JPH0896610A - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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Publication number
JPH0896610A
JPH0896610A JP6229327A JP22932794A JPH0896610A JP H0896610 A JPH0896610 A JP H0896610A JP 6229327 A JP6229327 A JP 6229327A JP 22932794 A JP22932794 A JP 22932794A JP H0896610 A JPH0896610 A JP H0896610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
lens
lamp
engaging groove
lamp chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6229327A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuya Yamane
龍也 山根
Takayuki Taguchi
孝行 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP6229327A priority Critical patent/JPH0896610A/ja
Publication of JPH0896610A publication Critical patent/JPH0896610A/ja
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】灯室内への高圧水流の侵入を防止することがで
きる車両用灯具を提供する。 【構成】ハウジング12に前面開口12aに沿う係合溝
12bが形成され、前面開口12aを閉成して灯室14
を形成するレンズ13に係合溝12b内に臨む脚部13
eが形成され、ハウジング12の係合溝12bを形成す
る側壁12cと一体にレンズ13の表面に隣接するリム
12dが形成され、係合溝12bを形成する底壁12e
に灯室14と大気とを連通する水抜き孔12fが形成さ
れ、ハウジング12に水抜き孔12fを取り巻くように
後方に向けて延在された保護壁部12gが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用灯具、特に、レ
ンズに隣接するリムと、係合溝を形成する底壁に形成さ
れた水抜き孔とを有する車両用灯具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、図3(A),(B)に示す様に、
前面開口1aに沿って係合溝1bが形成されたハウジン
グ1と、係合溝1b内に臨む脚部2aが形成され且つ前
面開口1aを閉成することにより灯室3を形成するレン
ズ2と、レンズ2の表面2bに隣接するように係合溝1
bを形成するハウジング1の側壁と一体のリム1cと、
係合溝1bの底壁1cに形成されて灯室3と大気とを連
通する水抜き孔1dとを備えた車両用灯具5が知られて
いる。
【0003】リム1cは、レンズ2の全周又は車体上下
に位置するようにレンズ2の縁部から張り出して形成さ
れ、銅箔等の表面処理やモールの装着等を行ったものも
含めて外観上の見栄えを向上するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用灯具5にあっては、洗車等により高圧
の水流が車両用灯具5に吹き付けられると、レンズ2と
リム1cとの隙間から係合溝1b内に水流の一部が侵入
(図3(B)の矢印イ,ロ)する場合がある。また、高
圧の水流の一部は、車体Sと車両用灯具5との隙間へも
侵入(図3(B)の矢印ハ)する。
【0005】さらに、車体Sと車両用灯具5との隙間に
侵入した高圧の水流は、車体Sに案内されて水抜き孔1
dの後方に位置する車体Sとハウジング1との空間部分
に対流(図3(B)の矢印ニ)を発生させ、この対流に
よりあたかも水抜き孔1dが閉成された状態となってし
まい、係合溝1b内に侵入した水流が水抜き孔1dから
大気へと抜けずに灯室3へと流れて(図3(B)の矢印
ホ,ヘ)しまう虞があった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、灯室内への高圧水流の侵入を防止することがで
きる車両用灯具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、前面開口に沿って係合溝
が形成されたハウジングと、前記係合溝内に臨む脚部が
形成され且つ前記前面開口を閉成することにより灯室を
形成するレンズと、前記レンズの表面に隣接するリムが
前記ハウジングの前記係合溝を形成する側壁と一体に形
成され、前記係合溝を形成する底壁に形成されて前記灯
室と大気とを連通する水抜き孔とを備えた車両用灯具に
おいて、前記水抜き孔を取り巻くように後方に向けて延
在された保護壁部が前記ハウジングに設けられているこ
とを要旨とする。
【0008】
【作用】このような請求項1に記載の構成においては、
ハウジングに前面開口に沿う係合溝が形成され、前面開
口を閉成して灯室を形成するレンズに係合溝内に臨む脚
部が形成され、ハウジングの係合溝を形成する側壁と一
体にレンズの表面に隣接するリムが形成され、係合溝を
形成する底壁に灯室と大気とを連通する水抜き孔が形成
され、ハウジングに水抜き孔を取り巻くように後方に向
けて延在された保護壁部が設けられている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の車両用灯具の実施例をリヤコ
ンビネーションランプに適用し、図面に基づいて説明す
る。
【0010】図1(A),(B)において、リヤコンビ
ネーションランプ11は、前面開口12aを有するハウ
ジング12と、前面開口12aを閉成するレンズ13
と、レンズ13で前面開口12aを閉成することにより
ハウジング12とレンズ13とで形成された灯室14
と、灯室14内に設けられたバルブ15,15…とを備
えている。
【0011】ハウジング12は、前面開口12aに沿う
係合溝12bと、レンズ13aの表面13dに隣接する
ように係合溝12aを形成する側壁12cから一体に形
成されたリム12dと、係合溝12aを形成する底壁1
2eに形成されて灯室14と大気とを連通する水抜き孔
12fと、図2に示すように、水抜き孔12fを取り巻
くように後方に向けて延在された保護壁部12gと、水
抜き孔12fの周方向両端の底壁12eから立設された
