JPH08928U - 全面にフィンのある蒸発器コア - Google Patents

全面にフィンのある蒸発器コア

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JPH08928U
JPH08928U JP1159995U JP1159995U JPH08928U JP H08928 U JPH08928 U JP H08928U JP 1159995 U JP1159995 U JP 1159995U JP 1159995 U JP1159995 U JP 1159995U JP H08928 U JPH08928 U JP H08928U
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ジョン ジー バーガーズ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸発器の利用可能な全面積のうち熱交換に利
用できる部分の割合を増大させる。 【解決手段】 自動車用の空調機で用いられる平板型熱
交換器ないし蒸発器が開示されている。熱交換器は積層
された板の対を有する。板の対は各板の対の板間に横方
向に延びた冷媒流体通路を有し、板の対間の空間は空気
流通路を形成し、これらの空気通路はその内部に配置さ
れたフィンを有する。一つの態様においては、隣接する
板の対の異なるサイズの管が嵌挿され、その後ろう付け
されて、表面積の大きい、流体密封的接合が形成された
ときに流体流入および流出通路が形成される。管相互間
に形成された流体密封接合は、現在用いられている絞り
加工された碗状部組立体よりも破断抵抗が大きい。これ
らの冷媒流体流入および流出通路は蒸発器の縁から内側
に寄った位置に設けられており、積層体に横断方向に延
びてそれを貫通し、流入および流出通路は、板相互間に
配置された横方向流体通路に連通している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一般的に自動車用の板型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車で用いられる、例えば空調機用の熱交換器は周知であり、一般に平板型 である。平板型の熱交換器(蒸発器と呼ばれることもある)は、交互の隣接する 横方向に延びた流体および空気流通路を持つ。冷媒流体通路には、その中に配置 された複数の流体流れ障害物を備え、その中に配置されたくぼみを持つ細長い板 (プレート)の対を共に結合することにより形成される。そのように形成された 複数の流体流れ障害物は、流体流通路内に曲りくねった流経路を形成して、乱流 を形成し、通路の壁と冷媒流体との接触面積を増加させ、これにより空気から流 体への熱伝達の効率を上昇させる。
【0003】 一つの型の蒸発器では、冷媒流体流入口および流出口が細長い板の端に隣接す る位置に配置されている。これは、例えば米国特許第4,700,455号明細書(Sacca )および米国特許第4,600,053号明細書(Patel外)に示されている。これらの口 は各板の端部に隣接する位置に配置された碗状部と呼ばれることのある隆起部か ら形成されている。隆起部は一般に円形であり、碗状部の底に唇状部を有し、そ の縁部は碗状部の底の開口を規定する。細長い板の対が接合されると、対の各板 の碗状部は整列し、それを横断方向に貫通する流体流入または流出通路を形成す る。流入口に入る流体はこれらの相対する碗状部部分内に配置された入口を通っ て板相互間の横方向流体通路に入る。
【0004】 これらの互いに接合された板の対を複数個接合することにより蒸発器が組み立 てられる。板の対は碗状部の底の唇状部の周囲において互いに結合され、ろう付 けにより確実な密封が形成される。このようにして、多数板組立体が作られる。 空気流通路は隣接する板の対相互間に存在する。そこには、熱交換効率を高くす るため、表面積を大きくするためのフィンが配置されている。
【0005】 他の型の熱交換器では、流通口を含む入口および出口タンクが互いに隣接し、 熱交換器の一端に配置されている。その例は米国特許第4,696,342号明細書(Yam auchi外)および米国特許第4,723,601号明細書(Ohara外)に開示されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
