JPH09100976A - 回転体への流体供給装置 - Google Patents

回転体への流体供給装置

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JPH09100976A
JPH09100976A JP28436595A JP28436595A JPH09100976A JP H09100976 A JPH09100976 A JP H09100976A JP 28436595 A JP28436595 A JP 28436595A JP 28436595 A JP28436595 A JP 28436595A JP H09100976 A JPH09100976 A JP H09100976A
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    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/10Arrangements for cooling or lubricating tools or work
    • B23Q11/1015Arrangements for cooling or lubricating tools or work by supplying a cutting liquid through the spindle
    • B23Q11/103Rotary joints specially adapted for feeding the cutting liquid to the spindle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L27/00Adjustable joints, Joints allowing movement
    • F16L27/08Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
    • F16L27/0804Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another
    • F16L27/0808Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another the joint elements extending coaxially for some distance from their point of separation
    • F16L27/0812Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another the joint elements extending coaxially for some distance from their point of separation with slide bearings
    • F16L27/082Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe the fluid passing axially from one joint element to another the joint elements extending coaxially for some distance from their point of separation with slide bearings having axial sealing

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール面の接触圧力が供給流体の圧力によら
ず一定で、かつ気体を流通してもシール面の摩耗がない
ロータリジョイントを提供する。 【解決手段】 ロータリジョイント1のハウジング1
1,21内にチェック弁機能を有したピストン19を設
ける。ピストン19内に常時前方へ付勢する押圧部材2
9を挿入し、回転部材13と押圧部材29との対向面に
一対のシール部材15,35を固着する。液体供給口2
5から供給される液体の圧力によってピストンが前方へ
移動して一対のシール部材15,35が接触状態とな
り、液体はピストン19内を通り主軸9の先端部へと流
通する。液体の供給を止め、加圧空気を供給するときは
加圧空気供給口47から、一対のシール部材15,35
