JPH089347Y2 - パネルシヤツターの框材構造 - Google Patents

パネルシヤツターの框材構造

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JPH089347Y2
JPH089347Y2 JP1987192923U JP19292387U JPH089347Y2 JP H089347 Y2 JPH089347 Y2 JP H089347Y2 JP 1987192923 U JP1987192923 U JP 1987192923U JP 19292387 U JP19292387 U JP 19292387U JP H089347 Y2 JPH089347 Y2 JP H089347Y2
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JP
Japan
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panel
panel body
upper frame
frame
groove
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JP1987192923U
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JPH0196990U (ja
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博 岩崎
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建物の窓や出入り口等の開口部の開閉をす
るためのパネルシヤツターの框材構造に関するものであ
る。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 今日、この種パネルシヤツターのなかには、パネル体
同志のチエン等の連結部材で一連状に連結し、開閉作動
時には隣接するパネル体を上下離間させるようにしたも
のがある。しかるにこのものが閉鎖する場合、先行する
パネル体上框材に後続パネル体下框材が接当することに
なるが、このとき指を挟んでしまう等の危険が有り安全
性に欠ける。
そこで、実開昭59-140694号公報に示す如く隣接する
パネル体間が離間している場合において、間隙を塞ぐよ
うにしたものがある。しかるにこのものは、閉鎖時、上
側パネル体が下側パネル体に対し収納方向に向けてずれ
てしまうのを、上框側に突設した係止片を下框側に形成
した凹溝に嵌合せしめることで防止しているが、この場
合、ずれ防止部は一箇所のみであつて、強度的に問題と
成り、しかも屋外側において雨仕舞対策を講じるために
はゴム製のエアタイト部材を必要とする等の欠点があり
問題となる。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃
することができるパネルシヤツターの框材構造を提供す
ることを目的として創案されたものであつて、複数のパ
ネル体を、チエン等の連結部材を介して一連上に連結
し、先行して下降するパネル体の上框に間隙を存して後
続するパネル体の下框を接当せしめることで順次閉鎖す
る一方、上昇するパネル体を横送りさせて並列状に収納
する収納レールを設けて成るパネルシヤツターにおい
て、前記上框には、収納横送り方向とは反対側面におい
て上方に突出し、後続パネル体と間隙を存している状態
で下框の収納横送り反対側面と重合する突出片と、該突
出片の収納横送り側に位置して形成される係合溝と、該
係合溝の収納横送り側に位置し、係合溝側が低くなるよ
う形成される傾斜ガイドとを設ける一方、下框には、収
納横送り側面において下方に突出し、先行パネル体と間
隙を存している状態で上框の収納横送り側面と重合する
突出片と、隣接パネル体同志が接当するとき前記傾斜ガ
イドに案内される状態で上記係合溝に嵌合係止してパネ
ル体の横ずれ防止をする係合受部と、該係合受部が係合
溝に嵌合する最終段階で上框側突出片の先端部が下側か
ら嵌入する下方が開いた凹溝とを設けたことを特徴とす
るものである。
そして本考案は、この構成によつて、指を挟むことが
ないようにしたものでありながら、雨仕舞に優れ、かつ
ずれ防止も確実に行うことができるようにしたものであ
