JPH0893744A - フレキシブルライナ− - Google Patents
フレキシブルライナ−Info
- Publication number
- JPH0893744A JPH0893744A JP25740194A JP25740194A JPH0893744A JP H0893744 A JPH0893744 A JP H0893744A JP 25740194 A JP25740194 A JP 25740194A JP 25740194 A JP25740194 A JP 25740194A JP H0893744 A JPH0893744 A JP H0893744A
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- Japan
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- pipe
- flexible liner
- flexible
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】フレキシブルライナ−に関し、更に詳しくは軽
量でしかも曲げ剛性の小さいフレキシブルライナ−に係
る。 【構成】回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連結する
フレキシブルライナ−であって、フレキシブルシャフト
とこのフレキシブルシャフトを覆う合成樹脂管2と端部
金具4とよりなり、合成樹脂管は合成樹脂内管とこの上
に巻回された合成樹脂繊維の編組層とこの上に合成樹脂
製外管を形成したものであり、合成樹脂管の先端にフラ
ンジ付短管3を嵌め込み、更に合成樹脂内管内にフレキ
シブルシャフトを挿通し、端部金具4に備えたカラ−を
合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、短管に対向して当該
カラ−を加締めたフレキシブルライナ−。
量でしかも曲げ剛性の小さいフレキシブルライナ−に係
る。 【構成】回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連結する
フレキシブルライナ−であって、フレキシブルシャフト
とこのフレキシブルシャフトを覆う合成樹脂管2と端部
金具4とよりなり、合成樹脂管は合成樹脂内管とこの上
に巻回された合成樹脂繊維の編組層とこの上に合成樹脂
製外管を形成したものであり、合成樹脂管の先端にフラ
ンジ付短管3を嵌め込み、更に合成樹脂内管内にフレキ
シブルシャフトを挿通し、端部金具4に備えたカラ−を
合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、短管に対向して当該
カラ−を加締めたフレキシブルライナ−。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブルライナ−に
関し、更に詳しくは軽量でしかも曲げ剛性の小さいフレ
キシブルライナ−に係るものである。
関し、更に詳しくは軽量でしかも曲げ剛性の小さいフレ
キシブルライナ−に係るものである。
【0002】
【従来の技術】回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連
結するフレキシブルライナ−、例えば、雑草等を刈払う
背負式刈払機のフレキシブルライナ−は、エンジン側と
回転刃側のポ−ル間でこのライナ−を曲げることによっ
て連結するものであり、通常はフレキシブルシャフト上
に下巻圧延鋼を巻き、これに金属素線を撚り合せたブレ
−ド層を2層巻回し、更に耐熱性のビニル又はゴム表皮
層にて構成され、フレキシブルシャフトと下巻圧延鋼間
にはグリ−スが充填されている。そしてこの両端には端
部金具が加締められてフレキシブルライナ−が構成され
ている。
結するフレキシブルライナ−、例えば、雑草等を刈払う
背負式刈払機のフレキシブルライナ−は、エンジン側と
回転刃側のポ−ル間でこのライナ−を曲げることによっ
て連結するものであり、通常はフレキシブルシャフト上
に下巻圧延鋼を巻き、これに金属素線を撚り合せたブレ
−ド層を2層巻回し、更に耐熱性のビニル又はゴム表皮
層にて構成され、フレキシブルシャフトと下巻圧延鋼間
にはグリ−スが充填されている。そしてこの両端には端
部金具が加締められてフレキシブルライナ−が構成され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
