JPH0894415A - 液体タンクの残量計 - Google Patents
液体タンクの残量計Info
- Publication number
- JPH0894415A JPH0894415A JP23156294A JP23156294A JPH0894415A JP H0894415 A JPH0894415 A JP H0894415A JP 23156294 A JP23156294 A JP 23156294A JP 23156294 A JP23156294 A JP 23156294A JP H0894415 A JPH0894415 A JP H0894415A
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- Japan
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- liquid
- float
- liquid tank
- tank
- residual
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Abstract
(57)【要約】
【目的】液体タンクの外皮に穴加工を必要としない液体
タンクの残量計を提供するにある。 【構成】非磁性体から成る液体タンク1内に磁性体を備
えたフロート2を設け、上記液体タンク1に上記フロー
ト2を上下方向に案内するガイド部4を一体に形成する
一方、上記液体タンク1の外側で、上記ガイド部4側面
の所定位置にリードスイッチ7を設け、このリードスイ
ッチ7に残量警告手段を接続したものである。
タンクの残量計を提供するにある。 【構成】非磁性体から成る液体タンク1内に磁性体を備
えたフロート2を設け、上記液体タンク1に上記フロー
ト2を上下方向に案内するガイド部4を一体に形成する
一方、上記液体タンク1の外側で、上記ガイド部4側面
の所定位置にリードスイッチ7を設け、このリードスイ
ッチ7に残量警告手段を接続したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体タンクの残量計に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】液体タンクには、その液体タンク内の燃
料等の液体が減少した場合、使用者に警告を発する手段
を備えたものがある。
料等の液体が減少した場合、使用者に警告を発する手段
を備えたものがある。
【0003】その手段としては、例えば、液体タンク内
の液体に浮子を浮かべ、液体の消費または補給に伴う浮
子の上下動を機械的または電気的に検出してゲージを作
動させ、使用者に液体残量を知らせるものがある。
の液体に浮子を浮かべ、液体の消費または補給に伴う浮
子の上下動を機械的または電気的に検出してゲージを作
動させ、使用者に液体残量を知らせるものがある。
【0004】また、他の手段としては、例えば、液体タ
ンク内にセンサを設けたものもある。このセンサは、サ
ーミスタの抵抗値の温度による変化を利用したもので、
液体タンク内の所定液面高さにサーミスタを固定し、こ
のサーミスタの液中・気中による温度差を抵抗値として
検出し、液体が所定液面高さに達した時、別個に設けら
れた警告灯等の点灯により使用者に液体残量を知らせる
ようにしたものである。
ンク内にセンサを設けたものもある。このセンサは、サ
ーミスタの抵抗値の温度による変化を利用したもので、
液体タンク内の所定液面高さにサーミスタを固定し、こ
のサーミスタの液中・気中による温度差を抵抗値として
検出し、液体が所定液面高さに達した時、別個に設けら
れた警告灯等の点灯により使用者に液体残量を知らせる
ようにしたものである。
【0005】さらに、他の手段としては、例えば実開平
2−37332号公報に示すように、液体タンクの側面
に筒状の液面計を別体に設け、この液面計の所定箇所に
リードスイッチを、液面計内に磁性体を備えるフロート
を備えたものもあり、液体の消費または補給に伴うフロ
ートの上下動でリードスイッチを開閉操作するようにし
たものである。
2−37332号公報に示すように、液体タンクの側面
に筒状の液面計を別体に設け、この液面計の所定箇所に
リードスイッチを、液面計内に磁性体を備えるフロート
を備えたものもあり、液体の消費または補給に伴うフロ
ートの上下動でリードスイッチを開閉操作するようにし
たものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の手段においても、液体タンクの外皮に穴加工等の様々
な加工を必要とし、穴加工をしたために液体漏れ防止の
パッキン類の組付けを必要とし、さらに、液体漏れの検
査を行う必要があるなど、加工、組付け、検査の工程数
および部品点数が増えてコストアップに繋がるなど好ま
しくない。
の手段においても、液体タンクの外皮に穴加工等の様々
な加工を必要とし、穴加工をしたために液体漏れ防止の
パッキン類の組付けを必要とし、さらに、液体漏れの検
査を行う必要があるなど、加工、組付け、検査の工程数
および部品点数が増えてコストアップに繋がるなど好ま
しくない。
【0007】また、液体の中には導電性を有するものも
あり、この場合、液体タンクに漏電防止処理が更に必要
になってくる。
あり、この場合、液体タンクに漏電防止処理が更に必要
になってくる。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、液体タンクの外皮に穴加工を必要としない液体
タンクの残量計を提供することを目的とする。
もので、液体タンクの外皮に穴加工を必要としない液体
タンクの残量計を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る液体タンク
の残量計は、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、非磁性体から成る液体タンク内に磁
