JPH0889636A - パチンコ機における入賞球排出制御装置の取付構造 - Google Patents

パチンコ機における入賞球排出制御装置の取付構造

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JPH0889636A
JPH0889636A JP25882994A JP25882994A JPH0889636A JP H0889636 A JPH0889636 A JP H0889636A JP 25882994 A JP25882994 A JP 25882994A JP 25882994 A JP25882994 A JP 25882994A JP H0889636 A JPH0889636 A JP H0889636A
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plate
shaft
control device
discharge control
ball discharge
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JP25882994A
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Mitsuru Oyama
満 大山
Yasushi Hayamizu
康司 速水
Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ機の機構板に組込む入賞球排出制御
装置の組立と、機構板への取付を同じ取付軸により同軸
に設置すると共に嵌め込み手段の採用により部品点数の
削減と組立て作業の向上を計る。 【構成】 入賞球排出制御装置13を組み込んだ装置板
15と蓋板27と機構板3とは、互いに重合貫通する筒
孔29〜31のフランジ34,37,39に一対の切欠
35,35,40,40を穿設した保持部29〜31を
それぞれに設け、筒状の軸部41と頭部42を有し、軸
部41の略中央部に軸方向へ切込43によって軸端側を
自由状態とし且つ係止爪45を有する一対の弾性片部4
4を一体に形成すると共に弾性片部44と直交する軸端
位置に一対の突子46,46を設けた合成樹脂材からな
る取付軸32を前記各筒孔29〜31に挿着設置自在せ
しめ、また、装置板15の裏面に設置した鉄板52の側
縁に突設した複数の係合片53と、蓋板27に突設した
嵌合片56とを互いに嵌合自在せしめ、前記装置板15
の側縁に設けた係止段部57を、機構板3の囲い壁59
の受け孔60に嵌合自在にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機の遊戯盤の
裏面に装着される機構板に入賞球排出制御装置を容易に
取りつける構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、周知のパチンコ機の遊戯盤の裏面
には、合成樹脂製の機構板が装着されており、該機構板
に景品タンク、景品球払出装置、入賞球排出制御装置等
の裏機構が集約して組みつけられている。ところで、前
記入賞球排出制御装置は、従来では、図11に示すよう
に、機構板100に設けられた入賞球集合部101の付
近に開口部102を形成し、この開口部102に一枚の
装置板103に組付けられた入賞球排出制御装置104
を遊戯盤の裏面と相対する機構板100の前面側から装
着して複数のビス105により固着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた入
賞球排出制御装置にあっては、装置板103にカバ−1
06を複数のビス107で取り付け、さらにこの装置板
103を機構板100に対して複数本のビス105によ
り固着していたため、入賞球排出制御装置を組立るため
のビス止め機構と入賞球排出制御装置を機構板に取付け
るためのビス止め機構を別々に設ける必要があり、この
ことは、使用するビスの数が多く、ビス止め作業も多く
なり、入賞球排出制御装置の組立から機構板への取付ま
での作業の能率性を悪くして製作コストを上昇させる原
因となり、また、入賞球排出制御装置が故障して交換す
る場合、遊戯盤の裏面から機構板を外ずしたり解放しな
ければならず、しかもその際に遊戯盤側に配設された各
種電気部品との配線を外ずさなければならないため、そ
の作業が面倒で手間がかかる等の問題点があった。
【0004】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、ビスの使用を排除し、入賞球排出制御装置の組立
と、この入賞球排出制御装置の機構板への取付を同じ取
