JPH0891383A - 紙管容器の緩衝装置 - Google Patents
紙管容器の緩衝装置Info
- Publication number
- JPH0891383A JPH0891383A JP23315894A JP23315894A JPH0891383A JP H0891383 A JPH0891383 A JP H0891383A JP 23315894 A JP23315894 A JP 23315894A JP 23315894 A JP23315894 A JP 23315894A JP H0891383 A JPH0891383 A JP H0891383A
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- JP
- Japan
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- paper tube
- tube container
- cylinder
- middle cylinder
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 緩衝材として余分な資材を必要とせず、内容
物を紙管容器の印籠を構成する中筒内に挿入し易くす
る。 【構成】 印籠式紙管容器本体１の印籠を構成する中筒
３に複数段の内部方向に突出する溝５を設ける。
物を紙管容器の印籠を構成する中筒内に挿入し易くす
る。 【構成】 印籠式紙管容器本体１の印籠を構成する中筒
３に複数段の内部方向に突出する溝５を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は紙管容器に内容物を収納
する際に、衝撃により内容物が破損することを防止する
緩衝装置に関するものである。
する際に、衝撃により内容物が破損することを防止する
緩衝装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種紙管容器の緩衝装置は、内
容物としての洋酒等の瓶８を片面段ボール９で巻いて、
紙管容器本体１の印籠を構成する中筒３内に挿嵌してい
る。
容物としての洋酒等の瓶８を片面段ボール９で巻いて、
紙管容器本体１の印籠を構成する中筒３内に挿嵌してい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】紙管容器本体の印籠を
構成する中筒内に、瓶等の内容物を片面段ボールで巻い
て挿嵌するものは、緩衝材として片面段ボールを余分に
要し、省資源の要請に合わないという問題点があった。
構成する中筒内に、瓶等の内容物を片面段ボールで巻い
て挿嵌するものは、緩衝材として片面段ボールを余分に
要し、省資源の要請に合わないという問題点があった。
【０００４】また、片面段ボールで巻いた瓶等の内容物
は紙管容器本体の印籠を構成する中筒内に挿嵌し難いと
いう欠点があった。
は紙管容器本体の印籠を構成する中筒内に挿嵌し難いと
いう欠点があった。
【０００５】本発明は緩衝材として余分な資材を必要と
せず、内容物を紙管容器本体の印籠を構成する中筒内に
挿入し易い紙管容器の緩衝装置を提供することを目的と
する。
せず、内容物を紙管容器本体の印籠を構成する中筒内に
挿入し易い紙管容器の緩衝装置を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は印籠式紙管容器本体の印籠を構成する中筒
に、複数段の内部方向に突出する溝を設けた。
に、本発明は印籠式紙管容器本体の印籠を構成する中筒
に、複数段の内部方向に突出する溝を設けた。
【０００７】
【作用】印籠式紙管容器本体の印籠を構成する中筒に、
複数段の内部方向に突出する溝を設けたから、紙管容器
本体の中筒に収納された瓶等は複数段の内部方向に突出
する溝により支持され、緩衝作用を付与されるものであ
る。
複数段の内部方向に突出する溝を設けたから、紙管容器
本体の中筒に収納された瓶等は複数段の内部方向に突出
する溝により支持され、緩衝作用を付与されるものであ
る。
【０００８】また、印籠式紙管容器本体の印籠を構成す
る中筒を利用して緩衝材とするから、緩衝材に余分な資
材を必要としない。
る中筒を利用して緩衝材とするから、緩衝材に余分な資
材を必要としない。
【０００９】さらに、内容物の瓶等に緩衝材としての片
面段ボールを巻き付けることはないから、瓶等の内容物
を紙管容器本体の印籠を構成する中筒内に挿入する際に
手間を省くことができ、機械的に挿入することができ
る。
面段ボールを巻き付けることはないから、瓶等の内容物
を紙管容器本体の印籠を構成する中筒内に挿入する際に
手間を省くことができ、機械的に挿入することができ
る。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明に係る紙管容器の緩衝装置の
実施例を示した添付図面に基づいて詳細に説明する。
実施例を示した添付図面に基づいて詳細に説明する。
【００１１】図１は本発明の緩衝装置を示した斜視図
で、図２は本発明の緩衝装置を使用して内容物を収納し
た紙管容器の中央縦断面図を示したものである。図３は
紙管容器本体に挿嵌した印籠を構成する中筒に、内周方
向に突出した溝を形成する方法を示したものである。図
４は従来の緩衝材を使って、紙管容器本体に挿嵌した印
