JPH088927Y2 - マスタシリンダ - Google Patents

マスタシリンダ

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JPH088927Y2
JPH088927Y2 JP11105589U JP11105589U JPH088927Y2 JP H088927 Y2 JPH088927 Y2 JP H088927Y2 JP 11105589 U JP11105589 U JP 11105589U JP 11105589 U JP11105589 U JP 11105589U JP H088927 Y2 JPH088927 Y2 JP H088927Y2
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piston
inner hole
pressure chamber
holder
master cylinder
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JP11105589U
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利博 中野
信治 坂田
清彦 皆川
均 市岡
英明 飯島
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用液圧ブレーキ装置及び液圧クラツチ
装置に利用されるマスタシリンダに関する。
(従来の技術) 従来、この種のマスタシリンダとして実開昭60−7866
0号公報に示されるものがある。
このものは、作動液を収容するシリンダボデイの内孔
内にピストンカツプを介して液密的且つ軸方向へ摺動可
能に嵌挿されて同内孔内に同内孔の内周面に形成された
アウトレツトポートを介して液圧管路に常時連通する圧
力室とリザーバに常時連通する補給室とを形成するピス
トンと、前記圧力室内に収容されて前記ピストンを非作
動位置に向けて付勢するリターンスプリングとを備えて
いる。
(考案が解決しようとする課題) マスタシリンダにおいては、車両スペースの制約等か
ら、その取付位置,配管位置及びアウトレツトポートの
位置に制約を受け、車両へシリンダボデイの底部が上方
へ傾斜して取付けられたり、上記した従来のマスタシリ
ンダのようにアウトレツトポートの位置がシリンダボデ
イの底部(マスタシリンダの先端部)に形成できない場
合がある。そのため、上記した従来のマスタシリンダに
おいては、車両へシリンダボデイの底部が上方へ傾斜し
て取付けられた場合に、当該マスタシリンダ作動時(ピ
ストンの移動時)、最も上方に位置する底部近辺にて作
動液が流動せずに、底部とアウトレツトポート間に作動
液中の気泡が残留する。その結果、上記した従来のマス
タシリンダにおいては、車両へシリンダボデイの底部が
上方へ傾斜して取付けられた場合、圧力室内の残留気泡
により圧力室内に所定の液圧が発生しないという問題が
あつた。
そこで本考案は、当該マスタシリンダにおいて、圧力
室内からアウトレツトポートより液圧管路へ付与される
圧液に方向性を与え、車両スペースの制約等から、その
取付位置,配管位置及びアウトレツトポートの位置に制
約を受けた場合においても圧力室内に気泡が残留しない
ようにすることを、その技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために講じた技術的手
段は、当該マスタシリンダを作動液を収容するシリンダ
ボデイの内孔内にピストンカツプを介して液密的且つ軸
方向へ摺動可能に嵌挿されて同内孔内に同内孔の内周面
に形成れたアウトレツトポートを介して液圧管路に常時
連通する圧力室とリザーバに常時連通する補給室とを形
成するピストンと、前記圧力室内に収容されて前記ピス
トンを非作動位置に向けて付勢するリターンスプリング
と、前記圧力室内にて前記内孔の底部に固定的に設けら
れたホルダと、前記内孔内にその外周面にて前記アウト
レツトポートを覆うと共に前記ホルダに係止されるその
前記内孔の底部側一端部と前記内孔の内周面との間にそ
の前記ピストン側他端部と前記内孔の内周面との間より
も大きな間隙を有する嵌挿される筒状のカラー部材とを
備え、前記ホルダに前記圧力室内の作動液を前記内孔の
底部に沿つて前記圧力室と前記カラー部材の一端部との
間を流通可能とする流通手段を設けてなる構成としたこ
とである。
上記構成において、前記ホルダに、一端が前記ピスト
ンに取付けられるロツドの他端を係脱可能に係合すると
共に前記リターンスプリングを前記ピストンと前記ホル
ダとの間に介装し、前記ピストンの非作動位置を規定し
ても良い。
(作用及び考案の効果) 本考案によれば、その外周面にてアウトレツトポート
を覆うようにシリンダボデイの内孔内に嵌挿されたカラ