付軸により同軸に設置することを可能にしすると共に嵌
め込み機構を採用することにより部品点数を削減し且つ
組立ても簡便にし、しかも故障時の交換も容易で作業性
を向上した入賞球排出制御装置の取付構造を提供するも
のである。
【0005】
【発明が解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明におけるパチンコ機の入賞玉排出制御装置
の取付構造において、パチンコ機の遊戯盤の裏面に装着
される機構盤に組み付けられる入賞球排出制御装置にお
いて、前記入賞球排出制御装置を組み込んだ装置板と蓋
板からなり、前記装置板と蓋板とは筒孔の開口にフラン
ジを有して前記フランジに互いに対称する一対の切欠を
有する保持部を重合貫通させて設け、前記機構板は前記
装置板の筒孔と切欠に重合貫通する筒孔と切欠を有する
保持部を設置し、筒状の軸部と頭部を有し、前記軸部の
略中央部の互いに対称する位置に軸方向へ切込によって
軸端側を自由状態とする細長の一対の弾性片部を一体に
形成し、この弾性片部の自由端に係止爪を設け、前記軸
部の軸端に前記一対の弾性片部と直交する位置に互いに
対称する一対の突子を設けた合成樹脂材から一体成形に
より形成してなる取付軸を、前記蓋板と装置板と機構板
の保持部の筒孔に挿着して挟着自在せしめてなるもので
ある。
【0006】また、前記装置板の裏面に不正防止用の鉄
板を重合設置し、この鉄板の側縁に複数の係合片を一体
に起立突設し、蓋板には前記係合片に嵌合自在にする嵌
合片を設け、前記装置板の互いに対称する側縁箇所に係
止段部を有する係止片を一体に起立突設し、機構板の凹
部を形成する囲い壁には前記係止片の係止段部を嵌合す
る受け孔を設けて形成するのが好ましい。
【0007】
【作用】入賞球排出制御装置を組立てる作業において、
蓋板を装置板に位置決めして重ね、そして上から押しつ
けたとき、装置板の裏面に設けた鉄板の係止片と蓋板の
嵌合片とが互いに嵌合し、蓋板は装置板に仮止めされ
る。この状態で蓋板と装置板の互いの保持部の筒孔と切
欠が重合貫通する。次に、取付軸の軸部を、その軸端に
設けた突子を蓋板の切欠に合致させて筒孔に挿入したと
き、軸部に設けた弾性片部はその弾性機能により蓋板と
装置板のそれぞれのフランジに爪片が引っかかることな
く通り抜け、弾性片部がその弾性機能で元の状態に反発
復帰して装置板のフランジの内側に爪片を係着し、そし
て取付軸の頭部と前記弾性片部の爪片とにより蓋板と装
置板を挟着して入賞球排出制御装置が組み立て保持され
る。この入賞球排出制御装置を組み立て保持した状態に
おいて、取付軸の軸部の軸端は装置板を貫通して軸端の
突子を装置板の裏側からやや外方へ突出位置する。
【0008】組立終了した入賞球排出制御装置を機構板
に取り付ける作業において、入賞球排出制御装置を機構
板の凹部の位置決め軸に一致させ、そして上から押しつ
けたとき、装置板の係止片の係止段部がその弾性機能に
より凹部の囲い壁の受け孔に嵌合し、入賞球排出制御装
置は機構板の凹部に仮止めされる。この状態で、装置板
と機構板の保持部との互いの筒孔と切欠が合致して重合
貫通する。そして、装置板から突出する取付軸の軸部が
機構板の筒孔に備えるフランジの切欠を挿通し、軸端の
突子が機構板のフランジの内側へ突出する。そして、取
付軸を90度回転させて機構板の筒孔に備えるフランジ
の内側に係合することにより、入賞球排出制御装置は機
構板に固定設置される。この状態で、取付軸の軸端は機
構板の筒孔の中に位置される。取付軸の回転は、外板の
表面に設けたストッパで自動的に制御される。
【0009】また、蓋板を装置板に仮止めし、これを機
構板の凹部に仮止めした状態において、取付軸を蓋板の
筒孔から機構板の筒孔へ挿通し、この取付軸を90度回
転することにより入賞球排出制御装置を機構板に装着す
ることも可能である。
【0010】更にまた、前記入賞球排出制御装置は、組
立から機構板への取付を全て嵌合方式による着脱手段を
採用しているので、入賞球排出制御装置を機構板から取
り外すには、先ず、取付軸を挿着時の反対方向へ90度
回転することにより軸端の突子は機構板の筒孔のフラン
ジに設けた切欠に合致位置する。そこで取付軸を引き抜
くと入賞球排出制御装置が機構板から外される。次に、
筒軸を90度回転して弾性片部の爪片を装置板の筒軸の
フランジの切欠に合致させて引き抜いて、再び取付軸を
回動させて軸端の突子をフランジの切欠に合致させて引
き抜くことにより取付軸は機構板、装置板、蓋板から引
き抜かれる。また、装置板の係止片を指先で挟めば係止
片の弾性機能により係止段部が受け孔から外れ機構板か