籠を構成する中筒に、瓶を収納する前の状態を示した斜
視図である。
で、図２は本発明の緩衝装置を使用して内容物を収納し
た紙管容器の中央縦断面図を示したものである。図３は
紙管容器本体に挿嵌した印籠を構成する中筒に、内周方
向に突出した溝を形成する方法を示したものである。図
４は従来の緩衝材を使って、紙管容器本体に挿嵌した印
籠を構成する中筒に、瓶を収納する前の状態を示した斜
視図である。
【００１２】図２における符号１は紙管容器本体で、下
端を内方にカーリングさせ、底板として厚紙を円形に裁
断した面子２をそのカール部１１の上面に挿嵌したもの
である。
端を内方にカーリングさせ、底板として厚紙を円形に裁
断した面子２をそのカール部１１の上面に挿嵌したもの
である。
【００１３】符号３は紙管容器本体１に挿嵌した印籠を
構成する中筒で、内容物として例えば洋酒等の瓶８を挿
嵌し得る径に形成したものである。そして、紙管容器本
体１より上方への中筒３の突出部３１に蓋体４を挿嵌
し、閉塞するものである。
構成する中筒で、内容物として例えば洋酒等の瓶８を挿
嵌し得る径に形成したものである。そして、紙管容器本
体１より上方への中筒３の突出部３１に蓋体４を挿嵌
し、閉塞するものである。
【００１４】また、この蓋体４は紙管容器本体１と同様
に紙管４１の上端を内方にカーリングさせ、蓋板として
厚紙を円形に裁断した面子２をそのカール部４２下面に
挿嵌したものである。
に紙管４１の上端を内方にカーリングさせ、蓋板として
厚紙を円形に裁断した面子２をそのカール部４２下面に
挿嵌したものである。
【００１５】符号５は中筒３の下方部等の周面に形成し
た複数段の溝で、中筒３の内部方向に突出したものであ
る。
た複数段の溝で、中筒３の内部方向に突出したものであ
る。
【００１６】これらの溝５の形成は、図３（Ａ）に示す
ように、中筒３内に挿嵌する心棒６を設け、その先端部
をやや細い細径部６１とし、この細径部６１を上にして
心棒６を下方より中筒３内に挿入する。そして、心棒６
の先端部に位置する中筒３外周から、周囲に台形状突出
部７１を形成したエンボシングローラー７，７を押し付
け、矢印Ａ方向に回転させる。このことにより、細径部
６１に当接する中筒３の円周部を細径部６１に押込み、
中筒３に内部へ突出した溝５が形成される。それから、
前記した下方より中筒３内に挿嵌した心棒６を上方から
下方に順に下降させ、同様にして溝５を複数段に形成す
る。
ように、中筒３内に挿嵌する心棒６を設け、その先端部
をやや細い細径部６１とし、この細径部６１を上にして
心棒６を下方より中筒３内に挿入する。そして、心棒６
の先端部に位置する中筒３外周から、周囲に台形状突出
部７１を形成したエンボシングローラー７，７を押し付
け、矢印Ａ方向に回転させる。このことにより、細径部
６１に当接する中筒３の円周部を細径部６１に押込み、
中筒３に内部へ突出した溝５が形成される。それから、
前記した下方より中筒３内に挿嵌した心棒６を上方から
下方に順に下降させ、同様にして溝５を複数段に形成す
る。
【００１７】また、逆に心棒６の先端部の細径部６１を
中筒３内に上方より挿嵌し、下方から順にエンボシング
ローラー７，７を中筒３の外周より押し付け、下方から
上方に溝５を複数段に形成してもよい。
中筒３内に上方より挿嵌し、下方から順にエンボシング
ローラー７，７を中筒３の外周より押し付け、下方から
上方に溝５を複数段に形成してもよい。
【００１８】また、複数段の溝５を一度に形成する場合
は、図３（Ｂ）に示すように、前記した心棒６に替え
て、中筒３よりかなり細い心棒１０を設け、この心棒１
０の周囲に複数段の溝５と同段の横向き台形状嵌入溝１
０１を形成する。そして、心棒１０を中筒３内に挿入
し、これら横向き台形状嵌入溝１０１のピッチに合せ
て、前記したエンボシングローラー７を一個ずつ設け、
中筒３の外周の一側よりそれぞれを押し付ける。そうす
れば、これら台形状嵌入溝１０１に当接する中筒３の円
周部が各エンボシングローラー７の台形状突出部７１に
より、横向き台形状嵌入溝１０１内に押込まれ、中筒３
に内部へ突出した複数段の溝５が一度に形成できる。
は、図３（Ｂ）に示すように、前記した心棒６に替え
て、中筒３よりかなり細い心棒１０を設け、この心棒１
０の周囲に複数段の溝５と同段の横向き台形状嵌入溝１
０１を形成する。そして、心棒１０を中筒３内に挿入
し、これら横向き台形状嵌入溝１０１のピッチに合せ
て、前記したエンボシングローラー７を一個ずつ設け、
中筒３の外周の一側よりそれぞれを押し付ける。そうす
れば、これら台形状嵌入溝１０１に当接する中筒３の円
周部が各エンボシングローラー７の台形状突出部７１に
より、横向き台形状嵌入溝１０１内に押込まれ、中筒３
に内部へ突出した複数段の溝５が一度に形成できる。
【００１９】さらに、本実施例においては、図示のよう
に、これらの溝５を中筒３の外周に連続して環状に設け
たものであるが、断続的な環状に設けてもよいものであ
る。
に、これらの溝５を中筒３の外周に連続して環状に設け
たものであるが、断続的な環状に設けてもよいものであ
る。
【００２０】また、本発明においては紙管容器を印籠式
に限定しているが、本発明は印籠式紙管容器のみに限定
されるものでなく、本発明の中筒３に適宜方法で底部と
蓋部を構成してもよく、任意に実施し得るものである。
に限定しているが、本発明は印籠式紙管容器のみに限定
