JPH0894917A - カメラ - Google Patents
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- JPH0894917A JPH0894917A JP25412994A JP25412994A JPH0894917A JP H0894917 A JPH0894917 A JP H0894917A JP 25412994 A JP25412994 A JP 25412994A JP 25412994 A JP25412994 A JP 25412994A JP H0894917 A JPH0894917 A JP H0894917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラに使用される光センサのアナログ信号
とロジック信号全てが観測可能で、シーケンス制御用I
Cのピン数の削減、実装基板の縮小、調整時間の短縮、
調整工具の簡略化を実現するカメラ。 【構成】 複数のアクチュエータ12,22,32の動
作検出用光センサ13,23,33と、シーケンス制御
用IC1と、シーケンス制御用ICに接続するメモリE
EPROM4とで構成し、シーケンス制御用ICは各光
センサの信号電流をアナログ電圧に変換してロジック信
号に変換する検出回路6と、アナログ電圧とロジック信
号の中の特定の波形を選択する選択回路9と、選択回路
の選択信号を出力する1つの端子8と、EEPROMに
記憶する情報により選択回路の出力信号を切換え制御し
て特定の観測波形を端子へ出力するCPU2による切換
手段で構成されている。
とロジック信号全てが観測可能で、シーケンス制御用I
Cのピン数の削減、実装基板の縮小、調整時間の短縮、
調整工具の簡略化を実現するカメラ。 【構成】 複数のアクチュエータ12,22,32の動
作検出用光センサ13,23,33と、シーケンス制御
用IC1と、シーケンス制御用ICに接続するメモリE
EPROM4とで構成し、シーケンス制御用ICは各光
センサの信号電流をアナログ電圧に変換してロジック信
号に変換する検出回路6と、アナログ電圧とロジック信
号の中の特定の波形を選択する選択回路9と、選択回路
の選択信号を出力する1つの端子8と、EEPROMに
記憶する情報により選択回路の出力信号を切換え制御し
て特定の観測波形を端子へ出力するCPU2による切換
手段で構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のアクチュエータ
を有するカメラに関し、特に複数のアクチュエータの動
作検出に用いる複数の光センサのアナログ信号およびロ
ジック信号を機能的に観察可能にしたカメラに関する。
を有するカメラに関し、特に複数のアクチュエータの動
作検出に用いる複数の光センサのアナログ信号およびロ
ジック信号を機能的に観察可能にしたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラは一般にAFのレンズ駆動
やシャッタ開閉等の複数のアクチュエータを有し、各々
のアクチュエータには一つ又はそれ以上の動作検出用セ
ンサが配置されている。動作検出用として最も一般的に
使用されているのは、透過型光センサであるフォトイン
タラプタ、あるいは反射型光センサであるフォトリフレ
クタと呼ばれる光センサである。
やシャッタ開閉等の複数のアクチュエータを有し、各々
のアクチュエータには一つ又はそれ以上の動作検出用セ
ンサが配置されている。動作検出用として最も一般的に
使用されているのは、透過型光センサであるフォトイン
タラプタ、あるいは反射型光センサであるフォトリフレ
クタと呼ばれる光センサである。
【0003】従来のアクチュエータの動作検出用光セン
サの信号検出回路は、アナログ入力信号電流を検出抵抗
に流す等によりアナログ電圧信号とし、この信号と基準
電圧とを比較器を用いてロジック信号に変換しチャタリ
ング吸収回路を通して出力としている。
サの信号検出回路は、アナログ入力信号電流を検出抵抗
に流す等によりアナログ電圧信号とし、この信号と基準
電圧とを比較器を用いてロジック信号に変換しチャタリ
ング吸収回路を通して出力としている。
【0004】従って、このような回路を有するカメラの
シーケンス制御用ICのアナログ入力端子を観察するこ
とにより、光センサのアナログ出力を観測することが可
能であった。また波形整形後のロジック信号も専用の出
力ピンを持つことにより出力可能にしていた。
シーケンス制御用ICのアナログ入力端子を観察するこ
とにより、光センサのアナログ出力を観測することが可
能であった。また波形整形後のロジック信号も専用の出
力ピンを持つことにより出力可能にしていた。
【0005】このようなセンサの出力はカメラの制御に
必要なことは勿論であるが、カメラの調整工程内でアク
チュエータの調整等の際には、カメラ外部から観測しな
くてはならない。また調整工程時には光センサのアナロ
グ信号、ロジック信号共に必要になる場合がほとんど
で、そのため専用出力ピンを準備しそのピンから出力す
る等の方法をとり外部から観測可能にしていた。
必要なことは勿論であるが、カメラの調整工程内でアク
チュエータの調整等の際には、カメラ外部から観測しな
くてはならない。また調整工程時には光センサのアナロ
グ信号、ロジック信号共に必要になる場合がほとんど
で、そのため専用出力ピンを準備しそのピンから出力す
る等の方法をとり外部から観測可能にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、もともと光センサそのものの出力が微小電流
であるため、単純に抵抗を接続しただけでは回路インピ
ーダンスが高くなってノイズの影響を受け易いことか
ら、入力回路を低インピーダンスにするために定電圧入
力形式にした場合は、外部よりこの点のピンからアナロ
グ電圧信号を検出しようとしても困難なので、光センサ
のアナログ信号波形および波形整形後のロジック信号を
それぞれモニタするための専用端子を設けなければなら
ず、シーケンス制御ICの光センサに要する入出力ピン
の総数が非常に多くなって、実装の観点からも調整工程
上からも非常に効率の悪いものになってしまうという問
題がある。
来例では、もともと光センサそのものの出力が微小電流
であるため、単純に抵抗を接続しただけでは回路インピ
ーダンスが高くなってノイズの影響を受け易いことか
ら、入力回路を低インピーダンスにするために定電圧入
力形式にした場合は、外部よりこの点のピンからアナロ
グ電圧信号を検出しようとしても困難なので、光センサ
のアナログ信号波形および波形整形後のロジック信号を
それぞれモニタするための専用端子を設けなければなら
ず、シーケンス制御ICの光センサに要する入出力ピン
の総数が非常に多くなって、実装の観点からも調整工程
上からも非常に効率の悪いものになってしまうという問
題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、カメラに使用さ
れる光センサのアナログ信号及び波形整形後のロジック
信号の出力波形の全てを観測可能にすると共に、カメラ
のシーケンス制御用ICの端子数を削減し更に実装基板
上のチェックパターンの減少と実装基板そのものの面積
の削減及び調整時間の短縮と調整工具の簡略化を可能に
するカメラを提供することにある。
れる光センサのアナログ信号及び波形整形後のロジック
信号の出力波形の全てを観測可能にすると共に、カメラ
のシーケンス制御用ICの端子数を削減し更に実装基板
上のチェックパターンの減少と実装基板そのものの面積
の削減及び調整時間の短縮と調整工具の簡略化を可能に
するカメラを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に示した本発明は、一つ又は複数のアクチ
