JPH0894409A - 流量計 - Google Patents

流量計

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JPH0894409A
JPH0894409A JP6228240A JP22824094A JPH0894409A JP H0894409 A JPH0894409 A JP H0894409A JP 6228240 A JP6228240 A JP 6228240A JP 22824094 A JP22824094 A JP 22824094A JP H0894409 A JPH0894409 A JP H0894409A
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勝介 島田
Shigeru Aoshima
滋 青島
Yasuji Morita
靖二 森田
Kazuo Seki
一夫 関
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Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露を防止することができ、信頼性が向上す
るとともに長期使用に耐えることができる流量計を得
る。 【構成】 内部に流量センサ部11を備え、前面板1a
に流量センサ部11に流体を導入する孔7a,7bが形
成されたケース1と、前面板1aに設けられ筒本体の弁
端3が閉塞され内部が仕切板4により軸方向に2部屋2
a,2bに仕切られ、かつ筒本体に各部屋2a,2bと
外部とをそれぞれ連通する一対の小孔5a,5bが形成
され、さらに仕切板4の両面に集塵板6が形成された筒
部2とを備え、仕切板4に各部屋2a,2bを連通する
通路31を形成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス燃焼式給
湯器の燃焼用空気量の測定等、流量を正確に測定する必
要がある各種機器に用いて好適な流量計に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばガス給湯器等の燃焼用空気
量を測定するには、ブロアやファンモータの回転数によ
り間接的に測定する方法が採られていた。しかしこの方
法は単に気流の体積流量を測定するものであるから、高
度差による圧力の影響や外界の気象条件の変動により正
確な測定ができず、通常は安全率を見込んで必要な空気
量をかなり上回る空気量を供給するように設定されてい
る。その結果、器具自体が大型化し、また最適な燃焼条
件から外れるために窒素酸化物(NOx)が発生し易く
なる等の問題があり、エネルギー効率が低下する等の問
題も生じていた。
【0003】そこで、最近、図3に示すような流量計が
開発され、実用に供されている。図3は従来の流量計を
示す斜視図であり、図において、1は内部に流量センサ
部が設けられたケース、2はケース1の前面板1aに設
けられた筒部である。この筒部2の先端開口は前面(弁
端)3で閉塞されている。またこの筒部2は仕切板4に
より軸方向に2つの部屋2a,2bに仕切られている。
筒部2の先端部付近には2つの小孔5a,5bが設けら
れ、小孔5aは部屋2aと外気とを連通し、小孔5bは
部屋2bと外気とを連通している。
【0004】また、各部屋2a,2b内にはそれぞれ仕
切板4に両側から互い違いに配された複数枚の集塵板6
が設けられている。上記前面板1aには部屋2aと連通
する孔7aと、部屋2bと連通する孔7bとが設けられ
ている。そして、上記仕切板4の表裏面4aおよび各集
塵板6の表面6aには、梨地と称される微細な凹凸が形
成されている。
【0005】前記流量センサ部は、高度差や外界の影響
を受け難く、かつ給湯器全体を小型化するために、図4
に示すようなチップタイプの熱線式流量センサ11が用
いられている。このセンサ11は1.7mm角の半導体
チップ12の略中央部に厚みが20μm以下のダイヤフ
ラム13が形成され、該ダイヤフラム13上に発熱抵抗
パターンおよび感温抵抗パターンより成るマイクロフロ
ーセンサ14が配置された構成である。
【0006】この流量計は、図5に示すように、筒部2
が空気の流れる方向と直交するようにダクト21内に配
設され、ケース1の前面板1aがダクト21に固定さ
れ、該ケース1には駆動回路22が接続されている。
【0007】次に動作について説明する。この流量計
を、図5に示すように、例えば下側の小孔5bから空気
が流入するように空気流路中に配すると、この小孔5b
から流入した空気が部屋2bを通り、さらに孔7bから
ケース1内のセンサ11を通って流量を測定する。セン
サ11を通った空気は孔7aから部屋2aを通って上側
の小孔5aよりダクト21内へ流出する。
【0008】上記小孔5bから部屋2bに入った空気
は、仕切板4および集塵板6の間を通るときに、ほこ
り、ごみ等がこの仕切板4の表面4aおよび集塵板6の
表面6aの凹凸によって捕集される。
【0009】また上記説明では、下側の孔5bより空気
を取り入れ、上側の小孔5aより空気を流出させている
が、これとは逆に上側の小孔5aより空気を取り入れ、
下側の小孔5bから空気を流出させるように使用しても
よい。その場合、小孔5aから入った空気中のごみやほ
こりは部屋2a内の集塵板6で捕集される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量計は以上の
ように構成されているので、感度が非常によく、常に正
確な測定ができる利点があるが、空気流が仕切板4およ
び集塵板6の間を通る間に該空気流に含まれる水分のた
めに仕切板4および集塵板6の表面に結露が生じ易いと
いう問題点があった。この仕切板4および集塵板6の表
面に結露した水分は孔7bからケース1内に入り込み、
センサ11に付着して該センサ11を汚損するとともに
測定精度を低下させるために、センサ11の信頼性が低
