JPH0893822A - 空気ばね装置 - Google Patents
空気ばね装置Info
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- JPH0893822A JPH0893822A JP6235373A JP23537394A JPH0893822A JP H0893822 A JPH0893822 A JP H0893822A JP 6235373 A JP6235373 A JP 6235373A JP 23537394 A JP23537394 A JP 23537394A JP H0893822 A JPH0893822 A JP H0893822A
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- stopper rubber
- bound stopper
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Abstract
ラバーに密着した状態でも空気室に加圧空気を供給でき
るようにする。 【構成】 相対移動可能な上下ピストン11,10間に
空気室15を画成し、下ピストン10に上ピストン11
との衝突を干渉するバウンドストッパラバー14を設け
ると共に下ピストン10及びバウンドストッパラバー1
4を貫通して空気供給通路16a〜16bを形成した空
気ばね装置において、上ピストン11の、バウンドスト
ッパラバー14との当接面に、空気供給通路16b開口
部と外周の空気室15とを連通する溝17を形成した。
Description
サスペンション等に用いられる空気ばね装置の改良に関
する。
キャブをエアサスペンションを介して車体フレームに支
持するようにしたものがある。図6はその構造の1例を
示したもので、フレーム1の前端部と、そのやや後方に
ブラケット2を介して揺動自由に支持されたサスペンシ
ョンリンク3との間に空気ばね装置4が介装されてい
る。サスペンションリンク3の揺動端上部にはピン5を
介してキャブフレーム6が回転自由に支持されており、
このキャブフレーム6の上に図示しないキャブが固定さ
れる。なおピン5による回転機構はキャブ下方に位置す
ることになるエンジンや補機類の整備のためにキャブを
前方に跳ね上げる(チルトアップ)ために設けられてい
る。
トッパラバー14の中心部を貫通して形成されており、
この空気供給通路16a〜16bを介しての供給空気圧
に応じて所定の空気ばね特性が得られるようになってい
る。(エアサスペンション装置の公知文献としては例え
ば特公平2−197470号公報を参照。)
空気ばね装置4を用いたエアサスペンション装置による
と、その組立時にフレーム1上で作用するキャブの荷重
により上ピストン11が下方に押圧されて下ピストン1
0上のバウンドストッパラバー14の上端面に密着して
バウンドストッパラバー14の上端に開口した空気供給
通路16bを閉塞してしまうので、組立時に所定の加圧
空気を空気室15に供給できないという問題が生じる。
ダ等によりチルトアップして荷重を抜いた状態で初期空
気圧力を空気室15に供給するという面倒な操作が必要
であった。
る手段を提供することを目的としている。
対移動可能な上下ピストン間に空気室を画成し、何れか
一方のピストンに他方との衝突を干渉するバウンドスト
ッパラバーを設けると共に該ピストン及びバウンドスト
ッパラバーを貫通して空気供給通路を形成した空気ばね
装置において、前記他方のピストンの、バウンドストッ
パラバーとの当接面に、バウンドストッパラバーの空気
供給通路開口部と外周の空気室とを連通する溝を形成す
る。
ピストン間に空気室を画成し、何れか一方のピストンに
他方との衝突を干渉するバウンドストッパラバーを設け
ると共に該ピストン及びバウンドストッパラバーを貫通
して空気供給通路を形成した空気ばね装置において、前
記バウンドストッパラバーに、その空気供給通路から該
ラバー外周部に至る通路部を形成する。
ストッパラバーを、空気供給通路が貫通する円筒状に形
成し、かつその通路部を、上下の端面に半径方向に形成
した第1通路部と、これら上下の第1通路部を相互に接
続するように外周面に軸方向に形成した第2通路部とか
ら形成する。
ウンドストッパラバーとが密着しても、ピストンに形成
した溝により、当該密着面間に空気供給通路とバウンド
ストッパラバー外周の空気室とを連通する通路が形成さ
れるので、上下ピストン間に強い荷重が作用した状態で
も空気供給通路を介して空気室へと加圧空気を確実に供
給することができる。
るバウンドストッパラバーとが密着したとき、バウンド
ストッパラバーに形成した通路部により空気供給通路と
空気室とが連通されるため、上記第1の発明と同様に加
圧空気を容易に供給することができる。
する。なお、従来例に対応する部分には互いに同一の符
号を付して説明する。
その下ピストン、11は上ピストン、12はベルト、1
3はベローズ、14はバウンドストッパラバー、15は
空気室、16a,16bは空気供給通路であり、これら
の構成は基本的に図6に示したものと同一である。
つまり最圧縮時にバウンドストッパラバー14の上面と
当接する面には、図2にも示したように溝17が形成さ
れている。この溝17は、上面から見たときに空気供給
通路16bの開口部内側からバウンドストッパラバー1
4外周の空気室15にまで達するように、かつ放射状の
4方向に形成されている。
上ピストン11に荷重が作用して下ピストン10上に支
持されたバウンドストッパラバー14の上面に密着した
状態においても、その密着面に溝17により空気供給通
路16bと空気室15とを連通する通路が確保されるの
で、エアサスペンション等への組付け時に上下ピストン
間に荷重を作用させたままでも容易に加圧空気を空気室
15へと供給することができる。
11ではなく、バウンドストッパラバー14に溝状の通
路部を形成した点で上記第1の実施例とは異なる。
は図5に示したように、バウンドストッパラバー14の
上下の端面に、空気供給通路16bを中心として半径方
向の2方向に溝状の第1通路部18a,18bが形成さ
れると共に、この第1通路部18aと連続するように、
内外の周面に同じく溝状の第2通路部18c,18dを
軸方向に形成されている。
バウンドストッパラバー14に密着した状態で上面の第
1通路部18aが空気供給通路16bと外側の空気室1
5とを連通するので、上記第1の実施例と同様にピスト
ン最圧縮状態での空気供給を確実に行うことができる。
ラバー14の下面と側面とにそれぞれ通路部18b〜1
8dが形成されていて、これにより空気供給通路16a
〜16bと空気室15とを連通する通路部分が複数箇所
に確保されるので、大きな荷重や荷重の偏りに原因して
部分的に通路部がつぶれて閉塞されるようなことがあっ
ても、他の通路部を介して空気を供給することができ、
したがって空気供給の確実性をより高めることができ
る。
ドストッパラバーとの当接面に溝を形成し、ピストンが
最圧縮されてバウンドストッパラバーとが密着したとき
に当該密着面間に空気供給通路とバウンドストッパラバ
ー外周の空気室とを連通する通路を確保するようにした
ので、上下ピストン間に強い荷重が作用した状態でも空
