JPH0892176A - 3−アミノフェノールの製造法 - Google Patents

3−アミノフェノールの製造法

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JPH0892176A
JPH0892176A JP6231127A JP23112794A JPH0892176A JP H0892176 A JPH0892176 A JP H0892176A JP 6231127 A JP6231127 A JP 6231127A JP 23112794 A JP23112794 A JP 23112794A JP H0892176 A JPH0892176 A JP H0892176A
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】3−アミノフェノールの工業的に有利な製造方
法を提供する。 【構成】1,3−ジニトロベンゼンをジメチルイミダゾ
リジノン、テトラメチルウレア等の溶媒中で水酸化ナト
リウム等のアルカリと反応させ、中和後または中和前に
水素還元することにより3−アミノフェノールを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芳香族ニトロ化合物か
らアミノフェノールを製造する方法に関するものであ
る。さらに具体的には、1,3−ジニトロベンゼンから
3−アミノフェノールを製造する新規な方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】3−アミノフェノール(メタ−アミノフ
ェノール)を製造する方法としては、ニトロベンゼンを
出発原料としてスルホン化・還元・アルカリ溶融による
方法が古くから知られている。しかしながら、この方法
では強酸や強塩基を多量に用いるため、排水や廃棄物に
よる環境汚染や製造装置の腐蝕、さらには爆発の危険性
さえあり、いくつかの環境問題をかかえている。
【0003】これに対し、レゾルシンを出発原料とする
液相の半アミノ化反応による3−アミノフェノールの製
造法が提案され、この方法で用いる選択的な触媒の開発
について報告されている[「石油学会誌 」35,P3
67−375(1992)]。しかしながら、原料のレ
ゾルシンは芳香族フェノールの一般的合成法であるいわ
ゆるクメン法によって得られるものであるが、レゾルシ
ンを得るためにはベンゼンとプロピレンから多段階のプ
ロセスを必要とし、さらに、他のフェノール類やアセト
ン等の副生物を伴うため、工業的規模においても必ずし
も経済的な方法とは言い難い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、工業的に容
易に供給される芳香族ニトロ化合物を用いて−アミノフ
ェノールを製造する新規な方法を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らはかかる課題
について鋭意研究を行った結果、1,3−ジニトロベン
ゼンを出発原料として3−アミノフェノールを収率よく
製造を得る新たな反応方法を見い出し、本発明を完成さ
せるに至った。
【0006】即ち、本発明は、1,3−ジニトロベンゼ
ンを特定の溶媒中でアルカリと反応させ、次いで反応生
成物を中和した後水素還元するか、または水素還元した
後に中和することにより、3−アミノフェノールを製造
する新規な方法である。
【0007】本発明方法で出発原料として用いられる
1,3−ジニトロベンゼンは、ニトロベンゼンのニトロ
化反応で、有利な位置選択性で容易に製造され、安価に
手に入れることができる化合物である。
【0008】本発明方法で用いられるアルカリとして
は、アルカリ金属あるいはアルカリ土類金属の水酸化物
や炭酸塩があげられる。具体的には、例えば水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、水酸化リ
チウム、炭酸リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カ
ルシウム等があげられるが、これらは単独でもあるいは
2種以上の混合物の形でも用いることができる。本発明
方法においては、これらの中、経済性を重視する点から
も、水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウムの1種ま
たは2種の混合物が好適に用いられ、特に水酸化ナトリ
ウムが反応収率が高く好ましい。反応に用いるアルカリ
