JPH0894662A - 衝撃強度判定方法 - Google Patents

衝撃強度判定方法

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JPH0894662A
JPH0894662A JP23294294A JP23294294A JPH0894662A JP H0894662 A JPH0894662 A JP H0894662A JP 23294294 A JP23294294 A JP 23294294A JP 23294294 A JP23294294 A JP 23294294A JP H0894662 A JPH0894662 A JP H0894662A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃センサの検出信号の増幅度を大きくして
も、衝撃の大小の判定を確実に行える様にする。 【構成】 衝撃センサの検出信号が比較的低い第一の基
準値を越えた瞬間と、比較的高い第二の基準値を越えた
瞬間との時間差△tを求める。この△tが基準時間Tよ
りも長い場合には衝撃は小さいと判定し、短い場合には
衝撃は大きいと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る衝撃強度判定方法
は、例えば自動車用盗難防止装置の衝撃判定回路中で実
施し、衝撃の大小を正確に判定する。
【0002】
【従来の技術】自動車用盗難防止装置として従来から各
種構造のものが提案され、一部のものは実際に使用され
ている。例えば、実開平3−86870号公報には、図
4に示す様な、遠隔操作装置を組み込んだ盗難防止装置
が記載されている。この盗難防止装置は、送信器1と、
制御本体部2と、検知部3と、警報部4と、エンジン制
御部5とを有する。このうちの制御本体部2は、受信器
6及び制御器7の他、操作盤8及び作動制御部9を有す
る。そして、この操作盤8を操作する事により、盗難防
止装置の機能を停止できる様にしている。10は、作動
制御部9の切り換えを知らせる為のブザーである。又、
上記検知部3は、ドア開閉センサ11、トランク開閉セ
ンサ12、衝撃センサ13、イグニションセンサ14
等、自動車の盗難時に操作される可能性のある部分の状
態を検知する複数のセンサから成る。又、上記警報部4
は、発光器15と警音器16とから成る。
【0003】上述の様に構成される自動車用盗難防止装
置を作動させる際には、上記操作盤8を盗難防止装置を
機能させる状態に切り換えた状態で、上記送信器1から
指令信号を発する。この指令信号には、送信器1毎に固
有のIDコードが含まれている。そして、上記受信器6
を通じて指令信号を受け入れた制御器7は、この指令信
号中に含まれるIDコードが予め制御器7のIDメモリ
ー内に登録しているIDコードと一致した場合にのみ、
上記指令信号を受け入れる。制御器7が指令信号を受け
入れると、盗難防止装置が、この指令信号の内容に応じ
て作動状態又は作動停止状態になる。
【0004】盗難防止装置が作動状態にある場合にドア
又はトランクが開けられたり、車体に振動が加えられた
り、或はイグニションスイッチが操作されたりすると、
上記制御器7が警報部4に作動信号を送り、上記発光器
15を点灯(或は点滅)させると共に、上記警音器16
に警音を発する。これと同時に上記制御器7は、前記エ
ンジン制御部5に信号を送り、上記イグニションスイッ
チの操作に拘らず、エンジンが始動しない様にする。
【0005】又、前記衝撃センサ13が、自動車が動い
た事を感知した場合にも、やはり上記制御器7が警報部
4に作動信号を送り、上記発光器15を点灯(或は点
滅)させると共に、上記警音器16に警音を発する。例
えば人が自動車の一部に触れたり、或はボール等がぶつ
かったりした等、衝撃が小さい場合には、注意を促す程
度の小さな警音を発する。これに対して、例えばドアを
こじ開ける様な大きな衝撃を感知した場合には、大きな
警音を発すると共に、必要に応じて上記発光器15を点
灯(或は点滅)する。
【0006】この為には、上記衝撃センサ13の検出信
号に応じてどの様な作動信号を発生させるかを決定する
為の判定回路が必要になる。図5は、この様な目的で従
来から考えられていた回路を示している。衝撃センサ1
3の検出信号は、アンプ18、アンプゲイン調整用の可
変抵抗器19を介して、第一、第二のコンパレータ2
0、21に送り込まれる。このうちの第一のコンパレー
