JPH089256Y2 - 掃除口用蓋 - Google Patents

掃除口用蓋

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JPH089256Y2
JPH089256Y2 JP7029390U JP7029390U JPH089256Y2 JP H089256 Y2 JPH089256 Y2 JP H089256Y2 JP 7029390 U JP7029390 U JP 7029390U JP 7029390 U JP7029390 U JP 7029390U JP H089256 Y2 JPH089256 Y2 JP H089256Y2
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JP
Japan
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lid
protrusion
guide
main body
cleaning port
Prior art date
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JP7029390U
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JPH0430156U (ja
Inventor
真幸 坂口
憲三 西谷
晃里 萩野
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は掃除口用蓋に関し、特にたとえば家庭用雑
排水等の排水管の途中に設けられた掃除口に取り付けら
れる、掃除口用蓋に関する。
〔従来技術〕
従来の掃除口用蓋の一例が、たとえば昭和63年3月18
日付で出願公開された実開昭63−41649号において、開
示されている。この従来技術では、蓋体の外表面周方向
に複数の突起を形成し、蓋受体の内表面周方向に蓋体の
それぞれの突起を案内する複数のガイドや蓋体の上方向
の動きを規制する複数のストッパ等を形成し、それぞれ
の突起が対応するガイドと接触した状態で蓋体を回動す
ることによって両者を嵌め合わせるようにしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
この従来技術においては、蓋受体の内周面のほぼ全周
に亘ってガイド等が形成されるので、これらによって掃
除口の内径が狭められてしまい、掃除の作業性が悪くな
るという問題点があった。
また、蓋受体はパイプに固定されて取り外しができな
いため、その内周面に形成されたガイド等に砂等が付着
した場合に、これを除去するのが困難であるという問題
点もあった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、掃除の作業性
を向上でき、しかも、付着した砂等を容易に除去でき
る、掃除口用蓋を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、円筒状の本体と、本体の内表面に形成さ
れた突起とを含む蓋受体、および本体の内側に嵌め込ま
れる円筒部と、円筒部の外表面に突起と対応するように
形成され、かつ下面が回動方向とは逆方向に向かって高
くなる勾配で傾斜されたガイドと、ガイドの逆方向終端
の下方に形成されたストッパとを含む蓋体を備え、突起
にガイドの下面を当接させた状態で蓋体を回動方向へ回
動したとき、ガイドの下面が突起上を摺動し、逆方向終
端において突起がストッパの上面に当接して位置決めさ
れる、掃除口用蓋である。
〔作用〕
蓋受体(本体)の内表面に突起が形成され、蓋体(円
筒部)の外表面にガイド等が形成さる。突起にガイドの
下面に当接させた状態で蓋体を回動したとき、突起にス
トッパの上面が当接され、それによって蓋体の上方向の
動きが規制される。
〔考案の効果〕
この考案によれば、蓋受体(本体)の内表面には突起
が形成されるだけなので掃除口をより広く確保すること
ができ、掃除の作業性を向上できる。
また、蓋体に設けられたガイド等は、蓋体を取り外す
ことによって外部で洗うことができるので、これらに付
着した砂等を容易に除去できる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
〔実施例〕
第1図を参照して、この実施例の掃除口用蓋10は、た
とえば塩化ビニル等の合成樹脂からなる蓋受体12を含
む。
蓋受体12は第2A図および第2B図からよくわかるよう
に、略中空円筒形状の本体12aを含み、本体12aの上部内
表面には、内径を2段階に縮径することによって、後述
する蓋体14(第3A図〜第3C図)の円板部16を受ける蓋受
部18、シールリング20を受けるシールリング受部22、お
よび環状突部24が形成される。環状突部24の内表面周方
向には複数(この実施例では6つ)の突起26が形成さ
れ、これらの突起26の上面は、付着した砂等を除去し易
くするために内側に下って傾斜される。環状突部24の下
方は掃除口をより広く確保するために拡径され、後述す
るパイプ32(第1図)に挿入される挿入部28とされる。
また、本体12aの上部外表面には鍔30が形成される。
第1図に戻って、このように形成される蓋受体12は、
たとえば図示しない桝等に連通されるパイプ32の上端部
に挿入され、たとえば塩化ビニル用接着剤を用いてこれ
と接着される。このとき、鍔30の下端面がパイプ32の上
端面と当接されることによって、蓋受体12のそれ以上の
進入が禁止される。そして、この蓋受体12には、たとえ
ば塩化ビニル等の合成樹脂からなる蓋体14が装着され
る。
蓋体14は、第3A図ないし第3C図からよくわかるよう
に、円板部16を含み、円板部16の底部には、その外径が
円板部16の外径よりもやや小さくされた円筒部34がこれ
と一体的に形成される。円筒部34の上部外表面周方向に
は、シールリング20を装着するシールリング溝36が形成
され、シールリング溝34の下方には、周方向に分布して