の量としては、1,3−ジニトロベンゼンに対して通常
当量以上、好ましくは2〜3当量用いられる。アルカリ
の強度や反応条件にもよるが、3当量より多くすると副
反応が起きる場合があり、また経済的にも好ましくな
い。
【0009】また、本発明方法においてアルカリとの反
応で使用される溶媒としては、非プロトン性の極性有機
溶媒があげられる。かかる溶媒としては、N,N−ジメ
チルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N
−メチル−2−ピロリドン、N,N’−ジメチルイミダ
ゾリジノン(1,3−ジメチルイミダゾリジノン)、
N,N,N’,N’−テトラメチルウレア(1,1,
3,3−テトラメチルウレア)、1,3−ジメチル−
3,4,5,6−テトラヒドロピリミジノン、ジメチル
スルホキシド、スルホラン、ヘキサメチルホスホルアミ
ド等がある。これらの溶媒の中でも、1,3−ジメチル
イミダゾリジノンおよび1,1,3,3−テトラメチル
ウレアなどの極性非プロトン性尿素化合物系の溶媒が副
反応も抑制するなどの優れた効果を示し、好適である。
【0010】本発明方法において、上記の溶媒中におけ
る1,3−ジニトロベンゼンとアルカリとの反応は好ま
しくは少量の水の存在下に行われる。水の存在によっ
て、アルカリが溶解した状態で効率よく反応に供される
だけでなく、1,3−ジニトロベンゼンから中間体と考
えられる3−ニトロフェノール誘導体への変換が選択率
よく進められる効果がある。好適に用いられる水の量と
しては用いるアルカリや溶媒の種類によって異なるが、
用いるアルカリに対する重量比で0.5から5の範囲に
ある。水がこの範囲より少ない場合はその効果が小さ
く、この範囲を超えると反応の速度が遅くなる場合があ
り、好ましくない。
【0011】また、この1,3−ジニトロベンゼンとア
ルカリとの反応において、副反応を抑さえる目的で1,
3−ジニトロベンゼンに対し1〜10モル%程度の範囲
で少量のアミン類あるいはスルホン酸類を添加しても良
い。
【0012】かかる添加物として特に効果のあるものの
具体例としては、例えばヒドロキシルアミン(あるいは
その塩)、スルファミン酸、パラトルエンスルホン酸、
トリフルオロメタンスルホン酸などがあげられるが、こ
れらに限られるものではない。
【0013】本発明方法においては、1,3−ジニトロ
ベンゼンを上記溶媒中でアルカリと反応せしめ、次いで
中和した後に水素で接触還元するか、あるいは中和する
前に水素で接触還元しその後中和することにより、目的
とする3−アミノフェノールを得ることができる。
【0014】この場合、最初の1,3−ジニトロベンゼ
ンとアルカリとの溶媒中での反応は、比較的高められた
温度で行うことが好ましい結果を与える。即ち、好まし
い温度は80〜180℃の範囲であり、さらに好ましく
は90〜150℃の範囲である。反応温度が低いと、
2,4−ジニトロフェノールなどの副性物が多く生成す
る場合があり好ましくなく、また上記範囲を越える高い
温度で反応を行うと、3,3’−アゾオキシベンゼン,
3,3’−アゾベンゼンさらにはこれらの高次の還元性
縮合反応が著しく生じることがあって好ましくない。反
応時間は、反応温度や用いるアルカリと溶媒の種類さら
には撹拌速度や反応装置・形式などによって異なるが、
通常数分から数時間の範囲であり、好適には反応条件の
選択によって30分から3時間の範囲で行われる。
【0015】以上の条件により得られた反応生成物(中
間体)から目的とする3−アミノフェノールを製造する
方法として、一般的な接触還元による方法が採用され
る。
【0016】この還元反応は1,3−ジニトロベンゼン
とアルカリとの反応で用いた溶媒のままで行うことも可
能であり、その方が簡便であるが、必要に応じて、通常
の水素の接触還元に用いられる別の溶媒を使用すること
ができる。
【0017】かかる溶媒としては、水,メタノール,エ
タノール,イソプロパノール,イソブタノール,メチル
セロソルブ,エチルセロソルブ,エチレングリコール,
プロピレングリコール,ジクライム,ジオキサン,テト
ラヒドロフランなどのアルコール類,グリコール類,エ
ーテル類が用いられるが、ヘキサン,シクロヘキサン,
ベンゼン,トルエン,酢酸エチル,酢酸ブチル,ジクロ
ロメタン,クロロホルム,1,1,2−トリクロロエタ
ン等の脂肪族あるいは芳香族,炭化水素,エステル類,
ハロゲン化炭化水素も使用することができる。これらの
溶媒は単独で用いても2種類以上混合して用いてもよ
い。
【0018】還元触媒としては、一般に水素での還元に