ュエータと該各アクチュエータの動作検出に用いられる
複数個の光センサと、前記各光センサの信号電流をアナ
ログ電圧信号に変換するI/V変換回路と前記アナログ
電圧信号をロジック信号に変換する回路と前記複数のア
ナログ電圧信号および夫々に対応するロジック信号の中
の特定の波形を選択する選択回路を内蔵したシーケンス
制御用ICとを有するカメラにおいて、前記選択回路が
選択する信号を出力する特定の一つの出力端子と、前記
選択回路が選択する信号情報等を記憶するメモリ手段
と、前記メモリ手段に記憶された情報に応じて前記選択
回路の信号を切換え前記出力端子より出力する切換手段
を備えたことを要旨としている。
に、請求項1に示した本発明は、一つ又は複数のアクチ
ュエータと該各アクチュエータの動作検出に用いられる
複数個の光センサと、前記各光センサの信号電流をアナ
ログ電圧信号に変換するI/V変換回路と前記アナログ
電圧信号をロジック信号に変換する回路と前記複数のア
ナログ電圧信号および夫々に対応するロジック信号の中
の特定の波形を選択する選択回路を内蔵したシーケンス
制御用ICとを有するカメラにおいて、前記選択回路が
選択する信号を出力する特定の一つの出力端子と、前記
選択回路が選択する信号情報等を記憶するメモリ手段
と、前記メモリ手段に記憶された情報に応じて前記選択
回路の信号を切換え前記出力端子より出力する切換手段
を備えたことを要旨としている。
【0009】更に、請求項2に示した本発明は、前記メ
モリ手段はカメラ外部から電気的に読み書き可能な不揮
発性メモリであることを要旨としている。
モリ手段はカメラ外部から電気的に読み書き可能な不揮
発性メモリであることを要旨としている。
【0010】更に、請求項3に示した本発明は、前記メ
モリ手段はシーケンス制御用ICと接続されたEEPR
OMであることを要旨としている。
モリ手段はシーケンス制御用ICと接続されたEEPR
OMであることを要旨としている。
【0011】更に、請求項4に示した本発明は、前記シ
ーケンス制御用ICはCPUを内蔵するものであること
を要旨としている。
ーケンス制御用ICはCPUを内蔵するものであること
を要旨としている。
【0012】更に、請求項5に示した本発明は、前記メ
モリ手段はシーケンス制御用ICに内蔵するCPUのR
AMであることを要旨としている。
モリ手段はシーケンス制御用ICに内蔵するCPUのR
AMであることを要旨としている。
【0013】更に、請求項6に示した本発明は、前記メ
モリ手段はシーケンス制御用ICに内蔵するROMであ
ることを要旨としている。
モリ手段はシーケンス制御用ICに内蔵するROMであ
ることを要旨としている。
【0014】更に、請求項7に示した本発明は、前記切
換手段はCPUのポート出力によって前記選択回路の出
力信号を切換えることを要旨としている。
換手段はCPUのポート出力によって前記選択回路の出
力信号を切換えることを要旨としている。
【0015】
【作用】請求項1に示した本発明によれば、切換手段が
複数の光センサの複数のアナログ電圧信号及びロジック
信号の中からメモリ手段に記憶された選択する信号の情
報に応じて、選択回路を介して特定の信号を選択し特定
の一つの出力端子より出力するので、複数の光センサの
出力信号中カメラ調整工程又は動作制御にその時点で必
要とする信号のみを出力することができると共に、出力
端子数を削減することができる。
複数の光センサの複数のアナログ電圧信号及びロジック
信号の中からメモリ手段に記憶された選択する信号の情
報に応じて、選択回路を介して特定の信号を選択し特定
の一つの出力端子より出力するので、複数の光センサの
出力信号中カメラ調整工程又は動作制御にその時点で必
要とする信号のみを出力することができると共に、出力
端子数を削減することができる。
【0016】請求項2に示した本発明によれば、メモリ
手段をカメラ外部から電気的に読み書き可能な不揮発性
メモリで構成したので、不揮発性メモリにカメラ外部か
ら選択する信号情報等の書換えを行って保持することが
できる。
手段をカメラ外部から電気的に読み書き可能な不揮発性
メモリで構成したので、不揮発性メモリにカメラ外部か
ら選択する信号情報等の書換えを行って保持することが
できる。
【0017】請求項3に示した本発明によれば、メモリ
手段をシーケンス制御用ICと接続するEEPROMで
構成したので、カメラ外部からEEPROMに選択する
信号情報等の書換えを行って保持し、シーケンス制御用
ICは選択する信号情報等をEEPROMから読込むこ
とができる。
手段をシーケンス制御用ICと接続するEEPROMで
構成したので、カメラ外部からEEPROMに選択する
信号情報等の書換えを行って保持し、シーケンス制御用
ICは選択する信号情報等をEEPROMから読込むこ
とができる。
【0018】請求項5に示した本発明によれば、メモリ
手段をシーケンス制御用ICに内蔵するCPUのRAM
により構成したので、RAM内に調整工程の段階あるい
はカメラの動作状態を区別できる情報を記憶し、CPU
は信号を選択する情報として読み出すことができる。
手段をシーケンス制御用ICに内蔵するCPUのRAM
により構成したので、RAM内に調整工程の段階あるい
はカメラの動作状態を区別できる情報を記憶し、CPU
は信号を選択する情報として読み出すことができる。
【0019】請求項6に示した本発明によれば、メモリ
手段をシーケンス制御用ICに内蔵するCPUのROM
により構成したので、ROMに信号選択用のソフトウェ
アを保持し、CPUはROM情報により信号の選択処理
を行うことができる。
手段をシーケンス制御用ICに内蔵するCPUのROM
により構成したので、ROMに信号選択用のソフトウェ
アを保持し、CPUはROM情報により信号の選択処理
を行うことができる。
【0020】請求項7に示した本発明によれば、切換手
段はCPUのポート出力によって選択回路の出力信号を
切換えるので、CPUがメモリ手段から選択する信号情
報を読込み判断したポート出力によって、選択回路の出
力信号を切換えることができる。
段はCPUのポート出力によって選択回路の出力信号を
切換えるので、CPUがメモリ手段から選択する信号情
報を読込み判断したポート出力によって、選択回路の出
力信号を切換えることができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係るカメラのブロック図
である。
る。図1は本発明の一実施例に係るカメラのブロック図
である。
【0022】図1において、カメラのシーケンスを制御
するCPU(中央演算ユニット)2を内蔵するシーケン
ス制御用IC1は、CPU2のポート出力によって制御
されるロジック回路ブロック3と、ロジック回路ブロッ
ク3の信号により光センサの投光用LEDを選択しLE
Dに一定電流を流すための定電流回路5と、光センサの
出力電流をI/V変換によりアナログ電圧出力に変換
し、変換したアナログ電圧と基準電圧を比較するコンパ
レータによりロジック信号に変換する検出回路6と、ロ
ジック信号のチャタリングを吸収し整形するチャタリン
グ吸収回路7と、特定の一つの出力端子としてのモニタ
端子8と、ロジック回路ブロックからの信号によりモニ
タ端子8に出力する信号を選択する選択回路9と、ロジ
ック回路ブロック3の入出力信号用のA/D、D/A変
換器10を有して構成されている。
するCPU(中央演算ユニット)2を内蔵するシーケン
ス制御用IC1は、CPU2のポート出力によって制御
されるロジック回路ブロック3と、ロジック回路ブロッ
ク3の信号により光センサの投光用LEDを選択しLE
Dに一定電流を流すための定電流回路5と、光センサの
