JPH08963A - 有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備 - Google Patents

有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備

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JPH08963A
JPH08963A JP6159107A JP15910794A JPH08963A JP H08963 A JPH08963 A JP H08963A JP 6159107 A JP6159107 A JP 6159107A JP 15910794 A JP15910794 A JP 15910794A JP H08963 A JPH08963 A JP H08963A
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gas
organic halogen
halogen compound
catalyst
oxidative decomposition
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JP6159107A
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English (en)
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Torisaku Miyake
酉作 三宅
Shoichi Sasaki
正一 佐々木
Kiyomi Kumagai
清己 熊谷
Noboru Takei
登 竹井
Kunio Sano
邦夫 佐野
Kazuyoshi Nishikawa
和良 西川
Atsushi Kishi
篤志 岸
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Organo Corp
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Organo Corp
Nippon Shokubai Co Ltd
Japan Organo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有機ハロゲン化合物を経済的にかつ効率良く
回収して無害化処理する。 【構成】 土壌Z中の有機ハロゲン化合物を含有した汚
染ガスを、気液分離器9により水分を分離しながら、真
空ポンプ10で真空吸引して抽気し、その吸引された汚
染ガスを反応器14に供給し、チタンおよび珪素を含む
二元素酸化物と酸化バナジウムとから成型した成型体に
パラジウムを分散担持した酸化分解用触媒13と接触さ
せて酸化分解するとともに不完全燃焼分を完全燃焼させ
てから、その酸化分解によって副生したハロゲン化水素
類の酸性ガスをアルカリスクラバー18に供給し、アル
カリ液と接触させて吸収除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械工業、電子工業、
クリーニング業などの各種の産業において、脱脂や洗浄
剤として使用した後のトリクロロエチレン、1,1,1
−トリクロロエタン、テトラクロロエチレン、四塩化炭
素、ジクロロメタン、1,1,2−トリクロロエタン、
1,2−ジクロロエタンや、それらの生物分解生成物で
ある1,1−ジクロロエチレン、シス−1,2−ジクロ
ロエチレンなどの揮発性有機ハロゲン化合物によって汚
染された土壌や地下水や、有機ハロゲン化合物を含有し
た廃水などの有機ハロゲン化合物汚染物を浄化する有機
ハロゲン化合物汚染物の浄化設備に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような浄化設備としては、従来、
次のようなものが知られている。 A.第1従来例(特開平5−76618号) 有機ハロゲン化合物による汚染の可能性の有る土壌中
に、多数の通気孔を分散して形成した多孔管を埋設する
とともに、それらの多孔管に真空ポンプを接続して、土
壌中の有機ハロゲン化合物を含有した汚染ガスを真空吸
引により抽気し、更に、抽気した汚染ガスを気液分離器
で分離処理し、気液分離後の汚染ガスを活性炭素材製吸
着材を備えた溶剤回収装置に供給し、有機ハロゲン化合
物を活性炭素材製吸着材に吸着させ、それを熱脱着する
ことにより有機ハロゲン化合物を回収し、地下水の汚染
を防止するようにしている。
【0003】B.第2従来例(特開平3−289973
号) 有機ハロゲン化合物を燃焼処理するのに、有機ハロゲン
化合物を酸素含有ガスとともに、チタン−珪素からなる
二元系複合酸化物、チタン−ジルコニウムからなる二元
系複合酸化物、チタン−珪素−ジルコニウムからなる三
元系複合酸化物の中から選ばれる少なくとも1種の複合
酸化物触媒と接触、燃焼させて有機ハロゲン化合物中の
