JPH0892017A - コンタクトレンズ用液剤 - Google Patents
コンタクトレンズ用液剤Info
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- JPH0892017A JPH0892017A JP22355394A JP22355394A JPH0892017A JP H0892017 A JPH0892017 A JP H0892017A JP 22355394 A JP22355394 A JP 22355394A JP 22355394 A JP22355394 A JP 22355394A JP H0892017 A JPH0892017 A JP H0892017A
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- Japan
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- contact lens
- contact lenses
- biguanide
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L12/00—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor
- A61L12/08—Methods or apparatus for disinfecting or sterilising contact lenses; Accessories therefor using chemical substances
- A61L12/14—Organic compounds not covered by groups A61L12/10 or A61L12/12
- A61L12/141—Biguanides, e.g. chlorhexidine
- A61L12/142—Polymeric biguanides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N47/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid
- A01N47/40—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having a double or triple bond to nitrogen, e.g. cyanates, cyanamides
- A01N47/42—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom not being member of a ring and having no bond to a carbon or hydrogen atom, e.g. derivatives of carbonic acid the carbon atom having a double or triple bond to nitrogen, e.g. cyanates, cyanamides containing —N=CX2 groups, e.g. isothiourea
- A01N47/44—Guanidine; Derivatives thereof
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンタクトレンズの消毒、保存、すすぎなど
に好適に用いることができ、コンタクトレンズに吸着、
濃縮されることがないコンタクトレンズ用液剤を提供す
ること。 【構成】 抗菌活性有効量の一般式(I): 【化6】 (式中、nは1〜500の整数を示す)で表わされるビ
グアナイド誘導体および該ビグアナイド誘導体の塩の少
なくとも1種、ならびに80〜250mMのリン酸およ
びリン酸塩の少なくとも1種を含有したことを特徴とす
るコンタクトレンズ用液剤。
に好適に用いることができ、コンタクトレンズに吸着、
濃縮されることがないコンタクトレンズ用液剤を提供す
ること。 【構成】 抗菌活性有効量の一般式(I): 【化6】 (式中、nは1〜500の整数を示す)で表わされるビ
グアナイド誘導体および該ビグアナイド誘導体の塩の少
なくとも1種、ならびに80〜250mMのリン酸およ
びリン酸塩の少なくとも1種を含有したことを特徴とす
るコンタクトレンズ用液剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンタクトレンズ用液
剤に関する。さらに詳しくは、コンタクトレンズの消
毒、保存、すすぎなどの際に好適に使用しうるコンタク
トレンズ用液剤に関する。
剤に関する。さらに詳しくは、コンタクトレンズの消
毒、保存、すすぎなどの際に好適に使用しうるコンタク
トレンズ用液剤に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、コンタクトレンズには、装用感に
すぐれた含水性ソフトコンタクトレンズや、高酸素透過
性を有するハードコンタクトレンズが一般に広く用いら
れている。
すぐれた含水性ソフトコンタクトレンズや、高酸素透過
性を有するハードコンタクトレンズが一般に広く用いら
れている。
【0003】これらのコンタクトレンズは、いずれも装
用後に洗浄などの手入を必要とし、なかでも含水性ソフ
トコンタクトレンズは、装用前にも消毒する必要があ
る。
用後に洗浄などの手入を必要とし、なかでも含水性ソフ
トコンタクトレンズは、装用前にも消毒する必要があ
る。
【0004】前記含水性ソフトコンタクトレンズを消毒
する方法としては、コンタクトレンズをコンタクトレン
ズ用処理液中で煮沸する加熱消毒方法と、コールド消毒
法と呼ばれている、過酸化水素や殺菌消毒剤で消毒させ
る非加熱消毒方法とがある。
する方法としては、コンタクトレンズをコンタクトレン
ズ用処理液中で煮沸する加熱消毒方法と、コールド消毒
法と呼ばれている、過酸化水素や殺菌消毒剤で消毒させ
る非加熱消毒方法とがある。
【0005】しかしながら、これらの方法は、いずれも
その操作、取扱いが煩雑であり、とくに前記非加熱消毒
方法で過酸化水素を用いたばあいには、中和処理を施す
必要があるのでその操作が煩雑となり、また殺菌消毒剤
を用いたばあいには、アレルギーなどの副作用が生じる
ことがあった。
その操作、取扱いが煩雑であり、とくに前記非加熱消毒