出力電流をI/V変換によりアナログ電圧出力に変換
し、変換したアナログ電圧と基準電圧を比較するコンパ
レータによりロジック信号に変換する検出回路6と、ロ
ジック信号のチャタリングを吸収し整形するチャタリン
グ吸収回路7と、特定の一つの出力端子としてのモニタ
端子8と、ロジック回路ブロックからの信号によりモニ
タ端子8に出力する信号を選択する選択回路9と、ロジ
ック回路ブロック3の入出力信号用のA/D、D/A変
換器10を有して構成されている。
【0023】一方、シーケンス制御用IC1の外部に
は、カメラ外部から書換え可能なEEPROM4をロジ
ック回路ブロック3に、CPU2より読込み可能に接続
している。
は、カメラ外部から書換え可能なEEPROM4をロジ
ック回路ブロック3に、CPU2より読込み可能に接続
している。
【0024】また、ロジック回路ブロック3からの信号
により選択駆動されるフオーカスレンズ駆動用ドライバ
IC11とフォーカス駆動用モータ12、シャッタ駆動
ドライバIC21とシャッタ駆動用コイル22、フィル
ム給送用ドライバIC31とフィルム給送用モータ32
とで各アクチュエータ段を構成している。
により選択駆動されるフオーカスレンズ駆動用ドライバ
IC11とフォーカス駆動用モータ12、シャッタ駆動
ドライバIC21とシャッタ駆動用コイル22、フィル
ム給送用ドライバIC31とフィルム給送用モータ32
とで各アクチュエータ段を構成している。
【0025】これら各アクチュエータの動作検出用セン
サーを構成する、フォーカスレンズ駆動用モータ12に
よって駆動されるフォーカスレンズ(不図示)の位置検
出用光センサ13は、投光用LED14と受光用フォト
トランジスタを同一パッケージに収納したものであり、
一般にフォトインタプラタあるいはフォトリフレクタと
呼ばれるセンサである。
サーを構成する、フォーカスレンズ駆動用モータ12に
よって駆動されるフォーカスレンズ(不図示)の位置検
出用光センサ13は、投光用LED14と受光用フォト
トランジスタを同一パッケージに収納したものであり、
一般にフォトインタプラタあるいはフォトリフレクタと
呼ばれるセンサである。
【0026】シャッタ開き位置検出用光センサ23も、
投光用LED24と受光用トランジスタ25で構成する
同構造のセンサであり、フィルム位置検出センサ33も
投光用LED34と受光用トランジスタ35で構成する
同構造のセンサである。
投光用LED24と受光用トランジスタ25で構成する
同構造のセンサであり、フィルム位置検出センサ33も
投光用LED34と受光用トランジスタ35で構成する
同構造のセンサである。
【0027】これらの各センサ13,23,33の投光
用LEDのアノード側は電源41に接続され、カソード
側はシーケンス制御用IC1の定電流回路5のLED1
端子51、LED2端子52、LED3端子53の各端
子に接続されている。各光センサの受光用トランジスタ
15,25,35のコレクタ端子側は、定電圧レギュレ
ータ42の出力に接続し、エミッタ端子側はシーケンス
制御ICの検出回路6へのPI1端子54、PI2端子
55、PI3端子56の各入力端子に接続し、定電圧レ
ギュレータ42の電源端子は電源41に接続されてい
る。
用LEDのアノード側は電源41に接続され、カソード
側はシーケンス制御用IC1の定電流回路5のLED1
端子51、LED2端子52、LED3端子53の各端
子に接続されている。各光センサの受光用トランジスタ
15,25,35のコレクタ端子側は、定電圧レギュレ
ータ42の出力に接続し、エミッタ端子側はシーケンス
制御ICの検出回路6へのPI1端子54、PI2端子
55、PI3端子56の各入力端子に接続し、定電圧レ
ギュレータ42の電源端子は電源41に接続されてい
る。
【0028】一般的には、透過型光センサの方がCTR
(電流伝達比)が大きくなること、また検出信号の明暗
比が大きくとれることから電気的には以降の処理を行い
易いが、スペースの関係等で透過型光センサが選択でき
ない場合は、反射型光センサが用いられることが多い。
(電流伝達比)が大きくなること、また検出信号の明暗
比が大きくとれることから電気的には以降の処理を行い
易いが、スペースの関係等で透過型光センサが選択でき
ない場合は、反射型光センサが用いられることが多い。
【0029】また、各ドライバIC11,21,31と
シーケンス制御用IC1との間は、ロジック回路ブロッ
ク3側のCTRL1〜CTRL6端子61〜66からの
コントロール信号、CTRL1〜CTRL6で接続され
る。これはシーケンス制御用ICの出力ポートあるいは
出力ポートのデコード出力である。
シーケンス制御用IC1との間は、ロジック回路ブロッ
ク3側のCTRL1〜CTRL6端子61〜66からの
コントロール信号、CTRL1〜CTRL6で接続され
る。これはシーケンス制御用ICの出力ポートあるいは
出力ポートのデコード出力である。
【0030】図2は図1に示す投光用LEDの定電流回
路5の回路図である。図2の定電流回路5において、7
1,72,73は反転増幅器であり、51,52,53
は図1に示した定電流回路5の端子と同一端子を表す。
74,75,76は各端子に対応する駆動用トランジス
タで、それぞれコレクタが各端子51,52,53に、
ベースが反転増幅器71,72,73の各出力に、エミ
ッタは抵抗値がR3、R3′、R3″の抵抗77〜79
の一端と、反転増幅器71〜73の反転入力端子とに接
続される。抵抗77〜79のもう一端は接地となる。
路5の回路図である。図2の定電流回路5において、7
1,72,73は反転増幅器であり、51,52,53
は図1に示した定電流回路5の端子と同一端子を表す。
74,75,76は各端子に対応する駆動用トランジス
タで、それぞれコレクタが各端子51,52,53に、
ベースが反転増幅器71,72,73の各出力に、エミ
ッタは抵抗値がR3、R3′、R3″の抵抗77〜79
の一端と、反転増幅器71〜73の反転入力端子とに接
続される。抵抗77〜79のもう一端は接地となる。
【0031】一方、反転増幅器71〜73の各非反転入
力端子は、シーケンス制御用IC1の内部の基準電圧回
路(不図示)の出力80−VG1を、抵抗81と82で
分圧された点に接続されている。また、反転増幅器71
〜73を動作イネーブルにする選択信号であるLCTR
L1〜LCTRL3 83〜85は、シーケンス制御用
IC内のCPUの出力ポートあるいは出力ポートをデコ
ードした信号出力である。
力端子は、シーケンス制御用IC1の内部の基準電圧回
路(不図示)の出力80−VG1を、抵抗81と82で
分圧された点に接続されている。また、反転増幅器71
〜73を動作イネーブルにする選択信号であるLCTR
L1〜LCTRL3 83〜85は、シーケンス制御用
IC内のCPUの出力ポートあるいは出力ポートをデコ
ードした信号出力である。
【0032】以上の構成の定電流回路5の動作は、CP
U2の出力ポートあるいは出力信号をデコードしたロジ
ック回路ブロック3の信号により、LCTRL1=
“H”、LCTRL2=“L”=LCTRL3となった
とすると、LED1端子51のみがセレクトされLED
1端子51に接続された光センサの投光用LED14に
電流が流れる。この時の電流は、 I=VG1×(R2/(R1+R2))/R3 となる。
U2の出力ポートあるいは出力信号をデコードしたロジ
ック回路ブロック3の信号により、LCTRL1=
“H”、LCTRL2=“L”=LCTRL3となった
とすると、LED1端子51のみがセレクトされLED
1端子51に接続された光センサの投光用LED14に
電流が流れる。この時の電流は、 I=VG1×(R2/(R1+R2))/R3 となる。
【0033】フォーカスレンズ位置検出用光センサの投
