JPH0910133A - シャワーカラン - Google Patents

シャワーカラン

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Publication number
JPH0910133A
JPH0910133A JP7184942A JP18494295A JPH0910133A JP H0910133 A JPH0910133 A JP H0910133A JP 7184942 A JP7184942 A JP 7184942A JP 18494295 A JP18494295 A JP 18494295A JP H0910133 A JPH0910133 A JP H0910133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
shower head
shower
currant
hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP7184942A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Kinoshita
隆一 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP7184942A priority Critical patent/JPH0910133A/ja
Publication of JPH0910133A publication Critical patent/JPH0910133A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャワーヘッドをホルダー部から抜き出さな
くてもシャワーヘッドからの湯水の吐出方向を変えるこ
とができるシャワーカランを提供する。 【構成】 カラン本体1にホルダー部2を設けると共に
ホルダー部2に差し込み口3を形成する。カラン本体1
からシャワーヘッド4に湯水を供給するためのシャワー
ホース17をカラン本体1に設けると共に吐水口20を
有するシャワーヘッド4にシャワーホース17を接続す
る。シャワーヘッド4に接続部5を設けると共に差し込
み口3に接続部5を着脱自在に差し込んでシャワーヘッ
ド4をホルダー部2に保持するようにしたシャワーカラ
ンに関する。接続部5を差し込み口3にその周方向に回
動不能な状態で抜き出し自在に差し込むことによってシ
ャワーヘッド4をホルダー部2に保持する。シャワーヘ
ッド4をホルダー部2に対してホルダー部2の周方向に
回動自在に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗面化粧台やシステム
キッチンや浴室に設けられるシャワーカランに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、大ボールと小ボールなどの二
つのボールを横に並べて備えた洗面化粧台が提案されて
いる。この洗面化粧台は、朝など同じ時間帯に多くの人
が利用する場合に、それぞれのボールで同時に洗面をお
こなうことができたり、或いは一方のボールを花の浸け
置きやハンカチなどの小物洗いに利用しても、他方のボ
ールで洗面をおこなうことができたりして非常に便利で
ある。またこのような洗面化粧台には、湯水を供給する
カランを一つ備えた1カランタイプのものとカランを二
つ備えた2カランタイプのものがあり、値段等の面から
1カランタイプのものが多く採用されている。さらにカ
ランとしては、シャワーヘッドを備えたシャワーカラン
を用いることがおこなわれている。
【0003】上記シャワーカランは図9に示すように、
洗面化粧台の天板等の基台に取り付けられるカラン本体
1にホルダー部2を前方斜め上方に突出させて設けると
共にホルダー部2の先端に差し込み口3を形成し、カラ
ン本体1にシャワーホース17を設けると共にシャワー
ホース17の先端を差し込み口3から導出し、シャワー
ヘッド4に接続部5を設けると共に接続部5にシャワー
ホース17の先端を取り付けて形成されるものであっ
て、接続部5を差し込み口3に着脱自在に差し込んでシ
ャワーヘッド4をホルダー部2に保持するようにしたも
のである。またカラン本体1には温度調節ハンドル15
や操作ハンドル16が具備されている。このように形成
されるシャワーカランは、操作ハンドル16を回すこと
によって、湯供給管18と水供給管19とを通じてカラ
ン本体1内に湯と水をそれぞれ取り入れると共にカラン
本体1内で湯と水を混合し、この湯水をシャワーホース