方法で過酸化水素を用いたばあいには、中和処理を施す
必要があるのでその操作が煩雑となり、また殺菌消毒剤
を用いたばあいには、アレルギーなどの副作用が生じる
ことがあった。
【0006】前記殺菌消毒剤を用いた非加熱消毒方法の
なかでは、殺菌消毒剤がコンタクトレンズ内に浸透した
ときにアレルギーが発生しやすいことに着目して、コン
タクトレンズ内への殺菌消毒剤の浸透を防ぐために、殺
菌消毒剤としてビグアナイドを用いたコンタクトレンズ
の消毒保存用溶液が提案され(特開昭49−18043
号公報および特開昭61−85301号公報)、普及さ
れてきている。
なかでは、殺菌消毒剤がコンタクトレンズ内に浸透した
ときにアレルギーが発生しやすいことに着目して、コン
タクトレンズ内への殺菌消毒剤の浸透を防ぐために、殺
菌消毒剤としてビグアナイドを用いたコンタクトレンズ
の消毒保存用溶液が提案され(特開昭49−18043
号公報および特開昭61−85301号公報)、普及さ
れてきている。
【0007】しかしながら、前記ビグアナイドを含有し
たコンタクトレンズの消毒保存用溶液は、用いられるコ
ンタクトレンズの種類によっては、該コンタクトレンズ
に該ビグアナイドが高濃度で吸着することがあるため、
目に対する安全性の面で充分ではない。
たコンタクトレンズの消毒保存用溶液は、用いられるコ
ンタクトレンズの種類によっては、該コンタクトレンズ
に該ビグアナイドが高濃度で吸着することがあるため、
目に対する安全性の面で充分ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、コンタクトレンズの消
毒、保存、すすぎなどに好適に用いることができること
は勿論のこと、コンタクトレンズに吸着、濃縮されるこ
とがないコンタクトレンズ用液剤を提供することを目的
とする。
術に鑑みてなされたものであり、コンタクトレンズの消
毒、保存、すすぎなどに好適に用いることができること
は勿論のこと、コンタクトレンズに吸着、濃縮されるこ
とがないコンタクトレンズ用液剤を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、抗菌活性有
効量の一般式(I):
効量の一般式(I):
【0010】
【化2】
【0011】(式中、nは1〜500の整数を示す)で
表わされるビグアナイド誘導体および該ビグアナイド誘
導体の塩の少なくとも1種、ならびに80〜250mM
のリン酸およびリン酸塩の少なくとも1種を含有したこ
とを特徴とするコンタクトレンズ用液剤に関する。
表わされるビグアナイド誘導体および該ビグアナイド誘
導体の塩の少なくとも1種、ならびに80〜250mM
のリン酸およびリン酸塩の少なくとも1種を含有したこ
とを特徴とするコンタクトレンズ用液剤に関する。
【0012】
【作用および実施例】本発明のコンタクトレンズ用液剤
は、前記したように、抗菌活性有効量の一般式(I):
は、前記したように、抗菌活性有効量の一般式(I):
【0013】
【化3】
【0014】(式中、nは1〜500の整数を示す)で
表わされるビグアナイド誘導体および該ビグアナイド誘
導体の塩の少なくとも1種(以下、ビグアナイド誘導体
類という)、ならびに80〜250mMのリン酸および
リン酸塩の少なくとも1種(以下、リン酸類という)を
含有したものである。
表わされるビグアナイド誘導体および該ビグアナイド誘
導体の塩の少なくとも1種(以下、ビグアナイド誘導体
類という)、ならびに80〜250mMのリン酸および
リン酸塩の少なくとも1種(以下、リン酸類という)を
含有したものである。
【0015】本発明に用いられる一般式(I)で表わさ
れるビグアナイド誘導体および該ビグアナイド誘導体の
塩は、式:
れるビグアナイド誘導体および該ビグアナイド誘導体の
塩は、式:
【0016】
【化4】
【0017】で表わされるグアニジン基が2個結合した
式:
式:
【0018】
【化5】
【0019】で表わされるビグアナイド基を有するもの
であり、広い抗菌スペクトルを有するものである。
であり、広い抗菌スペクトルを有するものである。
【0020】なお、前記ビグアナイド誘導体の概念に
は、ヘキサメチレンビグアナイド、該ヘキサメチレンビ
グアナイドのポリマー、該ヘキサメチレンビグアナイド
または該ヘキサメチレンビグアナイドのポリマーと塩基
性化合物とからなる塩が含まれる。
は、ヘキサメチレンビグアナイド、該ヘキサメチレンビ
グアナイドのポリマー、該ヘキサメチレンビグアナイド
または該ヘキサメチレンビグアナイドのポリマーと塩基
性化合物とからなる塩が含まれる。
【0021】前記ビグアナイド誘導体およびビグアナイ
ド誘導体の塩の代表的な商品としては、たとえばArl
agard E、Cosmocil CQ、Proxe
lIB、Vantocil IB(以上、ゼネカ(株)
製、商品名)、Mikrokill、Mikrokil
l 20(以上、ブルックス(Brooks)社製、商
品名)などがあげられる。
ド誘導体の塩の代表的な商品としては、たとえばArl
agard E、Cosmocil CQ、Proxe
lIB、Vantocil IB(以上、ゼネカ(株)
製、商品名)、Mikrokill、Mikrokil
l 20(以上、ブルックス(Brooks)社製、商
品名)などがあげられる。
【0022】前記ビグアナイド誘導体および該ビグアナ
イド誘導体の塩の一例として、たとえばゼネカ(株)か
ら上市されているポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸
塩の20%水溶液(商品名:Cosmocil CQ、
一般式(I)中のnが平均12程度)などがあげられ
る。
イド誘導体の塩の一例として、たとえばゼネカ(株)か
ら上市されているポリヘキサメチレンビグアニジン塩酸
塩の20%水溶液(商品名:Cosmocil CQ、
一般式(I)中のnが平均12程度)などがあげられ
る。
【0023】前記ビグアナイド誘導体類の配合量は、対
象菌種などによって異なるので一概には決定することが
できない。菌として、たとえばグラム陰性菌であるエシ
リキア・コリ(Escherichia coli)を
用いたばあいには、前記ビグアナイド誘導体類による最
小発育阻止濃度は、20ppm、シュードモーナス・ア
エルギノーサ(Pseudomonas aerugi
nosa)を用いたばあいには、その最小発育阻止濃度
は、100ppm、またグラム陽性菌であるスタフィロ
