JPH089741B2 - アンモニア性系におけるニツケルおよびコバルトの分離および回収 - Google Patents
アンモニア性系におけるニツケルおよびコバルトの分離および回収Info
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- JPH089741B2 JPH089741B2 JP63504066A JP50406688A JPH089741B2 JP H089741 B2 JPH089741 B2 JP H089741B2 JP 63504066 A JP63504066 A JP 63504066A JP 50406688 A JP50406688 A JP 50406688A JP H089741 B2 JPH089741 B2 JP H089741B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、ニッケルおよびコバルトの分離および回収
の新規な方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、水
性アンモニア性溶液中に存在するニツケルおよびコバル
ト有価物の溶媒抽出およびニッケル−有機試薬錯塩の水
性炭酸アンモニウムストリッピングによる単離されたニ
ッケルの回収により、分離および回収することに関す
る。
の新規な方法に関する。さらに詳しくは、本発明は、水
性アンモニア性溶液中に存在するニツケルおよびコバル
ト有価物の溶媒抽出およびニッケル−有機試薬錯塩の水
性炭酸アンモニウムストリッピングによる単離されたニ
ッケルの回収により、分離および回収することに関す
る。
ニッケルおよびコバルトは価値ある金属であり、そし
てこれらの金属を含有する鉱石からのそれらの回収は広
く流布した非常に重要な基本的工業的方法である。鉱石
および濃縮物からニッケルおよびコバルトを回収する普
通の方法は、還元焙燒および引き続いてアンモニア−炭
酸アンモニウム滲出法を使用することである。
てこれらの金属を含有する鉱石からのそれらの回収は広
く流布した非常に重要な基本的工業的方法である。鉱石
および濃縮物からニッケルおよびコバルトを回収する普
通の方法は、還元焙燒および引き続いてアンモニア−炭
酸アンモニウム滲出法を使用することである。
このような方法において、塩基性炭酸ニッケルを生成
して、それ以上の処理を可能とすることが望ましい。適
当な純度の塩基性炭酸ニッケルを生成するために、まず
共存する溶解したコバルトを除去することが必要であ
る。
して、それ以上の処理を可能とすることが望ましい。適
当な純度の塩基性炭酸ニッケルを生成するために、まず
共存する溶解したコバルトを除去することが必要であ
る。
これは、通常、適当な硫化剤、例えば気体の硫化水素
またはアンモニウムハイドロサルファイド溶液の注入に
より達成される。この手順は溶液中に多少の溶解コバル
トを残留させ、ならびに多少の溶解ニッケルを取り去ら
れ、それらの何れも望ましくない。
またはアンモニウムハイドロサルファイド溶液の注入に
より達成される。この手順は溶液中に多少の溶解コバル
トを残留させ、ならびに多少の溶解ニッケルを取り去ら
れ、それらの何れも望ましくない。
さらに、生成したニッケル−コバルト混合硫化物およ
び同時に沈澱する他の金属不純物は、複雑な消化、分離
および回収にかけた後、金属コバルトおよび金属ニッケ
ル、またはそれらの適当な塩類を得ることができる。
び同時に沈澱する他の金属不純物は、複雑な消化、分離
および回収にかけた後、金属コバルトおよび金属ニッケ
ル、またはそれらの適当な塩類を得ることができる。
硫化法は、また、本質的にコバルト不含のニッケルが
濃縮したプロセス流中に硫黄陰イオンを導入する。硫黄
陰イオンは、除去が困難であり、そしてそれが沈澱する
とき、塩基性炭酸ニッケルを汚染する。塩基性炭酸ニッ
ケルの硫黄化合物が存在すると、適当に低い硫黄含量の
ニッケル酸化物生成物を生成するために高い焼成温度を
必要とする。
濃縮したプロセス流中に硫黄陰イオンを導入する。硫黄
陰イオンは、除去が困難であり、そしてそれが沈澱する
とき、塩基性炭酸ニッケルを汚染する。塩基性炭酸ニッ
ケルの硫黄化合物が存在すると、適当に低い硫黄含量の
ニッケル酸化物生成物を生成するために高い焼成温度を
必要とする。
液−液抽出法は、現在、広い範囲の金属および非金属
の化合物の処理において確立されている。このような方
法の現在の問題への適用は、硫化用化合物の使用を回避
するが、所望の結果を達成することがしばしば困難であ
る。
の化合物の処理において確立されている。このような方
法の現在の問題への適用は、硫化用化合物の使用を回避
するが、所望の結果を達成することがしばしば困難であ
る。
とくに、液−液抽出によるニッケル−コバルトの分離
は、比較的困難であるが、ある条件下に実施することが
でき、例えば、適当な抽出は、有機試薬のトリ−イソ−
オクチルアミンを酸化状態IIのニッケルおよびコバルト
の強く酸性の塩化物溶液と接触させることによって達成
することができる。抽出の他の例は、ジ−2−エチルヘ
キシルリン酸または同様な試薬、例えば、ビス(2,4,4
−トリメチルペンチルホスフインおよび2−エチルヘキ
シルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシルエステルを、
酸化状態IIのニッケルおよびコバルトを含有する酸性硫
酸塩溶液に適用することである。
は、比較的困難であるが、ある条件下に実施することが
でき、例えば、適当な抽出は、有機試薬のトリ−イソ−
オクチルアミンを酸化状態IIのニッケルおよびコバルト
の強く酸性の塩化物溶液と接触させることによって達成
することができる。抽出の他の例は、ジ−2−エチルヘ
キシルリン酸または同様な試薬、例えば、ビス(2,4,4
−トリメチルペンチルホスフインおよび2−エチルヘキ
シルホスホン酸モノ−2−エチルヘキシルエステルを、
酸化状態IIのニッケルおよびコバルトを含有する酸性硫
酸塩溶液に適用することである。
抽出工程のそれ以上の例は、オキシム型試薬、例え
ば、2−ヒドロキシ−5−t−ノニルアセトフェノンオ
キシムをニッケルおよび酸化状態IIIのコバルトのアン
モニア性硫酸アンモニウムまたは炭酸アンモニウムの溶
液に適用することを包含する。他の型の追加の例は、置
換ベータ−ジケトン試薬をニツケルおよび酸化状態III
のコバルトのアンモニア性炭酸アンモニウムまたは硫酸
アンモニウムの溶液と接触させることである。
ば、2−ヒドロキシ−5−t−ノニルアセトフェノンオ
キシムをニッケルおよび酸化状態IIIのコバルトのアン
モニア性硫酸アンモニウムまたは炭酸アンモニウムの溶
液に適用することを包含する。他の型の追加の例は、置
換ベータ−ジケトン試薬をニツケルおよび酸化状態III
のコバルトのアンモニア性炭酸アンモニウムまたは硫酸
アンモニウムの溶液と接触させることである。
有機溶液を使用するニッケルおよびコバルトの液−液
抽出の間、有機相から分離する水性相は、通常ラフィー
ネと呼ばれるが、有機相はニッケルの主要量を含有す
る。このニッケルを回収するために、ニッケルが濃縮し
た有機相を適当な水性酸、例えば、硫酸と反応(ストリ
ッピング)させて、ニッケルを水性相にもどし、生ずる
水溶液を普通の金属採取回路、例えば、電解抽出に供給
してニッケルおよびコバルトを回収する。
抽出の間、有機相から分離する水性相は、通常ラフィー
ネと呼ばれるが、有機相はニッケルの主要量を含有す
る。このニッケルを回収するために、ニッケルが濃縮し
た有機相を適当な水性酸、例えば、硫酸と反応(ストリ
ッピング)させて、ニッケルを水性相にもどし、生ずる
水溶液を普通の金属採取回路、例えば、電解抽出に供給
してニッケルおよびコバルトを回収する。
ニッケル含有有機層の酸ストリッピングは、塩基性炭
酸ニッケル生成物を必要とする場合、回避すべきであ
る。本発明の以前において、普通に使用される有機試
薬、例えば、2−ヒドロキシ−5−t−ノニルアセトフ
ェノンオキシム、2−ヒドロキシ−5−ノニルサリシル
アルドキシムおよびアルキル、アリール、ハライド置換
ベータ−ジケチン型の試薬からニッケルをストリッピン
グすることができる適当な非酸性ストリッピング媒質は
開発されてきていない。
酸ニッケル生成物を必要とする場合、回避すべきであ
る。本発明の以前において、普通に使用される有機試
薬、例えば、2−ヒドロキシ−5−t−ノニルアセトフ
ェノンオキシム、2−ヒドロキシ−5−ノニルサリシル
アルドキシムおよびアルキル、アリール、ハライド置換
ベータ−ジケチン型の試薬からニッケルをストリッピン
グすることができる適当な非酸性ストリッピング媒質は
開発されてきていない。
本発明の方法は、前述の先行技術の欠点の軽減を促進
する。本発明の目的は、非酸性であり、硫黄陰イオンに
よるニッケルの汚染を排除し、そしてニッケルおよびコ
バルトを含有するアンモニア性フロセス流中に容易に組
み込むことができる。有機層に適当なストリッピング剤
を提供することである。
する。本発明の目的は、非酸性であり、硫黄陰イオンに
よるニッケルの汚染を排除し、そしてニッケルおよびコ
バルトを含有するアンモニア性フロセス流中に容易に組
み込むことができる。有機層に適当なストリッピング剤
を提供することである。
したがって、本発明は、連続工程: (a)ニッケルIIイオンおよびコバルトIIIイオンを含
有するアンモニア性炭酸アンモニウム液中のコバルトII
アンミンの主要量をコバルトIIIに酸化し、 (b)前記アンモニア性液からニッケルを有機試薬で抽
出して、ニッケル含有有機相およびコバルト含有アンモ
ニア性炭酸アンモニウム相を形成し、そして (c)ニッケル含有有機相をストリッピングする、 を包含する前記アンモニア性液から液−液抽出によりニ
ッケルを分離および回収する方法において、ニッケル含
有有機相をアンモニア性炭酸アンモニウム溶液と接触さ
せて、ニッケル含有水性ストリップ液を形成することに
よってストリッピングし、そしてアンモニア性炭酸アン
モニウム溶液はこの方法において含まれる唯一の水性相
であることを特徴とする方法にある。
有するアンモニア性炭酸アンモニウム液中のコバルトII
アンミンの主要量をコバルトIIIに酸化し、 (b)前記アンモニア性液からニッケルを有機試薬で抽
出して、ニッケル含有有機相およびコバルト含有アンモ
ニア性炭酸アンモニウム相を形成し、そして (c)ニッケル含有有機相をストリッピングする、 を包含する前記アンモニア性液から液−液抽出によりニ
ッケルを分離および回収する方法において、ニッケル含
有有機相をアンモニア性炭酸アンモニウム溶液と接触さ
せて、ニッケル含有水性ストリップ液を形成することに
よってストリッピングし、そしてアンモニア性炭酸アン
モニウム溶液はこの方法において含まれる唯一の水性相
であることを特徴とする方法にある。
この方法は、広い範囲の金属および非金属の化合物の
分離に適用することができる。しかしながら、この方法
はニッケルおよびコバルトの分離にとくに有用である。
さらに詳しくは、本発明の方法は、酸化状態IIのニッケ