塩素を塩化水素に転化させ、更に、塩基性物質により吸
収除去し、以後の反応で有害な二次塩素化合物が生成す
る可能性を除き、ついでガス中に残存する不完全燃焼分
を完全燃焼させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
第1および第2従来例においては、それぞれ次のような
欠点があった。 a.第1従来例の欠点 活性炭素材製吸着材に吸着した有機ハロゲン化合物を熱
脱着により回収した後に、その有機ハロゲン化合物を別
途無害化処理しなければならないなど、未だ改善の余地
があった。
【0005】b.第2従来例の欠点 有機ハロゲン化合物を複合酸化物触媒と接触、燃焼させ
て有機ハロゲン化合物中の塩素を塩化水素に転化させた
後、一酸化炭素などのガス中に残存する不完全燃焼分を
完全燃焼させるために、再度酸化触媒による処理が必要
となり、処理効率が低くなるために未だ改善の余地があ
った。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明の有機ハロゲン化
合物汚染物の浄化設備は、有機ハロゲン化合物汚染物を
経済的にかつ効率良く無害化処理できるようにすること
を目的とし、そして、請求項2に係る発明の有機ハロゲ
ン化合物汚染物の浄化設備は、有機ハロゲン化合物を含
有した汚染ガスを経済的にかつ効率良く酸化分解できる
ようにすることを目的とし、更に、請求項3に係る発明
の有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備は、有機ハロゲ
ン化合物を含有した汚染ガスをより一層経済的にかつ効
率良く酸化分解できるようにすることを目的とする。ま
た、請求項4に係る発明の有機ハロゲン化合物汚染物の
浄化設備は、酸化分解用触媒を簡単に得られるようにす
ることを目的とし、更に、請求項5に係る発明の有機ハ
ロゲン化合物汚染物の浄化設備は、無害化処理を良好に
行えるようにすることを目的とする。また、請求項6に
係る発明の有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備は、有
機ハロゲン化合物により汚染された土壌を良好に浄化す
ることを目的とし、更に、請求項7に係る発明の有機ハ
ロゲン化合物汚染物の浄化設備は、有機ハロゲン化合物
により汚染された地下水を良好に浄化することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の有
機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目
的を達成するために、有機ハロゲン化合物を含有した汚
染ガスを酸素および水蒸気の存在下に触媒を用いて酸化
分解する反応器と、酸化分解によって副生したハロゲン
化水素類の酸性ガスをアルカリ液と接触させて吸収除去
するアルカリスクラバーとを備え、前記反応器に充填す
る酸化分解用触媒として、(A)チタン、珪素、ジルコ
ニウムより成る群から選ばれた少なくとも一種の元素の
酸化物と(B)銅、クロム、鉄、バナジウム、タングス
テン、マンガン、ニッケル、コバルト、モリブデン、セ
リウム、カルシウム、鉛より成る群から選ばれた少なく
とも一種の元素の酸化物と(C)白金、パラジウム、ロ
ジウム、ルテニウム、イリジウムより成る群から選ばれ
た少なくとも一種の貴金属とから成る触媒を用いること
を特徴とする有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備。
【0008】また、請求項2に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目的を達成す
るために、請求項1に係る発明の有機ハロゲン化合物汚
染物の浄化設備における反応器において、反応温度条件
200〜 500℃、空間速度条件1000〜 20000h-1で酸化分
解するように構成する。
【0009】また、請求項3に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目的を達成す
るために、請求項1に係る発明の有機ハロゲン化合物汚
染物の浄化設備における反応器において、反応温度条件
300〜 450℃、空間速度条件1000〜5000h-1で酸化分解
するように構成する。
【0010】また、請求項4に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目的を達成す
るために、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに
係る発明の有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備におけ
る酸化分解用触媒を、(A)成分および(B)成分より
成る成形体上に(C)成分を分散担持して構成する。