ら取り出すことができる。そしてまた、蓋板は係合片を
その弾性機能により指先で反らせて係合片と嵌合片の嵌
合が外される。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、図1は本発明が適用されるパチンコ機の裏面図
で、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠1の裏面に着
脱自在に取付けられる遊戯盤、3は遊戯盤の裏面に開閉
自在に装着される合成樹脂製の機構板である。
【0012】図2は機構板3の斜視図で、該機構板3の
遊戯盤2の裏面と相対向する前面側には入賞球集合部4
が形成されている。また、機構板3の外側表面の上部に
は景品球タンク5が固着される。景品球タンク5の下方
には該景品球タンク5の景品球を整列して導き出すタン
クレ−ル6が設けられる。タンクレ−ル6の下流端は、
球圧を弱めるためのカ−ブレ−ル7を介して景品球払出
装置8に接続されている。9は景品球払出装置8から払
出された景品球を前面枠2の前面の打球供給皿(図示せ
ず)に導く景品球排出樋、10は球抜き樋、11は打球
供給皿の余剰景品球を下部球受皿(図示せず)にオ−バ
−フロ−させるオ−バ−フロ−樋、12はアウト球排出
樋である。
【0013】前記機構板3には、図5、図6に示すよう
に、入賞球集合部4の流出口付近に囲い壁を突設して入
賞球排出制御装置13を装着する凹部14を形成してい
る。入賞球排出制御装置13は、図3、図4に示すよう
に、凹部14に一致する大きさの一枚の装置板15に組
み付けられており、上流端が入賞球集合部4の流出口に
接続し下流端が球抜き樋10に接続する入賞球の通路部
16と、装置板15の支持突起17にビス止め固着され
るソレノイド18と、長さのほぼ中間が軸19により装
置板15に回動自在に軸支された球切り部材20とによ
り構成されている。
【0014】前記ソレノイド18のプランジャ21には
長孔22を有する連結部材23が取付けられており、こ
の長孔22に球切り部材20の軸19より後部に突設し
たピン24を臨ませている。また、球切り部材20の前
部には通路部16の開口に臨んで入賞球の流下を阻止す
る球止部25とソレノイド18の作動に伴う上向回動に
より球止部25で流下が阻止された入賞球を受け入れ、
且つ下向回動によって該入賞球を下方へ落下させる半円
状の球受凹部26が一体に設けられている。また、27
は通路部16の通路壁を兼ねる蓋板、28は入賞球の有
無を検出する入賞球検出器である。
【0015】本発明における前記入賞球排出制御装置1
3の取付機構は、図3乃至図7に示すように、装置板1
5の通路部16とソレノイド18の間の空間に、凹部1
4の深さとほぼ一致した長さに突設した筒状の保持部2
9と、前記蓋板27に突設した筒状の保持部30と、前
記機構板3に突設した筒状の保持部31と、これらの各
保持部29〜31に挿着する取付軸32とから構成され
る。
【0016】前記装置板15に設けた保持部29は、図
7に示すように、装置板15を貫通する筒孔33を有
し、この筒孔33の上面側の開口に中心へ張り出すフラ
ンジ34を周設してこのフランジ34に互いに対称する
一対の切欠35が設けられる。前記蓋板27に設けた保
持部30は、蓋板27を貫通する筒孔36を有し、この
筒孔36の蓋板27の開口側に中心へ張り出すフランジ
37を周設してこのフランジ37に互いに対称する一対
の切欠(図示せず)が設けられる。前記機構板3に設け
た保持部31は、図5、図6に示すように、機構板3を
貫通する筒孔38を有し、この筒孔38の上面側の開口
に中心へ張り出すフランジ39を周設してこのフランジ
39に互いに対称する一対の切欠40が設けられる。こ
れらの各保持部29〜31は互いに重合し、そして筒孔
36、33、38及び切欠35、40が互いに一致して
貫通する位置に設けられる。
【0017】前記取付軸32は、図7に示すように、筒
状の軸部41に頭部42を有し、前記軸部41の中央部
の互いに対称する位置に、切込43により頭部42の側
を軸部41と一体とし且つ軸端側を自由端の状態として
軸方向へ細長になり且つ弾性機能を有する一対の弾性片
部44を形成し、これら一対の弾性片部44の自由端に
それぞれ係止爪45を設け、この係止爪45は軸端側へ
傾斜し、頭部42の側を垂直に形成する。前記軸部41
の軸端には、前記一対の弾性片部44と直交する位置に
互いに対称する一対の突子46,46を突設設置して合
成樹脂材により一体成形される。
【0018】前記装置板15に蓋板27を重ね合わせて
互いに重合貫通する保持部30、29の筒孔36、33
に、前記取付軸32の軸部41を蓋板27の側から挿通
