JPH089245A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH089245A
JPH089245A JP6159396A JP15939694A JPH089245A JP H089245 A JPH089245 A JP H089245A JP 6159396 A JP6159396 A JP 6159396A JP 15939694 A JP15939694 A JP 15939694A JP H089245 A JPH089245 A JP H089245A
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exposure
signal
range
circuit
exposure control
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Kyoji Tamura
恭二 田村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影者が意図する最適な露出状態を設定する
ことができる撮像装置を提供する。 【構成】 撮像装置では、選択キー16によって、オー
ト露出制御部14aからマニュアル露出制御部14eへ
の切換が行われる。マニュアル露出制御部14eでは、
補正範囲選択回路140aでオート露出制御からマニュ
アル制御への切換時にこの切換直前のオート露出制御時
における絞りの設定状態に基づき露出補正に最適な明る
さの範囲を選択し、この明るさの範囲に対応するLUT
140bのデータを選択する。露出補正範囲は、オート
露出制御からマニュアル制御への切換直前の露出状態を
中心として、その露出状態より露出を明るくする補正、
暗くする補正のそれぞれの補正範囲を等分に±2〜3段
のF値相当の範囲に設定され、その設定された補正範囲
に対応するLUT140bのデータが選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像エリアの光学像を
電気信号に変換する撮像素子を有する撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、撮像装置としては、撮像エリア
の光学像を電気信号に変換する撮像素子を有するものが
ある。
【0003】この撮像装置について、図を参照しながら
説明する。図6は従来の撮像装置の構成を示すブロック
図、図7は図6の撮像装置のカメラ信号処理回路を構成
する処理回路を示す図、図8は図6の撮像装置のLUT
の記述内容を示す図である。
【0004】撮像装置は、図6に示すように、被写体を
結像させるための光学レンズ1を備える。光学レンズ1
の後方には、光学レンズ1を介して入射する光量を制御
するアイリスなどの絞り機構2が配置されている。
【0005】絞り機構2の後方には、撮像素子3が配置
されている。撮像素子3は、その前面に結像された光学
像をそれに対応する電気信号に変換する光電変換機能を
有する。撮像素子3で変換された電気信号はサンプリン
グホールド回路(以下、S/H回路という)7に与えら
れる。
【0006】S/H回路7は撮像素子3からの電気信号
に対するサンプリングを行う。S/H回路7でサンプリ
ングされた信号はオートゲイン回路(以下、AGC回路
という)8に与えられる。
【0007】AGC回路8は、S/H回路7からの信号
を電気的に増幅する。AGC回路8で増幅された信号は
カメラ信号処理回路9およびAE検波回路13に与えら
れる。
【0008】カメラ信号処理回路9はガンマ補正、色分
離、色差マトリクスなどの処理をした後に、同期信号を
加えて標準テレビジョン信号(以下、標準TV信号)を
生成する。カメラ信号処理回路9には、図7に示すよう
に、アナログ信号状態で上述の処理を施すアナログ信号
処理回路9aと、映像信号をアナログーデジタル変換
し、デジタル信号状態で上述の処理を施した後にデジィ
タル−アナログ変換を行うデジタル信号処理回路9bと
がある。デジタル信号処理回路9bは、図7(b)に示
すように、入力側に設けられているA/Dコンバータ9
1bと、信号処理回路92bと、出力側に設けられてい
るD/Aコンバータ93bとを有する。本例では、カメ
ラ信号処理回路9としてアナログ信号処理回路9aを用
いている。
【0009】カメラ信号処理回路9からのTV信号はビ
デオレコーダ10および加算回路20に与えられる。ビ
デオレコーダ10はTV信号は磁気テープなどの記録媒
体に記録する。
【0010】AE検波回路13は、AGC回路8からの
信号に基づき被写体の露出状態を検出し、その検出結果
を示す検出信号を生成する。
【0011】AE検波回路13からの検出信号は露出制
御回路18に与えられる。露出制御回路18は、AE検
波回路13からの検出信号が最適な露出状態になるよう
にAGC制御部18bへの制御指示信号、電子シャッタ
ー制御部18cへの制御指示信号および切換スイッチ1
8fを介して与えられるアイリス制御部18dへの制御
指示信号を生成するオート露出制御部18aと、マニュ
アル露出制御部13eとを有する。
【0012】AGC制御部18bは、前記制御指示信号
に基づきAGC回路8のゲインを制御する。
【0013】電子シャッター制御部18cは、前記制御