これらの熱交換器の欠点は、熱交換器の前面の全部が利用されていないため効 率が低いことである。これは、流体通路を含む冷媒入口および出口タンク部がそ の両側の全幅にわたって配置されているためである。タンク部により占められる 領域には、フィンを設けることができなくなり、ダクト面積に対するフィンの領 域の占める割合が1より小さくなり、典型的には0.70ないし0.80程度となる。
【0007】 上記の絞り(drawing)により形成した碗状部組立て体を用いたこれらの熱交 換器の他の欠点は、組立ての際に、2つの板の相対的位置決めに関しきちんとし た、正確な制御が必要なことである。これは隣接する碗状部の唇状部間に良好な 密封を得ることが熱交換器の適切な動作のために重要だからである。これに加え て、これらの型の表面積の大きいおよび支持されていない接合は破裂強度(burs t strengths)が低く、破断(rupture)をし勝ちである。これは、塩素例えばR- 12を有する空調機を環境に対し安全な物質に置き換えるに連れ、ますます重要に なるであろう。これらのうちの幾つかのもの、例えばR-134は現在の冷媒よりも 動作蒸気圧が高く、従ってこの代替冷媒を用いた熱交換器はより大きな破裂強度 を有することが要求されるからである。
【0008】 英国特許明細書A-1,305,464(1973年1月31日)は、電気トランスの冷却油の循 環のためのシート状金属放熱器組立体を示している。この熱交換器は多数の離隔 した、起立した板ユニットで構成され、各板ユニットはその全体が1対の薄いシ ート状鋼のスタンピング(stamp)されたもので構成されている。この組立体は頂 部および底部のヘッダー部を有し、これらは板の頂部および底部の管状の延長部 により形成されており、これらの延長部は互いに嵌挿され、ろう付けされている 。この公知の構造では、板の対相互間に配列されたフィンがなく、板の対相互間 の空間は各ヘッダーを形成するために用いられる管状の内部接続部材の基部付近 に設けられた肩部により定められる。
【0009】 従来の型の熱交換器は長い、平なフィンアレイ(列)を貫通し、フィンを通し て多くの平行な経路を形成し、これにより前面の全体に空気の流れを形成するこ とを可能にする小径の管を備えている。この型の熱交換器の欠点は、熱い流体が 熱交換器を流れる間に接触する表面積が比較的小さいことである。これは流体が 管を通るという制約を受けているためである。
【0010】 従来の空調用蒸発器の他の欠点は、熱交換器の各部における冷媒流体滞留時間 (residence times)に関する。従来の熱交換器のある部分における冷媒流れの 速さは他の部分に比べて低く、デッドゾーンないしスポットが形成されることが 観察されている。蒸発器出口の近傍における動作条件において、冷媒は化学的破 壊(chemical breakdown)を受け、強酸、例えば塩酸およびフッ化水素酸を形成 しやすい。これらの酸は、ろう付け接合部に腐食を生じさせ、デッドゾーンにピ ンホールを生じさせることが知られている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案はフィンが全体に形成された板型熱交換器を提供する。本考案の一つの 態様によれば、フィンが全体に形成された熱交換器は、複数の結合された板の対 を有し、対の各板はほぼ平らな部分を有し、各対の板は互いに密封可能に結合さ れており、平な部分は互に離されて、その間に位置する長手方向の流れ通路を囲 み、隣接する板対間に横方向空気通路を構成する空間を形成する。板は各々板の 周縁から離れた位置で、板を貫通する少なくとも2つの開口を有する。一つの板 の各開口は、対の他方の板の開口と整列している。板は、各開口の周辺を囲み、 板から横断方向に延びた管を備えている。複数の板の対が互いに離隔した関係で 積層され、各対から延びた各管は隣接する板の対から延びた管と整列しており密 封的結合を形成し、該結合は管の少なくとも一方の一部と重なるオーバーラップ 部を含む。各上部板の管はそれから上向きに突出し、各下部板の管は、それぞれ の下部板から反対の横断方向に突出している。