ルおよび酸化状態IIIのコバルトの分離にとくに有用で
ある。本発明を適用できる他の分離は、銅およびコバル
トまたはニッケルおよび銅の分離を包含する。しかしな
がら、説明および理解が便利であるように、以下の説明
はニッケルおよびコバルトの分離に集中する。
分離に適用することができる。しかしながら、この方法
はニッケルおよびコバルトの分離にとくに有用である。
さらに詳しくは、本発明の方法は、酸化状態IIのニッケ
ルおよび酸化状態IIIのコバルトの分離にとくに有用で
ある。本発明を適用できる他の分離は、銅およびコバル
トまたはニッケルおよび銅の分離を包含する。しかしな
がら、説明および理解が便利であるように、以下の説明
はニッケルおよびコバルトの分離に集中する。
金属およびコバルトを含有するアンモニア性炭酸アン
モニウム液は、酸化工程の前に加熱して、不必要な元素
を沈澱させかつアンモニウム含量を減少することができ
る。アンモニア性炭酸アンモニウム液を約100℃の温度
に大気圧において加熱し、そしてアンモニウム含量を22
〜32gl-1に減少することは好ましい。アンモニア含量を
25gl-1に減少し、そして二酸化炭素含量は18gl-1である
ことは最も好ましい。
モニウム液は、酸化工程の前に加熱して、不必要な元素
を沈澱させかつアンモニウム含量を減少することができ
る。アンモニア性炭酸アンモニウム液を約100℃の温度
に大気圧において加熱し、そしてアンモニウム含量を22
〜32gl-1に減少することは好ましい。アンモニア含量を
25gl-1に減少し、そして二酸化炭素含量は18gl-1である
ことは最も好ましい。
本発明の方法は、ニッケルおよびコバルトの液−液抽
出後に得られた、ニッケル含有有機相をストリッピング
するための新規なストリッピング剤を包含する。この方
法はアンモニア性炭酸アンモニウム溶液を使用して鉱石
から金属を溶解するために使用されてきた液−液抽出法
にとくに適用できるが、有機金属の好ましい型はアセト
フェノンオキシム、サリシルアルドキシムおよびベータ
−ジケトンを包含する。有機試薬は、必要に応じて、適
当な変性剤、例えば、イソトリデカノールと一緒に芳香
族または脂肪族の炭化水素溶媒中に溶解することができ
る。ニッケルおよびコバルトを含有する水溶液からニッ
ケルを優先的に抽出する他の有機試薬を使用することが
できるが、前述のものは現在商業的に入手可能であり、
そして特に有効に使用されてきている。
出後に得られた、ニッケル含有有機相をストリッピング
するための新規なストリッピング剤を包含する。この方
法はアンモニア性炭酸アンモニウム溶液を使用して鉱石
から金属を溶解するために使用されてきた液−液抽出法
にとくに適用できるが、有機金属の好ましい型はアセト
フェノンオキシム、サリシルアルドキシムおよびベータ
−ジケトンを包含する。有機試薬は、必要に応じて、適
当な変性剤、例えば、イソトリデカノールと一緒に芳香
族または脂肪族の炭化水素溶媒中に溶解することができ
る。ニッケルおよびコバルトを含有する水溶液からニッ
ケルを優先的に抽出する他の有機試薬を使用することが
できるが、前述のものは現在商業的に入手可能であり、
そして特に有効に使用されてきている。
とくに好ましい有機溶液は約32.5%v/vの2−ヒドロ
キシ−5−ノニルアセト−フェノンオキシム、18.4%v/
vのイソ−トリデシルアルコールと、25%より少ない芳
香族含量の49.1%v/vの炭化水素溶媒とからなることが
できる。これらの好ましい量は、オキシム溶液および特
定のアルコールの特定の比に基づく。
キシ−5−ノニルアセト−フェノンオキシム、18.4%v/
vのイソ−トリデシルアルコールと、25%より少ない芳
香族含量の49.1%v/vの炭化水素溶媒とからなることが
できる。これらの好ましい量は、オキシム溶液および特
定のアルコールの特定の比に基づく。
この方法は、好ましくは、ニッケル濃度が8〜10gl-1
の範囲内である溶液に適用される。約9gl-1のニッケル
濃度は最適な結果を与えるように思われるが、回路の流
速を調節してニッケル濃度を上下することができるであ
ろう。コバルトの濃度は、分離の効率に影響を及ぼさな
いで、分離が必要な溶液において広く変化させることが
できる。
の範囲内である溶液に適用される。約9gl-1のニッケル
濃度は最適な結果を与えるように思われるが、回路の流
速を調節してニッケル濃度を上下することができるであ
ろう。コバルトの濃度は、分離の効率に影響を及ぼさな
いで、分離が必要な溶液において広く変化させることが
できる。
ニッケルの主要量は、通常、有機相中に分離され、こ
こでそれは2の有機/ニッケルモル比で中性のニッケル
II有機−金属錯塩を形成するであろう。コバルトIIIは
有機試薬と反応しないが、コバルトIIはニッケルIIと同
様な有機−金属錯塩を形成する。
こでそれは2の有機/ニッケルモル比で中性のニッケル
II有機−金属錯塩を形成するであろう。コバルトIIIは
有機試薬と反応しないが、コバルトIIはニッケルIIと同
様な有機−金属錯塩を形成する。
アンモニア性液を有機試薬含有液状有機溶液と30秒〜
60分間接触することは好ましい。最も好ましくは接触時
間は約3分である。
60分間接触することは好ましい。最も好ましくは接触時
間は約3分である。
コバルトIIIとして存在するコバルトの主要量は、水
性相(ラフィネート)中に止まる。ラフィネート中のコ
バルトは任意の適当な方法において、例えば、硫化によ
り回収することができる。
性相(ラフィネート)中に止まる。ラフィネート中のコ
バルトは任意の適当な方法において、例えば、硫化によ
り回収することができる。
ラフィネート中に残留するニッケルは、このような回
収を経済的の価値があると考えるか、あるいはそうでな
ければ必要である場合、適当な手順により回収すること
ができる。
収を経済的の価値があると考えるか、あるいはそうでな
ければ必要である場合、適当な手順により回収すること
ができる。
次いで、抽出工程からの有機相を処理してニッケルを
回収する。塩基性炭酸ニッケルの生成に所望の媒質を達
成するために、本発明の方法はニッケル含有有機相を水
性アンモニア性アンモニウム溶液と接触させて、ニッケ
ルを水溶液中にもどすことによってニッケルを回収する
ことを包含する。
回収する。塩基性炭酸ニッケルの生成に所望の媒質を達
成するために、本発明の方法はニッケル含有有機相を水
性アンモニア性アンモニウム溶液と接触させて、ニッケ
ルを水溶液中にもどすことによってニッケルを回収する
ことを包含する。
アンモニア性炭酸アンモニウム溶液は過剰のアンモニ
アを含有することができ、そして好ましくは鉱石の滲出
に使用するアンモニア性炭酸アンモニウム溶液より強
い。ニッケル含有有機相からニッケルの回収に使用する
溶液の濃度は、好ましくはNH3:210〜300gl-1、CO2:150
〜250gl-1の範囲である。現在最も好ましい溶液はNH3:2
70gl-1、CO2:230gl-1である。
アを含有することができ、そして好ましくは鉱石の滲出
に使用するアンモニア性炭酸アンモニウム溶液より強
い。ニッケル含有有機相からニッケルの回収に使用する
溶液の濃度は、好ましくはNH3:210〜300gl-1、CO2:150
〜250gl-1の範囲である。現在最も好ましい溶液はNH3:2
70gl-1、CO2:230gl-1である。
ニッケル含有有機相およびアンモニア性炭酸アンモニ
ウム溶液の間の接触は、任意の適当な温度および圧力に
おいて実施することができる。好ましくは、この工程は
大気圧において20℃〜50℃の範囲の温度において実施す
る。
ウム溶液の間の接触は、任意の適当な温度および圧力に
おいて実施することができる。好ましくは、この工程は
大気圧において20℃〜50℃の範囲の温度において実施す
る。
ニッケル含有有機相はアンモニア性炭酸アンモニウム
溶液と30秒〜60分間接触させる。最も好ましくは、接触
時間は約3分である。
溶液と30秒〜60分間接触させる。最も好ましくは、接触
時間は約3分である。
分離およびストリッピングの両者は、普通のバッチ抽
出技術または連続的ミキサー沈降装置の技術により実施
することができる。後者の技術は、一般に、ストリッピ
ングされた有機相を連続的方法で再循環し、こうして1
つの体積の有機試薬をニッケルの回収に反復して使用す
ることができるので、好ましい。
出技術または連続的ミキサー沈降装置の技術により実施
することができる。後者の技術は、一般に、ストリッピ
ングされた有機相を連続的方法で再循環し、こうして1
つの体積の有機試薬をニッケルの回収に反復して使用す
ることができるので、好ましい。
本発明の方法を連続的向流ミキサー−沈降装置の操作
に適用するとき、ストリッピングセルにおける有機/水
性比は好ましくは6.0〜10.0の範囲である。これは抽出
セル(ここで匹敵する有機剤を使用することができる)
1.0〜1.2:1の好ましい有機/水性相の範囲と対照的であ
る。
に適用するとき、ストリッピングセルにおける有機/水
性比は好ましくは6.0〜10.0の範囲である。これは抽出
セル(ここで匹敵する有機剤を使用することができる)
1.0〜1.2:1の好ましい有機/水性相の範囲と対照的であ
る。
ニツケル含有有機相は約40℃のストリツピングセル中
でストップされる。
でストップされる。
水性相中に分離するニッケルは、普通の方法で炭酸ニ
ッケルとして回収することができる。例えば、塩基性炭
酸ニッケルは蒸留により容易に回収することができる。
ニッケルは、また、圧力下に水素の還元により水性炭酸
アンモニウム溶液から効果的に回収することができる。
回収技術は、好ましくは、ストリップ液のNH3およびCO2
成分をニッケル含有有機相のストリッピング段階に再循
環させることができる。
ッケルとして回収することができる。例えば、塩基性炭
酸ニッケルは蒸留により容易に回収することができる。
ニッケルは、また、圧力下に水素の還元により水性炭酸
アンモニウム溶液から効果的に回収することができる。
回収技術は、好ましくは、ストリップ液のNH3およびCO2
成分をニッケル含有有機相のストリッピング段階に再循
環させることができる。
本発明の方法を以下の実施例により説明する。これら
の実施例は例示のみを目的とし、広く記載する本発明の
範囲を限定するもと解釈すべきではないことを理解すべ
きである。
の実施例は例示のみを目的とし、広く記載する本発明の
範囲を限定するもと解釈すべきではないことを理解すべ
きである。
以下の実施例1〜4のすべてにおいて、試験した液は
現在実施している方法から得られ、そして次の最初のお
およその組成物を有した: ニッケル 10.0gl-1 コバルト 0.46gl-1 NH3 85gl-1 CO2 62gl-1 液−液抽出前に、この液を処理して合計のアンモニウ
ム含量をほぼ30gl-1の適当な強度に低下させた。
現在実施している方法から得られ、そして次の最初のお
およその組成物を有した: ニッケル 10.0gl-1 コバルト 0.46gl-1 NH3 85gl-1 CO2 62gl-1 液−液抽出前に、この液を処理して合計のアンモニウ
ム含量をほぼ30gl-1の適当な強度に低下させた。