指示信号に基づき撮像素子制御回路6を制御し、撮像素
子制御回路6は、撮像素子3から光電変換された電気信
号を読み出すとともに、電気信号の蓄積時間を制御する
いわゆる電子シャッター機能を制御する。
【0014】アイリス制御部18dは切換スイッチ18
fを介して与えられた制御指示信号に基づきアイリス駆
動回路14を制御し、アイリス駆動回路15は絞り機構
2を駆動するモータ5の駆動を制御する。
【0015】切換スイッチ18fには、オート露出制御
部18aからの制御指示信号とともにマニュアル露出制
御部18eからの制御指示信号が与えられ、切換スイッ
チ18fは選択キー16からの信号に基づき上述の各制
御信号の内のいずれか一方を選択し、出力する。
【0016】マニュアル露出制御部18eは、絞り機構
2の状態を検出するホール素子などを用いた検出手段4
からの検出信号とルックアップテーブル(以下、LUT
という)180aに記述されたデータとを比較し、その
比較の結果を示す信号を生成する比較回路180bと、
比較回路180bからの比較の結果を示す信号に基づき
アイリス制御部18dへの制御指示信号を生成する補正
値演算回路180cとを含む。LUT180aに記述さ
れているデータは比較回路180bに与えられるととも
に表示回路12に与えられる。LUT180aには、図
8に示すように、絞りの全開状態から全閉状態までのF
値がアイリスデータとして記述されている。
【0017】選択キー16はマニュアル露出制御と、オ
ート露出制御とを切換選択するとともに、オート露出制
御時におけるモードの選択をするためのキーである。
【0018】表示回路12は、マニュアル露出制御が選
択されているときに、マニュアル露出制御時の露出設定
データなどをLUT180aから読み出し、このデータ
に対応する絞り機構2の絞り状態を表示するための信号
を加算回路20に出力する。
【0019】加算回路20は、カメラ信号処理回路9か
らのTV信号と表示回路12からの信号とを加算し、こ
の加算信号を電子ビューファインダー(以下、EVFと
いう)11に出力する。
【0020】EVF11は、加算回路20からの加算信
号に基づきTV信号とともに絞り機構2の絞り状態を画
面に映し出し、撮影者はこの画面を見ながら現在撮影し
ている映像および絞り状態を観察する。
【0021】次に、この撮像装置における露出制御方法
について説明する。
【0022】この撮像装置では、AE検波回路13で映
像信号に基づき被写体の変化により露出の変化を検出
し、露出制御回路18で、AE検波回路13の検出信号
に基づき絞り機構2、撮像素子3の蓄積時間を制御する
電子シャッター、AGC回路8のゲインなどの露出制御
パラメータの選択および各パラメータの補正量の決定を
行い、常に安定した最適な露出状態になるように制御を
行う。
【0023】よって、撮影者の手を煩わすことなく、自
動的に最適な露出制御を行うことができるが、露出制御
された状態が常に撮影者が意図する露出状態であるとは
限らない。例えば、逆光での人物撮影の場合、背景の明
るい部分に影響され、人物の露出状態が暗く沈む、いわ
ゆる黒つぶれになる。また、スポットライトで照らされ
た人物撮影の場合、逆に人物の露出状態が明るくなり過
ぎる、いわゆる白飛びが発生する。
【0024】このような撮影状況に対応するために、撮
影者が手動で露出状態を設定する方法が採られている。
この手動による露出制御方法としては、AE検波回路1
3の検出信号に関係なく、絞り機構2の絞りを撮影者が
設定した絞り状態に保持する、いわゆるマニュアルアイ
リス方法がある。
【0025】このマニュアルアイリス方法について説明
する。
【0026】撮影者は、選択キー16によって露出制御
方法の自動、手動を選択し、手動による露出制御方法を
選択すると、手動操作によって被写体に対する露出状態
の設定が行われる。
【0027】選択キー16によって、露出制御方法がプ
ログラムモードによる自動露出制御方法から手動による
露出制御方法に切り換えられるとき、露出制御回路18
のマニュアル露出制御部18eへの切換が行われる。
【0028】マニュアル露出制御部18eでは、選択キ
ー16の操作によって指示された明るさに対応するデー
タをLUT180aから読み出し、LUT180aから
読み出されたデータと検出手段4からのデータとを比較
回路180bで比較し、この比較の結果に差があると
き、補正値演算回路180cで前記比較結果の差を無く
すような補正値を生成する。
【0029】前記補正値はアイリス制御部18dへスイ
ッチ18fを介して与えられ、アイリス制御部18d
は、検出手段4の値が前記補正値に等しくなるように、
アイリス駆動回路15に指示を与える。アイリス駆動回
路15は前記指示に基づき駆動モータ5を駆動し、絞り
機構2の絞り値は所定の値に設定される。
【0030】LUT180aから読み出されたデータは
表示回路12に送られ、表示回路12はLUT180a
から読み出されたデータに応じて絞り機構2の絞り状態
をEVF11の画面に表示するための信号を生成する。
【0031】例えば、EVF11の画面には、図9に示
すように、オープンからクローズまでの絞り値を示すス
ケールが表示され、このスケール上のLUT180aか
ら読み出されたデータに対応する絞り値の位置が指標で