の間隙を通して主軸9内の流体通路へ加圧空気を導入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械のスルー
スピンドルクーラント供給用のロータリジョイントな
ど、固定管路と回転管路との間で加工液や空気などの流
体を移送する場合に用いるロータリジョイント及びその
ロータリジョイントを有した回転体への流体供給装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】工作機械のスルースピンドルクーラント
供給用の代表的なロータリジョイントが実開平2−19
987号公報に開示されている。このロータリジョイン
トは、クーラントの給油口にクーラントが供給される
と、その圧力でまずフローティングシート3bがシール
解除用スプリング38のばね力に打ち勝って移動してシ
ール面32と33aが圧接される。更にクーラントの圧
力でチェック弁4がチェック弁スプリング47のばね力
に打ち勝って開き、クーラントが流路20を通り前方へ
流通する構成になっている。クーラントの供給が停止す
ると圧力がなくなりチェック弁4が閉じるとともに、フ
ローティングシート3bがシール解除用スプリング38
によって元の位置に戻り、シール面32と33aは非接
触状態となる。このように従来のロータリジョイントは
流体を流通させるときのみ固定側のシール面と回転側の
シール面とが接触して流体を流通させる構成になってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年工作機械の主軸の
回転数はますます高速化し、しかもスルースピンドルク
ーラントの供給圧力は高圧化している。するとロータリ
ジョイントのシール面は接触した状態で高速回転するの
で、接触面を潤滑しなければならない。流通させる流体
が加工液など液体の場合には、圧接中のシール面にその
液体がにじみ出し、適度な潤滑作用をし、シール面の異
常摩耗は発生しない。しかし流通させる流体が加圧空気
などの気体の場合、圧接中のシール面は潤滑作用なしで
高速回転するのでシール面の異常摩耗が発生するという
問題点がある。また、従来の技術のロータリジョイント
は、流体の供給圧力でフローティングシート3bを押圧
するので、供給圧力が高ければそれだけシール面の接触
圧力も高くなる。接触圧力が高いと液体の場合でも摩耗
の問題は発生する。また、ロータリジョイントに供給し
ている流体の圧力が変動してチェック弁4を押し開けら
れる圧力以下に下がった場合、流体の流通が停止してし
まうという問題点もある。更に、加工液の供給を停止し
たとき工作機械の主軸内の流路に残留する加工液をロー
タリジョイントを介して吸引し、流路内を空にした状態
で主軸先端に装着している工具交換を行うことによっ
て、工具交換時に主軸先端から残留加工液がたれるとい
う不都合がなくせるのであるが、上記の従来のロータリ
ジョイントにはチェック弁4が設けられており、残留加
工液を吸引することは不可能であるという問題点もあ
る。
【0004】よって、本発明の目的は、これら従来技術
の問題点をなくし、供給流体の圧力によらずシール面の
接触圧力が一定で、流体として気体を流通させてもシー
ル面の摩耗が発生せず、また、供給流体の圧力変動があ
っても、更に圧力が負圧になっても流体を安定して流通
させることが可能なロータリジョイントを用いた回転体
への流体供給装置を提供することである。本発明の他の
目的は、シール面が摩耗して寿命に達したことを自動的
に検知することが可能なロータリジョイントを用いた回
転体への流体供給装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、 (1) 回転体を支持するケーシング後端に取り付けら
れたハウジングと、前記ハウジング内に設けられ、前記
回転体の回転軸後端に取り付けられるとともに回転軸の
軸心に設けられた流体通路に連通する流体通路を有する
回転部材と、前記ハウジングの後部に開口され外部から
前記ハウジング内に液体を供給するための液体供給口
と、前記ハウジング内に軸線方向に移動可能に設けら
れ、常時前記液体供給口を閉塞するように付勢され、所
定圧力の液体が前記液体供給口に供給されたとき前方に
移動して前記液体を流入させるチェック弁機能を備えた
ピストン部材と、前記ピストン部材内に前記回転部材と
同軸で軸線方向に移動可能に設けられ、常時前記ピスト
