JPH0894311A - 炉内における鋼帯端部検出装置 - Google Patents

炉内における鋼帯端部検出装置

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Publication number
JPH0894311A
JPH0894311A JP23466394A JP23466394A JPH0894311A JP H0894311 A JPH0894311 A JP H0894311A JP 23466394 A JP23466394 A JP 23466394A JP 23466394 A JP23466394 A JP 23466394A JP H0894311 A JPH0894311 A JP H0894311A
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JP
Japan
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pass filter
low
furnace
steel strip
gain control
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Pending
Application number
JP23466394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Serio
浩之 芹生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉内における鋼帯端部検出装置を提供する。 【構成】 投光器4で照射されるコントラストバー3上
をスキャンする工業用カメラ6によって炉内を搬送する
鋼帯Sの端部を検出する装置であって、工業用カメラ6
からの明部のピーク信号を検出してそれを一定に保つよ
うに利得を制御する自動利得制御増幅器8と、この自動
利得制御増幅器8の出力信号から高周波の模様分を除去
するローパスフィルタ9と、このローパスフィルタ9を
通過した信号としきい値とを比較して鋼帯端部を検出す
る比較器10と、この比較器10からの出力信号をローパス
フィルタ9の時定数に基づいて補正する補正器11とから
構成することにより、長期にわたり安定した検出性能が
得ることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炉内における鋼帯端部
検出装置に係り、連続熱処理炉などを用いて鋼帯を熱処
理する際に鋼帯の蛇行を防止するのに用いられる鋼帯端
部検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続熱処理炉などで鋼帯を熱処
理する際に、炉内を搬送される鋼帯の端部を検出する場
合は、コントラストバーと称する棒状のものに炉外より
光を当ててコントラストバーを明部とし、一方鋼帯を暗
部としてその両者間に明暗差をつけて、カメラなどの検
出器をコントラストバーに沿ってスキャンしながら明暗
差の位置を検出することにより、鋼帯端部を検出する方
法が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たコントラストバーを用いて鋼帯端部を検出する従来の
方法には、明部と暗部の差を判定するために所定のしき
い値を設ける必要があるが、時間の経過とともに投光器
が劣化したり、あるいは投光窓のくもり等により明部の
レベルが低下してしきい値を超えるため、誤検出を生じ
るという問題があった。
【0004】なお、特開平1−319637号公報には、カメ
ラの走査方向を鋼帯からコントラストバーへ向かう方向
にすることにより、コントラストバーの汚れや割れ部の
誤検出を防止する方法が開示されているが、しかしこの
方法の場合でも、鋼帯表面の模様を端部と誤認識した
り、あるいは投光器の劣化とか投光窓のくもり等によ
り、前述の明暗差がとれない場合の誤検出の問題が未解
決であった。
【0005】本発明は、上記した従来技術の有する課題
を解決した炉内における鋼帯端部検出装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、投光器で照射
されるコントラストバー上をスキャンする端部検出器に
よって炉内を搬送する鋼帯の端部を検出する装置であっ
て、前記端部検出器からの明部のピーク信号を検出して
それを一定に保つように利得を制御する自動利得制御増
幅器と、この自動利得制御増幅器の出力信号から高周波
の模様分を除去するローパスフィルタと、このローパス
フィルタを通過した信号としきい値とを比較して鋼帯端
部を検出する比較器と、この比較器からの出力信号を前
記ローパスフィルタの時定数に基づいて補正する補正器
と、からなることを特徴とする炉内における鋼帯端部検
出装置である。
【0007】
【作 用】本発明によれば、自動利得制御増幅器を設け
ることによって明部のピークレベルを一定に保つように
し、ローパスフィルタによって鋼帯の模様の明暗差の影
響を除去するようにし、比較器によってあらかじめ設定
されたしきい値と比較して鋼帯端部を検出するように
し、補正器によってローパスフィルタでのずれ分を補正
するようにしたので、投光器の劣化、投光窓のくもり等
による明部のレベル低下による誤検出を防止できる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳しく説明する。図1は本発明の一実施例を示すブ