【0011】また、請求項5に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目的を達成す
るために、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4の
いずれかに係る発明の有機ハロゲン化合物汚染物の浄化
設備におけるアルカリスクラバーを、その内部に副生し
たハロゲン化水素類の酸性ガスが供給され且つ接触材の
充填されている充填塔と、pH8〜12のアルカリ水溶液
を前記充填塔上部から噴霧流下させて前記充填塔内を循
環させる循環ポンプとを設け、ハロゲン化水素類の酸性
ガスに接触させて酸性ガス成分をアルカリ水溶液中に吸
収除去するように構成する。
【0012】また、請求項6に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目的を達成す
るために、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
請求項5のいずれかに係る発明の有機ハロゲン化合物汚
染物の浄化設備を、有機ハロゲン化合物により汚染され
た土壌から吸引により抽気して得られる有機ハロゲン化
合物含有ガスを処理するように構成する。
【0013】また、請求項7に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備は、上述のような目的を達成す
るために、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、
請求項5のいずれかに係る発明の有機ハロゲン化合物汚
染物の浄化設備を、有機ハロゲン化合物により汚染され
た地下水をポンプで揚水した後に曝気して得られる有機
ハロゲン化合物含有ガスを処理するように構成する。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明の有機ハロゲン化合物汚染
物の浄化設備の構成によれば、有機ハロゲン化合物を含
有した汚染ガスを反応器において酸化分解用触媒と接触
させ、有機ハロゲン化合物を二酸化炭素、ハロゲン化水
素等に完全酸化する。該触媒上での個々の構成物質に係
る反応機構について、なお詳しく解明するに至ってない
が、おそらくは、触媒構成物質である、(A)成分およ
び(B)成分によって、有機ハロゲン化合物中のハロゲ
ンの引き抜き、および、ハロゲン化水素への転化反応と
共に炭素類の部分酸化が起こり、(C)成分によって、
更に一酸化炭素等の不完全酸化分を完全酸化する反応内
容となっているものと推測される。かくして、触媒上で
完全酸化されたガスは、その後にアルカリスクラバーに
おいて、酸化分解によって副生したハロゲン化水素類の
酸性ガスをアルカリ液と接触させて吸収除去し、無害化
処理することができる。
【0015】また、請求項2に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備の構成によれば、反応温度条件
を 200℃以上、空間速度条件を 20000h-1以下として分
解効率を低下させず、かつ、反応温度条件を 500℃以下
として設備費および燃費を低減させ、更に、空間速度条
件を1000h-1以上として触媒コストを極力低減させて有
機ハロゲン化合物を酸化分解することができる。
【0016】また、請求項3に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備の構成によれば、分解効率、設
備費、燃費および触媒コストそれぞれの面でより一層有
利に有機ハロゲン化合物を酸化分解することができる。
【0017】また、請求項4に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備の構成によれば、(A)成分と
(B)成分とから構成した成形体上に(C)成分を分散
担持させて酸化分解用触媒を得ることにより、触媒性能
を全く損なうことなく貴金属である(C)成分の使用量
を減少させることができ、製造コストを低減することが
できる。
【0018】また、請求項5に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備の構成によれば、充填塔内に供
給されるハロゲン化水素類の酸性ガスにpH8〜12のア
ルカリ水溶液を噴霧供給して、より効果的に気液接触さ
せることができ、酸性ガス成分をアルカリ水溶液中に吸
収除去することにより、環境の二次汚染を防止すること
ができる。
【0019】また、請求項6に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備の構成によれば、有機ハロゲン
化合物により汚染された土壌中の有機ハロゲン化合物含
有ガスを処理し、地下水の汚染を防止することができ
る。
【0020】また、請求項7に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備の構成によれば、有機ハロゲン
化合物により汚染された地下水中の有機ハロゲン化合物