光用LED1 14に電流が流れ、フォーカスレンズが
駆動されるとフォーカスレンズの位置に応じて出力信号
が生じる。そして対応する入力端子PI1端子54に検
出電流が流れ込む。
光用LED1 14に電流が流れ、フォーカスレンズが
駆動されるとフォーカスレンズの位置に応じて出力信号
が生じる。そして対応する入力端子PI1端子54に検
出電流が流れ込む。
【0034】図3は図1に示す検出回路6の回路図であ
る。図3に示す検出回路6において、VG2−90は不
図示のシーケンス制御用IC内部の基準電圧出力回路の
出力であり、PI1〜PI3の各端子54〜56が接続
されるPNP型トランジスタ91〜93のベースは全て
VG2に共通接続されている。各トランジスタ91〜9
3のエミッタは夫々の光センサの出力に応じて抵抗値を
選択した抵抗値がR4、R5、R6の抵抗94〜96に
接続され、各抵抗のもう一端はアナログスイッチ98〜
100に接続している。アナログスイッチのもう一端は
接地となり、アナログスイッチ98〜100のコントロ
ール端子はそれぞれLCTRL1〜LCTRL3 83
〜85に接続されている。
る。図3に示す検出回路6において、VG2−90は不
図示のシーケンス制御用IC内部の基準電圧出力回路の
出力であり、PI1〜PI3の各端子54〜56が接続
されるPNP型トランジスタ91〜93のベースは全て
VG2に共通接続されている。各トランジスタ91〜9
3のエミッタは夫々の光センサの出力に応じて抵抗値を
選択した抵抗値がR4、R5、R6の抵抗94〜96に
接続され、各抵抗のもう一端はアナログスイッチ98〜
100に接続している。アナログスイッチのもう一端は
接地となり、アナログスイッチ98〜100のコントロ
ール端子はそれぞれLCTRL1〜LCTRL3 83
〜85に接続されている。
【0035】抵抗94〜96の各エミッタ端子との接続
点101〜103は、出力選択回路9(図1)とA/D
変換器10の入力切換部へ接続している。また、101
〜103のアナログ信号はコンパレータ104〜106
の入力端子の一端に接続される。各コンパレータ104
〜106のもう一端の入力端子はD/A変換器10の出
力端子107と接続して、CPU2にて設定されるD/
A値に対して比較出力を発生することが可能になってい
る。各コンパレータ104〜106のロジック信号出力
は、チャタリング吸収回路7の入力に接続となる。
点101〜103は、出力選択回路9(図1)とA/D
変換器10の入力切換部へ接続している。また、101
〜103のアナログ信号はコンパレータ104〜106
の入力端子の一端に接続される。各コンパレータ104
〜106のもう一端の入力端子はD/A変換器10の出
力端子107と接続して、CPU2にて設定されるD/
A値に対して比較出力を発生することが可能になってい
る。各コンパレータ104〜106のロジック信号出力
は、チャタリング吸収回路7の入力に接続となる。
【0036】このような構成の検出回路6の動作は、定
電流回路5による光センサの切換動作に連動して、LC
TRL1(83)=“H”になり、LCTRL2 (8
4)=LCTRL3 (84)=“L”となるとアナロ
グスイッチ98がONし、検出抵抗94に検出電流の1
−1/hfeの電流が流れ検出電圧を101端子に生じ
る。PI1端子54の電圧はVG2+トランジスタ91
のVBEであり、検出電流によって殆ど変化しない。つ
まりPI1端子54は入力電流の変化に対し電圧変化が
小さい。すなわちインピーダンスが低い状態で外部のノ
イズの影響を受けにくい。こうして検出電流に応じて抵
抗94に検出電圧が発生する。これが電流/電圧、I/
V変換回路であり回路自体は公知であるが、オペアンプ
等で構成するI/V変換回路に比較して簡略でありこの
場合効率的である。
電流回路5による光センサの切換動作に連動して、LC
TRL1(83)=“H”になり、LCTRL2 (8
4)=LCTRL3 (84)=“L”となるとアナロ
グスイッチ98がONし、検出抵抗94に検出電流の1
−1/hfeの電流が流れ検出電圧を101端子に生じ
る。PI1端子54の電圧はVG2+トランジスタ91
のVBEであり、検出電流によって殆ど変化しない。つ
まりPI1端子54は入力電流の変化に対し電圧変化が
小さい。すなわちインピーダンスが低い状態で外部のノ
イズの影響を受けにくい。こうして検出電流に応じて抵
抗94に検出電圧が発生する。これが電流/電圧、I/
V変換回路であり回路自体は公知であるが、オペアンプ
等で構成するI/V変換回路に比較して簡略でありこの
場合効率的である。
【0037】この変換アナログ電圧は、A/D変換器1
0に入力され処理されたり、コンパレータ104にてC
PU2で設定するD/A変換器10の出力107と比較
して所定パルスのロジック信号を端子108に発生し、
チャタリング吸収回路7を通り波形整形されて、ロジッ
ク信号として使用される。この変換回路も回路自体は公
知である。
0に入力され処理されたり、コンパレータ104にてC
PU2で設定するD/A変換器10の出力107と比較
して所定パルスのロジック信号を端子108に発生し、
チャタリング吸収回路7を通り波形整形されて、ロジッ
ク信号として使用される。この変換回路も回路自体は公
知である。
【0038】図4にチャタリング吸収回路7の概略を示
す。図4の108〜110は入力信号であり、120は
チャタリング吸収時間を設定する基準クロック信号で、
121〜123はそれぞれ入力信号108〜110に対
応した整形出力信号である。
す。図4の108〜110は入力信号であり、120は
チャタリング吸収時間を設定する基準クロック信号で、
121〜123はそれぞれ入力信号108〜110に対
応した整形出力信号である。
【0039】図5は図1に示す選択回路9の回路図であ
る。図5において、101〜103は検出回路6のアナ
ログ検出電圧を表し、121〜123はチャタリング吸
収回路7のロジック信号出力である。130はロジック
回路ブロック3の出力波形選択ロジックブロックであ
り、CPU2のポート出力、もしくはポート出力のデコ
ード出力131〜134により出力を選択する。135
は端子からの入力に対して内部回路を保護するための保
護抵抗である。また、アナログスイッチ136〜141
はCPU2からの制御信号131〜134のデコード出
力142〜147により制御される。この選択回路9も
回路自体は公知のものである。
る。図5において、101〜103は検出回路6のアナ
ログ検出電圧を表し、121〜123はチャタリング吸
収回路7のロジック信号出力である。130はロジック
回路ブロック3の出力波形選択ロジックブロックであ
り、CPU2のポート出力、もしくはポート出力のデコ
ード出力131〜134により出力を選択する。135
は端子からの入力に対して内部回路を保護するための保
護抵抗である。また、アナログスイッチ136〜141
はCPU2からの制御信号131〜134のデコード出
力142〜147により制御される。この選択回路9も
回路自体は公知のものである。
【0040】例えば、いま制御信号131〜134によ
りアナログ電圧信号101が選択されると、制御信号1
42=“H”となり、アナログスイッチ136がON
し、他の制御信号143〜147は全て“L”になりア
ナログスイッチ137〜141は全てOFFする。この
結果波形観測端子8にはアナログ出力101が表れる。
りアナログ電圧信号101が選択されると、制御信号1
42=“H”となり、アナログスイッチ136がON
し、他の制御信号143〜147は全て“L”になりア
ナログスイッチ137〜141は全てOFFする。この
結果波形観測端子8にはアナログ出力101が表れる。