管も板の対も、開口の領域内には 各上部板の管を、それに接続された下部板の管に対して、管の軸方向に位置決め するスペーシング手段を有しない。接続された管はほぼ横断方向の流通路を囲み 、これらの横断方向の流通路は互いに離隔され、横方向通路と連通している。さ らに、横断方向の通路の一つと連通した流入口を形成する手段と、横断方向の通 路の他のものと連通した流出口を形成する手段とが設けられている。横断方向の 通路は、端部と、流入口および流出口と連通していない上記端部を閉鎖する手段 とを有する。横方向通路にはフィンが配置され、板と熱的に接触し、それを貫通 する横断方向の流体通路を有する。フィンの外側端部区域は管に対し横方向に隣 接する位置、または管から長手方向の外側の位置にある。外側端部区域の横方向 位置は板の長手方向の縁部に垂直の方向にある。
【0012】 本考案の他の態様によれば、板型熱交換器が複数の結合された板の対を有し、 各対が上部板と下部板とを備え、上記対の各板はほぼ平な部分と、板の長さ方向 に延びた2つの長手方向の縁部と、上記長手方向の縁部を連結する2つの端縁と を備え、各対の板は密封的に結合され、上記平な部分は、離隔されてそれらの間 に延びた長手方向の流通路を囲み、隣接する板の対間に横方向の空気通路を形成 する空間を形成し、板は各々それを貫通する少なくとも2つの開口を有し、上記 開口は板の周縁から離隔され、一つの板の各開口は上記板の対の他方の板の開口 とほぼ整列し、板は各開口の周辺を囲み、板からそれに対し横断方向に延びた接 続部を備え、上記複数の板の対は離隔した関係で積層され、板の対から延びた各 接続部は隣接する板の対から延びた接続と接続されて密封結合を形成し、上記接 続部はほぼ横断方向の流通路を囲み、上記横断方向の流通路は互に離隔され上記 横方向の流通路と連通しており、さらに上記横断方向の通路の一つと連通する流 入口を形成する手段と、上記横断方向の通路の他方と連通する流出口を形成する 手段とを備え、上記横断方向の通路は、端部と、上記流入および流出口と連通し ていない上記端部を閉鎖する手段とを備え、さらに上記横方向の空気通路内に配 置されたフィンを備え、上記フィンは上記板と熱的に接触し、そこを貫通する横 断方向の流体通路を有し、上記接続部は管であり、上記密封結合は上記管の少な くとも一つの一部と重なるオーバーラップ部を有し、各上部板の管はそれぞれの 上部板から上向きに突出し、各下部板はそれぞれの下部板から反対の横断方向に 延び、上記板の上記端縁は各々その平な部分から横断方向に延びたフランジ部材 を備え、上記フランジ部材は曲った端部を備え、該曲った端部は隣接する板の対 のフランジ部材の曲った端部と重なり、上記フィンの外側端部区域は上記管の横 方向に隣接する位置または上記管から長手方向の外側の位置にあり、上記外側端 部区域の横方向の位置は板の長手方向の縁部に対し垂直な方向にあることを特徴 とする。
【0013】
【考案の実施の形態】
熱交換器およびその部品を作る方法の好ましい実施形態および他の実施形態を 以下に例として図面を参照して説明する。
【0014】 本考案のフィンが全体に設けられた蒸発器の構造および動作を説明する。熱交 換器の異なる実施形態の類似の部分を示すために同様の符号が用いられる。
【0015】 図1および図2を参照し、フィンが全面に設けられた蒸発器ないし熱交換器は 全体が符号10で示されており、複数の細長い板12を含む。板12は隣接する 対18を形成するように配置されている。各対18は上部板14と下部板16と を備え、冷媒流通路20をそれらの間に形成するように密封されている。そのよ うな板の対18が後述するように結合されて熱交換器10を形成している。空気 通路22は隣接する板の対18相互間に配置されており、フィン24は空気通路 22内に配置されており、フィン24は隣接する板の対18と熱的に接触して、 フィン24と空気通路22中を流れる空気の間の熱交換のための表面積を大きく している。
【0016】 熱交換器10は熱交換器10の上部から突出した冷媒流体流入口26と冷媒流 体流出口28とを含む。口26および28は熱交換器10の端部ないし縁部30 から内側に寄った位置に設けてある。熱交換器10は上部保護板32を備え、口 26および28は例えばこの上部保護板32を貫通する。板32は最上部の板の 対に隣接して設けられ、最上部のフィン24を損傷から保護する。蒸発器10は さらに下部保護板34を有する。この下部保護板34は、最下部のフィン24を 損傷から保護するだけではなく、蒸発器10を据え置くときの支持構造の役割を 果す。
