JPH0890437A - 小口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具 - Google Patents
小口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具Info
- Publication number
- JPH0890437A JPH0890437A JP6256065A JP25606594A JPH0890437A JP H0890437 A JPH0890437 A JP H0890437A JP 6256065 A JP6256065 A JP 6256065A JP 25606594 A JP25606594 A JP 25606594A JP H0890437 A JPH0890437 A JP H0890437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction force
- bolt
- flange
- nut
- torque wrench
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25B—TOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
- B25B21/00—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose
- B25B21/004—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose of the ratchet type
- B25B21/005—Portable power-driven screw or nut setting or loosening tools; Attachments for drilling apparatus serving the same purpose of the ratchet type driven by a radially acting hydraulic or pneumatic piston
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フランジ部の外周に沿って多数のボルト又はナ
ットを締め付けて行く場合、労力を要せず極めて容易に
かつ多数のボルト又はナットを均一に締め付けることが
できる締め付け具を提供する。 【構成】フランジ1の外周に沿って設けられた複数のボ
ルト2又はナットが並んだ小口径フランジ部のボルト又
はナット締め付け具において、締め付けるボルト1又は
ナットに油圧トルクレンチ3の一端のピストン5端に接
続されたラチェットリング7を嵌め、当該油圧トルクレ
ンチ3の他端と上記フランジ部の他のボルト1又はナッ
トとを反力受け具12で夫々回動自在に接続し、当該反
力受け具12の一側面に、上記フランジ1の外周縁に当
接自在な反力受け板16を設けたものである。
ットを締め付けて行く場合、労力を要せず極めて容易に
かつ多数のボルト又はナットを均一に締め付けることが
できる締め付け具を提供する。 【構成】フランジ1の外周に沿って設けられた複数のボ
ルト2又はナットが並んだ小口径フランジ部のボルト又
はナット締め付け具において、締め付けるボルト1又は
ナットに油圧トルクレンチ3の一端のピストン5端に接
続されたラチェットリング7を嵌め、当該油圧トルクレ
ンチ3の他端と上記フランジ部の他のボルト1又はナッ
トとを反力受け具12で夫々回動自在に接続し、当該反
力受け具12の一側面に、上記フランジ1の外周縁に当
接自在な反力受け板16を設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフランジの外周に沿っ
て設けられた複数のボルト又はナットが並んだ小口径フ
ランジ部のボルト又はナット締め付け具に関するもので
ある。
て設けられた複数のボルト又はナットが並んだ小口径フ
ランジ部のボルト又はナット締め付け具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来フランジ部の外周に沿って多数のボ
ルト又はナットを締め付けて行く場合、スパナやレンチ
で対角線状に少しづつボルト又はナットを締め付けてい
く。
ルト又はナットを締め付けて行く場合、スパナやレンチ
で対角線状に少しづつボルト又はナットを締め付けてい
く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの方法は一本づ
つ締め付けていくので、全体を均一に締め付けるにはご
く少量づつ締め付けなければならず、労力を要し、作業
性が悪い。またある程度熟練している者でないと、フラ
ンジ全体のボルト又はナットを締め付けた場合、片締め
となってしまうおそれがある。そこで油圧トルクレンチ
を用いて、フランジの対角線上の二本のボルト又はナッ
トを同じ締め付けトルクで締め付けると作業性も良く、
又均一にボルト又はナットを締め付けることができるこ
とが考えられる。しかしながら特に小口径のフランジ部
では油圧トルクレンチの反力受けがなく、油圧トルクレ
ンチは使用できない。
