JP2002314105A - 太陽電池セルの電極形成方法および電極材料 - Google Patents

太陽電池セルの電極形成方法および電極材料

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JP2002314105A JP2001119528A JP2001119528A JP2002314105A JP 2002314105 A JP2002314105 A JP 2002314105A JP 2001119528 A JP2001119528 A JP 2001119528A JP 2001119528 A JP2001119528 A JP 2001119528A JP 2002314105 A JP2002314105 A JP 2002314105A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化もしくは薄型化した太陽電池セルの電
極形成方法を提供する。 【解決手段】 III族元素を含む拡散源を塗布したシ
ート状基材を貼り付ける工程を有することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池セルの電
極形成方法および電極材料に関し、具体的には、大型化
もしくは薄型化した太陽電池セルの電極形成方法および
電極材料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の代表的な太陽電池の製造方法にお
ける断面構造を図5に示す。以下、図5を用いて、従来
の代表的な太陽電池の製造方法の一例を説明する。
【0003】図5(a)に示すように、p型シリコン基
板501の表面に、受光面の反射を低減するための凹凸
を形成する。
【0004】そして、図5(b)に示すように、オキシ
塩化リン(POCl3)を用いて、リン(P)を熱拡散
することにより、n型拡散層502を形成し、pn接合
503を形成する。
【0005】さらに、図5(c)に示すように、基板の
片面をレジストなどでマスクし、受光面のみにn型拡散
層を残すように不要なn型拡散層を酸などでエッチング
除去後、レジストを有機溶剤などで除去する。
【0006】その後、図5(d)に示すように、受光面
にTiO2やSiNなどの反射防止膜504を形成した
後、裏面側にはアルミ系ペースト材などを、印刷、焼成
することによって電極506を形成する。この裏面電極
形成時には、開放電圧を向上し、かつ短絡電流を向上さ
せるためのBSF(Back Surface Fie
ld)層も同時に形成している。
【0007】そして、図5(e)に示すように、受光面
側には銀系ペースト材を印刷、焼成することによって電
極505を形成して、太陽電池507を形成する。な
お、電極を形成した後に、電極にはんだコーティングす
ることもある。
【0008】太陽電池の製造工程の1つであるBSF形
成方法としては、ホウ素などの拡散材料を用いた気相拡
散法や印刷・焼成による拡散法があげられる。
【0009】気相拡散法では、BSF層形成のみで裏面
電極形成工程を別途行わなければならない。これに比べ
て印刷・焼成による拡散法は、裏面電極も同時に形成で
きることから、工程を簡略化でき、自動化もしやすいと
いうことで、生産部門では裏面電極形成工程をスクリー
ン印刷法による形成が盛んである。この方法によれば、
裏面電極形成時には、Al粉末とガラス粉末および有機
バインダを有機溶媒とともに混合して作製したAlペー
ストを、裏面ほぼ全面にスクリーン印刷を行い、この
後、乾燥・焼成して裏面電極およびBSF層を形成して
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクリーン印
刷法においては、スクリーンメッシュが目詰まりを起こ
し、一度スクリーンマスクが目詰まりを起こすと、有機
溶媒でマスク面のペーストを拭き取らねばならず生産性
が悪くなる。また、スクリーンマスクは少しの衝撃でも
破れやすく取扱いに注意を要するという欠点がある。
【0011】また、スクリーンマスクを大きくすると、
スクリーンマスクの中央部と周辺部とではテンションの
差が大きくなり印刷性が異なるために、大型化ができ
ず、スクリーン印刷法では大量一括処理が困難であると
いう欠点がある。
【0012】さらに、スクリーン印刷法では、スクレー
パ(インク返し)によりスクリーンマスク上へペースト
を延ばして塗布し、スキージにより太陽電池基板上へペ
ースト印刷を行う。つまり一体構造となったスキージと
スクレーパのスクリーンマスク上での往復が、太陽電池
基板1枚の片面の印刷をするために必要となり、処理時
間がかかる。
【0013】さらに裏面電極印刷のように、ほぼ全面に
厚膜印刷を必要とする際には、太陽電池基板とスクリー
ンマスクとの版離れが悪くなるために高速処理はできな
い。
【0014】また、スクリーン印刷法は、太陽電池作製
プロセスの簡略化につながる有効な手段であるが、印刷
時にスキージをセルに必要な印圧を加える必要がある。
そのために、加圧で太陽電池セルの破損につながりやす
くなるため、材料費コスト低減化に向けたセルの大型化
および薄型化が困難になる。
【0015】そこで、本発明者は、太陽電池セルの表裏
面電極形成時に採用されている従来のスクリーン印刷法
における上記のような問題点を解決すべく、太陽電池セ
ルに表裏面電極形成用ペーストを印刷する方法としてス
クリーンマスクを不要とする転写印刷方法を、特願平6
−226564(特開平8−97448号公報参照)と
して先に提案している。
【0016】しかしながら、前記特願平6−22656
4での提案は、やはり太陽電池セル基板の表裏面に電極
形成用ペーストを直接的に転写印刷する方法である。こ
のため、ペーストが塗布されているコーティングロール
を太陽電池セル基板に圧接することにより、上記スクリ
