配置した光検出器、試料上で照射光ビーム
の焦点を2次元的に走査するビーム走査機構、試料から
の反射または透過光と参照光の光路差を調整する機構、
及びこれらを統合的に制御しデータを取得する制御機構
及び、取得データを処理するコンピュータ等からなる。
【0005】従来法の内、1)の試料からの反射光を測
定に用いる装置は、以下に示す構造と原理により試料表
面の3次元的形状を測定する。
【0006】コヒーレント光源からの出力光を参照光と
試料照射光に分岐し、該試料照射光は試料上のピンスポ
ットに集光する。このピンスポットは、ビーム走査機構
により試料上を2次元的に走査される。
【0007】試料上の前記ピンスポットからの反射光
と、前記参照光を合波干渉させ、試料上のピンスポット
の共役焦点位置に配置した光検出器で干渉光の強度を測
定する。
【0008】制御部は前記光検出器による干渉光の強度
が常に極大値をとるよう、試料からの反射光と参照光の
光路差を調整する機構を用いて光路差の補償を行う。同
時にこの補償量またはこれに関連するデータを、ピンス
ポットの位置と共に記録する。
【0009】上記構成により記録された光路差の補償量
は、試料照射光の反射位置の光軸方向への変位すなわち
試料表面の凹凸に比例する。したがってこれを元に試料
表面の3次元像が再現できる。
【0010】従来法の内、2)の試料を透過した光を測
定に用いるタイプの装置は、上述した試料反射光を用い
るタイプの装置と比べ、試料の透過光を参照光と合波干
渉させるところが異なる。この2)のタイプの装置で記
録された参照光と試料透過光の光路差の補償量は、試料
の屈折率の変化による、試料透過光の光路長の変化に対
応している。したがってこれを元に試料の屈折率分布を
再現することができる。
【0011】参照光、試料照射光、試料反射光または試
料透過光の光路中に配置して、光路長の調整を行う機構
としては、以下の方法が提案されている。 a)反射鏡を機械的に移動させて参照光または試料光の
光路を可変する方法 b)参照光または試料光の光路中に電気光学結晶等の屈
折率可変光学媒体を挿入して光路差を可変する方法
【0012】以下図面を用いてもう少し詳しく従来法の
説明を行う。
【0013】図3に従来法の内、参照光の光路長を可動
ミラーによって変化させ、試料からの反射光と参照光と
を合波干渉させる方式を模式的に示した。
【0014】レーザー301から発したコヒーレント光
はビームエキスパンダ302とレンズ303で平行ビー
ムとされビームスプリッタ/コンバイナ304に入射す
る。ここで参照光と試料照射光に分岐され、参照光は移
動ステージ306で光軸方向に移動可能なミラー305
を往復する。一方試料照射光はレンズ309により試料
台310上の試料上のピンスポットに集光される。
【0015】試料上のピンスポットからの反射光は再度
レンズ309を通ってビームスプリッタ/コンバイナ3
04上で参照光と合波干渉する。この干渉光はレンズ3
07で集光され光検出器308に入射する。
【0016】制御部312は2軸方向に移動可能な移動
ステージ311を制御して、試料を乗せた試料台310
を試料照射光に垂直な平面内で移動させ、試料照射光の
ピンスポットを試料上で2次元的に走査する。この時、
光検出器308の出力が常に極大値を取るよう(つまり
試料反射光と参照光の位相差が0となるよう)に移動ス
テージ306を制御してミラー305を移動する。同時
に制御部312は試料台310の位置とミラー305の
位置または移動量をデータとして取得し保持する。
【0017】このミラー305の位置または移動量は試
料表面での試料照射光の反射位置、すなわち照射光のビ
ームスポットがある位置での試料の高さに関する情報を
有する。こうして試料上の各点で得たデータから、コン
ピュータを用いて試料の3次元像を再構成する。
【0018】図4に従来法の内、参照光の光路長を電気
光学素子によって変化させ、試料からの透過光と合波干
渉させる方式を模式的に示した。
【0019】レーザー401から発したコヒーレント光
はビームエキスパンダ402とレンズ403で平行ビー
ムとされビームスプリッタ404に入射し、ここで参照
光と試料照射光に分岐される。試料照射光はレンズ40
8により試料上にのピンスポットに集光される。試料か
らの透過光はレンズ411により平行ビームとされ、ミ
ラー412で反射されてコンバイナ407へ入射する。
【0020】ビームスプリッタ404で分岐された参照
光はミラー405で反射され電気光学素子406を透過
