JPH05288581A - 流量計 - Google Patents
流量計Info
- Publication number
- JPH05288581A JPH05288581A JP4113232A JP11323292A JPH05288581A JP H05288581 A JPH05288581 A JP H05288581A JP 4113232 A JP4113232 A JP 4113232A JP 11323292 A JP11323292 A JP 11323292A JP H05288581 A JPH05288581 A JP H05288581A
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- JP
- Japan
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- dust
- air
- dirt
- plate
- partition plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内部に浸入するごみやほこりの集塵効果に優
れた流量計を得る。 【構成】 内部に流量センサ部を設けたケース１の孔７
ａ，７ｂを有する前面板に筒部を設け、この筒部内を集
塵板６を有する仕切板４で２部屋に仕切り、各部屋に設
けた小孔から空気を流入、流出させるようにした流量計
において、上記仕切板４、集塵板６の各表面に、微細な
凹凸、粘着剤、吸湿剤等を設ける。 【効果】 ごみやほこり等が付着して再飛散することを
防止できる。
れた流量計を得る。 【構成】 内部に流量センサ部を設けたケース１の孔７
ａ，７ｂを有する前面板に筒部を設け、この筒部内を集
塵板６を有する仕切板４で２部屋に仕切り、各部屋に設
けた小孔から空気を流入、流出させるようにした流量計
において、上記仕切板４、集塵板６の各表面に、微細な
凹凸、粘着剤、吸湿剤等を設ける。 【効果】 ごみやほこり等が付着して再飛散することを
防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばガス燃焼式給
湯器内の燃焼空気量の正確な測定を行なうための流量計
に関するものである。
湯器内の燃焼空気量の正確な測定を行なうための流量計
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばガス給湯器等の燃焼用空気
量の測定は、ブロアやファンモータの回転数によって測
定していた。しかし、ファンモータの回転数は体積流量
を測定しているにすぎず、高度差による圧力の影響、外
界の気象状況により正確な測定ができないため、通常は
安全サイドで空気を必要空気量より多く供給している。
その結果、器具自体も大型化したり、ＮＯX の発生等の
問題があり、最適燃焼ができずエネルギーの無駄使い等
の問題も生じていた。
量の測定は、ブロアやファンモータの回転数によって測
定していた。しかし、ファンモータの回転数は体積流量
を測定しているにすぎず、高度差による圧力の影響、外
界の気象状況により正確な測定ができないため、通常は
安全サイドで空気を必要空気量より多く供給している。
その結果、器具自体も大型化したり、ＮＯX の発生等の
問題があり、最適燃焼ができずエネルギーの無駄使い等
の問題も生じていた。
【０００３】そこで、この問題を防ぐために、図２に示
すように、空気の流れる方向に直交させて二本の筒体２
１，２２をダクト２３内に並設し、このダクト２３の外
部に突出した筒体端部をセンサ本体２４の貫通穴２５と
をチューブ２６，２７で接続し、その貫通穴２５内に流
量センサ部２８を設けている。かかる流量センサ部２８
は、高度差や外界の影響を受けにくいようにするため、
熱式流量センサとし、かつ、給湯器全体の小型化を図る
ために、流量センサ自体も小型化する必要があるため、
図３に示すような１．７ｍｍ角の半導体チップ３１上に
厚さ２０μｍ以下のダイアフラム３２を設け、かつ、該
ダイヤフラム上に発熱抵抗パターンと感温抵抗パターン
を配したマイクロフローセンサを取付けた構成である。
すように、空気の流れる方向に直交させて二本の筒体２
１，２２をダクト２３内に並設し、このダクト２３の外
部に突出した筒体端部をセンサ本体２４の貫通穴２５と
をチューブ２６，２７で接続し、その貫通穴２５内に流
量センサ部２８を設けている。かかる流量センサ部２８
は、高度差や外界の影響を受けにくいようにするため、
