JPH0889270A - デオキシフレノリシンの新規製造法 - Google Patents

デオキシフレノリシンの新規製造法

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JPH0889270A
JPH0889270A JP7258229A JP25822995A JPH0889270A JP H0889270 A JPH0889270 A JP H0889270A JP 7258229 A JP7258229 A JP 7258229A JP 25822995 A JP25822995 A JP 25822995A JP H0889270 A JPH0889270 A JP H0889270A
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deoxyfrenolicin
broth
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David E Block
デイビツド・エリク・ブロツク
Theron E Hermann
セロン・エドウイン・ハーマン
Jih-Han Hsieh
ジー−ハン・シー
Nikhil S Mehta
ニクヒル・スレシユチヤンドラ・メータ
Vishva R Rai
ビシユバ・ループ・ライ
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F Hoffmann La Roche AG
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    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デオキシフレノリシン及びフレノリシンBの
新規製造法を提供する。 【解決手段】 好気的条件下でフレノリシンを生産しう
る微生物を含むブロスを発酵させてフレノリシンを生成
せしめ、次いでフレノリシンを同ブロス中で嫌気的条件
下にデオキシフレノリシンに変換し、そして所望により
続く回収及び精製段階の間にデオキシフレノリシンをフ
レノリシンBに変換することからなる、デオキシフレノ
リシン及び所望によりフレノリシンBを製造するための
方法。3種のフレノリシンのそれぞれは、特に動物に投
与するための抗生物質として有用であることが知られて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は既知の抗生物質、特にデオキシフ
レノリシンのフレノリシンからの、及びフレノリシンB
の中間デオキシフレノリシンからの新規製造法に関す
る。
【0002】抗生物質活性を有する式
【0003】
【化1】
【0004】の化合物であるフレノリシンの生合成は、
Antimicrob.Ag.Ann.1960,77
−80(1961)において最初に報告された。フレノ
リシンはストレプトミセス・フラジアエ(Strept
omyces fradiae)と同定された土壌単離
物の、従来の撹拌及び曝気(aeration)条件下
における培養により製造された。
【0005】後に、フレノリシンが多様な試薬のいずれ
かを用いた還元により式
【0006】
【化2】
【0007】の化合物であるデオキシフレノリシンに化
学的に変換できることが報告された[J.A.C.S.
88,4109(1966);J.A.C.S.90
1325(1968);及び米国特許第3,452,0
51号明細書を参照]。
【0008】デオキシフレノリシンの生合成は米国特許
第4,199,514号明細書及びJ.Antibio
t.31,959−965(1978)において最初に
報告された。これらの文献はストレプトミセス・ロセオ
フルブス(Streptomyces roseofu
lvus)株AM−3867(FERM−P No.4
359及びATCC No.31476)を含むブロス
の暴気及び好気的条件下における発酵を記載している。
そのような発酵によりフレノリシン、デオキシフレノリ