下し、長期使用に耐えられなくなる。特に、ガス給湯器
を設置する台所や厨房は、使用時と不使用時の温度差が
激しく、また比較的湿度が高いために、他の設置場所よ
り結露が生じ易く、信頼性の低下も著しい。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、結露による水の蓄積を防止する
ことができ、したがって信頼性が向上し、長期使用に耐
えることができる流量計を得ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流量計
は、仕切板に、各部屋を連通する通路を形成したもので
ある。
【0013】
【作用】この発明における流量計は、仕切板に通路を形
成したことにより、仕切板および集塵板に結露した水分
は前記通路を通って下方の小孔より筒部外方に排出さ
れ、仕切板および集塵板に水分が滞留することがなくな
り、この水分により流量センサ部が汚損されるおそれが
なくなる。これにより流量センサ部のセンサ特性の長期
安定を維持することが可能になり、流量計としての信頼
性が向上し、長期使用が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、31は仕切板4の先端部に形成さ
れ、各部屋2a,2bを連通する通路である。この通路
31は下方の開口部の位置と上方の開口部の位置とが同
一軸線上に重ならないように水平方向にずらして形成さ
れている。
【0015】次に動作について説明する。この流量計に
おいては、下方の小孔5bまたは上方の小孔5aから流
入した空気は部屋2bまたは2aを通り、孔7bまたは
7aからケース1内に入りセンサ11により流量が測定
される。センサ11を通過した空気は部屋2aまたは2
bを通り上方の小孔5aから排出される。この間に部屋
2aの仕切板4および集塵板6の表面に結露が生じる
と、この結露水は通路31を通り小孔5bから外方へ排
出される。これにより、結露水は通路31および小孔5
bにより速やかに排出され、仕切板4や集塵板6に滞留
することがなくなる。
【0016】一方、センサ11の出力は空気の流量が増
加するにつれて次第に飽和するようになる。例えば図2
に示すように、流量が小さい領域では出力は急激に変化
するが、流量が一定以上の領域では出力はほとんど変化
しなくなり、感度が急激に低下する。この流量計では、
通路31がバイパスの役割を担うことにより、小孔5b
から流入した空気はその流量の大きさに応じて部屋2b
を通る空気と通路31を通る空気とに分岐され、センサ
11を通る空気の流量が相対的に減少し、検出感度を保
持することが可能になる。したがって、センサ11の測
定可能な流量の範囲が広がり、特性が改善される。
【0017】この実施例の流量計によれば、仕切板4に
各部屋2a,2bを連通する通路31を形成したので、
仕切板4および集塵板6に結露する水分を外方へ速やか
に排出させることができ、この水分によるセンサ11の
汚損を防止することができる。したがって、センサ11
の特性の長期安定性を維持することができ、流量計とし
ての信頼性を向上させることができ、長期使用を図るこ
とができる。さらに、前記通路31を流入する空気の分
岐路としたので、センサ11を通る空気の流量を相対的
に減少させることができ、センサ11の検出感度を保持
したまま測定範囲を広げることができる。
【0018】なお、この実施例では、通路31を仕切板
4の先端部に設ける構成としたが、結露の状況に応じて
複数箇所に形成してもよい。また通路31の形状は上記
実施例に限定されることなく、様々な形状のものが実施
可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、仕切
板に各部屋を連通する通路を形成するように構成したの
で、仕切板および集塵板に結露する水分を速やかに外方
へ排出させることができ、結露水による流量センサ部の
汚損を防止することができる。したがって、流量センサ
部の特性の長期安定性を維持することができ、流量計と
しての信頼性を向上させると共に長期使用を図ることが
できる。さらに、前記通路は流入する空気の分岐路とな
るので、流量センサ部を通る空気の流量を相対的に減少
させることができ、流量計の検出感度を保持したまま流
量の測定範囲を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による流量計の要部を示す
断面図である。
【図2】センサの出力と空気の流量との関係を示す特性
図である。
【図3】従来の流量計を示す斜視図である。
【図4】チップタイプの熱式流量センサを示す斜視図で
ある。
【図5】従来の流量計をダクト内に配設した状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 1a 前面板 2 筒部 2a,2b 部屋 3 前面(弁端) 4 仕切板 5a,5b 小孔 6 集塵板 7a,7b 孔 31 通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 一夫 神奈川県藤沢市川名1丁目12番2号 山武 ハネウエル株式会社藤沢工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流量センサ部を備え、前面板に該
    流量センサ部に流体を導入する孔が形成されたケース
    と、前記前面板に設けられ、筒本体の弁端が閉塞され内
    部が仕切板により軸方向に2部屋に仕切られ、かつ該筒
    本体に前記各部屋と外部とをそれぞれ連通する一対の小
    孔が形成され、さらに前記仕切板の両面に集塵板が形成
    された筒部とを備えてなる流量計において、前記仕切板
    に前記各部屋を連通する通路を形成したことを特徴とす
    る流量計。
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