【0017】 図2は流入口26と連通した冷媒流体流入通路36と、流出口28と連通した 流体流出通路37を備えた熱交換器10を示す。通路36、37は板の対18お よびフィン24に対し横断する方向に延び、また熱交換器10の内部を貫通して いる。
【0018】 図3は熱交換器の他の実施形態を示す。この熱交換器は全体が符号40で示さ れており、熱交換器10と類似であるが、流入口26’および流出口28’が熱 交換器40の同じ側に、但しそれぞれ下部および上部板34、32に隣接した位 置に設けられている。延長管41は流出口28’を横断方向の流通路36’と接 続している。もう一つの延長管44は流入口26’を横断方向の流通路37’と 接続している。プラグ42および43は流入および流出通路37’および36’ に設けられている。プラグ42、43の役割については後述する。
【0019】 板12および通路36および37の種々の実施形態の構造および製法の詳細を 図4ないし9を参照して説明する。
【0020】 図4の分解斜視図を参照し、板の対18は上部の板14および下部の板16を 含む。板14および16は同一である。従って、以下の説明は両方の板に同じよ うに当てはまる。板14、16は中央の平な部分56を含み、各板に均一に分布 した複数のくぼみ58を有する。各板は一対の互いに離隔された開口60を有す る。開口60は板の周縁62から内側に寄った位置に設けてある。管64および 66が、それぞれの開口60の周縁と一体に形成されまたは密封するように接合 され、板を横断する方向に、かつ板からくぼみ58とは反対の向きに、延びてい る。板は周縁62に隣接した位置に隆起縁部68を有する。この点は図4の下半 分に最も良く示されている。くぼみ58および隆起縁部68は板56から同じ距 離だけかつ板を横断する方向に延びている。
【0021】 管64は直径がD1であり、管66は直径がD2であり、D1がD2より大き くて管66が他の板に配置された対応する管64内に嵌挿されるのが望ましい。 この嵌挿を容易にするため、直径の小さい管66を70において径方向の内側に 曲げ(図6)、管64を72において広げることとしてもよい。
【0022】 図7を参照し、板14、16は、一端の近くに配置され、くぼみ58と同じ方 向に延びた、ほぼ球状の突出部74を有する。球状の受け部78が板の他方の端 の近くに配置され、突出部74とは反対の方向に延びている。突出部74および 受け部78は、熱交換器の組み立て中に、板14および16が横方向に動くのを 防ぐために設けられている。突出部74は板相互の間隔D3の半分よりも長い距 離だけ延びており、板が互いに圧縮(compress)されたときに、受け部78に受 入れられ、これにより板の横方向の動きを防ぐ。望ましくは、各板の突出部74 と受け部78は管64および66を結ぶ線上に配置され、また各々間に隣接して 設けられ、板相互間の流通路における付加的流れ障害物を形成する。
【0023】 板の対18は、板を圧縮することにより個々に組み立てられる。この際、各板 の隆起縁部68は整列し、また一つの板の突出部74は他の板の受け部78に受 入れられる。組み立てられたとき、板の対は2対の同心的に整列した管を含む。 各板の開口60が板の対の他の板の開口60と整列するよう配置される結果、上 記同心的整列が達成される。各板に付着した各対の管は、異なる直径を有するよ うに形成されている。隣接する板の対は、一つの板の直径の大きい管を隣接する 板の対の直径の小さい管と同一直線上に整列するように、板を整列させることに より、互に結合される。板の対は次に圧縮され、図6に示すように、小さな管が 大きな管に嵌挿される。
【0024】 図8は、隣接する板の対、例えば板の対110、112間における、管の結合 方法の他の例を示す。管114および116は同じ直径を有するように、かつま たその長さは、板を組み立てて熱交換器のコアを形成したとき管が互に重なり合 うことのないように、十分短くされる。この結合方法では、板の対110および 112が組み立てられたとき、管116および114がカラーないし保持リング 118に挿入される。熱交換器の全体が組み立てられ、ろう付けされたとき、カ ラー118と管116、114の間に流体密封接合が形成される。
