JPH0894892A - 被覆光ファイバ - Google Patents

被覆光ファイバ

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JPH0894892A
JPH0894892A JP6251555A JP25155594A JPH0894892A JP H0894892 A JPH0894892 A JP H0894892A JP 6251555 A JP6251555 A JP 6251555A JP 25155594 A JP25155594 A JP 25155594A JP H0894892 A JPH0894892 A JP H0894892A
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JP
Japan
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optical fiber
resin
young
modulus
layer
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Application number
JP6251555A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nonaka
毅 野中
Nobuhiro Akasaka
伸宏 赤坂
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 光ファイバの周囲にエネルギー線硬化型
樹脂を被覆してなる被覆光ファイバにおいて、エネルギ
ー線硬化型樹脂がヤング率の低い内側層とヤング率の高
い外側層からなり、かつ−40℃〜80℃までで内側層
のヤング率が0.15kg/mm2 以下であり線膨張係
数が負である、被覆光ファイバ。 内側層の被覆径が
外側層の被覆径の60%以上90%以下であること。 【効果】 内側樹脂層として、ヤング率が低く、線膨張
係数が負である樹脂を用いると伝送損失の温度特性を安
定にできる。このことにより光ファイバを敷設した際の
長期信頼性を保証することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバの外周にエネ
ルギー線、特に紫外線の照射により硬化するエネルギー
線硬化型樹脂の被覆を形成した被覆光ファイバの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】光通信に用いられる光ファイバにおいて
は、光学ガラスファイバ、石英系ガラスファイバに限ら
ず、いずれもファイバ化した後直ちにその外周にプラス
チック被覆を施すことが望ましい。これは、ファイバ化
されることにより発生するファイバ表面の傷や裸ファイ
バの状態で空気に曝されることによるクラックの成長
で、ファイバの強度が劣化するのを防ぐためである。
【0003】このようなプラスチック層としては、一般
に熱硬化型のシリコーン樹脂や紫外線硬化型樹脂(以
下、「UV樹脂」と略す)が用いられており、近年、特
にこのUV樹脂被覆ファイバの需要が増大している。こ
のUV樹脂の内側の層はヤング率が低く光ファイバに対
して緩衝層の役割を果たしておりその物性に関しての改
良がなされている。例えば特開昭61−200515号
公報に見られるように第1層目の線膨張係数を規定した
ものはあるが温度特性は十分でないと言う問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのようなU
V樹脂の物性を規定することにより光ファイバの伝送損
失の温度特性を向上させることを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は上記の目的
を達成すべく研究開発に努めた結果、本発明の光ファイ
バの外周にエネルギー線硬化型樹脂の被覆層を有する被
覆光ファイバにおいて、該エネルギー線硬化型樹脂のヤ
ング率が0.15kg/mm2 以下であり線膨張係数が
負である場合に伝送損失の温度特性が優れることを見い
出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は: 光ファイバの周囲にエネルギー線硬化型樹脂を被覆
してなる被覆光ファイバにおいて、エネルギー線硬化型
樹脂がヤング率の低い内側の層とヤング率の高い外側の
層からなり、かつ−40℃から80℃までで内側の層の
ヤング率が0.15kg/mm2 以下であり線膨張係数
が負である、被覆光ファイバを提供する。また、
【0007】 エネルギー線硬化型樹脂が(メタ)ア
クリルオリゴマー、反応性希釈剤、重合開始剤からなる
樹脂組成物であるこにも特徴を有する。また、 内側の層の被覆径が外側の層の被覆径の60%以上
90%以下である点にも特徴を有する。
【0008】以下、図面に基づいて詳細に説明する。図
1は本発明の被覆光ファイバの断面を説明する模式図で
ある。図1において、1は光ファイバであり、2はヤン
グ率0.15kg/mm2 以下で線膨張係数が負を有す
る内側樹脂層であり、3は保護外側樹脂層である。本発
明の被覆に用いるエネルギー線硬化型樹脂、特にUV樹
脂としては、例えば(メタ)アクリルオリゴマー、反応
性希釈剤、重合開始剤を必須の成分とする樹脂組成物が
好ましい。
【0009】本発明に係わる(メタ)アクリルオリゴマ
ーとは、ポリオール成分、イソシアネート成分及び(メ
タ)アクリレート成分からなり、分子量1,000〜1
00,000であることが好ましい。該ポリオール成分