含有ガスを処理し、地下水を浄化することができる。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0022】図1は、有機ハロゲン化合物汚染物の浄化
設備の実施例を示すフローシートであり、この図におい
て、1は真空抽出井を示し、トリクロロエチレンなどの
有機ハロゲン化合物によって汚染された、地下水域の飽
和帯Wよりも上方の不飽和帯である土壌Z中に埋設され
ている。
【0023】前記真空抽出井1,1それぞれは、鋼棒2
…にワイヤー3を螺旋状に巻き、土壌Z中に埋設した部
分において、鋼棒2…とワイヤー3との間に形成される
隙間から有機ハロゲン化合物および水蒸気を含んだ汚染
ガスを吸引できるように構成されている。上記真空抽出
井1の埋設は、例えば、直径 200mmの掘削孔内に 150mm
の真空抽出井1を挿入するといったように、真空抽出井
1の径よりも大きめに掘削した孔内に挿入して行う。こ
のとき、土壌Zの性状に応じ、土等の侵入を防止するた
めに、真空抽出井1の周囲に粗砂を詰めるとか、シュロ
やスクリーンを設けたりなどする。
【0024】鋼棒2…の上端は、溶接によって鋼管4に
一体連接され、その鋼管4に、第1の開閉弁5を介装し
た第1の配管6と、それに接続された第2の開閉弁7を
介装した第2の配管8とを介して、気液分離器9が接続
されている。気液分離器9には、真空ポンプ10および
ブロワー11を介装した第3の配管12を介して、酸化
分解用触媒13を充填した反応器14が接続されてい
る。
【0025】上記構成により、土壌Z中の有機ハロゲン
化合物および水蒸気を含んだ汚染ガスを真空吸引によっ
て抽気するとともに、混入している水分を吸引側におい
て気液分離器9で分離できるようになっている。なお、
分離した水は容器中で空気を吹き込み、エアレーション
により水中の有機ハロゲン化合物を追い出したり、ある
いは、加熱により追い出し、有機ハロゲン化合物を含ま
ない水として放流することが望ましい。
【0026】第3の配管12の、ブロワー11と反応器
14との間には、熱交換器15と電気ヒータからなる加
熱器16とが付設され、熱交換器15と反応器14とが
第1の排ガス供給管17を介して接続されるとともに、
熱交換器15とアルカリスクラバー18とが第2の排ガ
ス供給管19を介して接続されている。
【0027】第3の配管12の反応器14への入口に、
供給される汚染ガスの温度を測定する温度センサ20が
設けられ、その温度センサ20に第1のコントローラ2
1が接続されるとともに第1のコントローラ21と加熱
器16のヒータ駆動部22とが接続され、第1のコント
ローラ21において、汚染ガスの温度が 300〜 350℃に
維持されるように加熱器16をON−OFF制御するよ
うに構成されている。ここでの反応温度条件としては、
200〜 500℃に維持すれば良く、好ましくは、300〜 45
0℃である。反応温度条件が 200℃未満になると分解効
率が低下し、一方、 500℃を越えると設備費および燃費
が増大して不経済になるからである。また、反応器14
での空間速度条件は1000〜 20000h-1にすれば良く、好
ましくは、1000〜5000h-1である。空間速度条件が 200
00h-1を越えると分解効率が低下し、一方、1000h-1
満になると触媒コストが増大して不経済になるからであ
る。
【0028】アルカリスクラバー18は、ラシヒリング
やテラレットパッキンなどの接触材23を充填した充填
塔24の下部水槽25と、接触材23の上方に設けた噴
霧ノズル26とを、循環ポンプ27を介装した循環用配
管28を介して接続し、下部水槽25に新水補給管29
を接続するとともに、補給ポンプ30を介装した補給配
管31を介してアルカリ水溶液の貯留タンク32を接続
して構成されている。循環用配管28に、アルカリ水溶
液のpHを測定するpH計33が付設され、そのpH計
33に第2のコントローラ34が接続されるとともに、
第2のコントローラ34に補給ポンプ30が接続され、
第2のコントローラ34において、pH計33で測定さ
れるアルカリ水溶液のpHが8〜12に維持されるように
補給ポンプ30をON−OFF制御するように構成され
ている。
【0029】この構成により、反応器14での酸化分解
により副生したハロゲン化水素類の酸性ガスを充填塔2
4内へ供給し、アルカリ水溶液を充填塔24の上部から
噴霧流下させ、ハロゲン化水素類の酸性ガスに接触させ
て酸性ガス成分をアルカリ水溶液中に吸収除去するよう
になっている。
【0030】次に、前述した酸化分解用触媒13につい
て説明する。先ず、チタンおよび珪素を含む二元素酸化
物(TiO2 −SiO2 )を以下に述べる方法で調整し
た。水 400リットルに硫酸チタン[Ti(SO4 2 7
2.2kgを溶解し、次にスノーテックス−O(日産化学
製、シリカゲルSiO2 として20〜21重量%含有)22.5
kgを加えた。この溶液を30℃に保持しつつ、攪拌しなが