【0041】また例えば、ロジック信号121が選択さ
れると制御信号145が“H”になり、アナログスイッ
チ139のみがONし端子8にはロジック信号121が
表れる。なお、アナログスイッチ139〜141の代わ
りに出力インピーダンスをハイインピーダンスにするこ
とが可能な、3ステートバッフアや3ステートインバー
タ等としてもよい。
れると制御信号145が“H”になり、アナログスイッ
チ139のみがONし端子8にはロジック信号121が
表れる。なお、アナログスイッチ139〜141の代わ
りに出力インピーダンスをハイインピーダンスにするこ
とが可能な、3ステートバッフアや3ステートインバー
タ等としてもよい。
【0042】つぎにカメラの調整工程における本実施例
の動作について説明する。一般的にカメラの調整工程で
は、CPU2のROM内に記憶されている固定データを
用いて、調整工程において設定される所定の動作を行わ
せた場合に、個々のカメラ毎に異なる固体差を補正し、
所定の動作が正しく行われるように補正データを設定す
る。この値をカメラ内のEEPROM4に書き込むこと
により、カメラとして正しい動作を行うよう調整され
る。
の動作について説明する。一般的にカメラの調整工程で
は、CPU2のROM内に記憶されている固定データを
用いて、調整工程において設定される所定の動作を行わ
せた場合に、個々のカメラ毎に異なる固体差を補正し、
所定の動作が正しく行われるように補正データを設定す
る。この値をカメラ内のEEPROM4に書き込むこと
により、カメラとして正しい動作を行うよう調整され
る。
【0043】光センサを使用する部分に関しては、光セ
ンサ13等のCTR(電流伝達比)やメカ寸法のバラツ
キ等により一定の電流を光センサの投光用LED14等
に流しても、受光用トランジスタ15等に流れる電流は
かなり変化してバラツキがある。従って、先ずコンパレ
ータ104等のコンパレートレベル107が適正かどう
かを確認する必要があり、光センサ13等のアナログ信
号101等を観測し、所定の振幅の信号が出力されてい
るかを確認する。
ンサ13等のCTR(電流伝達比)やメカ寸法のバラツ
キ等により一定の電流を光センサの投光用LED14等
に流しても、受光用トランジスタ15等に流れる電流は
かなり変化してバラツキがある。従って、先ずコンパレ
ータ104等のコンパレートレベル107が適正かどう
かを確認する必要があり、光センサ13等のアナログ信
号101等を観測し、所定の振幅の信号が出力されてい
るかを確認する。
【0044】次に、所定の振幅が確認でき正しいコンパ
レートレベル107が設定されていると、コンパレータ
出力108等はチャタリング吸収回路7よりロジック信
号として出力される。一般的なアクチュエータの調整は
このロジック信号のタイミングを観測しながら、補正デ
ータを設定していくという手順で調整が行われるもので
あり、各調整工程において調整するアクチュエータの動
作検出用の光センサの、アナログ出力とロジック信号の
両方の観測が必要となる。
レートレベル107が設定されていると、コンパレータ
出力108等はチャタリング吸収回路7よりロジック信
号として出力される。一般的なアクチュエータの調整は
このロジック信号のタイミングを観測しながら、補正デ
ータを設定していくという手順で調整が行われるもので
あり、各調整工程において調整するアクチュエータの動
作検出用の光センサの、アナログ出力とロジック信号の
両方の観測が必要となる。
【0045】本実施例では、CPU2がメモリEEPR
OM4の所定アドレスに設定されているデータを読込
み、所定の演算を行ったポート出力あるいはポート出力
をデコードした信号に応じて、各光センサ13,23,
33のアナログ出力101〜103と、波形整形した後
のロジック信号121〜123の中から、任意の一つの
信号を選択回路9を介して選択し、シーケンス制御用I
C1の特定のピン8より出力することで外部から必要な
信号を観測可能にしている。
OM4の所定アドレスに設定されているデータを読込
み、所定の演算を行ったポート出力あるいはポート出力
をデコードした信号に応じて、各光センサ13,23,
33のアナログ出力101〜103と、波形整形した後
のロジック信号121〜123の中から、任意の一つの
信号を選択回路9を介して選択し、シーケンス制御用I
C1の特定のピン8より出力することで外部から必要な
信号を観測可能にしている。
【0046】いま例えばフォーカスレンズの調整工程に
あると判断したとすれば、CPU2の命令によるロジッ
ク回路ブロック3からのポート出力信号等で選択回路9
により選択して、光センサ出力波形観測端子8にフォー
カスレンズの位置検出用光センサ13のアナログ信号1
01、もしくはロジック信号121を出力する。ロジッ
ク信号121を出力するか、アナログ信号101を出力
するかはEEPROM4の特定のアドレスに設定された
ビットのデータを外部から書換えることで、CPU2が
その書換えデータを読込み出力する信号を切換えるもの
である。
あると判断したとすれば、CPU2の命令によるロジッ
ク回路ブロック3からのポート出力信号等で選択回路9
により選択して、光センサ出力波形観測端子8にフォー
カスレンズの位置検出用光センサ13のアナログ信号1
01、もしくはロジック信号121を出力する。ロジッ
ク信号121を出力するか、アナログ信号101を出力
するかはEEPROM4の特定のアドレスに設定された
ビットのデータを外部から書換えることで、CPU2が
その書換えデータを読込み出力する信号を切換えるもの
である。
【0047】例えば、光センサ13の出力が所定の振幅
の範囲内かの確認では、EEPROM4のデータをアナ
ログ信号出力に書換え、波形観測端子8よりフォーカス
レンズ位置検出用光センサ13のアナログ信号101を
出力して、所定の範囲内か否かを観測できる。
の範囲内かの確認では、EEPROM4のデータをアナ
ログ信号出力に書換え、波形観測端子8よりフォーカス
レンズ位置検出用光センサ13のアナログ信号101を
出力して、所定の範囲内か否かを観測できる。
【0048】アナログ信号101の観測レベルの如何に
よりコンパレートレベルを変える場合は、CPU2のソ
フトウエアが対応しているD/A変換器10出力の振幅
値を観測することで、コンパレータ104のコンパレー
トレベルの基準値107を再設定するよう調整すること
ができる。
よりコンパレートレベルを変える場合は、CPU2のソ
フトウエアが対応しているD/A変換器10出力の振幅
値を観測することで、コンパレータ104のコンパレー
トレベルの基準値107を再設定するよう調整すること
ができる。
【0049】こうして正規のロジック信号が出力できる
状態になったところで、EEPROM4のデータを書換
えロジック信号121を出力するように設定する。
状態になったところで、EEPROM4のデータを書換
えロジック信号121を出力するように設定する。
【0050】この状態で実際にカメラのフォーカスレン
ズをAFモータ12により駆動し所定の動作を行い、そ
の時のロジック信号と、実際のフォーカスレンズの位置
を別の測定器具を用いて測定した結果を比較演算するこ
とで、そのカメラの補正データを決定することができ
る。このデータをカメラのEEPROM4の所定番地に
書込み、この調整工程は終了する。
ズをAFモータ12により駆動し所定の動作を行い、そ
の時のロジック信号と、実際のフォーカスレンズの位置
を別の測定器具を用いて測定した結果を比較演算するこ
とで、そのカメラの補正データを決定することができ
る。このデータをカメラのEEPROM4の所定番地に
書込み、この調整工程は終了する。
【0051】同様にシャッタ調整工程においてはシャッ
タ開き位置検出用光センサ23のアナログ信号102と
