JPH0893297A - 打掛金物の受金具 - Google Patents

打掛金物の受金具

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JPH0893297A
JPH0893297A JP23327394A JP23327394A JPH0893297A JP H0893297 A JPH0893297 A JP H0893297A JP 23327394 A JP23327394 A JP 23327394A JP 23327394 A JP23327394 A JP 23327394A JP H0893297 A JPH0893297 A JP H0893297A
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JP
Japan
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fitting
metal fitting
metal
product
door
Prior art date
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Withdrawn
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JP23327394A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kubo
全弘 久保
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 打掛金物を打掛金物の受金具に容易且つスム
ーズに嵌合でき、嵌合後に打掛金物のがたつきの少ない
打掛金物の受金具を提供する。 【構成】 扉等への固定部と、打掛金物と嵌合する凹溝
とを有し、凹溝の内側面を水平断面略円弧状に膨出した
凸曲面として形成した打掛金物の受金具により、打掛金
物又は打掛金物の受金具が多少傾いても、打掛金物と打
掛金物の受金具とを嵌合することができ、嵌合の際及び
嵌合後において打掛金物のがたつきを小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扉、門扉等に使用される
打掛金物の受金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、この種のものは打掛金物の受金
具としては図7に示す如く打掛金物を、打掛金物の受金
具の凹部103に嵌合し、本体部分101とフック10
2で打掛金物を挟み込むものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来例で
は、打掛金物の受金具の凹部の幅を大きくして打掛金物
の幅との隙間を大きくすると打掛金物を打掛金物の受金
具の凹部に嵌合するのは容易であるが、嵌合後に打掛金
物のがたつきを生ずる。一方打掛金物の受金具の凹部の
幅を小さくして打掛金物の幅との隙間を小さくすると打
掛金物を打掛金物の受金具の凹部に嵌合するのが困難に
なる。即ち打掛金物と打掛金物の受金具との嵌合により
接合されるべき部材同士が正規の位置から少しのずれを
生じただけで嵌合できなくなる。本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、打掛金物を打掛金物の受金具
に容易且つスムーズに嵌合でき、嵌合後に打掛金物のが
たつきの少ない打掛金物の受金具を提供することを目的
とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
打掛金物3の受金具4は、扉等への固定部1と、打掛金
物3と嵌合する凹溝2とを有し、凹溝2の内側面5又は
6を水平断面略円弧状に膨出した凸曲面として形成した
ことを特徴とするものである。
【0005】ここに拡開とは入り口7が隣接する部分に
比べ開いている即ちその幅が広がっていることをいい、
その幅が少しずつ広がる場合の他、急激に広がる場合を
含む。
【0006】本発明の請求項2記載の打掛金物3の受金
具4は、扉等への固定部1と、打掛金物3と嵌合する凹
溝2とを有し、凹溝2の内側面5及び6を水平断面略円
弧状に膨出した凸曲面として形成したことを特徴とする
ものである。
【0007】本発明の請求項3記載の打掛金物3の受金
具4は、請求項1又は請求項2記載の打掛金物3の受金
具4において凹溝2上部の入り口7を拡開するように形
成して成るものである。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の打掛金物3の受金具4
にあっては、まず打掛金物3と打掛金物3の受金具4と
の嵌合により接合されるべき扉等の部材同士を正規の位
置に設置する。その後一方の部材に固定された打掛金物
3を、他方の部材に固定された打掛金物3の受金具4の
凹溝2下部の打掛金物3との嵌合部8に落とし込み嵌合
する。打掛金物3の受金具4の内側面5又は6が水平断
面略円弧状に膨出した凸曲面を形成するので、打掛金物
3又は打掛金物3の受金具4が多少傾いても、打掛金物