ー部材が、そのピストン側他端部と内孔の内周面との間
隙がホルダに係止されるその内孔の底部側一端部と内孔
の内周面との間隙よりも小さくされていると共に、ホル
ダに圧力室内の作動液を内孔の底部に沿つて圧力室とカ
ラー部材の一端部との間を流通可能とする流通手段を設
けているため、ピストン作動時に積極的に圧力室内から
アウトレツトポートより液圧管路へ付与される圧液に方
向性を与えることができる。従つて、当該マスタシリン
ダにおいて、車両スペースの制約等から、その取付位
置,配管位置及びアウトレツトポートの位置に制約を受
けた場合においても圧力室内に気泡が残留しないように
することができる。
また本考案によれば、常に圧力室内からアウトレツト
ポートより液圧管路へ付与される圧液が方向性を与えら
れるため、アウトレツトポートの位置が自由に設定で
き、設計上の自由度を大きくすることができる。
(実施例) 以下、本考案に従つたマスタシリンダの一実施例を図
面に基づき説明する。
第1図は本考案を実施してなる自動車用液圧ブレーキ
システムのタンデムマスタシリンダを示していて、同マ
スタシリンダ10はコンベンシヨナル型及びポートレス型
の内部構造を備えており、シリンダボデイ11,プライマ
リピストン12,セカンダリピストン13,一対のリターンス
プリング14,15及びバルブ機構V等により構成されてい
る。
シリンダボデイ11は一端が開口する筒状に形成されて
いて内部に作動液を収容するもので、その内孔11a内に
各ピストン12,13と各リターンスプリング14,15等が収容
されている。
プライマリピストン12は、両端外周に嵌着されたピス
トンカツプ16a,16bを介して内孔11a内に液密的に軸方向
へ摺動可能に嵌挿されている。また、セカンダリピスト
ン15は、その外周3箇所に嵌着したピストンカツプ17a,
17b及び17cを介して内孔11a内に液密的に軸方向へ摺動
可能に嵌挿されている。量ピストン12,13間及びセカン
ダリピストン13と内孔11aの底部間には各リターンスプ
リング16,17が介装されていて、プライマリピストン12
はリターンスプリング14により図示右方に付勢され内孔
11aの開口端内に嵌着されたスナツプリング18に一端を
係止することにより図示非作動位置に保持され、またセ
カンダリピストン13はリターンスプリング14より僅かに
ばね力が大きいリターンスプリング15により図示右方に
付勢され、シリンダボデイ11に螺合固定されて内孔11a
内に突出するストツパボルト19の頭部に後述するホルダ
20が係止されることより図示非作動位置に保持されてい
る。これにより、プライマリピストン12はシリンダボデ
イ11の内孔11a内を、シリンダボデイ11に形成された補
給ポート11bを通してリザーバRに常時連通するプライ
マリ補給室R1とシリンダボデイ11に形成されたコンペン
セーテイングポート11cを通してリザーバRに連通する
と共にアウトレツトポート11dを通して液圧管路に常時
連通するプライマリ圧力室R2とに区画している。また、
セカンダリピストン13は内孔11a内をシリンダボデイ11
に形成された補給ポート11eを通してリザーバRに常時
連通するセカンダリ補給室R3と、バルブ機構Vを介して
セカンダリ補給室R3に連通すると共に内孔11aの内周面
に開口するアウトレツトポート11fを通して液圧管路に
常時連通するセカンダリ圧力室R4とに区画している。
セカンダリピストン13はその先端部にセカンダリ圧力
室R4側に開口する段付内孔を有し、該段付内孔の大径部
内に周知なバルブ機構Vの弁体25及びスプリング26等が
介装されている。段付内孔の小径部はセカンダリピスト
ン13に形成される絞り孔を介してセカンダリ補給室R3に
連通しており、これにより絞り孔,小径部及び大径部を
介してセカンダリ補給室R3とセカンダリ圧力室R4との間
の連通孔を構成している。
バルブ機構Vは、セカンダリピストン13の外周にかし
め等により組付けられるリテーナ23と、該リテーナ23に
よりセカンダリピストン13に組付けられるコネクテイン
グロツド24と、該コネクイテイングロツド24の右端に嵌
着された弁体25と、コネクテイングロツド24とリテーナ
23間に介装されてコネクテイングロツド24を弁体25がセ
カンダリピストン13の段付内孔の段部に形成される弁座
に着座するように図示右方へ付勢するスプリング26とに
より構成されている。
コネクテイングロツド24は、図示右端の膨径部24aを
セカンダリピストン13の段付内孔の大径部内に軸方向に
移動可能に収容されて、リテーナ23により抜け止めされ
ていて、図示左端の係止部24bにてシリンダボデイ11の
内孔11a底面にストツパボルト19により固定されたホル
ダ20に係脱可能に係合されている。
かかるバルブ機構Vにおいては、セカンダリピストン