ロジック信号122を切換え、フィルム給送調整工程で
はフィルム位置検出用センサ33のアナログ信号103
とロジック信号123を切換える。
タ開き位置検出用光センサ23のアナログ信号102と
ロジック信号122を切換え、フィルム給送調整工程で
はフィルム位置検出用センサ33のアナログ信号103
とロジック信号123を切換える。
【0052】以上のように各調整工程ではEEPROM
4の1ビットを占有するだけで各工程でのアナログ信号
と、ロジック信号の切換えを可能にするものである。ま
た、EEPROM4の容量に余裕があればEEPROM
4のデータに応じて、どの光センサの出力を観測用端子
8へ出力するか、その出力はアナログ信号かロジック信
号かを指定することも可能である。但し、この場合は各
調整工程に入ったところで、その調整工程に必要な信号
を出力させるようEEPROM4のデータをカメラ外部
から書換える必要がある。
4の1ビットを占有するだけで各工程でのアナログ信号
と、ロジック信号の切換えを可能にするものである。ま
た、EEPROM4の容量に余裕があればEEPROM
4のデータに応じて、どの光センサの出力を観測用端子
8へ出力するか、その出力はアナログ信号かロジック信
号かを指定することも可能である。但し、この場合は各
調整工程に入ったところで、その調整工程に必要な信号
を出力させるようEEPROM4のデータをカメラ外部
から書換える必要がある。
【0053】また、調整工程以外の時は光センサ出力観
測端子8にいずれの信号も出さなくても構わないし、調
整時の最後に設定されたデータで指定された波形を出力
したままでも構わない。あるいは調整工程内ではEEP
ROM4に設定された光センサの波形を出力するが、調
整工程以外では、EEPROM4で設定されたアナログ
信号を出力するか、ロジック信号を出力するかの選択は
有効にしたままで、カメラの動作シーケンスに応じて現
在動作イネーブルとなっている光センサの出力を切換え
て出力するようにプログラムすれば、調整工程以外の動
作チェックの際に有用であり効率の良い構成とすること
ができる。
測端子8にいずれの信号も出さなくても構わないし、調
整時の最後に設定されたデータで指定された波形を出力
したままでも構わない。あるいは調整工程内ではEEP
ROM4に設定された光センサの波形を出力するが、調
整工程以外では、EEPROM4で設定されたアナログ
信号を出力するか、ロジック信号を出力するかの選択は
有効にしたままで、カメラの動作シーケンスに応じて現
在動作イネーブルとなっている光センサの出力を切換え
て出力するようにプログラムすれば、調整工程以外の動
作チェックの際に有用であり効率の良い構成とすること
ができる。
【0054】図6はカメラの通常のシーケンスについて
のフローチャートである。つぎに図6を参照して先述の
ように調整されたカメラ全体の動作について説明する。
のフローチャートである。つぎに図6を参照して先述の
ように調整されたカメラ全体の動作について説明する。
【0055】カメラのメインスイッチなどが操作されて
カメラの通常動作シーケンスがスタートすると(S20
1)、カメラのシャッタボタンの入力待ちを行う(S2
02)。この状態でシャッタボタンが半押しされると第
1のスイッチ(SW1)がONし、バッテリチェック動
作(B.C)を行う(S203)。所定のアクチュエー
タに所定量の通電を行い、その際の電池電圧をA/D変
換し、カメラの動作に支障が無いかを確認する。OKで
あれば測距動作に入る(S204)。測距は不図示の測
距ユニットを制御し被写体までの距離情報を得て、調整
工程で設定された補正データ等に基づいて演算すること
でフォーカスレンズの駆動量を得る。
カメラの通常動作シーケンスがスタートすると(S20
1)、カメラのシャッタボタンの入力待ちを行う(S2
02)。この状態でシャッタボタンが半押しされると第
1のスイッチ(SW1)がONし、バッテリチェック動
作(B.C)を行う(S203)。所定のアクチュエー
タに所定量の通電を行い、その際の電池電圧をA/D変
換し、カメラの動作に支障が無いかを確認する。OKで
あれば測距動作に入る(S204)。測距は不図示の測
距ユニットを制御し被写体までの距離情報を得て、調整
工程で設定された補正データ等に基づいて演算すること
でフォーカスレンズの駆動量を得る。
【0056】続いて測光動作に入る(S205)。測光
は不図示の測光センサを用いセンサ出力をA/D変換し
て、フィルムのISO情報、補正データ等のデータから
所定の演算によりシャッタの開閉時間のデータを得る。
は不図示の測光センサを用いセンサ出力をA/D変換し
て、フィルムのISO情報、補正データ等のデータから
所定の演算によりシャッタの開閉時間のデータを得る。
【0057】以上の動作を終えたところで、シャッタボ
タンが更に押し込まれた時にONする第2のスイッチ
(SW2)がONしたかどうか(S206)、またSW
1が離されていないかのチェックを行う(S207)。
SW1が離されていた場合はS202へ戻る。SW2が
ONした場合はフォーカスレンズの駆動を行う(S20
8)。フォーカスレンズの制御方式はいろいろあるが、
ここではDCモータによってフォーカスレンズを繰出
し、レンズ位置がある光センサ13によって示される基
準位置を通過してから、測距によって得られたデータ、
調整工程で設定された補正データ等を基に演算した駆動
量を送った時点で停止させるものとする。こうして被写
体距離に応じた位置にフォーカスレンズがセットされる
と次にシャッタの制御に移る(S209)。
タンが更に押し込まれた時にONする第2のスイッチ
(SW2)がONしたかどうか(S206)、またSW
1が離されていないかのチェックを行う(S207)。
SW1が離されていた場合はS202へ戻る。SW2が
ONした場合はフォーカスレンズの駆動を行う(S20
8)。フォーカスレンズの制御方式はいろいろあるが、
ここではDCモータによってフォーカスレンズを繰出
し、レンズ位置がある光センサ13によって示される基
準位置を通過してから、測距によって得られたデータ、
調整工程で設定された補正データ等を基に演算した駆動
量を送った時点で停止させるものとする。こうして被写
体距離に応じた位置にフォーカスレンズがセットされる
と次にシャッタの制御に移る(S209)。
【0058】シャッタはシャッタ開通電を行いシャッタ
羽に開けられたスリットを光センサ23により検出する
ことで、シャッタ羽がある基準角度まで開いたことを確
認し、そこから測光によって得られたデータ、調整工程
で設定された補正データ等を基に演算された開時間だ
け、シャッタ開通電を行いその後閉通電を行う。
羽に開けられたスリットを光センサ23により検出する
ことで、シャッタ羽がある基準角度まで開いたことを確
認し、そこから測光によって得られたデータ、調整工程
で設定された補正データ等を基に演算された開時間だ
け、シャッタ開通電を行いその後閉通電を行う。
【0059】シャッタの開閉が行われフィルムの露光が
完了すると、フォーカスレンズを所定位置にリセットす
るための動作を行う(S210)。DCモータを駆動し
フォーカスレンズをリセット側に駆動する。フォーカス
レンズが再度基準位置を通過したところでモータ駆動を
停止する。
完了すると、フォーカスレンズを所定位置にリセットす
るための動作を行う(S210)。DCモータを駆動し
フォーカスレンズをリセット側に駆動する。フォーカス
レンズが再度基準位置を通過したところでモータ駆動を
停止する。
【0060】以上の動作を完了すると露光されたフィル
ムを巻き取るためにフィルム給送用モータ32を巻き上
げ側に通電する(S211)。35ミリフィルムであれ
ばパーフォレーションのスリットを検出し、スリットを