【0025】 図6および図8はまた、板の配置の異なる例を示す。板の周縁端部は、横断す る方向に延びたフランジ部材100、130を含む。フランジ部材は曲った端部 102、132を有する。板の対90、92、110、112が互に結合された とき、それぞれの曲った部分102、102’、132、132’は重なり合い 、板の対を保持し、またとがった縁の形成を防止する。これらの重なり合うフラ ンジはまた空気流通路22の限界の一部を形成する。
【0026】 本考案にかかる熱交換器の他の実施形態においては、板の対の端部において、 開口60の近くで、くぼみ58の代りに方向性のあるリブ(図示しない)が設け られ、冷媒が端部から流出するようにしている。
【0027】 板の各端に2以上の管64または66を形成し、熱交換器に2以上の流体流入 または流出通路を設け得ることが当業者には自明であろう。
【0028】 図9および図10は板160に管部64、66を形成する2つの方法を示して いる。図9は好ましい製造技術を示す。この方法は、穿孔および引張り(stretc h)法であり、板160の所望の管の位置に対応する162(図9(a))に穿 孔をする。次に板の穴162の近傍を引張り、直径D1の管164を形成する( 図9(b))。もし必要なら、引張り工程により所望の長さが得られなかった場 合に、管部164をアイヨニング(ironinig)により伸ばすこともできる(図9 (c))。径の小さい管の端部は図9(d)に166で示すように内向きに曲げ られる。径の大きい管の端部は外向きに広げられる(図示しない)。
【0029】 管164の直径は、熱交換器の流量を充分な値に維持し、これにより流量の低 いデッドゾーンないし領域の形成の可能性を最小限にするため、0.6ないし2 cm (1/4ないし3/4 inches)であるのが望ましい。
【0030】 図10は板180に管部を形成する他の方法を示す。この方法では、最初に公 知の絞り(drawing)により閉鎖した管部182を形成し(図10(a))、次 に穿孔により、開口184を形成する(図10(b))。次にアイヨニングによ り管部182を図10(c)に示すように真っ直ぐにし、伸ばす。管182は外 径がD1である。他の、小さい径D2の管192が板180に同じようにして形 成される(図10(e)および図10(g))。径の大きい管部の端部は図10 (d)に186で示すように外向きに広げられ、径の小さい管の端部は図10( g)に196で示すように径方向内向きに曲げられる。
【0031】 そこを貫通する冷媒流体流入および流出導管を収容するための幾つかのフィン の形態が採用し得る。図11〜図13はそのような幾つのフィンの形態を示す。 図11は好ましい形態を示す。この形態では、板と基本的に同じ平面的寸法を有 するフィン200に、流通路36および37のための2つの矩形の開口202お よび204が設けられている。開口202および204は、例えばレーザ切断、 水噴射加工、電気化学加工により形成することもできる。
【0032】 図12は他のフィン210を示す。このフィンでは、開口202’および20 4’が円形の穴である。
【0033】 図13は、他のフィンの形態を示す。このフィン220は3つの全体として矩 形の部分222、224および226から成る。図13の場合、入口、出口を複 数個にすることができる。図示の例では、2つの入口240および242と2つ の出口244および246が設けられている。
【0034】 図14は、本考案における流体入口および出口の熱交換器への接続の一つの実 施形態の詳細を示す。外側板の対240は流体流入通路246と同心の開口24 4を備えた上板242を含む。取り付け具(fittings)248は開口244に嵌 まるよう構成された唇状部250を有する。取り付け具248は上板242に当 接する面252を含む。保護擁板254が最外側の板の対240に隣接して、か つ該最外側の板の対240から間隔をあけて配置され、最外側の空気の通路24 1を形成し、フィン24(図示しない)が通路241内に配置されている。熱交 換器の底部にも類似の構造が用いられている。