JPH0897448A - 太陽電池の電極形成方法 - Google Patents

太陽電池の電極形成方法

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JPH0897448A
JPH0897448A JP6226564A JP22656494A JPH0897448A JP H0897448 A JPH0897448 A JP H0897448A JP 6226564 A JP6226564 A JP 6226564A JP 22656494 A JP22656494 A JP 22656494A JP H0897448 A JPH0897448 A JP H0897448A
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JP
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solar cell
coating roll
paste
cell substrate
roll
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JP6226564A
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Toshihiro Machida
智弘 町田
Toru Nunoi
徹 布居
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池の受光面および裏面電極の形成時に
スクリーンマスクを不要とする。 【構成】 太陽電池基板5は基板ステージ4の上に載置
され横方向に移動する。コーティングロール1aにはペ
ースト3が塗布されており、コーティングロール1aを
太陽電池基板5に圧接することにより、太陽電池基板5
にはペースト3が転写される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽電池の電極の形成
方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太陽電池の製造工程の1つである電極形
成方法としては、蒸着法,めっき法,印刷法等が挙げら
れる。
【0003】蒸着法では、AlやAg等の金属を真空中
で蒸着するために、工程が連続方法ではなくバッチ式で
あり、蒸着後、良好なオーミック接触を得るために熱処
理を行わなければならない。
【0004】めっき法では、受光面電極のようにパター
ン状に電極を形成する際には、レジスト等によるマスキ
ングが必要となる。
【0005】これに比べて印刷法による電極形成は、生
産性に富み、自動化もしやすいということで、生産部門
では、受光面電極,裏面電極ともにスクリーン印刷法に
よる形成が盛んである。この方法によれば、n+ p型の
太陽電池セルに対しては受光面(n+ 面)電極形成時に
は、Ag粉末とガラス粉末および有機バインダを有機溶
媒とともに混合して作製したAgペーストを、受光面に
メイングリッド(主電極:幅1〜2mm程度)とこれと
直交するサブグリッド(細線電極:50〜200μm程
度)からなるパターン状にスクリーン印刷を行ない、こ
の後、乾燥,焼成して受光面電極を形成する。また、そ
のp面上への裏面電極形成時には、Al粉末とガラス粉
末および有機バインダを有機溶媒とともに混合して作製
したAlペーストを、裏面ほぼ全面にスクリーン印刷を
行ない、この後、乾燥,焼成して裏面電極を形成してい
る。
【0006】この裏面電極形成時には、開放電圧を向上
し、かつ短絡電流を向上させるためのBSF(Back
Surface Field)層も同時に形成してい
る。
【0007】また、受光面電極のサブグリッドを、間隔
を狭く高密度に形成し、かつ、電極占有率を増加させな
いように微細に形成することにより、太陽電池特性が改
善されることが知られており、最近はサブグリッドの最
小電極幅が50μm,ピッチ2.5mmの高密度微細電
極がスクリーン印刷により実現されている。また、受光
面電極の形成と裏面電極の形成は、同時ではなく別々に
スクリーン印刷法により形成されている。
【0008】また、電子部品用基板へのレジスト(ポジ
レジスト、ネガレジスト)やポリイミド樹脂等の塗布を
