JPH0338051Y2 - - Google Patents

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JPH0338051Y2
JPH0338051Y2 JP2987684U JP2987684U JPH0338051Y2 JP H0338051 Y2 JPH0338051 Y2 JP H0338051Y2 JP 2987684 U JP2987684 U JP 2987684U JP 2987684 U JP2987684 U JP 2987684U JP H0338051 Y2 JPH0338051 Y2 JP H0338051Y2
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の液圧ブレーキ装置に使用され
るマスタシリンダに関するものであり、更に詳し
くは、作動行程の初期では低圧かつ大量の液を吐
出し、それにつづく後期では高圧を発生するマス
タシリンダに関するものである。
(従来の技術) この種のマスタシリンダは、例えば、米国特許
第4,208,881号明細書に開示されている。これ
は、第1図に示すように、シリンダボデイ10が
ボア内部を大径部10aと小径部10bとからな
る段付状に形成されると共に、ボア内を摺動する
ピストン11が大径部11aと小径部11bとか
らなる段付状に形成されている。ボアの大径部1
0a内には第1圧力室17が、ボアの小径部10
b内には第2圧力室18が夫々形成されるように
なつており、第1圧力室17の圧力が負圧になつ
たとき、第1バルブIが開いて、リザーバ28か
ら液が通孔29を通つて第1圧力室17へ流入す
るようになつている。また、第1圧力室17の圧
力が所定値を越えたとき、第2バルブLが開い
て、液がリザーバ28へ逃げるようになつてい
る。また、第1圧力室17と第2圧力室18との
圧力差により、第1圧力室17の液がピストン1
1の小径部11bに装架されたカツプシール16
の外周を通つて第2圧力室18へ流入するように
なつている。
第1バルブIは、シリンダボデイ10の接続口
10dの内周壁に、ゴム等の弾性材で形成された
部材Nの周壁Naをシール係合させることにより
閉じており、第1圧力室17が負圧になると、周
壁Naが変形して、周壁Naと接続口10dの内周
壁Naとの間に形成される〓間を通つて、液がリ
ザーバ28から第1圧力室17に流入するように
なつている。
そして、第2バルブLを形成されたハウジング
Rには、第2バルブLをバイパスする常開の絞り
通路Sが形成されており、ブレーキ非作動時、周
辺温度の上昇に伴ない第1圧力室17内の液が膨
張し昇圧することを、リザーバ28側に第1圧力
室17内の液を逃がすことにより第1圧力室17
内の昇圧を防いでいる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記従来技術においては、常開の絞り
通路は、ハウジングの軸心に対して斜め方向に形
成されるので製作が煩わしいという問題点があつ
た。
そこで、本考案は常開の絞り通路の形成をしや
すいようにすることを課題としている。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために本考案にて講
じた技術的手段は、 内部に大径部と小径部を有するボアが形成さ
れ、該ボア内に大径部と小径部を有する第1ピス
トンが摺動可能に嵌合され、該第1ピストンの大
径部と小径部により前記ボア内に形成される第1
圧力室および第2圧力室と、前記ボアに形成され
た前記大径部と前記小径部の境界付近に形成され
るリザーバと連通し、内周面に段状の上肩部およ
び下肩部を有する接続口と、該接続口と第1圧力
室とを連通する通孔と、前記接続口と第2圧力室
とを連通する補償孔とを備えるシリンダボデイ
と、前記第1ピストンに装架された前記第1ピス
トンの往動時に前記補償孔を閉じるカツプシール
と、前記接続口に形成された前記下肩部に設置さ