3が打掛金物3の受金具4の凸曲面の一部分で接触する
ため打掛金物3と打掛金物3の受金具4とを嵌合するこ
とができ、嵌合の際及び嵌合後において打掛金物3のが
たつきが小さい。
【0009】本発明の請求項2記載の打掛金物3の受金
具4にあっては、打掛金物3の受金具4の内側面5及び
6が水平断面略円弧状に膨出した凸曲面を形成するの
で、打掛金物3又は打掛金物3の受金具4が多少傾いて
も、打掛金物3が打掛金物3の受金具4の両側の凸曲面
の一部分で接触するため打掛金物3と打掛金物3の受金
具4とを嵌合することができ、嵌合の際及び嵌合後にお
いて打掛金物3のがたつきが小さい。請求項1記載の打
掛金物3の受金具4の場合に比べ打掛金物3のがたつき
がさらに小さい。
【0010】本発明の請求項3記載の打掛金物3の受金
具4にあっては、請求項1又は2記載の打掛金物3の受
金具4において、凹溝2上部の入り口7を拡開するよう
に形成している即ち打掛金物3の幅より打掛金物3の受
金具4の凹溝2上部の入り口7の幅を広くしてあるの
で、打掛金物3を打掛金物3の受金具4に嵌合する際
に、扉が正規の位置から少しずれていても打掛金物3が
上から下へスムーズに落とし込まれ嵌合される。
【0011】
【実施例】図1乃至図5に示す打掛金物の受金具は本発
明の一の実施例である。図1に示すのは、本発明の一の
実施例である打掛金物の受金具の断面図である。打掛金
物3の受金具4は扉等への固定部1と、打掛金物3と嵌
合する凹溝2を有する。その材質は金属、プラスチッ
ク、木材等が適切である。
【0012】図2に示すのは、本発明の一の実施例であ
る打掛金物の受金具が把手に組み込まれた状態を示す平
面図である。該把手はレバー13と、扉取付部14、1
5と、打掛金物3と、打掛金物3の受金具4とから構成
されている。打掛金物3の受金具4は該固定部1にボル
ト等を挿通して扉取付部14に固定される。打掛金物3
は扉に平行方向に回転自在であり、打掛金物3を回転さ
せて打掛金物3の受金具4に嵌合する。扉取付部14、
15はそれぞれ別の扉に取付られ、打掛金物3と打掛金
物3の受金具4との嵌合により両扉が接合されるもので
ある。
【0013】以下に打掛金物3が、打掛金物3の受金具
4に嵌合する場合について説明する。
【0014】まず接合されるべき扉同士を正規の位置に
設置する。その後打掛金物3を回転させて受金具4の凹
溝2の嵌合部8に落とし込むことにより嵌合する。図3
は本発明の一の実施例である打掛金物3の受金具4と打
掛金物3とが嵌合した場合の断面図である。凹溝2の幅
は打掛金物3の幅より僅かに大きく設定し、打掛金物3
を打掛金物3の受金具4にスムーズに嵌合すると共に、
嵌合後のがたつきを小さくしている。また内側面5、6
は各々の中央部に水平断面半球状の凸曲面11、12を
形成し、この凸曲面11、12により凹溝2上部の入り
口7を広がるようにしている即ち打掛金物3の幅より打
掛金物3の受金具4の凹溝2上部の入り口7の幅を広く
してあるので、打掛金物3を打掛金物3の受金具4に嵌
合する際に、扉が正規の位置から少しずれていても打掛
金物3が上から下へスムーズに落とし込まれ嵌合され
る。かかる嵌合により扉同士が接合されることになる。
凸曲面11、12は受金具4と一体的に製造されたもの
であっても、受金具4の製造後に後付けされたものであ
ってもよい。凸曲面11、12の材質は受金具4と同一
の物であっても、異なる物であってもよい。また半球の
曲率半径、凸曲面の体積については特に限定するもので
はない。
【0015】図4、図5は本発明の一の実施例である打
掛金物3の受金具4と打掛金物3とが嵌合する場合の平
面図である。図4は打掛金物3が、打掛金物3の受金具
4に対して傾いていない場合の嵌合状態を示している。
凸部11、12は左右対称の半球状の凸部であり、該凸
部11、12は受金具4と一体的に製造されたものであ
っても、受金具4の製造後に後付けされたものであって
もよい。
【0016】図5は打掛金物3が、打掛金物3の受金具
4に対して図5上で少し右下に傾いている場合の嵌合状
態を示している。接合されるべき扉同士が正規の位置か
ら少しずれた場合にこのような状態になる。この場合で
あっても打掛金物3が半球状の凸曲面11の一部分16
と半球状の凸曲面12の一部分17とでそれぞれ接触す
るため、打掛金物3と打掛金物3の受金具4とを嵌合す
ることができ、嵌合の際及び嵌合後において打掛金物3
のがたつきが小さい。上述のように接合されるべき扉同
士が正規の位置から少しずれた場合にも嵌合ができ、嵌
合の際及び嵌合後において打掛金物3のがたつきが小さ
い。
【0017】図6、図7に示す打掛金物の受金具は本発
明の別の実施例である。図6に示すのは、本発明の別の
実施例である打掛金物の受金具の断面図である。これは
図1乃至図5に示す打掛金物の受金具と同一材質、略同
様の構成で同様の使用方法で使用される。
【0018】この場合片側の内側面6は中央部に水平断
面半球状の凸曲面12を形成し、この凸曲面12によ
り、凹溝2上部の入り口7が広がるようにしているの
で、打掛金物3を打掛金物3の受金具4に嵌合する際
に、扉が正規の位置から少しずれていても打掛金物3が