としては、例えばポリオキシテトラメチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等のポリエーテルポリオール;ポリオレフィングリコ
ール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリ
オール、ポリカプロラクトンポリオール等を挙げること
ができる。
【0010】該イソシアネート成分としては、例えばト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、p−フェニレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイシシアネート、キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート等が挙げられる。
【0011】また、(メタ)アクリレート成分として
は、例えば2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の
ヒドロキシアルキル基の炭素数が2〜4程度のものを用
いることができる。
【0012】本発明に係わる反応性希釈剤としては、例
えば2−エチルヘキシルアクリレート、テトラヒドロフ
ルフリルアルコールカプロラクトン付加物の(メタ)ア
クリレート、ノニルフェノ−ルエチレンオキサイド付加
物の(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ビスフェノ−ルジエチレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、水添ビスフェノ−ルト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエ
リスリトールトリ(メタ)アクリレート、ビスフェノ−
ルジグリシジルエーテルから合成したエポキシ(メタ)
アクリレート等のモノないしポリ(メタ)アクリレート
類、
【0013】ジアリルアジペート、ジアリルフタレー
ト、トリアリルトリメリテート、トリアリルイソシアヌ
レート等のアクリルエステル類、スチレン、ビニルアセ
テート、N−ビニルピロリドン、N,N′−ジメチルア
クリルアミド、N,N′−ジメチルアミノプロピルアク
リルアミド、N,N′−ジメチルアミノエチルアクリレ
ート等のビニル化合物を挙げることができる。
【0014】本発明に係わる重合開始剤としては、樹脂
組成物をエネルギー線の照射によって迅速に硬化させ得
るものが好ましく、特に紫外線硬化型塗料の開始剤、増
感剤として用いられているものが好ましい、例えばベン
ゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチル
エーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾイ
ンイソブチルエーテル、2−メチルベンゾイン、ベンゾ
フェノン、ミヒラーズケトン、ベンジル、ベンジルメチ
ルケタール、ベンジルジエチルケタール、アントラキノ
ン、メチルアントラキノン、2,2−ジエトキシアセト
フェノン、2−メチルチオキサントン、2−イソプロピ
ルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、アント
ラセン、1,1−ジクロロアセトフェノン、メチルオル
ソベンゾイルベンゾエ−ト、2,4,6−トリメチルベ
ンゾイルフェニルフォスフィンオキサイド等が挙げられ
る。またこれらの重合開始剤とアミン類等の少量の増感
助剤とを併用したもの等も挙げられる。
【0015】本発明のエネルギー線、特に紫外線硬化型
樹脂は上記の(メタ)アクリルオリゴマー、反応性希釈
剤、重合開始剤を必須成分とし、これに必要に応じてア
クリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリ
ウレタン樹脂、ポリアミドイミド樹脂、シリコーン樹
脂、フェノ−ル樹脂等の各種の変性用樹脂や、有機ケイ
素化合物、界面活性剤、増感剤等の各種の添加剤を配合
してもよい。全体の粘度としては作業性の観点から、通
常1,000〜10,000センチポイズ(25℃)の
範囲に調整されていることが望ましい。
【0016】本発明の被覆光ファイバの製法は、従来公
知のこの種の樹脂被覆形成法によればよい。例えば光フ
ァイバ母材を線引炉に送り込み、加熱溶融して光ファイ
バ(ガラスファイバ)に線引し、次に塗布装置により上
記のようなエネルギー線硬化型樹脂、反応性希釈剤、重
合開始剤などからなる被覆樹脂液を塗布した後に、エネ
ルギー線、特に紫外線を照射することにより塗布層を硬
化させて、被覆光ファイバとし、引き取りながら巻取る
といった方法である。光ファイバの素材、組成等も特に
限定されるところはない。
【0017】エネルギー線としては、電子線、γ線、紫
外線などを挙げることができるが、紫外線の使用が好ま
しい。また、保護層としての外側の樹脂に関しては物性
及び被覆厚の絶対値は限定されない。本発明の被覆光フ
ァイバにおいては、内側層を構成する被覆樹脂のヤング
率が0.15kg/mm2 以下、好ましくは0.05〜
0.10kg/mm2 と低く、外側層を構成する被覆樹
脂のヤング率が内側層を構成する被覆樹脂の値に比して
例えば80kg/mm2 と高く、かつ内側層を構成する
被覆樹脂の線膨張係数が負であることを要する。
【0018】本発明の被覆光ファイバは、その内側樹脂
層が使用温度範囲でのヤング率が0.15kg/mm2