目的としたロールコーターが開発されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】スクリーン印刷法にお
いては、受光面電極形成時にサブグリッド線幅が細くな
るほど、スクリーンメッシュが目詰まりを起こし、サブ
グリッドが断線したり、また設計値通りの線幅が得られ
にくくなる。一度スクリーンマスクが目詰まりを起こす
と、有機溶剤でマスク面のペーストを拭き取らなければ
ならず生産性が悪くなり、また、スクリーンマスクは少
しの衝撃でも破れやすく取扱いに注意を要するという欠
点がある。また、スクリーンマスクを大きくすると、ス
クリーンマスクの中央部と周辺部とではテンションの差
が大きくなり印刷性が異なるために、大型化ができず、
スクリーン印刷法では大量一括処理が困難であるという
欠点がある。さらに、スクリーン印刷法では、スクレー
パ(インク返し)によりスクリーンマスク上へペースト
を延ばして塗布し、スキージにより太陽電池基板上へペ
ースト印刷を行なう。つまり一体構造となったスキージ
とスクレーパのスクリーンマスク上での往復が、太陽電
池基板1枚の片面の印刷をするために必要となり、処理
時間がかかる。さらに裏面電極印刷のように、ほぼ全面
に厚膜印刷を必要とする際には、太陽電池基板とスクリ
ーンマスクとの版離れが悪くなるために高速処理はでき
ない。
【0010】受光面電極と裏面電極の同時形成は、太陽
電池作製プロセスの簡略化につながる有効な手段である
が、スクリーン印刷法では受光面電極印刷時と裏面電極
印刷時では、スキージ速度や印圧等の印刷条件が異な
り、太陽電池基板の破損につながるため、スクリーン印
刷法による両面同時印刷はできないというのが現状であ
る。そのために、たとえば先に裏面電極を印刷し乾燥さ
せてから受光面電極を印刷し、次の乾燥・焼成工程へ向
かわせている。
【0011】本発明は、太陽電池の受光面および裏面電
極の形成時にスクリーンマスクを不要とすることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の電極形成方法に
おいては、金属ペーストを塗布するためのコーティング
ロールとコーティングロールの回転方向と逆方向に進行
する太陽電池基板搬送装置とを用い、コーティングロー
ルと太陽電池基板搬送装置に固定された太陽電池基板の
ギャップを0〜50μmとし、コーティングロールに塗
布された金属ペーストを太陽電池基板に圧接してその表
面に転写するようにした。
【0013】
【作用】裏面電極形成時には、回転しているコーティン
グロール近傍に太陽電池基板が移動したときに、コーテ
ィングロールと太陽電池基板を圧接することにより、コ
ーティングロール上に塗布されたペーストを太陽電池基
板に転写する。受光面電極形成時には、パターン状に電
極を形成する必要があるために、パターン状に金属ペー
ストをロール上に塗布する。たとえば先端に微小な穴の
開いたペーストを噴出させるためのノズルを任意の数並
べ、回転するロール上にノズル先端から噴出されたペー
ストをパターン状に塗布し、このロールの近傍に太陽電
池基板が移動したときに、ロールと太陽電池基板を圧接
することにより太陽電池基板上にペーストを転写するこ
とができる。
【0014】さらに、これらのロール塗工方式による裏
面電極および受光面電極形成方法を組合わせることによ
り、裏面電極と受光面電極の同時形成が可能となる。
【0015】
【実施例】まず、本発明による裏面電極の形成方法の実
施例について説明する。
【0016】この実施例において、金属ペーストの粘度
は、10000〜20000cpsの範囲とし、塗布時
の太陽電池基板の進行方向とコーティングロールの回転
方向が逆方向であり、また太陽電池基板の搬送速度とコ
ーティングロールの円周の回転速度の比が1対1であ
り、太陽電池基板とコーティングロールとのギャップが
0〜50μmの範囲であることが望ましい。
【0017】粘度10000〜20000cpsの金属
ペーストを用いる理由は、10000cps以下の粘度
であると、コーティングロールとペーストロールのギャ
ップ、あるいはアプリケータロールを用いる場合は、こ
れとペーストロールのギャップから、ペーストが落下す
るからであり、20000cps以上の粘度であると太
陽電池基板への転写がうまくいかず、かすれやすくなる
からである。
【0018】また、塗布時の太陽電池基板の進行方向と