コッカス・アウレウス(Staphylococcus
aureus)を用いたばあいには、その最小発育阻
止濃度は、20ppmで、前記ビグアナイド誘導体類
は、すぐれた殺菌、静菌性を呈する。したがって、本発
明においては、充分な殺菌、静菌性が呈されるようにす
るために、前記ビグアナイド誘導体類の配合量は、抗菌
活性有効量とされ、通常、かかる抗菌活性有効量は、え
られるコンタクトレンズ用液剤中に、充分な殺菌、静菌
性を付与するために、0.1ppm以上、好ましくは
0.5ppm以上、さらに好ましくは0.8ppm以上
含有されるように調整することが望ましく、またコンタ
クトレンズへの吸着を抑制させるために、10ppm以
下、好ましくは5ppm以下、さらに好ましくは3pp
m以下含有されるように調整することが望ましい。
象菌種などによって異なるので一概には決定することが
できない。菌として、たとえばグラム陰性菌であるエシ
リキア・コリ(Escherichia coli)を
用いたばあいには、前記ビグアナイド誘導体類による最
小発育阻止濃度は、20ppm、シュードモーナス・ア
エルギノーサ(Pseudomonas aerugi
nosa)を用いたばあいには、その最小発育阻止濃度
は、100ppm、またグラム陽性菌であるスタフィロ
コッカス・アウレウス(Staphylococcus
aureus)を用いたばあいには、その最小発育阻
止濃度は、20ppmで、前記ビグアナイド誘導体類
は、すぐれた殺菌、静菌性を呈する。したがって、本発
明においては、充分な殺菌、静菌性が呈されるようにす
るために、前記ビグアナイド誘導体類の配合量は、抗菌
活性有効量とされ、通常、かかる抗菌活性有効量は、え
られるコンタクトレンズ用液剤中に、充分な殺菌、静菌
性を付与するために、0.1ppm以上、好ましくは
0.5ppm以上、さらに好ましくは0.8ppm以上
含有されるように調整することが望ましく、またコンタ
クトレンズへの吸着を抑制させるために、10ppm以
下、好ましくは5ppm以下、さらに好ましくは3pp
m以下含有されるように調整することが望ましい。
【0024】本発明においては、コンタクトレンズ用液
剤に、リン酸類を含有させた点に1つの大きな特徴があ
る。
剤に、リン酸類を含有させた点に1つの大きな特徴があ
る。
【0025】前記リン酸類と、前記ビグアナイド誘導体
類とを併用したばあいには、意外なことに、前記ビグア
ナイド誘導体類がコンタクトレンズ内に吸着されること
を抑制するという効果が発現される。
類とを併用したばあいには、意外なことに、前記ビグア
ナイド誘導体類がコンタクトレンズ内に吸着されること
を抑制するという効果が発現される。
【0026】前記リン酸類とは、前記したように、リン
酸およびリン酸塩の少なくとも1種をいう。
酸およびリン酸塩の少なくとも1種をいう。
【0027】前記リン酸とは、リン酸(オルトリン酸、
H3 PO4 )のみならず、メタリン酸、ポリリン酸を含
む概念のものであり、これらは、通常、単独でまたは2
種以上を混合して用いられる。
H3 PO4 )のみならず、メタリン酸、ポリリン酸を含
む概念のものであり、これらは、通常、単独でまたは2
種以上を混合して用いられる。
【0028】前記リン酸塩の代表例としては、たとえば
リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リ
ン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウムなどがあげ
られ、これらは、通常単独でまたは2種以上を混合して
用いられる。
リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二ナトリウム、リ
ン酸二水素カリウム、リン酸水素二カリウムなどがあげ
られ、これらは、通常単独でまたは2種以上を混合して
用いられる。
【0029】前記リン酸類のなかでは、リン酸二水素ナ
トリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素カリ
ウム、リン酸水素二カリウムは、一般に広く用いられて
おり、入手が容易であるので、本発明において好適に使
用しうるものである。
トリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素カリ
ウム、リン酸水素二カリウムは、一般に広く用いられて
おり、入手が容易であるので、本発明において好適に使
用しうるものである。
【0030】前記リン酸類の配合量は、えられるコンタ
クトレンズ用液剤中に、前記ビグアナイド誘導体類がコ
ンタクトレンズに吸着されるのを充分に阻止するため
に、80mM以上、好ましくは95mM以上、さらに好
ましくは100mM以上含有されるように調整され、ま
たえられるコンタクトレンズ用液剤の浸透圧が生理的浸
透圧以下となるようにするために、250mM以下、好
ましくは200mM以下、さらに好ましくは150mM
以下含有されるように調整される。
クトレンズ用液剤中に、前記ビグアナイド誘導体類がコ
ンタクトレンズに吸着されるのを充分に阻止するため
に、80mM以上、好ましくは95mM以上、さらに好
ましくは100mM以上含有されるように調整され、ま
たえられるコンタクトレンズ用液剤の浸透圧が生理的浸
透圧以下となるようにするために、250mM以下、好
ましくは200mM以下、さらに好ましくは150mM
以下含有されるように調整される。
【0031】本発明においては、コンタクトレンズの洗
浄性を向上せしめ、洗浄剤として用いるばあいには、コ
ンタクトレンズ用液剤には、ノニオン性界面活性剤を含
有せしめることが好ましい。
浄性を向上せしめ、洗浄剤として用いるばあいには、コ
ンタクトレンズ用液剤には、ノニオン性界面活性剤を含
有せしめることが好ましい。
【0032】なお、界面活性剤として、カチオン性界面
活性剤を用いたばあいには、活性基がコンタクトレンズ
に吸着し、またえられるコンタクトレンズ用液剤が目に
入ったとき、目に刺激を与えることがあり、アニオン性
界面活性剤を用いたばあいには、前記ビクアナイド誘導
体類とのあいだで塩を形成し、析出するようになり、ま
た両性界面活性剤を用いたばあいには、えられるコンタ
クトレンズ用液剤が目に入ったとき、目に刺激を与える
ようになるので、これらの界面活性剤は、いずれも好ま
しくない。
活性剤を用いたばあいには、活性基がコンタクトレンズ
に吸着し、またえられるコンタクトレンズ用液剤が目に
