JPH0889507A - 治療装置の保持機構 - Google Patents

治療装置の保持機構

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Publication number
JPH0889507A
JPH0889507A JP6254721A JP25472194A JPH0889507A JP H0889507 A JPH0889507 A JP H0889507A JP 6254721 A JP6254721 A JP 6254721A JP 25472194 A JP25472194 A JP 25472194A JP H0889507 A JPH0889507 A JP H0889507A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotation
switch
electromagnetic
energy generator
electromagnetic brake
Prior art date
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Pending
Application number
JP6254721A
Other languages
English (en)
Inventor
Naohiko Takayama
直彦 高山
Tatsuo Kimura
辰男 木村
Takayuki Sano
孝之 佐野
Shoji Takamura
祥司 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 全電磁ブレーキを同時にオン/オフすること
によって、エネルギー発生器の移動調整を容易に行うこ
とができる治療装置の保持機構を提供することを目的と
する。 【構成】 電磁ブレーキ用電源1aには、各電磁ブレー
キ31 ,51 ,61 ,81 ,101 への電源の供給をオ
ン/オフ制御するフットスイッチ12が接続されてい
る。電磁ブレーキ用電源1aとフットスイッチ12との
間には、プロテクトスイッチ13が接続されている。各
電磁ブレーキの制御は、術者がフットスイッチ12を踏
むまたは踏まないことことによって行われ、踏む(オ
ン)ことによって全ての電磁ブレーキに電源が供給さ
れ、各回動機構の回動が許容される。また、フットスイ
ッチ12を踏まない状態(オフ)では、全ての電磁ブレ
ーキへの電源の供給が停止され、各回動機構の回動が禁
止されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、超音波発生器、マイ
クロ波発生器、レーザ発生器、凍結用エネルギー発生器
などのエネルギー発生器からのエネルギーを被検体に照
射する治療装置に係り、特に複数個の回動自在の回動機
構と、前記複数個の回動機構の回動を許容または禁止す
るために前記複数個の回動機構のそれぞれに取り付けら
れた電磁ブレーキとを含み、前記各回動機構を回動させ
て少なくとも四半球面の任意に位置に前記エネルギー発
生器を移動させ、前記各電磁ブレーキを作動させること
によってその位置を固定することができる治療装置の保
持機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の保持機構として、複数個
の回動自在の回動機構と、複数個の回動機構の回動を許
容または禁止するために複数個の回動機構のそれぞれに
取り付けられた電磁ブレーキとを含み、各電磁ブレーキ
を解除して各回動機構を回動させて少なくとも四半球面
の任意に位置にエネルギー発生器を移動させ、全電磁ブ
レーキを作動させることによってその位置で固定するこ
とができる保持機構がある。
【0003】このような従来の保持機構には、各回動機
構に取り付けられた電磁ブレーキを、それぞれ独立にオ
ンまたはオフするスイッチ群が取り付けられている。よ
ってこの保持機構では、例えば各スイッチをオンさせて
いずれかの回動機構の回動を許容してエネルギー発生器
を所望の位置に移動させる。そして所望の位置にエネル
ギー発生器が移動した後に全てのスイッチをオフして各
電磁ブレーキを作動させ、エネルギー発生器の位置を固
定する。この後にエネルギー発生器からエネルギーを被
検体に照射して治療を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、複数個の電磁ブレーキは、それぞれに
対応した個別のスイッチによってオンまたはオフされる
ようになっているので、全てのスイッチをオフして全電
磁ブレーキを作動させてエネルギー発生器の位置を固定
した後、再度その位置を調整して所望位置に移動する場
合には、スイッチ群のうちどのスイッチをオンすればそ
の位置にエネルギー発生器を移動させることができるの
かが分かりにくい。したがって、位置の固定後に再度そ
の位置を調整するためには、適宜のスイッチをオンして
エネルギー発生器を移動させ、所望位置に移動させるこ
とができないときには、再度異なる適宜のスイッチをオ
ンして移動させる試行錯誤の移動調整を行うか、全ての
スイッチを一旦オンして調整を行う必要があるので、エ
ネルギー発生器の移動調整が煩雑であるという問題点が
ある。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、全電磁ブレーキを同時にオン/オフ
することによって、エネルギー発生器の移動調整を容易
