JPH09100876A - ダンパーディスク組立体 - Google Patents

ダンパーディスク組立体

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JPH09100876A
JPH09100876A JP7259790A JP25979095A JPH09100876A JP H09100876 A JPH09100876 A JP H09100876A JP 7259790 A JP7259790 A JP 7259790A JP 25979095 A JP25979095 A JP 25979095A JP H09100876 A JPH09100876 A JP H09100876A
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JP
Japan
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rotating member
flange
friction
plate
rotating
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JP7259790A
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Inventor
Kazuhiko Yoneda
一彦 米田
Masao Hirosue
雅生 広末
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Exedy Corp
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Exedy Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 捩じり特性の一段目と二段目との変化を滑ら
かにする 【解決手段】 クラッチディスク組立体1において、摩
擦プレート10は、フランジ2aに当接する高摩擦係数
部18と、リテーニングプレート4に当接する低摩擦係
数部20と、分離フランジ5に所定角度相対回転すると
係合する芯板19とを備えている。捩じり角度の小さな
範囲では、摩擦プレート10は高摩擦係数部18により
フランジ2aと一体回転し、低摩擦係数部20がリテー
ニングプレート4に摺動する。捩じり角度が大きくなる
と、摩擦プレート10は分離フランジ5と一体回転し、
高摩擦係数部18がフランジ2aに摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダンパーディスク
組立体、特に捩じり振動を減衰するためのダンパーディ
スク組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】車輌のクラッチに用いられるクラッチデ
ィスク組立体は、入力側プレートと、外周にフランジを
有する出力側ハブと、入力側プレートとフランジとを円
周方向に弾性的に連結するコイルスプリングとを備えて
いる。さらに、フランジをハブから分離して分離フラン
ジにするとともに、この分離フランジとハブとを剛性の
低いコイルスプリングで円周方向に連結するようにした
分離ハブ型クラッチディスク組立体も提供されている。
この種のクラッチディスク組立体では、入力側プレート
とハブとの間の相対捩じり角度が広くなり、さらに低剛
性・高剛性の二段階の捩じり特性が得られる。また、ヒ
ステリシストルクを発生させるために、入力側プレート
とハブとの間には第1摩擦発生機構が配置されて、分離
フランジと入力側プレートとの間には第2摩擦発生機構
が配置されている。
【0003】このような分離ハブ型クラッチディスク組
立体においては、捩じり角度の小さな範囲では、入力側
プレート及び分離フランジと出力側ハブとの間だけでで
周期的な相対回転が生じる。このとき剛性の低いコイル
スプリングが圧縮され、第1摩擦発生機構が入力側プレ
ートと分離フランジとの間で摩擦を発生することで、低
いヒステリシストルクを発生する。
【0004】捩じり角度の大きな範囲では、入力側プレ
ートと分離フランジ及び出力側ハブとの間で周期的な相
対回転が生じる。このときコイルスプリングが入力側プ
レートと分離フランジとの間で圧縮され、第2摩擦発生
機構が入力側プレートと分離フランジとの間で摩擦を発