入ったとき、目に刺激を与えることがあり、アニオン性
界面活性剤を用いたばあいには、前記ビクアナイド誘導
体類とのあいだで塩を形成し、析出するようになり、ま
た両性界面活性剤を用いたばあいには、えられるコンタ
クトレンズ用液剤が目に入ったとき、目に刺激を与える
ようになるので、これらの界面活性剤は、いずれも好ま
しくない。
【0033】前記ノニオン性界面活性剤としては、たと
えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレングリセリン脂肪族エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシ
エチレンアルキルアミンなどがあげられ、これらは単独
でまたは2種以上を混合して用いられる。
えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレングリセリン脂肪族エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール
脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソル
ビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、ポリオキシ
エチレンアルキルアミンなどがあげられ、これらは単独
でまたは2種以上を混合して用いられる。
【0034】前記ノニオン性界面活性剤は、いずれもコ
ンタクトレンズ用液剤に対して可溶性を呈し、コンタク
トレンズに対してすぐれた洗浄性を呈するものである
が、これらのなかでは、オキシプロピレン鎖を有し、該
オキシプロピレン鎖の両端にオキシエチレン鎖を有する
ものは、眼組織に対して非刺激性のものであり、高い安
全性を有するものであるので、本発明においては、とく
に好適に用いることができる。
ンタクトレンズ用液剤に対して可溶性を呈し、コンタク
トレンズに対してすぐれた洗浄性を呈するものである
が、これらのなかでは、オキシプロピレン鎖を有し、該
オキシプロピレン鎖の両端にオキシエチレン鎖を有する
ものは、眼組織に対して非刺激性のものであり、高い安
全性を有するものであるので、本発明においては、とく
に好適に用いることができる。
【0035】前記オキシプロピレン鎖を有し、該オキシ
プロピレン鎖の両端にオキシエチレン鎖を有するノニオ
ン性界面活性剤の代表例としては、たとえばプルロニッ
クL−64、プルロニックP−84、プルロニックF−
68、プルロニックF−88、プルロニックF−10
8、シンペロニックPE/F127などがあげられる。
プロピレン鎖の両端にオキシエチレン鎖を有するノニオ
ン性界面活性剤の代表例としては、たとえばプルロニッ
クL−64、プルロニックP−84、プルロニックF−
68、プルロニックF−88、プルロニックF−10
8、シンペロニックPE/F127などがあげられる。
【0036】前記ノニオン性界面活性剤の配合量は、通
常、えられるコンタクトレンズ用液剤中に、充分な洗浄
性を付与せしめるために、0.1w/v%以上、好まし
くは0.25w/v%以上、さらに好ましくは0.5w
/v%以上含有されるように調整されることが望まし
く、またコンタクトレンズ用液剤への溶解性を向上させ
るために、10w/v%以下、好ましくは5w/v%以
下、さらに好ましくは1w/v%以下含有されるように
調整されることが望ましい。
常、えられるコンタクトレンズ用液剤中に、充分な洗浄
性を付与せしめるために、0.1w/v%以上、好まし
くは0.25w/v%以上、さらに好ましくは0.5w
/v%以上含有されるように調整されることが望まし
く、またコンタクトレンズ用液剤への溶解性を向上させ
るために、10w/v%以下、好ましくは5w/v%以
下、さらに好ましくは1w/v%以下含有されるように
調整されることが望ましい。
【0037】なお、本発明のコンタクトレンズ用液剤に
は、涙液中の多価金属イオンをキレート化させるため
に、たとえばエチレンジアミン四酢酸ナトリウムなどの
エチレンジアミン四酢酸塩などの金属封鎖剤を配合して
もよく、また等張化させるために、たとえば塩化ナトリ
ウムなどを用いて浸透圧が270〜320mmol/k
gとなるようにしてもよい。
は、涙液中の多価金属イオンをキレート化させるため
に、たとえばエチレンジアミン四酢酸ナトリウムなどの
エチレンジアミン四酢酸塩などの金属封鎖剤を配合して
もよく、また等張化させるために、たとえば塩化ナトリ
ウムなどを用いて浸透圧が270〜320mmol/k
gとなるようにしてもよい。
【0038】本発明のコンタクトレンズ用液剤を調製す
るにあたっては、特殊な方法をとくに必要とせず、通常
の水溶液を調製するばあいと同様に、所定量の滅菌精製
水に各成分を溶解させることにより、該コンタクトレン
ズ用液剤がえられる。
るにあたっては、特殊な方法をとくに必要とせず、通常
の水溶液を調製するばあいと同様に、所定量の滅菌精製
水に各成分を溶解させることにより、該コンタクトレン
ズ用液剤がえられる。
【0039】えられたコンタクトレンズ用液剤は、澄明
であり、さらに必要により、無菌濾過などを行なうこと
ができる。
であり、さらに必要により、無菌濾過などを行なうこと
ができる。
【0040】前記コンタクトレンズ用液剤中に、コンタ
クトレンズを浸漬させることにより、該コンタクトレン
ズを保存、消毒することができ、また前記コンタクトレ
ンズ用液剤を用いて、すすぎ洗い、手指によるこすり洗
いをすることにより、該コンタクトレンズのすすぎ、洗
浄、消毒を行なうことができる。
クトレンズを浸漬させることにより、該コンタクトレン
ズを保存、消毒することができ、また前記コンタクトレ
ンズ用液剤を用いて、すすぎ洗い、手指によるこすり洗
いをすることにより、該コンタクトレンズのすすぎ、洗
浄、消毒を行なうことができる。
【0041】つぎに、本発明のコンタクトレンズ用液剤
を実施例にもとづいてさらに詳細に説明するが、本発明
はかかる実施例のみに限定されるものではない。
を実施例にもとづいてさらに詳細に説明するが、本発明
はかかる実施例のみに限定されるものではない。
【0042】実施例1 ノニオン性界面活性剤として、ポロキサマー407(ビ
ーエーエスエフ ジャパン(株)製、商品名、Lutr
ol F−127)500mgを水50mlに溶解させ
てポロキサマー407の水溶液をえた。
ーエーエスエフ ジャパン(株)製、商品名、Lutr