13が第1図図示非作動位置にある時コネクテイングロツ
ド24の係止部24bがホルダ20に係合して弁体25が弁座か
ら所定量離間し、またセカンダリピストン13が第1図図
示非作動位置から所定量以上移動するときコネクテイン
グロツド24の係止部24bがホルダ20から離脱し、スプリ
ング26の作用により弁体25が弁座に着座する。
ホルダ20には、セカンダリピストン13が第1図図示非
作動位置から所定量以上移動するときにコネクテイング
ロツド24の係止部24bが移動できるように、第1図及び
第2図に示すように、セカンダリピストン13側に突出す
る筒状の中空部20aが形成されていると共に、その一端
面が内孔11aの底面に当接すると共にその他端面がスト
ツパボルト19の頭部に係合する鍔部20bが形成されてい
る。またホルダ20の鍔部20bには本実施例においては中
空部20aから等間隔(120°間隔)に放射状に外周側へ延
びる凹部20cが形成されており、該凹部20cの最外縁部に
鍔部20bを貫通する貫通孔20dが夫々形成されている。
またセカンダリ圧力室R4内には、外周面にてアウトレ
ツトポート11fを覆うと共に内周面にてリターンスプリ
ング15の一部を覆う筒部30cを有する樹脂製の筒状のカ
ラー部材30が嵌挿されている。カラー部材30には、第3
図に示すように内孔11aの底部側の一端部に内方へ突出
しリターンスプリング15によりホルダ20に形成した係止
部20eに係止される環状の内方突部30aが形成されている
と共に、セカンダリピストン13側の他端部に外方へ突出
する環状の外方突部30bが形成されている。これによ
り、外方突部30bと内孔11aの内周面間に内方突部30aと
内孔11aの内周面間よりも小さな間隙が形成され、中空
部20a,凹部20c及び貫通孔20dにより本考案の流通手段が
形成される。尚、ホルダ20の中空部20a内にはコネクテ
イングロツド24の係止部24bを案内する樹脂製のガイド3
1が嵌合されており、該ガイド31には中空部20aと凹部20
cとを連通可能とする孔31aが形成されている。カラー部
材30はリターンスプリング15により内孔11a内を移動不
能とされ、内孔11aの内周面を損傷することを防止され
ていて、また、第3図に示すようにカラー部材30には、
筒部30cに等間隔に複数のスリツト30dが形成されている
と共に、外方突部30bにスリツト30dとずれた位置に等間
隔にスリツト30eが形成されている。
以上の構成から成る本実施例の作用を説明する。
ブレーキペダルの踏み込み操作時、図示しないプツシ
ユロツドによりプライマリピストン12が図示左方へ押動
されると、ピストンカツプ16aがコンペンセーテイング
ポート11cを通過し、リザーバRとプライマリ圧力室R2
間の連通が遮断される。それによりプライマリピストン
圧力室R2内の液圧が上昇され、該液圧がアウトレツトポ
ート11dを介して図示せぬ液圧管路に付与される。これ
と同時に、セカンダリピストン13が図示左方へ押動さ
れ、セカンダリピストン13が所定量以上押動されると、
コネクテイングロツド24の係止部24bがホルダ20から離
脱して、スプリング26の作用により弁体25が弁座に着座
し、セカンダリ補給室R3とセカンダリ圧力室R4間の連通
が遮断される。それによりセカンダリ圧力室R4内の液圧
が上昇され、該液圧がアウトレツトポート11fを介して
図示せぬ液圧管路に付与される。この時、プライマリ圧
力室R2内の作動液はコンペンセーテイングポート11cに
よりリザーバRとの連通が絞られているため、ピストン
カツプ16aが通過する以前においても該圧力室R2からリ
ザーバRへの作動液の逃げが抑制されて、該圧力室R2内
の液圧が速く上昇し、ブレーキの効きを良くすると共
に、セカンダリ圧力室R4内の作動液は絞り孔によりセカ
ンダリ補給室R3との連通が絞られているため、弁体25が
弁座に着座する以前においても該圧力室R4からセカンダ
リ補給室R3への作動液の逃げが抑制されて、該圧力室R4
内の液圧が速く上昇し、ブレーキの効きを良くする。
また、本実施例においては、セカンダリ圧力室R4内の
液圧がアウトレツトポート11fを介して図示せぬ液圧管
路に付与される際、アウトレツトポート1fを筒部30cに
より覆うカラー部材30の外方突部30bと内孔11aの内周面
間の間隙が内方突部30aと内孔11aの内周面間の間隙より
も小さくされているため、セカンダリ圧力室R4内の圧液
は中空部20a,凹部20c及び貫通孔20dを介してアウトレツ
トポート11fへ流動する。そのため、例えばマスタシリ
ンダ10がセカンダリ側がプライマリ側よりも上方に位置
するように傾斜して車両へ取付けられても、最も上方に
位置する内孔11aの底部とアウトレツトポート11f間に圧
液が常に流動するので、車両スペースの制約等から、マ
スタシリンダの取付位置,配管位置及びアウトレツトポ