性体を備えたフロートを設け、上記液体タンクに上記フ
ロートを上下方向に案内するガイド部を一体に形成する
一方、上記液体タンクの外側で、上記ガイド部側面の所
定位置にリードスイッチを設け、このリードスイッチに
残量警告手段を接続したものである。
の残量計は、上述した課題を解決するために、請求項1
に記載したように、非磁性体から成る液体タンク内に磁
性体を備えたフロートを設け、上記液体タンクに上記フ
ロートを上下方向に案内するガイド部を一体に形成する
一方、上記液体タンクの外側で、上記ガイド部側面の所
定位置にリードスイッチを設け、このリードスイッチに
残量警告手段を接続したものである。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、非磁性
体から成る液体タンク内に磁性体を備えたフロートを設
け、上記液体タンクに上記フロートを上下方向に案内す
るガイド部を一体に形成する一方、上記液体タンクの外
側で、上記ガイド部側面の所定位置にリードスイッチを
設け、このリードスイッチに残量警告手段を接続したた
め、上記液体タンク内の液体が消費され、上記フロート
が上記リードスイッチ近傍に達した時、上記フロートの
磁界の作用により上記リードスイッチが閉じられ、上記
残量警告手段を作動させる。よって、従来のように液体
タンク内にセンサ等を設ける特別な穴加工を液体タンク
の外皮に施す必要がなくなる。
体から成る液体タンク内に磁性体を備えたフロートを設
け、上記液体タンクに上記フロートを上下方向に案内す
るガイド部を一体に形成する一方、上記液体タンクの外
側で、上記ガイド部側面の所定位置にリードスイッチを
設け、このリードスイッチに残量警告手段を接続したた
め、上記液体タンク内の液体が消費され、上記フロート
が上記リードスイッチ近傍に達した時、上記フロートの
磁界の作用により上記リードスイッチが閉じられ、上記
残量警告手段を作動させる。よって、従来のように液体
タンク内にセンサ等を設ける特別な穴加工を液体タンク
の外皮に施す必要がなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0012】図1は、この発明を適用した液体タンクの
一例を示す側面図である。また、図2は、この液体タン
クの平面図であり、その一部を破砕して示す。さらに、
図3は、図2のIII −III 線に沿う断面図である。
一例を示す側面図である。また、図2は、この液体タン
クの平面図であり、その一部を破砕して示す。さらに、
図3は、図2のIII −III 線に沿う断面図である。
【0013】図1〜図3に示すように、液体タンク1は
例えばポリエチレンやポリプロピレン等非磁性体の可塑
性樹脂をブロー成形や回転成形等によって一体に成形さ
れる。
例えばポリエチレンやポリプロピレン等非磁性体の可塑
性樹脂をブロー成形や回転成形等によって一体に成形さ
れる。
【0014】液体タンク1内には図示しない磁性体を備
えたフロート2が設けられ、液体タンク1内の液体3に
浮かべられる。そして、液体タンク1にはフロート2を
上下方向にスムーズに案内する例えば筒状のガイド部4
が一体に形成される。なお、ガイド部4の直上には液体
注入口5が形成され、この液体注入口5とガイド部4と
は同軸に配置される。
えたフロート2が設けられ、液体タンク1内の液体3に
浮かべられる。そして、液体タンク1にはフロート2を
上下方向にスムーズに案内する例えば筒状のガイド部4
が一体に形成される。なお、ガイド部4の直上には液体
注入口5が形成され、この液体注入口5とガイド部4と
は同軸に配置される。
【0015】液体タンク1の外側で、ガイド部4側面の
所定位置には取付ボス6が一体または一体的に突設さ
れ、この取付ボス6にリードスイッチ7が取り付けられ
る。
所定位置には取付ボス6が一体または一体的に突設さ
れ、この取付ボス6にリードスイッチ7が取り付けられ
る。
【0016】図4は、リードスイッチ7の回路図であ
り、符号8は残量警告手段である液体残量警告灯、符号
9はメインスイッチ、そして符号10は電源である。
り、符号8は残量警告手段である液体残量警告灯、符号
9はメインスイッチ、そして符号10は電源である。
【0017】次に、本実施例の作用について説明する。
【0018】ガイド部4内に浮かべられたフロート2
は、液体3の消費または補給に伴ってガイド部4内を上
下に移動する。液体3が消費され、フロート2がリード
スイッチ7近傍に達した時、磁性体を備えたフロート2
の磁界の作用によりリードスイッチ7が閉じられる。リ
ードスイッチ7が閉じられることにより液体残量警告灯
8が点灯または点滅し、液体3が所定液面に達したこと
を使用者に知らせる。なお、残量警告手段としては、警
告灯8のほかに、警告ブザー等を用いてもよい。
は、液体3の消費または補給に伴ってガイド部4内を上
下に移動する。液体3が消費され、フロート2がリード
スイッチ7近傍に達した時、磁性体を備えたフロート2
の磁界の作用によりリードスイッチ7が閉じられる。リ
ードスイッチ7が閉じられることにより液体残量警告灯
8が点灯または点滅し、液体3が所定液面に達したこと
を使用者に知らせる。なお、残量警告手段としては、警
告灯8のほかに、警告ブザー等を用いてもよい。
【0019】上述した実施例においてはリードスイッチ
7を一か所に設けた例を示したが、リードスイッチ7を
上下方向に複数個並設し、複数の液面レベルに対応でき
るようにしてもよい。
7を一か所に設けた例を示したが、リードスイッチ7を
上下方向に複数個並設し、複数の液面レベルに対応でき
るようにしてもよい。
【0020】このように、液体タンク1内に磁性体を備
えたフロート2を設け、また、液体タンク1の側面にリ
ードスイッチ7を設けるだけで使用者に液体タンク1内
の液体3が減少していることを知らせることができるた
め、従来のように液体タンク1内にセンサ等を設ける特
