JP2001088882A - はんだ線ボビンレスコイル - Google Patents

はんだ線ボビンレスコイル

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JP2001088882A
JP2001088882A JP26921899A JP26921899A JP2001088882A JP 2001088882 A JP2001088882 A JP 2001088882A JP 26921899 A JP26921899 A JP 26921899A JP 26921899 A JP26921899 A JP 26921899A JP 2001088882 A JP2001088882 A JP 2001088882A
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JP
Japan
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solder wire
coil
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bobbin
face
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Withdrawn
Application number
JP26921899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yojiro Takaoka
洋二郎 高岡
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MATSUO HANDA CO Ltd
Original Assignee
MATSUO HANDA CO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが空ボビンを処理する必要のないはんだ
線ボビンレスコイルであって、ユーザが中抜きではんだ
線を引き出すときに支障となるような形の崩れや表面の
乱れの発生がなく、かつ、いつでも、はんだ線ボビンレ
スコイルの種類等を容易に識別することができるものを
提供する。 【解決手段】はんだ線(3)を整列に密巻して中空円柱
形の本体(2)とし、その本体(2)の一方の端面には
んだ線始端を配し、他方の端面に外径が前記本体の外径
に等しいか又は少し小さい紙製円板(5)を当て、熱収
縮性フィルム(6)により本体(2)の一方の端面の中
空部を除く部分と、本体(2)の外周面と、紙製円板
(5)の外周部分を被覆して緊着してはんだ線ボビンレ
スコイル(1)とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は線径1.6mm以下
のはんだ線を中空円柱形に密巻きしたボビンレスコイル
に関する。
【0002】
【従来の技術】線径1.6mm以下のはんだ線は、従
来、合成樹脂製のフランジ付きボビンに巻いたボビンコ
イルとしてユーザに提供されていた。このはんだ線ボビ
ンコイルは、使用後に空ボビンを処理しなければならな
いが、ボビンは合成樹脂製であるから、環境保護の点
で、今後、処理コストの増大は必至である。このため、
ボビンのないはんだ線ボビンレスコイルが要望されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、はんだ線ボビ
ンレスコイルは、はんだ線をコイルの中心部から取り出
す場合、コイルの形が崩れたり、表面が乱れたりすると
はんだ線の取り出しに支障を生じるという問題がある。
本発明はこの問題を解決するためになされたものであ
り、その課題は、形の崩れや、表面のはんだ線の乱れが
なく、ユーザが最後まで使いきることができるはんだ線
ボビンレスコイルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明が採用する手段は、ボビンに巻き上げたはん
だ線のボビンコイルからボビンを外して中空円柱形の本
体とし、その本体の一方の端面にはんだ線の始端を配
し、本体を少なくともはんだ線の始端を配した端面の中
空部分が空くようにフィルムで被覆したことにある。好
ましくは、本体の外径に等しいか又はそれより少し小さ
い外径の処分の容易な当板、例えば紙製円板、水溶性樹
脂製円板等を本体の他方の端面に当て、熱収縮性フィル
ムにより本体の一方の端面の中空部を除く部分と、本体
の外周面と、紙製円板表面の外周側部分を被覆して緊着
する。
【0005】この手段により、本発明のはんだ線ボビン
レスコイルは、熱収縮性フィルムが両端面及び外周面に
緊着してコイルの形崩れと表面のはんだ線の乱れを防止
するから、はんだ線を中抜きで取り出しても支障を生じ
ることはなく、はんだ線を最後まで使い切ることができ
る。はんだ線ボビンレスコイルの始端が位置する一方の
端面の中空部以外は、熱収縮性フィルムに保護される
が、中空部は熱収縮フィルムで被覆されずに開いている
から、はんだ線の始端の取り出しは容易である。
【0006】はんだ線ボビンレスコイルの他方の端面
は、紙製円板とその外周部を被覆する熱収縮性フィルム
により保護され、紙製円板の表面にはあらかじめはんだ
線の種類等を記載することにより、はんだ線ボビンレス
コイルの種類を容易に識別することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のはんだ線ボビンレスコイ
ルを図面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発
明実施例のはんだ線ボビンレスコイルの斜視図、図2、
図3、図4は実施例の縦断面図、平面図、底面図であ
る。糸はんだコイル1は、図外の線巻機において、線径
1.6mm以下のはんだ線3をワインダーに付属するフ
ランジ付きボビンに巻き上げ、ついで、フランジとボビ
ンを外した中空円柱形の本体を熱収縮性フィルム6で被
覆したものである。筒状の熱収縮性フィルム6を本体2
に外嵌し、熱風で熱収縮させて、本体2と紙製円板5に
緊着する。このとき、熱収縮したフィルムは、本体2の
中空部を除く上面と、外周面と、下面の紙製円板5の外
周部分を被覆して固着する。
【0008】はんだ線3の巻き始めの始端4は本体の一