れ、内周面に径の異なる複数の段部が形成された
環状プレートと、前記上肩部に嵌合し、前記環状
プレートの前記リザーバ側への動きを規制し、前
記環状プレートを固定するスナツプリングと、前
記第1ピストン側に突出する環状リツプが形成さ
れ、前記環状プレートに形成された複数の段部の
いずれかに嵌合するシール部材と、前記環状プレ
ートに形成された複数の段部のいずれかに一端が
係止されたコニカルスプリングと、該コニカルス
プリングの他端が係止される頭部を有し、前記コ
ニカルスプリングにより前記リザーバ側に付勢さ
れ突出している軸部を有するキヤツプと、上部が
前記軸部と嵌合し、前記キヤツプと共に内部に空
間を形成し、下部に前記接続口の軸方向と平行に
前記リザーバと前記第1圧力室を常時連通させる
常開の絞り通路を有する前記接続口の軸方向と垂
直方向に延在する通常時には前記環状リツプと当
接するフランジ部が設けられているバルブ体と、
前記空間に前記バルブ体に当接するように設置さ
れたボールと、前記空間に一端を前記キヤツプに
係止させ、他端を前記ボールに当接させ該ボール
を前記バルブ体側に付勢するスプリングとを備え
るようにしたことである。
(作用) 前記の技術的手段は次のように作用する。第1
圧力室が負圧になつた場合には、バルブ体がシー
ル部材から離れ第1バルブが開弁し、第1圧力室
の圧力が所定値を越えると第2バルブが開弁す
る。また、マスタシリンダの周辺温度に伴う第1
圧力室の液膨張により圧が上がつたときは、当該
圧は常開の絞り通路を通つてリザーバに逃がされ
る。
前記作用において、絞り通路がバルブ体のフラ
ンジ部に、バルブ体の軸方向と平行に形成される
ため、絞り通路の形成がし易く成る。
(実施例) 以下、本考案が適用された一実施例を添付した
図面を参照して詳細に説明する。
シリンダボデイ10には、大径部10aおよび
小径部10bとからなる段付ボアが形成されてい
る。段付ボアの大径部10aおよび小径部10b
には、第1ピストン11の大径部11b及び小径
部11bが各々摺動可能に嵌合されており、小径
部11bには、更に第2ピストン12が摺動可能
に嵌合されている。シリンダボデイ10の開口端
部内周には環状溝13が形成されており、環状溝
13にはリテーナ14が嵌合されている。リテー
ナ14は第1ピストン11の図示右端が係止して
おり、第1ピストン11の復帰位置を規定する。
第1ピストン11の大径部11aには、カツプシ
ール15が装架されており、第1ピストン11の
小径部11bには、カツプシール16が装架され
ている。また、ボアの大径部10a内に第1圧力
室17が形成されている。
第1ピストン11の小径部11bと第2ピスト
ン12との間には、第2圧力室18が形成されて
いる。第2ピストン12とボアの小径部10bの
端壁10c間には、第4圧力室20が形成されて
いる。第2ピストン12の外周には、第3圧力室
19が形成されている。第1ピストン11の小径
部11bには、軸方向孔11cが形成されてお
り、軸方向孔11cを通つて第1圧力室17から
第2圧力室18へ液が流通するようになつてお
り、また、カツプシール16は、第1圧力室17
と第2圧力室18との間の小さな差圧により、第
1圧力室17から第2圧力室18への液連通が可
能に架装されている。
第2ピストン12の右側、すなわち第1ピスト
ン11側の端部には、カツプシール21が架装さ
れており、第2圧力室18から第3圧力室19へ
の液の流通を阻止するようになつている。第2ピ
ストン12の左側、すなわち端壁10cの端部に
は、軸方向に孔12cが形成されるとともに、カ
ツプシール22が装架されている。また、カツプ
シール22は、第4圧力室20と第3圧力室19
との間の小さな差圧によつて、液が第3圧力室1
9から第4圧力室20へ流通するように架装され
ている。
第2圧力室18内に位置するロツド23は、そ
の右端側のネジ部23aにおいて、第1ピストン
11に螺着されており、また、ロツド23と第1
ピストン11との間にはリテーナ24が挟持・固
定されている。ロツド23と第2ピストン1との