フレキシブルライナ−にあっては、エンジン側が作業者
の背中側に、回転刃側が作業者の前側に位置し、作業者
が体をひねりながら雑草等を刈払うこととなる。従っ
て、フレキシブルライナ−はエンジンとポ−ル間を湾曲
した状態で使用に供されることとなるが、従来のフレキ
シブルライナ−はこの曲げ剛性がかなり大きく、しかも
重量も比較的重いという状況にあり、これらの改善が求
められている。
フレキシブルライナ−にあっては、エンジン側が作業者
の背中側に、回転刃側が作業者の前側に位置し、作業者
が体をひねりながら雑草等を刈払うこととなる。従っ
て、フレキシブルライナ−はエンジンとポ−ル間を湾曲
した状態で使用に供されることとなるが、従来のフレキ
シブルライナ−はこの曲げ剛性がかなり大きく、しかも
重量も比較的重いという状況にあり、これらの改善が求
められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上のような従
来の技術に鑑みて開発されたものであり、第1の発明
は、回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連結するフレ
キシブルライナ−であって、フレキシブルシャフトとこ
のフレキシブルシャフトを覆う合成樹脂管と端部金具と
よりなり、前記合成樹脂管は合成樹脂内管とこの上に巻
回された合成樹脂繊維の編組層とこの上に合成樹脂製外
管を形成したものであり、合成樹脂管の先端にフランジ
付短管を嵌め込み、更に合成樹脂内管内に前記フレキシ
ブルシャフトを挿通し、端部金具に備えたカラ−を前記
合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、前記短管に対向して
当該カラ−を加締めたことを特徴とするフレキシブルラ
イナ−に係るものである。
来の技術に鑑みて開発されたものであり、第1の発明
は、回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連結するフレ
キシブルライナ−であって、フレキシブルシャフトとこ
のフレキシブルシャフトを覆う合成樹脂管と端部金具と
よりなり、前記合成樹脂管は合成樹脂内管とこの上に巻
回された合成樹脂繊維の編組層とこの上に合成樹脂製外
管を形成したものであり、合成樹脂管の先端にフランジ
付短管を嵌め込み、更に合成樹脂内管内に前記フレキシ
ブルシャフトを挿通し、端部金具に備えたカラ−を前記
合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、前記短管に対向して
当該カラ−を加締めたことを特徴とするフレキシブルラ
イナ−に係るものである。
【0005】そして第2の発明は、前記フレキシブルラ
イナ−にあって、フレキシブルシャフトとこのフレキシ
ブルシャフトを覆う合成樹脂管と端部金具とよりなり、
前記合成樹脂管は合成樹脂内管とこの上に巻回された合
成樹脂繊維の編組層とこの上に合成樹脂製外管を形成し
たものであり、合成樹脂管の先端にフランジ付短管を嵌
め込み、更に合成樹脂内管内に前記フレキシブルシャフ
トを挿通し、端部金具に備えられ先端になるにつれて縮
径された傾斜面をもつカラ−を、内側に段部をもつコレ
ットを介して前記合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、当
該合成樹脂管を引き抜く方向に引っ張ってコレットを前
記傾斜面に当接させ、コレットの内側段部を前記端管に
対向した合成樹脂管の外表面に食い込ませたことを特徴
とするフレキシブルライナ−に係るものである。係るフ
レキシブルライナ−にあって、コレットと端部金具間に
Oリングを介したものが好ましく、合成樹脂管を構成す
る内管がナイロン樹脂製内管、合成樹脂繊維編組層が芳
香族ポリエステル繊維編組層、合成樹脂製外管が熱可塑
性ポリウレタン樹脂製外管であるのが好ましい。
イナ−にあって、フレキシブルシャフトとこのフレキシ
ブルシャフトを覆う合成樹脂管と端部金具とよりなり、
前記合成樹脂管は合成樹脂内管とこの上に巻回された合
成樹脂繊維の編組層とこの上に合成樹脂製外管を形成し
たものであり、合成樹脂管の先端にフランジ付短管を嵌
め込み、更に合成樹脂内管内に前記フレキシブルシャフ
トを挿通し、端部金具に備えられ先端になるにつれて縮
径された傾斜面をもつカラ−を、内側に段部をもつコレ