シン及びさらに別の抗生物質である式
【0009】
【化3】
【0010】のフレノリシンBを含む培養ブロスが製造
される。発酵の完了後、培養ブロスをバクテリア細胞と
濾液に分離する。ストレプロミセス微生物の発酵により
製造された培養ブロスの濾液を従来の方法により、例え
ばpH又は温度を変えることにより(Belter e
t al.,Bioseparations−Down
stream Processing for Bio
technology,J.Wiley & Son
s,New York 1988,pp.17,25,
99及び105を参照)処理することができる。しかし
米国特許第4,199,514号明細書及びJ.Ant
ibiot.31,959−965(1978)に記載
されている、発酵の完了後に抗生物質を分離及び回収す
る以前の方法は50%未満というフレノリシンBの回収
収率を与えた。
【0011】本質的に本発明はデオキシフレノリシン、
及び所望によりその後フレノリシンBを製造するための
方法を目的とする。該方法はブロス(栄養培地)を好気
的条件下で発酵させてフレノリシンを生成せしめること
を含み、該ブロスはフレノリシンを生産しうる微生物を
含む。次いでフレノリシンを同ブロス(微生物を含む)
において嫌気的条件下でデオキシフレノリシンに変換す
る。所望によりデオキシフレノリシンは、続く回収及び
精製段階の間にフレノリシンBに変換される。
【0012】驚くべきことに、フレノリシンの製造のた
めの発酵が行われた後、酸素の不在下(嫌気的条件)及
び以前に用いた微生物(バクテリア)細胞の存在下で、
同ブロス中でこれをデオキシフレノリシンに変換する
と、フレノリシンBの最終的収率が以前に得られた収率
より向上することが見いだされた。さらにこの方法は処
理時間、原料及び装置を節約し、回収段階を簡単にもす
る。特にこの方法は、フレノリシンの製造のための同じ
発酵装置を、フレノリシンからデオキシフレノリシンへ
の変換に用いることを可能にする。
【0013】従って本発明は、a)好気的条件下でフレ
ノリシンを生産しうる微生物を含むブロスを発酵させて
フレノリシンを生成せしめ、次いでb)フレノリシンを
同ブロス中で嫌気的条件下にデオキシフレノリシンに変
換し、及び所望によりc)続く回収及び精製段階の間に
デオキシフレノリシンをフレノリシンBに変換すること
を特徴とするデオキシフレノリシン及び所望によりフレ
ノリシンBを製造するための方法に関する。
【0014】本発明において、化合物フレノリシンを生
産しうるいずれの微生物も用いることができる。好まし
いのは、ストレプトミセス・ロセオフルブスに突然変異
処理を行うことにより得られるストレプトミセス・ロセ
オフルブスの突然変異株である。好ましい突然変異株、
ストレプトミセス・ロセオフルブス AM−3867は
米国特許第4,199,514号明細書にさらに特定的
に記載されている。最も好ましい突然変異株は1994
年6月15日に、American TypeCult
ure Collection(ATCC),Mary
land U.S.A.にATCC No.55598
として寄託されたストレプトミセス・ロセオフルブス突
然変異株である。本発明で用いることができる他の微生
物にはストレプトミセス・フラジアエ[Antimic
rob.Ag.Ann.1960,77−80(196
1),ATCC No.10745]及びNo.199
21としてATCCに寄託されたストレプトミセス・ロ
セオフルブスの突然変異株が含まれる。
【0015】微生物の調製及びフレノリシンへの実際の
発酵は、いずれの従来の方法によっても行うことができ
る。例えば微生物は凍結乾燥原料として保持することが
でき、あるいは5%のラクトース及び10%のグリセロ
ールと共に液体窒素中で凍結することができる。凍結乾
燥原料は解凍し、無菌の脱イオン水で再水和することが
できる。培養物を系列希釈し、寒天斜面及び/又はプレ
ート上に広げ、インキュベーター中で成長させて胞子を
製造する。胞子を斜面又はプレートからこすり落とし、