コーティングロールの回転方向を逆方向にするのは、同
一方向であると平滑な塗布面が得られず、後続プロセス
で太陽電池基板の割れ等の問題が生じるからである。ま
た、太陽電池基板の搬送速度とコーティングロールの円
周の回転速度の比が1対1であるのは、この条件のとき
が最も平滑で均一な塗布面を得られることが、実験で確
かめられたためである。
【0019】太陽電池基板とコーティングロールのギャ
ップを0〜50μmにする理由は、コーティングロール
(ゴム製)を太陽電池基板に押し付けすぎると、太陽電
池基板が割れやすくなり好ましくないからである。ま
た、ギャップを開けすぎるとかすれが生じ、平滑で均一
な塗布面が得られないからである。
【0020】これらの条件で、粘度13000cps、
比重1.83のアルミペーストを用い、塗布実験を行な
った結果、66μmの塗布膜厚さが得られ(通常60μ
m以上の塗布膜厚が必要)、均一で平滑な裏面電極が形
成できることを確認している。
【0021】図1は裏面電極形成のための金属ペースト
を塗布するためのロールコータの側面図である。本実施
例では、裏面電極用の金属ペーストとしてAlペースト
を用いた。20m/min.の円周速度で回転するゴム
製のコーティングロール1aと、これとギャップ50μ
mで固定されたステンレス等金属製のペーストロール2
との間に、Al粉末とガラス粉末および有機バインダを
有機溶媒とともに混合して作製した粘度13000cp
sのAlのペースト3を供給する。コーティングロール
1aの側面にはこれに沿って、かき取り刃6,その下方
にペースト溜7が設けられている。コーティングロール
1aのゴム材は、Alのペースト3の成分に侵されない
ものである。本実施例ではエチレンプロピレンゴムを用
いた。コーティングロール1aとペーストロール2のギ
ャップの大小によりコーティングロール1aに塗布され
るAlペースト量を調節できる。
【0022】水平に移動可能な、太陽電池基板搬送装置
である基板ステージ4上に真空チャックにより固定され
た10cm角太陽電池基板(厚さ300μm)5が、回
転するコーティングロール1aの真下に基板ステージ4
とともに20m/min.の速度で移動してきたとき
に、コーティングロール1a,ペーストロール2,かき
取り刃6,ペースト溜7の一体構造物全体が下降し、A
lペーストが塗布されたコーティングロール1aを太陽
電池基板5に圧接することにより、太陽電池基板5上に
Alペーストを転写する。コーティングロール1aの回
転方向は、基板ステージ4の移動方向と逆方向のほう
が、きれいな塗布面が得られる。コーティングロール1
aと太陽電池基板5とのギャップは40μmとした。
【0023】太陽電池基板5上に塗布されなかったコー
ティングロール1a上のAlペーストは、かき取り刃6
によりコーティングロール1aから除去されペースト溜
7に回収され、コーティングロール1a上でのAlペー
ストの乾燥を防ぐ。ペースト溜7に回収されたAlペー
ストは再びコーティングロール1aとペーストロール2
間に供給され使用される。10cm角太陽電池基板5上
全面にウエット状態で重さ1.2gのAlペーストが塗
布され、従来のスクリーン印刷法によるものと同様のペ
ースト重量であった。
【0024】使用する太陽電池基板5は単結晶基板でも
多結晶基板でもよく、またその形状についても、角形で
も丸形でもよく、その厚みは300μm以外の基板でも
塗工が可能なことはいうまでもない。
【0025】また、以上の例は、ロールが2本のロール
コータを用いた例であるが、図2に示すようなアプリケ
ータロール8を有するロールコータを用いても同様であ
る。
【0026】次に、本発明による受光面電極の形成方法
の実施例について説明する。この場合金属ペーストの粘
度は、15000〜20000cpsの範囲のものと
し、ノズル先端から金属ペーストを噴出させることによ
り、コーティングロール上に受光面電極パターン状に金
属ペーストを塗布し、このロールと太陽電池基板を圧接
することにより、太陽電池基板上に金属ペーストを転写
し、受光面電極を形成する方法であって、塗布時の太陽
電池基板の進行方向とコーティングロールの回転速度の
比が1対1であり、太陽電池基板とコーティングロール
のギャップが0〜50μmの範囲であることが望まし
い。
【0027】粘度15000〜20000cpsのペー
ストを用いる理由は、15000cps以下であると、