させると、取付軸32の軸端の一対の突子46,46が
それぞれのフランジ37、34の切欠35を通過し、弾
性片部44の係止爪45を装置板15の筒孔33のフラ
ンジ34の裏側縁に係合させ、そして取付軸32の頭部
41と弾性片部44の係止爪45の間に前記蓋板板27
と装置板15を挟着して入賞球排出制御装置13を組み
立て保持する。この状態で、取付軸32の軸端の一対の
突子46,46は装置板15の外方ヘ突出位置してい
る。
【0019】前記取付軸32により組み立て保持された
入賞球排出制御装置13は、装置板15の裏側へ突出す
る取付軸32の軸端の一対の突子46,46を前記機構
板3の保持部31の筒孔38に備えるフランジ39の切
欠40に挿通して取付軸32の軸端の突子46を筒孔3
8の内部へ突入させ、そして取付軸32を90度回転す
ることにより、軸部41の軸端に設けた突子46,46
を機構板3の保持部31のフランジ39の円周縁裏面に
係止させて機構板3に取付設置する。この状態におい
て、取付軸32の軸端の突子46は保持部31の筒孔3
8の中に隠蔽位置される。
【0020】前記機構板3の凹部14は入賞球排出制御
装置13の位置決めピン47が突設設置され、前記装置
板15には前記位置決めピン47を挿着する筒軸48が
設けられている。この筒軸48の上面には、蓋板27に
設けられた位置決め孔49を挿着するための突起50が
突設されている。また、前記蓋板27の保持部30の外
周辺に一対のストッパ51,51を設け、取付軸32の
回動範囲を90度に規制する。尚、取付軸32の頭部4
2は取付軸32の回転操作及び回転範囲の規制を便利且
つ確実にするために菱形に形成するのが好ましい。
【0021】前記入賞球排出制御装置13は、図6及び
図7に示すように、装置板15の裏面に不正防止用の鉄
板52が重合設置され、この鉄板52の側縁に複数(こ
の実施例では3本)の係合片53を一体に起立突設し、
この係合片53の上部に小孔54が穿設され、前記蓋板
27には、前記係合片53と対応する箇所に、係合片5
3の小孔54に嵌合する突起55を有する複数の嵌合片
56が設けられる。この蓋板27は、装置板15に設け
られた位置決め用の筒軸48の突起50に蓋板27の位
置決め孔49を一致させて押しつけたときに、係合片5
3の弾性機能により嵌合片56の突起55が小孔54に
嵌合されて蓋板27を装置板15に仮止めされる。この
状態において、取付軸32を蓋板27の保持部30の筒
孔36から装置板15の保持部29の筒孔33へ挿着す
ることを容易簡単にする。
【0022】図5に示すように、装置板15は互いにほ
ぼ対称する縁部箇所に係止段部57を有する係止片58
をほぼ対向するように一体に起立設置され、機構板3の
凹部14の囲い壁59には前記係止段部57を嵌合する
受け孔60を穿設設置する。そして、蓋板27を装置板
15に仮止めして取付軸32を挿着した入賞球排出制御
装置13は、機構板3の位置決めピン47と装置板15
の筒軸48に一致させて押し込むことにより、係止片5
8の弾性機能により係止段部57が囲い壁59の受け孔
60に嵌合して機構板3の凹部14に仮止め設置され
る。この状態において、装置板15の外方へ突出する取
付軸32の軸端の突子46が機構板3の保持部31の筒
孔38の中へ突入する。そこで取付軸32を90度回転
することにより突子46が筒孔38のフランジ39の裏
側縁部に係止し、入賞球排出制御装置13を機構板3の
凹部14に極めて容易簡単に装着することができる。
【0023】前記入賞球排出制御装置13が故障により
交換をする場合、取付軸32を90度回転してストッパ
51に係止し、そして軸端の突子46が機構板3の保持
部31のフランジ39との係止状態が解除されてフラン
ジ39の切欠40と一致位置するので、突子46は切欠
40から装置板15の筒孔33の切欠35と蓋板27の
筒孔36を通過させて取付軸32を各保持部29〜31
から容易に引き抜くことができる。次に、装置板15に
設けた係止片58を2本の指で摘んで係止段部57を受
け孔60から外して引き抜くことにより、入賞球排出制
御装置13を機構板3の凹部14から容易に取り出され
る。最後に、装置板15の裏面に設けられた鉄板52の
係合片53を摘んで外側へ反らすことにより蓋板27の
嵌合片56の突起55を係合片53の小孔54から容易
に外され、そして蓋板27が装置板15から離反する。
なお、61は機構板3の凹部14を被覆するカバ−であ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
賞球排出制御装置の組み立てと機構板への取付を、同じ
取付軸により同軸に組み立て並びに取付を可能にし、従