Erlenmeyerフラスコ中の播種培地に接種する
か、あるいは後の接種のために5%のラクトース及び1
0%のグリセロールと共に凍結する。播種培地は例えば
澱粉、デキストロース、Bacto トリプトン、酵母
抽出物及び炭酸カルシウムを含む。接種された播種培地
を例えば回転震盪機においてインキュベートした後、成
長した微生物を発酵のための栄養培地中に接種する。本
発明の方法の第1段階(a)でフレノリシンを製造する
ための典型的栄養培地は、とうもろこし油、デキストリ
ン、とうもろこし浸漬固体(corn steepso
lids)、トウの糖蜜、蟻酸ナトリウム又はクエン酸
ナトリウム、酵母抽出物、大豆粉、硫酸マグネシウム、
一塩基性硫酸ナトリウム、炭酸カルシウム及び消泡剤、
例えばポリプロピレングリコールモノブチルエーテルを
含む。
【0016】発酵温度は一般に約25℃〜約34℃であ
る。発酵は適した時間の後に、フレノリシンの力価(濃
度)がその最大に達したと判断される時、すなわちフレ
ノリシンの製造速度がもはや時間をかけても増加しない
時に完了する。フレノリシンの力価は例えばHPLCア
ッセイ法により決定することができる。典型的発酵時間
は約160〜約240時間である。
【0017】発酵ブロスにおいてフレノリシン及び少量
のデオキシフレノリシンが形成され、堆積する。続くブ
ロスの嫌気的処理[段階b)]は、フレノリシンからデ
オキシフレノリシンへのその場変換を促進する。そのよ
うな処理は、フレノリシンの力価がその最大又はおおよ
そ最大になった時点から窒素を用いてブロスから酸素を
除去することを含むのが好ましい。ブロスからの酸素の
除去に際し、及びその間、ブロスのpHは約7.0〜約
9.0、好ましくは約7.5〜約8.4、最も好ましく
は約7.9でなければならない。必要なら、適量のバク
テリア細胞と生理的に適合性の酸を加えることによりp
Hを約7.9に調節することができる。次いでブロスを
培地の組成及びフレノリシンの濃度に依存して約2〜約
8時間、嫌気的条件下に保持する。便宜的にHPLCア
ッセイ法により、変換の完了が確定された後に、適量の
いずれかの塩基、好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸
化アンモニウムを加えることによりブロスのpHを約1
0〜約11.5に調節し、さらに0.5〜1時間、嫌気
的条件下に保持する。pHの調節は細胞活性を不活化す
るために行われる。嫌気的処理の間の発酵ブロスの温度
は、該温度が微生物を破壊する程高くなければ重要なパ
ラメーターではなく、約15℃〜27℃の範囲の温度が
便宜的に用いられる。この範囲の高領域において最良の
結果が得られた。
【0018】フレノリシンBへの変換及びその回収のた
めの好ましい方法を下記のフローチヤート1において示
す(チヤートには好ましい溶媒が示されている)。
【0019】
【表1】
【0020】好ましくはHPLCアッセイ法により決定
される変換が完了した後、得られるデオキシフレノリシ
ンを発酵ブロスから分離し、集める。適量のいずれかの
酸、好ましくは硫酸又は塩酸を加えることにより発酵ブ
ロスを約2〜5.5のpHに調節し(1)、約3のpH
において溶媒としてその約0.5〜約2倍の体積の低級
アルキルアセテート、好ましくは酢酸エチルと混合する
(2)のが好ましい。発酵ブロス全体及び溶媒混合物を
遠心して溶媒、好ましくは酢酸エチル上澄み液を得る
(3)。抽出ブロス、細胞及び固体を含む重い底相を分
離し、捨てる。残りの溶媒抽出物を次いで約15〜20
g/lのデオキシフレノリシン濃度に濃縮する(4)。
【0021】集められたデオキシフレノリシンを、フレ
ノリシンBに変換する前にさらに処理して不純物を除去
する。上記の溶媒濃縮液をその約0.3〜1倍の体積の
脱イオン水で洗浄するのが好ましい(5)。好ましくは
塩基として適量の水酸化アンモニウムを加えることによ
りpHを約5.5〜6.3に調節し、溶媒濃縮液/水混
合物を約0.25〜0.75時間混合し、相分離のため
に沈降させる(6)。得られる溶媒濃縮液上澄み液を分