ペーストが広がりやすく微細電極形成には好ましくない
からである。また、20000cps以上であると、裏
面電極同様に太陽電池基板上への転写がうまくいかず、
かすれやすくなるからである。他の塗布条件については
裏面電極形成時と同じ理由による。
【0028】図3は受光面電極パターンの一例を示した
ものであり、厚さ300μmで10cm角の太陽電池基
板上に1本当たり100μm幅のサブグリッド21を4
0本、2.5mmピッチで配置し、1mm幅のメイング
リッド20をサブグリッドと直交するように50mm間
隔で形成する。受光面電極用金属ペーストとしてAg粉
末とガラス粉末および有機バインダを有機溶媒とともに
混合して作製した粘度18000cpsのAgペースト
を使用した。
【0029】図4は受光面電極形成方法の説明図であ
る。コーティングロール1bの外周に設けられた、固定
された先端に直径100μmの穴の開いた40本のサブ
グリッド形成用ノズル9から吐出されたAgペーストが
回転するコーティングロール1b上にサブグリッドパタ
ーン状に塗布される。サブグリッド用ペースト溜11に
溜められたAgペーストに圧力をかけることにより、サ
ブグリッド形成用ノズル9先端からAgペーストを吐出
させる。2本のメイングリッドの形成には、メイングリ
ッド用ペースト溜12に溜められたAgペーストに圧力
をかけることにより、コーティングロール1bの外周に
設けられた、先端に直径1mmの穴の開いた2本のメイ
ングリッド形成用ノズル10からAgペーストを吐出さ
せ、コーティングロール1b上に塗布する。
【0030】そのとき、回転するコーティングロール1
b上にサブグリッドパターン状に塗布された40本の線
状のAgペーストと直交させるために、メイングリッド
形成用ノズル10は、コーティングロール1bの回転と
同期をとってコーティングロール1b上を斜めに移動す
るようになっている。
【0031】このようにしてコーティングロール1b上
に受光面電極パターン状に塗布されたAgペーストは、
基板ステージ4上に真空チャックにより固定された太陽
電池基板5上に、コーティングロール1bを太陽電池基
板5に圧接することにより転写される。太陽電池基板5
を載せた基板ステージ4の移動速度は20m/min.
であり、コーティングロール1bの円周の回転速度も2
0m/min.である。基板ステージ4の移動とコーテ
ィングロール1bの回転は同期をとっている。コーティ
ングロール1bと太陽電池基板5のギャップは50μm
とした。
【0032】これによれば、従来のスクリーン印刷と同
等のウェット状態で80mgのAgペーストが塗布され
た。
【0033】次に、前述の裏面電極および受光面電極形
成方法を組合わせた実施例について説明する。
【0034】図5はこの組合わせた方式の裏面電極およ
び受光面電極同時形成方法の概念の説明図である。裏面
電極については太陽電池基板の裏面から、受光面電極に
ついては太陽電池基板の表面側から、ペーストの塗布さ
れたコーティングロール1aおよび1bを同時に太陽電
池基板に圧接することにより、裏面電極と受光面電極を
同時に形成する。
【0035】図6は裏面および受光面電極同時形成の際
の太陽電池基板の搬送器12の斜視図を示し、図7はそ
の断面図である。10cm角太陽電池基板は、図6の穴
13に落とし込まれ、図7に示すように周辺部に1.5
mmずつ飛び出した太陽電池基板裏面からの支え14に
より保持されるようになっている。
【0036】図8は、太陽電池基板搬送方向に対して横
から見た裏面電極および受光面電極同時形成方法の説明
図である。
【0037】図5および図8に示されるように、この組
合わせ形成方法に用いられる装置は、図2の装置と図4
の装置を組合わせ、裏面電極用のコーティングロール1
aと受光面電極用のコーティングロール1bとの間を、
搬送器12に載架された太陽電池基板5が通過するよう
になっている。
【0038】太陽電池基板の割れを防止するために、受
光面電極形成用コーティングロール1bの回転中心が、
裏面電極形成用コーティングロール1aの回転中心の真
上あるいは真下に位置した構成になっている。
【0039】裏面電極については、固定されたペースト
ロール2とアプリケータロール8の間に供給されたAl
ペースト3が、アプリケータロール8上に塗布され、さ
らにコーティングロール1aに転写され、さらに太陽電