別な穴加工を液体タンク1の外皮に施す必要がなく、ま
た、液体漏れ防止処理や漏電防止処理も不要となるた
め、加工、組付け、検査の工程数および部品点数が減っ
てコストダウンに繋がる。さらに、液体タンク1内にセ
ンサ等を設けないので、液体タンク1の形状の自由度、
レイアウトの自由度が増す。さらにまた、パッキン等の
劣化部品を使用しないので、保守が容易になる。そし
て、液体タンク1の側面にリードスイッチ7を設けたた
め、液体タンク1内に貯留される液体3の種類や温度は
問わない。
えたフロート2を設け、また、液体タンク1の側面にリ
ードスイッチ7を設けるだけで使用者に液体タンク1内
の液体3が減少していることを知らせることができるた
め、従来のように液体タンク1内にセンサ等を設ける特
別な穴加工を液体タンク1の外皮に施す必要がなく、ま
た、液体漏れ防止処理や漏電防止処理も不要となるた
め、加工、組付け、検査の工程数および部品点数が減っ
てコストダウンに繋がる。さらに、液体タンク1内にセ
ンサ等を設けないので、液体タンク1の形状の自由度、
レイアウトの自由度が増す。さらにまた、パッキン等の
劣化部品を使用しないので、保守が容易になる。そし
て、液体タンク1の側面にリードスイッチ7を設けたた
め、液体タンク1内に貯留される液体3の種類や温度は
問わない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液体
タンクの残量計によれば、非磁性体から成る液体タンク
内に磁性体を備えたフロートを設け、上記液体タンクに
上記フロートを上下方向に案内するガイド部を一体に形
成する一方、上記液体タンクの外側で、上記ガイド部側
面の所定位置にリードスイッチを設け、このリードスイ
ッチに残量警告手段を接続したため、上記液体タンク内
の液体が消費され、上記フロートが上記リードスイッチ
近傍に達した時、上記フロートの磁界の作用により上記
リードスイッチが閉じられ、上記残量警告手段を作動さ
せる。よって、従来のように液体タンク内にセンサ等を
設ける特別な穴加工を液体タンクの外皮に施す必要がな
くなる。
タンクの残量計によれば、非磁性体から成る液体タンク
内に磁性体を備えたフロートを設け、上記液体タンクに
上記フロートを上下方向に案内するガイド部を一体に形
成する一方、上記液体タンクの外側で、上記ガイド部側
面の所定位置にリードスイッチを設け、このリードスイ
ッチに残量警告手段を接続したため、上記液体タンク内
の液体が消費され、上記フロートが上記リードスイッチ
近傍に達した時、上記フロートの磁界の作用により上記
リードスイッチが閉じられ、上記残量警告手段を作動さ
せる。よって、従来のように液体タンク内にセンサ等を
設ける特別な穴加工を液体タンクの外皮に施す必要がな
くなる。
【図1】本発明に係る液体タンクの残量計の一実施例を
示す液体タンクの側面図。
示す液体タンクの側面図。
【図2】液体タンクの平面図。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面図。
【図4】リードスイッチの回路図。
1 液体タンク 2 フロート 4 ガイド部 7 リードスイッチ 8 液体残量警告灯(残量警告手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性体から成る液体タンク内に磁性体
を備えたフロートを設け、上記液体タンクに上記フロー
トを上下方向に案内するガイド部を一体に形成する一
方、上記液体タンクの外側で、上記ガイド部側面の所定
位置にリードスイッチを設け、このリードスイッチに残
量警告手段を接続したことを特徴とする液体タンクの残
量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23156294A JPH0894415A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 液体タンクの残量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23156294A JPH0894415A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 液体タンクの残量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0894415A true JPH0894415A (ja) | 1996-04-12 |
Family
ID=16925458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23156294A Pending JPH0894415A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 液体タンクの残量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0894415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100775669B1 (ko) * | 2006-10-11 | 2007-11-16 | 주식회사 비엔엠 | 팔목 휴대용 무채혈 혈당측정 장치 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP23156294A patent/JPH0894415A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100775669B1 (ko) * | 2006-10-11 | 2007-11-16 | 주식회사 비엔엠 | 팔목 휴대용 무채혈 혈당측정 장치 |
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