ン部材に対して前方に付勢され、前記ピストン部材内の
流体通路と連通した流体通路をその軸心に有する押圧部
材と、互いに対向する前記回転部材の後端面と前記押圧
部材の前端面とにそれぞれ固着され、軸心に流体通路を
有し、前記ピストン部材が前進したとき接触する一対の
シール部材と、を具備したロータリジョイントが提供さ
れる。
【0006】(2) 前記一対のシール部材が配置され
る前記ハウジング内の空間部に開口され外部から気体を
供給するための気体供給口を、前記(1)のロータリジ
ョイントに更に具備させたロータリジョイントが提供さ
れる。 (3) 前記(2)のロータリジョイントと、前記ロー
タリジョイントの液体供給口に液体を供給する液体供給
手段と、前記ロータリジョイントの気体供給口に気体を
供給する気体供給手段と、を具備した回転体への流体供
給装置が提供される。
【0007】(4) 回転体を支持するケーシング後端
に取り付けられたハウジングと、前記ハウジング内に設
けられ、前記回転体の回転軸後端に取り付けられるとと
もに回転軸の軸心に設けられた流体通路に連通する流体
通路を有する回転部材と、前記ハウジングの後部に開口
され外部から前記ハウジング内に液体を供給するための
液体供給口と、前記ハウジング内に軸線方向に移動可能
に設けられ、常時前記液体供給口を閉塞するように付勢
され、所定圧力の液体が前記液体供給口に供給されたと
き前方に移動して前記液体を流入させるチェック弁機能
を備えたピストン部材と、前記ピストン部材内に前記回
転部材と同軸で軸線方向に移動可能に設けられ、常時前
記ピストン部材に対して前方に付勢され、前記ピストン
部材内の流体通路と連通した流体通路をその軸心に有す
る押圧部材と、互いに対向する前記回転部材の後端面と
前記押圧部材の前端面とにそれぞれ固着され、軸心に流
体通路を有し、前記ピストン部材が前進したとき接触す
る一対のシール部材と、前記ピストン部材を前記ハウジ
ングの後方に付勢する付勢力に打ち勝って前記ピストン
部材を前方へ移動させる圧力応動手段と、からなるロー
タリジョイントと、前記ロータリジョイントの液体供給
口に液体を供給する液体供給手段と、前記ロータリジョ
イントの圧力応動手段に圧力流体を供給する圧力流体供
給手段と、前記液体供給手段および圧力流体供給手段を
制御する制御手段と、を具備した回転体への流体供給装
置が提供される。
【0008】(5) 前記液体供給手段は、前記ロータ
リジョイントの液体供給口への液体供給管路の途中から
分岐して設けられ、液体の供給を停止したとき前記回転
体、回転部材、押圧部材、ピストン部材等の流体通路に
残留する液体を吸引してドレンタンク側に回収する吸引
手段を有し、前記制御手段は、前記残留する液体を吸引
中は前記圧力応動手段に圧力流体を供給して前記一対の
シール部材を接触状態にさせるように前記圧力流体供給
手段を制御する構成とした上記(4)に記載の回転体へ
の流体供給装置が提供される。
【0009】(6) 前記ロータリジョイントの一対の
シール部材の少なくともいずれか一方の摩耗による寿命
を検出する寿命検出手段を更に備えた上記(1)から
(5)のいずれか1つに記載の回転体への流体供給装置
が提供される。
【0010】
【作用】ロータリジョイントに供給する流体が液体の場
合はハウジング後方の液体供給口から供給し、その液体
圧力の作用で一対のシール部材を接触させて流体通路を
連通させ、回転体の流体通路に液体を流通させる。ピス
トン部材内に押圧部材を挿入するという2段構成にした
ので、供給液体の圧力の大きさにかかわりなく一対のシ
ール部材の接触圧力は、押圧部材を前方へ付勢する付勢
力と等しい一定値となる。ロータリジョイントに供給す
る流体が気体の場合は、その気体を気体供給口から供給
することによって、一対のシール部材を非接触状態に保
持したままその間隙から流体通路内へ気体を流通させ
る。その時ピストン部材のチェック弁機能が働き、液体
供給口は閉塞されるので気体のもれは発生しない。また
圧力応動手段によって常時一対のシール部材を接触状態
に保てば、供給する液体に圧力変動があっても、また吸
引手段によって負圧になっても一対のシール部材は接触
状態のままなので液体の安定流通が行え、また、回転体
やロータリジョイント内の流体通路の残留液の吸引も行
える。更に、寿命検出手段によってシール部材の規定以