らアンモニア水を徐々に滴下し、pHが7になるまで加
え、その後2時間放置して熟成した。このようにして得
られたTiO2 −SiO2 ゲルを濾過水洗後、 120℃で
10時間乾燥した後、 500℃で3時間焼成した。得られた
粉体の組成は酸化物としてTiO2 /SiO2 =4(モ
ル比)であった。(この粉体を以下TS−1粉体と称す
る。)
【0031】次いで、シュウ酸 8.4kgを水18リットルに
溶解し、これにメタバナジン酸アンモニウム4.28kgを加
えて溶解した液に上記TS−1粉体30kgさらに澱粉 1.5
kgを加えて混合し、ニーダーで良く練り合わせた。さら
に適量の水を加えつつ練った後、孔径(貫通孔の相当
径) 2.8mmで開孔率70%のハニカム型に押出成型して 1
20℃で6時間乾燥した後、酸素濃度15%以下に調節され
た雰囲気下で 450℃で6時間焼成した。(この成型体を
以下成型体−1と称する。)
【0032】得られた成型体−1をパラジウム濃度16g
/リットルの硝酸パラジウム水溶液に1分間含浸し、次
いで 120℃で6時間乾燥した後、空気雰囲気下 500℃で
2時間焼成し、成型体−1にパラジウムを分散担持させ
た。完成した酸化分解用触媒の組成は重量百分率でTi
2 −SiO2 :V2 5 :Pd=89.3:10:0.7 でB
ET比表面積 110m2/g細孔容積0.45cc/gであった。
【0033】上記完成した酸化分解用触媒13をトリク
ロロエチレンによって汚染された土壌の浄化設備の反応
器14内に充填し、汚染土壌から真空ポンプ10によっ
て抽気された汚染ガスをブロワー11により昇圧し、熱
交換器15および加熱器16により所定温度に昇温し
て、反応器14に充填した酸化分解用触媒13により酸
化分解した。反応器14で酸化分解されたガスは、熱交
換器15を介して降温した後、塔直径 300mm、塔高3000
mmから成るアルカリスクラバー18の充填塔24の接触
材23より下方に導入し、充填塔24の上部から噴霧供
給されるpH9〜11からなる3m3/hの苛性ソーダ水溶液
と接触させ、系外に放出した。
【0034】上記装置の処理条件として、 (1)空間速度条件3000h-1で、反応器14への入口温
度を 200℃、 300℃、400℃、 500℃それぞれに設定
し、各条件下での浄化性能(真空ポンプ10の出口部で
の浄化前ガスのトリクロロエチレンの濃度と、アルカリ
スクラバー18の出口部での浄化後ガスのトリクロロエ
チレン、塩化水素および一酸化炭素それぞれの濃度)を
測定したところ、下記の結果が得られた。 処理条件 浄化前ガス(ppm) 浄化後ガス(ppm) 入口温度 トリクロロエチレン トリクロロエチレン HCl CO 200℃ 1200 500 0.2 2以下 300℃ 1150 55 0.5 2以下 400℃ 980 0.9 0.4 2以下 500℃ 1300 0.1 0.5 2以下
【0035】(2)反応器14への入口温度を 350℃に
設定し、空間速度を2000h-1、5000h-1、 10000h-1
20000h-1と変動させ、各条件下での浄化性能(真空ポ
ンプ10の出口部での浄化前ガスのトリクロロエチレン
の濃度と、アルカリスクラバー18の出口部での浄化後
ガスのトリクロロエチレン、塩化水素および一酸化炭素
それぞれの濃度)を測定したところ、下記の結果が得ら
れた。 処理条件 浄化前ガス(ppm) 浄化後ガス(ppm) 空間速度 トリクロロエチレン トリクロロエチレン HCl CO 2000h-1 980 0.9 0.3 2以下 5000h-1 1050 24 1.2 2以下 10000h-1 790 79 0.8 2以下 20000h-1 1250 250 0.4 2以下
【0036】(比較例)前述実施例によって得られたT
S−1粉体に水18リットルを加え、さらに澱粉1.5kgを
加えて混合し、ニーダーで良く練り合わせた。さらに適
量の水を加えつつ練った後、孔径(貫通孔の相当径)
2.8mmで開孔率70%のハニカム型に押出成型して 120℃
で6時間乾燥した後、酸素濃度15%以下に調節された雰
囲気下で 450℃で6時間焼成し、TiO2 、SiO2
らなる固体酸触媒を得た。得られた固体酸触媒を、前述
実施例と同様に、トリクロルエチレンによって汚染され
た土壌の浄化設備の反応器14内に充填して浄化処理し
た。そして、空間速度条件3000h-1で、反応器14への
入口温度を 300℃、4 00℃、 500℃それぞれに設定し、
各条件下での浄化性能(真空ポンプ10の出口部での浄
化前ガスのトリクロロエチレンの濃度と、アルカリスク
ラバー18の出口部での浄化後ガスのトリクロロエチレ
ン、塩化水素および一酸化炭素それぞれの濃度)を測定
したところ、下記の結果がえられた。 処理条件 浄化前ガス(ppm) 浄化後ガス(ppm) 入口温度 トリクロロエチレン トリクロロエチレン HCl CO 300℃ 1050 1040 0.0 14 400℃ 940 564 0.1 530 500℃ 1350 13 0.7 1880