実施例1 有機抽出系は、75容のほぼ17%の芳香族含量のケロシ
ン中に溶解した25容の(2−ヒドロキシ−5−t−ノニ
ルアセトフェノンオキシム)試薬から成っていた。試験
は23℃〜43℃の温度範囲において実施した。使用したミ
キサー−沈降装置は、大気へのNH3およびCO2の損失を防
止するために密閉した装置であった。
ン中に溶解した25容の(2−ヒドロキシ−5−t−ノニ
ルアセトフェノンオキシム)試薬から成っていた。試験
は23℃〜43℃の温度範囲において実施した。使用したミ
キサー−沈降装置は、大気へのNH3およびCO2の損失を防
止するために密閉した装置であった。
バッチの抽出試験は、いくつかの比の増分で10:1〜1:
10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施した。連続的
ミキサー/沈降装置の試験のため、1.64の有機対水性を
使用した。
10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施した。連続的
ミキサー/沈降装置の試験のため、1.64の有機対水性を
使用した。
バッチ式の負荷試験についての典型的な結果を表1に
記載し、そして連続的ミキサー/沈降装置の試験の結果
を表2に記載する。
記載し、そして連続的ミキサー/沈降装置の試験の結果
を表2に記載する。
バッチのストリッピング試験は、いくつかの比の増分
で10:1〜1:10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施し
た。ストリッピング溶液はアンモニア性炭酸アンモニウ
ム溶液であった。バッチ式ストリッピング試験について
の典型的な結果を表3に記載する。
で10:1〜1:10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施し
た。ストリッピング溶液はアンモニア性炭酸アンモニウ
ム溶液であった。バッチ式ストリッピング試験について
の典型的な結果を表3に記載する。
連続的ミキサー沈降装置の試験について、1.66のO/A
比を使用し、そして結果を表4に記載する。
比を使用し、そして結果を表4に記載する。
表1、2、3および4におけるデータは、発見された
ストリッピング媒質の抽出の選択性および効能を明瞭の
実証する。第二コバルトのコバルトが濃縮した得られた
ラフィネートおよびニッケルが濃縮した負荷されたスト
リップ液は、それぞれの高い純度のコバルトおよびニッ
ケル材料を回収するための下流の処理に適する。
ストリッピング媒質の抽出の選択性および効能を明瞭の
実証する。第二コバルトのコバルトが濃縮した得られた
ラフィネートおよびニッケルが濃縮した負荷されたスト
リップ液は、それぞれの高い純度のコバルトおよびニッ
ケル材料を回収するための下流の処理に適する。
実施例2 この場合における有機抽出系は、75容のほぼ17%の芳
香族含量のケロシン中に溶解した25容の2−ヒドロキシ
−5−ノニルサリシルアルドキシム試薬から成ってい
た。使用した装置および組成物は、実施例1において前
述のものに類似した。バッチ式の抽出についての典型的
な結果を表5に記載し、そして連続的ミキサー沈降装置
の抽出試験の結果を表6に記載する。
香族含量のケロシン中に溶解した25容の2−ヒドロキシ
−5−ノニルサリシルアルドキシム試薬から成ってい
た。使用した装置および組成物は、実施例1において前
述のものに類似した。バッチ式の抽出についての典型的
な結果を表5に記載し、そして連続的ミキサー沈降装置
の抽出試験の結果を表6に記載する。
バッチのストリッピング試験は、いくつかの比の増分
で10:1〜1:10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施し
た。ストリッピング溶液はアンモニア性炭酸アンモニウ
ム溶液であった。1.6の有機対水性の比における連続的
ミキサー沈降装置のストリッピング試験からの結果を、
表8に記載する。
で10:1〜1:10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施し
た。ストリッピング溶液はアンモニア性炭酸アンモニウ
ム溶液であった。1.6の有機対水性の比における連続的
ミキサー沈降装置のストリッピング試験からの結果を、
表8に記載する。
表5、6、7および8におけるデータは発見されたス
トリッピング媒質の抽出の選択性および効能を明瞭の実
証する。第二コバルトのコバルトが濃縮した得られたラ
フィネートおよびニッケルが濃縮した負荷されたストリ
ップ液は、それぞれの高い純度のコバルトおよびニッケ
ル材料を回収するための下流の処理に適する。
トリッピング媒質の抽出の選択性および効能を明瞭の実
証する。第二コバルトのコバルトが濃縮した得られたラ
フィネートおよびニッケルが濃縮した負荷されたストリ
ップ液は、それぞれの高い純度のコバルトおよびニッケ
ル材料を回収するための下流の処理に適する。
実施例3 この場合における有機抽出系は、75容の50%より大き
い芳香族含量のケロシン中に溶解した25容のアルキル、
アリール置換ベータ−ケトン試薬から成っていた。使用
した装置および組成物は、実施例1において前述のもの
に類似した。バッチ式の抽出についての典型的な結果を
表9に記載し、そして連続的ミキサー沈降装置の抽出試
験の結果を表10に記載する。
い芳香族含量のケロシン中に溶解した25容のアルキル、
アリール置換ベータ−ケトン試薬から成っていた。使用
した装置および組成物は、実施例1において前述のもの
に類似した。バッチ式の抽出についての典型的な結果を
表9に記載し、そして連続的ミキサー沈降装置の抽出試
験の結果を表10に記載する。
バッチのストリッピング試験は、いくつかの比の増分
で10:1〜1:10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施し
た。ストリッピング溶液はアンモニア性炭酸アンモニウ
ム溶液であった。バッチ式のストリッピング試験につい
ての典型的な結果を表11に記載する。
で10:1〜1:10の有機相対水性相の近似比の範囲で実施し
た。ストリッピング溶液はアンモニア性炭酸アンモニウ
ム溶液であった。バッチ式のストリッピング試験につい
ての典型的な結果を表11に記載する。
4.9の有機対水性の比における連続的ミキサー沈降装
置の抽出試験の結果を表12に記載する。
置の抽出試験の結果を表12に記載する。
これらの最後の表から認めれるように、発見したスト
リッピング液はニッケル含有有機相からのニッケルの回
収において極めて効果的である。
リッピング液はニッケル含有有機相からのニッケルの回
収において極めて効果的である。
完全にアンモニアの系において酸化状態IIIのニッケ
ルおよびコバルトの分離および回収は、ラテライト類が
減少したアンモニア性炭酸アンモニウムの滲出物の限定
されない。コバルトが酸化状態IIIである他のアンモニ
ア−アンモニウム塩の溶液を、本発明により連続的に処
理することができる。他のオキシダントによりアンモニ
ア−アンモニウム塩溶液の通気または酸化は、溶解した
コバルトを酸化状態IIIにする好ましい方法である。例
えば、次の実施例により示すように、この方法はアンモ
ニア性溶液中においてニッケルアミンおよび第二コバル
ト(Co III)アミンを生成するニッケルコバルト硫化物
の圧力下の酸化から生ずる溶液に適用することができ
る。
ルおよびコバルトの分離および回収は、ラテライト類が
減少したアンモニア性炭酸アンモニウムの滲出物の限定
されない。コバルトが酸化状態IIIである他のアンモニ
ア−アンモニウム塩の溶液を、本発明により連続的に処
理することができる。他のオキシダントによりアンモニ
ア−アンモニウム塩溶液の通気または酸化は、溶解した
コバルトを酸化状態IIIにする好ましい方法である。例
えば、次の実施例により示すように、この方法はアンモ
ニア性溶液中においてニッケルアミンおよび第二コバル
ト(Co III)アミンを生成するニッケルコバルト硫化物
の圧力下の酸化から生ずる溶液に適用することができ
る。
実施例4 炭酸アンモニウム溶液(NH3 160、CO2 100gl-1)中で
15%の固体で70℃において3時間45psigの酸化圧力下に
スラリー化した、プラントで生成したニッケルコバルト
硫化物の固体試料をオートクレーブ処理することによっ
て、ニッケルおよびコバルトの溶液を調整した。生ずる
溶液は、次の組成を有した。
15%の固体で70℃において3時間45psigの酸化圧力下に
スラリー化した、プラントで生成したニッケルコバルト
硫化物の固体試料をオートクレーブ処理することによっ
て、ニッケルおよびコバルトの溶液を調整した。生ずる
溶液は、次の組成を有した。
Ni 32.4gl-1 Co 14.0gl-1 NH3 80gl-1 CO2 64gl-1 この場合において使用した有機抽出系は、ケロシン中
の2−ヒドロキシ−5−ノニルアセトフェノンオキシム
(47% V/V)であった。ベンチシェイク−アウト(benc
h shake−out)試験において使用した装置および条件
は、実施例1について上に報告したものに類似した。バ
ッチ式試験についての結果を表13に記載する。
の2−ヒドロキシ−5−ノニルアセトフェノンオキシム
(47% V/V)であった。ベンチシェイク−アウト(benc
h shake−out)試験において使用した装置および条件
は、実施例1について上に報告したものに類似した。バ
ッチ式試験についての結果を表13に記載する。
実施例5 3つの抽出セル、3つのストリッピングセルおよび1
つの負荷した有機洗浄セルから成る向流液体イオン交換
回路に、炭酸アンモニウム溶液(25gl-1のNH3,14gl-1の
CO2)を9gl-1のNiおよび変動するコバルト、0.1〜1.0g
l-1を、微量の鉄、マンガン、銅および亜鉛と一緒に供
給する。
つの負荷した有機洗浄セルから成る向流液体イオン交換
回路に、炭酸アンモニウム溶液(25gl-1のNH3,14gl-1の
CO2)を9gl-1のNiおよび変動するコバルト、0.1〜1.0g
l-1を、微量の鉄、マンガン、銅および亜鉛と一緒に供
給する。
使用した有機抽出剤は、高い芳香族含量の溶媒ペガゾ
ル(Pegasol)R150(Mobilにより販売されている)中に
溶解した12.5%V/Vのアルキル、アリール置換したベー
タ−ジケトンである。
ル(Pegasol)R150(Mobilにより販売されている)中に
溶解した12.5%V/Vのアルキル、アリール置換したベー
タ−ジケトンである。
抽出段階において、有機対水性の比は1.0:1であっ
た。
た。
水性ラフィネート(コバルトIIIが濃縮した溶液)
は、24時間の連続的時間にわたって平均して、0.34gl-1
のコバルト、0.005gl-1のニッケルと分析された。
は、24時間の連続的時間にわたって平均して、0.34gl-1
のコバルト、0.005gl-1のニッケルと分析された。
ストリップ液の供給溶液は240gl-1のNH3および215gl
-1のCO2を含有し、そして7.5:1の有機対水性の比におい