る。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
図面において、1は開口部に建付けられるパネルシヤツ
ターであつて、該パネルシヤツター1を構成するパネル
体2の左右両端部には、連結チエン3並びにガイドロー
ラ4が設けられており、また、開口部左右両側に取付け
たガイドレール5の上方には連結チエン3が噛合するス
プロケツト6が配されている。
一方、7は横方向を向く収納レールであつて、該収納
レール7には前記スプロケツト6の駆動によつて連結チ
エン3が巻上げられた場合に、上昇かつ横移動したパネ
ル体2のガイドローラ4を受止め、これによつてパネル
体2は並列状になつて収納されるようになつている。
前記パネル体2は、上下框8、9、並びに左右框(図
示せず)によつて四周が枠組形成され、その中にガラス
板、アクリル板、鋳造板等の板材10が組付けられること
によつて構成されているが、上下框8、9は次の様に構
成されている。つまり上框8は、屋外側面に上方に向け
て突出する突出片8aが形成され、その突出片8a基端部の
内側、つまり収納横送り側に位置して係合溝8bが形成さ
れ、さらに係合溝8bの収納横送り側に位置して係合溝8b
側ほど低く形成された傾斜ガイド8eが形成されており、
また、屋内側面には下端縁部を残して屋外側に位置する
よう段差部8cが形成されている。
一方、下框9は、屋内側面に下方に向けて突出し、上
框8の段差部8cに対応する突出片9aが形成され、また屋
外側面に上端縁部を残して屋内側に位置するよう段差部
9bが形成されていて前記上框8の突出片8aに対応するよ
うになつている。さらに段差部9bの下端部には、係合受
部9cが下方に向けて突設されていて、上框8の係合溝8b
に対応するようになつている。
そして、シヤツター1の開閉過程、つまり連結チエン
3の張り状態において、第2図に示す如く下框突出片9a
は上框段差部8cと、上框突出片8aは下框段差部9bとそれ
ぞれ重合するようになつて上下框8、9間の間隙を塞
ぎ、指が入つてしまう等の不具合を未然に防止してい
る。そして、上框8に下框9が載置される過程で、係合
受部9cは、係合溝8bに嵌合案内されることになるが、さ
らに下框9の屋外側面下端部には下方が開いた凹溝9dが
設けられており、上框8の突出片先端部8dは凹溝9dに対
して、前記係合受部9cが傾斜ガイド8eによる案内を終え
て係合溝2bに嵌合案内された段階では、第2図の仮想線
に示すように未だ嵌合しないが、上下框8、9がこれを
越えて接当するとき漸く下側から嵌入係止されるように
なつていて、係合受部9cが係合溝8aに嵌合する最終段階
で先端部8dが凹溝9dに嵌合係止される設定となつてい
る。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、前述
した様に、シヤツター1の開閉作動時においては、上框
8と下框9は離間しているものであるが、室内側におい
ては下框突出片9aと上框段差部8cとが屋外側においては
上框突出片8aと下框段差部9bとがそれぞれ重合していて
隙間を塞ぎ、安全性を確保しており、しかもパネル体2
を収納レール7に継送すべく横移動させる場合に、上框
突出片8a、下框突出片9aが邪魔になることなく横移動す
る。
この様に、本考案が実施されたものにおいては、上框
8には屋外側に、下框9には屋内側にと相互に突設せし
めた突出片8a、9aによつて、収納時の横送りは許容され
る状態で指を挟む等の危険を防止できるものであるが、
上下框8、9を接当せしめた閉鎖状態において、上側パ
ネル体2の下側パネル体2に対する横送り方向のずれ防
止は、係合受部9cが係合溝8bに嵌合するものと、先端部
8dの凹溝9dへの嵌合との二個所でしかも上下方向に直線
的な嵌合で行われることとなる。従つて、ずれ防止が確
実となり、安全性に頗る富むこととなる。
しかもこの先端部8dの凹溝9dへの嵌合は、係合受部9c
の傾斜ガイド8eによる係合溝8bへの傾斜案内が終つて、
係合受部9cが係合溝8bに嵌合した位置決め状態となつた
以降に行われるので、先端部8dの凹溝9dへの嵌合形態
を、隙間の少ない下側からの溝嵌合とすることができ、
この結果、ここが迷路構造となつて雨仕舞いがこのまま
でも極めて良好となる。
また実施例においては、全閉時、内外何れもパネル面