つ締め付けていくので、全体を均一に締め付けるにはご
く少量づつ締め付けなければならず、労力を要し、作業
性が悪い。またある程度熟練している者でないと、フラ
ンジ全体のボルト又はナットを締め付けた場合、片締め
となってしまうおそれがある。そこで油圧トルクレンチ
を用いて、フランジの対角線上の二本のボルト又はナッ
トを同じ締め付けトルクで締め付けると作業性も良く、
又均一にボルト又はナットを締め付けることができるこ
とが考えられる。しかしながら特に小口径のフランジ部
では油圧トルクレンチの反力受けがなく、油圧トルクレ
ンチは使用できない。
【0004】そこでこの発明はこれらのフランジ部の外
周に沿って多数のボルト又はナットを締め付けて行く場
合、労力を要せず極めて容易にかつ多数のボルト又はナ
ットを均一に締め付けることができる締め付け具を提供
し、上記課題を解決しようとするものである。
周に沿って多数のボルト又はナットを締め付けて行く場
合、労力を要せず極めて容易にかつ多数のボルト又はナ
ットを均一に締め付けることができる締め付け具を提供
し、上記課題を解決しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1項の発明は、フ
ランジの外周に沿って設けられた複数のボルト又はナッ
トが並んだ小口径フランジ部のボルト又はナット締め付
け具において、締め付けるボルト又はナットに油圧トル
クレンチの一端のピストン端に接続されたラチェットリ
ングを嵌め、当該油圧トルクレンチの他端と上記フラン
ジ部の他のボルト又はナットとを反力受け具で夫々回動
自在に接続し、当該反力受け具の一側面に、上記フラン
ジの外周縁に当接自在な反力受け板を設けた締め付け具
とした。
ランジの外周に沿って設けられた複数のボルト又はナッ
トが並んだ小口径フランジ部のボルト又はナット締め付
け具において、締め付けるボルト又はナットに油圧トル
クレンチの一端のピストン端に接続されたラチェットリ
ングを嵌め、当該油圧トルクレンチの他端と上記フラン
ジ部の他のボルト又はナットとを反力受け具で夫々回動
自在に接続し、当該反力受け具の一側面に、上記フラン
ジの外周縁に当接自在な反力受け板を設けた締め付け具
とした。
【0006】また請求項2項の発明は、フランジの外周
に沿って設けられた複数のボルト又はナットが並んだ小
口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具におい
て、締め付けるボルト又はナットに油圧トルクレンチの
一端のピストン端に接続されたラチェットリングを嵌
め、当該油圧トルクレンチの他端と別設の反力受け具の
一端をピン接続し、当該反力受け具の他端に設けた回転
体の嵌合孔に上記フランジ部の他のボルト又はナットを
嵌め、さらに当該反力受け具の一側面に、上記フランジ
の外周縁に当接自在な反力受け板を設けた締め付け具と
した。
に沿って設けられた複数のボルト又はナットが並んだ小
口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具におい
て、締め付けるボルト又はナットに油圧トルクレンチの
一端のピストン端に接続されたラチェットリングを嵌
め、当該油圧トルクレンチの他端と別設の反力受け具の
一端をピン接続し、当該反力受け具の他端に設けた回転
体の嵌合孔に上記フランジ部の他のボルト又はナットを
嵌め、さらに当該反力受け具の一側面に、上記フランジ
の外周縁に当接自在な反力受け板を設けた締め付け具と
した。
【0007】
【作用】請求項1項の発明では、油圧トルクレンチを作
動させると、ピストンが伸縮し、このピストンの伸びる
際ラチェットリングが嵌合したボルト又はナットととも
に回動し、ピストンが収縮する際は、ラチェット機構に
よりボルト又はナットが回動せずにラチェットリングの
みが回り、これを繰り返してボルト又はナットが締め付
けられる。このピストンが伸びる際油圧トルクレンチの
他端とフランジの他のボルト又はナットとに渡した反力
受け具の反力受け板がフランジの外周縁に当たり、反力
受け具が固定され、これが反力受けとなって油圧トルク
レンチのピストンが伸びる。またピストンが縮む際は当
該油圧レトルクレンチが引っ張られるが反力受け具がボ
ルト又はナットに係止されているため、ピストンは縮
む。
動させると、ピストンが伸縮し、このピストンの伸びる
際ラチェットリングが嵌合したボルト又はナットととも
に回動し、ピストンが収縮する際は、ラチェット機構に
よりボルト又はナットが回動せずにラチェットリングの
みが回り、これを繰り返してボルト又はナットが締め付
けられる。このピストンが伸びる際油圧トルクレンチの
他端とフランジの他のボルト又はナットとに渡した反力
受け具の反力受け板がフランジの外周縁に当たり、反力
受け具が固定され、これが反力受けとなって油圧トルク
レンチのピストンが伸びる。またピストンが縮む際は当
該油圧レトルクレンチが引っ張られるが反力受け具がボ
ルト又はナットに係止されているため、ピストンは縮
む。
【0008】請求項2項の発明では、油圧トルクレンチ
を作動させると、ピストンが伸縮し、このピストンの伸
びる際ラチェットリングが嵌合したボルト又はナットと
ともに回動し、ピストンが収縮する際は、ラチェット機