擁板254には、開口256が設 けられ、この開口256に取り付け具248が挿入されている。熱交換器の組み 立てのろう付け工程中に、取り付け具248は板242にろう付け接合により結 合される。取り付け具248には、第1の内部肩部258および第2の内部肩部 260が設けられている。標準のめねじ262が設けられている。冷媒流体ホー ス264は、細い部分266と太い部分270とを備える。この細い部分の回り にはOリング268が嵌めてある。太い部分270には、めねじ262に合致す るおねじ272が設けてある。ホース264は、Oリング268が肩部258に より圧縮されてホース264と取り付け具248とが密封されるまで、取り付け 具248にねじこまれる。類似のホースおよび取り付け具の組立体を他の流体口 接続に利用することができる(図示しない)。
【0035】 本考案の熱交換器を組み立てるには、最初に個々の板の対を組み立て、次にフ ィンを隣接する板の対間に挟む。異なるサイズの管を利用した図6の実施形態で は、隣接する板の対が組み立てられた後、口広げ加工(expanding)を行なうこ ととしても良い。この口広げ加工では、内側の管が外向きに外側の管に向けて広 げられて、それらの間に密接な物理的接続を形成する。管が同じ径を有する場合 、図8の実施形態のようにカラーを用いることとしても良い。上部および底部の 擁板を所定の位置に置き、蒸発器全体を締め付け、結果として生じる組立体をろ う付け炉に入れ、適切な温度に加熱してろう付けを行なう。板は全てろう付け材 被覆アルミニウムまたは類似の炉ろう付け材料で形成されている。
【0036】 図1および図3に示した実施形態について、熱交換器の動作を説明する。蒸発 器の流入口26および流出口28に冷媒流体流入および流出ホース(図示しない )をそれぞれ接続すると、冷媒流体が流入通路36を介して蒸発器10に入り、 通路20を横方向に非直線的経路で流れ流出通路37に達する。同時に、空気が 空気通路22内のフィン24を通り、フィンから冷媒流体への熱伝達により空気 が冷やされる。管の直径を適切に選択することにより、流出通路37の流量を所 定のしきい値以上に保つことができ、これによりデッドゾーンの形成という問題 を回避することができる。
【0037】 図1の蒸発器では、冷媒流体は横断方向の通路36および37を介して蒸発器 10に出入りし、また通路36および37間では、横方向流通路20を流れる。
【0038】 図3に示す他の構成では、通路36’および37’に適切に挿入されたプラグ 42および43の存在のため、蒸発器40内で、流体が複数回の通過をする。こ のため、流入口26’を介して通路37’に入った流体は、プラグ42の位置ま で流れ、そこから横方向に、プラグ42より下の板の対内に配置されている通路 20’を流れ、通路36’に達すると、上向きに、プラグ43まで流れ、横方向 に、プラグ43より下の通路20’を通って流れて通路37’に達し、そこで流 体は再び上方に流れ、横方向に、プラグ43より上の通路20’を通って流れ、 流出口28’に達する。
【0039】 本考案を好ましい実施形態および他の実施形態について説明したが、これらの 実施形態について、請求の範囲に記載された本考案の範囲を逸脱することなく、 多くの変形が可能であることは理解されよう。
【0040】
【考案の効果】 本考案は上記のように構成されているので、蒸発器の利用可能な全面積のうち 熱交換に利用できる部分の割合が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の熱交換器の好ましい実施形態の立面
図である。
【図2】 図1の熱交換器の斜視、断面図である。
【図3】 本考案の熱交換器の他の実施形態の部分的に
破断した立面図である。
【図4】 熱交換器の板の対を構成する一対の板の分解
斜視図である。
【図5】 図4と類似の、熱交換器の板の他の実施形態
の、一部を示す分解斜視図である。
【図6】 板の対の一部を拡大して示す立面断面図であ
る。
【図7】 板位置決め手段の詳細を示す板の対の一部を
示す拡大断面図である。
【図8】 隣接する板の対の管を結合する方法の他の例
を示す図である。
【図9】 (a)ないし(d)は、板に穿孔し、引張り
加工をして管を形成する方法の工程を示す断面図であ
る。