間にはリテーナ25が挟持・固定されている。リ
テーナ25は、左端部に外方フランジ25a、右
端部に内方フランジ25bが形成されており、内
方フランジ25bがロツド23の頭部23bに係
合するまで、ロツド23上を摺動できるようにな
つている。
リテーナ24とリテーナ25の外方フランジ2
5aとの間には第1スプリング26が張設されて
いる。第2ピストン12の左端側に固定されたリ
テーナ27とボアの端壁10cとの間には第2ス
プリング70が張設されている。第2スプリング
70の力は、第1スプリング26よりも弱いが、
第1ピストン11および第2ピストン12を摺動
可能な力である。したがつて、第1ピストン11
が左方へ押されない通常時には、第1ピストン1
1はリテーナ14と当接した位置に保持され、第
2ピストン12はロツド23に対して最も左方に
寄つた位置に保持される。つまり、通常時は、第
2図に示すような状態で、第1ピストン11およ
び第2ピストン12が保持されるようになつてい
る。
シリンダボデイ10の上側には、リザーバ28
の筒状部28aが挿入される第1接続口10d
と、リザーバ28の筒状部28bが挿入される第
2接続口10eとが形成されている。第1接続口
10dはボアの大径部10aと小径部10bの境
界近傍に位置しており、第1接続口10dの底面
を貫通して、第1圧力室17と液連通する通孔2
9および第2圧力室18と液連通する補償孔30
が各々形成されている。更に、第2接続口10e
の底面を貫通して、第3圧力室19と液連通する
通孔31および第4圧力室20と液連通する補償
孔32が各々形成されている。シリンダボデイ1
0には、第2圧力室18から液圧が吐出される出
口10gが形成されている。
第3図にて、詳細に示すように、第1接続口1
0d内には、第1バルブ40と第2バルブ50が
設けられている。第1バルブ40は、第1圧力室
17が負圧になつたときにリザーバ28から第1
圧力室17への液連通するものである。第2バル
ブ50は、第1圧力室17の圧が所定圧を越えた
時開弁し、第1圧力室17の最高圧を規定するも
のである。第1接続口10dの内周には、下肩部
10hが形成されており、その上にプレート41
が載置されている。また、プレート41は、軸方
向にステツプ状になつており、下段部41a、中
段部41b、上段部41cが形成されており、下
段部41a、中段部41b、上段部41cの順に
て径が大きいものである。プレート41は、その
上段部41cと、第1接続口10dの内周に形成
された上肩部10iとの間に介設されたスナツプ
リング60にて抜け止めされる。
シール部材42は、下面に環状リツプ42a
と、外周に環状溝42bを備えている。シール部
材42は、環状溝42bをプレート41の下段部
41aに係合させることにより、プレート41に
固定される。バルブ体43は、シール部材42と
同芯的に配設されており、半径外方向に突出し且
つシール部材42の環状リツプaと対向する環状
フランジ43aを備えている。バルブ体43に
は、軸方向に段付状の両端開口の穴43bおよび
穴43bと連通する半径方向の穴43cとが形成
されている。
バルブ体43の上端開口部には、キヤツプ44
の軸部44aが嵌合されており、キヤツプ44の
頭部44bとプレート41の中段部41bとの間
には、コニカルスプリング45が張設されてい
る。コニカルスプリング45はバルブ体43を上
方向に付勢している。バルブ体43の環状フラン
ジ43aはシール部材42の環状リツプ42aと
シール係合される。コニカルスプリング45の荷
重は、第1圧力室17が所定の負圧になつた時、
バルブ体43が下方に移動するように設定され
る。すなわち、コニカルスプリング45の荷重
は、第1バルブ40の開弁圧を決定すると共に、
バルブ体43を支持する。
キヤツプ44内には、軸方向に段付孔44cが
貫設されており、大径部44eと小径部44fが
形成される。大径部44eと小径部44fとの間
には、肩部44gが形成されている。スプリング