以下と低いので側圧特性に優れているし、また線膨張係
数が負であるので、外側層の硬い(ヤング率の高い)樹
脂が正の線膨張係数を有し温度により伸縮しても光ファ
イバにかかる応力を低減することが可能である。ここで
被覆厚に関しては、内側の層の被覆径が外側の層の被覆
径の60%以上90%以下、好ましくは70%以上85
%以下であることが必要である。
【0019】本発明の被覆光ファイバが上記物性を有し
ていても、被覆厚が全体の60%未満では緩衝層として
の役割を果たすことが出来ないため側圧特性が優れず、
90%を越えると外側の保護層の厚みが小さいので強度
が低下する問題が生じる。
【0020】
【実施例】以下、実施例と比較例を挙げて本発明を具体
的に説明するがこれらは本発明の範囲を制限しない。 (実施例1)−40℃〜80℃の範囲でヤング率の最大
値が0.15kg/mm2 、線膨張係数の最大値が−
1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタンアクリレー
ト樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分布を持つガ
ラスファイバのまわりに直径150μmで塗布し硬化さ
せ、その外側に常温ヤング率50kg/mm2 、−40
℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が1.0×10
-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで塗布し硬化さ
せて被覆光ファイバを作製した。波長1.3μmで温度
特性を調査したところロス増幅は最大で0.04dB/
kmであった。またファイバを繰出す際破断することは
無かった。
【0021】(実施例2)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.10kg/mm2 、線膨張係数の
最大値が−1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタン
アクリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分
布を持つガラスファイバのまわりに直径180μmで塗
布し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/mm
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで
塗布し硬化させて被覆光ファイバを作製した。波長1.
3μmで温度特性を調査したところロス増幅は最大で
0.03dB/kmであった。またファイバを繰出す際
破断することは無かった。
【0022】(実施例3)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.08kg/mm2 、線膨張係数の
最大値が−1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタン
アクリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分
布を持つガラスファイバのまわりに直径210μmで塗
布し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/mm
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで
塗布し硬化させて被覆光ファイバを作製した。波長1.
3μmで温度特性を調査したところロス増幅は最大で
0.02dB/kmであった。またファイバを繰出す際
破断することは無かった。
【0023】(比較例1)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.18kg/mm2 、線膨張係数の
最大値が−1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタン
アクリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分
布を持つガラスファイバのまわりに直径150μmで塗
布し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/mm
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで
塗布し硬化させて被覆光ファイバを作製した。波長1.
3μmで温度特性を調査したところロス増幅は最大で
0.08dB/kmであった。またファイバを繰出す際
破断することは無かった。
【0024】(比較例2)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.20kg/mm2 、線膨張係数の
最大値が−1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタン
アクリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分
布を持つガラスファイバのまわりに直径180μmで塗
布し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/mm
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで
塗布し硬化させて被覆光ファイバを作製した。波長1.