ーン印刷法と同様に太陽電池セル基板に必要な印圧を加
えている。したがって、特に均一で平滑性が要求されて
大きな印圧を必要とする裏面BSF層および裏面電極形
成用ペーストの転写印刷時の加圧で、従来のスクリーン
印刷法と同様に、太陽電池セル基板の破損につながりや
すくなる。そのため、材料費コスト低減化に向けた太陽
電池セルの大型化および薄型化が困難となる場合がある
ことが判明した。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
を解決するためのものであり、太陽電池セル基板に裏面
電極形成用ペーストを塗布する方法において、直接的に
スクリーン印刷や転写印刷する方法ではなく、太陽電池
セルの裏面電極材料となる金属ペーストを、焼成後は焼
失するシート状基材上に転写印刷などの方法で塗布し、
塗布されたシート状基材を太陽電池セル基板の裏面に貼
り付けるという間接的な方法で行い、その後、貼り付け
られた太陽電池セル基板を焼成することによって、裏面
BSFおよび裏面電極を形成できるものである。
【0018】本発明に係る太陽電池セルの電極形成方法
は、III族元素を含む拡散源を塗布したシート状基材
を貼り付ける工程を有することを特徴とする。
【0019】また、前記シート状基材がパターニングさ
れていることも可能である。また、前記III族元素
が、ホウ素、ガリウム、アルミニウム、もしくは、イン
ジウムのうち少なくともいずれか一つを含有することが
可能である。
【0020】本発明に係る電極材料は、III族元素の
拡散材料を含むシート状基材からなる。
【0021】また、前記シート状基材は、ポリエチレン
であることが可能である。また、前記拡散材料が、アル
ミニウムを含んだペーストであることが可能である。
【0022】また、一定方向に搬送されるシート状基材
に、コーティングを行うことができるコーティングロー
ルと、前記コーティングロールにペーストを供給するペ
ーストロールと、を有するロールコータにより製造され
る電極材料であって、前記ペーストの粘度は1000〜
2000cpsの範囲であり、前記シート状基材と前記
コーティングロールとのギャップが50μm以下の範囲
であり、前記シート状基材の進行方向とコーティングロ
ールの回転方向とが逆方向であり、前記シート状基材の
搬送速度とコーティングロールの回転速度との比が1対
1とすることも可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明による裏面電極の形
成方法について説明する。まず、図4に参照させるよう
に、太陽電池セルとなるp型シリコン基板401を図4
(c)または図4(d)の状態になるまで加工してお
く。
【0024】すなわち、図4(a)に示すように、p型
シリコン基板401の表面に凹凸を形成する。次に図4
(b)に示すようにリン(P)を熱拡散することによ
り、n型拡散層402を形成し、pn接合403を形成
する。さらに、図4(c)に示すように、基板の片面を
マスクし、受光面のみにn型拡散層を残すように不要な
n型拡散層をエッチング除去後、レジストを除去する。
その後、図4(d)に示すように、受光面に反射防止膜
404を形成した後、裏面側にはアルミ系ペースト材な
どを、印刷、焼成することによって電極406を形成す
る。
【0025】ついで、図4(c)または図4(d)の状
態のシリコン基板(以下「太陽電池セル基板」という)
の裏面に太陽電池セルの裏面電極材料となる金属ペース
トを塗布するのである。
【0026】本発明に係る太陽電池セルの電極形成方法
は、III族元素を含む拡散源を塗布したシート状基材
を貼り付ける工程を有することを特徴とする。すなわ
ち、金属ペーストを、後工程の電極形成における焼成時
に焼失するシート状基材上にまず塗布し、その塗布され
たシート状基材を太陽電池セル基板の裏面に貼り付ける
という間接的な方法で行うことを特徴とするものであ
り、従来の直接塗布法と同じ実質的な塗布効果が得られ
ることを確認した。
【0027】前記シート状基材上への金属ペーストの塗
布法は、ロールコータによるコーティングロールによる
転写印刷方式を用いることができる。ここで、ロールコ
ータとは、一定方向に搬送されるシート状基材に、コー
ティングを行うことができるコーティングロールと、前
記コーティングロールにペーストを供給するペーストロ
ールと、を有することにより、シート状基材に金属ペー
ストを塗布することが可能となるのである。
【0028】金属ペーストの粘度は、10000〜20
000cpsの範囲とし、塗布時のシート状基材の進行
方向とコーティングロールの回転方向が逆方向であり、
また、シート状基材の搬送速度とコーティングロールの
円周の回転速度の比が1対1であり、シート状基材とコ
ーティングロールとギャップが50μm以下の範囲であ
ることが望ましい。
【0029】粘度10000〜20000cpsの金属
ペーストを用いる理由は、10000cpsよりも低い
粘度であると、コーティングロールとペーストのギャッ
プから、ペーストが落下するからであり、20000c
ps以上の粘度であるとシート状基材への転写がうまく
いかず、かすれやすくなるからである。
【0030】また、塗布時のシート状基材の進行方向と
コーティングロールの回転方向を逆方向にするのは、同
一方向であると平滑な塗布面が得られず、後続プロセス
で太陽電池セルの割れなどの問題が生じるからである。
【0031】また、シート状基材の搬送速度とコーティ
ングロールの円周の回転速度の比が1対1であるのは、
この条件のときが最も平滑で均一な塗布面を得られるこ
とが、実験的に確認されているからである。
【0032】シート状基材とコーティングロールのギャ
ップを50μm以下にする理由は、ギャップを開け過ぎ
るとかすれが生じ、平滑で均一な塗布面が得られないか
らである。
【0033】なお、粘度13000cpsで、比重1.