上の摩耗を自動的に検出することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図面に沿って本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は、本発明の
回転体への流体供給装置の実施の一形態の構成を示す断
面図であり、工作機械の主軸内にクーラントを流通させ
るスルースピンドルクーラント装置に適用した場合を示
している。図2は、図1のエジェクタの実例を示す断面
図である。
【0012】ロータリジョイント1が、工作機械の主軸
装置3の後端部に取り付けられている。主軸装置3は、
ケーシングに相当する主軸頭5に軸受7によって回転体
である主軸9を回転自在に支持する構成になっている。
一方、ロータリジョイント1の第1ハウジング11は、
主軸頭5と同軸に主軸頭5の後端面に固定されている。
ロータリジョイント1の回転部材13は、主軸9と同軸
に主軸9の後端面にねじ結合によって固定され、第1ハ
ウジング11内に形成した第1空間部43に収容されて
いる。回転部材13の主軸9と反対側の端面には、第1
シール部材15が固着されている。第1ハウジング11
の第1空間部43内には、第1ハウジング11と回転部
材13との間をシールするカーボンリング17が取着さ
れ、ロータリジョイント1内に供給された流体が主軸装
置3内へ侵入するのを防止している。なお図示を省略し
てあるがカーボンリング17と回転部材13との間には
ラビリンスが設けられている。
【0013】ロータリジョイント1の第1ハウジング1
1内の後方に形成された第2空間部45内に軸線方向に
移動可能に案内されてピストン19が設けられる。第1
ハウジング11の後端面に第2ハウジング21が固定さ
れ、ピストン19との間にシリンダ室23が形成され
る。第2ハウジング21にはピストン19の後部が挿通
され、第2ハウジング21の後端部には加工液供給口2
5が開口している。ピストン19の前部の外周にはピス
トン押圧ばね27がピストンの大径部19aと第1ハウ
ジング11の内部に形成された小径部11aとの間に設
けられ、ピストン19を常時後方へ付勢している。その
ときピストン19の後端部19bは第2ハウジング21
の加工液供給口25内奥のテーパ部21aに密着係合
し、流体のロータリジョイント1内への侵入を阻止する
とともにロータリジョイント1内の流体の逆流を防止す
る構成になっている。つまりチェック弁機能を有してい
る。なお、ピストン19がピストン押圧ばね27のばね
力に打ち勝って前方へ移動できるのは、ピストンの大径
部19aが第1ハウジング11内に形成したストッパ突
起11bに当接するまでである。
【0014】ピストン19の後端部19bには軸線と直
角の半径方向に貫通孔19cが穿設され、更にこの貫通
孔19cに連通するとともにピストン19の前端面に開
口し、前記回転部材13と同軸の中心孔19dが穿設さ
れている。中心孔19dには押圧部材29が挿入され、
ピストン19前端面に螺着された2本のねじ軸31,3
1によって押圧部材29のフランジ部が案内されて、結
局押圧部材29はピストン19内で軸線方向に移動可能
に保持されている。押圧部材29の後端面とピストン1
9の中心孔19dの後端部との間に押圧ばね33が設け
られ、常時押圧部材29を前方へ付勢している。このと
きの押圧部材29のストッパは前記ねじ軸31の頭部が
兼ねている。前記回転部材13の後端面に固着された第
1シール部材15と対向した押圧部材29の前端面に第
2シール部材35が固着されている。第1,第2シール
部材15,35間の間隙は、非接触状態で例えば約1mm
である。ピストン大径部19aと第1ハウジング11と
の間、第1ハウジング1と第2ハウジング21との間、
および第2ハウジング21とピストン19との間にはO
リング37,39,41がそれぞれはめ込まれており、
密封作用を呈している。
【0015】第1加圧空気供給口47は、第1ハウジン
グ11内の第1空間部43の第1,第2シール部材1
5,35が対向している付近に開口している。また、ド
レン口49が、第1,第2シール部材15,35が対向
している付近の下方の第1空間部43に開口している。
そして第1ハウジング11の後方において第2ハウジン
グ21とで構成されるシリンダ室23に開口するように
第2加圧空気供給口51が設けられる。このシリンダ室
23、第2加圧空気供給口51等が請求項3に記載の圧
力応動手段に相当する。なお、第1,第2シール部材は
セラミックスや超硬材等で作られるとともに、第1シー