離し、適量のいずれかの酸、好ましくは硫酸又は塩酸を
加えることによりそのpHを約2.8〜3.5に調節す
る(7)。溶媒濃縮液相をその約0.12〜0.17倍
の体積の脱イオン水と混合してpH調節を容易にするの
が適している(8)。デオキシフレノリシンを含む溶媒
濃縮液相を水相から分離し(9)、次いで水洗溶媒抽出
濃縮液を油状ペーストとなるまで、又は蒸留液が流出し
なくなるまでさらに濃縮する(10)。
【0022】次いでデオキシフレノリシンを続く回収及
び精製段階の間にフレノリシンBに変換し、回収及び精
製段階はデオキシフレノリシンを好ましくは大気圧より
約0.35〜約0.70kg/cm2の過剰圧力におい
て最高約45℃に温めることを含む(大気圧自身は約
1.033kg/cm2である)。油状ペースト濃縮液
を、収穫された発酵ブロスの残留油含有量に依存してそ
の約12〜18倍の体積の低級アルカノール、例えばメ
タノール又はエタノール、好ましくは前者を用いて抽出
し、アルカノール抽出物中の約7〜約12g/lのデオ
キシフレノリシン濃度とする(11)。アルカノール上
相を集め(12)、適量の水酸化アンモニウムを加える
ことによりそのpHを約6.0〜6.2に調節し、約
0.2〜0.5時間、混合する(13)。次いでアルカ
ノール抽出物を約36℃〜約45℃において、及び約5
〜10psig[平方インチゲージ当たりのポンド、1
4.7psiの常(大気)圧を越える過剰圧力である]
の空気圧において約9〜約16時間温め(反応させ)、
デオキシフレノリシンをフレノリシンBに変換する(1
4)。5〜10psigは約0.35〜0.70kg/
cm2に等しい。反応(変換)は、適量のいずれかの
酸、好ましくは硫酸又は塩酸を加えることによりアルカ
ノール抽出物のpHを約2.8〜約3.4に調節するこ
とによりクエンチする(15)。
【0023】次いでフレノリシンBを結晶化する。アル
カノール、好ましくはメタノール抽出物を約45〜約6
0g/lのフレノリシンB濃度まで濃縮する(16)。
得られる濃縮スラリを0℃〜4℃に約16〜約24時間
冷却し、スラリを濾過し、得られる湿潤ケークをpHが
約2の等量の冷(例えば約1〜15℃の温度範囲、好ま
しくは約4℃)低級アルカノール、好ましくはメタノー
ルを用いて洗浄し、乾燥する(17)。乾燥されたフレ
ノリシンB固体を便宜的にその約10倍の体積の低級
(特にC5-10)アルカン、好ましくはn−ヘキサン中に
約10〜約15分間再スラリ化し、得られるスラリを濾
過し、得られるケークを乾燥する(18)。アルカノー
ル母液を濃縮してフレノリシンの第2の収穫を回収する
ことができる。
【0024】フレノリシンBへの変換及びその回収のた
めの代替法を下記のフローチヤート2に示す(チヤート
中には好ましい溶媒が示されている)。
【0025】
【表2】
【0026】デオキシフレノリシンをフレノリシンBに
変換するためのこの代替法は、上記の方法の水洗段階及
びアルカノール(好ましくはメタノール)抽出段階を省
いてある。この方法は約15〜20g/lのデオキシフ
レノリシン濃度を有する低級アルキルアセテート、好ま
しくは酢酸エチル抽出濃縮液を油状ペーストまで、又は
濃縮液から蒸留液が流出しなくなるまでさらに濃縮する
段階を含む(5’)。油状ペースト濃縮液をその約1〜
3倍の体積の低級アルカン、好ましくはn−ヘキサンと
約0.25〜0.5時間混合して油を溶解する
(6’)。デオキシフレノリシンアルカンスラリを濾過
し、得られるケークをその約2〜3倍の体積の低級(特
にC5-10)アルカン、好ましくはn−ヘキサンを用いて
洗浄し、乾燥する(7’)。固体を低級アルキル、好ま
しくはエチルアセテートに再溶解し、約30〜約55g
/lのデオキシフレノリシン濃度とする(8’)。適量
の水酸化アンモニウムを加えることにより溶液のpHを
約5.9〜約6.8に調節する(9’)。低級アルキル
アセテート溶液を約5〜約10psigのエアブランケ
ット下において、約36℃〜約45℃に約16〜約36
時間温め(反応させ)、デオキシフレノリシンをフレノ
