JPH089129Y2 - 衛生キャップ - Google Patents

衛生キャップ

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Publication number
JPH089129Y2
JPH089129Y2 JP1990010861U JP1086190U JPH089129Y2 JP H089129 Y2 JPH089129 Y2 JP H089129Y2 JP 1990010861 U JP1990010861 U JP 1990010861U JP 1086190 U JP1086190 U JP 1086190U JP H089129 Y2 JPH089129 Y2 JP H089129Y2
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JP
Japan
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cap
sheet
cap body
sanitary
tourmaline
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Application number
JP1990010861U
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JPH03103224U (ja
Inventor
敏明 高見
Original Assignee
株式会社サンロード
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、作業者の毛髪やフケ等の落下を効果的に
防止する衛生キャップの改良に関し、特に食品関係や電
子部品等の製造または包装業種の作業者に簡易に利用さ
れるものである。
〔従来の技術〕
近年、特殊な極細繊維を厚み方向に高配向分極した不
織布を、特殊な方法でエレクトレット化することによっ
て、該布に恒久的に電気分極を保持させた所謂電石シー
トが開発されており、潅材として異物の高吸着性が認め
られている他、毛髪やフケ又は微細な塵埃の吸着効果が
得られることも知られている。
しかし、衛生用キャップに上記電石シートを利用する
場合、従来は電石シートからキャップの原形を裁断して
キャップ状に縫製するか(例えば特開平1-280007号公
報)、或いはキャップの頂頭部を別のメッシュ地とし、
側頭および前・後頭部にのみ電石シートを利用(本件考
案者の出願に係る実願平1-5747号)する手段が採用され
ていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
然るに、上述した従来の電石シート製衛生キャップ
は、主材料の電石シートが高価である上、縫製の手間等
から一つのキャップがコスト高になるだけでなく、その
性格上、頻繁な洗濯が要求されるところから、何れの構
造のものも2〜3回の洗濯で電石シート部が破損し、長
期の使用に耐えないという共通的課題が見受けられてい
たのである。
〔課題を解決するための手段〕
このような実情に鑑み、本考案は中央部を広巾帯と
し、両側を細巾帯に裁断してなる帯状の電石シートと、
別途適宜な目巾のメッシュ地によって縫製したキャップ
本体とを組み合わせることによって、上述した従来のこ
の種衛生キャップにおける課題を解消したものである。
〔作用〕
上記構成の本案衛生キャップは、特定の形状を有する
電石シートを頭周に鉢巻き状に装着した場合、その広巾
部分によって後頭から側頭部の間を、又両側の細巾部分
が前頭部をそれぞれ蔽って、頭周における毛髪の生え際
から上方を確実に被蔽すると共に、その上方からキャッ
プ本体を被冠することによって、電石シートを上記装着
位置に固定的に支持できるという作用を奏する。
〔実施例〕
以下、本案衛生キャップの構成を図面に示す一つの実
施例に従って更に詳述すると、第1図において1は中央
に広巾帯部(イ)と、その両側に細巾帯部(ロ)
(ロ′)とを一連に打ち抜き裁断してなる凸状の電石シ
ートであり、又第2図中、2は適当な目巾のメッシュ地
によって縫製されたキャップ本体、3、3′はキャップ
本体の口周縁に設けられた弾性紐であって、前半部3′
と後半部3の縮率を3>3′としたものである。
上記形状の電石シート1と、メッシュ地からなるキャ
ップ本体2との二部材から構成される本案衛生キャップ
は、第3図に示したように電石シート1の広巾帯部
(イ)を後頭部に位置させた後、両側の細巾帯部(ロ)
(ロ′)を前頭部の毛髪の生え際を蔽って互いに打ち合
わせると、その重合部は電石シート1の吸引作用によっ
て互いに吸着し、頭周に鉢巻き状に被着することができ
るのである。
次に上記電石シート1の上方からキャップ本体2を被
冠すると、上記弾性紐3・3′の存在により電石シート
1は、その位置において適当な縮率で絞縮され、固定的
に支持されるのである。
尚、上記電石シート1の重合部は、上述した自己吸着
による場合の他、別途セロハンテープやベルベットファ
スナーを利用して仮接着するか、若しくは第1図に示し
たように、予め細巾帯の末端近くに切込み4・4′を対
設しておいて、切込み4側を他端側の切込み4′に潜通
して係止するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係る衛生キャップによれば、その構成上、次
のような顕著な効果が得られる。
電石シートの広巾帯部は、後頭および側頭にかけて
の生え際から上方の頭髪を確実に被蔽できる。
電石シートの細巾帯部は前頭部の毛髪の生え際から
前部頭頂にかけての頭髪を被蔽する。
上記とにより、毛髪やフケの落下を略完全に防
止する効果が得られる。
電石シートは一定の形状に打ち抜くのみで縫製加工
を要しないから、低廉に仕上がり使い捨てが可能となっ
て衛生的である。
本案電石シートの形状は、その裁断に当たって各シ
ートを上下相互に組合わせることにより、一定巾の電石
シートに無駄を生ぜしめることがないから、一層経済的
である。
キャップ本体は、適宜な目巾のメッシュ地で構成さ
れているので、通気性に富み、特に頭頂部における頭の
ムレが解消できる。
キャップ本体は頻繁な洗濯にも充分耐え得る強度を
有するので、衛生的に長期間の使用が可能である。
キャップ本体の下縁に縫い込まれた弾性紐は、前縁
と後縁の縮率を変えてあるので長時間被冠していても、
頭周、特に前額部に圧迫感がなく好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案衛生キャップにおける電石シートの形状を
示す平面図、第2図はメッシュ地からなるキャップ本体
の斜視図、第3図は本案衛生キャップを頭部に被冠した
状態を示す側面図。 尚、図中1……電石シート、2……キャップ本体、3・
3′……弾性紐、4・4′……切込み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央部を広巾帯とし、両側を細巾帯に裁断
    してなる帯状の電石シートと、適宜な目巾のメッシュ地
    によって縫製したキャップ本体との組み合わせに係り、
    上記キャップ本体の口周縁に設けられる弾性紐の縮率を
    前半部よりも後半部の方が大きくなるようにしたことを
    特徴とする衛生キャップ。
JP1990010861U 1990-02-05 1990-02-05 衛生キャップ Expired - Lifetime JPH089129Y2 (ja)

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JP1990010861U JPH089129Y2 (ja) 1990-02-05 1990-02-05 衛生キャップ

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JPH03103224U JPH03103224U (ja) 1991-10-28
JPH089129Y2 true JPH089129Y2 (ja) 1996-03-13

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JPH03103224U (ja) 1991-10-28

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