ットを介して前記合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、当
該合成樹脂管を引き抜く方向に引っ張ってコレットを前
記傾斜面に当接させ、コレットの内側段部を前記端管に
対向した合成樹脂管の外表面に食い込ませたことを特徴
とするフレキシブルライナ−に係るものである。係るフ
レキシブルライナ−にあって、コレットと端部金具間に
Oリングを介したものが好ましく、合成樹脂管を構成す
る内管がナイロン樹脂製内管、合成樹脂繊維編組層が芳
香族ポリエステル繊維編組層、合成樹脂製外管が熱可塑
性ポリウレタン樹脂製外管であるのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明にあっては、フレキシブルライナ−、例
えば背負式刈払機のフレキシブルライナ−の外装材を合
成樹脂製としたことにより、フレキシブルライナ−全体
として軽量化が達成されると共に、曲げ剛性が小さくな
るものであり、特に第2の発明にあってはカラ−を加締
める工程を必要とせずに端部金具とフレキシブルライナ
−本体が簡単に一体化できることとなる。本発明にあっ
ても、フレキシブルシャフトが挿入される合成樹脂管内
にはグリ−スが充填されるものであるが、このグリ−ス
の漏出もないすぐれたフレキシブルライナ−が得られる
こととなった。
えば背負式刈払機のフレキシブルライナ−の外装材を合
成樹脂製としたことにより、フレキシブルライナ−全体
として軽量化が達成されると共に、曲げ剛性が小さくな
るものであり、特に第2の発明にあってはカラ−を加締
める工程を必要とせずに端部金具とフレキシブルライナ
−本体が簡単に一体化できることとなる。本発明にあっ
ても、フレキシブルシャフトが挿入される合成樹脂管内
にはグリ−スが充填されるものであるが、このグリ−ス
の漏出もないすぐれたフレキシブルライナ−が得られる
こととなった。
【0007】尚、本発明の合成樹脂管には合成樹脂繊維
の編組層が採用されるが、これは合成樹脂管の折れ(キ
ンク)の防止と、合成樹脂管のしなやかさの付与のため
である。そして、コレットの最も先端側に位置する段部
は鋭角のエッジとするのがよく、このエッジの存在によ
って合成樹脂管の外表面にコレットが確実に食い込むこ
ととなる。
の編組層が採用されるが、これは合成樹脂管の折れ(キ
ンク)の防止と、合成樹脂管のしなやかさの付与のため
である。そして、コレットの最も先端側に位置する段部
は鋭角のエッジとするのがよく、このエッジの存在によ
って合成樹脂管の外表面にコレットが確実に食い込むこ
ととなる。
【0008】
【実施例】以下、実施例をもって本発明を更に詳細に説
明する。図1は雑草等を刈払う背負式刈払機のフレキシ
ブルライナ−に本発明を適用したものであり、合成樹脂
管とフレキシブルシャフトとの関係を示す側面一部断面
図である。図中、1はフレキシブルシャフトであり、こ
れは芯線11 とこの周囲を5層の線材121、122、‥
‥、125を交互にバイアス巻きされたものである。又、
合成樹脂管2はナイロン−12から成形された合成樹脂
内管21 と、この表面に芳香族ポリエステル繊維の編組
層22 と、これを外囲いする熱可塑性ポリウレタンから
なる合成樹脂外管23 からなっている。尚、この合成樹
脂管2の先端には、後述するような厚さ0.5mm程度
のフランジ31 を有する金属製短管3が嵌め込まれ、後
述するカラ−との結合に供される。勿論、図示はしない
が合成樹脂内管21 内にはグリ−スが充填されている。
明する。図1は雑草等を刈払う背負式刈払機のフレキシ
ブルライナ−に本発明を適用したものであり、合成樹脂
管とフレキシブルシャフトとの関係を示す側面一部断面
図である。図中、1はフレキシブルシャフトであり、こ
れは芯線11 とこの周囲を5層の線材121、122、‥
‥、125を交互にバイアス巻きされたものである。又、
合成樹脂管2はナイロン−12から成形された合成樹脂
内管21 と、この表面に芳香族ポリエステル繊維の編組
層22 と、これを外囲いする熱可塑性ポリウレタンから
なる合成樹脂外管23 からなっている。尚、この合成樹
脂管2の先端には、後述するような厚さ0.5mm程度
のフランジ31 を有する金属製短管3が嵌め込まれ、後
述するカラ−との結合に供される。勿論、図示はしない
が合成樹脂内管21 内にはグリ−スが充填されている。
【0009】図2は図示しないエンジン側及びポ−ル側
への取付けに供される両端の金具4の側面一部断面図で