来のように入賞排出制御装置の組み立てと機構板への取
付との二度手間を省き、多数のビスの使用を排除し、し
かも仮組み立て及び機構板への仮取付を含めて機構板へ
の着脱は全て嵌合手段を採用することにより、組立及び
取り外し作業が従来に比し極めて簡便にし作業能率を向
上させることができ、更に、取付軸は合成樹脂材による
一体成形により容易かつ安価に形成すると共に部品点数
を削減することを可能にする等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の裏面図であ
る。
【図2】図1のパチンコ機に装着される機構板の斜視視
図である。
【図3】パチンコ機に装着された状態で示す入賞球排出
制御装置の正面図である。
【図4】パチンコ機に装着された状態で示す入賞球排出
制御装置の斜視図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】機構板の凹部と入賞球排出制御装置の裏面の関
係を示す分解斜視図である。
【図7】入賞球排出制御装置の装置板と蓋板を分解して
示す斜視図である。
【図8】入賞球排出制御装置を仮組み立てしたときの取
付軸の状態を示す要部横断平面図である。
【図9】入賞球排出制御装置を機構板に設置したときの
取付軸の状態を示す要部横断平面図である。
【図10】入賞球排出制御装置を機構板に仮設置したと
きの状態を示す要部横断平面図である。
【図11】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
3 機構板 13 入賞球排出制御装置 14 凹部 15 装置板 16 通路部 27 蓋板 29,30,31 保持部 32 取付軸 33 筒孔 34 フランジ 35 切欠 36 筒孔 37 フランジ 38 筒孔 39 フランジ 40 切欠 42 軸部 42 頭部 43 切込 44 弾性片部 45 係止爪 46 突子 52 鉄板 53 係合片 54 小孔 55 突起 56 嵌合片 57 係止段部 58 係止片 59 囲い壁 60 受け孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機の遊戯盤の裏面に装着される
    機構盤に組み付けられる入賞球排出制御装置において、
    前記入賞球排出制御装置を組み込んだ装置板と蓋板から
    なり、前記装置板と蓋板とは筒孔の開口にフランジを有
    して前記フランジに互いに対称する一対の切欠を有する
    保持部を重合貫通させて設け、前記機構板は前記装置板
    の筒孔と切欠に重合貫通する筒孔と切欠を有する保持部
    を設置し、筒状の軸部と頭部を有し、前記軸部の略中央
    部の互いに対称する位置に軸方向へ切込によって軸端側
    を自由状態とする細長の一対の弾性片部を一体に形成
    し、この弾性片部の自由端に係止爪を設け、前記軸部の
    軸端に前記一対の弾性片部と直交する位置に互いに対称
    する一対の突子を設けた合成樹脂材から一体成形により
    形成してなる取付軸を、前記蓋板と装置板と機構板の保
    持部の筒孔に挿着して挟着自在せしめてなることを特徴
    とするパチンコ機における入賞球排出制御装置の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 パチンコ機の遊戯盤の裏面に装着される
    機構盤に組み付けられる入賞球排出制御装置において、
    前記入賞球排出制御装置を組み込んだ装置板と蓋板から
    なり、前記装置板の裏面に不正防止用の鉄板を重合設置
    し、この鉄板の側縁に複数の係合片を一体に起立突設
    し、蓋板には前記係合片に嵌合自在にする嵌合片を設
    け、前記装置板の互いに対称する側縁箇所に係止段部を
    有する係止片を一体に起立突設し、機構板の凹部を形成
    する囲い壁には前記係止片の係止段部を嵌合する受け孔
    を設けてなるパチンコ機における入賞球排出制御装置の
    取付構造。
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JP25882994A Pending JPH0889636A (ja) 1994-09-27 1994-09-27 パチンコ機における入賞球排出制御装置の取付構造

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JP (1) JPH0889636A (ja)

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