生することで、高いヒステリシストルクを発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のクラッチデ
ィスク組立体では、アイドル時等の変位角の小さな捩じ
り振動を減衰するためには、一段目で機能するコイルス
プリングの剛性を極力低くする必要がある。一方、低周
波振動等の変位角の大きな捩じり振動を減衰するために
は、二段目で機能するコイルスプリングの剛性を高くし
なければならない。このため従来装置では、捩じり特性
が一段目から二段目に以降する際に特性が急激に変化し
てしまい、この変化点を含む範囲の捩じり振動が伝達さ
れると、アイドル時の異音の発生の原因となるショック
が生じる。
【0006】本発明の課題は、捩じり特性の一段目と二
段目との変化を滑らかにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のダンパ
ーディスク組立体では、例えば第3回転部材にトルクが
伝達されると、第2弾性部材、第2回転部材、第1弾性
部材を介して第1回転部材にトルクが伝達される。第3
回転部材に捩じり振動が入力されると、第3回転部材と
第2回転部材と第1回転部材とが周期的な相対回転を行
う。つまり、第1弾性部材及び第2弾性部材が圧縮さ
れ、摩擦発生部材と摩擦発生機構とにより摩擦が発生
し、ヒステリシストルクが生じる。
【0008】捩じり角度の小さな範囲では、第1弾性部
材が圧縮され、第1回転部材に対して第2回転部材及び
第3回転部材が相対回転する。このとき、摩擦発生部材
は第1摩擦発生部により第1回転部材と一体回転し、第
2摩擦発生部が第3回転部材に対して摺動する。その結
果、低いヒステリシストルクが発生する。捩じり角度が
大きくなり摩擦発生部材の係合部が第2回転部材と係合
すると、摩擦発生部材は第2回転部材と一体回転し、第
1回転部材に対して相対回転する。すなわち、第1摩擦
発生部が第1回転部材に摺動し、高いヒステリシストル
クを発生する。さらに捩じり角度が大きくなると、第1
回転部材と第2回転部材とが一体回転するようになり、
両者と第3回転部材との間に相対回転が生じる。このと
き、第2弾性部材が圧縮され、摩擦発生機構によってさ
らに高いヒステリシストルクが発生する。
【0009】以上に述べたように、捩じり特性の一段目
と二段目との間に中間の大きさのヒステリシストルクが
発生する領域を形成したため、一段目と二段目との変化
が滑らかになる。この結果、一段目と二段目との間の変
化点を含む範囲の捩じり振動が伝達された場合でもショ
ックが生じにくい。請求項2に記載のダンパーディスク
組立体では、第1回転部材と第2回転部材は略同一平面
に配置されており、第3回転部材は第1及び第2回転部
材の側方に配置されている。
【0010】請求項3に記載のダンパーディスク組立体
では、第1回転部材はフランジを有するハブである。第
2回転部材はフランジの外周に配置されたプレートであ
る。第3回転部材はフランジとプレート部材の側方に配
置された回転プレートである。摩擦発生部材は、ハブの
外周でフランジと回転プレートとの間に配置された環状
の部材である。
【0011】請求項4に記載のダンパーディスク組立体
では、係合部は、第1摩擦発生部と第2摩擦発生部が両
面に固定された部材である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図3に示す本発明の一実施
形態としてのクラッチディスク組立体1は、出力側部材
としてのハブ2と、入力側部材としてのクラッチプレー
ト3及びリテーニングプレート4と、分離フランジ5
と、スナップリング6と、コイルスプリング7,8,9
と、摩擦プレート10と、高摩擦発生機構11と、摩擦
連結部12とから構成されている。
【0013】ハブ2は、軸方向に延びる筒状の部材であ
り、内周側にトランスミッション側から延びるシャフト
(図示せず)と係合するスプライン孔が形成されてい
る。ハブ2の外周には、フランジ2aが形成されてい
る。フランジ2aには、径方向外方に突出する6つの第
1歯2bが形成されている。フランジ2aの外周には、
分離フランジ5が配置されている。分離フランジ5の内
周部分には、各第1歯2b間に延びる6つの第2歯5a
が形成されている。第1歯2bと第2歯5aとの間には
円周方向に所定の間隔が確保されている。
【0014】フランジ2aと分離フランジ5とは、2本
のスナップリング6により連結されている。各スナップ