あって、これにはO−リング嵌め込み用溝5や取付けに
供される溝6、その前端にカラ−加締め用溝7等が備え
られている。
への取付けに供される両端の金具4の側面一部断面図で
あって、これにはO−リング嵌め込み用溝5や取付けに
供される溝6、その前端にカラ−加締め用溝7等が備え
られている。
【0010】図3は第1発明のフレキシブルライナ−の
主要部を示す側面一部断面図であり、端部金具4にはカ
ラ−8が加締め(a)られて一体とされており、このカ
ラ−8内に合成樹脂管2が挿入され、次いでこのカラ−
8の外方より前記した合成樹脂管2に嵌め込まれた短管
3に向って加締め(b)つけられてフレキシブルライナ
−が形成されることとなる。このように、本発明にあっ
ては短管3とカラ−8との間に合成樹脂管2を挟みつけ
ることによってフレキシブルライナ−が完成することと
なる。尚、端部金具4にあって、前記した別体のカラ−
8の代りに、端部金具4の前端を延長して一体のカラ−
となし、この延長部位を加締め(b)ることによってフ
レキシブルライナ−を形成することも可能である。
主要部を示す側面一部断面図であり、端部金具4にはカ
ラ−8が加締め(a)られて一体とされており、このカ
ラ−8内に合成樹脂管2が挿入され、次いでこのカラ−
8の外方より前記した合成樹脂管2に嵌め込まれた短管
3に向って加締め(b)つけられてフレキシブルライナ
−が形成されることとなる。このように、本発明にあっ
ては短管3とカラ−8との間に合成樹脂管2を挟みつけ
ることによってフレキシブルライナ−が完成することと
なる。尚、端部金具4にあって、前記した別体のカラ−
8の代りに、端部金具4の前端を延長して一体のカラ−
となし、この延長部位を加締め(b)ることによってフ
レキシブルライナ−を形成することも可能である。
【0011】図4は第2発明のフレキシブルライナ−を
示す分解図であり、図5はその組立時の側面一部断面図
である。図中、9は先端側に縮径部(傾斜面)91 をも
つカラ−であり、10はポリアセタ−ル製のコレットを
示す。このコレット10の内側には合成樹脂管2の半径
方向の段部101 が成形されており、これが合成樹脂管
2の外表面に食い込んで固定に供されることとなる。
尚、このコレット10の段部101 のうち、最先端の段
部1010は断面鋭角の段部とするのがよく、この段部1
010により合成樹脂管2の外表面に確実に食い込むこと
となる。符号11はコレット10と端部金具4との間に
はさまれるゴム状のO−リングであって、これによって
内部のグリ−スの漏れが防止されることとなる。
示す分解図であり、図5はその組立時の側面一部断面図
である。図中、9は先端側に縮径部(傾斜面)91 をも
つカラ−であり、10はポリアセタ−ル製のコレットを
示す。このコレット10の内側には合成樹脂管2の半径
方向の段部101 が成形されており、これが合成樹脂管
2の外表面に食い込んで固定に供されることとなる。
尚、このコレット10の段部101 のうち、最先端の段
部1010は断面鋭角の段部とするのがよく、この段部1
010により合成樹脂管2の外表面に確実に食い込むこと
となる。符号11はコレット10と端部金具4との間に
はさまれるゴム状のO−リングであって、これによって
内部のグリ−スの漏れが防止されることとなる。
【0012】さて、カラ−9はO−リング11、コレッ
ト10を内包しつつ端部金具4の加締溝7を利用して加
締め(a)つけられる。そして短管3が嵌め込まれた合
成樹脂管2をカラ−9内に押し込んで(F方向)組立が
完成するものであって、その後合成樹脂管2をF方向と
は逆方向に、即ち引き抜く方向に引っ張ると、合成樹脂
管2と共にコレット10が若干移動し、コレット10の
外表面がカラ−9の傾斜面91 によって押えつけられる
もので、ここにコレット10の内側の段部101 、10
10が合成樹脂管2の外表面に食い込んで固定が完成する
こととなる。尚、図3、図4においてフレキシブルシャ
フトは省略してある。
ト10を内包しつつ端部金具4の加締溝7を利用して加
締め(a)つけられる。そして短管3が嵌め込まれた合
成樹脂管2をカラ−9内に押し込んで(F方向)組立が
完成するものであって、その後合成樹脂管2をF方向と
は逆方向に、即ち引き抜く方向に引っ張ると、合成樹脂
管2と共にコレット10が若干移動し、コレット10の
外表面がカラ−9の傾斜面91 によって押えつけられる
もので、ここにコレット10の内側の段部101 、10
10が合成樹脂管2の外表面に食い込んで固定が完成する