17を通じてシャワーヘッド4に送り、シャワーヘッド
4の吐水口20から湯水を吐水するものである。また上
記温度調節ハンドル15を回すことによって、湯供給管
18と水供給管19からカラン本体1内に供給される湯
と水の割合を変えることができ、シャワーヘッド4から
吐水される湯水の温度を調節することができるものであ
る。
【0004】そしてこのようなシャワーカランを用いて
二つのボールを備えた1カランタイプの洗面化粧台を形
成した場合には、一方のボールから他方のボールへと湯
水の供給を切り替えるにあたって、シャワーヘッド4を
ホルダー部2に保持した状態でシャワーヘッド4をホル
ダー部2に対して首振り回動させるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例よう
に、シャワーヘッド4をホルダー部2に保持した状態で
シャワーヘッド4をホルダー部2に対して回動させる
と、接続部5に接続されるシャワーホース17の先端に
近い部分のみが弾性的にねじれた状態となり、このシャ
ワーホース17がねじれを解消して元に戻ろうとする復
元力でシャワーヘッド4が元の状態に回動されてしまい
シャワーヘッド4の吐水口20の向きを変えることがで
きなかった。そこで従来では図10の矢印イのように一
旦シャワーヘッド4をホルダー部2から抜き、次に矢印
ロのようにシャワーヘッド4を回動させて吐水口20を
所望の方向に向け、次に矢印ハのようにこの状態で再び
シャワーヘッド4をホルダー部2に戻すようにして、シ
ャワーホース17の先端に近い部分のみがねじれた状態
とならないようにしてシャワーヘッド4の向きを変えな
ければならず、シャワーヘッド4からの湯水の吐出方向
を変えるのに手間がかかるという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、シャワーヘッドをホルダー部から抜き出さなくて
もシャワーヘッドからの湯水の吐出方向を変えることが
できるシャワーカランを提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
シャワーカランは、カラン本体1にホルダー部2を設け
ると共にホルダー部2に差し込み口3を形成し、カラン
本体1からシャワーヘッド4に湯水を供給するためのシ
ャワーホース17をカラン本体1に設けると共に吐水口
20を有するシャワーヘッド4にシャワーホース17を
接続し、シャワーヘッド4に接続部5を設けると共に差
し込み口3に接続部5を着脱自在に差し込んでシャワー
ヘッド4をホルダー部2に保持するようにしたシャワー
カランにおいて、接続部5を差し込み口3にその周方向
に回動不能な状態で抜き出し自在に差し込むことによっ
てシャワーヘッド4をホルダー部2に保持し、シャワー
ヘッド4をホルダー部2に対してホルダー部2の周方向
に回動自在に形成して成ることを特徴とするものであ
る。
【0008】また本発明の請求項2に係るシャワーカラ
ンは、請求項1の構成に加えて、シャワーヘッド4に接
続部5をシャワーヘッド4の周方向に回動自在に設けて
成ることを特徴とするものである。また本発明の請求項
3に係るシャワーカランは、請求項1又は2の構成に加
えて、ホルダー部2をホルダー基部11とホルダー先端
部12で形成すると共にホルダー先端部12に差し込み
口3を形成し、ホルダー基部11にホルダー先端部12
をホルダー基部11の周方向に回動自在に形成して成る
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】接続部5を差し込み口3にその周方向に回動不
能な状態で抜き出し自在に差し込むことによってシャワ
ーヘッド4をホルダー部2に保持し、シャワーヘッド4
をホルダー部2に対してホルダー部2の周方向に回動自
在に形成したので、シャワーヘッド4をホルダー部2に
対して回動させることによって、シャワーヘッド4の吐
水口20の向きを変えることができる。
【0010】またシャワーヘッド4に接続部5をシャワ
ーヘッド4の周方向に回動自在に設けたので、シャワー
ヘッド4を接続部5に対して回動させることによって、
シャワーヘッド4をホルダー部2に対して回動させるこ
とができ、シャワーヘッド4の吐水口20の向きを変え
ることができる。またホルダー部2をホルダー基部11
とホルダー先端部12で形成すると共にホルダー先端部
12に差し込み口3を形成し、ホルダー基部11にホル
ダー先端部12をホルダー基部11の周方向に回動自在
に形成したので、ホルダー先端部12をホルダー基部1
1に対して回動させることによって、シャワーヘッド4
をホルダー部2に対して回動させることができ、シャワ