83のアルミペーストを用い、塗布実験を行った結果、
通常60μm以上の塗布膜厚が必要とされるが、66μ
mの塗布膜厚さが得られ、しかも、均一で平滑な裏面電
極が形成できることが実験的に確認されている。
【0034】図1は裏面電極形成のための金属ペースト
を塗布するためのロールコータの側面図である。本実施
形態では、裏面電極用の金属ペーストとしてアルミペー
ストを用いた。20m/minの円周速度で回転するゴ
ム製のコーティングロール1と、これとギャップ50μ
mで固定されたステンレスなど金属製のペーストロール
2との間に、アルミ粉末とガラス粉末および有機バイン
ダを有機溶媒とともに混合して作製した粘度13000
cpsのアルミのペースト3を供給する。
【0035】コーティングロール1の側面にはこれに沿
って、かき取り刃6が設けられており、かき取り刃6の
下方にペースト溜7が設けられている。
【0036】コーティングロール1のゴム材質は、アル
ミペースト3の成分に侵されないものであり、本実施形
態ではエチレンプロピレンゴムを用いた。コーティング
ロール1とペーストロール2のギャップの大小によりコ
ーティングロール1に塗布されるアルミペースト量を調
節できる。
【0037】次に、シート状基材となるポリエチレンシ
ート5(厚さ10〜50μm)が、回転するコーティン
グロール1の真下に20m/minの速度で移動してき
たときに、コーティングロール1、ペーストロール2、
かき取り刃6、ペースト溜7の一体構造物全体が下降す
る。そして、アルミペーストが塗布されたコーティング
ロール1をポリエチレンシート5に圧接することによ
り、ポリエチレンシート5上にアルミペーストが転写さ
れるのである。
【0038】コーティングロール1の回転は、ポリエチ
レンシート5の移動方向と逆方向のほうが、きれいな塗
布面が得られる。本実施形態では、コーティングロール
1とポリエチレンシート5とのギャップは40μmとし
た。
【0039】ポリエチレンシート5上に塗布されなかっ
たコーティングロール1上のアルミペーストは、かき取
り刃6によりコーティングロール1から除去されペース
ト溜7に回収される。これにより、コーティングロール
1上でのアルミペーストの乾燥を防ぐことが可能となる
のである。
【0040】ペースト溜7に回収されたアルミペースト
は再びコーティングロール1とペーストロール2との間
に供給され使用される。本実施形態では、ポリエチレン
シート5上全面にウエット状態で重さ1.2kgのアル
ミペーストが塗布され、これは、従来のスクリーン印刷
法によるものと同様のペースト重量である。
【0041】次に、図2のようにアルミペーストが塗布
されたポリエチレンシート5を必要なパターン形状に加
工された真空チャック機構がついたステージ4上に置
き、真空チャックにより、ステージ4に固定する。
【0042】次に、必要なパターン形状に加工されたス
テージのメス型となるカッター8を、固定されたポリエ
チレンシート5の上から、押し当てアルミペーストが塗
布されたポリエチレンシート5が所定の形状にカットさ
れる。
【0043】次に、図3のように、表面にアルミペース
トが塗布され必要な形状にパターニングされたポリエチ
レンシート5上に、図4(c)または図4(d)の状態
に加工されている太陽電池セル基板9の裏面を上から載
せ、ポリエチレンシート5と太陽電池セル基板9とを該
シート上に塗布されているアルミペーストにより貼り付
けて密着させる。
【0044】次に、ステージ4の真空チャックをオフに
し、アルミペーストが塗布されたポリエチレンシート5
が貼りついた太陽電池セル基板9を持ち上げ、該太陽電
池セル基板9はペーストの乾燥・焼成の工程に向かう。
【0045】ペーストの乾燥・焼成工程は、太陽電池セ
ル基板9の裏面にポリエチレンシート5を密着させたま
ま、先ず、アルミペーストを100℃〜200℃で乾燥
させる。次に、600℃〜800℃で焼成を行う。この
時、太陽電池セル基板9の裏面にアルミペーストにより
密着していたポリエチレンシート5は焼失し、太陽電池
セル基板9の裏面にはBSF層と裏面アルミ電極406
が形成される。
【0046】その後、前記太陽電池セル基板9は、表面
の電極405形成工程へいと向かい、最終的に、図4
(e)に示す形態の太陽電池セル407が製造されるの
である。
【0047】なお、前述の実施例において、ポリエチレ
ンシート5上へのアルミぺーストの塗布を、コーティン
グロール1による転写印刷方式で行うように説明した
が、スクリーン印刷法で行うことも可能である。
【0048】また、太陽電池セル基板9の裏面電極40
6形成方法を、太陽電池セル基板9の表面電極405の