方の端面、図2においては上面に配置される。本体2の
他方の端面、図2においては下面に、本体2の外径に等
しいか、又は少し小径の紙製円板5を配置する。図4に
示すように、紙製円板5の表面にはあらかじめはんだ線
3ボビンレスコイル1の種類、線径、巻量等を記載して
おく。図2及び図4に示すように、紙製円板5に本体2
の中空部に重なる中空部を設けてもよい。
【0009】本発明のはんだ線ボビンレスコイル1は、
ユーザにボビンレスで提供されるから、ユーザは使用後
にボビンの処分に手間も費用も全く不要である。はんだ
線ボビンレスコイル1は、紙製円板5とフィルム6によ
り保護されるから、出荷から使用するまでの間に形が崩
れるおそれも、端面のはんだ線が乱れてはんだ線の取り
出しが不円滑になるおそれはなく、はんだ線ボビンレス
コイル1のはんだ線は最終まで使い切ることができる。
最後は紙製円板5とフィルム6が残るが、その処分にか
かる手間と費用はわずかである。
【0010】本発明のはんだ線ボビンレスコイルは、通
常、はんだ線をコイル中心部分から中抜きで取り出す
が、フィルムを剥せば、従来のボビンコイルと同様に外
周からはんだ線を取り出すことができる。
【0011】
【発明の効果】上記のとおり、本発明のはんだ線ボビン
レスコイルは、従来のボビン巻きのものとは異なり、ボ
ビンレスであるから、使用後に空ボビンを処分する手間
も費用も不要であるという優れた効果を奏する。さら
に、本発明のはんだ線ボビンレスコイルは、次のような
格別の効果も奏する。 1)はんだ線の始端のある端面と外周面は、緊着するフ
ィルムにより、反対側の端面は、紙製円板により保護さ
れるから、形の崩れと表面の乱れがなく、はんだ線は中
抜きで最後まで円滑に引き出すことができる。 2)はんだ線の始端のある端面は、中空部がそのまま残
るように熱収縮性フィルムで被覆するから、はんだ線の
始端は容易に引き出すことができる。 3)紙製円板にはんだ線の種類等をあらかじめ記載する
ことができるから、出荷時、保管時、使用時のいずれに
おいても、容易にはんだ線ボビンレスコイルの種類を識
別することができる。 4)従来のボビン巻きははんだを取り出す場合、ボビン
を回転させないと取り出せないが、ボビンレスは回転さ
せずに取り出すことができる。これにより、回転時に発
生していたはんだのほどけが原因となっていたはんだの
絡みの問題も解決できる。 5)従来のはんだ線ボビンコイルは、コイル中心部分の
はんだ線の取り出しが最後になるため、コイル中心部分
のはんだ線が巻き癖で波打ち、取り出しに支障を生じた
が、本発明のはんだ線ボビンレスコイルは、コイル中心
部分のはんだ線を始めに取り出すので、はんだ線の波打
ちによる支障は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のはんだ線ボビンレスコイルの斜
視図、
【図2】図1の実施例の縦断面図、
【図3】図1の実施例の底面図、
【図4】図1の実施例の底面図、
【符号の説明】
1:はんだ線ボビンレスコイル 2:本体 3:はんだ線 4:始端 5:紙製円板 6:フィルム
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月7日(1999.10.
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明が採用する手段は、ボビンに巻き上げたはん
だ線のボビンコイルからボビンを外して中空円柱形の本
体とし、その本体の一方の端面にはんだ線の始端を配
し、本体を少なくともはんだ線の始端を配した端面の中
空部分が空くようにフィルムで被覆したことにある。好
ましくは、本体の外径にほぼ等しい処分の容易な当板、
例えば紙製円板、水溶性樹脂製円板等を本体の他方の端
面に当て、熱収縮性フィルムにより本体の一方の端面の
中空部を除く部分と、本体の外周面と、紙製円板表面の
外周側部分を被覆して緊着する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ線(3)を整列に密巻きしてなる
    中空円柱形の本体(2)と、前記本体の一方の端面に配
    置された前記はんだ線の始端(4)と、前記本体を前記
    一方の端面の少なくとも中空部分を空けた状態で被覆す
    る熱収縮性フィルム(6)等の被覆材からなることを特
    徴とするはんだ線ボビンレスコイル(1)。
  2. 【請求項2】 本体(2)の他方の端面に外径が前記本
    体の外径にほぼ等しい円板(5)等を当て、熱収縮性フ
    ィルム(6)により前記本体の一方の端面の中空部を除
    く部分と、前記本体の外周面と、前記紙製円板の表面の
    外周近くとを被覆して緊着することを特徴とするはんだ
    線ボビンレスコイル(1)。
  3. 【請求項3】 紙製円板(5)の表面にあらかじめはん
    だ線コイルの種類等が記載されることを特徴とする請求
    項1記載のはんだ線ボビンレスコイル(1)。
  4. 【請求項4】 紙製円板(5)に本体(2)の中空部に
    重合する中空部が形成されたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のはんだ線ボビンレスコイル(1)。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006327768A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Yotsuami:Kk 糸巻用スプール
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JP2017007712A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 株式会社日本スペリア社 ハンダ線ボビンレスコイル
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JP2018172144A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 株式会社ダイセル 識別されたたばこフィルター用トウベール

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