し、コンバイナ407で試料透過光と合波干渉する。こ
れをレンズ413を通して光検出器414に導く。
【0021】制御部415は2軸方向に移動可能な移動
ステージ409を制御して試料を乗せた試料台410を
平面内で移動させ試料上で試料照射光のピンスポットを
2次元的に走査する。この時、制御部415は光検出器
414の出力が常に極大値を取るように(つまり試料透
過光と参照光の位相差が0になるよう)電気光学素子4
06の屈折率を制御する。同時に制御部415は、この
電気光学素子406の制御電圧または電気光学素子40
6の屈折率及び、移動ステージ409の位置をデータと
して取得し保持する。
【0022】この電気光学素子406の制御電圧または
電気光学素子406の屈折率は、試料の屈折率の違いに
より生じる光路差すなわち試料の屈折率に対応し、簡単
な計算で試料の屈折率が求められる。
【0023】照射光を試料上で2次元的に走査し、各点
での試料の屈折率を得ることで、試料の屈折率分布が求
められる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来法のうち、電気光
学素子を用いて光路差を調整する方法では、一般に電気
光学素子が光学異方性を持つため、光源が直線偏向であ
ることが必要で、光源の利用効率が低下する欠点を持
つ。また試料の透過光を測定に用いる方式の場合、光学
異方性を持つ試料を測定する際に問題が生じる。さらに
1次の電気光学定数は小さく、電気光学結晶を用いた素
子で生成可能な光路差はせいぜい1〜2波長程度しかな
い。つまり、一般に共焦点走査光学顕微鏡で用いられて
いる共焦点光学系は5〜6波長分の焦点深度を持つにも
かかわらず、1〜2波長程度の凹凸しか測定できない。
【0025】光路差を移動ミラーにより調整する方法で
は、ミラーの移動に用いるピエゾ素子がヒステリシス特
性を持つため、ミラーの位置を精密に測定するためのシ
ステムがピエゾ素子の制御駆動系と別に必要となる。
【0026】
【問題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明においては、波長可変の光源を用いた。波長可
変の光源としては、多重量子井戸レーザダイオード等を
用いると良い。
【0027】上記可変波長の光源を用い、試料からの反
射光または試料透過光と、参照光との合波位置での位相
差が常に一定となるよう光源の波長を調節する制御系を
用いることで、光源の出力波長の変位から試料表面の凹
凸または試料の屈折率変化等が測定できる。
【0028】
【作用】まず本発明の原理を以下に簡単に示す。(ここ
では主に、試料の反射光を用いるタイプについて述べ
る)
【0029】本発明では、従来法と同様に光源の出力光
を試料照射前に試料照射光と参照光に分岐し、該試料照
射光は試料上のピンスポットに集光する。該ピンスポッ
トはビーム走査機構により、試料上を2次元的に走査さ
れる。試料上の前記ピンスポットからの反射光と前記参
照光を合波干渉させ、試料上のピンスポットの共役焦点
位置に配置した光検出器で干渉光の強度を測定する。
【0030】ここで本発明においては、試料照射光のピ
ンスポットを試料上2次元的に走査するに際して、上記
光検出器の出力が常に極値を取るよう(つまり試料反射
光と参照光の位相差が0またはπを保つよう)光源の波
長を制御する。
【0031】以下の説明は主として、上記光検出器の出
力が常に極大値を取る(つまり試料反射光と参照光の位
相差が0となる)場合について述べる。
【0032】参照光と試料からの反射光の合波位置での
位相差が0となる条件は、試料照射光と参照光を分岐し
た位置から試料表面で反射してビームスプリッタ/コン
バイナに到る試料光の光路と参照光の光路との光路差
d、光源の波長λに対して、 d=nλ(nは0でない正の整数) の関係が成立することである。
【0033】ここで試料表面の凹凸により光路差dが微
小量変化してd→d’となった時、前記条件(試料反射
光と参照光の位相差が0)を保存するよう波長を調整し
λ→λ’とする。この時d’=nλ’が成り立っている
ことからd−d’=n(λ−λ’)でλとλ’が既知で
あれば光路差の変化d−d’すなわち試料表面の凹凸量
(または屈折率の変化)が求められる。
【0034】試料照射光のピンスポットを試料表面上で
2次元的に走査するに際して、各位置での光源の波長ま
たはこれに関する量を記録することで、試料表面の凹凸
または試料各点の屈折率分布等が求められる。