構によりボルト又はナットが回動せずにラチェットリン
グのみが回り、これを繰り返してボルト又はナットが締
め付けられる。このピストンが伸びる際油圧トルクレン
チの他端には、フランジの他のボルト又はナットに回転
自在に一端を係止した反力受け具の他端がピンにより回
転自在に接続されており、当該ピストンが伸びる際の反
力により反力受け具が回動するが、当該反力受け具の一
側面から突出した反力受け板がフランジの外周縁に当た
り、これにより反力受け具が固定され、これが反力受け
となって油圧トルクレンチのピストンが伸びる。またピ
ストンが縮む際は当該油圧トルクレンチが引っ張られる
が反力受け具がボルト又はナットに係止されているた
め、ピストンは縮む。
を作動させると、ピストンが伸縮し、このピストンの伸
びる際ラチェットリングが嵌合したボルト又はナットと
ともに回動し、ピストンが収縮する際は、ラチェット機
構によりボルト又はナットが回動せずにラチェットリン
グのみが回り、これを繰り返してボルト又はナットが締
め付けられる。このピストンが伸びる際油圧トルクレン
チの他端には、フランジの他のボルト又はナットに回転
自在に一端を係止した反力受け具の他端がピンにより回
転自在に接続されており、当該ピストンが伸びる際の反
力により反力受け具が回動するが、当該反力受け具の一
側面から突出した反力受け板がフランジの外周縁に当た
り、これにより反力受け具が固定され、これが反力受け
となって油圧トルクレンチのピストンが伸びる。またピ
ストンが縮む際は当該油圧トルクレンチが引っ張られる
が反力受け具がボルト又はナットに係止されているた
め、ピストンは縮む。
【0009】
【実施例】以下この発明の実施例を図について説明す
る。図1乃至図6はこの発明の実施例を示し、フランジ
1の外周に沿って設けられた複数のボルト2が並んだ小
口径フランジ部において、油圧トルクレンチ3のシリン
ダー部4の一端から突出するピストン5の端部にピン6
を介して回動自在にラチェットリング7を接続し、上記
ピストン5の動きを制御するリミットスイッチ8を有す
るセンサー9を設け、この油圧トルクレンチ3の上記ラ
チェットリング7の嵌合孔10に締め付けようとする上
記ボルト2を嵌合させる。
る。図1乃至図6はこの発明の実施例を示し、フランジ
1の外周に沿って設けられた複数のボルト2が並んだ小
口径フランジ部において、油圧トルクレンチ3のシリン
ダー部4の一端から突出するピストン5の端部にピン6
を介して回動自在にラチェットリング7を接続し、上記
ピストン5の動きを制御するリミットスイッチ8を有す
るセンサー9を設け、この油圧トルクレンチ3の上記ラ
チェットリング7の嵌合孔10に締め付けようとする上
記ボルト2を嵌合させる。
【0010】当該油圧トルクレンチ3の上記シリンダー
部4の他端脇に突設した突出片11の先端に、別設の板
状の反力受け具12の一端をピン13により回動自在に
接続し、当該反力受け具12の他端にボルト又はナット
を嵌合自在な嵌合孔14を有する回転体15を設け、こ
の回転体15の上記嵌合孔14に上記フランジ1の締め
付けようとするボルト2に隣接したボルト2を嵌め、さ
らに当該反力受け具12の一側面に上記フランジ1の外
周縁が当接自在な反力受け板16を突設した。
部4の他端脇に突設した突出片11の先端に、別設の板
状の反力受け具12の一端をピン13により回動自在に
接続し、当該反力受け具12の他端にボルト又はナット
を嵌合自在な嵌合孔14を有する回転体15を設け、こ
の回転体15の上記嵌合孔14に上記フランジ1の締め
付けようとするボルト2に隣接したボルト2を嵌め、さ
らに当該反力受け具12の一側面に上記フランジ1の外
周縁が当接自在な反力受け板16を突設した。
【0011】上記反力受け具12の回転体15は図6に
示すごとく、反力受け具12の両側面を貫通した、内周
段部17aを有する円形孔17を設け、この円形孔17
の小径部に回転体15を回転自在に嵌合させ、この回転
体15の外周に沿って穿った環状溝18に、反力受け具
12の外周縁の二箇所以上から捩じ込み、円形孔17の
内周に突設させた複数のネジ19を入れて、円形孔17
から当該回転体15が抜けないようになっている。なお
上記油圧トルクレンチ3のシリンダー部4の他端には油
圧ホース(図示省略)を接続自在なカプラー20を設
け、また上記突出片11から把手21が突設している。
示すごとく、反力受け具12の両側面を貫通した、内周
段部17aを有する円形孔17を設け、この円形孔17
の小径部に回転体15を回転自在に嵌合させ、この回転
体15の外周に沿って穿った環状溝18に、反力受け具
12の外周縁の二箇所以上から捩じ込み、円形孔17の
内周に突設させた複数のネジ19を入れて、円形孔17
から当該回転体15が抜けないようになっている。なお
上記油圧トルクレンチ3のシリンダー部4の他端には油
圧ホース(図示省略)を接続自在なカプラー20を設
け、また上記突出片11から把手21が突設している。
【0012】この実施例の場合、油圧トルクレンチ3を
作動させると、ピストン5が伸縮し、このピストン5の
伸びる際ラチェットリング7の嵌合孔10が嵌合したボ
ルト2とともに回動し、ピストン5が収縮する際は、ラ
チェット機構によりボルト2は回動せずにラチェットリ