示される。この指標は絞り機構2の絞り状態に応じて前
記スケール上を移動する。
【0032】よって、EVF11で絞り状態を確認しな
がら撮影者の意図に応じた被写体に対する露出設定をす
ることができる。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】しかし、EVF11の
画面には、オートフォーカスのオン・オフ、ズームポジ
ション、テープカウンタ、バッテリーの残量など、撮影
動作を補う機能に関する様々な情報が表示されるから、
これらの表示が映像のモニタの妨げにならないことを考
慮すると、マニュアル露出制御時の絞り機構2の絞り状
態を表示するスペースには限りがある。また、表示回路
12の信号で示されるキャラクタの大きさ、位置の設定
に制限があり、かつ表示能力にも限界があることから、
LUT180aの絞り値に関する設定データは少なく設
定されている。よって、マニュアル露出制御の分解能が
低下し、細かな露出設定を行うことができず、ひいては
撮影者が意図する最適な露出状態を設定することはでき
ない。また、撮影者が露出設定を変更すると、露出制御
動作は変化するが、表示された指標の位置は変化しない
から、露出制御動作に用いられている絞り値と指標によ
って表された絞り値とが一致せず、撮影者の混乱を招く
ことがある。
【0034】本発明の目的は、撮影者が意図する最適な
露出状態を設定することができる撮像装置を提供するこ
とにある。
【0035】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
撮像エリアの光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像素子からの電気信号に処理を施すことによって
テレビジョン信号となる映像信号を生成する信号処理手
段と、前記映像信号の露出状態を検出し、その検出結果
を示す検出信号を生成する映像検出手段と、前記映像検
出手段の検出信号を監視しながら前記映像信号の露出状
態を一定の露出状態に制御するオート露出制御手段と、
撮影者が手動による露出制御を露出補正可能に行うマニ
ュアル露出制御手段と、前記オート露出制御手段と前記
マニュアル露出制御手段とを切り換える切換手段と、前
記オート露出制御手段から前記マニュアル露出制御手段
へ切り換えたとき、前記露出制御の可変範囲を変更する
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0036】請求項2記載の発明は、請求項1記載の撮
像装置において、前記マニュアル露出制御手段は、広範
囲に渡る露出範囲の露出設定データが記述されているル
ックアップテーブルと、露出補正可能な露出範囲を制限
し、撮影状況に応じて最適な露出補正範囲を設定する露
出補正範囲設定手段と、前記設定された露出補正範囲に
対応したルックアップテーブルの露出設定データの範囲
を選択し、その選択された露出設定データの範囲内から
撮影者が意図する露出設定状態に対応するデータを選択
する選択手段と、前記選択された露出設定範囲内のデー
タを読み出し、その読み出されたデータに対応する露出
設定状態になるように露出を制御する制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0037】請求項3記載の発明は、請求項2記載の撮
像装置において、画面に前記光学像を示す映像を映し出
し、その映しされ出された映像を観察するための電子ビ
ューファインダーなどのモニタ手段と、前記モニタ手段
の画面に前記マニュアル露出制御手段による露出設定状
態を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
【0038】請求項4記載の発明は、請求項3記載の撮
像装置において、前記表示手段は、前記露出補正範囲設
定手段が設定した露出補正範囲を表示するとともに、前
記撮影者が意図する露出設定状態を認識可能に表示する
ことを特徴とする。
【0039】
【作用】請求項1記載の撮像装置では、撮像素子で撮像
エリアの光学像を電気信号に変換し、信号処理手段で撮
像素子からの電気信号に処理を施すことによってテレビ
ジョン信号となる映像信号を生成し、映像検出手段で映
像信号の露出状態を検出し、その検出結果を示す検出信
号を生成し、オート露出制御手段で映像検出手段の検出
信号を監視しながら映像信号の露出状態を一定の露出状
態に制御し、マニュアル露出制御手段で撮影者が手動に
よる露出制御を露出補正可能に行い、切換手段でオート
露出制御手段とマニュアル露出制御手段とを切り換え、
制御手段でオート露出制御手段からマニュアル露出制御
手段へ切り換えたとき、露出制御の可変範囲を変更す
る。
【0040】請求項2記載の撮像装置では、マニュアル
露出制御手段に、広範囲に渡る露出範囲の露出設定デー
タが記述されているルックアップテーブルと、露出補正
可能な露出範囲を制限し、撮影状況に応じて最適な露出
補正範囲を設定する露出補正範囲設定手段と、前記設定
された露出補正範囲に対応したルックアップテーブルの
露出設定データの範囲を選択し、その選択された露出設
定データの範囲内から撮影者が意図する露出設定状態に
対応するデータを選択する選択手段と、前記選択された
露出設定範囲内のデータを読み出し、その読み出された