使用される還元触媒、例えば、パラジウム,白金,ロジ
ウム,ルテニウム,ラネーコバルト,ラネーニッケル,
銅,鉄等が使用できる。これらの触媒は金属の状態でも
使用できるが、通常はアルミナ,シリカゲル,カーボ
ン,硫酸バリウム等の坦体に坦持されたものが用いられ
る。これらのうち、特にパラジウムあるいは白金をカー
ボンに坦持されたものが工業的に用いる場合に好まし
い。これらの触媒の使用量は被還元物に対して、金属と
して0.01〜20重量%の範囲が適当である。反応温
度は通常0〜150℃の範囲で、好ましくは20〜10
0℃である。また、水素の圧力は常圧ないし50kg/
cm2で通常行われる。
【0019】この場合、1,3−ジニトロベンゼンとア
ルカリとの反応の後、反応生成物をそのまま中和せず
に、還元反応に供してもよいが、反応生成物に塩酸、硫
酸、リン酸等の鉱酸あるいは酢酸、ベンゼンスルホン酸
等の有機酸を所定量加えて中和して後、還元反応を行っ
てもよい。
【0020】このように本発明方法においては、まず
1,3−ジニトロベンゼンとアルカリとを溶媒中で反応
させる第1段目と、次いで、水素による接触還元反応を
行う第2段目との2段階で行われる。第1段目の反応の
終了後第2段目の反応に移行する際に、必要に応じて反
応混合物から反応溶媒を溜去し、還元反応用の溶媒に置
き換えて、触媒を添加し、水素を用い常圧または加圧下
に第2段目の還元反応を行う。この場合、還元反応の前
即ち第1段目反応の後反応系に上記の酸を加えて中和し
てもよく、第2段目の還元反応の後に反応系に上記の酸
を加えて中和してもよい。いずれの方法でも、触媒など
を分離後、通常行われる蒸留などの方法で遊離の3−ア
ミノフェノールとして単離することができる。また、最
も簡便には、同一の反応容器を用い、第1段目の反応溶
媒をそのまま用いて、第1段目の反応終了後、中和など
の中間処理をすることなく、そのまま第2段目の還元反
応まで引き続いて行うこともできる。
【0021】かくして、本発明方法によれば(1)1,
3−ジニトロベンゼンを溶媒中でアルカリと反応させ次
いで水素で接触還元させた後に、反応生成物を酸で中和
するか、あるいは(2)1,3−ジニトロベンゼンを溶
媒中でアルカリと反応させ次いで水素で中和した後、反
応生成物を水素還元する方法が採用でき、いずれも収率
よく目的物を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の如き本発明方法によれば、入手の
容易な1,3−ジニトロベンゼンから工業的に有利に3
−アミノフェノールを製造することができる。
【0023】本発明方法によって得られる3−アミノフ
ェノールは染料(例えば感熱染料)、顔料等の原料とし
て用いられる他に、医薬品や農薬製造の原料や耐熱性高
分子のモノマー、特にポリアミド、ポリイミドの原料と
なる化合物の中間体としても有用である。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例によって、さらに詳細
に説明する。ただし、これらの実施例は本発明の具体例
を説明するためのものであって、これにより本発明が限
定されるものではない。
【0025】[実施例1]水酸化ナトリウム(苛性ソー
ダ)4.3g(0.107モル)を水12mlに溶かし
て、200mlフラスコ中でジメチルイミダゾリジノン
(DMI)80ml中に混合し、温度を130℃に昇温
し撹拌した。次いで、1,3−ジニトロベンゼン(MD
NB)8.4g(0.05モル)をDMI20mlに溶
かして約35分かけて滴下し、窒素気流中そのままの温
度に保って1時間撹拌した。次いで、減圧下に溶媒のD
MIを留去し、その残査をエタノール約100mlを用
いて水添用反応器に移して、5%Pd/Cを500mg
加え、室温でH2初圧10気圧で、吸収により減じたH2
の圧力を補いつつ水素還元反応を行った。約2時間で水
素の吸収が止まった。反応混合物を4N塩酸を用いてP
H=7付近まで中和後、ガスクロマトグラフィー(G
C)を用いて定量分析したところ、3−アミノフェノー
ル4.6g(収率84%)が得られていることがわかっ
た。
【0026】[実施例2]実施例1と同様に反応溶媒と
してジメチルイミダゾリジノン(DMI)80ml、水
酸化ナトリウム(苛性ソーダ)4.3g(0.107モ
ル)および水12mlからなる混合物を125℃に加熱
し、次いで1,3−ジニトロベンゼン(MDNB)をD
MI20mlに溶かした溶液を約50分かけて滴下し
た。滴下終了後そのまま1時間反応させ、反応終了後、
内容物をそのまま500mlオートクレーブに移し、5