ーヘッド4の吐水口20の向きを変えることができる。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。図2
に示すようにカラン本体1は合成樹脂等で形成される横
長の筒体であって、その上面にはホルダー部取付口21
が開口させてあると共にホルダー取付口21にはカラン
本体1の前方向にやや曲がった形状に形成されるホルダ
ー部2が回動自在に取り付けられている。ホルダー部2
の先端にはカラン本体1の略前方向に向かって開口する
差し込み口3が形成されている。またカラン本体1の両
端部は温度調節ハンドル取付口35と操作ハンドル取付
口36としてそれぞれ開口させてある。
【0012】カラン本体1の下面には筒状の連結部22
が形成してある。カラン本体1には蛇腹状の給水ホース
23と給湯ホース24が設けてあり、この給水ホース2
3と給湯ホース24は連結部22の下面開口からカラン
本体1外に導出されて、給水ホース23と給湯ホース2
4の先端にそれぞれ設けたコネクタ23a、24bを、
給水用止水栓25と給湯用止水栓26にそれぞれ設けた
連結部25a、26aの孔に弾性的にそれぞれ差し込ん
で、給水用止水栓25と給湯用止水栓26にそれぞれ接
続されている。またカラン本体には供給ホース27が設
けてあり、この供給ホース27はジョイント具28を介
して蛇腹状のシャワーホース17の一端に接続してあ
る。
【0013】上記シャワーホース17の他端は、連結部
22の下面開口からカラン本体1外に導出された蛇腹状
の排水ホース29内を通してカラン本体1内に導入さ
れ、ホルダー部2内を通してホルダー部2の差し込み口
3から導出されている。またシャワーホース17の他端
には筒状の接続部5が取り付けてあり、この接続部5は
シャワーヘッド4と接続されている。30はシャワーヘ
ッド4内に設けられるフィルターである。
【0014】カラン本体1の温度調節ハンドル取付口3
5には温度調節ハンドル15が回動自在に設けてあっ
て、この温度調節ハンドル15を回すことによって、給
水ホース23と給湯ホース24からカラン本体1内に供
給される湯と水の割合を変えることができ、シャワーヘ
ッド4から吐水される湯水の温度を調節することができ
る。またカラン本体1の操作ハンドル取付口36には操
作ハンドル16が設けてある。
【0015】操作ハンドル16は、カラン本体1内の給
水ホース23や給湯ホース24や供給ホース27の端部
にパッキン31をそれぞれ取り付け、各パッキン31に
当接するカートリッジ32をカラン本体1の操作ハンド
ル取付口36に回動自在に挿着し、カラン本体1から突
出するカートリッジ32にカートリッジ押さえ33を嵌
合すると共にカートリッジ押さえ33を操作ハンドル取
付口36に螺着し、カートリッジ押さえ33の外周に表
示リング34とカートリッジカバー37を嵌着すると共
にカートリッジ押さえ33から突出するカートリッジ3
2の軸部38に操作レバー39をネジ40で取り付け、
カートリッジカバー37の端部にリング41を嵌め込む
と共にリング41の端部にキャップ42を取り付けるこ
とによって形成されている。
【0016】上記のように形成されるシャワーカランを
洗面化粧台の天板48を基台として取り付けるにあたっ
ては、洗面化粧台の天板48に設けたボールの背面側に
おいて孔47を設けると共にこの孔47に筒状の支持金
具46を取り付け、支持金具46にカラン本体1の連結
部22の固定部22aを差し込むと共に支持金具46の
下端開口から突出した連結部22の固定部22aに固定
金具22bを嵌め込ようにしておこなう。排水ホース2
9の下端は天板48の下側に配設されるホースカバー4
9に連結されていると共にシャワーホース17はこのホ
ースカバー49内を通るようにして配設されており、こ
のホースカバー49でシャワーホース17を伝って流れ
落ちてくる湯水が床にこぼれないように受けることがで
きる。50はホースカバー49内に溜まった湯水を排出
するための排出ホースである。
【0017】そしてこのシャワーカランは、操作ハンド
ル16を回すことによって給水ホース23と給湯ホース
24からカラン本体1内に水と湯をそれぞれ導入すると
共にカラン本体1内で水と湯を混合し、この混合された
湯水をシャワーホース17を通じてシャワーヘッド4に
まで送り、吐水口20から湯水を吐出させて使用するも
のである。またこのシャワーカランは、ホルダー部2に
シャワーヘッド4を保持させた状態で使用できると共に
ホルダー部2からシャワーヘッド4を抜き出してシャワ
ーヘッド4を手で持ちながら使用することもできる。