ol F−127)500mgを水50mlに溶解させ
てポロキサマー407の水溶液をえた。
【0043】つぎに、リン酸水素二ナトリウム・12水
2600mg、リン酸二水素ナトリウム・二水和物40
0mg、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム80mgお
よび塩化ナトリウム230mgを水40mlに溶解さ
せ、攪拌しながら前記ポロキサマー407の水溶液全量
を添加し、ついでビグアナイト誘導体類としてポリヘキ
サメチレンビグアニジン塩酸塩(ゼネカ(株)製、商品
名:CosmocilCQ)0.02mgを添加したの
ち、精製水を添加して全量を100mlとし、充分に攪
拌してコンタクトレンズ用液剤(リン酸類の濃度100
mM、浸透圧295mmol/kg、pH7.2)をえ
た。
2600mg、リン酸二水素ナトリウム・二水和物40
0mg、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム80mgお
よび塩化ナトリウム230mgを水40mlに溶解さ
せ、攪拌しながら前記ポロキサマー407の水溶液全量
を添加し、ついでビグアナイト誘導体類としてポリヘキ
サメチレンビグアニジン塩酸塩(ゼネカ(株)製、商品
名:CosmocilCQ)0.02mgを添加したの
ち、精製水を添加して全量を100mlとし、充分に攪
拌してコンタクトレンズ用液剤(リン酸類の濃度100
mM、浸透圧295mmol/kg、pH7.2)をえ
た。
【0044】えられたコンタクトレンズ用液剤を濾過滅
菌した。
菌した。
【0045】実施例2 実施例1において、リン酸水素二ナトリウム・12水の
配合量を2600mgから3640mgに、またリン酸
二水素ナトリウム・二水和物の配合量を400mgから
560mgにそれぞれ変更したほかは、実施例1と同様
にしてコンタクトレンズ用液剤(リン酸類の濃度150
mM、浸透圧295mmol/kg、pH7.2)をえ
た。
配合量を2600mgから3640mgに、またリン酸
二水素ナトリウム・二水和物の配合量を400mgから
560mgにそれぞれ変更したほかは、実施例1と同様
にしてコンタクトレンズ用液剤(リン酸類の濃度150
mM、浸透圧295mmol/kg、pH7.2)をえ
た。
【0046】実施例1〜2でえられたコンタクトレンズ
用液剤を用いて、以下の方法にしたがって、(イ)殺バ
クテリア活性、(ロ)コンタクトレンズ用材料へのビグ
アナイド誘導体類の吸着、(ハ)増殖阻害率による安全
性の確認、(ニ)洗浄効果確認試験、(ホ)すすぎ・保
存性に関する確認を行なった。
用液剤を用いて、以下の方法にしたがって、(イ)殺バ
クテリア活性、(ロ)コンタクトレンズ用材料へのビグ
アナイド誘導体類の吸着、(ハ)増殖阻害率による安全
性の確認、(ニ)洗浄効果確認試験、(ホ)すすぎ・保
存性に関する確認を行なった。
【0047】(イ)殺バクテリア活性 供試菌を107 〜108 cfu/mlに調製し、該供試
菌0.05mlをコンタクトレンズ用液剤10mlに添
加して供試菌量が105 〜106 cfu/mlとなるよ
うに調整した。
菌0.05mlをコンタクトレンズ用液剤10mlに添
加して供試菌量が105 〜106 cfu/mlとなるよ
うに調整した。
【0048】なお、供試菌には、エシリキア・コリ(E
scherichia coli)(ATCC873
9)、シュードモーナス・アエルギノーサ(Pseud
omonas aeruginosa)(ATCC90
27)およびスタフィロコッカス・アウレウス(Sta
phylococcus aureus)(ATCC6
538)を用いた。
scherichia coli)(ATCC873
9)、シュードモーナス・アエルギノーサ(Pseud
omonas aeruginosa)(ATCC90
27)およびスタフィロコッカス・アウレウス(Sta
phylococcus aureus)(ATCC6
538)を用いた。
【0049】つぎに、前記供試菌が添加されたコンタク
トレンズ用液剤を所定時間経過後に採取し、生菌数を測
定することにより、殺菌効果を調べた。その結果を表1
に示す。
トレンズ用液剤を所定時間経過後に採取し、生菌数を測
定することにより、殺菌効果を調べた。その結果を表1
に示す。
【0050】(ロ)コンタクトレンズ用材料へのビグア
ナイド誘導体類の吸着 ジメチルメタクリルアミドとN−ビニルピロリドンとを
主成分とする含水率72%の高含水性ソフトコンタクト
レンズ用材料1gをコンタクトレンズ用液剤65mlに
35℃で24時間浸漬し、コンタクトレンズ用液剤に含
まれるビグアナイド誘導体の残量濃度を測定し、つぎに
前記コンタクトレンズ用材料を浸漬したコンタクトレン
ズ用液剤を新しく調製した前記と同じ組成からなるコン
タクトレンズ用液剤65mlと交換し、該コンタクトレ
ンズ用液剤に前記コンタクトレンズ用材料を35℃で2
4時間浸漬し、ビグアナイド誘導体の残量濃度を測定す
る操作を4回繰り返した。
ナイド誘導体類の吸着 ジメチルメタクリルアミドとN−ビニルピロリドンとを
主成分とする含水率72%の高含水性ソフトコンタクト
レンズ用材料1gをコンタクトレンズ用液剤65mlに
35℃で24時間浸漬し、コンタクトレンズ用液剤に含
まれるビグアナイド誘導体の残量濃度を測定し、つぎに
前記コンタクトレンズ用材料を浸漬したコンタクトレン
ズ用液剤を新しく調製した前記と同じ組成からなるコン
タクトレンズ用液剤65mlと交換し、該コンタクトレ
ンズ用液剤に前記コンタクトレンズ用材料を35℃で2
4時間浸漬し、ビグアナイド誘導体の残量濃度を測定す
る操作を4回繰り返した。
【0051】つぎに次式にもとづいてコンタクトレンズ
用材料内のビグアナイド誘導体類の濃度(吸着量)を求
めた。その結果を表2に示す。
用材料内のビグアナイド誘導体類の濃度(吸着量)を求
めた。その結果を表2に示す。
【0052】[ビグアナイド誘導体類の吸着量]=
[(浸漬前の液剤中のビグアナイド誘導体類の濃度)−
(浸漬後の液剤中のビグアナイド誘導体類の濃度)]×
[液剤量]/[(含水コンタクトレンズ用材料の重量)
×(コンタクトレンズ用材料の含水率)] (ハ)増殖阻害率による安全性の確認 コンタクトレンズ用液剤の安全性を細胞毒性によって評
価した。
[(浸漬前の液剤中のビグアナイド誘導体類の濃度)−
(浸漬後の液剤中のビグアナイド誘導体類の濃度)]×
[液剤量]/[(含水コンタクトレンズ用材料の重量)