こととなる。尚、図3、図4においてフレキシブルシャ
フトは省略してある。
【0013】(比較試験)ここで従来のフレキシブルラ
イナ−と、第2発明におけるフレキシブルライナ−とを
比較する。従来品のフレキシブルライナ−は外径が1
7.7mmのものを用い、第2発明のフレキシブルライ
ナ−は前記した構造のものであって、その外径は15.
2mmであった。テスト結果を表1に示す。尚、デ−タ
はいずれも軸を含めたものである。曲げ剛性のテストに
おいて、(1)は直径200mmの円弧にまで曲げた際
の荷重であって、(2)は直径150mmの場合の荷重
である。フレキシブルライナ−の耐久テストは直径20
0mmの四分円弧状とし、回転数7000rpmでのテ
ストである。
イナ−と、第2発明におけるフレキシブルライナ−とを
比較する。従来品のフレキシブルライナ−は外径が1
7.7mmのものを用い、第2発明のフレキシブルライ
ナ−は前記した構造のものであって、その外径は15.
2mmであった。テスト結果を表1に示す。尚、デ−タ
はいずれも軸を含めたものである。曲げ剛性のテストに
おいて、(1)は直径200mmの円弧にまで曲げた際
の荷重であって、(2)は直径150mmの場合の荷重
である。フレキシブルライナ−の耐久テストは直径20
0mmの四分円弧状とし、回転数7000rpmでのテ
ストである。
【0014】
【表1】
【0015】表1で分るように、本発明のフレキシブル
ライナ−は従来のそれに比べて重量が約半分となり、し
かも曲げの剛性も著しく小さくなり、更に耐久性も従来
のものと同等であることが分る。従って、本発明のフレ
キシブルライナ−は、ここで例示した雑草等を刈払う背
負式刈払機のフレキシブルライナ−として採用できるこ
とは勿論、その他、回転源と被回転軸とを軸芯をずらせ
て連結するフレキシブルライナ−に適用できる。
ライナ−は従来のそれに比べて重量が約半分となり、し
かも曲げの剛性も著しく小さくなり、更に耐久性も従来
のものと同等であることが分る。従って、本発明のフレ
キシブルライナ−は、ここで例示した雑草等を刈払う背
負式刈払機のフレキシブルライナ−として採用できるこ
とは勿論、その他、回転源と被回転軸とを軸芯をずらせ
て連結するフレキシブルライナ−に適用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明によるフレキシブルライナ−は、
耐久性は従来のフレキシブルライナ−と同等でありなが
ら、その重量及び曲げ剛性が小さく、工業上極めて大き
なメリットをもたらすものである。
耐久性は従来のフレキシブルライナ−と同等でありなが
ら、その重量及び曲げ剛性が小さく、工業上極めて大き
なメリットをもたらすものである。
【図1】図1は、本発明のフレキシブルライナ−の合成
樹脂管と中心軸との関係を示す側面一部断面図である。
樹脂管と中心軸との関係を示す側面一部断面図である。
【図2】図2は、フレキシブルライナ−の両端に取り付
ける端部金具の側面一部断面図である。
ける端部金具の側面一部断面図である。
【図3】図3は、第1発明のフレキシブルライナ−の主
要部を示す側面一部断面図である。
要部を示す側面一部断面図である。
【図4】図4は、第2発明のフレキシブルライナ−を示
す分解図である。
す分解図である。
【図5】図5は、その組立時の側面一部断面図である。
1‥‥フレキシブルシャフト、 121、122、123、124、125‥‥線材、 2‥‥合成樹脂管、 21 ‥‥合成樹脂内管、 22 ‥‥合成樹脂繊維の編組層、 23 ‥‥合成樹脂外管、 3‥‥金属製短管、 31 ‥‥金属製短管のフランジ、 4‥‥端部金具、 5‥‥O−リング用溝、 6‥‥取り付け用溝、 7‥‥カラ−加締め用溝、 8、9‥‥カラ−、 91 ‥‥カラ−の縮径部(傾斜面)、 10‥‥コレット、 101 、1010‥‥コレットの段部、 11‥‥O−リング、 a、b‥‥加締め部。
Claims (6)
- 【請求項1】 回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連
結するフレキシブルライナ−であって、フレキシブルシ
ャフトとこのフレキシブルシャフトを覆う合成樹脂管と
端部金具とよりなり、前記合成樹脂管は合成樹脂内管と
この上に巻回された合成樹脂繊維の編組層とこの上に合
成樹脂製外管を形成したものであり、合成樹脂管の先端
にフランジ付短管を嵌め込み、更に合成樹脂内管内に前
記フレキシブルシャフトを挿通し、端部金具に備えたカ