【0018】図3には本発明の一実施例のシャワーヘッ
ド4とホルダー部2が示してある。シャワーヘッド4
は、筒状の取手部43の先部の下面に吐水部44を突設
して側面略L型に形成され、取手部43の後面開口には
接続部5が取り付けてある。接続部5の外面は接続部5
の差し込み口3への挿入方向と略平行方向に長い係止片
9(セレーションと称される)が全周に亘って多数本設
けてある。また吐水部44の下面には吐水口20が形成
してある。吐水口20は、吐水部44の下面の略中央部
に設けた整流吐水口20aと、整流吐水口20aの周囲
に多数設けたシャワー吐水口20bとで形成されてお
り、整流吐水口20aからは湯水がまとまった流れとし
て吐水され、シャワー吐水口20bからは湯水が細かく
広げられた流れとして吐水されるようになっている。こ
の整流吐水口20aとシャワー吐水口20bの切り換え
はシャワーヘッド4の先端に設けたボタン45でおこな
うようにしてある。
【0019】ホルダー部2の差し込み口3の内周面に
は、接続部5の差し込み口3への挿入方向と略平行方向
に長い係合片10(セレーションと称される)が全周に
亘って多数本設けてある。そして接続部5の係止片9を
差し込み口3の係合片10の間に挿入するようにして接
続部5を差し込み口3に差し込むことによって、接続部
5がホルダー部2に対して回動しないようにしてシャワ
ーヘッド4をホルダー部2に保持することができる。
【0020】図5には上記接続部5の詳細が示してあ
る。接続部5は、合成樹脂等で形成される内筒6の外周
に取着される外筒7で構成されている。内筒6は筒状の
挿入部90と突出部51で形成されており、挿入部90
の外周面にはネジ部52が設けてあると共に突出部51
に係止凹部54が全周に亘って形成してある。また突出
部51の端部にはホース挿入口66が形成してあると共
に挿入部90と突出部51の境目には当接片55が全周
に亘って突設してある。外筒7は図6に示すように筒状
の係合部56と取着部57で形成されており、係合部5
6の外面には上記係止片9が設けてあると共に取着部5
7には複数個の切込み部58が設けてある。この切込み
部58によって取着部57は複数枚の弾性を有する保持
片62に分割されて図6の矢印で示す方向(外筒7の内
外方向)に弾性変形自在に形成されていると共に各保持
片62に先端の内面には突起60が設けてある。また係
合部56の内側開口縁部にはOリング取付凹部59が全
周に亘って設けてある。
【0021】そして外筒7のOリング取付凹部59内に
Oリング61を取り付け、保持片62を外側に弾性変形
させつつこの外筒7を係合部56側の開口から内筒6の
突出部51に嵌め込み、係合部56の先端を当接片55
に当接させると共にOリング61を突出部51の外周に
弾接させ、保持片62の突起60を突出部51の係止凹
部54に弾性的に嵌め込むことによって、外筒7に対し
て内筒6を回動自在に取り付けた接続部5を形成するこ
とができる。
【0022】この接続部5は、外筒7に設けたOリング
61を内筒6に弾接させることによって摩擦抵抗を生じ
させ、この摩擦抵抗を外筒7に対して内筒6が容易に回
動しないようにするための保持力として利用したもので
あり、この保持力は、外筒7に対して内筒6を回動させ
ることができる程度の大きさで、且つホルダー部2にシ
ャワーヘッド4を保持させた状態で内筒6を外筒7に対
して回動させた時に発生するシャワーホース17のねじ
れの復元力よりも大きくなるように設定してある。そし
てこのことで内筒6がシャワーホース17の復元力で元
の状態へと回動しないようにすることができ、よってシ
ャワーヘッド4をホルダー部2に対して任意の回動角度
で止めて保持することができる。
【0023】上記保持力は、Oリング61にグリスなど
を塗ったり、或いはOリング61の外径を大きくしたり
小さくしたりしてOリング61の内筒6への弾接力を変
えてOリング61の内筒6に対する摩擦抵抗を変えるこ
とによって調節することができる。また上記保持力は、
切込み部58の切込み深さを変えるなどの手段によって
保持片62の弾性力を調節して係止凹部54への突起6
0の係止力を変えて係止凹部54への突起60の摩擦力
を変えることによっても調節することができる。尚、内
筒6の外筒7に対する保持力を調節する方法としては、
上記方法に限定されるものではなく、任意に方法を用い
ることができる。
【0024】上記接続部5のシャワーヘッド4への取り
付けは、内筒6の挿入部90をシャワーヘット4の後面
に設けた接続口63に差し込むと共に挿入部90のネジ
部52を接続口63に設けた雌ねじ部64に螺着するこ