データに対応する露出設定状態になるように露出を制御
する制御手段とが設けられている。
【0041】請求項3記載の撮像装置では、画面に前記
光学像を示す映像を映し出し、その映しされ出された映
像を観察するための電子ビューファインダーなどのモニ
タ手段と、モニタ手段の画面にマニュアル露出制御手段
による露出設定状態を表示する表示手段とが設けられて
いる。
【0042】請求項4記載の撮像装置では、表示手段
で、露出補正範囲設定手段が設定した露出補正範囲を表
示するとともに、撮影者が意図する露出設定状態を認識
可能に表示する。
【0043】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0044】(第1実施例)図1は本発明の撮像装置の
第1実施例の構成を示すブロック図、図2は図1の撮像
装置のLUTの記述内容を示す図、図3は図1の撮像装
置のマニュアル露出制御時における絞り状態の画面表示
例を示す図である。
【0045】本実施例における撮像装置は、図1に示す
ように、被写体を結像させるための光学レンズ1を備え
る。光学レンズ1の後方には、光学レンズ1を介して入
射する光量を制御するアイリスなどの絞り機構2が配置
されている。
【0046】絞り機構2の後方には、撮像素子3が配置
されている。撮像素子3は、その前面に結像された光学
像をそれに対応する電気信号に変換する光電変換機能を
有する。撮像素子3で変換された電気信号はS/H回路
7に与えられる。
【0047】S/H回路7は撮像素子3からの電気信号
に対するサンプリングを行う。S/H回路7でサンプリ
ングされた信号はAGC回路8に与えられる。
【0048】AGC回路8は、S/H回路7からの信号
を電気的に増幅する。AGC回路8で増幅された信号は
カメラ信号処理回路9およびAE検波回路13に与えら
れる。
【0049】カメラ信号処理回路9はガンマ補正、色分
離、色差マトリクスなどの処理をした後に、同期信号を
加えて標準テレビジョン信号(以下、標準TV信号)を
生成する。カメラ信号処理回路9には、アナログ信号状
態で上述の処理を施すアナログ信号処理回路が用いられ
ている。なお、本実施例では、カララ信号処理回路9に
アナログ信号処理回路を用いているが、これに代えて、
映像信号をアナログーデジタル変換し、デジタル信号状
態で上述の処理を施した後にデジィタル−アナログ変換
を行うデジタル信号処理回路を用いることができる。
【0050】カメラ信号処理回路9からのTV信号はビ
デオレコーダ10および加算回路20に与えられる。ビ
デオレコーダ10はTV信号は磁気テープなどの記録媒
体に記録する。
【0051】AE検波回路13は、AGC回路8からの
信号に基づき被写体の露出状態を検出し、その検出結果
を示す検出信号を生成する。
【0052】AE検波回路13からの検出信号は露出制
御回路14に与えられる。露出制御回路14は、AE検
波回路13からの検出信号が最適な露出状態になるよう
にAGC制御部14bへの制御指示信号、電子シャッタ
ー制御部14cへの制御指示信号および切換スイッチ1
4fを介して与えられるアイリス制御部14dへの制御
指示信号を生成するオート露出制御部14aと、マニュ
アル露出制御部14eとを有する。
【0053】AGC制御部14bは、前記制御指示信号
に基づきAGC回路8のゲインを制御する。
【0054】電子シャッター制御部14cは、前記制御
指示信号に基づき撮像素子制御回路6を制御し、撮像素
子制御回路6は、撮像素子3から光電変換された電気信
号を読み出すとともに、電気信号の蓄積時間を制御する
いわゆる電子シャッター機能を制御する。
【0055】アイリス制御部14dは切換スイッチ14
fを介して与えられた制御指示信号に基づきアイリス駆
動回路15を制御し、アイリス駆動回路15は絞り機構
2を駆動するモータ5の駆動を制御する。
【0056】切換スイッチ14fには、オート露出制御
部14aからの制御指示信号とともにマニュアル露出制
御部14eからの制御指示信号が与えられ、切換スイッ
チ14fは選択キー16からの信号に基づき上述の各制
御信号の内のいずれか一方を選択し、出力する。
【0057】マニュアル露出制御部14eは、オート露
出制御からマニュアル制御への切換時にこの切換直前の
オート露出制御時における絞りの設定状態に基づき露出
補正に最適な明るさの範囲を選択し、この明るさの範囲
に対応するLUT140bのデータを選択する補正範囲
選択回路140aと、絞り機構2の状態を検出するホー
ル素子などを用いた検出手段4からの検出信号と選択さ
れたLUT140bのデータとを比較し、その比較の結
果を示す信号を生成する比較回路140cと、比較回路
140cからの比較の結果を示す信号に基づきアイリス
制御部14dへの制御指示信号を生成する補正値演算回
路140eとを含む。
【0058】LUT140bに記述されているデータは
比較回路140cに与えられるとともに表示回路12に
与えられる。LUT140bには、図2に示すように、
絞りの全開状態から全閉状態までのF値がアイリスデー
タとして記述され、このデータは高分解能な露出制御を
可能とするように細分化されている。
【0059】選択キー16はマニュアル露出制御と、オ
ート露出制御とを切換選択するとともに、オート露出制
御時におけるモードの選択をするためのキーである。