てニッケル含有有機試薬の存在する抽出液と接触させ
た。ミキサーボックス中の有機対水性相の比は1:1また
はその付近に、必要に応じて、個々のセルの各々におい
て沈降装置からミキサーへ戻る水性再循環液の使用によ
り維持した。
-1のCO2を含有し、そして7.5:1の有機対水性の比におい
てニッケル含有有機試薬の存在する抽出液と接触させ
た。ミキサーボックス中の有機対水性相の比は1:1また
はその付近に、必要に応じて、個々のセルの各々におい
て沈降装置からミキサーへ戻る水性再循環液の使用によ
り維持した。
負荷したストリップ溶液は、24時間の連続的時間にわ
たって平均して、68.6gl-1のニッケルおよび0.013gl-1
のコバルトと分析された。
たって平均して、68.6gl-1のニッケルおよび0.013gl-1
のコバルトと分析された。
最後のストリップセル(S3)を出て最後の抽出セル
(E3)へ入る前のストリッピングした誘起溶液は、0.10
gl-1のニッケルおよび0.006gl-1のコバルトと分析され
た。
(E3)へ入る前のストリッピングした誘起溶液は、0.10
gl-1のニッケルおよび0.006gl-1のコバルトと分析され
た。
この系を連続的に96時間30〜40℃において運転し、ス
トリッピングされた有機液をストリッピングセルから抽
出しセルへ小さい体積の中間容器を経て再循環させた。
上で報告した結果は、運転期間の間で達成されたものに
典型的であった。
トリッピングされた有機液をストリッピングセルから抽
出しセルへ小さい体積の中間容器を経て再循環させた。
上で報告した結果は、運転期間の間で達成されたものに
典型的であった。
上の方法において使用するための別の有機抽出剤は、
27.5%V/Vの変性したヒドロキシオキシム試薬の溶液で
ある。別の高い芳香族含量の溶媒はソルベッソ(Solves
so)150(Exxonにより販売されている)である。抽出段
階における有機対水性の比は1.2:1に増加させることが
でき、そして相の連続性は、どの系が最も少ない有機試
薬の連行損失を依存して水性の連続性または有機の連続
性であることができる。
27.5%V/Vの変性したヒドロキシオキシム試薬の溶液で
ある。別の高い芳香族含量の溶媒はソルベッソ(Solves
so)150(Exxonにより販売されている)である。抽出段
階における有機対水性の比は1.2:1に増加させることが
でき、そして相の連続性は、どの系が最も少ない有機試
薬の連行損失を依存して水性の連続性または有機の連続
性であることができる。
前述の説明は、この方法を実験室の環境において実施
したものとして概説したものである。この方法のパイロ
ットプラントへの応用を第1図および以下の特定の実施
例を参照して説明において概説する。図面および特定の
実施例は例示のみを目的とし、本発明の範囲の限定を意
図しないものと理解すべきである。
したものとして概説したものである。この方法のパイロ
ットプラントへの応用を第1図および以下の特定の実施
例を参照して説明において概説する。図面および特定の
実施例は例示のみを目的とし、本発明の範囲の限定を意
図しないものと理解すべきである。
パイロットプラントは45l/分のプラントの液を処理す
るように設計したが、パイロットプラントについて見い
だされた結果を外挿することによって、当業者は大きい
体積の溶液を処理するための商業的プラントを設計する
ことができることを強調しなくてはならない。
るように設計したが、パイロットプラントについて見い
だされた結果を外挿することによって、当業者は大きい
体積の溶液を処理するための商業的プラントを設計する
ことができることを強調しなくてはならない。
パイロットプラントにおいて実施する操作は、次のよ
うにし項目に分けることができる: 1、溶液の調製 2、溶媒抽出 3、金属のストリッピング 4、負荷されたストリップ液の精製 5、水蒸気ストリッピング 6、ニッケルの回収 7、コバルトの回収 溶液の調製 コバルトおよびニッケルを含有する鉱石を適当なスラ
リーの形成により調製する。この調製は、金属の鉱石の
大きさを破砕および微粉砕により減少し、そして鉱石を
また加熱しながら適当な還元剤に暴露することによって
化学的還元する。
うにし項目に分けることができる: 1、溶液の調製 2、溶媒抽出 3、金属のストリッピング 4、負荷されたストリップ液の精製 5、水蒸気ストリッピング 6、ニッケルの回収 7、コバルトの回収 溶液の調製 コバルトおよびニッケルを含有する鉱石を適当なスラ
リーの形成により調製する。この調製は、金属の鉱石の
大きさを破砕および微粉砕により減少し、そして鉱石を
また加熱しながら適当な還元剤に暴露することによって
化学的還元する。
生ずるスラリー(21)を通気槽(D)に通過させ、コ
バルトIIの大部分をコバルトIIIに酸化する。次いで、
スラリーを槽1a〜7aにおいて洗浄および濃縮する。テイ
リング(23)をテイリングスチル(M)を通して洗浄後
除去し、ここで水蒸気(2)を添加し、そして蒸気(2
2)をガスクーラー凝縮器(H)において凝縮する。凝
縮しない蒸気は吸収装置(N)にを通してプラント液を
溶解し、そして生ずる液を再循環して洗浄濃縮器7
(a)に戻す。
バルトIIの大部分をコバルトIIIに酸化する。次いで、
スラリーを槽1a〜7aにおいて洗浄および濃縮する。テイ
リング(23)をテイリングスチル(M)を通して洗浄後
除去し、ここで水蒸気(2)を添加し、そして蒸気(2
2)をガスクーラー凝縮器(H)において凝縮する。凝
縮しない蒸気は吸収装置(N)にを通してプラント液を
溶解し、そして生ずる液を再循環して洗浄濃縮器7
(a)に戻す。
通常の組成(9gl-1のNi、0.4gl-1のCo、85gl-1のNH3
および60gl-1のCO2)のプラント生成物の液状溶液
(1)を、熱交換器(A)を通して多数のトレーの蒸留
塔(B)に送る。10psiのライン(2)からの水蒸気を
スチルの底に注入し、これにより多少のアンモニアおよ
び二酸化炭素をプラント生成物の液からストリッピング
する。水蒸気の供給量を注意して制御して、ほぼ25gl-1
のアンモニア(NH3)、18gl-1の二酸化炭素CO2および本
質的に同一の濃度のニッケルおよびコバルトを含有する
液を入る生成物液として生成する。この量の水蒸気は0.
12kg水蒸気/lの生成物程度の供給である。蒸留塔を出る
この液は特別の生成物液と呼び、そして流れ(3)と識
別し、そして次のおおよその組成をもつ。
および60gl-1のCO2)のプラント生成物の液状溶液
(1)を、熱交換器(A)を通して多数のトレーの蒸留
塔(B)に送る。10psiのライン(2)からの水蒸気を
スチルの底に注入し、これにより多少のアンモニアおよ
び二酸化炭素をプラント生成物の液からストリッピング
する。水蒸気の供給量を注意して制御して、ほぼ25gl-1
のアンモニア(NH3)、18gl-1の二酸化炭素CO2および本
質的に同一の濃度のニッケルおよびコバルトを含有する
液を入る生成物液として生成する。この量の水蒸気は0.
12kg水蒸気/lの生成物程度の供給である。蒸留塔を出る
この液は特別の生成物液と呼び、そして流れ(3)と識
別し、そして次のおおよその組成をもつ。
前述の蒸留手順は、溶媒抽出前にプロセス流れに2つ
の本質的な利益を生成する;(i)減少したアンモニア
濃度は溶媒抽出の速度論を有意に増大し、これにより溶
媒抽出セルの大きさおよびそれらの数の両者を減少す
る;(ii)生成物液の流れへの熱の作用は重要な不純物
の元素、例えば、鉄、マンガン、シリカおよびヒ素を凝
固および沈澱させると同時に他の不純物、例えば、有機
ポリマーの凝集物を除去する。
の本質的な利益を生成する;(i)減少したアンモニア
濃度は溶媒抽出の速度論を有意に増大し、これにより溶
媒抽出セルの大きさおよびそれらの数の両者を減少す
る;(ii)生成物液の流れへの熱の作用は重要な不純物
の元素、例えば、鉄、マンガン、シリカおよびヒ素を凝
固および沈澱させると同時に他の不純物、例えば、有機
ポリマーの凝集物を除去する。
上の不純物の除去は溶媒抽出法の効率を大きく増大
し、そして溶媒抽出セルの沈降区画における「かたま
り」の形成を排除する。「かたまり」相の不存在は、溶
媒抽出セルの連続的操作を可能とする。
し、そして溶媒抽出セルの沈降区画における「かたま
り」の形成を排除する。「かたまり」相の不存在は、溶
媒抽出セルの連続的操作を可能とする。
これらの不純物の除去は、特別の生成物液の流れ
(3)を濃縮装置、容器(C)へ送ることによって実施
する。この容器からの下層流のスラリー(4)は上に列
挙した不純物を多少のニッケルと一緒に含有し、そして
これはプラントの備蓄に戻してニッケルを回収できるよ
うにする。
(3)を濃縮装置、容器(C)へ送ることによって実施
する。この容器からの下層流のスラリー(4)は上に列
挙した不純物を多少のニッケルと一緒に含有し、そして
これはプラントの備蓄に戻してニッケルを回収できるよ
うにする。
溶媒抽出のニッケルコバルトの分離の効率は、特別の
生成物液の流れ(3)中のコバルトIII化合物の存在お
よびコバルトII化合物の不存在に大きく依存する。特別
の生成物液の流れ中のコバルトII化合物の存在は、因
子、例えば、通気および滲出タンク(D)において還元
した鉱石の滲出の間の鉱石/液スラリーの不十分な通気
および/または生成物液または特別の生成物液中の還元
性物質によりCo III化合物のCo II化合物への滲出後の
転化により引き起こされうる。
生成物液の流れ(3)中のコバルトIII化合物の存在お
よびコバルトII化合物の不存在に大きく依存する。特別
の生成物液の流れ中のコバルトII化合物の存在は、因
子、例えば、通気および滲出タンク(D)において還元
した鉱石の滲出の間の鉱石/液スラリーの不十分な通気
および/または生成物液または特別の生成物液中の還元
性物質によりCo III化合物のCo II化合物への滲出後の
転化により引き起こされうる。
特別の生成物液中のコバルトIIの形成のモードに無関
係に、元素は溶媒前に酸化状態IIIに再酸化することが
必須である。
係に、元素は溶媒前に酸化状態IIIに再酸化することが
必須である。
コバルトIIのコバルトIIIへの再酸化は、2つの主な
理由で必須である:(i)コバルトIIは有機試薬により
ニッケルIIと一緒に抽出され、引き続くニッケルを回収
するためのアンモニア−炭酸アンモニウム溶液による有
機試薬のストリッピングは、また、コバルトIIを除去
し、これにより本質的に純粋なニッケル溶液を汚染し、
そして多少のコバルトを損失させることがある;(ii)
コバルトII有機試薬の錯塩は溶媒抽出セル内で酸化する
ことがあり、この場合においてコバルトは有機試薬から
通常の手順によりストリッピングされ得ない。有機相上
のコバルトIIおよびIIIの蓄積は、延長した操作にわた
って起こるに違いなく、還元される試薬のニッケル抽出
力を究極的に生ずる。
理由で必須である:(i)コバルトIIは有機試薬により
ニッケルIIと一緒に抽出され、引き続くニッケルを回収
するためのアンモニア−炭酸アンモニウム溶液による有
機試薬のストリッピングは、また、コバルトIIを除去