熱式流量センサとし、かつ、給湯器全体の小型化を図る
ために、流量センサ自体も小型化する必要があるため、
図３に示すような１．７ｍｍ角の半導体チップ３１上に
厚さ２０μｍ以下のダイアフラム３２を設け、かつ、該
ダイヤフラム上に発熱抵抗パターンと感温抵抗パターン
を配したマイクロフローセンサを取付けた構成である。
【０００４】上記構成により、一方の筒体２１に穴２１
ａから流入した空気を、チューブ２６、貫通穴２５、チ
ューブ２７を経て筒体２２の穴２２ａから流出させ、こ
の流れる空気量に基づく流量センサ部２８の出力を駆動
回路２９に供給して、燃焼用空気量を正確に測定するこ
とが行なわれている。
ａから流入した空気を、チューブ２６、貫通穴２５、チ
ューブ２７を経て筒体２２の穴２２ａから流出させ、こ
の流れる空気量に基づく流量センサ部２８の出力を駆動
回路２９に供給して、燃焼用空気量を正確に測定するこ
とが行なわれている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来の流量計測は上記
のように構成されているので、流量センサ部２８は非常
に小さいため、感度が非常によく、常に正確な測定がで
きる反面、２０〜３０μｍのゴミの付着や結露に対して
信頼性が悪く、長期使用に耐えない。特に、ガス給湯器
を設置する台所や厨房は、使用時と不使用時の温度差が
はげしく、ゴミ等が付着しやすく結露も生じやすいとい
う問題点があった。
のように構成されているので、流量センサ部２８は非常
に小さいため、感度が非常によく、常に正確な測定がで
きる反面、２０〜３０μｍのゴミの付着や結露に対して
信頼性が悪く、長期使用に耐えない。特に、ガス給湯器
を設置する台所や厨房は、使用時と不使用時の温度差が
はげしく、ゴミ等が付着しやすく結露も生じやすいとい
う問題点があった。
【０００６】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、ごみやほこり、小さな虫等の捕集
効果に優れた流量計を得ることを目的としている。
めになされたもので、ごみやほこり、小さな虫等の捕集
効果に優れた流量計を得ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明においては、仕
切板及び集塵板の表面に梨地等の微細な凹凸面を設ける
か、あるいは上記表面に粘着剤又は吸湿剤を塗布してい
る。
切板及び集塵板の表面に梨地等の微細な凹凸面を設ける
か、あるいは上記表面に粘着剤又は吸湿剤を塗布してい
る。
【０００８】
【作用】上記の微細な凹凸面あるいは粘着剤又は吸湿剤
により、仕切板や集塵板にごみやほこり等を付着させる
ことができるので、一旦捕促されると容易に離れること
がなく、捕集効果が高められる。
により、仕切板や集塵板にごみやほこり等を付着させる
ことができるので、一旦捕促されると容易に離れること
がなく、捕集効果が高められる。
【０００９】
実施例１．図１において、ケース１の前面板１ａには円
筒体の筒部２が設けられ、この筒部２の先端開口は前面
３で閉塞されている。またこの筒部２は仕切板４により
軸方向に２つの部屋２ａ，２ｂに仕切られている。筒部
２の先端部付近には２つの小孔５ａ，５ｂが設けられ、
小孔５ａは部屋２ａと外気とを連通し、小孔５ｂは部屋
２ｂと外気とを連通している。
筒体の筒部２が設けられ、この筒部２の先端開口は前面
３で閉塞されている。またこの筒部２は仕切板４により
軸方向に２つの部屋２ａ，２ｂに仕切られている。筒部
２の先端部付近には２つの小孔５ａ，５ｂが設けられ、
小孔５ａは部屋２ａと外気とを連通し、小孔５ｂは部屋
２ｂと外気とを連通している。
【００１０】また、各部屋２ａ，２ｂ内にはそれぞれ仕
切板４に両側から互い違いに配された複数枚の集塵板６
が設けられている。上記前面板１ａには部屋２ａと連通
する孔７ａと、部屋２ｂと連通する孔７ｂとが設けられ
ている。ケース１内には熱線式流量センサを用いた流量
センサ部が設けられている。
切板４に両側から互い違いに配された複数枚の集塵板６
が設けられている。上記前面板１ａには部屋２ａと連通
する孔７ａと、部屋２ｂと連通する孔７ｂとが設けられ
ている。ケース１内には熱線式流量センサを用いた流量
センサ部が設けられている。
【００１１】そして、上記仕切板４の表裏面４ａ及び各
焦塵板６の表面６ａに微細な凹凸を形成したものであ
る。この微細な凹凸として例えば梨地があるが、梨地を