リング6は図5から明らかなように円弧状に延びる部材
であり、両端に径方向内側に延びる固定部6aを有して
いる。一方のスナップリング6の一方の固定部6aは、
第1歯2bにリベット16により固定されている。スナ
ップリング6のもう一方の固定部6aは、前述の第1歯
2bに隣接する第2歯5aにリベット16により固定さ
れている。このようにして、スナップリング6は両端が
近接しており、かつ全体はハブ2の外周に配置されてい
る。もう一方のスナップリング6はフランジ2a及び分
離フランジ5を境として反対側に配置されている。ま
た、このスナップリング6の両端は第1歯2bと第2歯
5aとに固定されているが、その位置は先に述べたスナ
ップリング6の両端と径方向に対向した位置である。こ
のように2個のスナップリング6が軸方向反対側でかつ
対称に配置されているため、フランジ2aと分離フラン
ジ5とが円周方向にバランス良くなっている。これによ
り、各部材間に偏加重が作用しにくくなっている。
【0015】クラッチプレート3及びリテーニングプレ
ート4は概ね円板状の部材である。両プレート3,4は
共に中心孔を有しており、その中心孔内にハブ2が回転
自在に嵌合している。クラッチプレート3の内周端に
は、ブッシュ21が回転不能に係合している。ブッシュ
21は、ハブ2の外周面に当接している。フランジ2b
とリテーニングプレート4の内周部との間には、摩擦プ
レート10が配置されている。摩擦プレート10は、エ
ンジン側から高摩擦係数部18、芯板19、低摩擦係数
部20が一体になった円板状の部材である。高摩擦係数
部18は、フランジ2aに当接している。低摩擦係数部
20はリテーニングプレート4に当接している。図4に
示すように、芯板19の外周側でエンジン側の面には係
合突起19aが形成されている。この係合突起19aの
両側には、分離フランジ5の第2歯5aから軸方向に延
びる係合突起5fが延びている。
【0016】分離フランジ5には、第1窓孔5bと第2
窓孔5cとが円周方向に交互に3つずつ形成されてい
る。第1窓孔5bは第2窓孔5cより円周方向に長くな
っている。また、クラッチプレート3とリテーニングプ
レート4は、第1窓孔5bと第2窓孔5cにそれぞれ対
応する第1支持部3a,4aと第2支持部3b,4bを
有している。各支持部3a,3b,4a,4bは軸方向
に突出している。第1窓孔5b内には、第1コイルスプ
リング7とその中に配置された第2コイルスプリング8
とが配置されている。コイルスプリング7,8の両端
は、第1窓孔5bと第1支持部3a,4aに当接してい
る。第2窓孔内には第3コイルスプリング9が配置され
ている。第3コイルスプリング9の両端は第2窓孔5c
に当接しているが、第2支持部3c,4cとの間には所
定の隙間を確保している。
【0017】各窓孔5b,5cのそれぞれの間には径方
向外側に開いた切欠き5dが形成されている。高摩擦発
生機構11は、分離フランジ5の窓孔5b,5cの径方
向外側に配置されている。高摩擦発生機構11は、図3
及び図6から明らかなように、ウェーブスプリング26
と第1摩擦ワッシャー27と第2摩擦ワッシャー28と
から構成されている。第1摩擦ワッシャー27とウェー
ブスプリング26とはクラッチプレート3の外周部と分
離フランジ5の外周部との間に配置されている。第1摩
擦ワッシャー27は芯板40と摩擦部41とからなり、
摩擦部41が分離フランジ5の外周部に当接している。
ウェーブスプリング26はクラッチプレート3と分離フ
ランジ5との間で圧縮された状態で配置されている。第
2摩擦ワッシャー28は分離フランジ5の外周部とリテ
ーニングプレート5の外周部との間に配置されている。
ウェーブスプリング26、第1摩擦ワッシャー27及び
第2摩擦ワッシャー28はそれぞれ円周方向に所定の間
隔で径方向内側に延びる固定部26a,27a,28a
を有しており、図3に示すように、これらの固定部26
a,27a,28aは、両端がクラッチプレート3とリ
テーニングプレート4に固定されたストップピン23に
固定されている。ストップピン23は、分離フランジ5
の切欠き5d内を貫通している。
【0018】摩擦連結部12は、複数のクッショニング
プレート30と2枚の摩擦フェーシング31とから構成
されている。各クッショニングプレート30の内周部は
リベット33によりクラッチプレート3に固定されてい
る。クッショニングプレート30の両面には、それぞれ