ロック図である。図において、1は連続熱処理炉、2は
鋼帯Sを搬送するロール、3はコントラストバー、4は
投光窓5を介してコントラストバー3に投光する投光
器、6はのぞき窓7を介して鋼帯Sの端部を検出する工
業用カメラ、8は自動利得制御増幅器、9はローパスフ
ィルタ、10は比較器、11は補正器である。なお、コント
ラストバー3には白色の板を用いるとか、その表面に白
色の塗料を塗布するようにすれば、明部のレベルを高め
ることができる。
【0009】このように構成された鋼帯端部検出装置の
作用について、以下に説明する。まず、投光器4で明る
く照らされたコントラストバー3を工業用カメラ6でス
キャンし、その信号を自動利得制御増幅器8に入力す
る。この工業用カメラ6の走査線のうちコントラストバ
ー3上をスキャンしている信号を抽出した一例を図2に
示す。この図からコントラストバー3に相当する部分は
レベルが高く、鋼帯Sに相当する部分はレベルが低いこ
とがわかる。
【0010】ついで、このような波形を有する信号を自
動利得制御増幅器8を用いて明部のピーク信号を検出し
てそれを一定に保つように利得を制御する。この自動利
得制御増幅器8の出力の一例を図3に示す。さらに、こ
の自動利得制御増幅器8の出力をローパスフィルタ9を
通して高周波の模様分を除去した後、比較器10において
あらかじめ設定されたしきい値SL(図4参照)と比較す
ることにより、鋼帯Sの端部を検出する。
【0011】このローパスフィルタ9を通過した信号波
形は図4に実線で示すように端部において鈍らされるた
め、自動利得制御増幅器8の出力値(点線)に比べてΔ
だけずれることになる。そこで、補正器11において、ロ
ーパスフィルタ9の時定数が既知であることを利用し
て、端部の位置を逆算して補正する。これによって、投
光器4からの投光量の減衰等による検出不能を防止する
ことができ、端部検出精度を高めることが可能である。
【0012】なお、上記した本実施例においては鋼帯端
部の検出に工業用カメラ6を用いるとして説明したが、
本発明はこれに限るものではなく、たとえばリニアアレ
イセンサとか、あるいは回転ミラーをスキャンさせて光
電管で受光する方式などを用いてもよい。また、本実施
例では自動利得制御増幅器8を用いてピークレベルを一
定に保つような構成としたが、工業用カメラ6の出力を
積分器を用いて積分して、その明部の面積を一定に保つ
ように制御しても同様な結果が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
自動利得制御増幅器によって明部のレベルを一定に保
ち、かつローパスフィルタを用いて鋼帯表面の模様の影
響を除去するようにしたから、長期にわたり安定した検
出性能が得ることが可能である。また、投光器の劣化、
投光窓のくもり等による光量低下時には、自動利得制御
増幅器の利得が大きくなるため、利得を監視することに
より光量の低下をオペレータに事前に警告することがで
きるから、検出不能という事態を未然に防ぐという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】コントラストバー上をスキャンした走査線出力
を示す特性図である。
【図3】自動利得制御増幅器の出力を示す特性図であ
る。
【図4】ローパスフィルタの出力を示す特性図である。
【符号の説明】
1 連続熱処理炉 2 ロール 3 コントラストバー 4 投光器 5 投光窓 6 工業用カメラ(端部検出器) 7 のぞき窓 8 自動利得制御増幅器 9 ローパスフィルタ 10 比較器 11 補正器 S 鋼帯 SL しきい値

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投光器で照射されるコントラストバー上
    をスキャンする端部検出器によって炉内を搬送する鋼帯
    の端部を検出する装置であって、前記端部検出器からの
    明部のピーク信号を検出してそれを一定に保つように利
    得を制御する自動利得制御増幅器と、この自動利得制御
    増幅器の出力信号から高周波の模様分を除去するローパ
    スフィルタと、このローパスフィルタを通過した信号と
    しきい値とを比較して鋼帯端部を検出する比較器と、こ
    の比較器からの出力信号を前記ローパスフィルタの時定
    数に基づいて補正する補正器と、からなることを特徴と
    する炉内における鋼帯端部検出装置。
JP23466394A 1994-09-29 1994-09-29 炉内における鋼帯端部検出装置 Pending JPH0894311A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254789A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Jfe Steel Kk 加熱炉内の被加熱材の蛇行量測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254789A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Jfe Steel Kk 加熱炉内の被加熱材の蛇行量測定方法
JP4635922B2 (ja) * 2006-03-22 2011-02-23 Jfeスチール株式会社 加熱炉内の被加熱材の蛇行量測定方法

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