リシンBに変換する(10’)。変換された溶液中のフ
レノリシンBを濃縮して無溶媒フレノリシンBスラリと
する(11’)。スラリをその約1〜約2倍の体積の低
級アルカン、好ましくはn−ヘキサンと混合し(1
2’)、濾過し、得られるケークを乾燥する(1
3’)。
【0027】いずれの方法においても、乾燥されたケー
クを次いで下記のフローチヤート3に示されている通り
に再結晶するのが好ましい(チヤート中には好ましい溶
媒が示されている)。
【0028】
【表3】
【0029】乾燥されたケークを便宜的に低級アルキ
ル、好ましくはエチルアセテートに周囲温度で溶解し、
約70〜約100g/lの濃度とする。溶液を濾過し、
濾液を窒素中及び真空下で、便宜的に約25〜40℃の
温度範囲、好ましくは約35℃で濃縮し、約275〜3
50g/lのフレノリシンB濃度とする。濃縮液を濾過
窒素ブランケット下で冷却し、スラリを冷条件下、便宜
的に約1〜15℃の温度範囲、好ましくは約4℃におい
て濾過する。ケークを冷(例えば上記の温度範囲、好ま
しくは約4℃)25/75v/v%〜50/50v/v
%の低級アルキルアセテート/低級アルカン溶液で、次
いで低級アルカン溶液で洗浄する。溶媒の混合物は酢酸
エチル/n−ヘキサンが好ましく、これらの50/50
v/v%混合物が最も好ましく、続いて用いられる低級
アルカンはn−ヘキサンが好ましい。次いでフレノリシ
ンB結晶を乾燥する。
【0030】以下の実施例は本発明を例示するものであ
る。
【0031】
【実施例】フレノリシンの決定 本発明の方法の以下の実施例において、フレノリシン、
デオキシフレノリシン及びフレノリシンBの分析のため
に以下のHPLCアッセイ法を用いた。HP1050シ
リーズ可変波長検出器、ポンピングシステム及びHP
3396シリーズIIインテグレーターを含むHewl
ett Packard(HP)HPLCシステムを、
C18 Guard−PAKSプレカラムを有するWa
ters HPLCカラム Nova−PakRC18
(3.9x150mm)と共に用いた。カラムは周囲温
度(20〜25℃)及び平方インチ当たり1,800ポ
ンド(psi)/126.5kg/cm2の圧力で操作
した。可動相溶液は0.2ミクロンのフィルターを通し
て濾過され、ヘリウムを用いて脱気された60%の2%
酢酸及び40%のアセトニトリル(v/v)の混合物で
あった。
【0032】HPLCカラムに注入する前に発酵ブロス
試料を酸性メタノール(1:500HCl:メタノー
ル)で10倍に希釈し、0.45ミクロンのフィルター
を通して濾過した。回収及び精製法の間に採取された試
料は、HPLC測定の前に適した体積のメタノールで希
釈し、濾過した。試料は2mlのバイアル中に調製し、
ふたをし、350マイクロ−l/分の吸引速度(dra
w speed)において、ならびに20マイクロ−l
の注入体積、1.2ml/分の流量及び276nmの検
出器波長においてHPLCカラムに自動的に注入した。
キャリブレーション曲線は精製されたフレノリシン化合
物に基づいて調製した。フレノリシン、デオキシフレノ
リシン及びフレノリシンBの場合の保持時間は5.7、
8.1及び11.6分であり、検出器応答因子(g/l
生成物濃度/ピーク面積)はそれぞれ3.40x10E
−8、8.47x10E−9及び9.28x10E−9
である。
【0033】実施例1 American Type Culture Col
ection,Maryland,U.S.A.にAT
CC No.55598として寄託されたストレプトミ
セス・ロセオフルブス突然変異株を発酵のための微生物
として用いた。5%のラクトース及び10%のグリセロ
ールと共に−70℃で凍結された5mlのアリコートで
ある胞子原料を解凍し、系列希釈し、0.5g/lの酵
母抽出物(Amberex 1003,Red Sta
R,Universal Foods)、0.5g/
lのアスパラギン(Sigma)、39g/lのポテト
デキストロース寒天(Difco)及び10g/lの寒