リブ12h,12hとを備えている。
【0012】リブ12h,12hは、係合溝12b内に
ホットメルト材料等のシール材(図示せず)を充填する
際に、係合溝12bに沿って移動する充填ノズルの先端
から供給されたシール材が水抜き孔12fに入り込むの
を防止する遮断壁となっている。なお、充填ノズルの移
動中において、水抜き孔12fの上方に位置している際
にはシール材は供給されない。
【0013】レンズ13は、ストップランプ用のレンズ
13a、ターンシグナルランプ用のレンズ13b、バッ
クアップランプ用のレンズ13cを組み合わせたものが
使用され、バルブ15,15…は各レンズ13a,13
b,13cの役割に応じて点灯するように設けられてい
る。また、レンズ13の周縁部には係合溝12bに臨む
脚部13eが形成されている。
【0014】脚部13eは、その先端が係合溝12bに
充填されたシール材に当接して灯室14と大気とを遮断
すると共に、水抜き孔12fと所定間隔を存して対向し
て灯室14とをこの部分においてのみ連通している。ま
た、脚部13eの先端にはリブ12h,12hに対向す
る凹部13f,13fが形成されている。なお、脚部1
3eの所定複数箇所の外壁には公知のランスが設けら
れ、このランスをハウジング12に形成された公知の開
口に係合させることによりレンズ13がハウジング12
に保持される。
【0015】上記の構成において、リヤコンビネーショ
ンランプ11は、ハウジング12の係合溝12bにシー
ル材を充填した後、組み合わされたレンズ13の脚部1
3eを係合溝12bに挿入することにより、公知のラン
スと開口との係合によりレンズ13がハウジング12に
保持され、バルブ15,15…がハウジング12に保持
される。
【0016】そして、このように組み付けられたリヤコ
ンビネーションランプ11は、車体Sに搭載され、所定
の条件においてバルブ15が点灯(又は点滅)してリヤ
コンビネーションランプとしての役割を果たす。
【0017】一方、車体Sを高圧の水流を用いて洗車す
る際、この高圧の水流がリヤコンビネーションランプ1
1に吹き付けられると、リム12dとレンズ13との隙
間から係合溝12b内に水流の一部が侵入(図1(B)
の矢印イ,ロ)する場合がある。また、高圧の水流の一
部は、車体Sとリヤコンビネーションランプ11との隙
間へも侵入する。
【0018】さらに、車体Sとリヤコンビネーションラ
ンプ11との隙間に侵入した高圧の水流は、車体Sに案
内されるが水抜き孔12fの近傍に向かう水流(図1
(B)の矢印ト,チ)は保護壁部12gに遮断され、水
抜き孔12fから離間した部分に向かう水流(図1
(B)の矢印リ)はそのまま車体Sに沿って流れる。
【0019】従って、水抜き孔12fの近傍の大気部分
には対流が発生しないため、係合溝12b内に侵入した
水流は水抜き孔12fから大気へと抜け(図1(B)の
矢印ヌ)、灯室14内への高圧水流に侵入が防止され
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明の車両用灯具
にあっては、水抜き孔を取り巻くように後方に向けて延
在された保護壁部がハウジングに設けられていることに
より、灯室内への高圧水流の侵入を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用灯具を示し、(A)はリヤコン
ビネーションランプの正面図、(B)は図1(A)のA
−A線に沿う拡大断面図である。
【図2】同じく、要部の一部を省略した拡大斜視図であ
る。
【図3】従来の車両用灯具を示し、(A)は車両用灯具
の正面図、(B)は図3(A)のB−B線に沿う拡大断
面図である。
【符号の説明】
11…リヤコンビネーションランプ(車両用灯具) 12…ハウジング 12a…前面開口 12b…係合溝 12c…側壁 12d…リム 12e…底壁 12f…水抜き孔 12g…保護壁部 13…レンズ 13e…脚部 14…灯室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面開口に沿って係合溝が形成されたハウ
    ジングと、前記係合溝内に臨む脚部が形成され且つ前記
    前面開口を閉成することにより灯室を形成するレンズ
    と、前記レンズの表面に隣接するリムが前記ハウジング
    の前記係合溝を形成する側壁と一体に形成され、前記係
    合溝を形成する底壁に形成されて前記灯室と大気とを連
    通する水抜き孔とを備えた車両用灯具において、 前記水抜き孔を取り巻くように後方に向けて延在された
    保護壁部が前記ハウジングに設けられていることを特徴
    とする車両用灯具。
JP6229327A 1994-09-26 1994-09-26 車両用灯具 Pending JPH0896610A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6229327A JPH0896610A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

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JP6229327A JPH0896610A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 車両用灯具

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Publication Number Publication Date
JPH0896610A true JPH0896610A (ja) 1996-04-12

Family

ID=16890419

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JP6229327A Pending JPH0896610A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 車両用灯具

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JP (1) JPH0896610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016158746A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016158746A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 食器洗い機

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