51は上端を肩部44gに係止し、下端部をボー
ル52に当接しているものであり、ボール52を
下方向に付勢し、バルブ体43の穴43bのテー
パー面になつているシート43eにシール係合さ
せているものである。第1圧力室17の液圧が所
定値を越えたとき、ボール52がスプリング51
に抗して、シート43eから離れるものである。
すなわち、スプリング51の荷重は、第2バルブ
50の開弁圧を決定している。また、スプリング
51の外周にキヤツプ44の軸部44aよりも突
出するように設置されたカラー53は、ボール5
2が第1圧力室17の液圧によりキヤツプ44側
に押動された時に、カラー53とボール52が当
接し、ボール52の振動を吸収するものである。
バルブ体43のフランジ部43aには、軸方向に
貫通する常開の絞り通路70が形成され、絞り通
路70は第1圧力室17とリザーバ28とを常時
連通させるものである。
次に、本実施例における作動を説明する。制動
時には、ブレーキペダル踏力が第1ピストン11
に伝達されると、第1ピストン11が、第1スプ
リング26の付勢力により、第2ピストン12と
一体的に第2図で見て左方向へ摺動する。このと
き、カツプシール16が補償孔30を閉じ、カツ
プシール22が補償孔32を閉じることにより、
第2圧力室18および第4圧力室20は、各々リ
ザーバ28との液連通が遮断される。その後、第
1ピストン11が更に第2図で見て左方向へ摺動
することによつて、第1圧力室と第2圧力室およ
び第4圧力室が圧縮され、第1圧力室と第2圧力
室および第4圧力室の液圧が上昇する。そこで、
第1圧力室17の液圧が第2圧力室18の液圧よ
りも高くなると、第1圧力室17から液が孔11
cとカツプシール16の外周を通つて第2圧力室
18内へ流入し第2圧力室18の液と共に出口1
0fから、図示しないホイールブレーキシリンダ
液圧が供給される。第1圧力室17から第2圧力
室18へ流入液の量は、第1圧力室17がリザー
バ28から完全に遮断されているので、第1ピス
トン11の作動速度の影響を受けない。
第1圧力室17および第2圧力室18の液圧が
上昇し、第1圧力室17の液圧が所定値を越える
と、第1圧力室17の液圧がボール52をリザー
バ28側へ押動し、ボール52をシート43eか
ら離れさせ、第2バルブ50を開く。その結果、
第1圧力室17の所定値を越えた液圧は、リザー
バ28へ逃げ、第1圧力室17の液圧上昇を阻止
する。これにより、第1ピストン11に伝達され
るペダル踏力の増加分は、第2圧力室18の液圧
上昇に費やされ、第2圧力室18および第4圧力
室20が高圧になる。
ブレーキペダルが解放された場合、スプリング
26および70により、第1ピストン11および
第2ピストン12は、復帰位置に戻る。その際、
第1圧力室17が負圧傾向になつた時には、第1
圧力室17とリザーバ28との間おの圧力差によ
り、バルブ体43がスプリング45に抗して下が
り、バルブ体43の環状フランジ43agaシール
部材42の環状リツプ42aから離れることによ
つて第1バルブ40が開き、液がリザーバ28か
ら第1圧力室17に流入する。
また、第2圧力室18が負圧傾向となつた時に
は第1圧力室17の液が孔11cとカツプシール
16の外周を通つて第2圧力室18へ流入する。
第4圧力室20が負圧傾向となつた時には、第3
圧力室19から液が孔12cとカツプシール22
の外周を通つて第4圧力室20へ流入する。
更に、ブレーキ非作動時、周辺温度の上昇に伴
つて第1圧力室17の液が膨張して圧が上がつて
も、当該圧は、リザーバ28側に逃がすことがで
きる。
以上述べたように、第1バルブ40は、第2バ
ルブ50を収容したバルブ体43を接続口10d
の軸方向に下げることによつて開くので、大きな
流量面積を確保できる。また、第1バルブ40の
開弁圧は、スプリング45にて決定しているの
で、開弁圧が温度によつて左右されることがな
い。
なお、上述した実施例は、本考案をタンデム型
マスタシリンダに適用したものであるが、第2ピ
ストン12を持たないシングル型マスタシリンダ