【0060】表示回路12は、マニュアル露出制御が選
択されているときに、マニュアル露出制御時の露出設定
データなどをLUT140bから読み出し、このデータ
に対応する絞り機構2の絞り状態を表示するための信号
を加算回路20に出力する。
【0061】加算回路20は、カメラ信号処理回路9か
らのTV信号と表示回路12からの信号とを加算し、こ
の加算信号を電子ビューファインダー(以下、EVFと
いう)11に出力する。
【0062】EVF11は、加算回路20からの加算信
号に基づきTV信号とともに絞り機構2の絞り状態を画
面に映し出し、撮影者はこの画面を見ながら現在撮影し
ている映像および絞り状態を観察する。
【0063】次に、この撮像装置における露出制御動作
について説明する。
【0064】この撮像装置では、オート露出制御時、A
E検波回路13で映像信号に基づき被写体の変化により
露出の変化を検出し、露出制御回路14で、AE検波回
路13の検出信号に基づき絞り機構2、撮像素子3の蓄
積時間を制御する電子シャッター、AGC回路8のゲイ
ンなどの露出制御パラメータの選択および各パラメータ
の補正量の決定を行い、常に安定した最適な露出状態に
なるように制御を行う。
【0065】よって、撮影者の手を煩わすことなく、自
動的に最適な露出制御を行うことができるが、露出制御
された状態が常に撮影者が意図する露出状態であるとは
限らない。例えば、逆光での人物撮影の場合、背景の明
るい部分に影響され、人物の露出状態が暗く沈む、いわ
ゆる黒つぶれになる。また、スポットライトで照らされ
た人物撮影の場合、逆に人物の露出状態が明るくなり過
ぎる、いわゆる白飛びが発生する。
【0066】このような撮影状況に対応するために、撮
影者が手動で露出状態を設定するマニュアル露出制御が
選択される。
【0067】このマニュアル露出制御について説明す
る。
【0068】撮影者は、選択キー16によってマニュア
ル露出制御を選択すると、手動操作によって被写体に対
する露出状態の設定が行われる。
【0069】選択キー16によって、露出制御がオート
露出制御から手動によるマニュアル露出制御に切り換え
られるとき、露出制御回路14のマニュアル露出制御部
14eへの切換が行われる。
【0070】マニュアル露出制御部14eでは、補正範
囲選択回路140aでオート露出制御からマニュアル制
御への切換時にこの切換直前のオート露出制御時におけ
る絞りの設定状態に基づき露出補正に最適な明るさの範
囲を選択し、この明るさの範囲に対応するLUT140
bのデータを選択する。
【0071】例えば、黒つぶれ、または白飛びが発生す
るような場合、±2〜3段のF値相当の補正範囲の設定
で十分であり、従来のように、絞りを開放端から閉じき
り端まで設定可能な広範囲の補正は必要ない。よって、
露出補正範囲は、オート露出制御からマニュアル制御へ
の切換直前の露出状態を中心として、その露出状態より
露出を明るくする補正、暗くする補正のそれぞれの補正
範囲を等分に±2〜3段のF値相当の範囲に設定され、
その設定された補正範囲に対応するLUT140bのデ
ータが選択される。
【0072】ただし、オート露出制御において絞りが開
放端近傍になるような暗い被写体、または絞りが閉じき
り近傍の小絞りになるような明るい被写体を撮影してい
るときに、マニュアル露出制御への切換に伴う露出補正
が行われると、図2に示すように、選択される露出補正
範囲は、LUT140b上の領域a,cの部分になり、
中心設定値から露出を明るくする補正、暗くする補正を
等分に設定することはできない。
【0073】よって、選択されたLUT140bのデー
タ範囲は±2〜3段のF値相当の範囲であるが、LUT
140bのデータは高分解能な露出制御を可能とするよ
うに細分化されているから、補正範囲が細分割され、1
ステップ当りの露出変化量が小さくなり、高精度な露出
設定を行うことができる。
【0074】次いで、選択されたLUT140bのデー
タと検出手段4からのデータとが比較回路140cで比
較され、この比較の結果に差があるとき、補正値演算回
路140dで前記比較結果の差を無くすような補正値が
生成される。
【0075】前記補正値はアイリス制御部14dへスイ
ッチ14fを介して与えられ、アイリス制御部14d
は、検出手段4の値が前記補正値に等しくなるように、
アイリス駆動回路15に指示を与える。アイリス駆動回
路15は前記指示に基づき駆動モータ5を駆動し、絞り
機構2の絞り値は所定の値に設定される。
【0076】選択されたLUT140bのデータは表示
回路12に送られ、表示回路12はLUT140bのデ
ータに応じて絞り機構2の絞り状態をEVF11の画面
に表示するための信号を生成する。
【0077】EVF11の画面には、図3に示すよう
に、絞り値を所定の範囲で示すスケールが表示され、こ
のスケール上のLUT140bから読み出されたデータ
に対応する絞り値の位置が指標で示される。この指標は
絞り機構2の絞り状態に応じて前記スケール上を移動す
る。例えば、図2に示す領域bに対応する撮影状態であ
るとき、図3(b)に示すように、絞り値を示す指標表
示が行われる。これに対し、オート露出制御において絞
りが開放端近傍になるような暗い被写体、または絞りが
閉じきり近傍の小絞りになるような明るい被写体の撮影
