JPH0892924A - 防眩機能を有する道路用防護柵 - Google Patents

防眩機能を有する道路用防護柵

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Publication number
JPH0892924A
JPH0892924A JP22927394A JP22927394A JPH0892924A JP H0892924 A JPH0892924 A JP H0892924A JP 22927394 A JP22927394 A JP 22927394A JP 22927394 A JP22927394 A JP 22927394A JP H0892924 A JPH0892924 A JP H0892924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
road
fence
vertical
crushed
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22927394A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Sagawa
就一 佐川
Naoki Hayashi
直樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Jushi Corp
Original Assignee
Sekisui Jushi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Jushi Corp filed Critical Sekisui Jushi Corp
Priority to JP22927394A priority Critical patent/JPH0892924A/ja
Publication of JPH0892924A publication Critical patent/JPH0892924A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 景観や施工性がよく、車両運転者の視界を遮
らない、道路の中央分離帯に設置される防眩機能を有す
る道路用防護柵を提供する。 【構成】 複数本の支柱1を所定間隔をおいて設け、支
柱1間に柵体2をさし渡す。柵体2は上下にほぼ平行な
横桟21に多数本の管状縦桟22を所定間隔をおいてさ
し渡して形成する。各縦桟22の所定長さ分を押しつぶ
して偏平部23を設ける。偏平部23は横桟21の長さ
方向とほぼ直角又は斜めに角度をなす方向に縦桟22の
径が拡大するように押しつぶす。偏平部23が防眩板の
役目を果たすようにして道路の中央分離帯に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は道路の中央分離帯に設置
され、夜間対向車のヘッドライトの光が直接車両運転者
の目に入るのを防ぐ防眩機能を有する道路用防護柵に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、道路の中央分離帯に設置される眩
光防止施設として、例えばルーバー式パネルを柵体とし
た防眩柵や、エキスパンドメタルや合成樹脂製遮光ネッ
トからなる防眩網が知られており、これらは中央分離帯
に沿ってガードレール等の防護柵に取り付けられて設置
されている。又、車両の走行方向とほぼ直角をなす防眩
板が所定間隔をおいてガードレール等の防護柵に取り付
けられたものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の防眩柵や防眩網は、対向車のヘッドライトの光を
遮る効果は十分である反面、車両運転者の視界を遮り、
運転者に精神的な圧迫感を与え、交通安全上必ずしも好
ましいものではないと共に、防護柵と別途に設けなけれ
ばならず施工に手間がかかる問題点がある。又、防眩板
の場合は、防眩柵や防眩網に比べ車両運転者の視界をそ
れ程遮らない反面、現場において1枚ずつ所定間隔をお
いて取り付け施工しなければならず、施工に手間がかか
ると共に、景観を損なう問題点がある。
【0004】本発明はかかる従来の問題点を解消した防
眩機能を有する道路用防護柵を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は縦格子柵の管状縦桟を押しつぶして縦桟に
偏平部を設け、この偏平部が防眩板の役目を果たすよう
にし、縦格子柵の防護柵に防眩機能を付与したものであ
る。すなわち、本発明防眩機能を有する道路用防護柵
は、所定間隔をおいて設けられた支柱間に柵体がさし渡
されてなり、柵体は上下の横桟に多数本の管状縦桟が所
定間隔をおいて並んでさし渡され、各縦桟は所定長さ分
が押しつぶされて偏平部が設けられ、偏平部は横桟の長
さ方向とほぼ直角又は斜めに角度をなす方向に縦桟径が
拡大するように押しつぶされたものである。
【0006】
【作用】所定間隔をおいて並んだ縦桟に所定長さの偏平
部が設けられ、この偏平部は横桟の長さ方向とほぼ直角
又は斜めに角度をなす方向に縦桟径が拡大するように縦
桟が押しつぶされているので、本発明道路用防護柵を道
路の中央分離帯に沿って設置すると、縦桟の偏平部が走
行車両とほぼ対向し、夜間対向車のヘッドライトの光に
よる眩惑を防止できる。又、車両運転者が縦桟間から外
部を透視でき、運転者の視界が遮られず、精神的な圧迫
感を与えるようなことがない。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明について説
明する。図面において、1は支柱、2は柵体であって、
所定間隔をおいて列設された複数本の支柱1間にそれぞ
れ柵体2がさし渡されて防護柵が形成されている。支柱
1、柵体2とも金属製となされ、その取り付け方法は取
付金具、ボルト等の使用や溶接等の適宜公知の方法によ
り取り付けられればよい。
【0008】柵体2は上下にほぼ平行に配された横桟2
1に多数本の管状縦桟22が所定間隔をおいて並んでさ
し渡されて形成され、一般に横桟21の両端部が支柱1
に取り付けられている。横桟21と縦桟22との接合方
法は溶接、ビス止め、取付金具の使用等適宜方法により
接合されればよい。又、横桟21、縦桟22の断面形状
は通常円形となされているが、方形、だ円形、多角形等