ング7のみが反転し、これを繰り返してボルト2が締め
付けられる。このピストン5が伸びる際油圧トルクレン
チ3の他端にはフランジ1の隣接したボルト2に回転自
在に係止した反力受け具12の一端がピン13により回
転自在に接続されており、当該ピストン5が伸びる際の
反力により反力受け具12が回動するが、当該反力受け
具12の一側面から突出した反力受け板16がフランジ
1の外周縁に当たり、これにより反力受け具12が固定
され、これが反力受けとなって油圧トルクレンチ3のピ
ストン5が伸びる。
作動させると、ピストン5が伸縮し、このピストン5の
伸びる際ラチェットリング7の嵌合孔10が嵌合したボ
ルト2とともに回動し、ピストン5が収縮する際は、ラ
チェット機構によりボルト2は回動せずにラチェットリ
ング7のみが反転し、これを繰り返してボルト2が締め
付けられる。このピストン5が伸びる際油圧トルクレン
チ3の他端にはフランジ1の隣接したボルト2に回転自
在に係止した反力受け具12の一端がピン13により回
転自在に接続されており、当該ピストン5が伸びる際の
反力により反力受け具12が回動するが、当該反力受け
具12の一側面から突出した反力受け板16がフランジ
1の外周縁に当たり、これにより反力受け具12が固定
され、これが反力受けとなって油圧トルクレンチ3のピ
ストン5が伸びる。
【0013】上記反力受け具12の一端は隣接するボル
ト2を嵌合孔14に嵌合しているが、回転体15が反力
受け具12に回転自在に設けられているため、反力受け
具12は上述の様に回動する。またピストン5が縮む際
は、当該油圧トルクレンチ3が引っ張られるが反力受け
具12が上記隣接ボルト2に係止されているため、ピス
トン5は縮むことができる。
ト2を嵌合孔14に嵌合しているが、回転体15が反力
受け具12に回転自在に設けられているため、反力受け
具12は上述の様に回動する。またピストン5が縮む際
は、当該油圧トルクレンチ3が引っ張られるが反力受け
具12が上記隣接ボルト2に係止されているため、ピス
トン5は縮むことができる。
【0014】また図7及び図8は上記実施例の反力受け
具12の他の実施例を示す。これは上記反力受け具とほ
ぼ同様な構造を有するが、反力受け板の角度がやや異な
り、フランジの外径が小径の場合に使用する。また上記
実施例ではフランジ1に並んだボルト2を締め付けた
が、当該ボルト2に代えてフランジの外周縁に沿って多
数並んだナットを締め付けるのにも使用できる。さらに
上記構成の反力受け具12に限らず一端を油圧トルクレ
ンチの端部に回動自在に接続し、他端をフランジの、締
め付けようとするボルト又はナットと異なる他のボルト
又はナットを回転自在に係止でき、かつその際フランジ
の外周縁に当接自在なものであれば、適宜の構造のもの
でよい。
具12の他の実施例を示す。これは上記反力受け具とほ
ぼ同様な構造を有するが、反力受け板の角度がやや異な
り、フランジの外径が小径の場合に使用する。また上記
実施例ではフランジ1に並んだボルト2を締め付けた
が、当該ボルト2に代えてフランジの外周縁に沿って多
数並んだナットを締め付けるのにも使用できる。さらに
上記構成の反力受け具12に限らず一端を油圧トルクレ
ンチの端部に回動自在に接続し、他端をフランジの、締
め付けようとするボルト又はナットと異なる他のボルト
又はナットを回転自在に係止でき、かつその際フランジ
の外周縁に当接自在なものであれば、適宜の構造のもの
でよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1項の発明によれば、油圧トルク
レンチを用いているため、労力を要せず、容易にボルト
又はナットを締め付けることができ、フランジの外周に
沿って設けられた多数のボルト又はナットを片締めする
ことなく、誰にでも均一に締め付けることができる。ま
たその際小口径のフランジでは油圧トルクレンチの他端
をフランジ外周縁に当接又は係止することができず、反
力受けがないため油圧トルクレンチを使用できないが、
この発明では油圧トルクレンチの他端とフランジの他の
ボルト又はナットとの間に反力受け具を回動自在に渡
し、この反力受け具の反力受け板をフランジの外周縁に
係止できるため、小口径のフランジにも油圧トルクレン
チを使用できる。
レンチを用いているため、労力を要せず、容易にボルト
又はナットを締め付けることができ、フランジの外周に
沿って設けられた多数のボルト又はナットを片締めする
ことなく、誰にでも均一に締め付けることができる。ま
たその際小口径のフランジでは油圧トルクレンチの他端
をフランジ外周縁に当接又は係止することができず、反
力受けがないため油圧トルクレンチを使用できないが、
この発明では油圧トルクレンチの他端とフランジの他の
ボルト又はナットとの間に反力受け具を回動自在に渡
し、この反力受け具の反力受け板をフランジの外周縁に
係止できるため、小口径のフランジにも油圧トルクレン
チを使用できる。
【0016】また請求項2項の発明によれば、上記請求
項1項の発明の効果に加え、反力受け具の一端にボルト
又はナットを嵌合する嵌合孔を有する回転体を備えてい
るため、油圧トルクレンチの作動に伴って反力受け具が
よりスムーズに回動、機能する。
項1項の発明の効果に加え、反力受け具の一端にボルト