とによっておこなうことができる。また上記接続部5へ
のシャワーホース17の取り付けは、内筒6のホース挿
入口66からシャワーホース17の端部を差し込んで内
筒6の内面にシャワーホース17の端部を取着すること
によっておこなうことができる。
【0025】この実施例では、接続部5を差し込み口3
に差し込んでホルダー部2にシャワーヘッド4を保持さ
せると係止片9が係合片10に係止されてホルダー部2
に対して外筒7は回動しない。しかし外筒7に対して内
筒6は回動自在に取り付けてあるので、外筒7に対する
内筒6を回動させることによって、シャワーヘッド4は
ホルダー部2に対して回動することができる。従ってホ
ルダー部2にシャワーヘッド4を保持させた状態で、シ
ャワーヘッド4に設けた吐水口20の向きを変えて湯水
の吐出方向を変えることができる。また上記係止片9は
外筒7の全周に亘って略均等な間隔でしかも密な間隔で
多数本形成してあると共に上記係合片10はホルダー部
2の差し込み口3の全周に亘って均等な間隔でしかも密
な間隔で多数本形成してあり、このことでシャワーヘッ
ド4をどのような角度に回動させても、係止片9と係合
片10を係止させた状態で差し込み口3に接続部5を差
し込んでシャワーヘッド4をホルダー部2に保持させる
ことができると共に、また接続部5をどのような角度で
差し込み口3に差し込んでも係止片9と係合片10を係
止させることができる。
【0026】図7には他の実施例が示してある。この実
施例ではホルダー部2を合成樹脂製の両端が開口する筒
状のホルダー基部11とホルダー先端部12とで構成し
てある。ホルダー基部11はその後端部が上記カラン本
体1のホルダー取付口21に取り付けられている。また
ホルダー基部11の先端には係着片70がその開口に沿
って全周に亘って設けてあると共に係着片70の先端に
は内側に突出する爪部71が全周に亘って突設してあ
る。ホルダー先端部12はその先端側の開口が差し込み
口3として形成されるものである。またホルダー先端部
12の後端にはその開口の全周に亘って嵌合片72が突
設してあると共に嵌合片72の外面には係合凸部73が
全周に亘って設けてある。さらに係合凸部73の後側に
おいて嵌合片72にはOリング嵌着凹部74が全周に亘
って形成してある。
【0027】上記ホルダー基部11とホルダー先端部1
2よりホルダー部2を形成するにあたっては、図8に示
すようにホルダー先端部12のOリング嵌着凹部74に
Oリング75を嵌着し、ホルダー基部11の先端側から
ホルダー先端部12の後端側を近づけて係着片70の内
側に嵌合片73を嵌め込んで爪部71を係合凸部73に
弾性的に係止すると共にOリング75の外面を係着片7
0の内面に弾接させるようにしておこなうことができ、
このことでホルダー先端部12をホルダー基部11に対
して回動自在に取り付けることができる。
【0028】この実施例のホルダー部2は、ホルダー先
端部12に設けたOリング75をホルダー基部11に弾
接させることによって摩擦抵抗を生じさせ、この摩擦抵
抗をホルダー基部11に対してホルダー先端部12が容
易に回動しないようにするための保持力として利用した
ものであり、この保持力は、ホルダー先端部12をホル
ダー基部11に対して回動させることができる程度の大
きさで、且つホルダー先端部12にシャワーヘッド4を
保持させた状態でホルダー先端部12をホルダー基部1
1に対して回動させた時に発生するシャワーホース17
のねじれの復元力よりも大きくなるように設定してあ
る。そしてこのことでホルダー先端部12をホルダー基
部11に対して回動させても、ホルダー先端部12がシ
ャワーホース17の復元力で元の状態へと回動しないよ
うにすることができ、よってシャワーヘッド4をホルダ
ー部2に対して任意の回動角度で止めて保持することが
できる。
【0029】上記保持力は、Oリング75にグリスなど
を塗ったり、或いはOリング75の外径を大きくしたり
小さくしたりしてOリング75のホルダー基部11への
弾接力を変えてOリング75のホルダー基部11に対す
る摩擦抵抗を変えることによって調節することができ
る。また上記保持力は、係着片70や嵌合片72の厚み
を変えるなどして係着片70や嵌合片72の弾性力を調
節して係着片70と嵌合片72の係合力を変えて係着片
70と嵌合片72のの摩擦力を変えることによっても調
節することができる。
【0030】この実施例では、接続部5を差し込み口3
に差し込んでホルダー部2のホルダー先端部12にシャ
ワーヘッド4を保持させると係止片9が係合片10に係
止されてホルダー部2に対して接続部5は回動しない。
しかしホルダー先端部12をホルダー基部11に対して