し、これにより本質的に純粋なニッケル溶液を汚染し、
そして多少のコバルトを損失させることがある;(ii)
コバルトII有機試薬の錯塩は溶媒抽出セル内で酸化する
ことがあり、この場合においてコバルトは有機試薬から
通常の手順によりストリッピングされ得ない。有機相上
のコバルトIIおよびIIIの蓄積は、延長した操作にわた
って起こるに違いなく、還元される試薬のニッケル抽出
力を究極的に生ずる。
試薬を処理しかつコバルトを除去するために本発明者
により特別の技術が開発されたので、試薬は永久的に損
失されず、こうして試薬はその完全なニッケル含有能力
を回復するが、これは追加のコストを伴う。
により特別の技術が開発されたので、試薬は永久的に損
失されず、こうして試薬はその完全なニッケル含有能力
を回復するが、これは追加のコストを伴う。
溶媒抽出前に特別の生成物液中に存在するコバルトII
化合物の濃度を最小に減少するために、冷却した生成物
液を貯蔵槽(E、F)に通過させ、ここで液は焼結ステ
ンレス鋼の管(5)を通る空気の注入により連続的通気
される。
化合物の濃度を最小に減少するために、冷却した生成物
液を貯蔵槽(E、F)に通過させ、ここで液は焼結ステ
ンレス鋼の管(5)を通る空気の注入により連続的通気
される。
槽の大きさが正しく決定されてコバルトII化合物のコ
バルトIII化合物への酸化のために空気中の酸素の適切
な保持時間が可能となると、出る液は5ppmより少ないコ
バルトIIを含有するであろう。
バルトIII化合物への酸化のために空気中の酸素の適切
な保持時間が可能となると、出る液は5ppmより少ないコ
バルトIIを含有するであろう。
このコバルトIIのレベルはなおさらに減少することが
望ましい。なぜなら、そのようにすることににおいて、
特別に処理してコバルトを有機試薬からストリッピング
しなくてはならない有機試薬の体積は大きく減少し、追
加の処理のコストを節約するからである。
望ましい。なぜなら、そのようにすることににおいて、
特別に処理してコバルトを有機試薬からストリッピング
しなくてはならない有機試薬の体積は大きく減少し、追
加の処理のコストを節約するからである。
特別の生成物液に過酸化水素を添加すると、特別の生
成物液中のコバルトIIの濃度を1ppmいかに低下するため
に必要な追加の酸化力が得られることが分かった。過酸
化水素を通気した特別の生成物液に添加した後、液をケ
イ藻土のフィルター(G)中に送って微細な懸濁する固
体を除去する。
成物液中のコバルトIIの濃度を1ppmいかに低下するため
に必要な追加の酸化力が得られることが分かった。過酸
化水素を通気した特別の生成物液に添加した後、液をケ
イ藻土のフィルター(G)中に送って微細な懸濁する固
体を除去する。
フィルター系(G)から流出液は、ここでニッケルお
よびコバルトの溶媒抽出分離に使用される。濾過手順は
溶媒の調製相を完結する。
よびコバルトの溶媒抽出分離に使用される。濾過手順は
溶媒の調製相を完結する。
溶媒抽出 パイロットプラントのこの区画において、目的は炭化
水素溶媒中の有機試薬混合物を使用して、ニッケルおよ
びコバルトを分離し、そして炭酸アンモニウムストリッ
プ液中のニッケルを回収し、これにより有機試薬混合物
をそれ以上のニッケル含有使用のために連続的に再循環
できるようにすることである。
水素溶媒中の有機試薬混合物を使用して、ニッケルおよ
びコバルトを分離し、そして炭酸アンモニウムストリッ
プ液中のニッケルを回収し、これにより有機試薬混合物
をそれ以上のニッケル含有使用のために連続的に再循環
できるようにすることである。
ある数の有機試薬混合物を使用して満足すべき結果を
得ることができるが、このパイロットプラントの説明は
2−ヒドロキシ−5−t−ノニルアセトフェノンオキシ
ム、イソトリデカノールおよび脂肪族ケロシンの混合物
の使用を包含し、比率は最適なストリッピングおよび抽
出の性質を生成するように調節する。
得ることができるが、このパイロットプラントの説明は
2−ヒドロキシ−5−t−ノニルアセトフェノンオキシ
ム、イソトリデカノールおよび脂肪族ケロシンの混合物
の使用を包含し、比率は最適なストリッピングおよび抽
出の性質を生成するように調節する。
特別の生成物液の流れ(6)を35l/分の速度で抽出セ
ルE1のミキサーボックス中に送り、ここでそれは部分的
にニッケルを含有した有機試薬と接触し、この有機試薬
は抽出セルE1を出て、また35l/分の速度で流れる。混合
した相はミキサーボックスをオーバーフローし、そして
溶媒抽出セルの沈降区画において分離し、有機相はその
下の水性の重い相の上部に上昇する。相はセル中を並流
するが、セルの間で交流的に流れる。混合および分離の
プロセスはセルの各々において反復し、抽出セルE3を出
る水性相(7)はニッケルを本質的に含有しないが、抽
出セルE1を出る有機相(8)はコバルトを含有せず、そ
してニッケルを含有する。
ルE1のミキサーボックス中に送り、ここでそれは部分的
にニッケルを含有した有機試薬と接触し、この有機試薬
は抽出セルE1を出て、また35l/分の速度で流れる。混合
した相はミキサーボックスをオーバーフローし、そして
溶媒抽出セルの沈降区画において分離し、有機相はその
下の水性の重い相の上部に上昇する。相はセル中を並流
するが、セルの間で交流的に流れる。混合および分離の
プロセスはセルの各々において反復し、抽出セルE3を出
る水性相(7)はニッケルを本質的に含有しないが、抽
出セルE1を出る有機相(8)はコバルトを含有せず、そ
してニッケルを含有する。
溶媒抽出の分野において標準の実施でありかつ知られ
ているように、抽出セルの設計において、セルの各々に
おける水性相の一部をミキサーボックスに再循環して戻
すための設備が設けられていた。これは重要な設備であ
る。なぜなら、それは回路において全体的に1.0を越え
る有機/水性の比の使用を可能とすると同時にミキサー
ボックスにおいて1.0の比を維持するからである。混合
物中の1.0の有機対水性の比は、混合および相の金属の
移送性質を促進するので、望ましい。
ているように、抽出セルの設計において、セルの各々に
おける水性相の一部をミキサーボックスに再循環して戻
すための設備が設けられていた。これは重要な設備であ
る。なぜなら、それは回路において全体的に1.0を越え
る有機/水性の比の使用を可能とすると同時にミキサー
ボックスにおいて1.0の比を維持するからである。混合
物中の1.0の有機対水性の比は、混合および相の金属の
移送性質を促進するので、望ましい。
金属のストリッピング アンモニア−炭酸アンモニウム滲出溶液を使用する鉱
石から金属を回収する分野において経験した者に良く知
られているように、アンモニアおよび二酸化炭素はその
溶液から流れ蒸留により回収することができる。このよ
うな蒸留手順からの蒸気を凝縮することによって得られ
るアンモニアおよび二酸化炭素の生ずる溶液は、溶媒抽
出法においてストリッピング試薬として使用する前に、
変性することを必要とすることがある。
石から金属を回収する分野において経験した者に良く知
られているように、アンモニアおよび二酸化炭素はその
溶液から流れ蒸留により回収することができる。このよ
うな蒸留手順からの蒸気を凝縮することによって得られ
るアンモニアおよび二酸化炭素の生ずる溶液は、溶媒抽
出法においてストリッピング試薬として使用する前に、
変性することを必要とすることがある。
アンモニア−炭酸アンモニウムストリッピング溶液の
組成は、溶媒抽出の全体の方法の効率を制御することに
おいて極めて重要な因子である。気体クーラー凝縮器
(H)からの凝縮物(9)は、無水アンモニアガス(1
0)の注入によるか、あるいは二酸化炭素ガス(11)の
注入により変性して所望の結果を達成することができ
る。
組成は、溶媒抽出の全体の方法の効率を制御することに
おいて極めて重要な因子である。気体クーラー凝縮器
(H)からの凝縮物(9)は、無水アンモニアガス(1
0)の注入によるか、あるいは二酸化炭素ガス(11)の
注入により変性して所望の結果を達成することができ
る。
適当な組成の生ずるストリップ液(12)をほぼ4l/分
でストリップセルのミキサーボックス中に送り、ここで
それは35l/分でストリップセルS2を出る部分的にストリ
ッピングされた有機試薬混合物およびほぼ31/分に等
しい量の再循環水性相の両者と接触する。溶液の置換の
この組み合わせはセルS3のミキサーボックスにおいてほ
ぼ1:1の有機対水性の比を与え、これは混合および金属
の移送プロセスの両者のために望ましい。
でストリップセルのミキサーボックス中に送り、ここで
それは35l/分でストリップセルS2を出る部分的にストリ
ッピングされた有機試薬混合物およびほぼ31/分に等
しい量の再循環水性相の両者と接触する。溶液の置換の
この組み合わせはセルS3のミキサーボックスにおいてほ
ぼ1:1の有機対水性の比を与え、これは混合および金属
の移送プロセスの両者のために望ましい。
抽出セルについて前述したように、混合した相はS3ミ
キサーをオーバーフローし、そしてセルの沈降区画にお
いて分離する。部分的にニッケルを含有したストリップ
液はストリップセルS2のミキサーボックスに前進し、こ
こでそれはストリップセルS1を出る部分的にストリッピ
ングした有機試薬混合物と接触する。ストリップセルS3
を出るストリッピングした有機試薬混合物(13)、ここ
でストリッピングした有機下降物と呼ぶ、は中間の試薬
貯蔵槽に行き、ここからそれは抽出セルE3に送られて、
入る特別の生成物液の流れ(6)からニッケルを分離す
る。
キサーをオーバーフローし、そしてセルの沈降区画にお
いて分離する。部分的にニッケルを含有したストリップ
液はストリップセルS2のミキサーボックスに前進し、こ
こでそれはストリップセルS1を出る部分的にストリッピ
ングした有機試薬混合物と接触する。ストリップセルS3
を出るストリッピングした有機試薬混合物(13)、ここ
でストリッピングした有機下降物と呼ぶ、は中間の試薬
貯蔵槽に行き、ここからそれは抽出セルE3に送られて、
入る特別の生成物液の流れ(6)からニッケルを分離す
る。
ストリップセルS2を出るストリップ液はストリップセ
ルS1noミキサーボックスに入り、ここでそれは抽出セル
E1を出て入るニッケル含有有機試薬およびストリップセ
ルS1の沈降区画からの計量された流れの再循環水性相の
両者と接触して、有機対水性の比をほぼ1:1とする。
ルS1noミキサーボックスに入り、ここでそれは抽出セル
E1を出て入るニッケル含有有機試薬およびストリップセ
ルS1の沈降区画からの計量された流れの再循環水性相の
両者と接触して、有機対水性の比をほぼ1:1とする。
ストリップセルS1を出る水性相は、含有ストリップ液
(14)と呼び、そして80gl-1のニッケル、270gl-1のNH3
および230gl-1のCO2を多少の不純物、例えば、銅、コバ
ルトおよびマグネシウムと一緒にを含有することができ
る。
(14)と呼び、そして80gl-1のニッケル、270gl-1のNH3
および230gl-1のCO2を多少の不純物、例えば、銅、コバ