タ20は、上記検出信号と比較的低い第一の基準値とを
比較し、検出信号が第一の基準値を上回った場合に、小
さな警音である第一の警報を発生させるべく、第一の警
報信号を発する。又、第二のコンパレータ21は、上記
検出信号と比較的高い第二の基準値とを比較し、検出信
号が第二の基準値を上回った場合に、大きな警音である
第二の警報を発生させるべく、第二の警報信号を発す
る。図6は、この様な判定回路により警報部4(図4)
が警報を発生する状態を示すフローチャートである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】自動車に衝撃が加えら
れた場合に、ノイズ等に紛らわされず、確実に警報を発
生させる為には、アンプ1による検出信号の増幅度を大
きくする事が考えられる。ところが、単に増幅度を大き
くすると、実際には比較的小さな衝撃であるにも拘ら
ず、第一、第二のコンパレータ20、21に送り込まれ
る信号の大きさが第二の基準値を上回り、大きな警音を
発生してしまう。反対に、増幅度を小さくした場合に
は、ノイズ等の影響により、小さな衝撃の検出精度が悪
くなり、注意を喚起する為の小さな警音発生の信頼性が
悪くなる。第一、第二の基準値の大きさを変えても、ノ
イズの影響は免れない。この為、増幅度の調整により警
報発生の信頼性向上を図る事は難しい。本発明の衝撃強
度判定方法は、この様な事情に鑑みて発明したものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の衝撃強度判定方
法は、衝撃センサから出される検出信号の大きさと比較
的低い第一の基準値及び比較的高い第二の基準値とを比
較し、上記検出信号が上記第一の基準値を越える第一の
瞬間と上記検出信号が上記第二の基準値を越える第二の
瞬間との時間差を求め、この時間差が予め設定した基準
時間よりも長い場合には衝撃が小さいと判定し、上記時
間差が上記基準時間よりも短い場合には衝撃が大きいと
判定する。
【0009】
【作用】上述の様に構成される本発明の衝撃強度判定方
法によれば、検出信号の増幅度に関係なく、衝撃強度の
大小を判定できる。この結果、衝撃強度の大小判定の信
頼性が向上する。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の判定方法を示すフローチャ
ートである。先ず最初に基準時間Tを設定するが、これ
は前記図4に示す様な自動車用盗難防止装置の制御器7
を造る際に、工場で設定する。この基準時間Tは、盗難
防止装置を組み付ける自動車の大きさや衝撃センサ13
(図4、5参照)の設置位置により多少異なるが、凡そ
数百μsec 〜数msec の間で定める。例えば、2リット
ル級セダンのダッシュボード部分に衝撃センサを組み付
ける場合には、1msec 程度に設定する。
【0011】衝撃の大小を検知する為には、やはり前記
図5に示す様な判定回路を、上記制御器7に組み込む。
この判定回路は前述の様に、衝撃センサ13の検出信号
と第一、第二の基準値とを比較するが、本発明の判定方
法を実現する為には、この比較に応じて、図2に示す様
な信号を発する。先ず、上側の実線aは、上記検出信号
と比較的低い第一の基準値とを比較した結果出される、
低位側信号である。上記検出信号が第一の基準値を上回
った瞬間にはこの低位側信号の出力が一瞬低下して低位
側境界信号La となる。又、下側の鎖線bは、上記検出
信号と比較的高い第二の基準値とを比較した結果出され
る、高位側信号である。上記検出信号が第二の基準値を
上回った瞬間にはこの高位側信号の出力が一瞬低下して
高位側境界信号Lb となる。
【0012】従来の場合には、上記低位側境界信号La
をトリガーとして、小さな警音である前記第一の警報を
発生し、上記高位側境界信号Lb をトリガーとして、大
きな警音である前記第二の警報を発生していた。これに
対して本発明の場合には、これら低位側、高位側両境界
信号La 、Lb そのもので第一、第二の警報を発生する
のではなく、これら両境界信号La 、Lb の時間差から
衝撃の大小を判定し、その結果に応じて上記第一の警報
又は第二の警報を発生させる。
【0013】即ち、上記低位側、高位側両境界信号L
a 、Lb が発生した場合には、前記検出信号が上記第一
の基準値を越える第一の瞬間である、上記低位側境界信
号Laの発生時と、上記検出信号が上記第二の基準値を
越える第二の瞬間である、上記高位側境界信号Lb の発
生時との時間差△tを求める。そして、この時間差△t