ートの位置に制約を受けた場合においてもセカンダリ圧
力室R4内に気泡が残留しないようにすることができる。
尚、内方突部30aと筒部30c間及び外方突部30bと内孔11a
間に留まろうとする気泡は夫々スリツト30d,30eにより
アウトレツトポート11fへ導かれる。
ブレーキペダルの踏み込み操作が解除されると、リタ
ーンスプリング14,15の作用により第1図に図示した非
作動位置に復帰され、各補給室R1,R3が各圧力室R2,R4に
夫々連通される。この時、液圧管路の管路抵抗により各
圧力室R2,R4内に負圧が生じた時には各ピストン12,13の
各ランド部に設けた小孔を介してピストンカツプ16a,17
aの背面より各補給室R1,R3内に作動液が夫々各圧力室R
2,R4内に吸い込まれて流入する。
第4図は本考案の変形実施例を示し、この例において
は、カラー部材30の内方突部30aをリターンスプリング1
5によりホルダ120の鍔部120bに係止させている。また、
ホルダ120に第5図に示すように鍔部120bの外周に凹部1
20cに連通する溝120dを等間隔に設け、本考案の流通手
段をホルダ120の中空部120a,凹部120c及び溝120dにより
構成させている。尚、本実施例においては、凹部120cが
放射状に等間隔(90°)に形成されている。尚、その他
の構成は第1図〜第3図に示した実施例と同様であり、
第1図〜第3図の構成と同じ構成には同じ番号符号が付
してある。また、作用効果の説明は上記した第1図〜第
3図に示した実施例の説明から容易に理解できると思わ
れるので、省略する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に従つたマスタシリンダの一実施例を示
す断面図、第2図は第1図に示す実施例のホルダの平面
図、第3図は第1図におけるA−A断面図、第4図は本
考案の変形実施例を示す一部断面図、第5図は第4図に
示す変形実施例のホルダの平面図である。 10……マスタシリンダ、11……シリンダボデイ、11a…
…内孔、12……プライマリピストン、13……セカンダリ
ピストン、14,15……リターンスプリング、16a,16b,17
a,17b,17c……ピストンカツプ、19……ストツパボル
ト、20……ホルダ、20a……中空部、20b……鍔部、20c
……凹部、20d……貫通孔、23……リテーナ、24……コ
ネクテイングロツド、24a……膨径部(他端)、24b……
係止部、25……弁体、26……スプリング、30……カラー
部材、30a……内方突部(一端部)、30b……外方突部
(他端部)、30c……筒部、120……ホルダ、120a……中
空部、120b……鍔部、120c……凹部、120d……溝、R…
…リザーバ、R1……プライマリ補給室、R2……プライマ
リ圧力室、R3……セカンダリ補給室、R4……セカンダリ
圧力室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 飯島 英明 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 審査官 一ノ瀬 覚

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動液を収容するシリンダボデイの内孔内
    にピストンカツプを介して液密的且つ軸方向へ摺動可能
    に嵌挿されて同内孔内に同内孔の内周面に形成されたア
    ウトレツトポートを介して液圧管路に常時連通する圧力
    室とリザーバに常時連通する補給室とを形成するピスト
    ンと、前記圧力室内に収容されて前記ピストンを非作動
    位置に向けて付勢するリターンスプリングと、前記圧力
    室内にて前記内孔の底部に固定的に設けられたホルダ
    と、前記内孔内にその外周面にて前記アウトレツトポー
    トを覆うと共に前記ホルダに係止されるその前記内孔の
    底部側一端部と前記内孔の内周面との間にその前記ピス
    トン側他端部と前記内孔の内周面との間よりも大きな間
    隙を有して嵌挿される筒状のカラー部材とを備え、前記
    ホルダに前記圧力室内の作動液を前記内孔の底部に沿つ
    て前記圧力室と前記カラー部材の一端部との間を流通可
    能とする流通手段を設けてなるマスタシリンダ。
  2. 【請求項2】前記ホルダには、一端が前記ピストンに取
    付けられるロツドの他端が係脱可能に係合していると共
    に前記リターンスプリングが前記ピストンと前記ホルダ
    との間に介装され、前記ピストンの非作動位置が規定さ
    れていることを特徴とする請求項(1)に記載のマスタ
    シリンダ。
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