複数(この実施例では6つ)のガイド38が形成される。
これらのガイド38の下面40のそれぞれは蓋体14の回動方
向とは逆方向に向かって高くなる勾配で傾斜され、ガイ
ド38の終端からは、軸方向に立ち上がって突起26の側面
と当接する当接面42が形成される。また、ガイド38終端
の下方には、当接面42のそれぞれから所定の間隔を隔て
て、その上面が蓋受体12の突起26の下面と接触する複数
(この実施例では6つ)のストッパ44が形成される。な
お、当接面42とストッパ44との間隔は、突起26の長さよ
りも短くされる。もし、この間隔が設けられなければ、
砂等が付着し易くなり、また、その除去が困難となる。
そして、円板部16の底部には、補強のために環状あるい
は放射状のリブ46が形成され、円板部16の上面には蓋体
14を回動するための工具を挿入する穴48(第3C図)が形
成される。
第4図を参照して、このように形成される蓋体14を蓋
受体12に装着するには、まず、ガイド38の下面40が突起
26と接触するようにして蓋体14を蓋受体12に嵌め込む。
このとき、突起26はたとえば第4図中2点鎖線で示すa
の位置に配置される。そして、穴48(第3C図)に図示し
ない工具を挿入して蓋体14を回動すると蓋体14に対する
突起26の相対的位置はdの位置に移動する。このとき、
円板部16の周端縁底部が蓋受部18と接触し、蓋体14のそ
れ以上の進入が禁止される。そして、さらに蓋体14を回
動すると突起26の相対的位置はcの位置に移動し、突起
26の側面がガイド38の当接面42と当接することによって
蓋体14のそれ以上の回動が禁止される。また、このと
き、突起26の下面がストッパ44の上面と当接して突起26
が位置決めされ、それによって、蓋体14の上方向の動き
が規制される。なお、第4図で示すように、突起26の下
面およびストッパ44の上面のそれぞれの端部を適当な角
度で傾斜して形成すれば、両者の接触を円滑に行うこと
ができる。このようにして装着された蓋体14は装着時と
逆の手順によって取り外される。
この実施例によれば、蓋受体12の内表面には複数の突
起26が形成されるだけなので従来のように掃除口を狭め
て掃除の作業性を損ねるようなことはない。しかも、ガ
イド38やストッパ44に付着した砂等は、蓋体14を取り外
し、外部で洗い流すことによって容易に除去され得る
し、突起26に付着した砂等は、比較的少量であり、ま
た、突起26の形状が簡単であることから、容易に除去さ
れ得る。
なお、この実施例において突起26、ガイド38およびス
トッパ44はそれぞれ6つずつ形成されるが、これらの数
は適宜に増減されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図解図である。 第2A図および第2B図は蓋受体を示す図解図であり、第2A
図は平面図、第2B図は第2A図におけるIIB−O−IIB線断
面図である。 第3A図〜第3C図は蓋体を示す図解図であり、第3A図は正
面図、第3B図は底面図、第3C図は第3B図におけるIIIC−
IIIC線断面図である。 第4図は蓋受体に蓋体を装着する手順を説明するための
図解図である。 図において、10は掃除口用蓋、12は蓋受体、14は蓋体、
16は円板部、18は蓋受部、20はシールリング、26は突
起、30は鍔、32はパイプ、34は円筒部、38はガイド、42
は当接面、44はストッパを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状の本体と、前記本体の内表面に形成
    された突起とを含む蓋受体、および前記本体の内側に嵌
    め込まれる円筒部と、前記円筒部の外表面に前記突起と
    対応するように形成され、かつ下面が回動方向とは逆方
    向に向かって高くなる勾配で傾斜されたガイドと、前記
    ガイドの前記逆方向終端の下方に形成されたストッパと
    を含む蓋体を備え、 前記突起に前記ガイドの下面を当接させた状態で前記蓋
    体を前記回動方向へ回動したとき、前記ガイドの下面が
    前記突起上を摺動し、前記逆方向終端において前記突起
    が前記ストッパの上面に当接して位置決めされる、掃除
    口用蓋。
JP7029390U 1990-06-29 1990-06-29 掃除口用蓋 Expired - Lifetime JPH089256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7029390U JPH089256Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 掃除口用蓋

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JP7029390U JPH089256Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 掃除口用蓋

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Publication Number Publication Date
JPH0430156U JPH0430156U (ja) 1992-03-11
JPH089256Y2 true JPH089256Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31606331

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JP7029390U Expired - Lifetime JPH089256Y2 (ja) 1990-06-29 1990-06-29 掃除口用蓋

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JPH0430156U (ja) 1992-03-11

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