×(コンタクトレンズ用材料の含水率)] (ハ)増殖阻害率による安全性の確認 コンタクトレンズ用液剤の安全性を細胞毒性によって評
価した。
【0053】24穴細胞培養用プレートに、1×105
cells/mlのマウス繊維芽細胞L−929をま
き、2〜3時間培養後にプレートへの吸着を確認したの
ち、コンタクトレンズ用液剤を100μlまたは200
μl添加して3日間培養し、細胞での増殖阻害率の測定
を行なった。その結果を表3に示す。
cells/mlのマウス繊維芽細胞L−929をま
き、2〜3時間培養後にプレートへの吸着を確認したの
ち、コンタクトレンズ用液剤を100μlまたは200
μl添加して3日間培養し、細胞での増殖阻害率の測定
を行なった。その結果を表3に示す。
【0054】(ニ)洗浄効果確認試験 ソルビタンモノオレイン酸エステル(和光純薬工業
(株)製、商品名:スパン80)(6w/v%)、ヒマ
シ油(16w/v%)、ラノリン(35w/v%)、オ
レイン酸(5w/v%)、ソルビタントリオレイン酸エ
ステル(和光純薬工業(株)製、商品名:スパン85)
(4w/v%)、セチルアルコール(2w/v%)、コ
レステロール(2w/v%)および酢酸コレステロール
(30w/v%)が溶解され、攪拌によって均一化され
た人工脂質液2.5w/v%と、生理食塩水97.5w
/v%とを混合して人工脂質溶液を調製した。
(株)製、商品名:スパン80)(6w/v%)、ヒマ
シ油(16w/v%)、ラノリン(35w/v%)、オ
レイン酸(5w/v%)、ソルビタントリオレイン酸エ
ステル(和光純薬工業(株)製、商品名:スパン85)
(4w/v%)、セチルアルコール(2w/v%)、コ
レステロール(2w/v%)および酢酸コレステロール
(30w/v%)が溶解され、攪拌によって均一化され
た人工脂質液2.5w/v%と、生理食塩水97.5w
/v%とを混合して人工脂質溶液を調製した。
【0055】前記(ロ)で用いたのと同様の高含水性ソ
フトコンタクトレンズ用材料(含水率72%)からなる
コンタクトレンズに前記人工脂質溶液5μlを付着させ
て人工脂質汚水付着レンズをえた。
フトコンタクトレンズ用材料(含水率72%)からなる
コンタクトレンズに前記人工脂質溶液5μlを付着させ
て人工脂質汚水付着レンズをえた。
【0056】えられた人工脂質汚水付着レンズを掌の上
にのせ、コンタクトレンズ用液剤または生理食塩水を片
面あたり3滴(合計6滴)を付着させて5秒間洗浄し、
洗浄状態を観察した。その結果を表4に示す。
にのせ、コンタクトレンズ用液剤または生理食塩水を片
面あたり3滴(合計6滴)を付着させて5秒間洗浄し、
洗浄状態を観察した。その結果を表4に示す。
【0057】(ホ)すすぎ・保存性に関する確認 前記(ロ)で用いたのと同様の高含水性ソフトコンタク
トレンズ用材料(含水率72%)からなるコンタクトレ
ンズを被検者に8時間にわたって目に装用して使用して
もらったのち、片面にコンタクトレンズ用液剤3滴を付
着させてその面を15回洗浄し、もう片面も同様にして
洗浄したのち、20秒間液剤を滴下させながらもみすす
ぎ、4時間以上の浸漬消毒を行ない、ついで35±2℃
で7日間コンタクトレンズ用液剤または生理食塩水中で
保存した。そののち、コンタクトレンズ用液剤または生
理食塩水中の微生物の存在の確認を行なった。その結果
を表5に示す。
トレンズ用材料(含水率72%)からなるコンタクトレ
ンズを被検者に8時間にわたって目に装用して使用して
もらったのち、片面にコンタクトレンズ用液剤3滴を付
着させてその面を15回洗浄し、もう片面も同様にして
洗浄したのち、20秒間液剤を滴下させながらもみすす
ぎ、4時間以上の浸漬消毒を行ない、ついで35±2℃
で7日間コンタクトレンズ用液剤または生理食塩水中で
保存した。そののち、コンタクトレンズ用液剤または生
理食塩水中の微生物の存在の確認を行なった。その結果
を表5に示す。
【0058】比較例1 実施例1において、塩化ナトリウムの配合量を230m
gから490mgに変更し、リン酸水素二ナトリウム・
12水2600mgおよびリン酸二水素ナトリウム・二
水和物400mgのかわりに、ホウ酸640mgおよび
ホウ砂120mgを用いたほかは、実施例1と同様にし
てコンタクトレンズ用液剤(浸透圧295mmol/k
g、pH7.2)100mlをえた。
gから490mgに変更し、リン酸水素二ナトリウム・
12水2600mgおよびリン酸二水素ナトリウム・二
水和物400mgのかわりに、ホウ酸640mgおよび
ホウ砂120mgを用いたほかは、実施例1と同様にし
てコンタクトレンズ用液剤(浸透圧295mmol/k
g、pH7.2)100mlをえた。
【0059】えられたコンタクトレンズ用液剤を濾過滅
菌したのち、実施例1〜2と同様にして、前記(イ)〜
(ハ)の各項目を調べた。その結果を表1〜3に示す。
菌したのち、実施例1〜2と同様にして、前記(イ)〜
(ハ)の各項目を調べた。その結果を表1〜3に示す。
【0060】比較例2 実施例1において、塩化ナトリウムの配合量を230m
gから490mgに、リン酸水素二ナトリウム・12水
の配合量を2600mgから1300mgに、またリン
酸二水素ナトリウム・二水和物の配合量を400mgか
ら200mgにそれぞれ変更したほかは、実施例1と同
様にしてコンタクトレンズ用液剤(リン酸類の濃度50
mM、浸透圧295mmol/kg、pH7.2)10
0mlをえた。
gから490mgに、リン酸水素二ナトリウム・12水
の配合量を2600mgから1300mgに、またリン
酸二水素ナトリウム・二水和物の配合量を400mgか
ら200mgにそれぞれ変更したほかは、実施例1と同
様にしてコンタクトレンズ用液剤(リン酸類の濃度50
mM、浸透圧295mmol/kg、pH7.2)10
0mlをえた。
【0061】えられたコンタクトレンズ用液剤を濾過滅
菌したのち、実施例1〜2と同様にして、前記(ロ)の
項目を調べた。その結果を表2に示す。
菌したのち、実施例1〜2と同様にして、前記(ロ)の
項目を調べた。その結果を表2に示す。
【0062】(イ)殺バクテリア活性の試験結果は、表
1のとおりである。
1のとおりである。
【0063】
【表1】
【0064】表1に示された結果から、実施例1〜2で
えられたコンタクトレンズ用液剤は、コンタクトレンズ
の消毒に充分な殺菌効力を有することがわかる。
えられたコンタクトレンズ用液剤は、コンタクトレンズ
の消毒に充分な殺菌効力を有することがわかる。