%Pd/Cを500mg加えて、室温でH2初圧10k
g/cm2で水素を補充しつつ水素還元反応を行った。2
時間撹拌して水素の吸収が止まった後、同様に4N塩酸
でPH=7で付近まで中和し、GCで定量分析したとこ
ろ、4.7g(収率86%)の3−アミノフェノールが
生成していることがわかった。
【0027】[実施例3]実施例2と同様の反応におい
て、反応溶媒としてジメチルイミダゾリジノン(DM
I)の代わりにテトラメチルウレア(TMU)80ml
を用いて同様の反応を行った。この場合、1段目の反応
で1,3−ジニトロベンゼン(MDNB)滴下終了後4
時間そのまま撹拌して反応を終えた。次いでそのまま溶
媒を変えずに反応混合物を500mlオートクレーブに
移して同様に水素還元反応を行った。その結果3.4g
(収率62%)の3−アミノフェノールが得られた。
【0028】[実施例4]実施例1と同様の反応におい
て、水酸化ナトリウムの代わりに85%純度の水酸化カ
リウム6.6g(0.1モル)をもちいて反応を行っ
た。その結果2.9g(収率53%)の3−アミノフェ
ノールが得られた。
【0029】[実施例5]実施例1と同様に、水酸化ナ
トリウム(苛性ソーダ)4.4g、水12ml、DMI
80mlの混合物を130℃に昇温し、次いでこれに
1,3−ジニトロベンゼン8.4gとスルファミン酸9
7mgをDMI20mlに溶かしたものを滴下した。実
施例1と同様に反応処理し、水素還元を行なって分析し
たところ、3−アミノフェノール4.9g(収率90
%)が生成していることがわかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/46 23/72 23/745 25/00 25/02 C07B 61/00 300

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1,3−ジニトロベンゼンを溶媒中にお
    いてアルカリと反応させ、次いで水素で接触還元せしめ
    た後、中和することを特徴とする3−アミノフェノール
    の製造法。
  2. 【請求項2】 1,3−ジニトロベンゼンを溶媒中にお
    いてアルカリと反応せしめ、次いで中和した後、水素で
    接触還元せしめることを特徴とする3−アミノフェノー
    ルの製造法。
  3. 【請求項3】 1,3−ジニトロベンゼンとアルカリと
    の反応溶媒として、極性非プロトン性溶媒を用いること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の3−アミノ
    フェノールの製造法。
  4. 【請求項4】 1,3−ジニトロベンゼンとアルカリと
    の反応溶媒として、極性非プロトン性尿素化合物を用い
    ることを特徴とする請求項3記載の3−アミノフェノー
    ルの製造法。
  5. 【請求項5】 極性非プロトン性尿素化合物として、
    N,N’−ジメチルイミダゾリジノンまたはN,N,
    N’,N’−テトラメチルウレアを用いることを特徴と
    する請求項4記載の3−アミノフェノールの製造法。
  6. 【請求項6】 アルカリとして、水酸化ナトリウムおよ
    び水酸化カリウムから選ばれた1種または2種混合物を
    用いることを特徴とする請求項1記載または請求項2記
    載の3−アミノフェノールの製造法。
  7. 【請求項7】 1,3−ジニトロベンゼンとアルカリと
    の反応を少量の水の存在下に行うことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の3−アミノフェノールの製造
    法。
  8. 【請求項8】 1,3−ジニトロベンゼンとアルカリと
    の反応において少量のアミン類またはスルホン酸類を添
    加することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の3−アミノフェノールの製造法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104326925A (zh) * 2014-10-09 2015-02-04 河北工业大学 一种硝基苯加氢合成对氨基苯酚的工艺
CN112010763A (zh) * 2020-07-23 2020-12-01 浙江理工大学 一种间氨基苯酚的制备方法

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