適宜他の形状であってもよい。
【0009】上記柵体2の管状縦桟22は、所定長さ分
がプレス加工により押しつぶされて偏平部23が設けら
れている。この偏平部23は、図2の如く横桟21の長
さ方向と斜めに角度をなす方向に縦桟22の径が拡大す
るように押しつぶされていてもよいし、図3の如く横桟
21の長さ方向とほぼ直角方向に縦桟22の径が拡大す
るように押しつぶされていてもよい。又、上記図2の場
合、横桟21の長さ方向の軸線と偏平部23とのなす角
度αは約45度以上が防眩効果の面から好ましい。
【0010】又、図1の場合、偏平部23は縦桟22の
全長の2/3程度の長さ分が押しつぶされて形成されて
いるが、これに限定されるものではないと共に、縦桟2
2の全長に対して偏平部23の占める割合が大きい程、
防眩効果がよく好ましい。又、偏平部23は上記図1の
場合は縦桟22の上側寄りの位置に設けられているが、
縦桟22の全長にわたって設けられていてもよいし、中
央部や下端部寄りの位置に設けられてもよい。
【0011】さらに、一般的に各縦桟22の偏平部23
の形成位置が揃うようになされているのが防眩効果の面
から好ましいが、相隣る縦桟22の偏平部23の形成位
置が一部重複するようにしてずらされていてもよい。な
お、相隣る縦桟22間の間隔も、防護柵の設置場所や偏
平部23の形成方向等によって防眩効果が発揮できる程
度に適宜決められればよい。
【0012】しかして、本発明道路用防護柵は、道路の
中央分離帯に沿って設置され、縦桟22の偏平部23が
走行車両とほぼ対向するようになされている。すなわ
ち、図4の如く、夜間車両のヘッドライトの光が対向車
線側に照射されるのを防ぐようにして、偏平部23が車
両の走行方向矢印a,bと対向されて中央分離帯3に沿
って設置される。
【0013】又、道路の交差点付近では、上記図4と同
様に設置されてもよいが、図5の如く、上記図4の偏平
部23の形成方向が反転された防護柵が設置されると、
例えば交差点付近で矢印a方向に走行中の車両運転者が
相隣る縦桟22の偏平部23間から横断歩道4を横断中
の歩行者を見透しやすく好ましい。
【0014】
【発明の効果】以上詳述した如く、本発明防眩機能を有
する道路用防護柵は、所定間隔をおいて並んだ縦桟に所
定長さの偏平部が設けられ、この偏平部は横桟の長さ方
向とほぼ直角又は斜めに角度をなす方向に縦桟径が拡大
するように縦桟が押しつぶされているので、防護柵を道
路の中央分離帯に沿って設置すると、縦桟の偏平部が走
行車両とほぼ対向し、夜間対向車のヘッドライトの光に
よる眩惑を防止できる。
【0015】又、車両運転者が縦桟間から外部を透視で
き、運転者の視界が遮られず、精神的な圧迫感を与える
ようなことがなく、交通安全に役立つ。さらに、中央分
離帯に設置することにより防護柵としての機能と防眩柵
としての機能の両方を発揮でき、施工性がよく、景観を
損なうようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明道路用防護柵の一実施例を示す一部切欠
正面図である。
【図2】図1のA−A線における一部切欠拡大断面図で
ある。
【図3】本発明道路用防護柵の他の実施例を示し、図2
に対応する一部切欠拡大断面図である。
【図4】本発明道路用防護柵の道路の中央分離帯への設
置状態を示す平面視の説明図である。
【図5】本発明道路用防護柵の交差点付近の中央分離帯
への設置状態を示す平面視の説明図である。
【符号の説明】
1 支柱 2 柵体 21 横桟 22 縦桟 23 偏平部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔をおいて設けられた支柱間に柵
    体がさし渡されてなり、柵体は上下の横桟に多数本の管
    状縦桟が所定間隔をおいて並んでさし渡され、各縦桟は
    所定長さ分が押しつぶされて偏平部が設けられ、偏平部
    は横桟の長さ方向とほぼ直角又は斜めに角度をなす方向
    に縦桟径が拡大するように押しつぶされた防眩機能を有
    する道路用防護柵。
JP22927394A 1994-09-26 1994-09-26 防眩機能を有する道路用防護柵 Pending JPH0892924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22927394A JPH0892924A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 防眩機能を有する道路用防護柵

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JP22927394A JPH0892924A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 防眩機能を有する道路用防護柵

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Publication Number Publication Date
JPH0892924A true JPH0892924A (ja) 1996-04-09

Family

ID=16889533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22927394A Pending JPH0892924A (ja) 1994-09-26 1994-09-26 防眩機能を有する道路用防護柵

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JP (1) JPH0892924A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006121224A1 (en) * 2005-05-10 2006-11-16 Geo Do Industry Co., Ltd. A rotating type glare screen
CN103103943A (zh) * 2012-12-13 2013-05-15 朱春梅 一种防跨栏报警道路护栏
JP2023002959A (ja) * 2021-06-23 2023-01-11 株式会社トモエ 高架道路のフェンス構造

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