において、中心設定値から露出を明るくする補正、暗く
する補正を等分に設定することはできないとき(図2に
示す領域a,c)、図3(a),(c)に示すように、
露出補正範囲を示すスケール範囲が小さくされて表示さ
れる。
【0078】よって、EVF11で絞り状態を確認しな
がら撮影者の意図に応じた被写体に対する露出設定をす
ることができる。
【0079】(第2実施例)次に、本発明の第2実施例
について図を参照しながら説明する。
【0080】図4は本発明の撮像装置の第2実施例の構
成を示すブロック図、図5は図4の撮像装置のLUTの
記述内容を示す図である。
【0081】第1実施例では、露出補正をアイリスを制
御することによって行うが、本実施例では、アイリスに
加えてAGCゲインを制御することによって露出補正を
行う。
【0082】本実施例における撮像装置は、図4に示す
ように、被写体を結像させるための光学レンズ1を備え
る。光学レンズ1の後方には、光学レンズ1を介して入
射する光量を制御するアイリスなどの絞り機構2が配置
されている。
【0083】絞り機構2の後方には、撮像素子3が配置
されている。撮像素子3は、その前面に結像された光学
像をそれに対応する電気信号に変換する光電変換機能を
有する。撮像素子3で変換された電気信号はS/H回路
7に与えられる。
【0084】S/H回路7は撮像素子3からの電気信号
に対するサンプリングを行う。S/H回路7でサンプリ
ングされた信号はAGC回路8に与えられる。
【0085】AGC回路8は、S/H回路7からの信号
を電気的に増幅する。AGC回路8で増幅された信号は
カメラ信号処理回路9およびAE検波回路13に与えら
れる。
【0086】カメラ信号処理回路9はガンマ補正、色分
離、色差マトリクスなどの処理をした後に、同期信号を
加えて標準テレビジョン信号(以下、標準TV信号)を
生成する。
【0087】カメラ信号処理回路9からのTV信号はビ
デオレコーダ10および加算回路20に与えられる。ビ
デオレコーダ10はTV信号は磁気テープなどの記録媒
体に記録する。
【0088】AE検波回路13は、AGC回路8からの
信号に基づき被写体の露出状態を検出し、その検出結果
を示す検出信号を生成する。
【0089】AE検波回路13からの検出信号は露出制
御回路17に与えられる。露出制御回路17は、AE検
波回路13からの検出信号が最適な露出状態になるよう
にAGC制御部17bへの制御指示信号、電子シャッタ
ー制御部17cへの制御指示信号および切換スイッチ1
7fを介して与えられるアイリス制御部17dへの制御
指示信号を生成するオート露出制御部17aと、マニュ
アル露出制御部17eとを有する。
【0090】AGC制御部17bは、前記制御指示信号
に基づきAGC回路8のゲインを制御する。
【0091】電子シャッター制御部17cは、前記制御
指示信号に基づき撮像素子制御回路6を制御し、撮像素
子制御回路6は、撮像素子3から光電変換された電気信
号を読み出すとともに、電気信号の蓄積時間を制御する
いわゆる電子シャッター機能を制御する。
【0092】アイリス制御部17dは切換スイッチ17
fを介して与えられた制御指示信号に基づきアイリス駆
動回路15を制御し、アイリス駆動回路15は絞り機構
2を駆動するモータ5の駆動を制御する。
【0093】切換スイッチ17fには、オート露出制御
部18aからの制御指示信号とともにマニュアル露出制
御部17eからの制御指示信号が与えられ、切換スイッ
チ17fは選択キー16からの信号に基づき上述の各制
御信号の内のいずれか一方を選択し、出力する。
【0094】マニュアル露出制御部17eは、オート露
出制御からマニュアル制御への切換時にこの切換直前の
オート露出制御時における絞りの設定状態に基づき露出
補正に最適な明るさの範囲を選択し、この明るさの範囲
に対応するLUT170bのデータを選択する補正範囲
選択回路170aと、絞り機構2の状態を検出するホー
ル素子などを用いた検出手段4からの検出信号と選択さ
れたLUT170bのデータとを比較し、その比較の結
果を示す信号を生成する比較回路170cと、比較回路
170cからの比較の結果を示す信号に基づきアイリス
制御部17dへの制御指示信号を生成する補正値演算回
路170eとを含む。
【0095】LUT170bに記述されているデータは
比較回路170cに与えられるとともに表示回路12に
与えられる。LUT170bには、図5に示すように、
絞りの全開状態から全閉状態までのF値を示すアイリス
データと、AGCゲインを示すAGCデータとが記述さ
れ、各データは高分解能な露出制御を可能とするように
細分化されている。AGCデータはアイリスデータが開
放を示す位置から設定され、アイリスデータによって露
出制御不可能な明るさを有する被写体に対しAGCゲイ
ンによって露出制御が可能になる。これに対し、アイリ
スデータによって制御可能な範囲ではAGCデータは固
定されている。
【0096】選択キー16はマニュアル露出制御と、オ
ート露出制御とを切換選択するとともに、オート露出制
御時におけるモードの選択をするためのキーである。
【0097】表示回路12は、マニュアル露出制御が選
択されているときに、マニュアル露出制御時の露出設定
データなどをLUT170aから読み出し、このデータ
に対応する絞り機構2の絞り状態を表示するための信号