8個送ったところで停止すれば1コマ分のフィルム給送
が完了する。
ムを巻き取るためにフィルム給送用モータ32を巻き上
げ側に通電する(S211)。35ミリフィルムであれ
ばパーフォレーションのスリットを検出し、スリットを
8個送ったところで停止すれば1コマ分のフィルム給送
が完了する。
【0061】以上のシーケンスが完了することで通常の
1コマ撮影の動作は完了し、SW1が離されるのを待
つ。
1コマ撮影の動作は完了し、SW1が離されるのを待
つ。
【0062】以上で通常の一駒撮影のシーケンスは終了
し、特にエラーが生じない限りSW1が離されたところ
で(SW212)、再度スイッチが押されたかを判断す
るS202へ戻る。
し、特にエラーが生じない限りSW1が離されたところ
で(SW212)、再度スイッチが押されたかを判断す
るS202へ戻る。
【0063】なお、フィルム給送量を光センサ33によ
り判断する場合、光センサ33の投光光を反射するのは
フィルム面となる。フィルム面の反射率はフィルムの種
類等により大きく変わる。この影響を受けにくくするた
めに、フィルムのオートローディングの際にフィルム移
動量検出用光センサ33のアナログ信号103をA/D
変換し、その結果に応じてコンパレートレベルをD/A
変換器10で設定し、通常の一駒巻上時には、このD/
A変換器10の基準出力107はそのままに、コンパレ
ータ出力を波形整形したロジック信号123の検出だけ
によって、フィルムの給送制御が可能になる。
り判断する場合、光センサ33の投光光を反射するのは
フィルム面となる。フィルム面の反射率はフィルムの種
類等により大きく変わる。この影響を受けにくくするた
めに、フィルムのオートローディングの際にフィルム移
動量検出用光センサ33のアナログ信号103をA/D
変換し、その結果に応じてコンパレートレベルをD/A
変換器10で設定し、通常の一駒巻上時には、このD/
A変換器10の基準出力107はそのままに、コンパレ
ータ出力を波形整形したロジック信号123の検出だけ
によって、フィルムの給送制御が可能になる。
【0064】この場合、A/D変換するオートローディ
ング時には波形観測端子8にフィルム給送用光センサ3
3のアナログ信号103を出力し、通常の一駒巻上時に
はロジック信号123を出力するようにCPU2で制御
することも可能である。このようにすれば、調整工程以
外でも動作チェックが容易になる。
ング時には波形観測端子8にフィルム給送用光センサ3
3のアナログ信号103を出力し、通常の一駒巻上時に
はロジック信号123を出力するようにCPU2で制御
することも可能である。このようにすれば、調整工程以
外でも動作チェックが容易になる。
【0065】また、カメラのソフトウェアから現在のシ
ーケンスに応じて、どの光センサのいずれの出力を波形
観測端子8に出力するか直接切換えることも可能であ
る。この場合はカメラの通常モード、あるいは調整工程
の中のどの工程にあるかに応じて選択すべき信号を事前
に決定してプログラムすることが必要である。そうすれ
ばEPROM4のデータを頻繁に読込む処理を省略し
て、ROMデータよりその時点の状態に適合した波形を
出力することが可能になる。
ーケンスに応じて、どの光センサのいずれの出力を波形
観測端子8に出力するか直接切換えることも可能であ
る。この場合はカメラの通常モード、あるいは調整工程
の中のどの工程にあるかに応じて選択すべき信号を事前
に決定してプログラムすることが必要である。そうすれ
ばEPROM4のデータを頻繁に読込む処理を省略し
て、ROMデータよりその時点の状態に適合した波形を
出力することが可能になる。
【0066】あるいは、カメラは現在どの状態にあるか
を常にCPU2内のRAMに記憶しているようになって
いるが、このRAMデータに応じてどの光センサの、い
ずれの出力を波形観測端子8に出力するかを切換えるよ
うにすることも可能である。この場合CPU2は、カメ
ラが通常動作モードの中で現在どの動作状態にあるか、
あるいは調整工程のどの工程にあるかをRAMデータか
ら判断し、そのRAMデータに対応する出力波形を選択
するようなサブルーチンを用意して、EEPROM4の
データを毎回読込む処理を省き、その時点で必要とする
波形を出力することが可能になる。このソフトウェアの
作成は比較的簡単に作成できる。勿論あらゆる状態を想
定したカメラのソフトウェアを作成すること困難である
が、可能な範囲でソフトウェアにより対応すれば、各調
整工程においてEEPROM4のデータを頻繁に読込む
必要が無くなり、調整時間の短縮に非常に大きい効果を
あげる。
を常にCPU2内のRAMに記憶しているようになって
いるが、このRAMデータに応じてどの光センサの、い
ずれの出力を波形観測端子8に出力するかを切換えるよ
うにすることも可能である。この場合CPU2は、カメ
ラが通常動作モードの中で現在どの動作状態にあるか、
あるいは調整工程のどの工程にあるかをRAMデータか
ら判断し、そのRAMデータに対応する出力波形を選択
するようなサブルーチンを用意して、EEPROM4の
データを毎回読込む処理を省き、その時点で必要とする
波形を出力することが可能になる。このソフトウェアの
作成は比較的簡単に作成できる。勿論あらゆる状態を想
定したカメラのソフトウェアを作成すること困難である
が、可能な範囲でソフトウェアにより対応すれば、各調
整工程においてEEPROM4のデータを頻繁に読込む
必要が無くなり、調整時間の短縮に非常に大きい効果を
あげる。
【0067】また、このような手法によれば、最近のカ
メラは高級化に伴い電力消費量が益々増大しているにも
関わらず、小型電池の容量はそれほど伸びていないとい
うジレンマを抱えて、動作回路への選択供給制御等によ
り電力消費の削減が図られているが、更なる電力消費の
削減が見込めるものである。
メラは高級化に伴い電力消費量が益々増大しているにも
関わらず、小型電池の容量はそれほど伸びていないとい
うジレンマを抱えて、動作回路への選択供給制御等によ
り電力消費の削減が図られているが、更なる電力消費の
削減が見込めるものである。
【0068】更に、シーケンス制御用IC1のピン数
も、従来例ではそれぞれアナログ信号用とロジック信号
用に多数必要であったのに対し、本実施例では一つの端
子8のみに整理削減し、付随して実装基板上のチェック
パターン、実装基板の面積も大幅に削減され、調整時間
の短縮と調整工具の簡略化が実現できた。
も、従来例ではそれぞれアナログ信号用とロジック信号
用に多数必要であったのに対し、本実施例では一つの端
子8のみに整理削減し、付随して実装基板上のチェック
パターン、実装基板の面積も大幅に削減され、調整時間
の短縮と調整工具の簡略化が実現できた。
【0069】また、以上の実施例中ではシーケンス制御
用IC1に接続したEEPROM4を対象としたが、最
近ではシーケンス制御用ICのチップ内に電気的に書き
込み可能な不揮発性メモリを形成することも可能になっ
てきている。従って、この場合も当該不揮発性メモリに
対しカメラ外部からデータの読み書きが可能ならば、本
発明が有効であることは言うまでもない。
用IC1に接続したEEPROM4を対象としたが、最
近ではシーケンス制御用ICのチップ内に電気的に書き
込み可能な不揮発性メモリを形成することも可能になっ
てきている。従って、この場合も当該不揮発性メモリに
対しカメラ外部からデータの読み書きが可能ならば、本
発明が有効であることは言うまでもない。
【0070】なお、本発明は以上述べた実施例の各回路
構成に限定されず本発明の機能が達成できる構成であれ
ばどのような構成であっても良いことは勿論である。
構成に限定されず本発明の機能が達成できる構成であれ
ばどのような構成であっても良いことは勿論である。