池基板5の裏面に転写される。転写されずにコーティン
グロール1aに残ったAlペーストは、かき取り刃6に
よりかき取られ再びペーストロール2とアプリケータロ
ール8の間に供給される。受光面電極については、サブ
グリッド形成用ノズル9およびメイングリッド形成用ノ
ズル10により、コーティングロール1b上に受光面電
極パターン状に塗布されたAgペーストを、太陽電池基
板5にコーティングロール1bを圧接することにより、
太陽電池基板5の受光面上に転写する。この後、太陽電
池基板5はペーストの乾燥・焼成の工程へと向かう。本
実施例では、上面に受光面電極を下面に裏面電極を同時
に形成する方法を示したが、ロールの構成を逆にするこ
とにより、上面に裏面電極を、下面に受光面電極を同時
に形成することは容易に推察される。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、太陽電池の電極形成時
にスクリーンマスクを使用しなくて済むので、従来のス
クリーン印刷法における受光面電極形成等、パターン状
に電極を形成する際のスクリーンマスクの目詰まりによ
る電極の断線やかすれ等がなくなり、安定して設計値通
りの線幅が得られるようになった。本発明のようなロー
ル塗工方式では、連続塗工が可能であるために処理能力
は大きく、また厚膜塗工が高速処理においても可能とな
る。またロールの幅を大きくすることにより、同時に太
陽電池基板を複数枚処理することが可能となり、従来の
スクリーン印刷法では不可能であった大量一括処理が可
能となり、生産性を高めることができる。さらに、受光
面および裏面電極の同時形成が可能となり、太陽電池基
板の反転が不要となりプロセスを簡略化し低価格化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電極形成のためのロールコータの側面図であ
る。
【図2】ロールコータの他の一例の側面図である。
【図3】受光面電極パターンの一例である。
【図4】受光面電極形成方法の説明図である。
【図5】裏面および受光面電極同時形成方法の説明図で
ある。
【図6】図5の装置に用いられる太陽電池基板の搬送器
の斜視図である。
【図7】図6の装置の断面図である。
【図8】裏面および受光面電極同時形成方法を太陽電池
基板搬送方向に対して横から見た説明図である。
【符号の説明】
1a,1b コーティングロール 2 ペーストロール 3 ペースト 4 基板ステージ 5 太陽電池基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ペーストを塗布するためのコーティ
    ングロールとコーティングロールの回転方向と逆方向に
    進行する太陽電池基板搬送装置とを用い、コーティング
    ロールと太陽電池基板搬送装置に固定された太陽電池基
    板のギャップを0〜50μmとし、コーティングロール
    に塗布された金属ペーストを太陽電池基板に圧接して転
    写することを特徴とする太陽電池の電極形成方法。
  2. 【請求項2】 金属ペーストの粘度は10000〜20
    000cpsの範囲であり、太陽電池基板の搬送速度と
    コーティングロールの円周の回転速度の絶対値がほぼ等
    しく、金属ペーストはコーティングロールの表面に幅広
    く塗布されていることを特徴とする裏面電極形成のため
    の請求項1記載の太陽電池の電極形成方法。
  3. 【請求項3】 金属ペーストの粘度は15000〜20
    000cpsの範囲であり、太陽電池基板の搬送速度と
    コーティングロールの円周の回転速度の絶対値がほぼ等
    しく、金属ペーストはコーティングロールの表面にノズ
    ルによりパターン状に塗布されていることを特徴とする
    受光面電極形成のための請求項1記載の太陽電池の電極
    形成方法。
  4. 【請求項4】 裏面電極形成用のコーティングロールと
    受光面電極形成用のコーティングロールのそれぞれの回
    転の中心軸は垂直の位置に配置され、それらのロールの
    間を通過するように太陽電池基板を搬送することを特徴
    とする請求項1,2または3記載の太陽電池の電極形成
    方法。
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