を加算回路20に出力する。
【0098】加算回路20は、カメラ信号処理回路9か
らのTV信号と表示回路12からの信号とを加算し、こ
の加算信号を電子ビューファインダー(以下、EVFと
いう)11に出力する。
【0099】EVF11は、加算回路20からの加算信
号に基づきTV信号とともに絞り機構2の絞り状態およ
びAGCゲインの値を画面に映し出し、撮影者はこの画
面を見ながら現在撮影している映像、絞り状態およびA
GCゲインの値を観察する。
【0100】次に、この撮像装置におけるマニュアル露
出制御について説明する。
【0101】撮影者は、選択キー16によってマニュア
ル露出制御を選択すると、手動操作によって被写体に対
する露出状態の設定が行われる。
【0102】選択キー16によって、露出制御がオート
露出制御から手動によるマニュアル露出制御に切り換え
られるとき、露出制御回路17のマニュアル露出制御部
17eへの切換が行われる。
【0103】マニュアル露出制御部17eでは、補正範
囲選択回路170aでオート露出制御からマニュアル制
御への切換時にこの切換直前のオート露出制御時におけ
る絞りの設定状態に基づき露出補正に最適な明るさの範
囲を選択し、この明るさの範囲に対応するLUT170
bの各データを選択する。
【0104】露出補正範囲は、オート露出制御からマニ
ュアル制御への切換直前の露出状態を中心として、その
露出状態より露出を明るくする補正、暗くする補正のそ
れぞれの補正範囲を等分に±2〜3段のF値相当の範囲
に設定され、その設定された補正範囲に対応するLUT
170bのデータが選択される。アイリスデータによっ
て露出制御不可能な明るさを有する被写体であるとき、
AGCゲインの値が選択され、このAGCゲインによっ
て露出制御が行われる。例えば、オート露出制御におい
て絞りが開放端近傍になるような暗い被写体を撮影して
いるときに、マニュアル露出制御への切換に伴う露出補
正が行われると、AGCゲインが上げることによって、
明るくする露出設定を行うことができる。
【0105】選択されたLUT170bのデータがアイ
リスデータであるとき、選択されたLUT170bのデ
ータと検出手段4からのデータとが比較回路170cで
比較され、この比較の結果に差があるとき、補正値演算
回路170dで前記比較結果の差を無くすような補正値
が生成される。
【0106】前記補正値はアイリス制御部17dへスイ
ッチ17fを介して与えられ、アイリス制御部17d
は、検出手段4の値が前記補正値に等しくなるように、
アイリス駆動回路15に指示を与える。アイリス駆動回
路15は前記指示に基づき駆動モータ5を駆動し、絞り
機構2の絞り値は所定の値に設定される。
【0107】選択されたLUT170bのデータがAG
Cデータであるとき、選択されたLUT170bのデー
タは比較回路170c、補正値演算回路170dおよび
切換スイッチ17gを介してAGC制御部17bへ与え
られ、AGC制御部17bは、AGC回路8のAGCゲ
インの値が選択されたLUT170bのデータに等しく
なるように制御する。
【0108】選択されたLUT170bのデータは表示
回路12に送られ、表示回路12はLUT170bのデ
ータに応じて絞り機構2の絞り状態またはAGCゲイン
の値をEVF11の画面に表示するための信号を生成す
る。
【0109】EVF11の画面には、絞り値およびAG
Cゲインの値が映像とともに表示さされる。
【0110】よって、EVF11で絞り状態またはAG
Cゲインの値を確認しながら撮影者の意図に応じた被写
体に対する露出設定をすることができる。
【0111】なお、本実施例では、アイリスデータおよ
びAGCゲインデータをマニュアル露出制御に用いてい
るが、これに加えて電子シャッターを用いることもで
き、さらに広範囲で高分解能な露出補正を行うことがで
きる。
【0112】
【発明の効果】請求項1記載の撮像装置によれば、撮像
素子で撮像エリアの光学像を電気信号に変換し、信号処
理手段で撮像素子からの電気信号に処理を施すことによ
ってテレビジョン信号となる映像信号を生成し、映像検
出手段で映像信号の露出状態を検出し、その検出結果を
示す検出信号を生成し、オート露出制御手段で映像検出
手段の検出信号を監視しながら映像信号の露出状態を一
定の露出状態に制御し、マニュアル露出制御手段で撮影
者が手動による露出制御を露出補正可能に行い、切換手
段でオート露出制御手段とマニュアル露出制御手段とを
切り換え、制御手段でオート露出制御手段からマニュア
ル制御手段へ切り換えたとき、露出制御の可変範囲を変
更するから、オート露出制御手段で最適な露出状態が得
られない被写体に対し、撮影者が意図する最適な露出状
態を設定することができる。
【0113】請求項2記載の撮像装置によれば、マニュ
アル露出制御手段に、広範囲に渡る露出範囲の露出設定
データが記述されているルックアップテーブルと、露出
補正可能な露出範囲を制限し、撮影状況に応じて最適な
露出補正範囲を設定する露出補正範囲設定手段と、前記
設定された露出補正範囲に対応したルックアップテーブ
ルの露出設定データの範囲を選択し、その選択された露
出設定データの範囲内から撮影者が意図する露出設定状
態に対応するデータを選択する選択手段と、前記選択さ
れた露出設定範囲内のデータを読み出し、その読み出さ