回動自在に取り付けてあるので、ホルダー先端部12を
ホルダー基部11に対して回動させることによって、シ
ャワーヘッド4はホルダー部2に対して回動させること
ができる。従ってホルダー部2にシャワーヘッド4を保
持させた状態でシャワーヘッド4に設けた吐水口20の
向きを変えて湯水の吐出方向を変えることができる。
【0031】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1に係るシ
ャワーカランは、接続部を差し込み口にその周方向に回
動不能な状態で抜き出し自在に差し込むことによってシ
ャワーヘッドをホルダー部に保持し、シャワーヘッドを
ホルダー部に対してホルダー部の周方向に回動自在に形
成したので、シャワーヘッドをホルダー部に対して回動
させることによって、シャワーヘッドの吐水口の向きを
変えることができ、シャワーヘッドをホルダー部から抜
き出さなくてもシャワーヘッドからの湯水の吐出方向を
変えることができるものであり、このシャワーカランを
二つのボールを備えた1カランタイプの洗面化粧台に適
用することによって、洗面化粧台の使い勝手が非常に効
果的に良くなるものである。
【0032】また本発明の請求項2に係るシャワーカラ
ンは、シャワーヘッドに接続部をシャワーヘッドの周方
向に回動自在に設けたので、シャワーヘッドを接続部に
対して回動させることによって、シャワーヘッドをホル
ダー部に対して回動させることができ、シャワーヘッド
の吐水口の向きを変えることができるものである。また
本発明の請求項3に係るシャワーカランは、ホルダー部
をホルダー基部とホルダー先端部で形成すると共にホル
ダー先端部に差し込み口を形成し、ホルダー基部にホル
ダー先端部をホルダー基部の周方向に回動自在に形成し
たので、ホルダー先端部をホルダー基部に対して回動さ
せることによって、シャワーヘッドをホルダー部に対し
て回動させることができ、シャワーヘッドの吐水口の向
きを変えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例を示す斜視図、
(b)は正面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のシャワーヘッドとホルダー部の一部を示
す斜視図である。
【図4】同上のシャワーカランを取り付けた状態を示す
正面断面図である。
【図5】同上の接続部を示す断面図である。
【図6】同上の外筒を示す斜視図である。
【図7】同上の他の実施例のホルダー部を示す断面図で
ある。
【図8】同上のホルダー部の一部を示す断面図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【図10】従来例のシャワーヘッドの角度を変更する手
順を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 カラン本体 2 ホルダー部 3 差し込み口 4 シャワーヘッド 5 接続部 11 ホルダー基部 12 ホルダー先端部 17 シャワーホース 20 吐水口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラン本体にホルダー部を設けると共に
    ホルダー部に差し込み口を形成し、カラン本体からシャ
    ワーヘッドに湯水を供給するためのシャワーホースをカ
    ラン本体に設けると共に吐水口を有するシャワーヘッド
    にシャワーホースを接続し、シャワーヘッドに接続部を
    設けると共に差し込み口に接続部を着脱自在に差し込ん
    でシャワーヘッドをホルダー部に保持するようにしたシ
    ャワーカランにおいて、接続部を差し込み口にその周方
    向に回動不能な状態で抜き出し自在に差し込むことによ
    ってシャワーヘッドをホルダー部に保持し、シャワーヘ
    ッドをホルダー部に対してホルダー部の周方向に回動自
    在に形成して成ることを特徴とするシャワーカラン。
  2. 【請求項2】 シャワーヘッドに接続部をシャワーヘッ
    ドの周方向に回動自在に設けて成ることを特徴とする請
    求項1に記載のシャワーカラン。
  3. 【請求項3】 ホルダー部をホルダー基部とホルダー先
    端部で形成すると共にホルダー先端部に差し込み口を形
    成し、ホルダー先端部をホルダー基部の周方向に回動自
    在に形成して成ることを特徴とする請求項1又は2に記
    載のシャワーカラン。
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