形成方法に適用することも可能である。
【0049】なお、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0050】
【発明の効果】本発明に係る太陽電池セルの電極形成方
法は、太陽電池セルの電極形成時における太陽電池セル
基板への金属ペーストの塗布を、直接的に行う代わり
に、シート状基材に塗布されたものを貼り付けて密着さ
せるという間接的な方法により行うものである。そのた
め、従来のスクリーン印刷法やコーティングロールによ
る転写印刷方式での基板への直接的な塗布法で問題とな
っていた太陽電池セルの大型化や薄型化要請による太陽
電池セル基板の破損がなくなり、大型化や薄型化した太
陽電池セルの生産歩留まりを向上させることが可能とな
った。
【0051】さらに、本発明のようなシート状基材への
金属ペースト塗布方式では、連続塗布が可能であるため
に処理能力が大きくなり、また厚膜塗工の高速処理が可
能となる。
【0052】また、シートの幅を大きくすることによ
り、これによって間接的に金属ペーストを塗布する太陽
電池セル基板を同時に複数枚処理することが可能となっ
た。そのため、従来のスクリーン印刷法やコーティング
ロールによる転写印刷方式での基板への直接的な塗布法
では不可能であった大量一括処理が可能となり、太陽電
池セルの生産性を高めることができた。
【0053】このように、本発明に係る太陽電池セルの
電極形成方法による効果は著しいものであり、本発明が
もたらす利益は計り知れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電極形成のためのロールコータを説明する図
である。
【図2】 シート基材形状加工時の装置の側面図であ
る。
【図3】 シート基材を太陽電池セルへ貼り付ける時の
装置の側面図である。
【図4】 本発明にかかる太陽電池セル製造方法を説明
する図である。
【図5】 従来の太陽電池セル製造方法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 コーティングロール、2 ペーストロール、3 ペ
ースト、4 ステージ、5 シート状基材、6 かき取
り刃、7 ペースト溜、8 カッター、9 太陽電池セ
ル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 III族元素を含む拡散源を塗布したシ
    ート状基材を貼り付ける工程を有することを特徴とする
    太陽電池セルの電極形成方法。
  2. 【請求項2】 前記シート状基材がパターニングされて
    いることを特徴とする請求項1記載の太陽電池セルの電
    極形成方法。
  3. 【請求項3】 前記III族元素が、ホウ素、ガリウ
    ム、アルミニウム、もしくは、インジウムのうち少なく
    ともいずれか一つを含有することを特徴とする請求項1
    または2記載の太陽電池セルの電極形成方法。
  4. 【請求項4】 III族元素の拡散材料を含むシート状
    基材からなる電極材料。
  5. 【請求項5】 前記シート状基材は、ポリエチレンであ
    ることを特徴とする請求項4記載の電極材料。
  6. 【請求項6】 前記拡散材料が、アルミニウムを含んだ
    ペーストであることを特徴とする請求項4または5記載
    の電極材料。
  7. 【請求項7】 一定方向に搬送されるシート状基材に、
    コーティングを行うことができるコーティングロール
    と、 前記コーティングロールにペーストを供給するペースト
    ロールと、 を有するロールコータにより製造される電極材料であっ
    て、 前記ペーストの粘度は1000〜2000cpsの範囲
    であり、 前記シート状基材と前記コーティングロールとのギャッ
    プが50μm以下の範囲であり、 前記シート状基材の進行方向とコーティングロールの回
    転方向とが逆方向であり、 前記シート状基材の搬送速度とコーティングロールの回
    転速度との比が1対1である、請求項4〜6のいずれか
    に記載の電極材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100988761B1 (ko) 2009-12-30 2010-10-20 백산철강(주) 태양전지 제조용 스크린 인쇄 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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