3μmで温度特性を調査したところロス増幅は最大で
0.10dB/kmであった。またファイバを繰出す際
破断することは無かった。
【0025】(比較例3)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.15kg/mm2 、線膨張係数の
最小値が1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタンア
クリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分布
を持つガラスファイバのまわりに直径210μmで塗布
し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/m
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで
塗布し硬化させて被覆光ファイバを作製した。波長1.
3μmで温度特性を調査したところロス増幅は最大で
0.10dB/kmであった。またファイバを繰出す際
破断することは無かった。
【0026】(比較例4)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.15kg/mm2 、線膨張係数の
最小値が−1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタン
アクリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分
布を持つガラスファイバのまわりに直径140μmで塗
布し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/mm
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の紫外線硬化型樹脂を直径240μmで
塗布し硬化させて被覆光ファイバを作製した。波長1.
3μmで温度特性を調査したところロス増幅は最大で
0.12dB/kmであった。またファイバを繰出す際
破断することは無かった。
【0027】(比較例5)−40℃〜80℃の範囲でヤ
ング率の最大値が0.15kg/mm2 、線膨張係数の
最小値が−1.0×10-5である紫外線硬化型ウレタン
アクリレート樹脂を直径125μmのGI型の屈折率分
布を持つガラスファイバのまわりに直径220μmで塗
布し硬化させ、その外側に常温ヤング率50kg/mm
2 、−40℃〜80℃の範囲で線膨張係数の最小値が
1.0×10-5の樹脂を直径240μmで塗布し硬化さ
せて被覆光ファイバを作製した。波長1.3μmで温度
特性を調査したところロス増幅は最大で0.01dB/
kmであったがファイバの強度が弱く繰出すことが出来
なかった。それらの結果を下記の表1にまとめた。
【0028】
【表1】
【0029】(注) 1)内側樹脂層のヤング率は−40℃〜80℃の範囲で
の最大値で、その単位はkg/mm2 である。 2)内側樹脂層の線膨張係数は最大値である。 3)外側樹脂層のヤング率は常温における値で、その単
位はkg/mm2 である。 4)外側樹脂層の線膨張係数は−40℃〜80℃の範囲
での最小値である。 5)ロス増幅の単位はdB/kmである。
【0030】
【発明の効果】以上発明したように、本発明の被覆光フ
ァイバを構成する被覆樹脂層の内側樹脂層として、ヤン
グ率が低く、線膨張係数が負である樹脂を用いると伝送
損失の温度特性を安定にすることが可能である。このこ
とにより光ファイバを敷設した際の長期信頼性を保証す
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆光ファイバの断面を説明する模式
図である。
【符号の説明】 1 光ファイバ 2 内側樹脂層 3 (保護)外側樹脂層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバの周囲にエネルギー線硬化型
    樹脂を被覆してなる被覆光ファイバにおいて、エネルギ
    ー線硬化型樹脂がヤング率の低い内側の層とヤング率の
    高い外側の層からなり、かつ−40℃から80℃までで
    内側の層のヤング率が0.15kg/mm2 以下であり
    線膨張係数が負であることを特徴とする、被覆光ファイ
    バ。
  2. 【請求項2】 エネルギー線硬化型樹脂が(メタ)アク
    リルオリゴマー、反応性希釈剤、重合開始剤からなる樹
    脂組成物であることを特徴とする、請求項1記載の被覆
    光ファイバ。
  3. 【請求項3】 内側の層の被覆径が外側の層の被覆径の
    60%以上90%以下であることを特徴とする、請求項
    1又は2記載の被覆光ファイバ。
JP6251555A 1994-09-21 1994-09-21 被覆光ファイバ Pending JPH0894892A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000221370A (ja) * 1999-01-26 2000-08-11 Alcatel 通信ケ―ブルの伝送要素を緩衝するための可撓性の熱可塑性ポリオレフィンエラストマ―
US10422751B2 (en) 2013-09-24 2019-09-24 Fujitsu Limited Optical fiber cord and abnormality detection system

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