【0065】(ロ)コンタクトレンズ用材料へのビグア
ナイド誘導体類の吸着を調べた結果は、表2のとおりで
ある。
ナイド誘導体類の吸着を調べた結果は、表2のとおりで
ある。
【0066】
【表2】
【0067】表2に示された結果から、実施例1〜2お
よび比較例2でえられたコンタクトレンズ用液剤がコン
タクトレンズ用材料に吸着される量は、該コンタクトレ
ンズ用材料を浸漬させたコンタクトレンズ用液剤のリン
酸類の濃度の増大にともなって減少することがわかる。
よび比較例2でえられたコンタクトレンズ用液剤がコン
タクトレンズ用材料に吸着される量は、該コンタクトレ
ンズ用材料を浸漬させたコンタクトレンズ用液剤のリン
酸類の濃度の増大にともなって減少することがわかる。
【0068】ところで、実施例1〜2および比較例1で
用いられた試験片は、コンタクトレンズ用材料(1g)
であり、かかる測定結果にもとづいて換算してコンタク
トレンズ1枚(0.03g)あたりの吸着量を求める
と、実施例1で0.16ppm程度、また実施例2で
0.10ppm程度となる。これらの吸着量は、ビグア
ナイド誘導体類の50%細胞発育阻止濃度が約17pp
mであることを考えると、はるかに低い吸着量であるか
ら、実施例1〜2でえられたコンタクトレンズ用液剤
は、眼に対する完全性にすぐれたものであることがわか
る。
用いられた試験片は、コンタクトレンズ用材料(1g)
であり、かかる測定結果にもとづいて換算してコンタク
トレンズ1枚(0.03g)あたりの吸着量を求める
と、実施例1で0.16ppm程度、また実施例2で
0.10ppm程度となる。これらの吸着量は、ビグア
ナイド誘導体類の50%細胞発育阻止濃度が約17pp
mであることを考えると、はるかに低い吸着量であるか
ら、実施例1〜2でえられたコンタクトレンズ用液剤
は、眼に対する完全性にすぐれたものであることがわか
る。
【0069】また、比較例1〜2でえられたコンタクト
レンズ用液剤は、実施例1〜2でえられたコンタクトレ
ンズ用液剤と対比して、初回のビグアナイド誘導体類の
吸着量の4〜6倍程度ときわめて大きいことがわかる。
また、実施例1〜2では、浸漬回数が4回目でビグアナ
イド誘導体類の吸着が飽和に達したのに対して、比較例
1〜2では4回目でも飽和に達しなかった。
レンズ用液剤は、実施例1〜2でえられたコンタクトレ
ンズ用液剤と対比して、初回のビグアナイド誘導体類の
吸着量の4〜6倍程度ときわめて大きいことがわかる。
また、実施例1〜2では、浸漬回数が4回目でビグアナ
イド誘導体類の吸着が飽和に達したのに対して、比較例
1〜2では4回目でも飽和に達しなかった。
【0070】また、比較例1において、この試験をさら
に13回まで繰り返したが、吸着量は1回あたり平均
2.0ppm程度みられ、飽和の傾向が示されなかっ
た。このことから、コンタクトレンズは、おそらくこの
まま高濃度になるまでビグアナイド誘導体の吸着を続け
るものと考えられる。
に13回まで繰り返したが、吸着量は1回あたり平均
2.0ppm程度みられ、飽和の傾向が示されなかっ
た。このことから、コンタクトレンズは、おそらくこの
まま高濃度になるまでビグアナイド誘導体の吸着を続け
るものと考えられる。
【0071】このように、実施例1〜2でえられたコン
タクトレンズ用液剤は、比較例1〜2でえられたものと
比べて、ビグアナイド誘導体が吸着しにくくなっている
ことがわかる。
タクトレンズ用液剤は、比較例1〜2でえられたものと
比べて、ビグアナイド誘導体が吸着しにくくなっている
ことがわかる。
【0072】したがって、比較例1〜2でえられたコン
タクトレンズ用液剤は、目に対する安全性の面で好まし
くないことがわかる。
タクトレンズ用液剤は、目に対する安全性の面で好まし
くないことがわかる。
【0073】(ハ)増殖阻害による安全性の確認の結果
は、表3に示すとおりである。
は、表3に示すとおりである。
【0074】
【表3】
【0075】表3に示された結果から、実施例1〜2で
えられたコンタクトレンズ用液剤を用いたばあいには、
マウス繊維芽細胞L−929に対する増殖阻害が確認さ
れないため、実施例1〜2でえられたコンタクトレンズ
用液剤は、目に対する安全性にすぐれたものであること
がわかる。
えられたコンタクトレンズ用液剤を用いたばあいには、
マウス繊維芽細胞L−929に対する増殖阻害が確認さ
れないため、実施例1〜2でえられたコンタクトレンズ
用液剤は、目に対する安全性にすぐれたものであること
がわかる。
【0076】また、比較例1でえられたコンタクトレン
ズ用液剤は、添加量が200μlのときの増殖阻害率が
58%と非常に高く、目に対する安全性に劣ることがわ
かる。
ズ用液剤は、添加量が200μlのときの増殖阻害率が
58%と非常に高く、目に対する安全性に劣ることがわ
かる。
【0077】(ニ)洗浄効果確認試験の結果は、表4に
示すとおりである。
示すとおりである。
【0078】
【表4】
【0079】表4に示された結果から、実施例1〜2で
えられたコンタクトレンズ用液剤を用いたばあいには、
コンタクトレンズから汚れを完全に除去することができ
ることがわかる。
えられたコンタクトレンズ用液剤を用いたばあいには、
コンタクトレンズから汚れを完全に除去することができ
ることがわかる。
【0080】(ホ)すすぎ・保存性に関する確認の結果
は、表5に示すとおりである。
は、表5に示すとおりである。
【0081】
【表5】
【0082】表5に示された結果から、実施例1〜2で
えられたコンタクトレンズ用液剤を用いたばあいには、
コンタクトレンズを滅菌状態で保存することができるこ
とがわかる。
えられたコンタクトレンズ用液剤を用いたばあいには、
コンタクトレンズを滅菌状態で保存することができるこ
とがわかる。
【0083】
【発明の効果】本発明のコンタクトレンズ用液剤は、コ
ンタクトレンズの殺菌・消毒を効果的に行なうことがで
き、またコンタクトレンズ内で吸着、濃縮されることが
ないので、眼組織やコンタクトレンズに有害な影響を与
えることがないという効果を奏する。
ンタクトレンズの殺菌・消毒を効果的に行なうことがで
き、またコンタクトレンズ内で吸着、濃縮されることが
ないので、眼組織やコンタクトレンズに有害な影響を与
えることがないという効果を奏する。
【0084】したがって、本発明のコンタクトレンズ用
液剤を用いたコンタクトレンズの処理方法によれば、コ
ンタクトレンズの消毒、保存、すすぎなどを好適に行な
うことができる。