ル部材15の硬度は第2シール部材35の硬度より高く
設定され、第2シール部材35の方を摩耗しやすくし、
便宜上シール部の摩耗による交換は専ら第2シール部材
35に限定している。したがって第2シール部材35の
摩耗状態、すなわち第1,第2シール部材15,35同
志が接触している時の押圧部材29のフランジの位置を
第1ハウジング11の第1空間43内に設けられた近接
センサ53で監視し、所定の位置より左側へ移動したと
き第2シール部材35が寿命に達したとして制御手段C
に信号を発するようにしている。
【0016】次に本実施の形態の作用を説明する。加工
液供給源73から電磁弁61を通して加工液がロータリ
ジョイント1の加工液供給口25に供給されると、その
圧力によってピストン19がピストン押圧ばね27のば
ね力に打ち勝って前進し、ピストン19の後端部19b
と第2ハウジングのテーパ部21aとの間に間隙ができ
て加工液が第2ハウジング内の空間部46を通って貫通
孔19c、中心孔19dへと流入する。ピストン19が
前進すると押圧部材29も前進し、第2シール部材35
は第1シール部材15と当接する。このときピストン1
9のストロークは第1,第2シール部材15,35間の
間隙より大きいので押圧ばね33が圧縮され、そのばね
力に相当する押圧力で第2シール部材35は第1シール
部材15と密着する。すると押圧部材29内に形成され
た流体通路55と回転部材13内に形成された流体通路
57とが連通し、更に流体通路57と主軸9内に形成さ
れている流体通路59とはもともと連通しているので、
結局加工液は流体通路55,57,59を流通して主軸
9の先端部まで供給することができる。加工液の圧力が
高くても一対のシール部材15,35の接触圧力は結局
押圧ばね33のばね力に等しく、このばね力は一定値で
ある。よって、押圧ばね33のばね力は、シール面から
液体の漏れが少なく、かつ、摩耗も少ない適切な値に設
定される。
【0017】第2シール部材35は回転せず、第1シー
ル部材15は回転するが加工液が両者の接触面に若干量
もれ出し、潤滑作用を与えるので、シール面の摩耗はほ
とんどない。もれ出た加工液はドレン口49から加工液
タンクへ回収するため電磁弁63は開状態にしておく、
主軸7に加工液を供給する際は、加圧空気源75からの
加圧空気は供給しないので、電磁弁65は閉状態でかつ
第1空気供給口47は大気圧開放にしてある。また、電
磁弁67を閉状態にし、第2加圧空気供給口51を大気
開放する。加工液供給源73を停止して加工液の供給を
終了すると加工液供給口25内の圧力が下がりピストン
19が後退し、後端部19bがテーパ部21aに密着
し、ロータリジョイント1内の加工液が逆流するのを防
止する。つまりチェック弁機能が働くと同時に第1,第
2シール部材15,35は非接触状態になる。
【0018】次に主軸9内およびロータリジョイント1
内に残留する加工液を加工液タンクに回収するため、電
磁弁67を切り換えて加圧空気を第2加圧空気供給口5
1に供給する。加圧空気はシリンダ室23に流入し、そ
の圧力でピストン19を前進させ、第2シール部材35
を第1シール部材15に密着させて流体通路55,57
を連通させる。その状態で電磁弁61を切り換えて、加
工液をエジェクタ71の加工液流入口71bに導くとと
もに電磁弁69を開放する。加工液はエジェクタ71内
のノズル部71dで増速され出口71cから加工液タン
クに流出するが、ノズル部71d周辺を負圧にする作用
が働き主軸9内及びロータリジョイント1内の残留加工
液は加工液供給口25を逆方向に流れて電磁弁69を通
ってエジェクタ71の残留加工液流入口71aからエジ
ェクタ71内に吸引され、71bから流入した加工液と
ともに出口71cから加工液タンクに回収される。この
動作は所定時間(例えば予めタイマで設定された数秒
間)継続される。その後、加工液の供給は停止され、各
電磁弁は、図示の状態に復帰する。
【0019】次に主軸9内に加圧空気を流入して、スル
ースピンドルエアーを実行する場合(加工液供給源73
は停止)について述べる。まず電磁弁63を閉じる。電
磁弁65を開にし加圧空気を第1加圧空気供給口47へ
供給する。加圧空気は第1空間部43、第1、第2シー
ル部材15,35の間隙から流体通路57,59を通っ
て主軸9の先端部へ供給される。このときピストン19
はピストン押圧ばね27によって後端部19bが第2ハ
ウジング21のテーパ部21aに押圧してチェック弁と