上から下へスムーズに落とし込まれ嵌合される。
【0019】図7は打掛金物3が、打掛金物3の受金具
4に対して図7上で少し右上に傾いている場合の嵌合状
態を示している。この場合片側内面6にのみ半球状の凸
曲面12を形成しているので、打掛金物3は片面は半球
状の凸曲面12の一部分20と接触するため、打掛金物
3と打掛金物3の受金具4とを嵌合することができ、嵌
合の際及び嵌合後において打掛金物3のがたつきが小さ
いが、他の片面は受金具4と接触しないため、図5の場
合に比べがたつきが小さいという効果は小である。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の打
掛金物3の受金具4にあっては打掛金物3又は打掛金物
3の受金具4が多少傾いても即ち接合されるべき扉等の
部材同士が正規の位置から多少ずれていても、打掛金物
3と打掛金物3の受金具4とを嵌合することができ、嵌
合の際及び嵌合後において打掛金物3のがたつきが小さ
い。
【0021】本発明の請求項2記載の打掛金物3の受金
具4にあっては打掛金物3又は打掛金物3の受金具4が
多少傾いても即ち接合されるべき扉等の部材同士が正規
の位置から多少ずれていても、打掛金物3と打掛金物3
の受金具4とを嵌合することができ、嵌合の際及び嵌合
後において打掛金物3のがたつきが小さい。請求項1記
載の打掛金物3の受金具4の場合に比べ打掛金物3のが
たつきがさらに小さい。
【0022】本発明の請求項3記載の打掛金物3の受金
具4にあっては打掛金物3又は打掛金物3の受金具4が
多少傾いても即ち接合されるべき扉等の部材同士が正規
の位置から多少ずれていても、打掛金物3と打掛金物3
の受金具4とを容易かつスムーズに嵌合することがで
き、嵌合の際及び嵌合後において打掛金物3のがたつき
が小さい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である打掛金物の受金具の断
面図である。
【図2】同上打掛金物の受金具が把手に組み込まれた状
態を示す平面図である。
【図3】同上打掛金物の受金具と打掛金物とのを嵌合状
態を示す断面図である。
【図4】同上打掛金物の受金具と打掛金物とのを嵌合状
態を示す平面図である。
【図5】同上打掛金物の受金具と打掛金物とのを嵌合状
態を示す平面図である。
【図6】本発明の別の実施例である打掛金物の受金具の
断面図である。
【図7】同上打掛金物の受金具と打掛金物との嵌合状態
を示す平面図である。
【図8】本発明の従来例である打掛金物の受金具の断面
図である
【符号の説明】 1 扉等への固定部 2 凹溝 3 打掛金物 4 打掛金物の受金具 5 内側面 6 内側面 7 入り口 11 凸部 12 凸部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉等への固定部1と、打掛金物3と嵌合
    する凹溝2とを有し、凹溝2の内側面5又は6を水平断
    面略円弧状に膨出した凸曲面として形成したことを特徴
    とする打掛金物3の受金具4。
  2. 【請求項2】 扉等への固定部1と、打掛金物3と嵌合
    する凹溝2とを有し、凹溝2の内側面5及び6を水平断
    面略円弧状に膨出した凸曲面として形成したことを特徴
    とする打掛金物3の受金具4。
  3. 【請求項3】 凹溝2上部の入り口7を拡開するように
    形成して成る請求項1又は請求項2記載の打掛金物3の
    受金具4。
JP23327394A 1994-09-28 1994-09-28 打掛金物の受金具 Withdrawn JPH0893297A (ja)

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JP23327394A JPH0893297A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 打掛金物の受金具

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JPH0893297A true JPH0893297A (ja) 1996-04-09

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JP (1) JPH0893297A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274553A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nippon Koki Kk 吊り下げ式伸縮扉
JP2017136992A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 スズキ株式会社 車両用スロープ収納機構
JP2019138130A (ja) * 2018-02-09 2019-08-22 積水樹脂株式会社 門扉

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20020115