【0035】この時、d’=(n−1)λ’またはd’
=(n+1)λ’とならないように波長を制御する必要
があるが、これは光路差が微小に変化し光検出器の出力
が減少した時、この光検出器の出力が極大値を取る方向
に波長をずらすよう波長制御を行えば良く、このような
制御は各分野で広く行われているものである。
【0036】試料の反射光と参照光の位相をロックさせ
る位置は、位相差0でなくても一定値であれば良いが、
一般的には位相差0またはπの位置が一番制御しやすい
と考えられる。位相差πの位置でロックするには、干渉
光の強度を検出する光検出器の出力が常に極小値となる
よう波長を制御すれば良い。
【0037】また、光源の最大波長可変量をΔλとする
と、測定可能な最大の光路差Δdとの関係は、Δd=n
・Δλで与えられるから、nの値を調節可能としておけ
ば、測定可能な最大の光路差(つまり測定可能な凹凸量
の範囲)が調節可能となり、最適なnの値を選択するこ
とで精度の高い測定が可能となる。
【0038】試料透過光を用いるタイプについては、上
記試料からの反射光を用いるタイプと原理的には全く同
様で、反射光の代りに試料透過光を用い、該試料透過光
と参照光とを合波干渉させる。
【0039】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0040】図1に示した本発明の一実施例は、試料表
面からの反射光と参照光を合波干渉するタイプのもので
ある。
【0041】波長可変レーザー101から出力されるコ
ヒーレント光はビームエキスパンダ103とレンズ10
4で平行ビームとされビームスプリッタ/コンバイナ1
05に入射する。
【0042】ビームスプリッタ/コンバイナ105で二
つのビームに分岐したビームの一方は参照光としてミラ
ー106を往復する。他方のビームは試料照射光とし
て、レンズ107により試料台108上に置いた試料上
のピンスポットに集光される。試料上の該ピンスポット
からの反射光は再度レンズ107を通してビームスプリ
ッタ/コンバイナ105に戻り参照光と合波干渉する。
【0043】この干渉光はレンズ110を通して光検出
器111に集光する。光検出器111に集光された干渉
光の強度は、参照光と試料からの反射光との位相差に関
する情報を有する。
【0044】制御部112は2軸方向に移動可能な移動
ステージ109を制御して試料台108を試料照射光の
光軸に垂直な平面内で移動させ、試料照射光の前記ピン
スポットを試料上で2次元的に走査する。
【0045】この時、試料表面の凹凸により試料からの
反射光と参照光の光路差が変化し、参照光と試料反射光
の位相差が変化する。これにより光検出器111に集光
された干渉光の強度が変化する。制御部112は光検出
器111の出力からこの変化を検出し、波長制御部10
2を介して波長可変レーザ101の波長を制御し、位相
差が0となる状態を保つ。
【0046】また制御部112は、2軸方向に移動可能
な移動ステージ109の位置(試料上の試料照射光のピ
ンスポットの位置に対応する)に関する情報と、そこで
の波長可変レーザー101の出力波長、または波長制御
情報等の出力波長に関する情報を取得保存する。
【0047】波長可変レーザ101の出力波長に関して
は、レーザの出力光の波長を直接測定する装置を付加
し、測定する方法を用いても良い。
【0048】コンピュータを用いて、これらの情報から
各点での試料の凹凸が再現され、試料の立体像を得るこ
とができる。
【0049】図2に示した本発明の別の実施例は、試料
の透過光を測定に用いるタイプのものである。
【0050】波長可変レーザー201から出力されるコ
ヒーレント光はビームエキスパンダ203とレンズ20
4で平行光とされ、ビームスプリッタ205で参照光と
試料照射光に分岐される。
【0051】ビームスプリッタ205を透過した試料照
射光はレンズ208で試料台210上の試料上のピンス
ポットに集光される。試料透過光は、レンズ211で平
行光とされ、ミラー212で反射されコンバイナ207
に入射する。
【0052】一方ビームスプリッタ205で反射された
参照光はミラー206で反射されコンバイナ207に入
射し、前記試料透過光と合波干渉し干渉光はレンズ21
3で集光され光検出器214に導かれる。
【0053】制御部215は2軸方向に移動可能な移動
ステージ209を操作して試料台210を試料照射光の
光軸に垂直な平面内で2次元的に移動させ、試料上で試
料照射光のピンスポットを2次元的に走査する。