ラ−を前記合成樹脂管の先端外側に嵌め合せ、前記短管
に対向して当該カラ−を加締めたことを特徴とするフレ
キシブルライナ−。 - 【請求項2】 回転源と被回転軸とを軸芯をずらせて連
結するフレキシブルライナ−であって、フレキシブルシ
ャフトとこのフレキシブルシャフトを覆う合成樹脂管と
端部金具とよりなり、前記合成樹脂管は合成樹脂内管と
この上に巻回された合成樹脂繊維の編組層とこの上に合
成樹脂製外管を形成したものであり、合成樹脂管の先端
にフランジ付短管を嵌め込み、更に合成樹脂内管内に前
記フレキシブルシャフトを挿通し、端部金具に備えられ
先端になるにつれて縮径された傾斜面をもつカラ−を、
内側に段部をもつコレットを介して前記合成樹脂管の先
端外側に嵌め合せ、当該合成樹脂管を引き抜く方向に引
っ張ってコレットを前記傾斜面に当接させ、コレットの
内側段部を前記端管に対向した合成樹脂管の外表面に食
い込ませたことを特徴とするフレキシブルライナ−。 - 【請求項3】 コレットと端部金具間にOリングを介し
た請求項第2項記載のフレキシブルライナ−。 - 【請求項4】 合成樹脂内管がナイロン樹脂製内管であ
る請求項第1項及び第2項記載のフレキシブルライナ
−。 - 【請求項5】 合成樹脂繊維の編組層が芳香族ポリエス
テル繊維層である請求項第1項及び第2項記載のフレキ
シブルライナ−。 - 【請求項6】 合成樹脂製外管が熱可塑性ポリウレタン
樹脂製外管である請求項第1項及び第2項記載のフレキ
シブルライナ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25740194A JPH0893744A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | フレキシブルライナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25740194A JPH0893744A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | フレキシブルライナ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0893744A true JPH0893744A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17305870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25740194A Pending JPH0893744A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | フレキシブルライナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0893744A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2971812A4 (en) * | 2013-03-14 | 2017-01-25 | Bettcher Industries, Inc. | Flex shaft with crimped lock sleeve for power operated rotary knife |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP25740194A patent/JPH0893744A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2971812A4 (en) * | 2013-03-14 | 2017-01-25 | Bettcher Industries, Inc. | Flex shaft with crimped lock sleeve for power operated rotary knife |
AU2014240997B2 (en) * | 2013-03-14 | 2018-02-08 | Bettcher Industries, Inc. | Flex shaft with crimped lock sleeve for power operated rotary knife |
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