作る方法として、例えば、 （１）化学的腐食による方法 例えばプラスチック成形としてＡＢＳ樹脂を用いる場合
は、成形後、表面をクロム酸で処理する。 （２）成形用金型に梨地を形成する。 （３）サンドブラストによる。 等の方法が用いられる。
焦塵板６の表面６ａに微細な凹凸を形成したものであ
る。この微細な凹凸として例えば梨地があるが、梨地を
作る方法として、例えば、 （１）化学的腐食による方法 例えばプラスチック成形としてＡＢＳ樹脂を用いる場合
は、成形後、表面をクロム酸で処理する。 （２）成形用金型に梨地を形成する。 （３）サンドブラストによる。 等の方法が用いられる。
【００１２】また、微細な凹凸としては、この外に上記
各表面４ａ，６ａに多数の小さい穴を設けてもよい。上
記のように構成された流量計を例えば下側の小孔５ｂか
ら空気が流入するように空気流路中に配すると、この小
孔５ｂから流入した空気が部屋２ｂを通り、さらに孔７
ｂからケース１内のセンサ部（図示せず）を通って流量
を測定される。センサ部を通った空気は孔７ａから部屋
２ａを通って上側の小孔５ａより流出する。
各表面４ａ，６ａに多数の小さい穴を設けてもよい。上
記のように構成された流量計を例えば下側の小孔５ｂか
ら空気が流入するように空気流路中に配すると、この小
孔５ｂから流入した空気が部屋２ｂを通り、さらに孔７
ｂからケース１内のセンサ部（図示せず）を通って流量
を測定される。センサ部を通った空気は孔７ａから部屋
２ａを通って上側の小孔５ａより流出する。
【００１３】上記小孔５ｂから部屋２ｂに入った空気
は、仕切板４及び集塵板６の間を通るときに、ほこり、
ごみ、小さな虫等がこの仕切板４の表面４ａ及び集塵板
６の表面６ａの凹凸によって捕集される。
は、仕切板４及び集塵板６の間を通るときに、ほこり、
ごみ、小さな虫等がこの仕切板４の表面４ａ及び集塵板
６の表面６ａの凹凸によって捕集される。
【００１４】また、上記説明では、下側の孔２ａより空
気を取入れ、上側の小孔５ａより空気を流出させている
が、これとは逆に上側の小孔５ａより空気を取入れ、下
側の小孔５ｂから空気を流出させるように使用してもよ
い。その場合、小孔５ａから入った空気中のごみやほこ
りは部屋２ａ内の集塵板６で捕集される。
気を取入れ、上側の小孔５ａより空気を流出させている
が、これとは逆に上側の小孔５ａより空気を取入れ、下
側の小孔５ｂから空気を流出させるように使用してもよ
い。その場合、小孔５ａから入った空気中のごみやほこ
りは部屋２ａ内の集塵板６で捕集される。
【００１５】実施例２．また、上記各表面４ａ，６ａに
粘着剤を塗布してもよい。粘着剤としては、例えばアク
リル系粘着剤のような空気が作用しているときに粘着性
を発揮するものが用いられる。
粘着剤を塗布してもよい。粘着剤としては、例えばアク
リル系粘着剤のような空気が作用しているときに粘着性
を発揮するものが用いられる。
【００１６】実施例３．さらに、上記各表面４ａ，６ａ
に吸湿剤を塗布してもよい。吸湿剤としては、例えば椿
油等不乾油等が用いられる。
に吸湿剤を塗布してもよい。吸湿剤としては、例えば椿
油等不乾油等が用いられる。
【００１７】実施例４．なお、上記微細な凹凸、粘着
剤、吸湿剤等を必要に応じて筒部２の内面に設けてもよ
い。
剤、吸湿剤等を必要に応じて筒部２の内面に設けてもよ
い。
【００１８】
【発明の効果】この発明によれば、仕切板及び集塵板の
表面に微細な凹凸、粘着剤、吸湿剤等を設けたので、ご
みやほこり、小さな虫等を付着させることができ、一旦
付着すると空気流により再飛散するようなことがなく、
集塵効果を一層高めることができる。また、粘着剤を設
けた場合、製造後、長期間倉庫に保管中におけるゴミ等
が確実に吸着するので、組付け後にゴミが舞上ることが
なく、悪影響を及ぼすことはない。なお、本発明は空気
フロー、ガスフロー等についても、ゴミ等に対する問題
が生ずるところであれば、利用価値が高いことはいうま
でもない。
表面に微細な凹凸、粘着剤、吸湿剤等を設けたので、ご
みやほこり、小さな虫等を付着させることができ、一旦
付着すると空気流により再飛散するようなことがなく、
集塵効果を一層高めることができる。また、粘着剤を設
けた場合、製造後、長期間倉庫に保管中におけるゴミ等
が確実に吸着するので、組付け後にゴミが舞上ることが
なく、悪影響を及ぼすことはない。なお、本発明は空気
フロー、ガスフロー等についても、ゴミ等に対する問題
が生ずるところであれば、利用価値が高いことはいうま
でもない。
