JPH0899499A - エアー駆動式振動ペン - Google Patents

エアー駆動式振動ペン

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Publication number
JPH0899499A
JPH0899499A JP6261743A JP26174394A JPH0899499A JP H0899499 A JPH0899499 A JP H0899499A JP 6261743 A JP6261743 A JP 6261743A JP 26174394 A JP26174394 A JP 26174394A JP H0899499 A JPH0899499 A JP H0899499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stylus
piston
levers
compressed air
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP6261743A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyousuke Miyaki
將介 宮木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0899499A publication Critical patent/JPH0899499A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮空気を駆動源として振動する振動ペンに
おいて、振動体の出力を増大させスタイラスに伝えるて
こ式の倍力機構を備えることにより、ワークにより深く
打刻するエアー駆動式振動ペンを提供する。 【構成】 振動体2の出力を伝えるピストン2Aと、ワ
ークを打刻するスタイラス5の間に、支持ピン3により
支持され、ピストン2Aの出力をスタイラス5に伝える
レバー4A・4Bを備える。スタイラス5の頭部5Aは
支持ピン3とピストン2A接触点の間に位置する。ばね
6はスタイラス5およびレバー4A・4Bをピストン2
Aに押し当て、ピストン2Aの動きに追従し、レバー4
A・4Bは、てこの原理によって、ピストン2Aの力を
増幅してスタイラス5に伝える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エアー駆動式振動ペ
ンに関し、更に詳しくは、圧縮空気を駆動源としてスタ
イラスが振動し、文字等を加工する自動彫刻機に利用さ
れるエアー駆動式振動ペンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるエアー駆動式振動
ペンを図4により説明する。
【0003】図4の11は保持体、12は振動体、15
はスタイラス、16は圧縮コイルばね(以下、ばねとい
う。)である。保持体11は圧縮空気が供給される供給
口11Aが形成され、供給口11Aからの圧縮空気が流
入する流路11Bが形成される。
【0004】供給口11Aより圧縮空気が注入される
と、圧縮空気は流路11Bを通り振動体12に供給さ
れ、振動体12のピストン12Aは高速振動する。
【0005】スタイラス15の頭部15Aは、ばね16
によりピストン12Aに常に押しつけられるため、ピス
トン12Aの振動がスタイラス15に伝達され、スタイ
ラス15は、ワークの表面を高速で打刻する。
【0006】振動体12にはピストン12Aが保持さ
れ、流路1Bから圧縮空気を振動体12に供給すると、
ピストン12Aのピストンヘッドと密着部材で形成され
た加圧室が膨張し、一定圧力になると圧縮空気は排気口
1Cから排気され、ピストン2Aは復帰ばねで戻ること
を繰り返すことにより、ピストン12Aは高速で振動す
る。なお、図4の振動体12の構造は、この出願人が特
願平5−34236号の明細書で開示した圧縮性流体による振
動発生機構を採用している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示した従来技術
では、スタイラス15がワークに打刻する力は、振動体
12がピストン12Aを高速振動させる力により決ま
る。その力は、振動体に供給される圧縮空気の圧力によ
り決まり、一般的に0.6Mpa程度が上限とされてい
るが、その圧力で打刻した加工深さでは不十分であるこ
とがあった。
【0008】この発明は、振動体とスタイラスの間に、
てこ式の倍力機構を加え、振動体に生ずる力を増大さ
せ、スタイラスがワークの表面をより大きな力で打刻す
ることができるエアー駆動式振動ペンを提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、圧縮空気が供給される供給口1Aが形
成され、供給口1Aからの圧縮空気が流入する流路1B
が形成される保持体1と、保持体1内に保持され、流路
1Bからの圧縮空気でピストン2Aを振動させる振動体
2と、保持体1の内壁と支持ピン3を支点に連結し、相
対向する形で配置されるレバー4A・4Bと、レバー4
A・4Bと接触する頭部5Aをもち、先端部でワーク表
面を打刻するスタイラス5と、スタイラス5をレバー4
A・4B側に押す力を保有するばね6とを備え、レバー
4A・4Bの各先端部は力点としてピストン2Aで押さ
れ、レバー4A・4Bは支点と力点の間を作用点として
スタイラス5の頭部5Aを押す。
【0010】
【作用】前記構成によれば、振動体2の出力を伝えるピ
ストン2Aと、ワークを打刻するスタイラス5の間に、
支持ピン3により支持され、ピストン2Aの出力をスタ
イラス5に伝えるレバー4A・4Bを備え、スタイラス
5の頭部5Aは、支持ピン3とピストン2A接触点の間
に位置し、ばね6は、スタイラス5および頭部5Aおよ
びレバー4A・4Bを振動体2のピストン2Aに押し当
て、ピストン2Aの動きに追従させるため、レバー4A
・4Bは、てこの原理によって、ピストン2Aの力を増
幅してスタイラス5に伝わる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例について添付の図面
を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の実施例におけるエアー駆
動式振動ペンの構成を示すもので、基本的構成は前記従
来技術と同一である。
【0013】図1の1は保持体、2は振動体、3は支持
ピン、4Aと4Bはレバー、5はスタイラス、圧縮コイ
ルばねである。保持体1は先端が円錐状をしており、ス
タイラス5の先端が突出するように挿通されている。ス