が面一状となつていて意匠的に優れたものとなるが、さ
らに先端部8dの凹溝9dへの嵌合は、係合受部9cが係合溝
8bに嵌合する際、傾斜面によるガイド作用を受けること
によつて保障され、従つて確実な閉鎖ができるものであ
る。
[作用効果] 以上要するに、本考案は突如の如く構成されたもので
あるから、開口すべく上昇するパネル体の横送りに支障
がない様、上框には収納横送り反対側に、下框には収納
横送り側にそれぞれ突出片を設け、閉鎖作動時の隣接パ
ネル体間の間隙を塞いで指を挟むような危険を未然に防
止できるようにしたものでありながら、閉鎖時、パネル
体の横送り方向のずれ防止は、接当する框同志の係合受
部と係合溝との係合に加えて上框側突出片先端部の下框
側凹溝への嵌入による係合がなされて、二点での横ずれ
防止が行われ、この結果、強度的にも分散された横ずれ
防止がなされて安定したものにできる。
しかもこのもう一点の横ずれ防止は、収納横送り反対
側において、突出片先端部が下框側凹溝に下側から嵌入
してなされるものであり、そしてこの突出片先端部の下
框側凹溝への嵌入は、傾斜ガイドによる案内が終つて係
合受部が係合溝に嵌合した後の上下框同志が正確に位置
決めされた状態となつてからなされるものであるため、
下框側凹溝と突出片先端部とを、隙間が僅かなものであ
つても確実に嵌合させることができ、従つて、そのまま
優れた迷路構造となつて雨仕舞いの良いものとでき、従
来のようなゴム製のエアタイトを用いなければ雨仕舞い
がなされないこともなく、構造の簡略化が計れる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るパネルシヤツターの框材構造の一
実施例を示したものであつて、第1図はパネルシヤツタ
ーの概略斜視図、第2図は閉鎖作動時状態を示す作用説
明図、第3図は閉鎖時状態を示す作用説明図、第4図は
パネルシヤツターの要部断面図である。 図中、2はパネル体、3は連結チエン、4はガイドロー
ラ、5はガイドレール、6はスプロケツト、7は収納レ
ール、8は上框、8bは係合溝、8dは先端部、9は下框、
9cは係合受部、9dは凹溝である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のパネル体を、チエン等の連結部材を
    介して一連上に連結し、先行して下降するパネル体の上
    框(8)に間隙を存して後続するパネル体の下框(9)
    を接当せしめることで順次閉鎖する一方、上昇するパネ
    ル体を横送りさせて並列状に収納する収納レールを設け
    て成るパネルシヤツターにおいて、 前記上框(8)には、収納横送り方向とは反対側面にお
    いて上方に突出し、後続パネル体と間隙を存している状
    態で下框の収納横送り反対側面と重合する突出片(8a)
    と、該突出片の収納横送り側に位置して形成される係合
    溝(8b)と、該係合溝の収納横送り側に位置し、係合溝
    側が低くなるよう形成される傾斜ガイド(8e)とを設け
    る一方、 下框(9)には、収納横送り側面において下方に突出
    し、先行パネル体と間隙を存している状態で上框の収納
    横送り側面と重合する突出片(9a)と、隣接パネル体同
    志が接当するとき前記傾斜ガイドに案内される状態で上
    記係合溝に嵌合係止してパネル体の横ずれ防止をする係
    合受部(9c)と、該係合受部が係合溝に嵌合する最終段
    階で上框側突出片の先端部(8d)が下側から嵌入する下
    方が開いた凹溝(9d)とを設けたことを特徴とするパネ
    ルシヤツターの框材構造。
JP1987192923U 1987-12-19 1987-12-19 パネルシヤツターの框材構造 Expired - Lifetime JPH089347Y2 (ja)

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JPS59140694U (ja) * 1983-03-10 1984-09-20 文化シヤツタ−株式会社 パネル式シャッタ装置のパネル
JPH0248633Y2 (ja) * 1985-11-20 1990-12-20

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