天(Difco)を脱イオン水中に含む寒天プレート上
に広げ、インキュベーター中で27℃において7日間胞
子を成長させた。5g/lの無菌の寒天溶液を用いて胞
子をプレートからこすり落とした。約108の胞子を用
いて6lのErlenmeyerフラスコ中の約1lの
播種培地に接種した。播種培地は脱イオン水中に1l当
たり5gの酵母抽出物(Amberex 1003,R
ed StarR,Universal Food
s)、5gのBactoトリプトン(Difco)、1
0gのグルコース、20gのコーンスターチ(Ecli
pseRN,Staley)及び4gの炭酸カルシウム
(Whittaker Clark Daniels)
を含んだ。フラスコを1分当たり220回転(rpm)
で運転される回転震盪機において27℃で48時間イン
キュベートした。播種培地中で成長した微生物の0.8
lを用い、40lの発酵バッチに接種した。60lの種
接種材料を用い、2,000lの発酵槽中の1,325
lの作用体積(working volume)の発酵
ブロスに接種した。ブロス(1,325l)は最初に、
1リットル当たり50gのとうもろこし油(Welc
h,Holme and Clark)、20gのデキ
ストリン(Sigma IV型)、15gのとうもろこ
し浸漬固体(Roquette)、10gのトウの糖蜜
(Mid−Eastern)、7.5gの蟻酸ナトリウ
ム(Fisher)、3gの酵母抽出物(Ambere
x1003)、4gの硫酸マグネシウム五水和物(Fi
sher)、0.44gの硫酸モノナトリウム五水和物
(Fisher)、4gの炭酸カルシウム(Pfize
r)及び0.3mlの消泡剤(Union Carbi
de,UCONRLB−625,ポリプロピレングリコ
ールモノブチルエーテル)を含んだ。
【0034】発酵は27℃において、5psigの背圧
で、撹拌を160〜280rpmに制御し、暴気を33
6〜672l/分に制御することにより溶解酸素を30
%以上の保持して行われた。発酵ブロスのpHは制御せ
ず、6.5〜8.4と測定された。
【0035】発酵の完了の後(186時間、1,325
l、pH8.2、フレノリシン3.8g/l、デオキシ
フレノリシン0.1g/l)、発酵槽における暴気を止
め、窒素を通過させることにより発酵ブロスから酸素を
除去した。発酵槽の撹拌を280rpmから100rp
mに低下させた。
【0036】冷水を用いて発酵ブロスの温度を27℃か
ら10℃に低下させ、7時間保持し、フレノリシンをデ
オキシフレノリシンに変換した。変換されたブロス
(1,325l、pH7.7、フレノリシン0.2g/
l、デオキシフレノリシン2.9g/l)を、12.9
lの水酸化ナトリウム50%水溶液を用いてpH11.
5に調節し、窒素下で30分間混合した。次いで14l
の濃硫酸を用いてブロスのpHを2.5に調節し、直後
に酢酸エチル(1,325l)を用いて30分間抽出し
た。
【0037】発酵ブロス全体及び酢酸エチル抽出物混合
物をWestfaliaディスク型分離器(disk
type separator)(Model SA−
7−06−076)において280l/時の流量で遠心
した。分離された酢酸エチル抽出物(軽相、1,298
l、pH2.7、フレノリシン0.12g/l、デオキ
シフレノリシン2.91g/l)をワイプト−フィルム
エバポレーター(wiped−film evapor
ator)(Artisan,BD410,EVP−1
22)において、50℃、28”真空(1.9インチ/
48.3mm水銀の絶対圧)及び52l/時の供給流量
で濃縮した。酢酸エチル抽出濃縮液(190l、pH
3.0、デオキシフレノリシン19.5g/l、フレノ
リシン0.83g/l)を93lの脱イオン水で洗浄
し、濃水酸化アンモニウムを用いてpHを6.1に調節
し、30分間混合した。洗浄された酢酸エチル濃縮液を
相分離により分離し、32lの脱イオン水と混合し、濃
塩酸を用いてpH3に調節した。
【0038】分離され、水洗された酢酸エチル抽出濃縮
液層(224l、pH3、デオキシフレノリシン16.