タイラス5の後端には頭部5Aが一体的に取り付けられ
ており、頭部5Aと保持体1の軸受部1Dとの間にはば
ね6が介装されて、スタイラス5を先端が保持体1先端
の軸受部1Dから突出するように付勢している。
【0014】レバー4A・4Bは先端が上下動に移動す
るように支持ピン3によって保持体1の内壁に相対向す
る形で枢支されている。
【0015】レバー4A・4Bの先端部の上方にはピス
トン2Aが当接している。ピストン2Aの上方には、振
動体2が設けられている。振動体2の上方には供給口1
Aに連通する流路1Bが開口している。供給口1Aから
圧縮空気が供給されると、振動体2が振動し、これをピ
ストン2Aおよびレバー4A・4Bを介してスタイラス
5に伝達させる。
【0016】図2は、振動の状態を示すもので、図2ア
は振動体2が振動していない状態または振動中だがピス
トン2Aが戻りきった状態を示すものである。図2イは
振動中でピストン2Aが最も飛び出している状態であ
る。このとき、レバー4A・4Bは支持ピン3を支点と
して、ピストン2Aを力点としてに押されて動く。する
と、レバー4A・4Bは作用点として頭部5Aを押し出
し、保持体1先端の軸受部から突出しているスタイラス
5は、さらに飛び出す。そして、ピストン2Aがもとの
位置に戻ると、レバー4A・4Bおよびスタイラス5
は、ばね6に押し戻され図2アの状態に戻る。
【0017】図3は、振動体2のピストン2Aおよびレ
バー4A・4Bの支持ピン3およびスタイラス5の頭部
5Aの位置関係について示すものである。即ち、支持ピ
ン3の位置からピストン2Aがレバー4A・4Bに接す
る位置までの距離を「L」とし、支持ピン3の位置から
頭部5Aの位置までの距離を「L/X」とすると、これ
は支持ピン3の位置を支点、ピストン2Aがレバー4A
・4Bに接する位置を力点、頭部5Aがレバー4A・4
Bに接する位置を作用点、とする「てこの原理」の位置
関係となり、振動体2の力FはX倍となり、ピストン2
AのストロークSは1/Xとなり、頭部5Aに伝わりス
タイラス5はX×Fの力でワークにより深く打刻するこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の効果】この発明によれば、振動体の力をてこの
原理により増幅することによりワークに加わる力を簡単
に大きくすることができ、より深い打刻の要求を満たす
ことができるほか、圧縮空気の消費量を少なくできるた
め、省エネルギである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるエアー駆動式振動ペンの構成図
である。
【図2】この発明によるエアー駆動式振動ペンの動作状
態図である。
【図3】この発明によるエアー駆動式振動ペンの力の増
幅原理図である。
【図4】従来技術によるエアー駆動式振動ペンの構成図
である。
【符号の説明】
1 保持体 1A 供給口 1B 流路 1C 排気口 1D 軸受部 2 振動体 2A ピストン 3 支持ピン 4A レバー 4B レバー 5 スタイラス 5A 頭部 6 圧縮コイルばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮空気が供給される供給口(1A)が形成
    され、供給口(1A)からの圧縮空気が流入する流路(1B)が
    形成される保持体(1) と、 保持体(1) 内に保持され、流路(1B)からの圧縮空気でピ
    ストン(2A)を振動させる振動体(2) と、 保持体(1) の内壁と支持ピン(3) を支点に連結し、相対
    向する形で配置されるレバー(4A)・(4B)と、 レバー(4A)・(4B)と接触する頭部(5A)をもち、先端部で
    ワーク表面を打刻するスタイラス(5) と、 スタイラス(5) をレバー(4A)・(4B)側に押す力を保有す
    るばね(6) とを備え、 レバー(4A)・(4B)の各先端部は力点としてピストン(2A)
    で押され、レバー(4A)・(4B)は支点と力点の間を作用点
    としてスタイラス(5) の頭部(5A)を押すことを特徴とす
    るエアー駆動式振動ペン。
JP6261743A 1994-09-30 1994-09-30 エアー駆動式振動ペン Pending JPH0899499A (ja)

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JP6261743A JPH0899499A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 エアー駆動式振動ペン

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JP6261743A JPH0899499A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 エアー駆動式振動ペン

Publications (1)

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JPH0899499A true JPH0899499A (ja) 1996-04-16

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ID=17366097

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JP6261743A Pending JPH0899499A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 エアー駆動式振動ペン

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JP (1) JPH0899499A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010214457A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Ube Machinery Corporation Ltd ステムスライド装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010214457A (ja) * 2009-03-19 2010-09-30 Ube Machinery Corporation Ltd ステムスライド装置

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