して機能しているので加圧空気が加工液供給口25へ逆
流することはない。このように加圧空気を加工液の供給
ルートとは別のルートで供給するようにしたので加圧空
気を供給する場合は、第1,第2シール部材15と35
の接触は行われず、シール部材の摩耗は発生しない。こ
れら、加工液の供給、残留加工液の吸引、加圧空気の供
給等の要求に応じて各電磁弁の切り換えを制御手段Cで
制御する。
【0020】なお、第2加圧空気供給口51へ加圧空気
を供給してピストン19を常時前進位置に保持させるの
は、加工液の圧力が低くピストン19をピストン押圧ば
ね27のばね力に打ち勝って前進させることができない
場合、または、加工液の圧力変動が大きい場合にも行
う。近接センサ53からの信号で第2シール部材35の
寿命を検知したら、制御手段CはNC装置の表示画面等
に第2シール部材の交換要求を表示するとともに、当該
加工工程の終了時点で加工動作を停止させる等の指令を
発する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
対のシール部材の接触圧力は常に一定となるので、供給
液体の圧力が高くても適切な圧力で接触することとな
り、シール部材の異常摩耗は発生しない。また、ロータ
リジョイントを用いて加圧空気のような気体を流通させ
る場合は、専用の気体供給口を設け、第1,第2シール
部材を非接触のまま、その間隙を通して回転体側に気体
を導入させるように構成したので、気体供給時のシール
部材の摩耗をなくすことができる。また前記第2加圧空
気供給口51およびシリンダ室23等の圧力応動手段を
設けたことにより、供給液体の圧力変動がある場合でも
確実に液体を回転体側へ流通させることができ、更に液
体供給手段に吸引手段を追加することによって、流体通
路内に残留する液体をすばやく吸引回収することができ
る。よって本発明の回転体への流体供給装置は、工作機
械のスルースピンドルクーラント装置には好適である。
更にシール部材の寿命検出手段を設けたので、シール部
材の摩耗管理が適切に行え、シール部材の摩耗による液
体のもれ事故等の発生がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図で、工作機
械のスルースピンドルクーラント装置に適用したもので
ある。
【図2】図1のエジェクタの実例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…ロータリジョイント 3…主軸装置 5…主軸頭 7…軸受 9…主軸 11…第1ハウジング 13…回転部材 15…第1シール部材 19…ピストン 21…第2ハウジング 23…シリンダ室 25…加工液供給口 27…ピストン押圧ばね 29…押圧部材 33…押圧ばね 35…第2シール部材 51…第2加圧空気供給口 53…近接センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体を支持するケーシング後端に取り
    付けられたハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記回転体の回転軸後端
    に取り付けられるとともに回転軸の軸心に設けられた流
    体通路に連通する流体通路を有する回転部材と、 前記ハウジングの後部に開口され外部から前記ハウジン
    グ内に液体を供給するための液体供給口と、 前記ハウジング内に軸線方向に移動可能に設けられ、常
    時前記液体供給口を閉塞するように付勢され、所定圧力
    の液体が前記液体供給口に供給されたとき前方に移動し
    て前記液体を流入させるチェック弁機能を備えたピスト
    ン部材と、 前記ピストン部材内に前記回転部材と同軸で軸線方向に
    移動可能に設けられ、常時前記ピストン部材に対して前
    方に付勢され、前記ピストン部材内の流体通路と連通し
    た流体通路をその軸心に有する押圧部材と、 互いに対向する前記回転部材の後端面と前記押圧部材の
    前端面とにそれぞれ固着され、軸心に流体通路を有し、
    前記ピストン部材が前進したとき接触する一対のシール
    部材と、を具備することを特徴としたロータリジョイン
    ト。
  2. 【請求項2】 前記一対のシール部材が配置される前記
    ハウジング内の空間部に開口され外部から気体を供給す
    るための気体供給口を更に具備した請求項1に記載のロ