3g/l)を回転蒸発器(50l、容量30l、Buc
hiRotavapor Model 185Ex,E
VP−454)において40℃及び28”真空でさらに
濃縮し、油状ペーストとした。油状ペースト(28l)
を430lのメタノールで抽出した。分離した上相のメ
タノール抽出物(426l、pH3.2、デオキシフレ
ノリシン8.28g/l)を1Mの水酸化アンモニウム
を用いてpH6.1に調節した。pH−調節されたメタ
ノール抽出物を10psigの空気下で38℃に12時
間温め(反応させ)、デオキシフレノリシンをフレノリ
シンBに変換した。1Mの塩酸を用いてメタノール抽出
物をpH3.0に調節することにより反応をクエンチし
た。
【0039】クエンチされたメタノール抽出物(426
l、フレノリシンB7.35g/l、デオキシフレノリ
シン0.2g/l)をワイプトフィルムエバポレーター
において45℃、28”真空及び20l/時供給流量で
濃縮した。濃縮されたメタノール抽出物スラリ(66
l、フレノリシンB46.4g/l)を0℃に終夜冷却
し、フレノリシンBを結晶化し、濾過した(Whatm
an No.1フィルター)。湿潤フレノリシンBケー
クを酸性化された冷メタノール(pH2)で洗浄し、3
0℃において終夜真空乾燥した(25”;4.9インチ
/124.5mm水銀の絶対圧と等しい)。乾燥された
粗フレノリシンB固体をn−ヘキサン(37l)中に再
スラリ化し、油を除去して濾過した。ヘキサン−洗浄さ
れた固体を真空乾燥し、3,060gのフレノリシンB
を90%の純度で得た。
【0040】フレノリシンBの固体を酢酸エチルに溶解
し、80g/lの濃度とすることにより、90%の純度
のフレノリシンBをさらに精製した。フレノリシンBの
酢酸エチル溶液を濾過し(Whatman No.1フ
ィルター)、晶析装置において、窒素下及び25”真空
下において、35℃で濃縮し、300g/lのフレノリ
シンB濃度とした。濃縮液を2.1℃/時でプログラミ
ングされた速度において0℃に16時間冷却した。結晶
化したフレノリシンBを濾過し、冷(4℃)50/50
(v/v%)酢酸エチル及びn−ヘキサンで洗浄し、真
空下で乾燥して2,640gのフレノリシンBを98.
5%の純度で得た。
【0041】実施例2 ストレプトミセス・ロセオフルブス種接種材料調製、菌
糸体発酵、発酵ブロス中におけるデオキシフレノリシン
へのフレノリシン変換、酢酸エチルを用いたブロス全体
の抽出、遠心及び酢酸エチル抽出物濃縮法は、実施例1
に記載の方法と同一である。酢酸エチル抽出濃縮液(2
6l、デオキシフレノリシン19.8g/l、フレノリ
シン1.4g/l)を回転蒸発器において、40℃及び
28”真空(1.9インチ/48.3mm水銀の絶対
圧)でさらに濃縮し、油状ペーストとなるまで残留酢酸
エチルを蒸留した。油状ペースト(12l、デオキシフ
レノリシン42g/l)を18lのn−ヘキサンに加
え、全体を0.5時間混合して油を溶解した。デオキシ
フレノリシン ヘキサン スラリを25”真空下(4.
9インチ/124.5mm水銀の絶対圧)でWhatm
an濾紙を用いて濾過した。粗デオキシフレノリシンケ
ーク(816g、純度56%)を3lのn−ヘキサンで
洗浄し、真空炉(25”)において30℃で終夜乾燥し
た。合わせた濾液及びヘキサン洗浄液(32l、デオキ
シフレノリシン1.4g/l)は濃縮して再循環するこ
とができる。
【0042】濾過され、乾燥された粗デオキシフレノリ
シン固体(816g、純度56%)を、45g/lのデ
オキシフレノリシン濃度まで酢酸エチル(10l)に再
溶解した。酢酸エチル中のデオキシフレノリシンの溶液
のpHを、水酸化アンモニウムを用いてpH6.1に調
節した。混合し、酢酸エチルを還流させながら溶液を4
5℃に加熱し、混合容器を5〜10psigにおいて空
気でガスシールした。反応の間の溶液のpHは、水酸化
アンモニウムを加えて5.9〜6.1に保持した。デオ
キシフレノリシンは24時間で92%の変換率でフレノ
リシンBに変換された。酢酸エチル中の変換されたフレ
ノリシンBの溶液(9.5l、フレノリシンB43g/
l)を回転蒸発器において40℃及び28”真空で濃縮
し、酢酸エチルを蒸発させた。無溶媒粗フレノリシンB
固体スラリ(1.2l)を2.4lのn−ヘキサンと混
合し、25”真空下でWhatman濾紙を用いて濾過
し、n−ヘキサンで洗浄し、30℃で終夜真空炉(2
5”)乾燥した。フレノリシンB固体(445g、純度
87%)を実施例1に記載の方法と同一の再結晶法を用
いてさらに精製することができる。
【0043】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0044】1.a)好気的条件下でフレノリシンを生
産しうる微生物を含むブロスを発酵させてフレノリシン
を生成せしめ、次いでb)フレノリシンを同ブロス中で
嫌気的条件下にデオキシフレノリシンに変換し、そして
所望に応じてc)続く回収及び精製段階の間にデオキシ
フレノリシンをフレノリシンBに変換することを特徴と
するデオキシフレノリシン及び所望に応じてフレノリシ
ンBを製造するための方法。
【0045】2.微生物がストレプトミセス・ロセオフ
ルブスの突然変異株である上記1項に記載の方法。
【0046】3.微生物がAmerican Type
Culture CollectionにATCC
No.55598として寄託されたストレプトミセス・
ロセオフルブスの突然変異株である上記1又は2項に記
載の方法。
【0047】4.段階b)が、フレノリシンの力価がそ
の最大又はおおよそその最大に達した時点から窒素を用
いてブロスから酸素を除去することを含む上記1〜3項
のいずれか1つに記載の方法。
【0048】5.段階b)がさらに、ブロスを約7.0
〜約9.0のpHにおいて嫌気的条件下に約2〜約8時
間保持することを含む上記4項に記載の方法。