れたデータに対応する露出設定状態になるように露出を
制御する制御手段とが設けられているから、広範囲で高
分解能な露出補正を行うことができ、撮影者が意図する
映像を得ることができる。
【0114】請求項3記載の撮像装置によれば、画面に
前記光学像を示す映像を映し出し、その映しされ出され
た映像を観察するための電子ビューファインダーなどの
モニタ手段と、モニタ手段の画面にマニュアル露出制御
手段による露出設定状態を表示する表示手段とが設けら
れているから、モニタ手段の画面に表示された露出設定
状態を確認しながら撮影者の意図に応じた被写体に対す
る露出設定をすることができる。
【0115】請求項4記載の撮像装置によれば、表示手
段で、露出補正範囲設定手段が設定した露出補正範囲を
表示するとともに、撮影者が意図する露出設定状態を認
識可能に表示するから、露出補正範囲設定手段が設定し
た露出補正範囲と撮影者が意図する露出設定状態を確認
しながら撮影者の意図に応じた被写体に対する露出設定
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の第1実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の撮像装置のLUTの記述内容を示す図で
ある。
【図3】図1の撮像装置のマニュアル露出制御時におけ
る絞り状態の画面表示例を示す図である。
【図4】本発明の撮像装置の第2実施例の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図4の撮像装置のLUTの記述内容を示す図で
ある。
【図6】従来の撮像装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】図6の撮像装置のカメラ信号処理回路を構成す
る処理回路を示す図である。
【図8】図6の撮像装置のLUTの記述内容を示す図で
ある。
【図9】マニュアル露出制御時における絞り状態を表す
画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 光学レンズ 2 絞り機構 3 撮像素子 8 AGC回路 9 カメラ信号処理回路 11 EVF 12 表示回路 13 AE検波回路 14,17 露出制御回路 14a,17a オート露出制御部 14e,17e マニュアル露出制御部 16 選択キー 140a,170a 補正範囲選択回路 140b,170b LUT

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像エリアの光学像を電気信号に変換す
    る撮像素子と、前記撮像素子からの電気信号に処理を施
    すことによってテレビジョン信号となる映像信号を生成
    する信号処理手段と、前記映像信号の露出状態を検出
    し、その検出結果を示す検出信号を生成する映像検出手
    段と、前記映像検出手段の検出信号を監視しながら前記
    映像信号の露出状態を一定の露出状態に制御するオート
    露出制御手段と、撮影者が手動による露出制御を露出補
    正可能に行うマニュアル露出制御手段と、前記オート露
    出制御手段と前記マニュアル露出制御手段とを切り換え
    る切換手段と、前記オート露出制御手段から前記マニュ
    アル露出制御手段へ切り換えたとき、前記露出制御の可
    変範囲を変更する制御手段とを備えることを特徴とする
    撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記マニュアル露出制御手段は、広範囲
    に渡る露出範囲の露出設定データが記述されているルッ
    クアップテーブルと、露出補正可能な露出範囲を制限
    し、撮影状況に応じて最適な露出補正範囲を設定する露
    出補正範囲設定手段と、前記設定された露出補正範囲に
    対応したルックアップテーブルの露出設定データの範囲
    を選択し、その選択された露出設定データの範囲内から
    撮影者が意図する露出設定状態に対応するデータを選択
    する選択手段と、前記選択された露出設定範囲内のデー
    タを読み出し、その読み出されたデータに対応する露出
    設定状態になるように露出を制御する制御手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 画面に前記光学像を示す映像を映し出
    し、その映しされ出された映像を観察するための電子ビ
    ューファインダーなどのモニタ手段と、前記モニタ手段
    の画面に前記マニュアル露出制御手段による露出設定状
    態を表示する表示手段とを備えることを特徴とする請求
    項2記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記露出補正範囲設定
    手段が設定した露出補正範囲を表示するとともに、前記
    撮影者が意図する露出設定状態を認識可能に表示するこ
    とを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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