ルトおよびマグネシウムと一緒にを含有することができ
る。
溶媒抽出および金属の分離の分野の先行の経験をもつ
人は認めるように、ミキサー沈降装置の上の説明は性質
が一般的であり。そして本質的に同一の結果を生成する
他の装置を利用することができる。また、混合の時間お
よび温度および輸送および混合の方法を制御して、金属
の移送速度および程度を最大にしかつ連行および分解に
よる有機試薬の損失の程度を最小することは重要であ
る。
人は認めるように、ミキサー沈降装置の上の説明は性質
が一般的であり。そして本質的に同一の結果を生成する
他の装置を利用することができる。また、混合の時間お
よび温度および輸送および混合の方法を制御して、金属
の移送速度および程度を最大にしかつ連行および分解に
よる有機試薬の損失の程度を最小することは重要であ
る。
この分野の先行の知識をもつ人には知られているよう
に、相の連続性は相の分離および連行による試薬の損失
に大きく影響を及ぼすことがある。水性相の連続から有
機相の連続への変化は、容易に実施し、そして評価する
ことができる。
に、相の連続性は相の分離および連行による試薬の損失
に大きく影響を及ぼすことがある。水性相の連続から有
機相の連続への変化は、容易に実施し、そして評価する
ことができる。
当業者にとって明らかなように、抽出およびストリッ
ピングの両者のプロセスの効率は、モル比基準で有機試
薬混合物およびストリップ液の両者の組成に直接関連す
る。
ピングの両者のプロセスの効率は、モル比基準で有機試
薬混合物およびストリップ液の両者の組成に直接関連す
る。
有機試薬混合物の合計のニッケル含有容量は有機対水
性の比の流速を支配するであろう。ニッケル含有容量は
特別の生成物液中のニッケル濃度を越えて、1:1の有機
対水性の比においてこの流れからすべてのニッケルを除
去しなくてはならない。有機試薬混合物の組成を制御し
て、有機試薬混合物が、接触のとき、錯化されたニッケ
ルをストリップ液に解放するようにしなくてならない。
多くの研究の結果、27.5〜35%V/Vの2−ヒドロキシ−
5−tノニルアセトフェノンオキシムおよび15.5〜20%
V/Vのイソ−トリデカノール変性剤を含有する試薬混合
物を脂肪族−芳香族ケロシンで100%に希釈したもの
は、抽出およびストリッピングの両者のために適当な試
薬混合物であることが発見された。
性の比の流速を支配するであろう。ニッケル含有容量は
特別の生成物液中のニッケル濃度を越えて、1:1の有機
対水性の比においてこの流れからすべてのニッケルを除
去しなくてはならない。有機試薬混合物の組成を制御し
て、有機試薬混合物が、接触のとき、錯化されたニッケ
ルをストリップ液に解放するようにしなくてならない。
多くの研究の結果、27.5〜35%V/Vの2−ヒドロキシ−
5−tノニルアセトフェノンオキシムおよび15.5〜20%
V/Vのイソ−トリデカノール変性剤を含有する試薬混合
物を脂肪族−芳香族ケロシンで100%に希釈したもの
は、抽出およびストリッピングの両者のために適当な試
薬混合物であることが発見された。
ストリップ液の組成は、また、ニッケル有機試薬錯塩
からニッケルを十分に低い残留ニッケル値に除去して、
ストリッピングされた有機試薬のニッケル含有容量が入
る特別の生成物液の流れ中のニッケルを越えるようにす
るために、適当なストリッピング力をもたなくてはなら
ないので、きわめて重要である。多くの研究の結果、適
当なストリップ液は250〜280g/lのアンモニア含量およ
び220〜250の二酸化炭素含量を有するであろうことが発
見された。
からニッケルを十分に低い残留ニッケル値に除去して、
ストリッピングされた有機試薬のニッケル含有容量が入
る特別の生成物液の流れ中のニッケルを越えるようにす
るために、適当なストリッピング力をもたなくてはなら
ないので、きわめて重要である。多くの研究の結果、適
当なストリップ液は250〜280g/lのアンモニア含量およ
び220〜250の二酸化炭素含量を有するであろうことが発
見された。
抽出およびストリッピングの両者の回路についての典
型的な平衡のデータを表15に記載する。
型的な平衡のデータを表15に記載する。
ストリッピング回路の水性相抽出セル1の組成は、達
成されたニッケル対コバルトのきわめてすぐれた比を例
示する。特別の生成物液中の20.9のNi/Coから、本発明
はこれを14,000を越えるNi/Co室温に向上させることが
できた。この液から生成した99%のニッケルを含有する
ニッケル生成物は、不純物として0.007%より少ないコ
バルトを含有するであろう。
成されたニッケル対コバルトのきわめてすぐれた比を例
示する。特別の生成物液中の20.9のNi/Coから、本発明
はこれを14,000を越えるNi/Co室温に向上させることが
できた。この液から生成した99%のニッケルを含有する
ニッケル生成物は、不純物として0.007%より少ないコ
バルトを含有するであろう。
上の実施例において、ニッケル含有ストリップ液の流
れ(14)の組成およびその中のニッケル濃度を強調した
ことをが認められるであろう。本発明の特徴は、ニッケ
ル含有ストリップ液の流れ(14)の濃度およびラフィネ
ートの流れ(7)の組成を最適化することができるとい
うことである。
れ(14)の組成およびその中のニッケル濃度を強調した
ことをが認められるであろう。本発明の特徴は、ニッケ
ル含有ストリップ液の流れ(14)の濃度およびラフィネ
ートの流れ(7)の組成を最適化することができるとい
うことである。
次の実施例において、ラフィネートの流れ(7)のニ
ッケル含量を減少すると同時にニッケル含有ストリップ
液の流れ(14)の精製を維持する方法を例示する。
ッケル含量を減少すると同時にニッケル含有ストリップ
液の流れ(14)の精製を維持する方法を例示する。
結果が示すように、12ppmのラフィネート中のニッケ
ル含量は74gl-1のニッケルのニッケル含有ストリップ液
濃度を使用して同時に達成された。また、操作条件が74
gl-1のニッケルより低い含有ストリップニッケルの経済
的処理を可能とする場合、ラフィネート中のニッケルレ
ベルをさらに低下することができることが明らかであろ
う。
ル含量は74gl-1のニッケルのニッケル含有ストリップ液
濃度を使用して同時に達成された。また、操作条件が74
gl-1のニッケルより低い含有ストリップニッケルの経済
的処理を可能とする場合、ラフィネート中のニッケルレ
ベルをさらに低下することができることが明らかであろ
う。
この分野において先行の知識をもつものにとって直ち
に明らかなように、溶液組成物の上の実施例は、特定の
場合に適合しかつ実施例が唯一の可能なものであること
を意図しないで与えられる、数の組み合わせのわずか2
つのみを表す。
に明らかなように、溶液組成物の上の実施例は、特定の
場合に適合しかつ実施例が唯一の可能なものであること
を意図しないで与えられる、数の組み合わせのわずか2
つのみを表す。
ストリップセルS1を出るニッケル含有ストリップ液
(14)は、ここで必要に応じて処理してニッケル対不純
物の元素の比を増大することができる。
(14)は、ここで必要に応じて処理してニッケル対不純
物の元素の比を増大することができる。
ニッケル含有ストリップ液の精製 不純物の元素、例えば、マンガンおよび鉄は、特別の
生成物液中において、前述のアンモニア蒸留手順により
1ppm以下の程度のレベルにresする。炭酸アンモニウム
溶液中で安定なアミンを形成する金属、例えば、銅は、
蒸留手順の間溶液中に残り、そして第二銅イオンとして
存在する場合、ニッケルIIおよびコバルトIIに類似する
方法で有機試薬中に抽出される。
生成物液中において、前述のアンモニア蒸留手順により
1ppm以下の程度のレベルにresする。炭酸アンモニウム
溶液中で安定なアミンを形成する金属、例えば、銅は、
蒸留手順の間溶液中に残り、そして第二銅イオンとして
存在する場合、ニッケルIIおよびコバルトIIに類似する
方法で有機試薬中に抽出される。
有機試薬混合物の組成に依存して、銅はストリッピン
グの間の好適な方法でストリップ液と有機試薬との間の
その濃度で分布するので、ニッケル含有ストリップ液中
のニッケル対銅の比は明細書の目的に満足すべきもので
ある。他方において、銅はアンモニア−炭酸アンモニウ
ムストリッピング溶液によりその有機錯塩からニッケル
と同様な設備でストリッピングすることができ、そして
不都合なニッケル対銅の比において特別の生成物液中に
最初に存在する場合、満足すべきニッケル生成物を得る
ことができる前に、銅はニッケル含有ストリップ液から
除去しなくてはならない。
グの間の好適な方法でストリップ液と有機試薬との間の
その濃度で分布するので、ニッケル含有ストリップ液中
のニッケル対銅の比は明細書の目的に満足すべきもので
ある。他方において、銅はアンモニア−炭酸アンモニウ
ムストリッピング溶液によりその有機錯塩からニッケル
と同様な設備でストリッピングすることができ、そして
不都合なニッケル対銅の比において特別の生成物液中に
最初に存在する場合、満足すべきニッケル生成物を得る
ことができる前に、銅はニッケル含有ストリップ液から
除去しなくてはならない。
アンモニウムハイドロサルファイドは、とくにアンモ
ニア性溶液において、有効な硫化剤であり、そしてそれ
を使用して溶液から金属を不溶性硫化物として沈澱させ
る、多くの例が存在する。それは特別の沈澱試薬ではな
いが、それにもかかわらずそれを使用して他より好適に
1つの金属を硫化することができる。
ニア性溶液において、有効な硫化剤であり、そしてそれ
を使用して溶液から金属を不溶性硫化物として沈澱させ
る、多くの例が存在する。それは特別の沈澱試薬ではな
いが、それにもかかわらずそれを使用して他より好適に
1つの金属を硫化することができる。
ニッケル含有ストリップ液(14)の高度に乱れた流れ
中にアンモニウムヒドロサルファイド(15)の注入は、
銅およびニッケルの混合硫化物の瞬間的な沈澱を生ずる
であろう。ニッケル含有ストリップ液中のニッケル対銅
の比が、例えば、700:1である場合、0.5:1のニッケル対
銅の混合銅ニッケル硫化物を回収することができる。溶
解銅生成物の化学の知識をもつ者は、これが可能である
理由を理解するであろう。すべての硫黄イオンは沈澱し
た混合ニッケル銅硫化物とともに除去されるであろうか
ら、過剰量の硫黄イオンはニッケル含有ストリップ液中
に導入されない。
中にアンモニウムヒドロサルファイド(15)の注入は、
銅およびニッケルの混合硫化物の瞬間的な沈澱を生ずる
であろう。ニッケル含有ストリップ液中のニッケル対銅
の比が、例えば、700:1である場合、0.5:1のニッケル対
銅の混合銅ニッケル硫化物を回収することができる。溶
解銅生成物の化学の知識をもつ者は、これが可能である
理由を理解するであろう。すべての硫黄イオンは沈澱し
た混合ニッケル銅硫化物とともに除去されるであろうか
ら、過剰量の硫黄イオンはニッケル含有ストリップ液中
に導入されない。
沈澱した硫化物は溶液から有機ポリマーとともに凝集
させ、次いで普通の工業用フィルター、例えば、硫化銅
フィルター15(a)で濾過して精製したニッケル含有ス