【図10】 (a)ないし(g)は、絞りおよび穿孔に
より管を形成する他の方法を示す断面図である。
【図11】 熱交換器に用い得るフィンの好ましい実施
形態を示す図である。
【図12】 熱交換器に用い得るフィンの好ましい実施
形態を示す図である。
【図13】 熱交換器に用い得るフィンの好ましい実施
形態を示す図である。
【図14】 流体流入および流出通路およびこれに関連
するホース結合部間の結合接続の詳細を示す図である。
【符号の説明】
14:上部板、16:下部板、18:板の対、20:流
通路、22:横方向空気通路、24:フィン、26:流
入路、28:流出路、32,34:板の対、36,3
7:横断方向の通路、56:平な部分、60:開口、6
4,66:管、74:突出部、78:受け部、110:
フランジ部材、118:カラー、130:フランジ部
材、240,242,244,246:開口。

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の結合された板の対(18)を備
    え、各対が上部板(14)と下部板(16)とを備え、
    上記対の各板がほぼ平な部分(56)と、板の長さの方
    向に延びた2つの長手方向の縁と、上記長手方向の縁部
    を連結する2つの端縁とを有し、各対の板は密封的に互
    いに結合され、上記平な部分は離隔され、その間に延び
    た長手方向の流通路(20)を囲み、隣接する板の対間
    に横方向空気通路(22)を形成する空間を形成し、 板は各々それを貫通する少なくとも2つの開口(60)
    を備え、該開口は板の周縁から離れた位置に設けられ、
    一つの板の各開口は上記板の対の他方の開口と整列し、 板は各開口の周辺を囲み、板から横断方向に延びた接続
    部を備え、 上記複数の板の対は離隔した関係で積層され、板の対か
    ら延びた各接続部は隣接する板の対から延びた接続に接
    続されて密封結合を形成し、上記接続部はほぼ横断方向
    の流通路を囲み、上記横断方向の流通路は互いに離隔さ
    れ、横方向流通路と連通しており、 さらに、上記横断方向の通路(36)の一つと連通して
    いる流入口(26)を形成する手段と、上記横断方向の
    通路(36)の他のものと連通している流出口(28)
    を形成する手段とを備え、 上記横断方向の通路(36、37)は端部と、上記流入
    および流出口(26、28)と連通していない上記端部
    を閉鎖する手段とを有し、 さらに、上記横方向空気通路(22)内に配置されたフ
    ィン(24)を備え、該フィンは板と熱的に接触してお
    り、そこを貫通する横断方向の流体通路を有し、 上記接続部が管(64、66)であり、上記密封結合が
    上記管の少なくとも一つの一部に重なるオーバーラップ
    部を含み、各上部板(14)の管はそれぞれの上部板か
    ら上向きに突出し、各下部板(16)の管はそれぞれの
    下部板から反対の横断方向に突出し、上記管(64、6
    6)も上記板の対も、上記開口の領域に各上部板の管
    を、それに接続された下部板の管に対し、管の軸方向に
    位置決めするスペーシング手段を備えておらず、上記フ
    ィン(24)の外側端部区域は上記管の横方向に隣接す
    る位置または上記管から長手方向の外側の位置にあり、
    上記外側の端部区域の横方向の位置は板の長手方向の縁
    部に対し垂直な方向にあることを特徴とする板型熱交換
    器。
  2. 【請求項2】 上記密封結合はカラー(118)を含
    み、上記管の端部が上記カラーの各一端に密封的にに挿
    入されていることを特徴とする請求項1に記載の板型熱
    交換器。
  3. 【請求項3】 それぞれ各板に結合された上記管(6
    4、66)はそれぞれ第1および第2の直径を有し、上
    記第2の直径は上記第1の直径より小さく、上記第2の
    直径の管(66)は、上記第1の直径の管(64)に密
    封的に受けられて、密封結合を形成することを特徴とす
    る請求項1に記載の板型熱交換器。
  4. 【請求項4】 上記板の対の積層構造は最も外側の板の
    対(32、34)を含み、さらに、上記最も外側の板の