摩擦フェーシング31がリベット34により固定されて
いる。
【0019】次に動作について説明する。摩擦連結部1
2が図示しないフライホイールに押圧されると、クラッ
チディスク組立体1にトルクが伝達される。このトルク
は、プレート3,4、コイルスプリング7,8及び9、
分離フランジ5、スナップリング6及びハブ2を介して
トランスミッション側から延びるシャフト(図示せず)
に出力される。分離フランジ5からハブ2へのトルク伝
達は第2歯5aが第1歯2bに当接して行われる。ここ
では、各歯2b,5aが円周方向に全面的に形成されて
いるため、接触面積が大きくなっている。そのため、各
歯2b,5aに対する面圧が低くなり、磨耗や破損が生
じにくい。歯2b,5aを円周方向全体に形成できるよ
うになったのは、従来のコイルスプリングを用いなかっ
たためにコイルスプリングを収容するための切欠きをフ
ランジ2a及び分離フランジ5に形成する必要がなくな
ったからである。
【0020】フライホイール側から捩じり振動がクラッ
チディスク組立体1に入力されると、プレート3,4と
ハブ2とが周期的に相対回転する。このとき、コイルス
プリング7,8,9及びスナップリング6が圧縮又は変
形され、摩擦プレート10及び高摩擦発生機構11によ
り摩擦が発生することで、捩じり角度とトルクとの関係
においてヒステリシスが発生する。
【0021】捩じり角度の小さな捩じり振動の場合は、
プレート3,4及び分離フランジ5とハブ2との間で相
対回転が生じ、スナップリング6のみが変形する。この
とき摩擦プレート10が摩擦摺動し所定のヒステリシス
トルクを発生する。このときの低剛性・低ヒステリシス
トルクの特性により捩じり角度の小さな捩じり振動が効
果的に減衰される。
【0022】捩じり角度の大きな捩じり振動の場合は、
ハブ2と分離フランジ5とが一体回転し、これら両者と
プレート3,4との間で相対回転が生じる。このとき、
コイルスプリング7,8,9が圧縮され、第1摩擦ワッ
シャー27と第2摩擦ワッシャー28とが分離フランジ
5に摺動して高いヒステリシストルクを発生させる。特
に、ワッシャー27,28は窓孔5b,5cよりさらに
径方向外方に設けられているため、ヒステリシストルク
がさらに高くなっている。また、各部材は当接ピン23
によりプレート3,4に固定されているため、脱落が防
止されさらにヒステリシストルクは安定している。この
ときの高剛性・高ヒステリシストルクの特性により捩じ
り角度の大きな捩じり振動が効果的に減衰される。な
お、当接ピン23はプレート3,4と分離フランジ5と
の相対回転を停止させるためのストッパーとして機能も
有しているため、、高摩擦発生機構11の各部材を固定
するための特別な部材を必要としない。
【0023】クラッチディスク組立体1の捩じり特性に
ついて説明する。捩じり角度の小さな範囲では、ハブ2
が分離フランジ5に対して相対回転を行い、このときは
スナップリング6がたわむことにより低剛性の特性が得
られる。摩擦プレート10は、高摩擦係数部18により
ハブ2とともに回転する。これにより、低摩擦係数部2
0がリテーニングプレート4に摺動し、低いヒステリシ
ストルクを発生させる。やがて芯板19の係合突起19
aがフランジ5の係合部5fと当接すると、以後は摩擦
プレート10は分離フランジ5及びプレート3,4と一
体回転する。これにより、高摩擦係数部18がフランジ
2aと摺動し、高いヒステリシストルクを発生させる。
この高いヒステリシストルク発生部分が図5のA部分で
示されている。なお、図5のグラフは横軸が捩じり角度
で縦軸がトルクである。フランジ2aの第1歯2bと分
離フランジ5の第2歯5aとが当接するとハブ2と分離
フランジ5との相対回転が停止する。
【0024】次に、ハブ2と分離フランジ5とがプレー
ト3,4に対して相対回転する。このとき、初めに第1
及び第2コイルスプリング7,8が圧縮され、捩じり角
度が進むとやがて第3コイルスプリング9も圧縮され
る。ここでは、コイルスプリング7,8,9によって高
剛性の特性が得られる。また、この時には、第1及び第
2摩擦ワッシャー27,28が分離フランジ5に対して
摩擦摺動し高ヒステリシストルクを発生する。
【0025】以上に述べたように一段目の特性と二段目
の特性との間に中間のヒステリシストルク(架橋ヒステ
リシストルク)が形成されているため、一段目の特性か
ら二段目の特性に緩やかに変化する。その結果、この変