トリップ液(16)を生成することによって容易に除去す
ることができる。
させ、次いで普通の工業用フィルター、例えば、硫化銅
フィルター15(a)で濾過して精製したニッケル含有ス
トリップ液(16)を生成することによって容易に除去す
ることができる。
水蒸気ストリッピング この方法の目的は、精製したニッケル含有ストリップ
液の流れからアンモニアおよび二酸化炭素を除去し、こ
れによりニッケルのアミン錯塩を脱塩して、高い純度の
塩基性炭酸ニッケルとしてニッケルを沈澱させる。精製
したニッケル含有ストリップ液の流れ(16)を多数のプ
レートの蒸留塔(I)中に送り、その基部に低い圧力の
流れ(2)を注入する。塩基性炭酸ニッケルとしてニッ
ケルの完全な沈澱を実施するために必要な流れの量は、
精製したニッケル含有ストリップ液の流れの性質ととも
に変化するであろうが、0.6kgの流れ/lの供給液の値は
実験において決定された。
液の流れからアンモニアおよび二酸化炭素を除去し、こ
れによりニッケルのアミン錯塩を脱塩して、高い純度の
塩基性炭酸ニッケルとしてニッケルを沈澱させる。精製
したニッケル含有ストリップ液の流れ(16)を多数のプ
レートの蒸留塔(I)中に送り、その基部に低い圧力の
流れ(2)を注入する。塩基性炭酸ニッケルとしてニッ
ケルの完全な沈澱を実施するために必要な流れの量は、
精製したニッケル含有ストリップ液の流れの性質ととも
に変化するであろうが、0.6kgの流れ/lの供給液の値は
実験において決定された。
水、アンモニアおよび二酸化炭素から本質的に成る蒸
留塔(17)からの蒸気は、気体クーラー凝縮器(H)に
おいて凝縮し、そして凝縮物はアンモニアガス(10)ま
たは二酸化炭素ガス(11)の添加により濃度を調節した
後ストリップ液(12)と呼び、溶媒抽出区域においてス
トリップセルS3に再循環する。
留塔(17)からの蒸気は、気体クーラー凝縮器(H)に
おいて凝縮し、そして凝縮物はアンモニアガス(10)ま
たは二酸化炭素ガス(11)の添加により濃度を調節した
後ストリップ液(12)と呼び、溶媒抽出区域においてス
トリップセルS3に再循環する。
ほぼ25%W/Vの固体の塩基性炭酸ニッケルおよび水の
混合物から成る蒸留塔からの生成物は、生成物マグマ
(18)と呼び、濃縮装置(J)に送って、スラリーの固
体含量をほぼ50%W/Vに増加した後、さらに処理する。
水性流れ中の固体の懸濁液を取り扱うことに通じている
者は理解するように、有機凝集物を添加してスラリーの
流れ(18)を希釈して、密な濃縮装置の下層流生成物の
生成を促進すると同時に懸濁した固体をほとんど含有し
ないオーバーフローの流れを生成することができる。
混合物から成る蒸留塔からの生成物は、生成物マグマ
(18)と呼び、濃縮装置(J)に送って、スラリーの固
体含量をほぼ50%W/Vに増加した後、さらに処理する。
水性流れ中の固体の懸濁液を取り扱うことに通じている
者は理解するように、有機凝集物を添加してスラリーの
流れ(18)を希釈して、密な濃縮装置の下層流生成物の
生成を促進すると同時に懸濁した固体をほとんど含有し
ないオーバーフローの流れを生成することができる。
透明な水性オーバーフローの流れ(19)は、微量の10
0ppm程度のアンモニア、3ppm程度の可溶性ニッケルを、
凝集法により集められなかった、5ppm程度の懸濁した塩
基性炭酸ニッケルの固体と一緒に含有することができ
る。この流れは直接プラントに良好な品質の水源として
再循環することができるが、その温度は50℃以上である
ので、それをまず冷却池に送る。この冷却池は二重の目
的で作用し、水性相を50℃以下に冷却する間、また、価
値ある懸濁した塩基性炭酸ニッケルの固体を後の回収の
ために沈降させ、そして処理プラントに再循環すること
ができる。
0ppm程度のアンモニア、3ppm程度の可溶性ニッケルを、
凝集法により集められなかった、5ppm程度の懸濁した塩
基性炭酸ニッケルの固体と一緒に含有することができ
る。この流れは直接プラントに良好な品質の水源として
再循環することができるが、その温度は50℃以上である
ので、それをまず冷却池に送る。この冷却池は二重の目
的で作用し、水性相を50℃以下に冷却する間、また、価
値ある懸濁した塩基性炭酸ニッケルの固体を後の回収の
ために沈降させ、そして処理プラントに再循環すること
ができる。
ニッケルの回収 ニッケルは塩基性炭酸ニッケルとして普通の方法によ
り流れ(24)から回収することができる。
り流れ(24)から回収することができる。
生成する塩基性炭酸ニッケルは非常に純粋であり、硫
黄の陰イオンを含有せず、そして一般式NiCO3・4Ni(OH)
2を有する。塩基性炭酸ニッケルを処理してニッケル生
成物を製造するいくつかの方法が存在する。金属製造技
術における経験をもつ者は認識するように、塩基性炭酸
ニッケルはアンモニア−アンモニウム塩液中に溶解し、
次いで高い圧力で水素で還元して高い純度のニッケル金
属を製造することができる。あるいは、塩基性炭酸ニッ
ケルを焼成して、製品でもある黒色および緑色の両者の
酸化物を生成することができる。ニッケル酸化物は、適
度の温度において水素で還元してニッケル金属に転化す
ることができる。
黄の陰イオンを含有せず、そして一般式NiCO3・4Ni(OH)
2を有する。塩基性炭酸ニッケルを処理してニッケル生
成物を製造するいくつかの方法が存在する。金属製造技
術における経験をもつ者は認識するように、塩基性炭酸
ニッケルはアンモニア−アンモニウム塩液中に溶解し、
次いで高い圧力で水素で還元して高い純度のニッケル金
属を製造することができる。あるいは、塩基性炭酸ニッ
ケルを焼成して、製品でもある黒色および緑色の両者の
酸化物を生成することができる。ニッケル酸化物は、適
度の温度において水素で還元してニッケル金属に転化す
ることができる。
蒸留沈澱のとき硫黄陰イオンを含有するプロセス流か
ら回収した塩基性炭酸ニッケルは、常に硫黄化合物で汚
染されている。このような蒸留沈澱から得られる固体
は、事実塩基性炭酸ニッケルおよび塩基性硫酸ニッケル
の混合物である。これらの固体を焼成−還元の道筋で処
理して低い硫黄のニッケル生成物を生成することは、12
00℃程度の温度を酸化的焼成段階において必要とする。
ら回収した塩基性炭酸ニッケルは、常に硫黄化合物で汚
染されている。このような蒸留沈澱から得られる固体
は、事実塩基性炭酸ニッケルおよび塩基性硫酸ニッケル
の混合物である。これらの固体を焼成−還元の道筋で処
理して低い硫黄のニッケル生成物を生成することは、12
00℃程度の温度を酸化的焼成段階において必要とする。
本発明の有意の利益は、次のとおりである。本発明は
硫黄陰イオンを除去した後、塩基性炭酸ニッケルの固体
を蒸留−沈澱で回収する。汚染する硫黄化合物を含有し
ない塩基性炭酸ニッケルは、450〜550℃の範囲の温度に
おいてニッケル酸化物粉末に転化することができる。エ
ネルギーの実質的な節約は、より低い温度における処理
により蓄積する。
硫黄陰イオンを除去した後、塩基性炭酸ニッケルの固体
を蒸留−沈澱で回収する。汚染する硫黄化合物を含有し
ない塩基性炭酸ニッケルは、450〜550℃の範囲の温度に
おいてニッケル酸化物粉末に転化することができる。エ
ネルギーの実質的な節約は、より低い温度における処理
により蓄積する。
この低い温度の焼成は水素の還元を促進し、これは低
温で生成したニッケル酸化物を使用して迅速に進行し、
結局より多いエネルギーの節約がなされるが、あるいは
同一のエネルギーの入力は有意に高い生産性を生ずるで
あろう。
温で生成したニッケル酸化物を使用して迅速に進行し、
結局より多いエネルギーの節約がなされるが、あるいは
同一のエネルギーの入力は有意に高い生産性を生ずるで
あろう。
塩基性炭酸ニッケルを使用して開始すると、ニッケル
金属への道筋は、まず塩基性炭酸ニッケルを焼成装置に
おいて適当に低い温度で加熱して黒色のニッケル酸化物
を生成し、次いでこの黒色のニッケル酸化物を加熱した
水素の炉内で還元してニッケル金属を生成することによ
って進行させることができる。
金属への道筋は、まず塩基性炭酸ニッケルを焼成装置に
おいて適当に低い温度で加熱して黒色のニッケル酸化物
を生成し、次いでこの黒色のニッケル酸化物を加熱した
水素の炉内で還元してニッケル金属を生成することによ
って進行させることができる。
あるいは、塩基性炭酸ニッケルをニッケル酸化物に転
化し、次いで酸化物金属を還元することは、1操作で反
応器の雰囲気および温度を注意して制御することによっ
て達成することができる。反応器からの排ガスは、ほぼ
1.5%の一酸化物(CO)の含量をを有して、要求される
炉内の還元効率を達成するであろう。熱および還元性雰
囲気を生成するための燃料の選択は非常に重要である。
ニッケル酸化物が硫黄の酸化物と急速に反応する能力は
知られており、そのため硫黄が低いニッケル金属が所望
の最終結果である場合、硫黄を含有する燃料の使用は排
除される。
化し、次いで酸化物金属を還元することは、1操作で反
応器の雰囲気および温度を注意して制御することによっ
て達成することができる。反応器からの排ガスは、ほぼ
1.5%の一酸化物(CO)の含量をを有して、要求される
炉内の還元効率を達成するであろう。熱および還元性雰
囲気を生成するための燃料の選択は非常に重要である。
ニッケル酸化物が硫黄の酸化物と急速に反応する能力は
知られており、そのため硫黄が低いニッケル金属が所望
の最終結果である場合、硫黄を含有する燃料の使用は排
除される。
第3の方法は塩基性炭酸ニッケルを電気的に加熱した
炉に直接入れ、この炉を通して水素ガスを通過させるこ
とである。塩基性炭酸ニッケルのニッケル酸化物への分
解後、硫黄による金属の汚染なしに、ニッケル酸化物は
ニッケル金属に還元される。
炉に直接入れ、この炉を通して水素ガスを通過させるこ
とである。塩基性炭酸ニッケルのニッケル酸化物への分
解後、硫黄による金属の汚染なしに、ニッケル酸化物は
ニッケル金属に還元される。
上の水素ガス中の加熱の方法により製造せるこのよう
な生成物の1例は、次のとおりである: 表17 Ni 99.30、Co 0.04、Fe 0.13、Mn 0.02、 Mg 0.12、C 0.02、S 0.005、As 0.0001、 Zn 0.02、Cu 0.05 コバルトの回収 E3抽出セルを出る水性流は、ラフィネート(7)と呼
び、コバルトアミンと酸化状態(III)のコバルトとの
混合物を含有する。
な生成物の1例は、次のとおりである: 表17 Ni 99.30、Co 0.04、Fe 0.13、Mn 0.02、 Mg 0.12、C 0.02、S 0.005、As 0.0001、 Zn 0.02、Cu 0.05 コバルトの回収 E3抽出セルを出る水性流は、ラフィネート(7)と呼
び、コバルトアミンと酸化状態(III)のコバルトとの
混合物を含有する。
溶媒抽出法の効率的な実施は、ラフィネート中のニッ
ケル不純物のレベルを制御し、そしてこれはパイロット
プラントにおいて平均20ppmであることが発見された。
ラフィネート流中の平均400ppmのこのコバルト濃度で、