【0049】6.pHが約7.5〜約8.4である上記
5項に記載の方法。
【0050】7.変換の完了が確定した後、適量の塩基
を添加によりブロスのpHを約10〜約11.5に調節
し、さらに0.5〜1時間、嫌気的条件下に保持する上
記4〜6項のいずれか1つに記載の方法。
【0051】8.段階c)が、デオキシフレノリシンを
最高約45℃の温度に加温することを含む上記1〜7項
のいずれか1つに記載の方法。
【0052】9.加温を、大気圧を約0.35〜約0.
70kg/cm2越える過剰圧力において行う上記8項
に記載の方法。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:465) (C12P 17/18 C12R 1:465) (72)発明者 セロン・エドウイン・ハーマン アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07405 キネロン・チルホウイードライブ18 (72)発明者 ジー−ハン・シー アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07054 −2260パーシパニイ・グリーンブライアー ロード9 (72)発明者 ニクヒル・スレシユチヤンドラ・メータ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07039 リビングストン・マーテインロード89 (72)発明者 ビシユバ・ループ・ライ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07869 ランドルフ・スパロウロード16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)好気的条件下でフレノリシンを生産
    しうることができる微生物を含むブロスを発酵させてフ
    レノリシンを生成せしめ、次いでb)フレノリシンを同
    ブロス中で嫌気的条件下にデオキシフレノリシンに変換
    し、そして所望に応じてc)続く回収及び精製段階の間
    にデオキシフレノリシンをフレノリシンBに変換するこ
    とを特徴とするデオキシフレノリシン及び所望に応じて
    フレノリシンBを製造するための方法。
  2. 【請求項2】 微生物がAmerican Type
    Culture CollectionにATCC N
    o.55598として寄託されたストレプトミセス・ロ
    セオフルブス(Streptomyces roseo
    fulvus)の突然変異株である請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 段階c)が、デオキシフレノリシンを最
    高約45℃の温度に加温することを含む請求項1又は2
    に記載の方法。
JP7258229A 1994-09-14 1995-09-12 デオキシフレノリシンの新規製造法 Pending JPH0889270A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/305,625 US5593870A (en) 1994-09-14 1994-09-14 Process for producing frenolicin B
US305625 1994-09-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0889270A true JPH0889270A (ja) 1996-04-09

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ID=23181604

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JP7258229A Pending JPH0889270A (ja) 1994-09-14 1995-09-12 デオキシフレノリシンの新規製造法

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EP (1) EP0702086A1 (ja)
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CN (1) CN1129740A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0806480A3 (en) * 1996-05-07 1999-11-24 F. Hoffmann-La Roche Ag Frenolicin gene cluster
CN111134129B (zh) * 2020-01-10 2021-07-20 东北农业大学 福临霉素在抑制引起植物病害的病原真菌活性中的应用

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US3452051A (en) * 1967-09-01 1969-06-24 American Cyanamid Co Deoxyfrenolicins
JPS5814439B2 (ja) * 1978-02-17 1983-03-18 北里研究所(社団法人) 新規化合物フレノリシンbおよびその製造法

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KR960010870A (ko) 1996-04-20
EP0702086A1 (en) 1996-03-20
CN1129740A (zh) 1996-08-28
US5593870A (en) 1997-01-14

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