【0037】上記結果から、本発明の実施例によれば、
比較例の触媒を用いた場合に比べて、一酸化炭素量を大
幅に少なくできており、不完全燃焼分を良好に完全燃焼
できていることが明らかであった。
【0038】図1中における35は真空度を測定する真
空計、36は、吸引されるガス量を測定する流量計であ
り、真空計35は、第3の開閉弁37を介装した第3の
配管38を介して第1の配管6に接続され、真空度およ
び吸引ガス量それぞれを確認できるようになっている。
【0039】また、アルカリスクラバー18において、
循環用配管28の途中箇所に第4の開閉弁39が介装さ
れるとともに、その第4の開閉弁39よりも上流側にお
いて、第5の開閉弁40を介装した排水管41が接続さ
れ、酸性ガス成分を吸収除去したアルカリ水溶液を少し
づつ系外に排出するようになっている。
【0040】アルカリスクラバー18において、充填塔
24の上部から供給するアルカリ水溶液としては、炭酸
ナトリウム水溶液なども使用できる。
【0041】上記真空抽出井1の深さとしては、5mか
ら 100m以上に及ぶものがあり、例えば、土壌Z中での
汚染ガスの存在領域に応じ、汚染ガスが存在しない深さ
部分に対応する箇所はシートで覆って吸引しないように
するなどして、所定領域から汚染ガスを吸引できるよう
にして使用されるものである。
【0042】上記加熱器としては、電気ヒータによるも
のに限らず、例えば、バーナで燃焼させた高温ガスによ
り加熱するように構成するものでも良い。
【0043】上記実施例では、有機ハロゲン化合物によ
って汚染された土壌を浄化する設備を示したが、本発明
としては、有機ハロゲン化合物によって汚染された地下
水を揚水ポンプで揚水して、ラヒシリングやテラレット
パッキンなどの充填材が充填された曝気処理槽の上部に
供給し、一方、下部から空気を供給して気液接触させ、
汚染地下水を曝気処理して有機ハロゲン化合物を気体中
に移行させ、その気液分離された有機ハロゲン化合物含
有の汚染ガスを処理する設備にも適用できる。また、脱
脂や洗浄後の有機ハロゲン化合物を含有した廃水を曝気
処理して気液分離した後の汚染ガスを処理する設備にも
適用できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備によれば、
(A)成分と(B)成分と(C)成分とによって酸化分
解用触媒を構成するから、有機ハロゲン化合物中におけ
る塩素の塩化水素への転化、炭素類の部分酸化および不
完全燃焼分の完全燃焼を反応器で一挙に行って、有機ハ
ロゲン化合物を効率良く酸化分解でき、個別の処理設備
を設ける場合に比べて設備面およびスペース面で有利で
あり、更に、アルカリスクラバーにおいて、酸化分解に
よって副生したハロゲン化水素類の酸性ガスをアルカリ
液と接触させて吸収除去するから、二次汚染を防止で
き、全体として、有機ハロゲン化合物を経済的にかつ効
率良く回収して無害化処理できるようになった。
【0045】また、請求項2に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備によれば、反応温度条件および
空間速度条件を合理的に設定し、分解効率を低下させ
ず、かつ、設備費、燃費および触媒コストそれぞれを低
減するから、有機ハロゲン化合物を含有した汚染ガスを
経済的にかつ効率良く酸化分解できるようになった。
【0046】また、請求項3に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備によれば、反応温度条件および
空間速度条件をより合理的に設定し、分解効率、設備
費、燃費および触媒コストそれぞれの面でより一層有利
に酸化分解するから、有機ハロゲン化合物を含有した汚
染ガスをより一層経済的にかつ効率良く酸化分解できる
ようになった。
【0047】また、請求項4に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備によれば、使用する酸化分解用
触媒として(A)成分と(B)成分とから構成した成形
体上に(C)成分を分散担持するから、例えば、初めか
ら(A)成分、(B)成分および(C)成分を混合して
製造する場合と比較して、触媒性能を損なうことなく、
高価な貴金属類の使用量を減少させることができ、酸化
分解用触媒の製造コストを低下させることができる。
【0048】また、請求項5に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備によれば、充填塔内に供給され
るハロゲン化水素類の酸性ガスにpH8〜12のアルカリ
水溶液を噴霧供給して接触させるから、酸性ガス成分を
アルカリ水溶液に効率良く接触させて中和でき、無害化
処理を良好に行えるようになった。
【0049】また、請求項6に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備によれば、有機ハロゲン化合物