に行うことができる治療装置の保持機構を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明に係る治療装置の保持機構は、超音波発生
器、マイクロ波発生器、レーザ発生器、凍結用エネルギ
ー発生器などのエネルギー発生器からのエネルギーを被
検体に照射する治療装置に用いられ、複数個の回動自在
の回動機構と、前記複数個の回動機構の回動を許容また
は禁止するために前記複数個の回動機構のそれぞれに取
り付けられた電磁ブレーキとを含み、前記各回動機構を
回動させて少なくとも四半球面の任意に位置に前記エネ
ルギー発生器を移動させ、前記各電磁ブレーキを作動さ
せることによってその位置を固定することができる保持
機構において、前記全電磁ブレーキを同時にオンまたは
オフする回動許容/禁止スイッチを備えたことを特徴と
するものである。
【0007】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。すなわ
ち、複数個の回動機構の回動を同時に許容または禁止す
る回動許容/禁止スイッチを備えることにより、複数個
の回動機構の回動を同時に許容できるので、任意位置へ
のエネルギー発生器の移動が可能となる。また複数個の
回動機構の回動を同時に禁止できるので、任意位置でエ
ネルギー発生器を固定することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は治療装置の一例である温熱治療装置を
示した概略構成図であり、図2は回動機構の縦断面図で
あり、図3は電磁ブレーキの制御系に係るブロック図で
ある。
【0009】図中、符号1は、温熱治療のための各種制
御を行う制御ユニットである。この制御ユニット1の正
面上方には各種設定を行うためのパネル2が備えられて
いる。制御ユニット1の上部には、軸心aを中心として
水平方向に回動可能に構成された第1回動機構3が配設
されている。この第1回動機構3は、逆Uの字状の支持
アーム4の一端側を上下方向に伸縮可能に支持する伸縮
機構5を内蔵している。支持アーム4の他端側には、軸
心bを中心として水平方向に回動可能に構成され、第2
回動機構6を上部に内蔵した支持部材7が取り付けられ
ている。支持部材7の軸心bから水平方向に離れて斜め
下方に突出した部分には、軸心cを中心として斜め方向
に回動可能に構成された第3回動機構8が取り付けられ
ている。第3回動機構8は支持部材9を回動自在に支持
し、支持部材9は軸心dを中心に回動可能に構成された
第4回動機構10を介してアプリケータ11を支持して
いる。これら第1回動機構3,第2回動機構6,第3回
動機構8,第4回動機構10と伸縮機構5,支持アーム
4,支持部材7,9とは、保持機構Hを構成する。な
お、第1回動機構3,第2回動機構6,第3回動機構
8,第4回動機構10は、それぞれこの発明の回動機構
に相当する。
【0010】アプリケータ11は、被検体Mの関心部位
を所定温度にするためのものであり、例えば、所定温度
に加熱するためにマイクロ波を照射するとともに、下面
には弾性膜が配設され、体表面を冷却するためにその内
部に純水などが充填されている。なお、アプリケータ1
1は、この発明におけるエネルギー発生器に相当する。
【0011】第1回動機構3,第2回動機構6,第3回
動機構8,第4回動機構10には、その回動を許容また
は禁止するための電磁ブレーキ31 ,電磁ブレーキ
1 ,電磁ブレーキ81 ,電磁ブレーキ101 が取り付
けられている。同様に伸縮機構5にもその伸縮を許容ま
たは禁止するための電磁ブレーキ51 が取り付けられて
いる。
【0012】次に図2を参照して、各回動機構のうち第
3回動機構8を例に採って説明する。なお、他の回動機
構も構造的にほぼ同様の構成となっている。
【0013】第3回動機構8は、支持部材7に固定され
た凸形状の回動機構支持部材8aと、その中空部に差し
込まれて支持部材9に連結された支軸8bと、支軸8b
を回動自在に支持するベアリング8cとから構成されて
いる。支軸8bは、支持部材9とともに軸心cを中心に
回動するようになっている。
【0014】支軸8bの周囲であって、凸形状の回動機
構支持部材8aの下部には、支軸8bの回動を許容また
は禁止するための電磁ブレーキ81 が配設されている。
この電磁ブレーキ81 は、支軸8bの外周面に摺動する
ブレーキ材81aと、ブレーキ材81aの外周に配設され
て、回動機構支持部材8aにネジ止め固定されたコイル
1bとで構成されている。この第3回動機構8は、電磁
ブレーキ81 が作動(オン)するとブレーキ材81aがコ
イル81bの磁力に吸引されて支軸8bとの間に間隙が生
じ、支軸8bの回動を許容して支持部材9の回動を許容
するようになっている。
【0015】制御ユニット1には、電磁ブレーキ用電源
1aが内蔵されている(図1参照)。この電磁ブレーキ
用電源1aには、各電磁ブレーキ31 ,51 ,61 ,8
1 ,101 への電源の供給をオン/オフ制御するフット
スイッチ12が接続されている(図3参照)。さらに、
電磁ブレーキ用電源1aとフットスイッチ12との間に
は、プロテクトスイッチ13が接続されている。各電磁
ブレーキの制御は、術者がフットスイッチ12を踏むま
たは踏まないことことによって行われ、踏む(オン)こ
とによって全ての電磁ブレーキに電源が供給され、各回
動機構の回動が許容される。また、フットスイッチ12
を踏まない状態(オフ)では、全ての電磁ブレーキへの
電源の供給が停止され、各回動機構の回動が禁止される
ようになっている。なお、フットスイッチは、この発明
における回動許容/禁止スイッチに相当する。