気供給通路を介して空気室へと加圧空気を確実に供給す
ることができる。
向するバウンドストッパラバーとが密着したとき、バウ
ンドストッパラバーに形成した通路部により空気供給通
路と空気室との連通状態を確保するようにしたので、上
記第1の発明と同様に加圧空気を容易に供給することが
できる。
装置を例えばトラックキャブのエアサスペンション装置
に適用した場合には、その組み付ける際にキャブをチル
トアップさせる必要がなく、キャブの荷重を空気ばね装
置に作用させたままで空気室へと加圧空気を供給するこ
とができ、これにより組立作業を効率よく行うことがで
きるという効果が得られる。
2の発明のバウンドストッパラバーの上下端面の第1通
路部と側面の第2通路部とで連続した複数の経路の通路
部を構成するようにしたので、部分的な通路部の閉塞等
にかかわらず、より確実に空気供給を行うことができる
という効果が得られる。
面図。
縦断面図。
面図。
バーの縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに相対移動可能な上下ピストン間に
空気室を画成し、何れか一方のピストンに他方との衝突
を干渉するバウンドストッパラバーを設けると共に該ピ
ストン及びバウンドストッパラバーを貫通して空気供給
通路を形成した空気ばね装置において、 前記他方のピストンの、バウンドストッパラバーとの当
接面に、バウンドストッパラバーの空気供給通路開口部
と外周の空気室とを連通する溝を形成したことを特徴と
する空気ばね装置。 - 【請求項2】 互いに相対移動可能な上下ピストン間に
空気室を画成し、何れか一方のピストンに他方との衝突
を干渉するバウンドストッパラバーを設けると共に該ピ
ストン及びバウンドストッパラバーを貫通して空気供給
通路を形成した空気ばね装置において、 前記バウンドストッパラバーに、その空気供給通路から
該ラバー外周部に至る通路部を形成したことを特徴とす
る空気ばね装置。 - 【請求項3】 バウンドストッパラバーは、空気供給通
路が貫通する円筒状に形成され、かつ通路部は上下の端
面に半径方向に形成された第1通路部と、これら上下の
第1通路部を相互に接続するように外周面に軸方向に形
成された第2通路部とからなることを特徴とする請求項
2に記載の空気ばね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6235373A JP2960313B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 空気ばね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6235373A JP2960313B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 空気ばね装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893822A true JPH0893822A (ja) | 1996-04-12 |
JP2960313B2 JP2960313B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=16985130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6235373A Expired - Fee Related JP2960313B2 (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | 空気ばね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2960313B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0995925A1 (en) * | 1998-10-23 | 2000-04-26 | Weweler Nederland B.V. | Air spring, in particular for an air spring system for a wheel axle of a vehicle |
JP2007040489A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気ばね |
JP2009024878A (ja) * | 1998-06-30 | 2009-02-05 | Bridgestone Firestone Inc | 空気ばね用押嵌め式緩衝器 |
WO2015115198A1 (ja) * | 2014-01-28 | 2015-08-06 | 株式会社ブリヂストン | 空気ばね装置及び空気ばね装置の製造方法 |
CN105313974A (zh) * | 2014-07-31 | 2016-02-10 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 可释放底盘安装件 |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6235373A patent/JP2960313B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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NL1010384C2 (nl) * | 1998-10-23 | 2000-04-26 | Weweler Nv | Luchtveer, in het bijzonder voor een luchtveersysteem voor een wielas van een voertuig. |
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JP4640964B2 (ja) * | 2005-08-05 | 2011-03-02 | 東洋ゴム工業株式会社 | 空気ばね |
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JP6043881B2 (ja) * | 2014-01-28 | 2016-12-14 | 株式会社ブリヂストン | 空気ばね装置及び空気ばね装置の製造方法 |
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CN105313974A (zh) * | 2014-07-31 | 2016-02-10 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 可释放底盘安装件 |
CN105313974B (zh) * | 2014-07-31 | 2017-12-08 | 通用汽车环球科技运作有限责任公司 | 可释放底盘安装件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2960313B2 (ja) | 1999-10-06 |
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