【図１】この発明の一実施例による流量計の要部の斜視
図である。
図である。
【図２】従来の流量計の正面図である。
【図３】流量センサ部の斜視図である。
１ ケース １ａ 前面板 ２ 筒体 ２ａ，２ｂ 部屋 ４ 仕切板 ４ａ 表面 ５ａ，５ｂ 孔 ６ 集塵板 ６ａ 表面 ７ａ，７ｂ 孔 ８ 流量センサ部
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に流量センサ部を設けたケースの孔
を有する前面板に、内部が仕切板により軸方向に２部屋
に仕切られ弁端が閉塞された筒部を設けると共に、この
筒部に各部屋と外部とをそれぞれ連通する一対の小孔を
設け、さらに上記仕切板の両面に集塵板を設けて成る流
量計において、上記仕切板及び集塵板の表面に、微細な
凹凸を設けるか若しくは粘着剤又は吸湿剤を塗布したこ
とを特徴とする流量計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113232A JP2584935B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4113232A JP2584935B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05288581A true JPH05288581A (ja) | 1993-11-02 |
| JP2584935B2 JP2584935B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=14606918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4113232A Expired - Lifetime JP2584935B2 (ja) | 1992-04-07 | 1992-04-07 | 流量計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584935B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2006003717A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2008-04-17 | 株式会社日立製作所 | 空気流量測定装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109540228B (zh) * | 2018-12-09 | 2020-05-19 | 中国航发南方工业有限公司 | 一种用于测量微距孔流量的装置 |
| US11920971B2 (en) | 2020-08-14 | 2024-03-05 | Honeywell International Inc. | Gas flowmeter having inline calibrating |
| US11754429B2 (en) | 2020-11-11 | 2023-09-12 | Honeywell International Inc. | Multifunctional dust trap |
| US11323785B1 (en) | 2020-12-01 | 2022-05-03 | Honeywell International Inc. | Meter health function |
-
1992
- 1992-04-07 JP JP4113232A patent/JP2584935B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2006003717A1 (ja) * | 2004-06-30 | 2008-04-17 | 株式会社日立製作所 | 空気流量測定装置 |
| JP4553898B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2010-09-29 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 空気流量測定装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2584935B2 (ja) | 1997-02-26 |
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