【0071】以上の実施例において、波形観測端子8が
本発明の特定の一つの出力端子に相当し、EEPROM
4又はCPU2内のRAM、ROMが本発明のメモリ手
段に相当し、メモリ手段のデータを読込み選択回路9を
介し観測するアナログ信号とロジック信号を切換え出力
端子8へ出力するCPU2による制御処理が本発明の切
換手段に相当する。
本発明の特定の一つの出力端子に相当し、EEPROM
4又はCPU2内のRAM、ROMが本発明のメモリ手
段に相当し、メモリ手段のデータを読込み選択回路9を
介し観測するアナログ信号とロジック信号を切換え出力
端子8へ出力するCPU2による制御処理が本発明の切
換手段に相当する。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1に示し
た本発明のカメラは、複数のアクチュエータの動作を検
出する各光センサの信号電流のI/V変換回路とアナロ
グ電圧をロジック信号に変換する回路と複数のアナログ
信号とロジック信号の中の特定の波形を選択する選択回
路を内蔵したシーケンス制御用ICを有するカメラにお
いて、選択回路が選択する信号を出力する特定の一つの
出力端子と、選択する信号の情報等を記憶するメモリ手
段と、メモリ手段の情報に応じて選択回路の信号を切換
え出力端子より出力する切換手段により構成したので、
カメラの光センサのアナログ信号とロジック信号の波形
全てを観測可能にすると共に、シーケンス制御用ICの
ピン数を削減して実装基板上のチェックパターンの減少
と実装基板の面積の削減およびカメラの調整時間の短縮
と工具の簡略化を実現できるものである。
た本発明のカメラは、複数のアクチュエータの動作を検
出する各光センサの信号電流のI/V変換回路とアナロ
グ電圧をロジック信号に変換する回路と複数のアナログ
信号とロジック信号の中の特定の波形を選択する選択回
路を内蔵したシーケンス制御用ICを有するカメラにお
いて、選択回路が選択する信号を出力する特定の一つの
出力端子と、選択する信号の情報等を記憶するメモリ手
段と、メモリ手段の情報に応じて選択回路の信号を切換
え出力端子より出力する切換手段により構成したので、
カメラの光センサのアナログ信号とロジック信号の波形
全てを観測可能にすると共に、シーケンス制御用ICの
ピン数を削減して実装基板上のチェックパターンの減少
と実装基板の面積の削減およびカメラの調整時間の短縮
と工具の簡略化を実現できるものである。
【0073】更に、請求項5に示した本発明のカメラ
は、メモリ手段をCPUのRAMにより構成したので、
RAMデータに基づき必要とする波形を選択出力するこ
とによりEEPROMのデータを毎回読込む必要が無く
なり調整時間を更に短縮できるものである。
は、メモリ手段をCPUのRAMにより構成したので、
RAMデータに基づき必要とする波形を選択出力するこ
とによりEEPROMのデータを毎回読込む必要が無く
なり調整時間を更に短縮できるものである。
【0074】更に、請求項6に示した本発明のカメラ
は、メモリ手段をCPUのROMにより構成したので、
ROMに保持するソフトウェアにより必要な波形を選択
出力することによりEEPROMのデータを読込む必要
が無くなり、調整時間をさらに短縮できるものである。
は、メモリ手段をCPUのROMにより構成したので、
ROMに保持するソフトウェアにより必要な波形を選択
出力することによりEEPROMのデータを読込む必要
が無くなり、調整時間をさらに短縮できるものである。
【図1】本発明の一実施例に係るカメラのブロック図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す定電流回路の回路図である。
【図3】図1に示す検出回路の回路図である。
【図4】図1に示すチャタリング吸収回路の概略図であ
る。
る。
【図5】図1に示す選択回路の回路図である。
【図6】図1に示すカメラの概略動作のフローチャート
である。
である。
1 シーケンス制御用IC 2 CPU 3 ロジック回路ブロック 4 EEPROM 5 定電流回路 6 検出回路 7 チャタリング吸収回路 8 波形出力端子 9 選択回路 10 A/D、D/A変換器 11 フォーカスレンズ駆動用IC 12 フォーカスレンズ駆動用モータ 13 フォーカスレンズ位置検出用光センサ 14,24,34 投光用LED 15,25,35 受光用トランジスタ 21 シャッタ駆動用ドライバIC 22 シャッタ駆動用コイル 23 シャッタ開き位置検出用光センサ 31 フィルム給送用ドライバIC 32 フィルム給送用モータ 101,102,103 アナログ電圧信号 121,122,123 ロジック信号
Claims (7)
- 【請求項1】 一つ又は複数のアクチュエータと該各ア
クチュエータの動作検出に用いられる複数個の光センサ
と、前記各光センサの信号電流をアナログ電圧信号に変
換するI/V変換回路と前記アナログ電圧信号をロジッ
ク信号に変換する回路と前記複数のアナログ電圧信号お
よび夫々に対応するロジック信号の中の特定の波形を選
択する選択回路を内蔵したシーケンス制御用ICとを有
するカメラにおいて、 前記選択回路が選択する信号を出力する特定の一つの出
力端子と、前記選択回路が選択する信号情報等を記憶す
るメモリ手段と、前記メモリ手段に記憶された情報に応
じて前記選択回路の信号を切換え前記出力端子より出力
する切換手段を備えたことを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 前記メモリ手段はカメラ外部から電気的
に読み書き可能な不揮発性メモリであることを特徴とす
る請求項1記載のカメラ。 - 【請求項3】 前記メモリ手段はシーケンス制御用IC
と接続されたEEPROMであることを特徴とする請求
項1記載のカメラ。 - 【請求項4】 前記シーケンス制御用ICはCPUを内
蔵することを特徴とする請求項1乃至3記載のカメラ。 - 【請求項5】 前記メモリ手段はシーケンス制御用IC
に内蔵するCPUののRAMであることを特徴とする請
求項1又は4記載のカメラ。 - 【請求項6】 前記メモリ手段はシーケンス制御用IC
に内蔵するCPUのROMであることを特徴とする請求
項1又は4記載のカメラ。 - 【請求項7】 前記切換手段はCPUのポート出力によ
って前記選択回路の出力信号を切換えることを特徴とす
る請求項1乃至7記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25412994A JPH0894917A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25412994A JPH0894917A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0894917A true JPH0894917A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=17260632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25412994A Pending JPH0894917A (ja) | 1994-09-26 | 1994-09-26 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0894917A (ja) |
-
1994
- 1994-09-26 JP JP25412994A patent/JPH0894917A/ja active Pending
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