により汚染された土壌を浄化処理し、地下水の汚染を良
好に防止することができるようになった。
【0050】また、請求項7に係る発明の有機ハロゲン
化合物汚染物の浄化設備によれば、有機ハロゲン化合物
により汚染された地下水を浄化処理し、周辺地域への影
響を良好に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有機ハロゲン化合物汚染物の浄化
設備の実施例を示すフローシートである。
【符号の説明】
13…酸化分解用触媒 14…反応器 18…アルカリスクラバー 23…接触材 24…充填塔 27…循環ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/652 23/656 23/89 M B01J 23/64 103 M 104 M (72)発明者 熊谷 清己 東京都文京区本郷5丁目5番16号 オルガ ノ株式会社内 (72)発明者 竹井 登 東京都文京区本郷5丁目5番16号 オルガ ノ株式会社内 (72)発明者 佐野 邦夫 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 株式会社日本触媒触媒研究所内 (72)発明者 西川 和良 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 株式会社日本触媒触媒研究所内 (72)発明者 岸 篤志 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 株式会社日本触媒姫路製造所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機ハロゲン化合物を含有した汚染ガス
    を酸素および水蒸気の存在下に触媒を用いて酸化分解す
    る反応器と、酸化分解によって副生したハロゲン化水素
    類の酸性ガスをアルカリ液と接触させて吸収除去するア
    ルカリスクラバーとを備え、前記反応器に充填する酸化
    分解用触媒として、(A)チタン、珪素、ジルコニウム
    より成る群から選ばれた少なくとも一種の元素の酸化物
    と(B)銅、クロム、鉄、バナジウム、タングステン、
    マンガン、ニッケル、コバルト、モリブデン、セリウ
    ム、カルシウム、鉛より成る群から選ばれた少なくとも
    一種の元素の酸化物と(C)白金、パラジウム、ロジウ
    ム、ルテニウム、イリジウムより成る群から選ばれた少
    なくとも一種の貴金属とから成る触媒を用いることを特
    徴とする有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の反応器において、反応
    温度条件 200〜 500℃、空間速度条件1000〜 20000h-1
    で酸化分解するものである有機ハロゲン化合物汚染物の
    浄化設備。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の反応器において、反応
    温度条件 300〜 450℃、空間速度条件1000〜5000h-1
    酸化分解するものである有機ハロゲン化合物汚染物の浄
    化設備。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2、請求項3のいずれ
    かに記載の酸化分解用触媒が、(A)成分および(B)
    成分より成る成形体上に(C)成分を分散担持したもの
    である有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4のいずれかに記載のアルカリスクラバーが、その内部
    に副生したハロゲン化水素類の酸性ガスが供給され、か
    つ接触材が充填されている充填塔と、pH8〜12のアル
    カリ水溶液を前記充填塔上部から噴霧流下させて前記充
    填塔内を循環させる循環ポンプとを設け、ハロゲン化水
    素類の酸性ガスに接触させて酸性ガス成分をアルカリ水
    溶液中に吸収除去するものである有機ハロゲン化合物汚
    染物の浄化設備。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5のいずれかに記載の汚染ガスが、有機ハロ
    ゲン化合物により汚染された土壌から吸引により抽気し
    て得られる有機ハロゲン化合物含有ガスである有機ハロ
    ゲン化合物汚染物の浄化設備。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5のいずれかに記載の汚染ガスが、有機ハロ
    ゲン化合物により汚染された地下水をポンプで揚水した
    後に曝気して得られる有機ハロゲン化合物含有ガスであ
    る有機ハロゲン化合物汚染物の浄化設備。
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