と、上記予め設定した基準時間Tとを比較する。そし
て、上記時間差△tが基準時間Tよりも長い(△t>
T)場合には衝撃が小さいと判定し、反対に上記時間差
△tが上記基準時間Tよりも短い(△t<T)場合には
衝撃が大きいと判定する。
【0014】この様に、低位側境界信号La の発生時
と、高位側境界信号Lb の発生時との時間差△tの長短
により、衝撃の大小を判定できる理由に就いて、図3に
より説明する。図3の縦軸は衝撃センサ13の検出信号
の大きさを、横軸は経過時間を、それぞれ表している。
又、この図3の実線αは小さな衝撃を検出した場合に於
ける衝撃センサ13の検出信号を、同じく鎖線βは大き
な衝撃を検出した場合に於ける検出信号を、それぞれ表
している。大きな衝撃を検出した場合の検出信号は、ピ
ーク値が高くなるだけでなく、信号の立ち上がりが急に
(短時間で電圧が高く)なる。これに対して、小さな衝
撃を検出した場合の検出信号は、ピーク値が低くなるだ
けでなく、信号の立ち上がりが緩やかに(電圧が上昇す
るのに時間を要する様に)なる。
【0015】従って、鎖線βで表した大きな衝撃を検出
した場合の検出信号に基づき発生する低位側境界信号L
a と高位側境界信号Lb との時間差△tは短く、実線α
で示した大きな衝撃を検出した場合の検出信号に基づき
発生する低位側境界信号Laと高位側境界信号Lb との
時間差△t´は長くなる。そこで、前記基準時間Tを実
験等により適当に定めれば、アンプ18及び可変抵抗器
19(図5)による検出信号の増幅度を高めた場合で
も、第一、第二の基準値を特に変化させる事なく、衝撃
強度の大小を判定できる。この結果、衝撃強度の大小判
定を、ノイズに影響されずに行えて、この判定の信頼性
が向上する。
【0016】尚、上述の説明では、アンプ18、可変抵
抗器19、第一、第二のコンパレータ20、21を含む
判定回路を、制御器7側に設けた場合に就いて説明した
が、この判定回路は、衝撃センサ13を構成する衝撃測
定コイルと共に、センサユニット内に設ける事もでき
る。この場合には、センサユニットから上記制御器7に
向けて、第一、第二の警報に対応する信号が出力され
る。制御器は、この様なセンサユニットから送り込まれ
る信号に応じた警報を発すべく、発光器15、警音器1
6に駆動信号を送る。この様にセンサユニット内に判定
回路を設ければ、制御器7側に判定回路を設ける必要は
ない。
【0017】
【発明の効果】本発明の衝撃強度判定方法は、以上に述
べた通り構成される為、検出信号の増幅度を高めて小さ
な衝撃の検出精度を高め、注意を喚起する為の小さな警
音発生の信頼性を良くしつつ、衝撃の大小判定を確実に
行って、警報発生の信頼性向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の判定方法を示すフローチャート。
【図2】低位側境界信号と高位側境界信号とを示す線
図。
【図3】衝撃強度が低位側境界信号と高位側境界信号と
の時間差に及ぼす影響を説明する為の線図。
【図4】衝撃センサを組み込んだ自動車用盗難防止装置
の1例を示すブロック図。
【図5】従来から考えられていた判定回路を示す回路
図。
【図6】従来から考えられていた判定方法を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 送信器 2 制御本体部 3 検知部 4 警報部 5 エンジン制御部 6 受信器 7 制御器 8 操作盤 9 作動制御部 10 ブザー 11 ドア開閉センサ 12 トランク開閉センサ 13 衝撃センサ 14 イグニションセンサ 15 発光器 16 警音器 18 アンプ 19 可変抵抗器 20 第一のコンパレータ 21 第二のコンパレータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃センサから出される検出信号の大き
    さと比較的低い第一の基準値及び比較的高い第二の基準
    値とを比較し、上記検出信号が上記第一の基準値を越え
    る第一の瞬間と上記検出信号が上記第二の基準値を越え
    る第二の瞬間との時間差を求め、この時間差が予め設定
    した基準時間よりも長い場合には衝撃が小さいと判定
    し、上記時間差が上記基準時間よりも短い場合には衝撃
    が大きいと判定する、衝撃強度判定方法。
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