    ータリジョイント。
  3. 【請求項3】 回転体を支持するケーシング後端に取り
    付けられたハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記回転体の回転軸後端
    に取り付けられるとともに回転軸の軸心に設けられた流
    体通路に連通する流体通路を有する回転部材と、 前記ハウジングの後部に開口され外部から前記ハウジン
    グ内に液体を供給するための液体供給口と、 前記ハウジング内に軸線方向に移動可能に設けられ、常
    時前記液体供給口を閉塞するように付勢され、所定圧力
    の液体が前記液体供給口に供給されたとき前方に移動し
    て前記液体を流入させるチェック弁機能を備えたピスト
    ン部材と、 前記ピストン部材内に前記回転部材と同軸で軸線方向に
    移動可能に設けられ、常時前記ピストン部材に対して前
    方に付勢され、前記ピストン部材内の流体通路と連通し
    た流体通路をその軸心に有する押圧部材と、 互いに対向する前記回転部材の後端面と前記押圧部材の
    前端面とにそれぞれ固着され、軸心に流体通路を有し、
    前記ピストン部材が前進したとき接触する一対のシール
    部材と、 前記一対のシール部材が配置される前記ハウジング内の
    空間部に開口され外部から気体を供給するための気体供
    給口と、からなるロータリジョイントと、 前記ロータリジョイントの液体供給口に液体を供給する
    液体供給手段と、 前記ロータリジョイントの気体供給口に気体を供給する
    気体供給手段と、を具備することを特徴とした回転体へ
    の流体供給装置。
  4. 【請求項4】 回転体を支持するケーシング後端に取り
    付けられたハウジングと、 前記ハウジング内に設けられ、前記回転体の回転軸後端
    に取り付けられるとともに回転軸の軸心に設けられた流
    体通路に連通する流体通路を有する回転部材と、 前記ハウジングの後部に開口され外部から前記ハウジン
    グ内に液体を供給するための液体供給口と、 前記ハウジング内に軸線方向に移動可能に設けられ、常
    時前記液体供給口を閉塞するように付勢され、所定圧力
    の液体が前記液体供給口に供給されたとき前方に移動し
    て前記液体を流入させるチェック弁機能を備えたピスト
    ン部材と、 前記ピストン部材内に前記回転部材と同軸で軸線方向に
    移動可能に設けられ、常時前記ピストン部材に対して前
    方に付勢され、前記ピストン部材内の流体通路と連通し
    た流体通路をその軸心に有する押圧部材と、 互いに対向する前記回転部材の後端面と前記押圧部材の
    前端面とにそれぞれ固着され、軸心に流体通路を有し、
    前記ピストン部材が前進したとき接触する一対のシール
    部材と、 前記ピストン部材を前記ハウジングの後方に付勢する付
    勢力に打ち勝って前記ピストン部材を前方へ移動させる
    圧力応動手段と、からなるロータリジョイントと、 前記ロータリジョイントの液体供給口に液体を供給する
    液体供給手段と、 前記ロータリジョイントの圧力応動手段に圧力流体を供
    給する圧力流体供給手段と、 前記液体供給手段および圧力流体供給手段を制御する制
    御手段と、を具備することを特徴とした回転体への流体
    供給装置。
  5. 【請求項5】 前記液体供給手段は、前記ロータリジョ
    イントの液体供給口への液体供給管路の途中から分岐し
    て設けられ、液体の供給を停止したとき前記回転体、回
    転部材、押圧部材、ピストン部材等の流体通路に残留す
    る液体を吸引してドレンタンク側に回収する吸引手段を
    有し、前記制御手段は、前記残留する液体を吸引中は前
    記圧力応動手段に圧力流体を供給して前記一対のシール
    部材を接触状態にさせるように前記圧力流体供給手段を
    制御する構成とした請求項4に記載の回転体への流体供
    給装置。
  6. 【請求項6】 前記ロータリジョイントの一対のシール
    部材の少なくともいずれか一方の摩耗による寿命を検出
    する寿命検出手段を更に備えた請求項1から5のいずれ
    か1項に記載の回転体への流体供給装置。
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