にも適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は第1バルブが、接続口の軸方向に設け
られたシール部材とバルブ体とが係合、離反する
ことによつて行われ、開弁圧をスプリングにより
決定しているので、低温下において、シール部材
の硬化が生じても、開弁圧に何ら変化は生じな
い。
また、従来のように、弾性体の外壁と接続口内
壁との間に形成される〓間を通つて液が流れるの
ではないので、液の流路を大きくでき、応答性が
良くなる。
また、常開の絞り通路がバルブ体のフランジ部
に形成されバルブ体の軸方向と平行に貫通するよ
うに形成されているので常開の絞り通路が形成し
易いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のマスタシリンダの一部断面図、
第2図は本考案に係るマスタシリンダの一実施例
の断面図、第3図は第2図A部の拡大断面図であ
る。 10……シリンダボデイ、10a……大径部、
10b……小径部、10d……接続口、10i…
…上肩部、11……第1ピストン、11a……大
径部、11b……小径部、16……カツプシー
ル、17……第1圧力室、18……第2圧力室、
28……リザーバ、29……通孔、30……補償
孔、40……第1バルブ、41……環状プレー
ト、42……シール部材、42a……環状リツ
プ、43……バルブ体、43a……フランジ部、
44……キヤツプ、44a……軸部、44b……
頭部、45……スプリング、50……第2バル
ブ、60……スナツプリング、70……常開の絞
り通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に大径部と小径部を有するボアが形成さ
    れ、該ボア内に大径部と小径部を有する第1ピス
    トンが摺動可能に嵌合され、該第1ピストンの大
    径部と小径部により前記ボア内に形成される第1
    圧力室および第2圧力室と、前記ボアに形成され
    た前記大径部と前記小径部の境界付近に形成され
    るリザーバと連通し、内周面に段状の上肩部およ
    び下肩部を有する接続口と、該接続口と第1圧力
    室とを連通する通孔と、前記接続口と第2圧力室
    とを連通する補償孔とを備えるシリンダボデイ
    と、 前記第1ピストンに装架された前記第1ピスト
    ンの往動時に前記補償孔を閉じるカツプシール
    と、 前記接続口に形成された前記下肩部に設置さ
    れ、内周面に径の異なる複数の段部が形成された
    環状プレートと、 前記上肩部に嵌合し、前記環状プレートの前記
    リザーバ側への動きを規制し、前記環状プレート
    を固定するスナツプリングと、 前記第1ピストン側に突出する環状リツプが形
    成され、前記環状プレートに形成された複数の段
    部のいずれかに嵌合するシール部材と、 前記環状プレートに形成された複数の段部のい
    ずれかに一端が係止されたコニカルスプリング
    と、 該コニカルスプリングの他端が係止される頭部
    を有し、前記コニカルスプリングにより前記リザ
    ーバ側に付勢され突出している軸部を有するキヤ
    ツプと、 上部が前記軸部と嵌合し、前記キヤツプと共に
    内部に空間を形成し、下部に前記接続口の軸方向
    と平行に前記リザーバと前記第1圧力室を常時連
    通させる常開の絞り通路を有する前記接続口の軸
    方向と垂直方向に延在する通常時には前記環状リ
    ツプと当接するフランジ部が設けられているバル
    ブ体と、 前記空間に前記バルブ体に当接するように設置
    されたボールと、 前記空間に一端を前記キヤツプに係止させ、他
    端を前記ボールに当接させ該ボールを前記バルブ
    体側に付勢するスプリングと、 を備えるマスタシリンダ。
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