    対に隣接し、かつ間隔をあけて配置された擁板を有し、
    上記擁板と上記最も外側の板の対との間隔が最も外側の
    空気通路(22)を形成し、上記最も外側の空気通路に
    配置されたフィン(24)は上記擁板と熱的に接触して
    いることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
  5. 【請求項5】 上記板は各々少なくとも一つの突出部
    (74)と、少なくとも一つの受け部(78)とを有す
    る板位置決め手段を備え、板の対の一つの板(14)の
    突出部が上記板の対の他方の板(16)の受け部に受け
    られ、これにより上記板の対の上記板間に少なくとも2
    つのインターロック接続を形成していることを特徴とす
    る請求項1に記載の熱交換器。
  6. 【請求項6】 上記板は2対の開口(240、242、
    244、246)と、2対の管(64、66)とを備
    え、上記開口および管の対の一方は各板の一端から離隔
    した位置にあり、第2の対の開口および管は各板の反対
    の端部から離隔した位置にあることを特徴とする請求項
    1に記載の熱交換器。
  7. 【請求項7】 上記板の対およびフィンが組立られた状
    態で、上記板の対が上記フィンにより互いに離隔され、
    上記熱交換器の隣接する板の対相互間の距離がそれぞれ
    の隣接する板の対相互間に位置するフィンの高さに対応
    することを特徴とする請求項1、2または3に記載の熱
    交換器。
  8. 【請求項8】 複数の結合された板の対(18)を備
    え、各対が上部板(14)と下部板(16)とを備え、
    上記対の各板がほぼ平な部分(56)と、板の長さ方向
    に延びた2つの長手方向の縁部と、上記長手方向の縁部
    を連結する2つの端縁とを備え、各対の板が密封的に結
    合され、上記平な部分が互いに離隔されてそれらの間に
    長手方向の流通路(20)を囲み、隣接する板の対相互
    間に横方向空気通路(22)を形成する空間を形成し、 上記板は各々それを貫通する少なくとも2つの開口(6
    0)を備え、該開口は板の周縁から離隔しており、一つ
    の板の各開口は上記板の対の他方板の開口とほぼ整列し
    ており、 板は各開口の周辺を囲み、板から横断方向に延びた接続
    部を備え、 上記複数の板は離隔した関係で積層され、各接続部は板
    の対から、隣接する板の対からの延びた接続部と接続さ
    れて密封的結合を形成し、上記接続部はほぼ横断方向の
    流通路を囲み、上記横断方向の流通路は互いに離隔さ
    れ、横方向の流通路と連通しており、 さらに上記横断方向の通路(36)の一つと連通した流
    入口(21)を形成する手段と、上記横断方向の通路
    (37)の他方と連通した流出口(28)を形成する手
    段とを備え、 上記横断方向の通路(36、37)は端部と、上記流入
    および流出口(26、28)と連通していない上記端部
    を閉鎖する手段とを備え、 さらに、上記横方向の空気通路(22)に配置されたフ
    ィン(24)を備え、該フィンは板と熱的に接触してお
    り、それを貫通する横断方向の流体通路を有し、上記接
    続部が管(64、66)であり、上記密封結合が上記管
    の少なくとも一つの一部と重なるオーバーラップ部を含
    み、各上部板(14)の管がそれぞれの上部板から上向
    きに突出し、各下部板(16)の管がそれぞれの下部板
    から反対の横断方向に延び、上記板の上記端縁が各々フ
    ランジ部材(110、130)を備え、該フランジ部材
    は曲った端部を有し、該曲った端部は隣接する板の対の
    フランジ部材(100、130)の曲った端部と重な
    り、上記フィン(24)の外側端部区域は上記管に横方
    向に隣接する位置または上記管から長手方向の外側の位
    置にあり、上記外側端部区域の横方向位置は上記板の長
    手方向縁部に垂直な方向にあることを特徴とする平板型
    熱交換器。
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