【0054】試料の屈折率の分布に変化があると、試料
透過光と参照光の光路差が変化し、参照光と試料透過光
の位相差が変化する。これにより光検出器214に集光
された干渉光の強度が変化する。制御部215は光検出
器214の出力からこの変化を検出し、波長制御部20
2を介して波長可変レーザ201の波長を制御し、位相
差が0となる状態を保つ。
【0055】この時、制御部215は移動ステージ20
9の位置(試料上の照射光ビームスポットの位置)に関
する情報と、波長可変レーザー201の出力波長または
波長制御情報等出力波長に関する情報を取得保存する。
【0056】図1に示した実施例と同様に、波長可変レ
ーザー201の出力波長については、レーザ出力光の波
長を直接測定する装置を付加し、測定する方法を用いて
も良い。
【0057】コンピュータにより、これらの情報から試
料各点での屈折率分布を再現することができる。
【0058】可変波長レーザとしては多重量子井戸レー
ザダイオード、特にパルス駆動型の多重量子井戸レーザ
ダイオードを用いることができる。このパルス駆動多重
量子井戸レーザダイオードでは、駆動パルスのデューテ
ィー比を制御することで、0.8%程度の範囲でリニヤ
で連続的な波長可変特性が得られる。
【0059】光路差d、波長λの間の関係式d=nλ
(nは0でない正の整数)のnを適当な値例えば500
にとれば、光路差の最大変化量Δdと波長の最大変化量
Δλの間の関係式Δd=nΔλから、Δλ=0.008
λとして、Δd=4.0λとなる。つまり波長λの4.
0倍の光路差の変化までロックできることになる。した
がって、図1に示した実施例では4.0λの凹凸まで測
定できる。
【0060】このnは図1に示した実施例では、ミラー
106とビームスプリッタ/コンバイナ105との間隔
または試料照射光の光軸方向についての試料台108の
位置により決定される。このためミラー106の位置ま
たは試料台108の位置を光軸方向に調整可能としてお
けば、nの値を自由に選ぶことができる。
【0061】また図2に示した実施例では、ミラー20
6とコンバイナ207の組を一体にレンズ213の光軸
に平行に移動可能としておけば、nの値を自由に選ぶこ
とができる。
【0062】このように、光路差の変化量つまり試料の
凹凸量または屈折率の変化量の見積もり値から、最適な
nの値を選ぶことができる。これにより試料全体にわた
って、垂直方向の解像度の高い測定が可能になる。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上に説明した構成を持つた
め、以下に示す特長を有する。
【0064】基本的には試料の凹凸量または屈折率測定
に際して機械的可動部分を持たず、また試料照射光の偏
光特性に制限を加えない。このため、広い測定対象に対
して利用可能である。
【0065】試料表面の凹凸量または試料屈折率の変化
量の測定範囲が広く、またこれらの量の測定可能範囲と
分解能を、測定に最も的した値に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の模式図
【図2】本発明の別の実施例の模式図
【図3】従来法の模式図
【図4】別の従来法の模式図
【符号の説明】
101、201 波長可変レーザー 103、203 ビームエキスパンダ 104、107、110 レンズ 204、208、211、213 レンズ 108、210 試料台 105 ビームスプリッタ/コンバイナ 205 ビームスプリッタ 206、207、212 ミラー 111、214 光検出器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共焦点光学系を有する走査光学顕微鏡の
    内、光源の出力光を試料照射前に試料照射光と参照光に
    分岐する機構を有する送光光学系と、試料からの反射光
    または試料透過光と前記参照光とを合波干渉して干渉光
    を光検出器に導く受光光学系を有するタイプの共焦点走
    査光学顕微鏡において、光源の出力光の波長が可変であ
    ることを特長とする共焦点走査光学顕微鏡
  2. 【請求項2】 試料からの反射光または試料透過光と、
    参照光との合波位置における位相差が、常に一定となる
    よう光源の出力光の波長を調節する制御系を有する請求
    項1記載の共焦点走査光学顕微鏡
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