されるものでなく、本発明の中筒３に適宜方法で底部と
蓋部を構成してもよく、任意に実施し得るものである。
【００２１】
【発明の効果】内容物としての洋酒等の瓶８はエンボス
成形した環状溝５で、周囲が支持されるから、エンボス
成形した環状溝５には緩衝作用があり、洋酒等の瓶８は
破損することなく保護される。
成形した環状溝５で、周囲が支持されるから、エンボス
成形した環状溝５には緩衝作用があり、洋酒等の瓶８は
破損することなく保護される。
【００２２】また、本発明は片面段ボール９等の余分な
緩衝材を使用しないから、省資源となり、省資源の要請
に合致したものになる。
緩衝材を使用しないから、省資源となり、省資源の要請
に合致したものになる。
【００２３】さらに、図４に示すように、洋酒等の瓶８
に片面段ボール９を巻いて紙管容器本体１の印籠を構成
する中筒３に挿入することがないので、洋酒等の瓶８が
挿入し易くなる。よって、内容物をこの種容器に挿入す
るに当たり、機械的自動挿入装置の適用が可能となり、
この種容器への内容物挿入が自動化でき、省人化が可能
となる。
に片面段ボール９を巻いて紙管容器本体１の印籠を構成
する中筒３に挿入することがないので、洋酒等の瓶８が
挿入し易くなる。よって、内容物をこの種容器に挿入す
るに当たり、機械的自動挿入装置の適用が可能となり、
この種容器への内容物挿入が自動化でき、省人化が可能
となる。
【図１】本発明の緩衝装置を示した斜視図である。
【図２】本発明の緩衝装置を使用して内容物を収納した
紙管容器の中央縦断面図である。
紙管容器の中央縦断面図である。
【図３】紙管容器本体に挿嵌した印籠を構成する中筒に
内周方向に突出した溝を形成する方法を示した説明図
で、（Ａ）は溝を一段ずつ形成する場合のもので、
（Ｂ）は複数段の溝を一度に形成する場合のものであ
る。
内周方向に突出した溝を形成する方法を示した説明図
で、（Ａ）は溝を一段ずつ形成する場合のもので、
（Ｂ）は複数段の溝を一度に形成する場合のものであ
る。
【図４】従来の緩衝材を使って、紙管容器本体に挿嵌し
た印籠を構成する中筒に、瓶を収納する前の状態を示し
た斜視図である。
た印籠を構成する中筒に、瓶を収納する前の状態を示し
た斜視図である。
１ 紙管容器本体 １１ カール部 ２ 面子 ３ 中筒 ３１ 突出部 ４ 蓋体 ４１ 紙管 ４２ カール部 ５ 溝 ６ 心棒 ６１ 細径部 ７ エンボシングローラー ７１ 台形状突出部 ８ 瓶 ９ 片面段ボール １０ 心棒 １０１ 横向き台形状嵌入溝
Claims (1)
- 【請求項１】 印籠式紙管容器本体の印籠を構成する中
筒に、複数段の内部方向に突出する溝を設けたことを特
徴とする紙管容器の緩衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23315894A JPH0891383A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 紙管容器の緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23315894A JPH0891383A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 紙管容器の緩衝装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891383A true JPH0891383A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16950635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23315894A Pending JPH0891383A (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 紙管容器の緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891383A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110155513A (zh) * | 2019-06-23 | 2019-08-23 | 孙立强 | 一种瓶身多点平衡夹固的红酒包装盒 |
| JP2024065919A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 昌生 中山 | 容器に缶詰の内容物を移し替える方法 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP23315894A patent/JPH0891383A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110155513A (zh) * | 2019-06-23 | 2019-08-23 | 孙立强 | 一种瓶身多点平衡夹固的红酒包装盒 |
| JP2024065919A (ja) * | 2022-10-31 | 2024-05-15 | 昌生 中山 | 容器に缶詰の内容物を移し替える方法 |
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