化点を含む範囲の捩じり振動が伝えられてもショックが
生じにくい。
【0026】
【発明の効果】本発明に係るダンパーディスク組立体で
は、捩じり特性の一段目と二段目との間に中間の大きさ
のヒステリシストルクが発生する領域を形成したため、
一段目と二段目との変化が滑らかになる。この結果、一
段目と二段目との間の変化点を含む範囲の捩じり振動が
伝達された場合でもショックが生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのクラッチディスク
組立体の一部切欠き平面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図1のIII −O断面図。
【図4】摩擦プレートと分離フランジとの係合部分を示
す図。
【図5】スナップリングの取付け構造を示すための分解
斜視図。
【図6】高摩擦発生機構の取付け構造を示すための分解
斜視図。
【図7】クラッチディスク組立体の捩じり特性線図を示
すグラフ。
【符号の説明】
1 クラッチディスク組立体 2 ハブ 3 クラッチプレート 4 リテーニングプレート 5 分離フランジ 6 スナップリング 7 第1コイルスプリング 8 第2コイルスプリング 9 第3コイルスプリング 10 摩擦プレート 11 高摩擦発生機構 12 摩擦連結部 16 リベット 18 高摩擦係数部 19 芯板 20 低摩擦係数部 23 当接ピン 26 ウェーブスプリング 27 第1摩擦ワッシャー 28 第2摩擦ワッシャー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1回転部材と、 前記第1回転部材と相対回転可能に配置された第2回転
    部材と、 前記第1回転部材と前記第2回転部材とを円周方向に弾
    性的に連結する第1弾性部材と、 前記第1及び第2回転部材と相対回転可能に配置された
    第3回転部材と、 前記第2回転部材と前記第3回転部材とを円周方向に弾
    性的に連結する、前記第1弾性部材より剛性の高い第2
    弾性部材と、 前記第1回転部材に当接する第1摩擦発生部と、前記第
    3回転部材に当接し前記第1摩擦発生部より摩擦係数の
    低い第2摩擦発生部と、前記第2回転部材と所定角度相
    対回転すると係合する係合部とを一体に有する摩擦発生
    部材と、 前記第2回転部材と前記第3回転部材との相対回転に応
    じて摩擦を発生する摩擦発生機構と、を備えたダンパー
    ディスク組立体。
  2. 【請求項2】前記1回転部材と前記第2回転部材はほぼ
    同一平面に配置されており、 前記第3回転部材は前記第1及び第2回転部材の側方に
    配置されている、請求項1に記載のダンパーディスク組
    立体。
  3. 【請求項3】前記第1回転部材はフランジを有するハブ
    であり、 前記第2回転部材は前記フランジの外周に配置されたプ
    レートであり、 前記第3回転部材は前記フランジと前記プレート部材の
    側方に配置された回転プレートであり、 前記摩擦発生部材は、前記ハブの外周で前記フランジと
    前記回転プレートとの間に配置された環状の部材であ
    る、請求項1または2に記載のダンパーディスク組立
    体。
  4. 【請求項4】前記係合部は、前記第1摩擦発生部と前記
    第2摩擦発生部が両面に固定された部材である、請求項
    1〜3のいずれかに記載のダンパーディスク組立体。
JP7259790A 1995-10-06 1995-10-06 ダンパーディスク組立体 Pending JPH09100876A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002257195A (ja) * 2001-02-27 2002-09-11 Aisin Seiki Co Ltd 捩れ振動緩衝装置
JP2006300095A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Jatco Ltd 多板摩擦係合装置
JP2010236601A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Aisin Seiki Co Ltd トルク変動吸収装置

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