ニッケルは有意の不純物を表す。ラフィネート流は、ま
た、他の不純物を含有することがあるが、これらはニッ
ケルに比較して小さい性質であるであろう。
ケル不純物のレベルを制御し、そしてこれはパイロット
プラントにおいて平均20ppmであることが発見された。
ラフィネート流中の平均400ppmのこのコバルト濃度で、
ニッケルは有意の不純物を表す。ラフィネート流は、ま
た、他の不純物を含有することがあるが、これらはニッ
ケルに比較して小さい性質であるであろう。
本発明は、希釈した溶液からの不溶性金属硫化物の沈
澱においてハイドロサルファイドのイオンの効率を利用
する。この手順はニッケルおよびコバルトを、これらの
条件下に不溶性硫化物を形成する元素、例えば、マグネ
シウムから分離し、ほぼ25g/lのアンモニアおよび15g/l
の二酸化炭素結晶する溶液をこの方法へ再循環して戻す
ために解放し、そして濃縮された形態で金属を分離する
はたらきをする。
澱においてハイドロサルファイドのイオンの効率を利用
する。この手順はニッケルおよびコバルトを、これらの
条件下に不溶性硫化物を形成する元素、例えば、マグネ
シウムから分離し、ほぼ25g/lのアンモニアおよび15g/l
の二酸化炭素結晶する溶液をこの方法へ再循環して戻す
ために解放し、そして濃縮された形態で金属を分離する
はたらきをする。
ラフィネート流(7)を、アンモニウムハイドロサル
ファイド(15)と一緒に、ほぼ1部のアンモニウムハイ
ドロサルファイド対170部のラフィネートの比で注入す
る。この反応は管状反応器内で実施し、ここで溶液は乱
流の状態である。十分なアンモニウムハイドロサルファ
イド液を添加して、コバルトのすべてを溶液から除去す
ると同時に、出来るだけ多くのニッケルを溶液中に残す
ようにすることが望ましい。この目的の実現は、極端に
低いレベルの過剰のハイドロサルファイドイオンを硫化
物ラフィネート中に生ずるであろう。
ファイド(15)と一緒に、ほぼ1部のアンモニウムハイ
ドロサルファイド対170部のラフィネートの比で注入す
る。この反応は管状反応器内で実施し、ここで溶液は乱
流の状態である。十分なアンモニウムハイドロサルファ
イド液を添加して、コバルトのすべてを溶液から除去す
ると同時に、出来るだけ多くのニッケルを溶液中に残す
ようにすることが望ましい。この目的の実現は、極端に
低いレベルの過剰のハイドロサルファイドイオンを硫化
物ラフィネート中に生ずるであろう。
硫化液への有機凝集剤の添加は凝集装置(K)におい
て硫化物の固体を濃縮することができ、次いで固体下層
流を噴霧乾燥器(L)内で脱水し、次いでさらに処理す
るか、あるいはコバルトニッケル硫化物生成物として販
売される。
て硫化物の固体を濃縮することができ、次いで固体下層
流を噴霧乾燥器(L)内で脱水し、次いでさらに処理す
るか、あるいはコバルトニッケル硫化物生成物として販
売される。
濃縮装置(K)からの清浄な液のオーバーフローは、
ここで金属をほとんど含有せず、そして入る特別の生成
物液の流れに類似するアンモニアおよび二酸化炭素含量
を有するであろう。この液(20)は、鉱石滲出−ここで
回路の濃縮装置7aへ戻すために適当な組成をもつ。
ここで金属をほとんど含有せず、そして入る特別の生成
物液の流れに類似するアンモニアおよび二酸化炭素含量
を有するであろう。この液(20)は、鉱石滲出−ここで
回路の濃縮装置7aへ戻すために適当な組成をもつ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リード,ジヨン・グレアム オーストラリア国クイーンズランド4814タ ウンズビル・クランブルツク・キルロイコ ート4 (56)参考文献 特開 昭59−80737(JP,A)
Claims (23)
- 【請求項1】連続工程: (a)ニツケルIIイオンおよびコバルトIIIイオンを含
有するアンモニア性炭酸アンモニウム液中のコバルトII
アンミンをコバルトIIIに酸化し、 (b)前記アンモニア性液からニツケルを有機試薬で抽
出して、ニツケル含有有機相およびコバルト含有アンモ
ニア性炭酸アンモニウム相を形成し、そして (c)ニツケル含有有機相をストリツピングする、 を包含する前記アンモニア性液から液−液抽出によりニ
ツケルを分離および回収する方法において、ニツケル含
有有機相をアンモニア性炭酸アンモニウム溶液と接触さ
せて、ニツケル含有水性ストリツプ液を形成することに
よってストリツピングし、そしてアンモニア性炭酸アン
モニウム溶液はこの方法において含まれる唯一の水性相
であることを特徴とする方法。 - 【請求項2】ニツケルおよびコバルトを含有するアンモ
ニア性炭酸アンモニウム液を工程(a)の前に加熱し
て、不必要な元素を沈澱させかつアンモニウム含量を減
少することを特徴とする、請求の範囲第1項記載の方
法。 - 【請求項3】アンモニア性炭酸アンモニウム液を100℃
の温度に大気圧において加熱し、そしてアンモニウム含
量を22〜32gl-1に減少することを特徴とする、請求の範
囲第2項記載の方法。 - 【請求項4】アンモニア含量を25gl-1に減少し、そして
二酸化炭素含量は18gl-1であることを特徴とする、請求
の範囲第3項記載の方法。 - 【請求項5】コバルトIIアンミンを空気または空気と過
酸化水素との組み合わせで酸化することによりコバルト
IIIに酸化することを特徴とする、請求の範囲第1項記
載の方法。 - 【請求項6】アンモニア性液は1ppmより少ないコバルト
IIを、酸化後、50℃および大気圧において含有すること
を特徴とする、請求の範囲第5項記載の方法。 - 【請求項7】請求の範囲1(b)のアンモニア性液を、
ニツケルIIとの錯塩を形成することができる有機試薬を
含有する液状有機溶液と接触させることを特徴とする、
請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項8】有機試薬は2−ヒドロキシ−5−t−ノニ
ルアセトフエノンオキシム、2−ヒドロキシ−5−ノニ
ルサリシルアルドキシム、アルキル、アリールおよびハ
ライド置換ベータジケトンから成る群より選択されるこ
とを特徴とする、請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項9】液状有機溶液は、また、アルコール、脂肪
族または芳香族のケロシン型担体、およびアルコ−ルと
脂肪族または芳香族のケロシン型担体との組み合わせか
ら選択される変性試薬を含有することを特徴とする、請
求の第7または8項記載の方法。 - 【請求項10】変性試薬はイソ−トリデシルアルコー
ル、イソ−インデシルアルコール、イソ−ドデシルアル
コールおよび対応する線状型から選択されるアルコール
であることを特徴とする、請求の範囲第9項記載の方
法。 - 【請求項11】アルコールはイソ−トリデシルアルコー
ルであることを特徴とする、請求の範囲第10項記載の方
法。 - 【請求項12】有機溶液は32.5%v/vの2−ヒドロキシ
−5−ノニルアセト−フエノンオキシム、18.4%v/vの
イソ−トリデシルアルコールと、25%より少ない芳香族
含量の49.1%v/vの炭化水素溶媒とからなることを特徴
とする、請求の範囲第9項記載の方法。 - 【請求項13】アンモニア性液を有機試薬を含有する液
状有機溶液と30秒〜60分間接触させることを特徴とす
る、請求の範囲第7項記載の方法。 - 【請求項14】アンモニア性液を有機試薬を含有する液
状有機溶液と3分間接触させることを特徴とする、請求
の範囲第13項記載の方法。 - 【請求項15】ニツケル含有有機相をアンモニア性炭酸
アンモニウム溶液と30秒〜60分間接触させて、ニツケル
を有機相から水性ストリツプ液相に移行させることによ
ってストリツピングすることを特徴とする、請求の範囲
第1項記載の方法。 - 【請求項16】アンモニア性炭酸アンモニウムストリツ
プ液をニツケル含有有機相と3分間接触させることを特
徴とする、請求の範囲第15項記載の方法。 - 【請求項17】ニツケル含有有機相をストリツピングセ
ルにおいて40℃の温度においてストリツピングすること
を特徴とする、請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項18】アンモニア性炭酸アンモニウム溶液は、
合計210〜300gl-1の濃度のアンモニアおよび合計150〜3
00gl-1の濃度の二酸化炭素を含有することを特徴とす
る、請求の範囲第14項記載の方法。 - 【請求項19】ニツケル含有水性ストリツプ液相は、28
5gl-1の濃度のアンモニアおよび230gl-1の二酸化炭素を
含有することを特徴とする、請求の範囲第18項記載の方
法。 - 【請求項20】ニツケル含有有機相をコバルト含有アン
モニア性炭酸アンモニウム相から分離し、そしてニツケ
ルのストリツピングをバツチ式抽出または連続的ミキサ
ー沈降装置技術により実施することを特徴とする、請求
の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項21】3回の分離工程および3回のストリツプ
工程を、水溶液を再循環させて1:1の水性対有機の比を
ミキサーボツクスにおいて維持して実施することを特徴
とする、請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項22】ニツケルはニツケル含有水性ストリツプ
液相から前記液の蒸留により塩基性炭酸ニツケルとして
回収することを特徴とする、請求の範囲第1項記載の方
法。 - 【請求項23】コバルトはアンモニア性炭酸アンモニウ
ム相から水蒸気加熱、亜硫酸塩の添加またはイオン交換
の手順により回収することを特徴とする、請求の範囲第
1項記載の方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU2018 | 1987-05-20 | ||
AUPI201887 | 1987-05-20 | ||
PCT/AU1988/000144 WO1988009389A1 (en) | 1987-05-20 | 1988-05-19 | Separation and recovery of nickel and cobalt in ammoniacal systems |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH02503575A JPH02503575A (ja) | 1990-10-25 |
JPH089741B2 true JPH089741B2 (ja) | 1996-01-31 |
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JP2500352B2 (ja) * | 1993-03-25 | 1996-05-29 | 工業技術院長 | リチウムの分離、回収方法 |
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-
1988
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