【0016】この実施例では、保持機構Hがこのように
構成されることによって、アプリケータ11を四半球面
の任意の位置に移動/固定することができるようになっ
ている。また、被検体Mが横臥する検診台20を移動す
ることによって、半球面の任意の位置にアプリケータ1
1を移動/固定することができる。さらに、全ての回動
機構の回動をフットスイッチ12で同時に許容または禁
止することができるので、どの回動機構の回動を許容す
ればアプリケータ11が所望する位置に移動するかを考
える必要がなく、術者はフットスイッチ12を踏んで全
ての電磁ブレーキを解除することによって所望する位置
にアプリケータ11を移動することができるとともに、
所望する位置にてフットスイッチ12から足をはずして
全ての電磁ブレーキを作動することによって所望する位
置にアプリケータ11を固定することが可能となる。す
なわち、アプリケータ11の移動調整を容易に行うこと
ができる。
【0017】プロテクトスイッチ13は、アプリケータ
11の移動時に触れる部分に配設され、術中に術者がフ
ットスイッチ12を不用意に踏むことによって、アプリ
ケータ11が被検体Mの関心部位からずれることを防止
するために設けられているものである。通常、術者はア
プリケータ11を被検体Mの関心部位に移動したのち、
プロテクトスイッチ13をオンしておく。このプロテク
トスイッチ13をオンしておくと、フットスイッチ12
が踏まれても電磁ブレーキ用電源1aから各電磁ブレー
キに対して電源は供給されないようになっている。すな
わち、各回動機構の回動は禁止された状態を保持するの
で、アプリケータ11の意図しない移動を防止すること
ができる。
【0018】なお、この実施例では、電磁ブレーキを制
御する回動許容/禁止スイッチをフットスイッチ12と
したが、これに限らずプロテクトスイッチ13に併設す
るかたちでアプリケータ11に配設するようにしてもよ
い。
【0019】なお、この実施例では温熱治療装置を例に
とって説明したが、この発明はこれに限定されることな
くエネルギー発生器を保持機構で移動/固定する種々の
治療装置にも適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、複数個の回動機構の回動を一つの回動許容
/禁止スイッチで許容または禁止することができるの
で、任意位置へのエネルギー発生器の移動が容易にでき
る。また複数個の回動機構の回動を同時に禁止すること
ができるので、任意位置に移動したエネルギー発生器を
固定することができる。したがって、エネルギー発生器
の移動調整を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る温熱治療装置を示す図である。
【図2】回動機構を示す縦断面図である。
【図3】電磁ブレーキの制御系を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 … 制御ユニット 3 … 第1回動機構 4 … 支持アーム 5 … 伸縮機構 6 … 第2回動機構 8 … 第3回動機構 10 … 第4回動機構 11 … アプリケータ 12 … フットスイッチ 13 … プロテクトスイッチ 31 ,51 ,61 ,81 ,101 … 電磁ブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高村 祥司 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波発生器、マイクロ波発生器、レー
    ザ発生器、凍結用エネルギー発生器などのエネルギー発
    生器からのエネルギーを被検体に照射する治療装置に用
    いられ、複数個の回動自在の回動機構と、前記複数個の
    回動機構の回動を許容または禁止するために前記複数個
    の回動機構のそれぞれに取り付けられた電磁ブレーキと
    を含み、前記各回動機構を回動させて少なくとも四半球
    面の任意に位置に前記エネルギー発生器を移動させ、前
    記各電磁ブレーキを作動させることによってその位置を
    固定することができる保持機構において、前記全電磁ブ
    レーキを同時にオンまたはオフする回動許容/禁止スイ
    ッチを備えたことを特徴とする治療装置の保持機構。
JP6254721A 1994-09-22 1994-09-22 治療装置の保持機構 Pending JPH0889507A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057779A1 (ja) * 2007-11-02 2009-05-07 National University Corporation Hamamatsu University School Of Medicine 凍結治療装置及び凍結治療用プローブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009057779A1 (ja) * 2007-11-02 2009-05-07 National University Corporation Hamamatsu University School Of Medicine 凍結治療装置及び凍結治療用プローブ
JP5254988B2 (ja) * 2007-11-02 2013-08-07 国立大学法人名古屋大学 凍結治療装置

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