又はナットを嵌合する嵌合孔を有する回転体を備えてい
るため、油圧トルクレンチの作動に伴って反力受け具が
よりスムーズに回動、機能する。
【図1】この発明の使用状態を示す正面図である。
【図2】この発明に使用する油圧トルクレンチの左側面
図である。
図である。
【図3】この発明に使用する油圧トルクレンチの右側面
図である。
図である。
【図4】この発明に使用する反力受け具の正面図であ
る。
る。
【図5】この発明に使用する反力受け具の側面図であ
る。
る。
【図6】この発明に使用する反力受け具の縦断面図であ
る。
る。
【図7】この発明の他の実施例に使用する反力受け具の
正面図である。
正面図である。
【図8】この発明の他の実施例に使用する反力受け具の
側面図である。
側面図である。
【符号の説明】 1 フランジ 2 ボルト 3 油圧トルクレンチ 4 シリンダー部 5 ピストン 6 ピン 7 ラチェットリング 10 嵌合孔 12 反力受け具 14 嵌合孔 15 回転体 16 反力受け板
Claims (2)
- 【請求項1】 フランジの外周に沿って設けられた複数
のボルト又はナットが並んだ小口径フランジ部のボルト
又はナット締め付け具において、締め付けるボルト又は
ナットに油圧トルクレンチの一端のピストン端に接続さ
れたラチェットリングを嵌め、当該油圧トルクレンチの
他端と上記フランジ部の他のボルト又はナットとを反力
受け具で夫々回動自在に接続し、当該反力受け具の一側
面に、上記フランジの外周縁に当接自在な反力受け板を
設けたことを特徴とする、小口径フランジ部のボルト又
はナット締め付け具。 - 【請求項2】 フランジの外周に沿って設けられた複数
のボルト又はナットが並んだ小口径フランジ部のボルト
又はナット締め付け具において、締め付けるボルト又は
ナットに油圧トルクレンチの一端のピストン端に接続さ
れたラチェットリングを嵌め、当該油圧トルクレンチの
他端と別設の反力受け具の一端をピン接続し、当該反力
受け具の他端に設けた回転体の嵌合孔に上記フランジ部
の他のボルト又はナットを嵌め、さらに当該反力受け具
の一側面に、上記フランジの外周縁に当接自在な反力受
け板を設けたことを特徴とする、小口径フランジ部のボ
ルト又はナット締め付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256065A JPH0890437A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 小口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256065A JPH0890437A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 小口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0890437A true JPH0890437A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=17287418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6256065A Pending JPH0890437A (ja) | 1994-09-27 | 1994-09-27 | 小口径フランジ部のボルト又はナット締め付け具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0890437A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020033132A (ko) * | 2002-03-25 | 2002-05-04 | 백수곤 | 유압 볼트체결 및 토오크 측정 방법과 장치 |
CN108747939A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-11-06 | 苏州海德石油工具有限公司 | 井控装置液压扳手 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4113675Y1 (ja) * | 1964-12-24 | 1966-06-27 | ||
JPS50149344A (ja) * | 1975-04-23 | 1975-11-29 |
-
1994
- 1994-09-27 JP JP6256065A patent/JPH0890437A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS4113675Y1 (ja) * | 1964-12-24 | 1966-06-27 | ||
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CN108747939A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-11-06 | 苏州海德石油工具有限公司 | 井控装置液压扳手 |
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