液剤を用いたコンタクトレンズの処理方法によれば、コ
ンタクトレンズの消毒、保存、すすぎなどを好適に行な
うことができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 抗菌活性有効量の一般式(I): 【化1】 (式中、nは1〜500の整数を示す)で表わされるビ
グアナイド誘導体および該ビグアナイド誘導体の塩の少
なくとも1種、ならびに80〜250mMのリン酸およ
びリン酸塩の少なくとも1種を含有したことを特徴とす
るコンタクトレンズ用液剤。 - 【請求項2】 抗菌活性有効量が0.1〜10ppmで
ある請求項1記載のコンタクトレンズ用液剤。 - 【請求項3】 リン酸塩がリン酸二水素ナトリウム、リ
ン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素カリウムおよびリ
ン酸水素二カリウムから選ばれた少なくとも1種である
請求項1または2記載のコンタクトレンズ用液剤。 - 【請求項4】 ノニオン性界面活性剤を0.1〜10w
/v%含有した請求項1、2または3記載のコンタクト
レンズ用液剤。 - 【請求項5】 ノニオン性界面活性剤がオキシプロピレ
ン鎖を有し、該オキシプロピレン鎖の両端にオキシエチ
レン鎖を有するものである請求項4記載のコンタクトレ
ンズ用液剤。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22355394A JPH0892017A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | コンタクトレンズ用液剤 |
EP95114496A EP0701821A1 (en) | 1994-09-19 | 1995-09-15 | Solution for contact lenses |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22355394A JPH0892017A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | コンタクトレンズ用液剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0892017A true JPH0892017A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16799968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22355394A Pending JPH0892017A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | コンタクトレンズ用液剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0701821A1 (ja) |
JP (1) | JPH0892017A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007000518A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Tomey Corp | コンタクトレンズ用液剤 |
JP2007502883A (ja) * | 2003-08-18 | 2007-02-15 | エスケー ケミカルズ カンパニー リミテッド | ポリアルキレンバイグアニジン塩の製造方法 |
JP2007162024A (ja) * | 2001-01-18 | 2007-06-28 | Genzyme Corp | 抗菌剤としてのヨネンポリマーおよびその使用 |
JP2021505968A (ja) * | 2017-12-13 | 2021-02-18 | アルコン インク. | 1週間及び1ヶ月用使い捨て水勾配コンタクトレンズ |
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GB9705740D0 (en) * | 1997-03-20 | 1997-05-07 | Medeva Europ Ltd | A method of preservation |
NL1005658C2 (nl) * | 1997-03-27 | 1998-09-29 | Jon Holding B V | Vloeistof voor het bewaren van contactlenzen en werkwijze voor het reinigen en spoelen van een contactlens. |
EP1030902A1 (en) * | 1997-11-12 | 2000-08-30 | Bausch & Lomb Incorporated | Disinfecting contact lenses with bis(biguanides) and polymeric biguanides |
ATE362973T1 (de) * | 1997-11-12 | 2007-06-15 | Bausch & Lomb | Reinigung und desinfektion von kontaktlinsen mit einem biguanid und einem borat-phosphat-puffer |
WO1999024543A1 (en) * | 1997-11-12 | 1999-05-20 | Bausch & Lomb Incorporated | Disinfecting contact lenses with polyquaterniums and polymeric biguanides |
JP4255656B2 (ja) | 2001-09-17 | 2009-04-15 | 株式会社メニコン | 眼科用液剤及びコンタクトレンズ用液剤 |
US7897553B2 (en) | 2006-10-23 | 2011-03-01 | Bausch & Lomb Incorporated | Biguanide composition with low terminal amine |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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